JP2606584Y2 - 非接触式データキャリアの信号復調回路 - Google Patents

非接触式データキャリアの信号復調回路

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JP2606584Y2
JP2606584Y2 JP1993044072U JP4407293U JP2606584Y2 JP 2606584 Y2 JP2606584 Y2 JP 2606584Y2 JP 1993044072 U JP1993044072 U JP 1993044072U JP 4407293 U JP4407293 U JP 4407293U JP 2606584 Y2 JP2606584 Y2 JP 2606584Y2
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  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、非接触式データキャリ
アにおける信号復調回路の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非接触式データキャリアとは、コイルを
用いた電磁結合方式、あるいは電磁誘導方式によりコン
トローラとデータキャリアを接触することなく信号の伝
送を行うものである。そして非接触式データキャリアと
しては、ワイヤレスカード、非接触式ICカード、工業
用データタグなどがある。
【0003】図5は、非接触式データキャリアのシステ
ムのうち、コントローラ24からデータキャリア25へ
のデータの伝送に限った概略の構成を示す回路ブロック
図である。この図5を用いて非接触式データキャリアの
システムの概略の構成を説明する。
【0004】コントローラ24の送信信号26は、変調
回路27で搬送波32を変調することにより、送信アン
テナ28から送出される。
【0005】そして送信アンテナ28から送出された信
号は、データキャリア25の受信アンテナ29で受信さ
れ、復調回路30を通して受信信号31として得られ
る。
【0006】図6は、従来の非接触式データキャリアの
信号入力部の構成を示す回路ブロック図であり、振幅変
調されたデータからの復調回路を有する。
【0007】図6に示すように、受信アンテナを構成す
るコイル1と共振コンデンサ4とにより、図5に示す搬
送波32を受信する。
【0008】コイル1の一端3は検波ダイオード33に
接続される。そして検波ダイオード33と検波抵抗12
と検波コンデンサ13とによって検波され、電界効果ト
ランジスタから構成されるインバータ14を通して、デ
ィジタル信号15に復調される。
【0009】また、コイル1の一端2、3は整流回路5
に入力される。整流回路5の出力の一つのプラス出力6
は、ディジタル信号15を処理する半導体集積回路のグ
ランドとなる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】図6に示す検波ダイオ
ード33を用いた復調回路では、要素デバイスとしてイ
ンバータ14を構成する電界効果トランジスタと、検波
コンデンサ13と、検波抵抗12と、のほかに検波ダイ
オード33とが必要となる。
【0011】またさらに、検波ダイオード33を使用し
て半波整流して信号を復調するために、振幅変調の変調
率が小さい場合には、波形整形前の信号の2値の電圧差
が小さくなり波形整形インバータのしきい値を2値の電
圧の間に設定することが難しくなるという課題を有す
る。
【0012】本考案の目的は、ディジタル信号に復調す
ることを、少ない種類の要素デバイスで容易にすること
により上記課題を解決することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案の非接触式データキャリアにおける振幅変
調されたデータを復調する復調回路は、電界効果トラン
ジスタと抵抗と検波抵抗と検波コンデンサとを用いて構
成する。
【0014】
【作用】非接触式データキャリアにおいて、検波用の電
界効果トランジスタのゲート電圧を、抵抗で制御し、信
号波の振幅変調率に合わせる。このことでディジタル信
号に復調することを簡単にする。
【0015】またさらに、振幅変調されたデータを復調
する復調回路を、電界効果トランジスタと抵抗と検波抵
抗と検波コンデンサとを用いて構成している。このこと
により、検波ダイオードを使用しない復調回路を、半導
体集積回路のなかに配置することが可能である。
【0016】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本考案の実施例における非接触式データキャ
リアの信号入力部を示す回路図であり、図2は本考案の
実施例における非接触式データキャリアの信号波形を示
す波形図であり、図3は本考案の実施例における信号復
調回路に用いる電界効果トランジスタの電流特性を示す
グラフである。以下図1と図2と図3とを交互に参照し
て説明する。
【0017】図1に示すように、コイル1と共振コンデ
ンサ4とによって、図5に示すコントローラ24からの
信号波を受信する。そして、コイル1のそれぞれの一端
2、3を整流回路5の入力に接続する。
【0018】さらにコイル1の一端3は、検波用のNチ
ャネル形を有する電界効果トランジスタ(以下MOST
と言う)8のドレインにつなぐ。
【0019】整流回路5のプラス出力6は、データキャ
リアを構成する半導体集積回路のグラウンドと、検波抵
抗12の一端と、検波コンデンサ13の一端とに接続す
る。
【0020】これに対して整流回路5のマイナス出力7
は、MOST8の基板であるウェルに接続する。
【0021】整流回路5のプラス出力6とマイナス出力
7とを抵抗9、10で分割した電圧11が、MOST8
のゲートコントロール信号となる。
【0022】MOST8と、検波抵抗12と、検波コン
デンサ13とによって検波された信号を、波形整形用の
インバータ14を用いてディジタル信号15とする。
【0023】図2の波形図に、コイル1両端の波形1
6と、コイル1の一端の信号を電界効果トランジスタ8
を通して得られる検波後の波形17と、波形整形用のイ
ンバータ14を通して波形整形した後のディジタル信号
波形18とを示す。図2の波形図の横方向は時間軸であ
る。図2の波形図に示すように、振幅変調時19ではデ
ィジタル信号18はハイ信号、それ以外の非変調時では
ディジタル信号18はロー信号と復調している。
【0024】この復調方法について説明すると、図1に
おいてコイル1の一端3の電圧がグラウンド側に近いと
きには、MOST8はカットオフ状態であり、信号を通
さない。このためMOST8の出力は、検波抵抗12で
グラウンド側に引かれる。
【0025】コイル1の一端3の電圧が下がって抵抗
9、10で設定されるMOST8のゲート電圧よりも下
がると、MOST8が導通して、MOST8の出力はマ
イナス側に引かれる。
【0026】このままコイル1の一端3の電圧が大きく
振幅していると、MOST8の出力は、検波抵抗12と
検波コンデンサ13との時定数によって、マイナス側に
保たれる。
【0027】これに対しコントローラからの信号に振幅
変調がかかってコイル1の一端3の電圧の振幅が小さく
なると、MOST8は導通しなくなり、MOST8の出
力はグラウンド側に変わる。
【0028】以上のようにして、振幅変調された信号を
ディジタル信号15に復調することができる。
【0029】図3のグラフに示すように、MOST8の
ドレイン電流22は、電界効果トランジスタのゲート電
圧21とドレイン電圧20とによって決定される。
【0030】したがって、トランジスタのゲート電圧2
1を選ぶことで、検波用の電界効果トランジスタのオン
抵抗を設定することが可能である。
【0031】すなわち図1に示す抵抗9、10の抵抗値
の比率を制御することで、検波レベルが設定できる。
【0032】たとえば抵抗9に対し抵抗10の抵抗値を
小さくすると、MOST8のドレイン電圧の小さな変化
を検波でき、振幅変調率の低い信号を復調することも可
能になる。
【0033】本考案の第1の実施例では図1に示すよう
に、半導体集積回路のグラウンドを整流回路5のプラス
出力6にしたときの例について説明した。
【0034】しかしながら図4に示すように、半導体集
積回路のグラウンドが整流回路5のマイナス出力7のと
きは、検波トランジスタをPチャネル形を有する電界効
果トランジスタ23にすれば、同様に復調が可能であ
る。
【0035】上記の復調回路を採用することにより、信
号波をディジタル信号に復調することが簡単になる。
【0036】またさらに振幅変調されたデータを復調す
る復調回路を、電界効果トランジスタ8と抵抗9、10
と検波抵抗12と検波コンデンサ13とを用いて構成し
ている。このことにより、従来の検波ダイオードを使用
しないで、少ない種類の要素デバイスからなる復調回路
を、半導体集積回路のなかに配置することが可能であ
る。
【0037】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案の
非接触式データキャリアの信号復調回路においては、振
幅変調されたデータを復調する回路を電界効果トランジ
スタと抵抗と検波抵抗と検波コンデンサとを用いて構成
している。このことにより、ディジタル信号に復調する
ことを簡単にし、さらに従来の検波ダイオードを使用し
ないで、少ない種類の要素デバイスからなる復調回路を
半導体集積回路のなかに配置することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における非接触式データキャリ
アの信号入力部を示す回路ブロック図である。
【図2】本考案の実施例における非接触式データキャリ
アの信号波形を示す波形図である。
【図3】本考案の実施例における信号復調回路に用いる
電界効果トランジスタの電流特性を示すグラフである。
【図4】本考案の他の実施例における非接触式データキ
ャリアの信号入力部を示す回路ブロック図である。
【図5】非接触式データキャリアシステムの概略の構成
を示す回路ブロック図である。
【図6】従来例における非接触式データキャリアの信号
入力部を示す回路図である。
【符号の説明】
1 コイル 4 共振コンデンサ 5 整流回路 8 電界効果トランジスタ 9 抵抗 10 抵抗 12 検波抵抗 13 検波コンデンサ 14 インバータ 25 データキャリア 33 検波ダイオード

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振幅変調されたデータの復調回路におい
    て、 信号を受信するために並列に接続されたコイル(1)と
    共振コンデンサ(4)の一端を電界効果トランジスタ
    (8)のドレインに接続し、 且つコイル(1)と共振コンデンサ(4)の両端を入力
    とする整流回路の負出力(7)を電界効果トランジスタ
    (8)のバルクと第2の抵抗(10)の一端に接続し、 且つ整流回路の正出力(6)と第1の抵抗(9)を接続
    し、 且つ第1の抵抗(9)と第2の抵抗(10)の別の一端
    同士と電界効果トランジスタ(8)のゲートを接続し、 且つ整流回路の正出力(6)と並列に接続する検波抵抗
    (12)と検波コンデンサ(13)のもう一端と電界効
    果トランジスタ(8)のソースと波形整形用インバータ
    (14)の入力を接続し、 波形整形用インバータ(14)の出力を復調されたディ
    ジタル信号とすることを特徴とする非接触式データキャ
    リアの信号復調回路。
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