JP2004503973A - 復調回路および復調方法 - Google Patents

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    • H03D1/08Demodulation of amplitude-modulated oscillations by means of non-linear two-pole elements
    • H03D1/10Demodulation of amplitude-modulated oscillations by means of non-linear two-pole elements of diodes

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Abstract

振幅変調信号を復調するために、2つのコンデンサ(C1、C2)が設けられる。これらのコンデンサに、ダイオード(D1)を用いて整流された、電圧(U1)を有する信号が供給され得る。この信号の半波は、第1のコンデンサまたは第2のコンデンサを充電するために、スイッチ(S3)により交互に用いられる。スイッチ(S1、S2)を用いて、コンデンサ(C1、C2)が放電される。コンデンサ(C1、C2)において格納された、評価ユニット(AE)における連続する半波の振幅値を評価することは、周波数が非常に高い場合に可能な、簡単で、少ない構成要素で実現可能および正確な復調を可能にする。
【選択図】図2

Description

【0001】
本発明は、振幅変調された(AM−)信号を復調する回路構成および方法に関する。
【0002】
公知のように、振幅変調の際に、情報を伝送するために、搬送周波数を有する正弦波振動(Sinusschwingung)の振幅が変調される。復調器において、変調された信号の振幅の変化が検出および評価される。
【0003】
通信技術において、処理されるべきデータ量が益々大きくなるため、伝送周波数が益々高くなる傾向がある。変調および復調は、益々高くなる周波数への要求に対応できなければならない。この際、振幅変調信号を変調および復調する回路は、種々のデューティ比(Tastverhaeltnisse)に対して機能しなければならない。矩形信号のデューティ比は、立ち上がり面(Flanke)から立下り面までの持続時間と、立ち上がり面から次の立ち上がり面までの持続時間の比(Quotient)である。
【0004】
単純な構成の、公知のピーク値整流器は、通過方向(Durchlassrichtung)に接続されたダイオードを有する。このダイオードの入力において、復調されるべき振幅変調信号が供給され得、このダイオードの出力において、コンデンサCがグラウンドに対する抵抗器Rと並列に接続される。時定数τが適切に選択され、ここでτ=R×Cである場合、コンデンサCまたは抵抗器Rにわたって、所望の、復調された信号が存在する。デジタル振幅変調の場合、この信号は、通常、矩形信号である。この矩形信号のデューティ比は、経験的に知ることができない。なぜなら、この信号は、伝送されるべき情報に依存するからである。この場合、時定数τは、コンデンサCの放電に影響を及ぼす。数十メガヘルツの範囲の搬送周波数を用いて、振幅変調信号を復調するためには、記載されたピーク値の整流は不適切である。なぜなら、回路の定数調整(Dimensionierung)、特に、回路が異なったデューティ比に対して機能するように、適切な時定数τを設定することは、実際、ほとんど不可能であるように考えられるからである。これは、τが過剰に大きく設定される場合、復調器の出力において著しい電圧の変化は生じないからである。これに対してτを過剰に小さく選択すると、出力信号は復調信号に追従するが、不利なことに、高周波振動が積み重ねられる。このことは、信号を簡単に評価することを不可能にする。なぜなら、高い状態または低い状態を検出するために、変調信号を基準電圧と比較する際に、レベル変化おいて、明確な交点(Schnittpunkte)が存在しないからである。
【0005】
本発明の課題は、それぞれ、高周波に適切である、簡単に構成される復調回路、および簡単な復調方法を提示することである。
【0006】
回路構成に関して、この課題は復調回路を用いて解決される。この復調回路は、
振幅復調信号が供給され得る回路入力と、
第1のコンデンサであって、振幅変調信号から導き出された信号が供給され得、電圧が取り出され得、グラウンドへの端子と接続される、第1のコンデンサと、
第1のコンデンサと並列に接続される第1の放電デバイスと、
第2のコンデンサであって、振幅変調信号から導き出された信号が供給され得、電圧が取り出され得、グラウンドへの端子と接続される、第2のコンデンサと、
第2のコンデンサと並列に接続される第2の放電デバイスと、
振幅変調信号の整流された、連続する半波をコンデンサに交互に格納する手段であって、コンデンサを信号入力と結合する、手段と、
第1のコンデンサおよび第2のコンデンサにおいて電圧を比較する評価ユニットであって、復調された信号が取り出され得る評価ユニットと
を備える。
【0007】
方法に関して、この課題は、以下の方法工程を包含する振幅変調信号を復調する方法を用いて解決される。すなわち、信号を第1のダイオードに供給する工程、信号を整流する工程、整流された信号の第1の半波を第1のコンデンサ電圧に充電する工程、信号の第2の半波を第2のコンデンサ電圧に充電する工程、第1のコンデンサ電圧および第2のコンデンサ電圧を比較し、発生する振幅の変化を検出する工程、第1のコンデンサを放電する工程、および第2のコンデンサを放電する工程である。
【0008】
回路構成は、ピーク値検波が切り換え可能な(schaltbar)時定数を用いて示されるという上位原理に基づく。
【0009】
本回路構成は、第1のダイオードを有し、このダイオードには、コンデンサがグラウンドに対して後続接続される。コンデンサは、スイッチを用いて放電され得る。第1のダイオードに、例えば、正弦波形状の信号が供給された場合、このダイオードは、それぞれ正の半波のみが通過させられ、従ってコンデンサに供給されるようなスイッチとして機能する。これにより、コンデンサは、それぞれ、正の半波のピーク値に充電される。後続の半波のピーク値も検出し得るように、スイッチで有り得、かつ第1のコンデンサと並列に構成される第1の放電デバイスを用いて、コンデンサが放電され得る。従って、このピーク値が前の半波よりも小さい場合、半波のピーク値も確実に検出され得る。スイッチは、ダイオードの逆バイアス段階(Sperrphase)において、容量を放電するために閉じられ得る。コンデンサを半波のピーク値に対応する電圧値に充電する工程と、スイッチを用いてコンデンサを放電する工程との間で、コンデンサに存在する電圧が評価され得る。
【0010】
コンデンサの放電が可能な抵抗器を用いる従来のピーク値検波に対して、本構成は、時定数間が切り換えられ得るという有利な根本原理を有する。このために、コンデンサと並列に構成されるスイッチ、およびAC(交流)入力電圧と関連して内蔵スイッチ(implizieter Schalter)として機能するダイオードが提供される。
【0011】
復調回路または復調方法の記載された原理は、簡単に、およびあまり複雑でなく実現可能であり、高周波に適切であるという利点を有する。
【0012】
さらに、第2のコンデンサが設けられる。このコンデンサに整流信号が供給され得、このコンデンサで電圧が取り出され得、グラウンドへの端子と接続される。第2のコンデンサに接続される第2の放電デバイス、および第1のコンデンサと第2のコンデンサにおける電圧を比較する評価デバイスが設けられ、このデバイスにおいて復調信号が取り出され得る。
【0013】
この復調回路は、2個のコンデンサを用いるという原理に基づく。これらの2個のコンデンサは、それぞれ、コンデンサを放電する放電デバイスを有し、これらのコンデンサには、それぞれ、復調する信号が供給され得る。この場合、コンデンサには、それぞれ、少なくとも1つのダイオードが前に接続される。この際、ダイオードの極性は、用いられるコンデンサの極性に依存する。第1のコンデンサおよび第2のコンデンサと並列に接続されるスイッチは、変調信号の振幅値と、評価ユニットにおける前の振幅値とを比較することが可能であるように駆動され得る。
【0014】
二つのコンデンサにおいて、復調されるべき信号の直後に連続する半波が交互に格納され得、従って、それぞれ、直後に連続する半波の比較が、半波により印加されたコンデンサの電圧により可能になる。しかしながら、周波数が非常に高い場合に、2つの、直後に連続する半波間のレベル変化の正確な検出が、十分な精度を伴い得ない場合、半波を例えば、1つおき、2つおき、3つおき等にだけ比較することもできる。この場合、第1のコンデンサにおいて、例えば、特定の半波の振幅が格納され、第2のコンデンサにおいて、直後に連続する半波ではなく、例えば、次の次の、または3番目に続く半波が格納される。従って、これまでに格納された半波間で、振幅の変化を正確に検出することが可能である。
【0015】
非接触スマートカード(この非接触スマートカードにおいて、伝送信号の測定可能な振幅は、変調のみでなく、例えば、スマートカードの固定位置(Feststation)からの距離にも依存し得る)における、記載された復調原理の考えられ得る使用において、記載された復調の原理が有利に用いられる。なぜなら、直後に連続する半波を比較することは、スマートカードの固定位置に対する相対位置から十分に独立した評価を可能にするが、検出されるべき振幅を相対値と比較することは、エラーにつながり得るからである。
【0016】
記載された原理は、変調信号の任意のデューティ比に適切である。なぜなら、著しい放電時定数が形成されないからである。これは、第1のコンデンサおよび第2のコンデンサを放電するための記載されたスイッチは、閉じた状態で、グラウンドへの低抵抗性の経路(niederohmige Pfade)を形成するからである。
【0017】
評価ユニットの仕様に応じて、記載された構成を用いて、例えば、振幅変調信号の包絡面(Einhuellende)、または復調信号により導き出される、面の変化を示す差分信号が導き出され得る。
【0018】
本発明の有利な実施形態において、切り換えスイッチが提供される。このスイッチは、ダイオードとコンデンサとの間に配置される。この第3のスイッチを用いて、復調されるべき信号を第1のコンデンサまたは第2のコンデンサに供給することが可能である。
【0019】
本発明の代替的実施形態において、第2のダイオードが提供される。この場合、1つのコンデンサにつき1つのダイオードが前に接続される。ダイオードの入力に、差分信号の対が供給され得る。ダイオードは、同じ極性であり、それぞれ流れの方向に接続される。
【0020】
本発明の、さらなる有利な実施形態において、第1のスイッチおよび第2のスイッチはNMOSトランジスタスイッチである。これらのスイッチは、高周波数に対して必要とされる切り換え時間を有し、それぞれのコンデンサを放電する低抵抗性経路を形成する。
【0021】
記載された方法の有利な実施形態において、整流された、復調されるべき、振幅復調信号の直後に連続する半波は、第1のコンデンサと第2のコンデンサに交互に切り換えられる。しかしながら、回路は、さらに、例えば、2つおきの半波のみが格納および比較されるように駆動され得る。このことは、よりおそいサイクル速度のためにも設計され得るという、評価回路にとっての利点をさらに有する。
【0022】
本発明のさらなる詳細は、従属請求項において記載される。
【0023】
本発明は、以下に、2つの実施例を用いて、図面を参照して詳細に説明される。
【0024】
図1において、第1のダイオードD1を備える回路構成が示される。このダイオードには、復調されるべき振幅変調信号が供給され得る。このダイオードD1に、第1のコンデンサC1がグラウンドに対して後続接続される。第1のコンデンサC1上に存在する電圧は、UC1と表示される。第1のコンデンサC1と並列に、スイッチS1が配置される。
【0025】
第1のコンデンサC1に印加されるべき信号の正の半波が充電される場合、それぞれ、スイッチS1が開かれる。従って、非常に長い時定数が有効である。第1のダイオードD1の逆バイアス時において、第1のスイッチS1を用いて第1のコンデンサC1が放電され得る。この切り換え状態において、非常に短い時定数が有効である。次に、第1のコンデンサC1は、追従する半波を用いて、再び、このコンデンサの最大電圧に充電され得る。復調されるべき信号の半波にそれぞれ割り当てられる、第1のコンデンサに格納された電圧値は、図1には示されない評価ユニットにおいて検出および評価され得る。従って、信号の復調が可能である。
【0026】
図2は、第1のコンデンサC1および第2のコンデンサC2を備える回路構成を示す。復調されるべき、振幅変調信号は、コンデンサの前に接続された第1のダイオードD1において整流される。この際、本実施例においては通過させる方向に極性が与えられた第1のダイオードD1の信号は、端子LAにおいて供給され得る。第1のダイオードD1の出力において、切り換えスイッチS3が配置される。この切り換えスイッチS3は、ダイオードの出力を、第1のコンデンサC1の第1の端子、または第2のコンデンサC2の第1の端子と接続する。コンデンサC1、C2のそれぞれ第2の端子はグラウンドと接続される。第1のコンデンサ上の電圧はUC1と表示される。第2のコンデンサ上の電圧はUC2と表示される。第1のコンデンサと並列に、第1のスイッチS1が配置される。第2のコンデンサと並列に、第2のスイッチS2が配置される。復調されるべき入力信号U1は、グラウンドに対して電圧U1を有する。第1のダイオードD1の回路設定により、コンデンサC1、C2には正の電圧のみが供給される。コンデンサC1、C2には、コンデンサの電圧UC1、UC2を比較する評価ユニットAEが後続接続される。評価ユニットAEにおいて、復調信号が取り出し可能である。
【0027】
図2による回路の機能は、図4に示される、入力電圧U1およびコンデンサの電圧UC1、UC2の時間的プロファイルを参照することにより一層明確になる。図4の上部部分図は、整流された入力信号U1の時間的プロファイルを示す。半波の振幅は、デジタル変調の際に一般的であるように、2つの異なった値をとり得ることが見出される。この場合、振幅値は第1の振幅値を表し得、この第1の振幅値とは異なる第2の振幅値は第2の論理状態を表し得る。本来の情報内容を有する、振幅変調された矩形関数は、復調されるべき信号の電圧のプロファイル上で電圧U1で示される。図4に示される部分図の下部分において、コンンデンサの電圧の時間的プロファイルが示される。ここで、UC1は、第1のコンデンサにおける電圧のプロファイルを、UC2は、第2のコンデンサにおける電圧のプロファイルを示す。第2のコンデンサC2は、入力電圧U1の第1の半波を用いて充電されることが見出される。第2のコンデンサが、その最大値に充電される一方で、第1のコンデンサC1は、第2の半波を用いて充電される。ここで、第1のコンデンサと第2のコンデンサの電圧を比較することが可能である。しかしながら、これらの電圧は、著しい違いを有しないので、信号レベルの変化は検出されない。ここで、コンデンサの電圧が比較された後、第2のコンデンサC2は、スイッチS2を閉じることによって放電され、次に、電圧U1を有する入力信号の第3の半波を用いて、再び最大値に充電される。ここで、第2の半波が第3の半波と比較され得る。しかしながら、ここでも、振幅の変化は検出され得ない。次に、コンデンサC1、C2は、入力電圧U1の半波を用いて交互に充電される。第1のコンデンサ電圧と第2のコンデンサ電圧との時点T1における比較は、振幅の差ΔU1を示す。従って、変調信号の状態は高位から低位に変化する。時点T2において、同様に、信号レベルの変化が存在する。この変化は、第1のコンデンサの電圧と第2のコンデンサの電圧との間の電圧差ΔU2により表される。この電圧の差は時点T2において形成される。コンデンサの電圧UC1、UC2の比較は、評価ユニットAEにおいて行なわれる。評価ユニットAEにおいて、復調された信号が取り出され得る。
【0028】
コンデンサC1およびC2は、さらに、第1のダイオードD1において降下する電圧を除いて、電圧U1の最大値に交互に充電される。コンデンサC1、C2における電圧は、それぞれもう一方のコンデンサC2、C1が、入力信号の後続の半波を用いて充電されるまで、それぞれ保持されなければならない。続いて、一方の、または両方のコンデンサがスイッチS1、S2を用いて放電される前に、第1のコンデンサC1または第2のコンデンサC2において存在する電圧UC1、UC2は、評価ユニットAEにおいて比較され、場合によっては生じる、変調された信号の振幅の変化を検出する。スイッチS1、S2、S3の駆動は、図2による回路においては図示されない。しかしながら、図4による電圧の信号プロファイルから、スイッチの適切な駆動が容易に見出され得る。
【0029】
復調されるべき振幅変調信号が差分信号として存在する場合のために、これに適合された回路構成が図3における原理的ブロック図で示される。この場合、電圧U2を有する差分信号の対は、クリップの対LA、LBに供給され得る。クリップLAは、第1のダイオードD1の第1の端子であり、この第1のダイオードの出力は第1のコンデンサC1と接続される。第1のコンデンサC1と並列に、第1のスイッチS1がグラウンドと接続される。第1のコンデンサ上に存在する電圧は、UC1’と表示される。第2のクリップ端子LBに、第2のダイオードD2が接続される。第2のダイオードD2に、第2のコンデンサC2が後続接続され、この第2のコンデンサは、それが有する端子の1つを用いてグラウンドと接続される。第2のコンデンサと並列に、第2のスイッチS2が配置される。第2のコンデンサC2上で、電圧UC2’が取り出され得る。図3による回路は、切り換えスイッチS3を必要としない。なぜなら、ここで、高周波数の振幅変調された電圧である差動入力電圧が存在するからである。コンデンサの電圧UC1、UC2の比較は、評価ユニットAEにおいて行なわれ、この評価ユニットにおいて変調信号が導き出され得る。
【0030】
図3による回路の機能に関する根本原理は、図2による回路に対応する。図3による回路の第1のスイッチS1および第2のスイッチS2の駆動は、図2に記載された原理により行なわれる。すなわち、存在する差分信号の半波は、コンデンサC1、C2において交互に格納され、コンデンサC1、C2において電圧値の形態で格納される、それぞれの半波の振幅が互いに比較される。この際、それぞれ、直後に連続する半波もまた互いに比較され得るか、あるいは1つおき、または2つおき等の半波格納および比較され得る。振幅値の比較は、振幅変調信号を復調することを可能にする。
【0031】
記載された実施例は、簡単で正確な振幅変調信号の復調を可能にする。記載された復調の原理を実現するのに必要な回路のために、非常に少ない数の構成部品のみが必要とされる。従って、このような回路はわずかなコストで実現され得る。コンデンサの放電は、スイッチを用いて、および負荷時定数になる抵抗を用いずに行なわれるので、記載された原理は高周波数の場合も適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、本発明の第1の実施形態をブロック図で示す。
【図2】
図2は、本発明の第2の実施形態をブロック図で示す。
【図3】
図3は、本発明の第3の実施形態をブロック図で示す。
【図4】
図4は、図1による入力電圧およびコンデンサの電圧の時間的プロファイルを示す。

Claims (7)

  1. 振幅復調回路であって、
    振幅変調信号が供給され得る回路入力(LA)と、
    第1のコンデンサ(C1)であって、該振幅変調信号から導き出された信号が供給され得、電圧(UC1)が取り出され得、グラウンド(GND)への端子と接続される、第1のコンデンサと、
    該第1のコンデンサ(C1)と並列に接続される第1の放電デバイス(S1)と、
    第2のコンデンサ(C2)であって、該振幅変調信号から導き出された信号が供給され得、電圧(UC2)が取り出され得、グラウンド(GND)への端子と接続される、第2のコンデンサと、
    該第2のコンデンサ(C2)と並列に接続される第2の放電デバイス(S2)と、
    該振幅変調信号(D1、S3)の整流された、連続する半波を該コンデンサ(C1、C2)に交互に格納する手段であって、該コンデンサを信号入力(LA)と結合する、手段と、
    該第1のコンデンサ(C1)および該第2のコンデンサ(C2)において該電圧(UC1、UC2)を比較する評価ユニット(AE)であって、振幅変調された、該振幅変調信号から導き出された信号が取り出され得る、評価ユニットと
    を備える、振幅復調回路。
  2. 第1のダイオード(D1)を交互に格納する手段を含むことを特徴とする、請求項1に記載の振幅復調回路。
  3. 前記第1のダイオード(D1)と前記コンデンサ(C1、C2)との間に第3のスイッチ(S3)が配置され、該第3のスイッチは、第1のスイッチ位置において、該ダイオード(D1)を該第1のコンデンサ(C1)の端子と接続し、第2のスイッチ位置において、該ダイオード(D2)を該第2のコンデンサ(C2)の端子と接続することを特徴とする、請求項2に記載の振幅復調回路。
  4. 第2のダイオード(D2)が設けられ、該第2のダイオードに、前記信号が供給され得、該ダイオードは、前記第2のコンデンサ(C2)と接続されることを特徴とする、請求項2に記載の振幅復調回路。
  5. 第1の放電デバイス(S1)および第2の放電デバイス(S2)は、NMOSトランジスタスイッチであることを特徴とする、請求項2〜4の1つに記載の振幅復調回路。
  6. 振幅変調信号を復調する方法であって、以下の工程:
    該信号を第1のダイオード(D1)に供給する工程と、
    該信号を整流する工程と、
    整流された信号の第1の半波を用いて、第1のコンデンサ(C1)を第1のコンデンサの電圧(UC1)に充電する工程と、
    該信号の第2の半波を用いて、第2のコンデンサ(C2)を第2のコンデンサの電圧(UC2)に充電する工程と、
    該第1のコンデンサの電圧(UC1)と該第2のコンデンサの電圧(UC2)とを比較し、生じる振幅の変化(ΔU1、ΔU2)を検出する工程と、
    該第1のコンデンサ(C1)を放電する工程と、
    該第2のコンデンサ(C2)を放電する工程と
    を包含する、方法。
  7. 前記信号の直後に連続する半波は、前記第1のコンデンサ(C1)および前記第2のコンデンサ(C2)に交互に切り換えられることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
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