JP2004504127A - 重相固形物用のバッフルを有しているデカンタ型の遠心分離機 - Google Patents
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Abstract
デカンタ型の遠心分離機が、重相物質を供給混合物内の液体から分離するように構成されている。デカンタ型の遠心分離機は、遠心力によって重相物質を液体供給混合物から分離するために自身の長軸を中心として回転可能なボウルを有している。ボウルは、通常は、円筒状部分および一方の端部の切頭円錐形部分を有している。固形物の排出部が、ボウルの切頭円錐形部分の狭くなった端部に設けられている。スクリューコンベヤが、ボウル内で回転するように同軸に取り付けられており、ボウルの内壁に近接した位置へ半径方向外側に延びているらせん状のコンベヤフライトを有している。コンベヤは、ボウルに対してある相対速度で回転して、分離された重相物質を重相排出部の方へ搬送するようになっている。ディスク状のバッフルが、コンベヤハブから半径方向外側に延びており、ボウルの壁に沿って搬送されている分離された重相物質中に張り出すようになっている。棚状部が、ディスクと、コンベヤフライトの前面部分、すなわち搬送部分との間に設置されている。その棚状部は、半径方向に延びている直線との間に45度よりも大きい角度を実質的になしており、外側を向いた凸状の表面を好ましくは有している。
Description
【0001】
発明の分野
本発明は遠心分離機に関し、特にデカンタ型の遠心分離機に関する。本発明は、特に、排出部の方へ固形物を送るのを制限する堰の役割をするバッフル等を有している遠心分離機向けのものである。
【0002】
発明の背景
デカンタ型の遠心分離機は、通常は、実質的に無孔質の円筒形部分および切頭円錐形状の端部を有している、回転するボウルを備えている。そのボウルを回転させると、液状の供給混合物をその成分要素に分離する遠心力が生じる。ボウル内の供給混合物は、ボウルの壁の内側に沿っている、分離された重い物質の輪、すなわち層と、その重い物質の層の半径方向内側の比較的軽い物質の輪、すなわち層とを含む円筒形の溜まりを形成する。
【0003】
「重相」および「軽相」という用語は、時折、遠心力を加えることによって供給混合物から分離された物質を表現するために用いる。コンベヤを備えているデカンタ型の遠心分離機においては、軽相物質は通常は液体であり、重相物質は通常は固形物と液体との混合物である。ボウルの中に導入された液状の供給混合物、すなわちスラリーは、一般に、その中に含まれる懸濁した固形物または他の不溶性物質の、ある特定の濃度を有している。これらの固形物は、粗い固形物、細かい固形物、および液体を含む重相を回転するボウル内に形成するように、遠心力によって凝縮される。
【0004】
デカンタ型の遠心分離機においては、同軸に取り付けられたスクリューコンベヤがボウルとは僅かに異なる速度でボウルの内部で回転する。スクリューコンベヤのフライトは、分離された重相をボウルの壁の内側に沿ってボウルの切頭円錐形の端部の方へ押し付ける。分離された重相用の排出ポートは、ボウルの切頭円錐形部分の比較的小さな直径の端部に位置している。分離された軽相の液体は、円筒形の溜まりから別個の排出開口または排出ポートを経由して流れることによって排出される。軽相液体排出ポートは、通常は、ボウルの、重相排出部とは反対側の端部に位置している。
【0005】
供給混合物からの重相物質の分離は、ボウル内における混合物の滞在時間、供給速度、軽相の液体に対する重相の固形物の比重の差、および重相物質と軽相物質とを分離して排出するための遠心分離機の能力の関係による。デカンタ型の遠心分離機の目的は、凝縮した重相と不純物を除いた液体とを分離して排出することである。重相が排出されるためには、重相は、ボウルの切頭円錐形端部の内側表面のビーチ(beach)と呼ばれている傾斜面を上方に、そのビーチに沿って下方である(重相排出部から離れる)、反対方向に作用する遠心力成分に抗して動かされなければならない。
【0006】
デカンタ型の遠心分離機の1つの種類が、Leeの米国特許第3,795,361号に示されている。この遠心分離機は、中央コンベヤハブと、ボウルの長軸方向の長さの少なくとも一部分にわたって延びているらせん状に形成されたコンベヤフライトとを有するコンベヤを備えている。供給パイプが、コンベヤの軸に沿って延び、コンベヤハブ内の供給室内に終端している。供給混合物は、その供給パイプを通して供給室中に導入される。供給物は、供給物に半径方向速度と接線方向速度を与える加速翼板に食い込む。供給物がある速度まで達すると、供給物は、供給路を経て供給室から出て、分離が行われる遠心分離機のボウルの中へ排出される。遠心分離機は、コンベヤハブ上に取り付けられたバッフル、すなわち隔壁を有している。一例では、バッフルはボウルの円筒状部分と切頭円錐形部分との間の接続部の近くに取り付けられたラジアルディスクである。他の例では、バッフルはボウルの切頭円錐形部分の中に取り付けられた円錐構造である。バッフルは、円錐状であれディスク状であれ、コンベヤハブから半径方向に延びて重相固形物層中を通り抜けて、環状の流体シールを形成している。さらに、軽相排出部の半径方向位置は、重相排出部の位置の内側に位置している。この関係は、バッフルが重相層中を通り抜けることと一緒になって、固形物をビーチの上方に排出部の方向に押し上げる助けとなる遠心力による水頭を生じる。Leeの米国特許第3,795,361号は、参照によって本明細書に包含されている。
【0007】
固形物の排出の助けになるバッフルおよび遠心力による水頭の利用法に関する変形例が知られている。例えば、Highらの米国特許第3,934,792号は、コンベヤフライトの2つの隣接した部分の間に延びている軸性のバッフルを示している。また、Shapiroの米国特許第5,354,255号は、コンベヤハブ内の不連続部の内部に形成された開口供給室に隣接配置された放射状のバッフルを有するデカンタ型の遠心分離機を開示している。コンベヤの構造を完全にするために、複数の翼板が供給室を横切って延びている。リボン型のコンベヤフライトがボウルの分離部に設けられている。
【0008】
バッフルをコンベヤハブ上に位置決めする際に、バッフルがコンベヤフライトのらせんと交わる狭い領域が生じる。固形物はボウルと共に回転し、かつコンベヤの回転速度が異なるので、固形物はコンベヤフライトによってボウルの一方の端部にある重相排出ポートの方へ軸方向に進められる。また、この動きによって、重相はフライトとバッフルとの間の狭い領域内に押し込められ、すなわち詰め込められ、その結果、バッフルとフライトを曲げ、コンベヤを不安定にすることがある固形物の詰まりが生じる。
【0009】
発明の概要
本発明は、特に、自身の長軸を中心として回転可能なボウルと、ボウルに対してある相対速度で回転する、同軸に取り付けられたスクリューコンベヤとを有するタイプのデカンタ型の遠心分離機に関する。このスクリューコンベヤは、ボウルの内壁に近接する位置へ半径方向外側に延びていて、分離された重相物質をボウルの重相排出部の方へ搬送する、らせん状に形成されたコンベヤフライトを有している。バッフルが、コンベヤハブから延び、分離された重相物質中へ張り出すようになっている。棚状部が、バッフルとコンベヤフライトとの間の狭くなった領域を塞ぐために、バッフルと、コンベヤフライトの前方部分、すなわち搬送部分との間に設置されている。
【0010】
本発明の一実施態様では、棚状部は、半径方向に延びている任意の直線に対して45度よりも大きい角度、好ましくは60度から75度の範囲の角度をなしている。
【0011】
本発明の他の実施態様では、棚状部は湾曲しており、外側に向いている凸状の表面を有している。湾曲した棚状部は、半径方向に延びている直線に対して45度よりも大きい角度、好ましくは60度から75度の範囲の角度をなすことが好ましい。
【0012】
本発明のさらに他の実施態様では、棚状部は、コンベヤフライトの隣接する部分の間を延びることによってバッフルを形成している。棚状のバッフルは、湾曲しており、45度よりも大きな角度を有していることが好ましい。
【0013】
本発明を説明する目的で、現在のところ望ましい形態が図面に示されているが、本発明は、図示したまさにその構成および手段に限定されないことが理解されるであろう。
【0014】
図の詳細な説明
同一の番号が同一の構成要素を示している複数の図面には、デカンタ型の遠心分離機の種々の実施形態が示されている。図1には、Leeの米国特許第3,795,361号による重相固形物用のディスクを有する従来技術のデカンタ型の遠心分離機のコンベヤの一部が示されている。スクリューコンベヤ20は、自身の中心長軸17を中心として回転するために取り付けられている、長軸方向に延びているハブ16を全体にわたって有している。コンベヤ20は、右側端から見たときに時計方向(矢印14を参照のこと)に回転するようになっている。一部が図示され、全体として番号18によって示されているらせん状のコンベヤフライトが、コンベヤハブ16から延びている。ディスク型のバッフル22が、コンベヤハブ16からコンベヤフライト18の隣接した部分の半径方向の周囲の半径方向内側の位置へ半径方向に延びている。この説明の目的で、コンベヤ20は、コンベヤ20と同じ向きであるが、コンベヤ20よりも僅かに早い速度で回転しているボウル(この図には示されていない)と共に、矢印14によって示されているように回転している。ディスク22は、(図1における)右側の固形物排出部に向かって軸方向に搬送される重相固形物用の狭窄部を形成している。
【0015】
重相固形物は通常はボウルによって運ばれるので、重相固形物はらせん状のコンベヤフライト18の前面とディスク22の背面との間のくさび形の空間24の中へ移動させられる。コンベヤとディスクとの間の接続部が継続して前進する重相物質に対する狭窄部を形成し、くさび形の空間24内に固形物の詰まりが起こることがある。この固形物の詰まりによってディスク22とコンベヤフライト18とを互いに引き離すような力が働き、両者に損傷を引き起こすおそれがある。
【0016】
さらに、くさび形の空間内に詰め込まれた固形物は、通常の、その場で清掃する様式の処理によって除去することができない。詰まった固形物によって、排出部に向かって移動するためにディスクの下を進まなければならない固形物に対する余分な抵抗が生じる。排出部に向かって移動している固形物は、詰まった固形物に対して、ディスクの金属と比べてより大きな摩擦係数を受けるであろう。その結果、詰まっている固形物に固形物がさらに付着し、ディスクの所望の働きに対する妨げとなる。
【0017】
従来技術の他の例が図2に示されている。細長い棚状部26が、コンベヤハブ16の取り付け部38からディスク22の周囲縁の近くの位置へ延びて設けられている。棚状部26は、ディスク22の背面とコンベヤフライト18の前面との間の間隙を跨いでいる。コンベヤ20の回転を安定させることの助けとなるように、釣り合いおもり34が、ディスク22の、棚状部に対して半径方向のほぼ反対側の面上に設けられている。この棚状部は、適切な位置に溶接される別部材として形成してもよく、また、コンベヤフライトの前面に交わるように軸方向に曲げられた、ディスクの縁上の湾曲した延長部で形成してもよい。しかし、この構成が原因で、若干の処理の不都合がときどき起こり、固形物の詰まりが依然として起こり得る。
【0018】
重相固形物質は、図2の矢印46によって示されているように、概ねコンベヤの回転方向14に動く。固形物がディスク22の端部に近づくに従って、固形物は棚状部26の上を棚状部に沿うように方向付けられる。これにより、ディスクによる流体シールが完全に行われ、適用例によっては、ディスクとコンベヤフライトとの間の固形物の詰まりが防止される。図2に示し、上記のように説明したタイプの公知の遠心分離機では、半径方向の直線Rと棚状部26との間の角度θは35度よりも小さい。遠心分離機の他の公知の形態では、棚状部は、70度の角度を有している半径方向内側の部分と約35度の半径方向外側の部分とを有している。
【0019】
図3には、本発明の一実施形態が示されている。長軸17を中心としてコンベヤ20と同軸に取り付けられた、遠心分離機の無孔質のボウル32の断面が示されている。実質的に中空のコンベヤハブ16がボウル32の長さに延びている。らせん状のコンベヤフライト18が、コンベヤハブ16に取り付けられ、ボウル32の内面の近くの位置へ延びている。ボウルの切頭円錐形の部分33は、その狭くなった端部に重相排出開口29を有している。ディスク型のバッフル22がハブ16から張り出している。図示した実施形態におけるボウル32とコンベヤ20は、ボウルがコンベヤよりも僅かに速く回転しながら、時計回りの方向14(右側、すなわち固形物排出部29の端部から見たときに軸17に沿って見える)に回転する。液体排出部は、図3には図示されていないが、ボウルの左端に位置するようになっている。しかし、コンベヤ、ボウル、およびバッフルの他の構成は、公知であって考慮に入れられていることを言及しておく。
【0020】
図4によって明確に示されている、本実施形態における棚状部40は、湾曲している。半径方向内側の端部42は溶接38によってコンベヤハブ16に取り付けられており、半径方向外側の縁44は、ディスク22の半径方向の周囲の近傍に位置している。棚状部40の湾曲は凸状であり、基本的に半径方向外側を向いている。その湾曲は棚状部の大部分にわたって延びていることが好ましい。半径方向の直線Rと棚状部40上の任意の点との角度θは、45度よりも大きく、60度から75度の範囲であることが好ましい。これによって、重相固形物は、流体シールを維持しつつも、矢印46によって示されているように棚状部40の下を動くことが可能になる。棚状部40は、フライト18の面とディスク22の面との両方に取り付けられており、フライトと棚状部との間隔が広がることを防止している。
【0021】
図3および図4に示した実施形態は湾曲した棚状部40を有しているが、他の形態を用いることも可能であると考えられる。代替案として、棚状部は比較的真っ直ぐな平板であってもよく、また、その上に、1または2以上の段、たわみ、または湾曲部分を有していてもよい。各々の、または、これらの代替案において、棚状部の大部分に沿う角度θは、特に張り出した縁に近い領域において、45度よりも大きい角度になるであろう。この角度は、固形物の詰まりを形成することなく、最も水分を含んでいない固形物のみをバッフルの下に通して、重相の固形物で流体シールを生じさせるのに充分な狭窄部を形成する。
【0022】
図5に示されている実施形態においては、コンベヤフライト18の前面、すなわち搬送面が一続きのタイル50を有している。Brautigamの米国特許第3,764,062号、およびShapiroの米国特許第4,328,925号によって教示されているように、タイルは、通常は、コンベヤフライト8の遠位縁の表面を固くする目的で用いられる。図示されているように、タイル50は、Cadwellの米国特許第4,449,967号に記載されているような凹形の鋤形の搬送表面を有している。鋤形のタイルは、比較的水分のない物質を半径方向内側に動かして処理中の重相から更に多くの液体を放出させるように、重相の固形物を掘り返すために設けられている。
【0023】
コンベヤフライト18上のタイル50によって、棚状部40の遠位端44は、棚状部の幅が充分に広くない場合には、コンベヤフライトとの接続部50に狭窄部を形成する。この潜在的な問題は、ディスク22の領域で鋤形のタイルを平らなタイルに置き換えるか、または、タイルとの間に軸方向の狭窄部が生じるのを防ぐために棚状部44の幅を充分に広いままにしておくことによって対処することができる。ディスクは、位置50まで連続するのでなく、位置52で終端するであろう。
【0024】
上記の実施形態では、ディスクやコーン等の形状のラジアル型のバッフルについて言及した。米国特許第3,934,792号によって考察されているような軸型のバッフルを用いた他の実施形態を構成することができるであろう。図6に図示されているように、軸方向のバッフルが棚状部60によって形成されている。棚状部60は、コンベヤフライト18の隣接した部分の間を軸方向に延びている。バッフル60の半径方向内側の縁62はコンベヤハブ16に固定されている。バッフル60は、ハブ16から離れた所に凸状の湾曲を形成しており、ボウルの壁32,33およびコンベヤフライト18の張り出した縁の内側に位置している半径方向外側の周囲縁63を有している。バッフル60は、周囲縁63を越えて半径方向内側に進んで湾曲64まで延びていてもよい。バッフルによる狭窄部は張り出した縁部63に形成されている。棚状部60の最大幅は、コンベヤフライトのピッチと等しいであろう。
【0025】
代替案として、棚状部は、追加の半径方向延長部と共に、コンベヤフライト間の距離の一部分を軸方向に延びることができるであろう。その半径方向延長部は、棚状部の外表面から突出した、すなわち半径方向延長部の一部分であるラジアルディスク(不図示)、または棚状部の周囲縁から延びている軸方向プレート(不図示)のいずれかによって形成されている。
【0026】
図6に図示されているように、棚状部60は、ボウルの切頭円錐形部分33の内壁と実質的に平行な周囲縁63を有している。代替案として、棚状部は、軸17と平行に、または、重相用の狭窄部を形成する任意の角度に構成されていてもよい。また、棚状部の周囲縁は、遠心分離機の軸方向以外の方向に、コンベヤフライトの隣接する部分の間を延びていてもよい。
【0027】
全ての実施形態に関して、釣り合いおもり34をバッフルまたはコンベヤハブ上の棚状部と反対側の位置に設けてもよい。釣り合いおもりの重心は、コンベヤが、水分を含んでいるときといないときの両方の動作において平衡を維持するように、棚状部の重心の反対側で、かつ棚状部の重心と本質的に同一の半径の位置であるようになっている。
【0028】
本発明は、その趣旨および本質的な属性から逸脱することなく、他の特定の形態に具現化することが可能であり、したがって、本発明の範囲を表すことに関しては、前述の明細書よりも添付の請求の範囲を参照すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】重相固形物用のディスクを有する従来のデカンタ型の遠心分離機のコンベヤの一部を示す図である。
【図2】重相固形物用のバッフル構造を有するデカンタ型の遠心分離機のコンベヤの部分断面図である。
【図3】本発明を組み込んだデカンタ型の遠心分離機の側面断面図である。
【図4】本発明を組み込んだデカンタ型の遠心分離機の、図3の4−4線に沿って切断した部分断面図である。
【図5】本発明を備えたデカンタ型の遠心分離機の一部を示す図である。
【図6】本発明の他の実施形態を備えたデカンタ型の遠心分離機の一部を示す図である。
発明の分野
本発明は遠心分離機に関し、特にデカンタ型の遠心分離機に関する。本発明は、特に、排出部の方へ固形物を送るのを制限する堰の役割をするバッフル等を有している遠心分離機向けのものである。
【0002】
発明の背景
デカンタ型の遠心分離機は、通常は、実質的に無孔質の円筒形部分および切頭円錐形状の端部を有している、回転するボウルを備えている。そのボウルを回転させると、液状の供給混合物をその成分要素に分離する遠心力が生じる。ボウル内の供給混合物は、ボウルの壁の内側に沿っている、分離された重い物質の輪、すなわち層と、その重い物質の層の半径方向内側の比較的軽い物質の輪、すなわち層とを含む円筒形の溜まりを形成する。
【0003】
「重相」および「軽相」という用語は、時折、遠心力を加えることによって供給混合物から分離された物質を表現するために用いる。コンベヤを備えているデカンタ型の遠心分離機においては、軽相物質は通常は液体であり、重相物質は通常は固形物と液体との混合物である。ボウルの中に導入された液状の供給混合物、すなわちスラリーは、一般に、その中に含まれる懸濁した固形物または他の不溶性物質の、ある特定の濃度を有している。これらの固形物は、粗い固形物、細かい固形物、および液体を含む重相を回転するボウル内に形成するように、遠心力によって凝縮される。
【0004】
デカンタ型の遠心分離機においては、同軸に取り付けられたスクリューコンベヤがボウルとは僅かに異なる速度でボウルの内部で回転する。スクリューコンベヤのフライトは、分離された重相をボウルの壁の内側に沿ってボウルの切頭円錐形の端部の方へ押し付ける。分離された重相用の排出ポートは、ボウルの切頭円錐形部分の比較的小さな直径の端部に位置している。分離された軽相の液体は、円筒形の溜まりから別個の排出開口または排出ポートを経由して流れることによって排出される。軽相液体排出ポートは、通常は、ボウルの、重相排出部とは反対側の端部に位置している。
【0005】
供給混合物からの重相物質の分離は、ボウル内における混合物の滞在時間、供給速度、軽相の液体に対する重相の固形物の比重の差、および重相物質と軽相物質とを分離して排出するための遠心分離機の能力の関係による。デカンタ型の遠心分離機の目的は、凝縮した重相と不純物を除いた液体とを分離して排出することである。重相が排出されるためには、重相は、ボウルの切頭円錐形端部の内側表面のビーチ(beach)と呼ばれている傾斜面を上方に、そのビーチに沿って下方である(重相排出部から離れる)、反対方向に作用する遠心力成分に抗して動かされなければならない。
【0006】
デカンタ型の遠心分離機の1つの種類が、Leeの米国特許第3,795,361号に示されている。この遠心分離機は、中央コンベヤハブと、ボウルの長軸方向の長さの少なくとも一部分にわたって延びているらせん状に形成されたコンベヤフライトとを有するコンベヤを備えている。供給パイプが、コンベヤの軸に沿って延び、コンベヤハブ内の供給室内に終端している。供給混合物は、その供給パイプを通して供給室中に導入される。供給物は、供給物に半径方向速度と接線方向速度を与える加速翼板に食い込む。供給物がある速度まで達すると、供給物は、供給路を経て供給室から出て、分離が行われる遠心分離機のボウルの中へ排出される。遠心分離機は、コンベヤハブ上に取り付けられたバッフル、すなわち隔壁を有している。一例では、バッフルはボウルの円筒状部分と切頭円錐形部分との間の接続部の近くに取り付けられたラジアルディスクである。他の例では、バッフルはボウルの切頭円錐形部分の中に取り付けられた円錐構造である。バッフルは、円錐状であれディスク状であれ、コンベヤハブから半径方向に延びて重相固形物層中を通り抜けて、環状の流体シールを形成している。さらに、軽相排出部の半径方向位置は、重相排出部の位置の内側に位置している。この関係は、バッフルが重相層中を通り抜けることと一緒になって、固形物をビーチの上方に排出部の方向に押し上げる助けとなる遠心力による水頭を生じる。Leeの米国特許第3,795,361号は、参照によって本明細書に包含されている。
【0007】
固形物の排出の助けになるバッフルおよび遠心力による水頭の利用法に関する変形例が知られている。例えば、Highらの米国特許第3,934,792号は、コンベヤフライトの2つの隣接した部分の間に延びている軸性のバッフルを示している。また、Shapiroの米国特許第5,354,255号は、コンベヤハブ内の不連続部の内部に形成された開口供給室に隣接配置された放射状のバッフルを有するデカンタ型の遠心分離機を開示している。コンベヤの構造を完全にするために、複数の翼板が供給室を横切って延びている。リボン型のコンベヤフライトがボウルの分離部に設けられている。
【0008】
バッフルをコンベヤハブ上に位置決めする際に、バッフルがコンベヤフライトのらせんと交わる狭い領域が生じる。固形物はボウルと共に回転し、かつコンベヤの回転速度が異なるので、固形物はコンベヤフライトによってボウルの一方の端部にある重相排出ポートの方へ軸方向に進められる。また、この動きによって、重相はフライトとバッフルとの間の狭い領域内に押し込められ、すなわち詰め込められ、その結果、バッフルとフライトを曲げ、コンベヤを不安定にすることがある固形物の詰まりが生じる。
【0009】
発明の概要
本発明は、特に、自身の長軸を中心として回転可能なボウルと、ボウルに対してある相対速度で回転する、同軸に取り付けられたスクリューコンベヤとを有するタイプのデカンタ型の遠心分離機に関する。このスクリューコンベヤは、ボウルの内壁に近接する位置へ半径方向外側に延びていて、分離された重相物質をボウルの重相排出部の方へ搬送する、らせん状に形成されたコンベヤフライトを有している。バッフルが、コンベヤハブから延び、分離された重相物質中へ張り出すようになっている。棚状部が、バッフルとコンベヤフライトとの間の狭くなった領域を塞ぐために、バッフルと、コンベヤフライトの前方部分、すなわち搬送部分との間に設置されている。
【0010】
本発明の一実施態様では、棚状部は、半径方向に延びている任意の直線に対して45度よりも大きい角度、好ましくは60度から75度の範囲の角度をなしている。
【0011】
本発明の他の実施態様では、棚状部は湾曲しており、外側に向いている凸状の表面を有している。湾曲した棚状部は、半径方向に延びている直線に対して45度よりも大きい角度、好ましくは60度から75度の範囲の角度をなすことが好ましい。
【0012】
本発明のさらに他の実施態様では、棚状部は、コンベヤフライトの隣接する部分の間を延びることによってバッフルを形成している。棚状のバッフルは、湾曲しており、45度よりも大きな角度を有していることが好ましい。
【0013】
本発明を説明する目的で、現在のところ望ましい形態が図面に示されているが、本発明は、図示したまさにその構成および手段に限定されないことが理解されるであろう。
【0014】
図の詳細な説明
同一の番号が同一の構成要素を示している複数の図面には、デカンタ型の遠心分離機の種々の実施形態が示されている。図1には、Leeの米国特許第3,795,361号による重相固形物用のディスクを有する従来技術のデカンタ型の遠心分離機のコンベヤの一部が示されている。スクリューコンベヤ20は、自身の中心長軸17を中心として回転するために取り付けられている、長軸方向に延びているハブ16を全体にわたって有している。コンベヤ20は、右側端から見たときに時計方向(矢印14を参照のこと)に回転するようになっている。一部が図示され、全体として番号18によって示されているらせん状のコンベヤフライトが、コンベヤハブ16から延びている。ディスク型のバッフル22が、コンベヤハブ16からコンベヤフライト18の隣接した部分の半径方向の周囲の半径方向内側の位置へ半径方向に延びている。この説明の目的で、コンベヤ20は、コンベヤ20と同じ向きであるが、コンベヤ20よりも僅かに早い速度で回転しているボウル(この図には示されていない)と共に、矢印14によって示されているように回転している。ディスク22は、(図1における)右側の固形物排出部に向かって軸方向に搬送される重相固形物用の狭窄部を形成している。
【0015】
重相固形物は通常はボウルによって運ばれるので、重相固形物はらせん状のコンベヤフライト18の前面とディスク22の背面との間のくさび形の空間24の中へ移動させられる。コンベヤとディスクとの間の接続部が継続して前進する重相物質に対する狭窄部を形成し、くさび形の空間24内に固形物の詰まりが起こることがある。この固形物の詰まりによってディスク22とコンベヤフライト18とを互いに引き離すような力が働き、両者に損傷を引き起こすおそれがある。
【0016】
さらに、くさび形の空間内に詰め込まれた固形物は、通常の、その場で清掃する様式の処理によって除去することができない。詰まった固形物によって、排出部に向かって移動するためにディスクの下を進まなければならない固形物に対する余分な抵抗が生じる。排出部に向かって移動している固形物は、詰まった固形物に対して、ディスクの金属と比べてより大きな摩擦係数を受けるであろう。その結果、詰まっている固形物に固形物がさらに付着し、ディスクの所望の働きに対する妨げとなる。
【0017】
従来技術の他の例が図2に示されている。細長い棚状部26が、コンベヤハブ16の取り付け部38からディスク22の周囲縁の近くの位置へ延びて設けられている。棚状部26は、ディスク22の背面とコンベヤフライト18の前面との間の間隙を跨いでいる。コンベヤ20の回転を安定させることの助けとなるように、釣り合いおもり34が、ディスク22の、棚状部に対して半径方向のほぼ反対側の面上に設けられている。この棚状部は、適切な位置に溶接される別部材として形成してもよく、また、コンベヤフライトの前面に交わるように軸方向に曲げられた、ディスクの縁上の湾曲した延長部で形成してもよい。しかし、この構成が原因で、若干の処理の不都合がときどき起こり、固形物の詰まりが依然として起こり得る。
【0018】
重相固形物質は、図2の矢印46によって示されているように、概ねコンベヤの回転方向14に動く。固形物がディスク22の端部に近づくに従って、固形物は棚状部26の上を棚状部に沿うように方向付けられる。これにより、ディスクによる流体シールが完全に行われ、適用例によっては、ディスクとコンベヤフライトとの間の固形物の詰まりが防止される。図2に示し、上記のように説明したタイプの公知の遠心分離機では、半径方向の直線Rと棚状部26との間の角度θは35度よりも小さい。遠心分離機の他の公知の形態では、棚状部は、70度の角度を有している半径方向内側の部分と約35度の半径方向外側の部分とを有している。
【0019】
図3には、本発明の一実施形態が示されている。長軸17を中心としてコンベヤ20と同軸に取り付けられた、遠心分離機の無孔質のボウル32の断面が示されている。実質的に中空のコンベヤハブ16がボウル32の長さに延びている。らせん状のコンベヤフライト18が、コンベヤハブ16に取り付けられ、ボウル32の内面の近くの位置へ延びている。ボウルの切頭円錐形の部分33は、その狭くなった端部に重相排出開口29を有している。ディスク型のバッフル22がハブ16から張り出している。図示した実施形態におけるボウル32とコンベヤ20は、ボウルがコンベヤよりも僅かに速く回転しながら、時計回りの方向14(右側、すなわち固形物排出部29の端部から見たときに軸17に沿って見える)に回転する。液体排出部は、図3には図示されていないが、ボウルの左端に位置するようになっている。しかし、コンベヤ、ボウル、およびバッフルの他の構成は、公知であって考慮に入れられていることを言及しておく。
【0020】
図4によって明確に示されている、本実施形態における棚状部40は、湾曲している。半径方向内側の端部42は溶接38によってコンベヤハブ16に取り付けられており、半径方向外側の縁44は、ディスク22の半径方向の周囲の近傍に位置している。棚状部40の湾曲は凸状であり、基本的に半径方向外側を向いている。その湾曲は棚状部の大部分にわたって延びていることが好ましい。半径方向の直線Rと棚状部40上の任意の点との角度θは、45度よりも大きく、60度から75度の範囲であることが好ましい。これによって、重相固形物は、流体シールを維持しつつも、矢印46によって示されているように棚状部40の下を動くことが可能になる。棚状部40は、フライト18の面とディスク22の面との両方に取り付けられており、フライトと棚状部との間隔が広がることを防止している。
【0021】
図3および図4に示した実施形態は湾曲した棚状部40を有しているが、他の形態を用いることも可能であると考えられる。代替案として、棚状部は比較的真っ直ぐな平板であってもよく、また、その上に、1または2以上の段、たわみ、または湾曲部分を有していてもよい。各々の、または、これらの代替案において、棚状部の大部分に沿う角度θは、特に張り出した縁に近い領域において、45度よりも大きい角度になるであろう。この角度は、固形物の詰まりを形成することなく、最も水分を含んでいない固形物のみをバッフルの下に通して、重相の固形物で流体シールを生じさせるのに充分な狭窄部を形成する。
【0022】
図5に示されている実施形態においては、コンベヤフライト18の前面、すなわち搬送面が一続きのタイル50を有している。Brautigamの米国特許第3,764,062号、およびShapiroの米国特許第4,328,925号によって教示されているように、タイルは、通常は、コンベヤフライト8の遠位縁の表面を固くする目的で用いられる。図示されているように、タイル50は、Cadwellの米国特許第4,449,967号に記載されているような凹形の鋤形の搬送表面を有している。鋤形のタイルは、比較的水分のない物質を半径方向内側に動かして処理中の重相から更に多くの液体を放出させるように、重相の固形物を掘り返すために設けられている。
【0023】
コンベヤフライト18上のタイル50によって、棚状部40の遠位端44は、棚状部の幅が充分に広くない場合には、コンベヤフライトとの接続部50に狭窄部を形成する。この潜在的な問題は、ディスク22の領域で鋤形のタイルを平らなタイルに置き換えるか、または、タイルとの間に軸方向の狭窄部が生じるのを防ぐために棚状部44の幅を充分に広いままにしておくことによって対処することができる。ディスクは、位置50まで連続するのでなく、位置52で終端するであろう。
【0024】
上記の実施形態では、ディスクやコーン等の形状のラジアル型のバッフルについて言及した。米国特許第3,934,792号によって考察されているような軸型のバッフルを用いた他の実施形態を構成することができるであろう。図6に図示されているように、軸方向のバッフルが棚状部60によって形成されている。棚状部60は、コンベヤフライト18の隣接した部分の間を軸方向に延びている。バッフル60の半径方向内側の縁62はコンベヤハブ16に固定されている。バッフル60は、ハブ16から離れた所に凸状の湾曲を形成しており、ボウルの壁32,33およびコンベヤフライト18の張り出した縁の内側に位置している半径方向外側の周囲縁63を有している。バッフル60は、周囲縁63を越えて半径方向内側に進んで湾曲64まで延びていてもよい。バッフルによる狭窄部は張り出した縁部63に形成されている。棚状部60の最大幅は、コンベヤフライトのピッチと等しいであろう。
【0025】
代替案として、棚状部は、追加の半径方向延長部と共に、コンベヤフライト間の距離の一部分を軸方向に延びることができるであろう。その半径方向延長部は、棚状部の外表面から突出した、すなわち半径方向延長部の一部分であるラジアルディスク(不図示)、または棚状部の周囲縁から延びている軸方向プレート(不図示)のいずれかによって形成されている。
【0026】
図6に図示されているように、棚状部60は、ボウルの切頭円錐形部分33の内壁と実質的に平行な周囲縁63を有している。代替案として、棚状部は、軸17と平行に、または、重相用の狭窄部を形成する任意の角度に構成されていてもよい。また、棚状部の周囲縁は、遠心分離機の軸方向以外の方向に、コンベヤフライトの隣接する部分の間を延びていてもよい。
【0027】
全ての実施形態に関して、釣り合いおもり34をバッフルまたはコンベヤハブ上の棚状部と反対側の位置に設けてもよい。釣り合いおもりの重心は、コンベヤが、水分を含んでいるときといないときの両方の動作において平衡を維持するように、棚状部の重心の反対側で、かつ棚状部の重心と本質的に同一の半径の位置であるようになっている。
【0028】
本発明は、その趣旨および本質的な属性から逸脱することなく、他の特定の形態に具現化することが可能であり、したがって、本発明の範囲を表すことに関しては、前述の明細書よりも添付の請求の範囲を参照すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】重相固形物用のディスクを有する従来のデカンタ型の遠心分離機のコンベヤの一部を示す図である。
【図2】重相固形物用のバッフル構造を有するデカンタ型の遠心分離機のコンベヤの部分断面図である。
【図3】本発明を組み込んだデカンタ型の遠心分離機の側面断面図である。
【図4】本発明を組み込んだデカンタ型の遠心分離機の、図3の4−4線に沿って切断した部分断面図である。
【図5】本発明を備えたデカンタ型の遠心分離機の一部を示す図である。
【図6】本発明の他の実施形態を備えたデカンタ型の遠心分離機の一部を示す図である。
Claims (32)
- 長軸方向に延びている中央ハブと、
前記ハブの長さの少なくとも一部分に沿ってらせんを形成しているコンベヤフライトと、
前記中央ハブから前記コンベヤフライトの比較的内側の位置へ延びている、半径方向に延びているディスクと、
前記ディスクと前記コンベヤフライトの一部分との間のオフセット領域内に設置され、前記ディスクの延長させられた縁部の近くの位置へ延びており、半径方向に延びている直線との間に45度よりも大きい角度を形成している棚状部とを有している、回転可能なスクリューコンベヤを内部に有しているタイプの遠心分離機におけるスクリューコンベヤ。 - 前記棚状部は前記中央ハブから前記ディスクの遠位縁へ延びている、請求項1に記載の遠心分離機のスクリューコンベヤ。
- 前記棚状部は、前記中央ハブから延び、前記ディスクの遠位縁からある距離の位置で終端している、請求項1に記載の遠心分離機のスクリューコンベヤ。
- 前記棚状部の前記角度は60度から75度の範囲にある、請求項1に記載の遠心分離機のスクリューコンベヤ。
- 前記棚状部の少なくとも一部が湾曲している、請求項1に記載の遠心分離機のスクリューコンベヤ。
- 前記コンベヤフライトの少なくとも一部の遠位端が、その周囲縁上に取り付けられた一続きの搬送タイルを含んでいる、請求項1に記載の遠心分離機のスクリューコンベヤ。
- 前記タイルは凹形の鋤形の表面を有している、請求項5に記載の遠心分離機のスクリューコンベヤ。
- (a)円筒状部分および一方の端部の切頭円錐形部分と、ボウルの切頭円錐形部分の狭くなった端部に設けられた重相排出部とを有し、自身の長軸を中心として回転可能で、遠心力によって重相物質を供給混合物から分離するボウルと、
(b)前記ボウル内で回転するように同軸に取り付けられており、中央ハブから自身の長さに沿って延び、前記ボウルの内壁に近接して位置する遠位縁を有しているらせん状に形成されたコンベヤフライトを有しており、前記ボウルに対してある相対速度で回転するようになっていて、分離された重相物質を前記ボウルの内壁に沿って前記重相排出部の方へ搬送するスクリューコンベヤと、
(c)前記ボウルの円筒状部分と前記ボウルの切頭円錐形部分との接続部の近くの位置で前記中央ハブから延び、かつ半径方向外側に延びており、前記コンベヤフライトの遠位縁の内側に周囲縁を有しており、前記ボウルの内壁に沿って搬送されている前記分離された重相物質中に張り出すようになっているディスクと、
(d)前記ディスクとコンベヤフライトの一部分との間に位置し、前記コンベヤの前記中央ハブから延びており、半径方向に延びている直線との間に45度よりも大きな角度を自身の長さに沿って形成している棚状部とを有している、重相物質を供給混合物内の液体から分離する遠心分離機。 - 前記ボウルは自身の長さに沿って実質的に無孔質である、請求項8に記載の分離機。
- 前記棚状部の前記角度は60度から75度の範囲にある、請求項8に記載の遠心分離機のスクリューコンベヤ。
- 前記棚状部の少なくとも一部が凸状の湾曲を有している、請求項8に記載の遠心分離機。
- 前記コンベヤフライトの少なくとも一部分の遠位端が一続きの搬送タイルを有している、請求項8に記載の遠心分離機のコンベヤ。
- 前記タイルは凹形の鋤形の表面を有している、請求項12に記載の遠心分離機のコンベヤ。
- 長軸に沿って延びており、該軸を中心として回転するようになっている細長いハブと、
前記ハブから半径方向外側に張り出し、該ハブの長さの少なくとも一部に沿ってらせんを形成しているコンベヤフライトと、
中央ハブ上の位置から前記コンベヤフライトの周囲縁の比較的内側の位置に張り出している、半径方向に延びているバッフルと、
前記バッフルと前記コンベヤフライトの搬送部分との間のオフセット領域内に位置し、コンベヤのハブから外側に張り出している凸状の湾曲を有している棚状部とを有している、重相物質を供給混合物内の液体から分離し、分離された重量相の物質を排出部の方へ搬送するデカンタ型の遠心分離機内で使用されるスクリューコンベヤ。 - 前記棚状部の少なくとも大部分が半径方向に延びている直線との間に45度よりも大きい角度を形成している、請求項14に記載の遠心分離機のスクリューコンベヤ。
- 前記棚状部の前記角度は60度から75度の範囲にある、請求項14に記載の遠心分離機のスクリューコンベヤ。
- 前記コンベヤフライトの少なくとも一部分の遠位端が一続きの搬送タイルを有している、請求項14に記載の遠心分離機のコンベヤ。
- 前記タイルは凹形の鋤形の表面を有している、請求項17に記載の遠心分離機のコンベヤ。
- 前記コンベヤフライトの上に形成された鋤形のタイルを有している、請求項15に記載の遠心分離機のコンベヤ。
- 長軸方向に延びている中央ハブと、
前記ハブの長さの少なくとも一部分に沿ってらせんを形成しているコンベヤフライトと、
前記中央ハブから前記コンベヤフライトの比較的内側の位置へ半径方向外側に延びているバッフルと、
前記バッフルと前記コンベヤフライトの一部分との間に位置し、半径方向に延びている直線との間に45度よりも大きい角度を形成している棚状部とを有している、回転可能なスクリューコンベヤを有しているタイプの遠心分離機におけるスクリューコンベヤ。 - 前記バッフルは半径方向に延びているディスクの形になっている、請求項21に記載の遠心分離機のスクリューコンベヤ。
- 前記棚状部は自身の半径方向外側の周囲縁の上に凸状の湾曲を有している、請求項21に記載の遠心分離機のスクリューコンベヤ。
- 前記棚状部の前記角度は60度から75度の範囲にある、請求項21に記載の遠心分離機のスクリューコンベヤ。
- (a)円筒状部分および一方の端部の切頭円錐形部分と、ボウルの切頭円錐形部分の狭くなった端部に設けられた重相排出部とを有し、自身の長軸を中心として回転可能で、遠心力によって重相物質を供給混合物から分離するボウルと、
(b)前記ボウル内で回転するように同軸に取り付けられており、自身の長さの少なくとも一部分に沿って延び、前記ボウルの内壁に近接して位置する遠位縁を有しているらせん状に形成されたコンベヤフライトを有しており、前記ボウルに対してある相対速度で回転するようになっていて、分離された重相物質を前記ボウルの内壁に沿って前記重相排出部の方へ搬送するスクリューコンベヤと、
(c)中央ハブから延び、前記コンベヤフライトの遠位縁の内側に周位縁を有しており、前記ボウルの内壁に沿って搬送されている分離された重相物質中に張り出すようになっており、前記コンベヤフライトの隣接する部分を橋渡しし、コンベヤハブからの自身の半径方向の延長部に沿って、半径方向に延びている直線との間に45度よりも大きい角度を形成しているバッフルとを有する、重相物質を供給混合物内の液体から分離する遠心分離機。 - 前記バッフルの前記角度は60度から75度の範囲にある、請求項24に記載の遠心分離機。
- 前記バッフルの前記周位縁は遠心分離機のコンベヤに沿って軸方向に位置している、請求項24に記載の遠心分離機。
- 前記バッフルは、自身の張り出した長さの少なくとも大部分に沿って外側を向いた凸状の湾曲を有している、請求項24に記載の遠心分離機。
- 前記バッフルは前記周囲縁を越えて延び、半径方向内側に比較的湾曲している、請求項27に記載の遠心分離機。
- 円筒状部分および一方の端部の切頭円錐形部分と、ボウルの切頭円錐形部分の狭くなった端部に設けられた重相排出部とを有し、自身の長軸を中心として回転可能で、遠心力によって重相物質を供給混合物から分離するボウルと、
前記ボウル内で回転するように同軸に取り付けられており、自身の長さの少なくとも一部分に沿って延び、前記ボウルの内壁に近接して位置する遠位縁を有しているらせん状に形成されたコンベヤフライトを有しており、前記ボウルに対してある相対速度で回転するようになっていて、分離された重相物質を前記ボウルの内壁に沿って前記重相排出部の方へ搬送するスクリューコンベヤと、
中央ハブから延び、前記コンベヤフライトの遠位縁の内側に周位縁を有しており、前記コンベヤフライトによって前記ボウルの内壁に沿って搬送されている分離された重相物質中に張り出すようになっており、前記コンベヤフライトの隣接する部分を橋渡しし、自身の周囲長さの少なくとも大部分に沿って外側に向けられた凸状の湾曲を有しているバッフルとを有する、重相物質を供給混合物内の液体から分離する遠心分離機。 - 前記バッフルは、コンベヤハブから自身の周囲縁への自身の半径方向の延長部に沿って、半径方向に延びている直線との間に45度よりも大きい角度を形成している、請求項29に記載の遠心分離機。
- 前記バッフルの前記角度は60度から75度の範囲にある、請求項30に記載の遠心分離機。
- 前記バッフルは、前記周囲縁を越えて延び、半径方向内側に比較的湾曲している、請求項29に記載の遠心分離機。
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