JP2004503129A - 情報を放送送信器により伝送するための方法、放送送信器により放射された情報を受信するための方法、無線放送受信器の制御方法、および放送受信器 - Google Patents
情報を放送送信器により伝送するための方法、放送送信器により放射された情報を受信するための方法、無線放送受信器の制御方法、および放送受信器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004503129A JP2004503129A JP2002507546A JP2002507546A JP2004503129A JP 2004503129 A JP2004503129 A JP 2004503129A JP 2002507546 A JP2002507546 A JP 2002507546A JP 2002507546 A JP2002507546 A JP 2002507546A JP 2004503129 A JP2004503129 A JP 2004503129A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- broadcast
- information
- broadcast receiver
- internet address
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 37
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 27
- 102100022717 Atypical chemokine receptor 1 Human genes 0.000 claims description 3
- 101000678879 Homo sapiens Atypical chemokine receptor 1 Proteins 0.000 claims description 3
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 32
- 230000006870 function Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
- 230000001502 supplementing effect Effects 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H20/00—Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
- H04H20/86—Arrangements characterised by the broadcast information itself
- H04H20/93—Arrangements characterised by the broadcast information itself which locates resources of other pieces of information, e.g. URL [Uniform Resource Locator]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H60/00—Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
- H04H60/09—Arrangements for device control with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time; Arrangements for control of broadcast-related services
- H04H60/13—Arrangements for device control affected by the broadcast information
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H60/00—Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
- H04H60/76—Arrangements characterised by transmission systems other than for broadcast, e.g. the Internet
- H04H60/81—Arrangements characterised by transmission systems other than for broadcast, e.g. the Internet characterised by the transmission system itself
- H04H60/82—Arrangements characterised by transmission systems other than for broadcast, e.g. the Internet characterised by the transmission system itself the transmission system being the Internet
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H2201/00—Aspects of broadcast communication
- H04H2201/10—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
- H04H2201/13—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system radio data system/radio broadcast data system [RDS/RBDS]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H2201/00—Aspects of broadcast communication
- H04H2201/10—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
- H04H2201/20—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system digital audio broadcasting [DAB]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
情報を放送送信器により伝送するための方法が提案され、ここでは情報が少なくとも1つのインターネットアドレスを含む。放送送信器により放射された情報を受信するための方法が提案され、ここでは情報が少なくとも1つのインターネットアドレスを含む。インターネットアドレスを、放送を介して伝送され受信された情報から分離するための識別回路(24)を有する放送受信器が提案される。放送受信器または放送受信器に接続された機器を、放送受信器により受信された情報によって制御するための方法が提案され、ここでは情報は少なくとも1つのインターネットアドレスを含み、少なくとも1つのインターネットアドレスはプロバイダにより提供される所定のデータに対する問い合わせとしてフォーマットされており、放送受信器または放送受信器と接続された機器は、通信インタフェースを介して受信された少なくとも1つのインターネットアドレスにより問い合わされたデータに依存して制御される。本発明により、本発明の放送受信器またはこれに接続された機器により指示可能な、またはこれを制御するのに使用可能な情報を特に高いデータ速度とデータ確実性を以て、既存の放送伝送システム、例えばRDSとインターネットの付加的な伝送容量とを使用して伝送することができる。
Description
【0001】
従来の技術
本発明は独立請求項の上位概念による、情報を放送送信器により伝送するための方法、放送送信器により放射された情報を受信するための方法、放送受信器、および無線放送受信器の制御方法から出発する。
【0002】
情報を無線放送局により伝送するための方法は基本的に公知である。現在の無線放送局は例えばラジオ番組またはテレビジョン番組を無線周波数を介し、電磁波の形態で、地上放送アンテナを介して放射する。この放送周波数は伝送すべき情報によって周波数変調される。択一的な伝送媒体、例えばケーブルでは、ケーブルテレビが考えられ、デジタル無線伝送のような伝送方式、例えばDAB(= Digital Audio Broadcasting)も公知である。このデジタル無線伝送方式では、多数の搬送波周波数がデジタル無線プログラム番組信号によって変調される。
【0003】
さらに本来のプログラム番組信号、例えばラジオ番組に加えて、別の情報を無線周波数を介して伝送することが公知である。この別の情報は本来のプログラム番組信号を妨害しない。例えば「ラジオデータシステム(RDS)のDIN EN 50067仕様」、Deutsche Elektrotechnische Kommission im DIN und VDE (DKE), Beuth Verlag GmbH, Berlin, Feb. 1993, 「Tech. 3244−E Specifications of radio data system for VHF/FM sound broadcasting」, European Broadcasting Union, Bruessel, March 1984 から、ラジオ番組が0から53kHzの周波数領域を占有するベースバンド信号に周波数57kHzの補助搬送波を設け、この補助搬送波をデジタル形態で存在する情報信号によって振幅変調し、放送周波数をこのマルチプレクス信号により変調することが公知である。デジタル情報信号に含まれる情報はとりわけ、受信されたラジオ番組および聴取者の情報の受信品質を最適化するために、移動無線受信器を自動同調するのに使用される。
【0004】
さらに広いエリアで導入された既存の放送伝送システム、例えば前述のラジオ放送のラジオデータシステム(RDS)またはテレビジョン放送のビデテキストシステムは、情報信号に対して制限された伝送容量を有する。ラジオデータシステムの場合では、情報信号に対する伝送容量が前記のRDS仕様で設定されたデータ速度によって決められる。補助搬送波を情報信号により変調することによって取られる周波数領域を拡大することは、補助搬送波がラジオ信号のスペクトルに近いため考慮の範疇に入らない。さらにRDS信号のデータ速度を上昇させることは、とりわけ移動無線受信器では、受信品質の変動または低下につながり、データ速度が高いと情報信号の受信がさらに悪化することとなる。
【0005】
DE3536820C2は、大きなデータ量を有する交通情報を移動無線放送受信器に表示する手段を開示する。ここでは、ラジオデータシステムの情報信号によってメモリアドレスを含むコードを送信する。ここでメモリアドレスは移動無線放送受信器において、表示すべき交通情報の所定構成部分がファイルされているメモリセルをアドレシングする。従って適切なアドレスシーケンスを伝送することによって複雑な情報でも、記憶された所定の情報構成部分からの情報の合成によって表示することができる。この方法は略語TMC(Traffic Message Channel)として公知である。しかしTMC方法でも最終的には伝送容量を上昇させるのには適さず、さらに受信側で情報構成部分を記憶するためのメモリ容量を設けなければならない。さらに表示可能な情報の量と形式は受信側のメモリの内容によって制限される。
【0006】
さらに付加情報を正しく受信することは、とりわけ移動無線放送受信器において受信状況が変化する場合にはしばしば保証されない。
【0007】
発明の利点
独立請求項の特徴部分の構成を有する本発明の、情報を無線放送局によって伝送する方法、および無線放送局により放射された情報を受信するための方法は、放送局から無線放送受信器へ情報を伝送するための伝送容量を上昇させることができるという利点を有する。有利にはこのために既存の放送伝送システムが、面倒な変更なしで、高いデータ伝送容量を有するインターネット手段と組み合わされる。
【0008】
ここで特に有利には、インターネットアドレスをプログラム内容の他に伝送される情報信号の一部として伝送する。なぜならこれにより、プログラム信号が伝送すべきインターネットアドレスにより妨害を受けることが回避されるからである。
【0009】
さらにインターネットアドレスを伝送するために、広く普及しておりユーザに受け入れられる既存の伝送経路、例えばラジオデータシステム、またはラジオ放送の場合のSWIFT/DARC規格、またはテレビジョン放送の場合のビデオテキスト信号を使用すると有利である。
【0010】
ユーザに相応に普及し受け入れられた後、伝送容量が比較的に高いためインターネットアドレスに対する伝送媒体としてさらに、デジタル地上放送または衛星放送のための規格、とりわけデジタルオーディオ放送(DAB)規格、またはデジタル衛星ラジオ(DSR)規格に従って放射された放送信号が特に重要である。
【0011】
インターネットアドレスを放送受信器に伝送した後、このアドレスが自動的に通信インタフェース、とりわけ無線インタフェースを介して選択されると有利である。このことによりユーザは、場合によっては負担と感じられる入力過程から解放される。このことはとりわけ、放送受信器が車両にある場合に交通安全性を高めるため重要である。
【0012】
有利には、伝送されたインターネットアドレスの下で呼び出し可能な情報を放送受信器、または放送受信器または通信インタフェースに接続された要素の制御のために使用する。例として、RDS信号によって通常、伝送されるAFリストを挙げておく。このAFリストは移動放送受信器の場合は、受信特性の悪化によりしばしば部分的にしか受信されなかったり、エラーを伴って受信されることがある。この制御補助情報を通信インタフェースを介して伝送することにエラーが生じることはなく、伝送容量が高いため放送を介するよりも高速に行われる。
【0013】
放送受信器または放送受信器に接続された機器を制御するための本発明の方法は、放送を介して放射され、インターネットアドレスとしてフォーマットされた制御情報によって放送受信器を起動することができ、自動的にインターネットプロバイダの所定データにアクセスし、制御機能をインターネットプロバイダのデータに応じて実行し、またはインターネットプロバイダのデータを放送受信器に接続された機器でこれの機能を制御するためアクセスできるという利点を有する。このことはとりわけ、プロバイダのデータを、データ速度の速いインターネットを介してさらに確実にロードおよび伝送できるので有利である。
【0014】
図面
本発明の実施例が図面に示されており、以下詳細に説明する。
【0015】
図1は、放送送信器と放送受信器のブロック回路図を概略的に示す。この放送送信器は、放送局により形成された放送プログラム番組信号を放送信号として無線放送周波数を介して放射する。放送受信器は放送信号を受信し、放送信号に含まれる情報を出力する。
【0016】
図2は、RDS規格による情報信号の構造を概略的に示す。
【0017】
実施例の説明
概念「放送」とは本発明では、AMまたはFM変調された放送周波数を介して伝送されるラジオ放送、一般的に「ラジオ」と称されるものに限定されるものではない。むしろ「放送」とは情報提供者の情報を多数の受信者に伝送することであると理解すべきである。例として周知のFMまたはAM放送の他に、例えばDAB(= Digital Audio Broadcasting)として公知の地上デジタル放送、DSR(= Digitales Sateliten Radio)として公知のデジタル衛星方法、並びに衛星テレビジョン、ケーブルテレビ、および地上波テレビジョンを挙げておく。
【0018】
さらに放送は本発明との関連では、電磁波を用いた無線伝送に制限されるものではなく、さらに広義にケーブル接続伝送、例えば銅線またはグラスファイバにも拡張される。
【0019】
本発明の、情報を放送送信器により伝送する方法、放送送信器により放射された情報を受信する方法、および放送受信器を以下に、RDS放送送信器と、移動での使用、とりわけ自動車に設けられた、図1に示すRDS放送受信器の例で説明する。
【0020】
放送プロバイダ3は放送プログラム番組信号31を形成する。この信号は、音楽番組または音声番組を含み、放送受信器で音響再生される。放送プログラム番組信号の他に送信すべき放送プログラム番組信号31は情報信号を含んでおり、この情報信号は冒頭に述べたRDS仕様に設けられた付加情報を含んでいる。
【0021】
RDS情報信号、および図2に示されたその一部は、データグループ、すなわちショートグループ90のシーケンスからなる。各グループは4つのデータブロック、すなわちショートブロック91,92,93,94を含む。ショートブロックは通常、ブロックA,B,C,Dとして示される。各ブロックは26ビットを含み、ここで各ブロックの最初の16ビットは本来のデータワード911,921,931,941を形成する。一方、各ブロックの残りの10ビット912,922,932,942は、データワードから導出されたチェックワードおよびオフセットワードからなる。チェックワードはエラー識別および場合によりエラー補正に用いられる。オフセットワードは放送受信器のブロック同期を可能にする。
【0022】
種々の情報形式の伝送するために、RDS仕様には種々異なるグループ形式が設けられている。これらはRDS情報信号を形成するために所定の順序で並んでいるわけではない。所定の特に重要と見なされる情報形式はすべてのまたは大多数のグループ形式で伝送される。これに対して他のとりわけ大容量の情報は所定のグループ形式に制限されている。RDS信号での所定のグループ形式の割合、ないしは繰り返し速度は所定のグループ形式に対するRDS仕様に定められている。残りの伝送容量は送信側で任意の情報に対し、すなわちグループ形式に対してRDS仕様の枠内で使用することができる。
【0023】
ブロックB(92)のデータワード921は、4ビットのグループ形式識別子をグループ形式の識別のために含んでいる。グループ形式識別子に続くバージョンビット924は、1つの同じグループ形式の2つの異なるバージョンを識別するのに用いる。グループ形式識別子923とバージョンビット924はグループ形式に依存せずに常にブロックB(92)のデータワード921で伝送される。
【0024】
グループ形式バージョンビット924には、ブロックBのデータワード921ではグループ形式に依存しないでさらに、1ビットの交通放送識別子(TP=トラフィックプログラム)925が続く。この交通放送識別子は、受信された放送プログラム内で交通情報が伝送されるか否かを指示する。さらに5ビットのプログラム番組識別子(PTY=プログラムタイプ)926が続いており、これは例えばニュース放送、スポーツ放送、音楽放送を区別する。
【0025】
ブロックA(91)のデータワード911は、同様にグループ形式に依存しないで、プログラム識別子(PI=プログラム識別)913を含んでいる。これは放送プログラム番組に一義的に割り当てられており、従って放送プログラム番組を問題なく識別することができる。所定の放送プログラム番組は通常、多数の放送送信器から多数の放送周波数を介して放射されるから、プログラム識別子により放送受信器はこのような所定のプログラム番組が放射されている放送周波数を自動的にサーチすることができる。瞬時に受信している放送周波数の受信状態が悪化した場合には、プログラム識別子に基づいて、同じプログラム番組を放射しており、瞬時に受信している放送周波数よりも良好な受信品質を有する代替放送周波数を検出することができる。バージョンビット924が論理値「1」を有するグループ形式バージョンBのグループの場合、ブロックC(93)のデータワード931もプログラム番組識別子(PI)を含む。
【0026】
ブロックD(94)のデータワード941は、他の方法でグループ形式固有の情報を有する。同じことがバージョンAのグループ(すなわちグループ形式ビット924が論理値「0」を有する)の場合にブロックC(93)のデータワード931に対しても当てはまる。
【0027】
グループ形式2の場合では、ブロックD(94)のデータワード941に、バージョンAの場合にはブロックC(93)のデータワード931でも、ラジオテキスト情報(RT)943ないし943と933が伝送される。ラジオテキストとは符号化された文字伝送であり、ここでRDS仕様に従って伝送された文字符号は、放送受信器の表示ユニットに表示するために設けられている。
【0028】
タイプ2のグループの場合、ブロックBのデータワード921の残りの5ビットはいわゆるテキストA/Bフラグ927とテキストセグメントアドレス928を含んでいる。ブロックBのデータワード921の最後の4ビットを含むテキストセグメントアドレス928は、ブロックD(グループ2B)またはブロックCおよびD(グループ2A)で伝送された文字符号を文字表示部内のどの位置に指示すべきかを指示する。これに対してテキストA/Bフラグは、伝送された符号により既存の文字表示を上書きすべきか否か、または表示された文字符号を瞬時に伝送された文字符号の表示前に消去すべきか否かを指示する。
【0029】
本発明では、RDS情報信号がインターネットアドレス(URL=Uniform Resource Locator)の伝送にも使用される。この実施例では、URLはタイプ2のグループで、ラジオテキスト情報の代わりに、またはその一部として伝送される。
【0030】
URL([http://web.urz.uni−heidelberg.de//ausbildung/unterlagen/internet/sbkurs/netsc4/url.shtml]も参照)はwwwドキュメントのアドレスおよびネーム、並びに選択された伝送プロトコルも含んでいる。後者は上記のURLでは http(=hypertext transfer protocol)である。択一的にURLは具体的な問い合わせ命令を含むこともできる。これは例えば[http://de.ink.yahoo.com/bin/query−de?p=url&hn=7&hc=0&hs=111]であり、これにより上に説明したテーマURLが見出される。
【0031】
ここでURLは、ブロックD(グループタイプ2B)のラジオテキスト情報943内の特徴的文字符号シーケンス、またはブロックCとD(グループタイプ2A)の933と943内の文字符号シーケンスにより識別され、有利には開始される。インターネットアドレスを表す文字符号シーケンスはここではインターネットアドレス自体の構成部分とすることができ、例えば公知のようにインターネットアドレス開始文字符号シーケンス「//」からなるか、またはこれを含む。インターネットアドレスの終了を示すために、とりわけインターネットアドレスが表示ユニット26にラジオテキスト文字符号を表示するために伝送される場合には、さらにインターネットアドレスの符号を表示すべきラジオテキスト文字符号から区別するために、インターネットアドレスの終了を有利にはマークされた文字符号シーケンス、例えば「//」によりマークする。
【0032】
有利にはRDS−RT−情報内のURLは、URLを開始する文字符号のシーケンスの1つ、この実施例では「//」とは異なる文字符号シーケンス、例えば「\\」により終了される。これにより後続の文字符号シーケンス「//」を受信側で誤ってインターネットアドレスの開始として解釈することが回避される。これは、開始文字符号シーケンス「//」が例えば受信個所での受信品質が悪いため、またはURLの伝送中にRDS信号の受信が開始されたため受信されなかった場合である。
【0033】
RDS信号内でURLを識別するための択一的手段ももちろん可能であり、本発明の枠内である。例えばこれまで詳細に説明しなかったRDS信号のグループタイプをURLの伝送のためにリザーブすること、使用することも可能である。この場合、URLはグループタイプで識別される。
【0034】
放送プロバイダにより形成された放送プログラム番組信号31はラジオ放送プログラム番組信号と少なくとも1つのインターネットアドレスを含むRDS情報信号を含む。この放送プログラム番組信号は第1の通信ネットワーク4を介して少なくとも1つの放送送信器1に供給される。第1の通信ネットワークは、例えばケーブル接続または放送プロバイダーと放送送信器1との間の指向性無線通信接続として構成されている。放送プログラム番組信号31をプロバイダ3から放送送信器1へ伝送することはここでは、ラジオプログラム番組信号と情報信号(これはデジタルデータ流の形態である)とが放送送信器1に別個の信号として供給されるように行われる。放送送信器1はRDS変調器を有しており、このRDS変調器は、57kHz補助搬送波を、送信器固有の情報(例えば代替放送周波数のリスト)を補充して振幅変調する。
【0035】
同様にRDS仕様に定義された、代替放送周波数(AF=代替周波数)リストも同様に、同じ放送プログラム番組31が放射される放送周波数を含んでいる。刊行物EP0527275B1では、代替放送周波数のリストをRDS情報信号内で、放射する放送送信器の放送周波数がそれぞれ他の放送送信器の放送周波数と共にペアごとに送信されるように放射することが提案されている。
【0036】
放送送信器1は、EP0527275B1に相応して、放送プロバイダ3により形成されたRDSデータ流を、送信側固有の代替周波数(AF)のリストだけ送信RDS情報信号に補充する。このリストには、同じプログラム番組が放射される各代替放送周波数に、放送送信器1の放送周波数がペアごとに割り当てられている。代替周波数は放送送信器1にここでは有利にはRDSデータ流の一部として供給される。
【0037】
放送送信器はさらにマルチプレクサを有する。このマルチプレクサにて、ベースバンドにおいて0〜53kHzの周波数領域を占有する放送プログラム番組信号が、RDS情報信号により振幅変調された57kHzの補助搬送波と共に送信すべきマルチプレクス信号にそれ自体公知のように統合される。このマルチプレクス信号は放送プログラム番組信号31の情報を含んでいる。
【0038】
放送送信器1の周波数変調器では、続いて放送送信器1の放送周波数が、放送プログラム番組信号を含むマルチプレクス信号によって放送信号11の形成のために公知のように周波数変調され、続いて放送信号11が放送送信器1の送信アンテナを介して電磁ビームの形態で放射される。
【0039】
放送送信器1の放送信号11は、放送送信器1の送信領域に存在する放送受信器2の受信アンテナ20により受信される。放送受信器2の瞬時位置で受信可能な、別の放送送信器の放送信号がある場合には、放送受信器2の受信アンテナ20のアンテナ信号201は種々異なる放送送信器の放送信号の重畳からなる。このアンテナ信号201から放送受信器1の放送信号11が、同調制御信号251に依存して同調可能な放送受信器の受信部21によって選択される。受信部21はそれ自体公知のように、多数の受信可能な放送信号を受信および選択するのに必要な手段を有する。さらに受信部は周波数復調器を有し、これにより受信部21の出力側では放送送信器1の放送周波数に重畳変調されたマルチプレクス信号211が得られる。
【0040】
マルチプレクス信号211はさらにRDSデコーダ23に供給される。このRDSデコーダは、公知のようにRDSデータをマルチプレクス信号211から分離するのに必要な手段を有している。RDSデコーダ23の第1の出力端には、マルチプレクス信号211から再生されたRDS情報232(その下にはプログラム識別部913)がさらなる処理のために発生する。
【0041】
放送受信器はさらに、放送受信器2の機能を制御するための制御部25と、この制御部25と接続されたユーザインタフェース26と、制御部25により形成された指示制御信号の程度に応じて制御される指示ユニット、ユーザによる操作命令を入力するために入力ユニットを有する。操作命令は操作信号261として制御部25に供給される。制御部25には、RDSデコーダの第1出力端に発生するRDS情報232も供給される。
【0042】
ここまで説明した放送受信器は、一般的に公知であり、何百万個と製造され販売されている。従って記述の放送受信器の構造および機能は公知のものと考えることができ、詳細に説明する必要はない。
【0043】
本発明の放送受信器はさらに、RDSデコーダ23の第2出力端232と接続された識別回路24を、ラジオテキスト情報の一部としてRDS情報信号内で伝送されるインターネットアドレスを識別および分離するために有する。RDSデコーダの第2出力端には、受信された放送信号11にタイプ2のRDS信号グループが含まれる場合、ラジオテキスト信号、並びに所属のテキストセグメントアドレス信号およびテキストA/B信号が発生する。これらの信号は識別回路で、少なくとも1つのインターネットアドレスの存在について検査される。前記の場合、RT情報内で伝送されるインターネットアドレスは特徴的な符号文字シーケンスによって表される。これは例えば「//」と、インターネットアドレスに直接続く第2の符号文字シーケンス「\\」により表される。識別回路24はRT情報をこれら特徴的符号文字シーケンスについて検査する。特徴的符号文字シーケンスにより囲まれた符号文字シーケンスは識別回路24によりインターネットアドレスとして識別される。
【0044】
インターネットアドレスを含んでおらず、放送受信器2の表示ユニット26に表示するために設けられた、ラジオテキスト信号の構成部分242はRDSデコーダ23を介して制御部25に供給される。この制御部は表示制御信号252により表示ユニット26を公知のようにラジオテキスト信号の表示のため制御する。有利にはこのラジオテキスト信号の構成部分242はタイプ2Aまたは2Bのグループ形態で制御部25に供給される。従ってラジオテキスト信号に関しては、識別回路24がフィルタとして作用し、このフィルタがラジオテキスト信号から、放送受信器の表示ユニット26に表示するためのものではない情報を除去する。
【0045】
ラジオテキスト信号に含まれ、識別回路24により識別されたインターネットアドレスはメモリ27に供給され、有利には瞬時に受信される放送プログラム番組のプログラム番組識別子913と共に記憶される。この放送プログラム番組は制御部25により、RDSデコーダ23の第1出力端に発生するRDSデータから分離され、信号254としてメモリに供給される。
【0046】
本発明では記述の放送受信器が、有利には制御部25に実現された通信ソフトウエア250を有する。この通信ソフトウエアは以下、簡単にブラウザ250と称する。ブラウザ250は、放送受信器2といわゆるインターネット(図には第2の通信ネットワーク5として示されている)との間の通信接続を、呼び出し命令255に基づきメモリ27から読み出されたインターネットアドレス271に従って形成し、放送受信器2とインターネット5との間の通信を制御する。通信接続を放送受信器2とインターネット5との間で形成するために、ブラウザ250は通信インタフェース6にアクセスする。通信インタフェースはこの実施例ではGSM規格に従い機能する移動無線電話6の形態に構成されている。
【0047】
移動無線電話6は、これにブラウザによって供給されたインターネットアドレス256に従い送受信アンテナ61を介して、第2の送受信アンテナ71の装備された移動基地局7への無線接続を形成する。この移動基地局の無線セル内には前記放送受信器が存在する。移動無線基地局7は、インターネットアドレス256を含む問い合わせ信号72をインターネット5にさらに導き、これに基づいてインターネットアドレス256により示されたインターネットデータプロバイダ3,略してプロバイダへの接続が形成される。問い合わせ信号72に基づきプロバイダ3は、インターネットを介して移動無線基地局7に供給され、この基地局から既存の移動無線接続を介して放送受信器2の移動無線電話6に供給されるデータを受け取る。
【0048】
以降の説明では、ブラウザ250によりインターネットアドレス172に従って選択されたプロバイダ3が放送プロバイダであることを前提とする。この放送プロバイダの放送プログラム番組31は瞬時に放送受信器2により受信され、情報32もインターネット5を介して提供される。
【0049】
放送プロバイダ33からインターネット5を介して情報が提供される場合に使用される情報は次のとおりである。
【0050】
・放送受信器2の表示ユニット26に表示するのに適した情報;例えばプログラム一覧、タイトル、瞬時に送信された音楽作品の解釈、またはユーザのユーザインタフェースでの操作入力により選択可能な対話的情報、例えばテレビジョン方法のビデオテキストシステムのような情報である。
【0051】
・放送受信器2に対する制御情報、例えばAFリスト;このリストは、劣悪な受信品質で放送信号が受信された場合に、移動無線通信インタフェース6を介して放送信号を介するよりも高いデータ確実性を以て受信可能である。
【0052】
・他のインターネットアドレス;このインターネットアドレスの下で例えば同等の情報またはさらなる情報、例えば同じ放送プロバイダの他のプログラム番組についての情報を呼び出すことのできる。
【0053】
・放送受信器2に接続された外部要素8に対する制御情報;これは例えばスタート地点から目標地点までの走行ルートを記憶された地図情報に基づいて計算するナビゲーション装置のための道路状態情報または交通情報、および付加的な道路状態情報または交通情報である。
【0054】
プロバイダ3により使用される情報32が表示ユニットで表示するために設けられた情報である場合、ブラウザ250は通信インタフェース6で使用可能なインターネット情報601を制御部26で読み出し、そのインターネット情報の出力を相応の制御信号252を用いて制御する。
【0055】
さらなるインターネットアドレス32がある場合には、このインターネットアドレスは有利には移動無線電話6により使用される信号としてメモリ27に書き込まれる。
【0056】
メモリ27に格納された所定のインターネットアドレス271へのアクセスは、制御部25により自動的に初期化されるか、または操作インタフェース26を介する相応のユーザ入力に基づき行われる。
【0057】
本発明の第1の択一的実施例は、記述のRDS放送受信器としての他の放送受信器に向けられたものである。本発明の放送受信器は例えばテレビジョン受信機の形態とすることができる。この場合、インターネットアドレスを伝送するためにビデオテキスト信号を使用することができる。さらに放送受信器は例えばデジタル放送に対する受信器、例えばDAB(= Digital Audio Broadcasting)受信器、またはDSR(= Digitales Sateliten Radio)受信器として構成することができる。ここではインターネットアドレスを伝送するために相応の放送伝送システムに設けられた伝送チャネルが使用される。
【0058】
第2の択一的実施例は、放送プロバイダ3から放送受信器2への線路接続放送伝送に向けられたものである。このための例として、いわゆるケーブルテレビの公知のシステム、およびいわゆるケーブルラジオを挙げておく。ケーブルラジオの場合はインターネットアドレスをさらにラジオデータ信号の一部として、ケーブルテレビの場合は例えばビデオテキスト信号の一部として伝送することができる。
【0059】
第3の択一的実施例は、放送受信器2の側からのインターネットアクセスの形式に向けられたものである。通信インタフェースをGSM移動無線インタフェースとして構成する代わりに、このインタフェースを現在の技術状態の後、将来普及するUMTS移動無線規格に従って機能させることができる。択一的に、放送受信器が定置して、家庭での動作のために設けられている場合、放送受信器2の線路接続を例えば電話接続を介して、通信インタフェース6の一部として構成されたモデムまたはISDN接続によって行うことができる。さらにいわゆるGPRS規格も放送受信器2をインターネット5に接続するために使用できる。
【0060】
第4の択一的実施例は、問い合わせ命令を含むURLを放送送信器から放送受信器へ伝送することに向けられたものである。この問い合わせ命令は放送受信器を制御するためにフォーマットすることができる。このことを次に示す実施例に基づき説明する。
【0061】
第4の択一的実施例によれば、放送局はURLは前記の問い合わせ命令の形態で伝送する。この問い合わせ命令はプロバイダ3の選択に応じて、プロバイダの特別のデータ提供にアクセスする。この特別のデータ提供は例えば代替放送周波数(AFリスト)のリストである。この代替周波数を介して、瞬時に受信された放送プログラム番組と同じ放送プログラム番組が放射される。問い合わせ命令72の結果、問い合わされたAFリストは次にインターネットデータ32として、放送プロバイダ3の形態のプロバイダ3からインターネット5,基地局7および放送受信器の通信インタフェース6を介して放送受信器2に伝送される。そしてここでAFリストは放送受信器の図示しない放送周波数メモリに記憶される。このようにしてAFリストがとりわけ高速かつ確実に放送プロバイダ3から放送受信器2に伝送される。
【0062】
同じようにして放送受信器2には別の制御情報をインターネット5を介し(例えばラジオデータ信号を介するのではなく)供給することができる。これに対する例として、付加的要素8として放送受信器2に接続されたナビゲーション機器8の制御を挙げておく。
【0063】
相応にしてナビゲーション機器8は、ナビゲーション機器8のセンサ系、例えばそれ自体公知のGPS受信器によって求められた瞬時の車両位置からユーザにより設定された目的地までの走行ルートを計算する。ここでルート計算は、例えばCDに記憶された交通経路情報に基づいて行われる。有利にはルート計算は、瞬時の交通状況、例えば工事個所、交通渋滞等を考慮して行うことができる。ここで交通状況データはナビゲーション機器に通常のように、冒頭に述べたTMC放送受信器を介して符号化形態で供給することができる。
【0064】
本発明によれば、放送受信器2に放送局1から例えばRDS信号によって、問い合わせとしてフォーマットされたURLを供給することができる。このURLはプロバイダ3によりインターネットで使用される瞬時の交通状況データを指示する。URLを伝送することによって放送受信器は、プロバイダ3により使用される交通状況データ32をインターネット5を介してロードする。このデータは放送受信器8に接続されたナビゲーション機器8に供給され、ナビゲーション機器はこのデータをルート計算の際に考慮する。RDS−TMCデータに対して、インターネットを介してロードされた瞬時の交通状況データは比較的に高いデータ速度と比較的に高いデータ確実性を以て受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、放送送信器と放送受信器のブロック回路図を概略的に示す。
【図2】
図2は、RDS規格による情報信号の構造を概略的に示す。
従来の技術
本発明は独立請求項の上位概念による、情報を放送送信器により伝送するための方法、放送送信器により放射された情報を受信するための方法、放送受信器、および無線放送受信器の制御方法から出発する。
【0002】
情報を無線放送局により伝送するための方法は基本的に公知である。現在の無線放送局は例えばラジオ番組またはテレビジョン番組を無線周波数を介し、電磁波の形態で、地上放送アンテナを介して放射する。この放送周波数は伝送すべき情報によって周波数変調される。択一的な伝送媒体、例えばケーブルでは、ケーブルテレビが考えられ、デジタル無線伝送のような伝送方式、例えばDAB(= Digital Audio Broadcasting)も公知である。このデジタル無線伝送方式では、多数の搬送波周波数がデジタル無線プログラム番組信号によって変調される。
【0003】
さらに本来のプログラム番組信号、例えばラジオ番組に加えて、別の情報を無線周波数を介して伝送することが公知である。この別の情報は本来のプログラム番組信号を妨害しない。例えば「ラジオデータシステム(RDS)のDIN EN 50067仕様」、Deutsche Elektrotechnische Kommission im DIN und VDE (DKE), Beuth Verlag GmbH, Berlin, Feb. 1993, 「Tech. 3244−E Specifications of radio data system for VHF/FM sound broadcasting」, European Broadcasting Union, Bruessel, March 1984 から、ラジオ番組が0から53kHzの周波数領域を占有するベースバンド信号に周波数57kHzの補助搬送波を設け、この補助搬送波をデジタル形態で存在する情報信号によって振幅変調し、放送周波数をこのマルチプレクス信号により変調することが公知である。デジタル情報信号に含まれる情報はとりわけ、受信されたラジオ番組および聴取者の情報の受信品質を最適化するために、移動無線受信器を自動同調するのに使用される。
【0004】
さらに広いエリアで導入された既存の放送伝送システム、例えば前述のラジオ放送のラジオデータシステム(RDS)またはテレビジョン放送のビデテキストシステムは、情報信号に対して制限された伝送容量を有する。ラジオデータシステムの場合では、情報信号に対する伝送容量が前記のRDS仕様で設定されたデータ速度によって決められる。補助搬送波を情報信号により変調することによって取られる周波数領域を拡大することは、補助搬送波がラジオ信号のスペクトルに近いため考慮の範疇に入らない。さらにRDS信号のデータ速度を上昇させることは、とりわけ移動無線受信器では、受信品質の変動または低下につながり、データ速度が高いと情報信号の受信がさらに悪化することとなる。
【0005】
DE3536820C2は、大きなデータ量を有する交通情報を移動無線放送受信器に表示する手段を開示する。ここでは、ラジオデータシステムの情報信号によってメモリアドレスを含むコードを送信する。ここでメモリアドレスは移動無線放送受信器において、表示すべき交通情報の所定構成部分がファイルされているメモリセルをアドレシングする。従って適切なアドレスシーケンスを伝送することによって複雑な情報でも、記憶された所定の情報構成部分からの情報の合成によって表示することができる。この方法は略語TMC(Traffic Message Channel)として公知である。しかしTMC方法でも最終的には伝送容量を上昇させるのには適さず、さらに受信側で情報構成部分を記憶するためのメモリ容量を設けなければならない。さらに表示可能な情報の量と形式は受信側のメモリの内容によって制限される。
【0006】
さらに付加情報を正しく受信することは、とりわけ移動無線放送受信器において受信状況が変化する場合にはしばしば保証されない。
【0007】
発明の利点
独立請求項の特徴部分の構成を有する本発明の、情報を無線放送局によって伝送する方法、および無線放送局により放射された情報を受信するための方法は、放送局から無線放送受信器へ情報を伝送するための伝送容量を上昇させることができるという利点を有する。有利にはこのために既存の放送伝送システムが、面倒な変更なしで、高いデータ伝送容量を有するインターネット手段と組み合わされる。
【0008】
ここで特に有利には、インターネットアドレスをプログラム内容の他に伝送される情報信号の一部として伝送する。なぜならこれにより、プログラム信号が伝送すべきインターネットアドレスにより妨害を受けることが回避されるからである。
【0009】
さらにインターネットアドレスを伝送するために、広く普及しておりユーザに受け入れられる既存の伝送経路、例えばラジオデータシステム、またはラジオ放送の場合のSWIFT/DARC規格、またはテレビジョン放送の場合のビデオテキスト信号を使用すると有利である。
【0010】
ユーザに相応に普及し受け入れられた後、伝送容量が比較的に高いためインターネットアドレスに対する伝送媒体としてさらに、デジタル地上放送または衛星放送のための規格、とりわけデジタルオーディオ放送(DAB)規格、またはデジタル衛星ラジオ(DSR)規格に従って放射された放送信号が特に重要である。
【0011】
インターネットアドレスを放送受信器に伝送した後、このアドレスが自動的に通信インタフェース、とりわけ無線インタフェースを介して選択されると有利である。このことによりユーザは、場合によっては負担と感じられる入力過程から解放される。このことはとりわけ、放送受信器が車両にある場合に交通安全性を高めるため重要である。
【0012】
有利には、伝送されたインターネットアドレスの下で呼び出し可能な情報を放送受信器、または放送受信器または通信インタフェースに接続された要素の制御のために使用する。例として、RDS信号によって通常、伝送されるAFリストを挙げておく。このAFリストは移動放送受信器の場合は、受信特性の悪化によりしばしば部分的にしか受信されなかったり、エラーを伴って受信されることがある。この制御補助情報を通信インタフェースを介して伝送することにエラーが生じることはなく、伝送容量が高いため放送を介するよりも高速に行われる。
【0013】
放送受信器または放送受信器に接続された機器を制御するための本発明の方法は、放送を介して放射され、インターネットアドレスとしてフォーマットされた制御情報によって放送受信器を起動することができ、自動的にインターネットプロバイダの所定データにアクセスし、制御機能をインターネットプロバイダのデータに応じて実行し、またはインターネットプロバイダのデータを放送受信器に接続された機器でこれの機能を制御するためアクセスできるという利点を有する。このことはとりわけ、プロバイダのデータを、データ速度の速いインターネットを介してさらに確実にロードおよび伝送できるので有利である。
【0014】
図面
本発明の実施例が図面に示されており、以下詳細に説明する。
【0015】
図1は、放送送信器と放送受信器のブロック回路図を概略的に示す。この放送送信器は、放送局により形成された放送プログラム番組信号を放送信号として無線放送周波数を介して放射する。放送受信器は放送信号を受信し、放送信号に含まれる情報を出力する。
【0016】
図2は、RDS規格による情報信号の構造を概略的に示す。
【0017】
実施例の説明
概念「放送」とは本発明では、AMまたはFM変調された放送周波数を介して伝送されるラジオ放送、一般的に「ラジオ」と称されるものに限定されるものではない。むしろ「放送」とは情報提供者の情報を多数の受信者に伝送することであると理解すべきである。例として周知のFMまたはAM放送の他に、例えばDAB(= Digital Audio Broadcasting)として公知の地上デジタル放送、DSR(= Digitales Sateliten Radio)として公知のデジタル衛星方法、並びに衛星テレビジョン、ケーブルテレビ、および地上波テレビジョンを挙げておく。
【0018】
さらに放送は本発明との関連では、電磁波を用いた無線伝送に制限されるものではなく、さらに広義にケーブル接続伝送、例えば銅線またはグラスファイバにも拡張される。
【0019】
本発明の、情報を放送送信器により伝送する方法、放送送信器により放射された情報を受信する方法、および放送受信器を以下に、RDS放送送信器と、移動での使用、とりわけ自動車に設けられた、図1に示すRDS放送受信器の例で説明する。
【0020】
放送プロバイダ3は放送プログラム番組信号31を形成する。この信号は、音楽番組または音声番組を含み、放送受信器で音響再生される。放送プログラム番組信号の他に送信すべき放送プログラム番組信号31は情報信号を含んでおり、この情報信号は冒頭に述べたRDS仕様に設けられた付加情報を含んでいる。
【0021】
RDS情報信号、および図2に示されたその一部は、データグループ、すなわちショートグループ90のシーケンスからなる。各グループは4つのデータブロック、すなわちショートブロック91,92,93,94を含む。ショートブロックは通常、ブロックA,B,C,Dとして示される。各ブロックは26ビットを含み、ここで各ブロックの最初の16ビットは本来のデータワード911,921,931,941を形成する。一方、各ブロックの残りの10ビット912,922,932,942は、データワードから導出されたチェックワードおよびオフセットワードからなる。チェックワードはエラー識別および場合によりエラー補正に用いられる。オフセットワードは放送受信器のブロック同期を可能にする。
【0022】
種々の情報形式の伝送するために、RDS仕様には種々異なるグループ形式が設けられている。これらはRDS情報信号を形成するために所定の順序で並んでいるわけではない。所定の特に重要と見なされる情報形式はすべてのまたは大多数のグループ形式で伝送される。これに対して他のとりわけ大容量の情報は所定のグループ形式に制限されている。RDS信号での所定のグループ形式の割合、ないしは繰り返し速度は所定のグループ形式に対するRDS仕様に定められている。残りの伝送容量は送信側で任意の情報に対し、すなわちグループ形式に対してRDS仕様の枠内で使用することができる。
【0023】
ブロックB(92)のデータワード921は、4ビットのグループ形式識別子をグループ形式の識別のために含んでいる。グループ形式識別子に続くバージョンビット924は、1つの同じグループ形式の2つの異なるバージョンを識別するのに用いる。グループ形式識別子923とバージョンビット924はグループ形式に依存せずに常にブロックB(92)のデータワード921で伝送される。
【0024】
グループ形式バージョンビット924には、ブロックBのデータワード921ではグループ形式に依存しないでさらに、1ビットの交通放送識別子(TP=トラフィックプログラム)925が続く。この交通放送識別子は、受信された放送プログラム内で交通情報が伝送されるか否かを指示する。さらに5ビットのプログラム番組識別子(PTY=プログラムタイプ)926が続いており、これは例えばニュース放送、スポーツ放送、音楽放送を区別する。
【0025】
ブロックA(91)のデータワード911は、同様にグループ形式に依存しないで、プログラム識別子(PI=プログラム識別)913を含んでいる。これは放送プログラム番組に一義的に割り当てられており、従って放送プログラム番組を問題なく識別することができる。所定の放送プログラム番組は通常、多数の放送送信器から多数の放送周波数を介して放射されるから、プログラム識別子により放送受信器はこのような所定のプログラム番組が放射されている放送周波数を自動的にサーチすることができる。瞬時に受信している放送周波数の受信状態が悪化した場合には、プログラム識別子に基づいて、同じプログラム番組を放射しており、瞬時に受信している放送周波数よりも良好な受信品質を有する代替放送周波数を検出することができる。バージョンビット924が論理値「1」を有するグループ形式バージョンBのグループの場合、ブロックC(93)のデータワード931もプログラム番組識別子(PI)を含む。
【0026】
ブロックD(94)のデータワード941は、他の方法でグループ形式固有の情報を有する。同じことがバージョンAのグループ(すなわちグループ形式ビット924が論理値「0」を有する)の場合にブロックC(93)のデータワード931に対しても当てはまる。
【0027】
グループ形式2の場合では、ブロックD(94)のデータワード941に、バージョンAの場合にはブロックC(93)のデータワード931でも、ラジオテキスト情報(RT)943ないし943と933が伝送される。ラジオテキストとは符号化された文字伝送であり、ここでRDS仕様に従って伝送された文字符号は、放送受信器の表示ユニットに表示するために設けられている。
【0028】
タイプ2のグループの場合、ブロックBのデータワード921の残りの5ビットはいわゆるテキストA/Bフラグ927とテキストセグメントアドレス928を含んでいる。ブロックBのデータワード921の最後の4ビットを含むテキストセグメントアドレス928は、ブロックD(グループ2B)またはブロックCおよびD(グループ2A)で伝送された文字符号を文字表示部内のどの位置に指示すべきかを指示する。これに対してテキストA/Bフラグは、伝送された符号により既存の文字表示を上書きすべきか否か、または表示された文字符号を瞬時に伝送された文字符号の表示前に消去すべきか否かを指示する。
【0029】
本発明では、RDS情報信号がインターネットアドレス(URL=Uniform Resource Locator)の伝送にも使用される。この実施例では、URLはタイプ2のグループで、ラジオテキスト情報の代わりに、またはその一部として伝送される。
【0030】
URL([http://web.urz.uni−heidelberg.de//ausbildung/unterlagen/internet/sbkurs/netsc4/url.shtml]も参照)はwwwドキュメントのアドレスおよびネーム、並びに選択された伝送プロトコルも含んでいる。後者は上記のURLでは http(=hypertext transfer protocol)である。択一的にURLは具体的な問い合わせ命令を含むこともできる。これは例えば[http://de.ink.yahoo.com/bin/query−de?p=url&hn=7&hc=0&hs=111]であり、これにより上に説明したテーマURLが見出される。
【0031】
ここでURLは、ブロックD(グループタイプ2B)のラジオテキスト情報943内の特徴的文字符号シーケンス、またはブロックCとD(グループタイプ2A)の933と943内の文字符号シーケンスにより識別され、有利には開始される。インターネットアドレスを表す文字符号シーケンスはここではインターネットアドレス自体の構成部分とすることができ、例えば公知のようにインターネットアドレス開始文字符号シーケンス「//」からなるか、またはこれを含む。インターネットアドレスの終了を示すために、とりわけインターネットアドレスが表示ユニット26にラジオテキスト文字符号を表示するために伝送される場合には、さらにインターネットアドレスの符号を表示すべきラジオテキスト文字符号から区別するために、インターネットアドレスの終了を有利にはマークされた文字符号シーケンス、例えば「//」によりマークする。
【0032】
有利にはRDS−RT−情報内のURLは、URLを開始する文字符号のシーケンスの1つ、この実施例では「//」とは異なる文字符号シーケンス、例えば「\\」により終了される。これにより後続の文字符号シーケンス「//」を受信側で誤ってインターネットアドレスの開始として解釈することが回避される。これは、開始文字符号シーケンス「//」が例えば受信個所での受信品質が悪いため、またはURLの伝送中にRDS信号の受信が開始されたため受信されなかった場合である。
【0033】
RDS信号内でURLを識別するための択一的手段ももちろん可能であり、本発明の枠内である。例えばこれまで詳細に説明しなかったRDS信号のグループタイプをURLの伝送のためにリザーブすること、使用することも可能である。この場合、URLはグループタイプで識別される。
【0034】
放送プロバイダにより形成された放送プログラム番組信号31はラジオ放送プログラム番組信号と少なくとも1つのインターネットアドレスを含むRDS情報信号を含む。この放送プログラム番組信号は第1の通信ネットワーク4を介して少なくとも1つの放送送信器1に供給される。第1の通信ネットワークは、例えばケーブル接続または放送プロバイダーと放送送信器1との間の指向性無線通信接続として構成されている。放送プログラム番組信号31をプロバイダ3から放送送信器1へ伝送することはここでは、ラジオプログラム番組信号と情報信号(これはデジタルデータ流の形態である)とが放送送信器1に別個の信号として供給されるように行われる。放送送信器1はRDS変調器を有しており、このRDS変調器は、57kHz補助搬送波を、送信器固有の情報(例えば代替放送周波数のリスト)を補充して振幅変調する。
【0035】
同様にRDS仕様に定義された、代替放送周波数(AF=代替周波数)リストも同様に、同じ放送プログラム番組31が放射される放送周波数を含んでいる。刊行物EP0527275B1では、代替放送周波数のリストをRDS情報信号内で、放射する放送送信器の放送周波数がそれぞれ他の放送送信器の放送周波数と共にペアごとに送信されるように放射することが提案されている。
【0036】
放送送信器1は、EP0527275B1に相応して、放送プロバイダ3により形成されたRDSデータ流を、送信側固有の代替周波数(AF)のリストだけ送信RDS情報信号に補充する。このリストには、同じプログラム番組が放射される各代替放送周波数に、放送送信器1の放送周波数がペアごとに割り当てられている。代替周波数は放送送信器1にここでは有利にはRDSデータ流の一部として供給される。
【0037】
放送送信器はさらにマルチプレクサを有する。このマルチプレクサにて、ベースバンドにおいて0〜53kHzの周波数領域を占有する放送プログラム番組信号が、RDS情報信号により振幅変調された57kHzの補助搬送波と共に送信すべきマルチプレクス信号にそれ自体公知のように統合される。このマルチプレクス信号は放送プログラム番組信号31の情報を含んでいる。
【0038】
放送送信器1の周波数変調器では、続いて放送送信器1の放送周波数が、放送プログラム番組信号を含むマルチプレクス信号によって放送信号11の形成のために公知のように周波数変調され、続いて放送信号11が放送送信器1の送信アンテナを介して電磁ビームの形態で放射される。
【0039】
放送送信器1の放送信号11は、放送送信器1の送信領域に存在する放送受信器2の受信アンテナ20により受信される。放送受信器2の瞬時位置で受信可能な、別の放送送信器の放送信号がある場合には、放送受信器2の受信アンテナ20のアンテナ信号201は種々異なる放送送信器の放送信号の重畳からなる。このアンテナ信号201から放送受信器1の放送信号11が、同調制御信号251に依存して同調可能な放送受信器の受信部21によって選択される。受信部21はそれ自体公知のように、多数の受信可能な放送信号を受信および選択するのに必要な手段を有する。さらに受信部は周波数復調器を有し、これにより受信部21の出力側では放送送信器1の放送周波数に重畳変調されたマルチプレクス信号211が得られる。
【0040】
マルチプレクス信号211はさらにRDSデコーダ23に供給される。このRDSデコーダは、公知のようにRDSデータをマルチプレクス信号211から分離するのに必要な手段を有している。RDSデコーダ23の第1の出力端には、マルチプレクス信号211から再生されたRDS情報232(その下にはプログラム識別部913)がさらなる処理のために発生する。
【0041】
放送受信器はさらに、放送受信器2の機能を制御するための制御部25と、この制御部25と接続されたユーザインタフェース26と、制御部25により形成された指示制御信号の程度に応じて制御される指示ユニット、ユーザによる操作命令を入力するために入力ユニットを有する。操作命令は操作信号261として制御部25に供給される。制御部25には、RDSデコーダの第1出力端に発生するRDS情報232も供給される。
【0042】
ここまで説明した放送受信器は、一般的に公知であり、何百万個と製造され販売されている。従って記述の放送受信器の構造および機能は公知のものと考えることができ、詳細に説明する必要はない。
【0043】
本発明の放送受信器はさらに、RDSデコーダ23の第2出力端232と接続された識別回路24を、ラジオテキスト情報の一部としてRDS情報信号内で伝送されるインターネットアドレスを識別および分離するために有する。RDSデコーダの第2出力端には、受信された放送信号11にタイプ2のRDS信号グループが含まれる場合、ラジオテキスト信号、並びに所属のテキストセグメントアドレス信号およびテキストA/B信号が発生する。これらの信号は識別回路で、少なくとも1つのインターネットアドレスの存在について検査される。前記の場合、RT情報内で伝送されるインターネットアドレスは特徴的な符号文字シーケンスによって表される。これは例えば「//」と、インターネットアドレスに直接続く第2の符号文字シーケンス「\\」により表される。識別回路24はRT情報をこれら特徴的符号文字シーケンスについて検査する。特徴的符号文字シーケンスにより囲まれた符号文字シーケンスは識別回路24によりインターネットアドレスとして識別される。
【0044】
インターネットアドレスを含んでおらず、放送受信器2の表示ユニット26に表示するために設けられた、ラジオテキスト信号の構成部分242はRDSデコーダ23を介して制御部25に供給される。この制御部は表示制御信号252により表示ユニット26を公知のようにラジオテキスト信号の表示のため制御する。有利にはこのラジオテキスト信号の構成部分242はタイプ2Aまたは2Bのグループ形態で制御部25に供給される。従ってラジオテキスト信号に関しては、識別回路24がフィルタとして作用し、このフィルタがラジオテキスト信号から、放送受信器の表示ユニット26に表示するためのものではない情報を除去する。
【0045】
ラジオテキスト信号に含まれ、識別回路24により識別されたインターネットアドレスはメモリ27に供給され、有利には瞬時に受信される放送プログラム番組のプログラム番組識別子913と共に記憶される。この放送プログラム番組は制御部25により、RDSデコーダ23の第1出力端に発生するRDSデータから分離され、信号254としてメモリに供給される。
【0046】
本発明では記述の放送受信器が、有利には制御部25に実現された通信ソフトウエア250を有する。この通信ソフトウエアは以下、簡単にブラウザ250と称する。ブラウザ250は、放送受信器2といわゆるインターネット(図には第2の通信ネットワーク5として示されている)との間の通信接続を、呼び出し命令255に基づきメモリ27から読み出されたインターネットアドレス271に従って形成し、放送受信器2とインターネット5との間の通信を制御する。通信接続を放送受信器2とインターネット5との間で形成するために、ブラウザ250は通信インタフェース6にアクセスする。通信インタフェースはこの実施例ではGSM規格に従い機能する移動無線電話6の形態に構成されている。
【0047】
移動無線電話6は、これにブラウザによって供給されたインターネットアドレス256に従い送受信アンテナ61を介して、第2の送受信アンテナ71の装備された移動基地局7への無線接続を形成する。この移動基地局の無線セル内には前記放送受信器が存在する。移動無線基地局7は、インターネットアドレス256を含む問い合わせ信号72をインターネット5にさらに導き、これに基づいてインターネットアドレス256により示されたインターネットデータプロバイダ3,略してプロバイダへの接続が形成される。問い合わせ信号72に基づきプロバイダ3は、インターネットを介して移動無線基地局7に供給され、この基地局から既存の移動無線接続を介して放送受信器2の移動無線電話6に供給されるデータを受け取る。
【0048】
以降の説明では、ブラウザ250によりインターネットアドレス172に従って選択されたプロバイダ3が放送プロバイダであることを前提とする。この放送プロバイダの放送プログラム番組31は瞬時に放送受信器2により受信され、情報32もインターネット5を介して提供される。
【0049】
放送プロバイダ33からインターネット5を介して情報が提供される場合に使用される情報は次のとおりである。
【0050】
・放送受信器2の表示ユニット26に表示するのに適した情報;例えばプログラム一覧、タイトル、瞬時に送信された音楽作品の解釈、またはユーザのユーザインタフェースでの操作入力により選択可能な対話的情報、例えばテレビジョン方法のビデオテキストシステムのような情報である。
【0051】
・放送受信器2に対する制御情報、例えばAFリスト;このリストは、劣悪な受信品質で放送信号が受信された場合に、移動無線通信インタフェース6を介して放送信号を介するよりも高いデータ確実性を以て受信可能である。
【0052】
・他のインターネットアドレス;このインターネットアドレスの下で例えば同等の情報またはさらなる情報、例えば同じ放送プロバイダの他のプログラム番組についての情報を呼び出すことのできる。
【0053】
・放送受信器2に接続された外部要素8に対する制御情報;これは例えばスタート地点から目標地点までの走行ルートを記憶された地図情報に基づいて計算するナビゲーション装置のための道路状態情報または交通情報、および付加的な道路状態情報または交通情報である。
【0054】
プロバイダ3により使用される情報32が表示ユニットで表示するために設けられた情報である場合、ブラウザ250は通信インタフェース6で使用可能なインターネット情報601を制御部26で読み出し、そのインターネット情報の出力を相応の制御信号252を用いて制御する。
【0055】
さらなるインターネットアドレス32がある場合には、このインターネットアドレスは有利には移動無線電話6により使用される信号としてメモリ27に書き込まれる。
【0056】
メモリ27に格納された所定のインターネットアドレス271へのアクセスは、制御部25により自動的に初期化されるか、または操作インタフェース26を介する相応のユーザ入力に基づき行われる。
【0057】
本発明の第1の択一的実施例は、記述のRDS放送受信器としての他の放送受信器に向けられたものである。本発明の放送受信器は例えばテレビジョン受信機の形態とすることができる。この場合、インターネットアドレスを伝送するためにビデオテキスト信号を使用することができる。さらに放送受信器は例えばデジタル放送に対する受信器、例えばDAB(= Digital Audio Broadcasting)受信器、またはDSR(= Digitales Sateliten Radio)受信器として構成することができる。ここではインターネットアドレスを伝送するために相応の放送伝送システムに設けられた伝送チャネルが使用される。
【0058】
第2の択一的実施例は、放送プロバイダ3から放送受信器2への線路接続放送伝送に向けられたものである。このための例として、いわゆるケーブルテレビの公知のシステム、およびいわゆるケーブルラジオを挙げておく。ケーブルラジオの場合はインターネットアドレスをさらにラジオデータ信号の一部として、ケーブルテレビの場合は例えばビデオテキスト信号の一部として伝送することができる。
【0059】
第3の択一的実施例は、放送受信器2の側からのインターネットアクセスの形式に向けられたものである。通信インタフェースをGSM移動無線インタフェースとして構成する代わりに、このインタフェースを現在の技術状態の後、将来普及するUMTS移動無線規格に従って機能させることができる。択一的に、放送受信器が定置して、家庭での動作のために設けられている場合、放送受信器2の線路接続を例えば電話接続を介して、通信インタフェース6の一部として構成されたモデムまたはISDN接続によって行うことができる。さらにいわゆるGPRS規格も放送受信器2をインターネット5に接続するために使用できる。
【0060】
第4の択一的実施例は、問い合わせ命令を含むURLを放送送信器から放送受信器へ伝送することに向けられたものである。この問い合わせ命令は放送受信器を制御するためにフォーマットすることができる。このことを次に示す実施例に基づき説明する。
【0061】
第4の択一的実施例によれば、放送局はURLは前記の問い合わせ命令の形態で伝送する。この問い合わせ命令はプロバイダ3の選択に応じて、プロバイダの特別のデータ提供にアクセスする。この特別のデータ提供は例えば代替放送周波数(AFリスト)のリストである。この代替周波数を介して、瞬時に受信された放送プログラム番組と同じ放送プログラム番組が放射される。問い合わせ命令72の結果、問い合わされたAFリストは次にインターネットデータ32として、放送プロバイダ3の形態のプロバイダ3からインターネット5,基地局7および放送受信器の通信インタフェース6を介して放送受信器2に伝送される。そしてここでAFリストは放送受信器の図示しない放送周波数メモリに記憶される。このようにしてAFリストがとりわけ高速かつ確実に放送プロバイダ3から放送受信器2に伝送される。
【0062】
同じようにして放送受信器2には別の制御情報をインターネット5を介し(例えばラジオデータ信号を介するのではなく)供給することができる。これに対する例として、付加的要素8として放送受信器2に接続されたナビゲーション機器8の制御を挙げておく。
【0063】
相応にしてナビゲーション機器8は、ナビゲーション機器8のセンサ系、例えばそれ自体公知のGPS受信器によって求められた瞬時の車両位置からユーザにより設定された目的地までの走行ルートを計算する。ここでルート計算は、例えばCDに記憶された交通経路情報に基づいて行われる。有利にはルート計算は、瞬時の交通状況、例えば工事個所、交通渋滞等を考慮して行うことができる。ここで交通状況データはナビゲーション機器に通常のように、冒頭に述べたTMC放送受信器を介して符号化形態で供給することができる。
【0064】
本発明によれば、放送受信器2に放送局1から例えばRDS信号によって、問い合わせとしてフォーマットされたURLを供給することができる。このURLはプロバイダ3によりインターネットで使用される瞬時の交通状況データを指示する。URLを伝送することによって放送受信器は、プロバイダ3により使用される交通状況データ32をインターネット5を介してロードする。このデータは放送受信器8に接続されたナビゲーション機器8に供給され、ナビゲーション機器はこのデータをルート計算の際に考慮する。RDS−TMCデータに対して、インターネットを介してロードされた瞬時の交通状況データは比較的に高いデータ速度と比較的に高いデータ確実性を以て受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、放送送信器と放送受信器のブロック回路図を概略的に示す。
【図2】
図2は、RDS規格による情報信号の構造を概略的に示す。
Claims (18)
- 情報を放送送信器により伝送するための方法において、
前記情報は少なくとも1つのインターネットアドレスを含む、
ことを特徴とする方法。 - 少なくとも1つのインターネットアドレスを、プログラム番組内容の他に伝送される情報信号の一部として伝送する、請求項1記載の方法。
- 少なくとも1つのインターネットアドレスを、ラジオデータシステム(RDS)規格またはSWFT/DARC規格に従い伝送される情報信号の一部として伝送する、請求項2記載の方法。
- 少なくとも1つのインターネットアドレスをビデオテキスト信号内で伝送する、請求項2記載の方法。
- 少なくとも1つのインターネットアドレスを、デジタル地上波放送または衛星放送に対する規格に従った放送信号内で、とりわけデジタルオーディオ放送(DAB)規格またはデジタル衛星ラジオ(DSR)規格に従った放送信号内で伝送する、請求項1記載の方法。
- 放送送信器により放射される情報の受信方法において、
情報は少なくとも1つのインターネットアドレスを含む、
ことを特徴とする方法。 - 少なくとも1つのインターネットアドレスを、プログラム番組内容の他に、とりわけラジオデータシステム(RDS)規格、SWIFT/DARC規格またはビデオテキスト規格に従い伝送される情報信号の一部として伝送する、請求項6記載の方法。
- 少なくとも1つのインターネットアドレスを放送信号内で、デジタル地上波放送または衛星放送に対する規格、とりわけデジタルオーディオ放送(DAB)規格またはデジタル衛星ラジオ(DSR)規格に従い伝送する、請求項6記載の方法。
- 少なくとも1つのインターネットアドレスを、放射された情報を受信するのに適した放送受信器内で分離する、請求項6から8までのいずれか1項記載の方法。
- 少なくとも1つのインターネットアドレスを自動的に、通信インタフェース(6)、とりわけ無線インタフェースを介して選択する、請求項6から9までのいずれか1項記載の方法。
- 選択されたインターネットアドレスの下で使用可能な情報を通信インタフェースを介して呼び出す、請求項10記載の方法。
- 通信インタフェースを介して伝送される情報を光学的または音響的に放送受信器または別個の出力ユニットを介して出力する、請求項11記載の方法。
- 通信インタフェースを介して伝送される情報を、放送受信器、または該放送受信器に接続された要素、または通信インタフェースに直接接続された要素を制御するために使用する、請求項11記載の方法。
- インターネットアドレスを、放送を介して伝送され受信された情報から分離するための識別回路(24)が設けられている、ことを特徴とする放送受信器。
- 通信インタフェース(6)、とりわけ無線インタフェースが、受信された情報から分離されたインターネットアドレスを選択するために設けられている、請求項14記載の放送受信器。
- 通信インタフェース(6)を介して、選択されたインターネットアドレスから呼び出された情報に対する評価部(250)が設けられている、請求項15記載の放送受信器。
- 前記評価部(250)は、選択されたインターネットアドレスに基づき呼び出された情報に基づいて制御信号を形成し、放送受信器(2)または通信インタフェース(6)と接続された要素を制御するように構成されている、請求項16記載の放送受信器。
- 放送受信器または放送受信器と接続された機器を、放送受信器により受信された情報によって制御するための方法において、
情報は少なくとも1つのインターネットアドレスを含み、
少なくとも1つのインターネットアドレスは、プロバイダにより提供される所定のデータに対する問い合わせとしてフォーマットされており、
放送受信器または放送受信器と接続された機器は、通信インタフェースを介して、受信された少なくとも1つのインターネットアドレスにより問い合わされたデータにしたがって制御される、ことを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10031981A DE10031981A1 (de) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | Verfahren zur Übertragung von Informationen durch einen Rundfunksender, Verfahren zum Empfang von durch einen Rundfunksender ausgestrahlten Informationen, Verfahren zur Steuerung eines Rundfunkempfängers und Rundfunkempfänger |
PCT/DE2001/001683 WO2002003583A2 (de) | 2000-06-30 | 2001-05-03 | Verfahren zur übertragung von informationen durch einen rundfunksender, wobei die informationen mindestens eine internetadresse umfassen und verfahren zum empfang dieser informationen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004503129A true JP2004503129A (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=7647406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002507546A Pending JP2004503129A (ja) | 2000-06-30 | 2001-05-03 | 情報を放送送信器により伝送するための方法、放送送信器により放射された情報を受信するための方法、無線放送受信器の制御方法、および放送受信器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20030054804A1 (ja) |
JP (1) | JP2004503129A (ja) |
DE (1) | DE10031981A1 (ja) |
WO (1) | WO2002003583A2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7574171B2 (en) | 2005-09-05 | 2009-08-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for providing information regarding service linking between terrestrial and satellite DMB systems and method for switching services by using service linking information in DMB terminal |
JP2015226096A (ja) * | 2014-05-26 | 2015-12-14 | 三菱電機株式会社 | ラジオ受信機 |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003152569A (ja) * | 2001-11-15 | 2003-05-23 | Nissan Motor Co Ltd | サテライトラジオ |
DE10252735B4 (de) * | 2002-11-13 | 2017-11-16 | Robert Bosch Gmbh | Datenformat, digitales Rundfunksignal, zugeordnetes Informationssystem und Verfahren zum Betreiben desselben |
US7502589B2 (en) | 2002-12-06 | 2009-03-10 | Bose Corporation | Supplemental broadcast data processing |
DE10260427A1 (de) * | 2002-12-21 | 2004-07-15 | Deutsche Telekom Ag | Kommunikationsmodul für Medienwiedergabegeräte |
SE526634C2 (sv) * | 2003-03-25 | 2005-10-18 | Airnet Holding Ab | Förfarande för överförande av stora informationsmängder via digitalt radionät |
EP1515464A1 (de) * | 2003-09-09 | 2005-03-16 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zum Aufbau einer Telekommunikationsverbindung |
US7222206B2 (en) * | 2003-09-18 | 2007-05-22 | Vulcan Portals, Inc. | Removable module for a portable electronic device having stand-alone and system functionality |
US7271997B2 (en) * | 2003-09-18 | 2007-09-18 | Vulcan Portals, Inc. | Processor module packaging for a portable electronic device display |
US20050066209A1 (en) * | 2003-09-18 | 2005-03-24 | Kee Martin J. | Portable electronic device having high and low power processors operable in a low power mode |
US7762470B2 (en) * | 2003-11-17 | 2010-07-27 | Dpd Patent Trust Ltd. | RFID token with multiple interface controller |
US20070207745A1 (en) * | 2004-03-31 | 2007-09-06 | Masahiro Tsushima | Digital Radio Communication Device |
US7447488B2 (en) | 2005-07-07 | 2008-11-04 | Bose Corporation | Broadcast signal reception enhancing |
WO2007124441A2 (en) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | Qualcomm Incorporated | Tagging language for broadcast radio |
US20070298710A1 (en) * | 2006-06-23 | 2007-12-27 | Sams Trevor J | Audio interfaces |
US8744337B2 (en) * | 2007-06-18 | 2014-06-03 | Qualcomm Incorporated | Apparatus and methods of enhancing radio programming |
US8638219B2 (en) * | 2007-06-18 | 2014-01-28 | Qualcomm Incorporated | Device and methods of providing radio data system information alerts |
KR20090043110A (ko) * | 2007-10-29 | 2009-05-06 | 삼성전자주식회사 | 라디오 데이터 서비스 기반의 데이터 송수신 방법 및 전송시스템 |
US8503957B2 (en) * | 2007-11-21 | 2013-08-06 | Qualcomm Incorporated | Radio data system (RDS) data processing methods and apparatus |
US8478216B2 (en) * | 2007-11-21 | 2013-07-02 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for searching for or tuning to one or more radio stations with minimum interaction with host processor |
US8666304B2 (en) * | 2007-11-21 | 2014-03-04 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus for downloading one or more radio data system (RDS) group type processing routines for RDS data |
US8571501B2 (en) * | 2008-04-21 | 2013-10-29 | Qualcomm Incorporated | Cellular handheld device with FM Radio Data System receiver |
JPWO2012073464A1 (ja) * | 2010-11-30 | 2014-05-19 | パナソニック株式会社 | 放送受信装置及び方法 |
EP2500872A1 (fr) * | 2011-03-08 | 2012-09-19 | Openways Sas | Procédé sécurisé de commande d'ouverture de dispositifs de serrure par un objet communicant de type téléphone portable |
DE102012000930A1 (de) | 2012-01-19 | 2012-08-30 | Daimler Ag | Verfahren zur Anzeige von Metadaten, die Informationen zu einem Nutzdaten umfassenden Programmstrom umfassen |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5832223A (en) * | 1996-09-13 | 1998-11-03 | Motorola, Inc. | System, method and device for automatic capture of internet access information in a broadcast signal for use by an internet access device |
AU7566898A (en) * | 1997-05-09 | 1998-11-27 | Neomedia Technologies, Inc. | Method for embedding links to a networked resource in a transmission medium |
DE19734933C1 (de) * | 1997-08-12 | 1999-02-18 | Siemens Ag | Verfahren, Mobilstation und Kommunikationssystem zum Anpassen an ein von einem Mobilfunknetz unterstütztes Luftschnittstellenzugangsverfahren |
GB9803623D0 (en) * | 1998-02-20 | 1998-04-15 | The Technology Partnership Plc | Audio information transmission |
BR9816092A (pt) * | 1998-12-02 | 2001-08-21 | Swisscom Mobile Ag | Aparelho móvel e processo para o recebimento e o processamento de dados que acompanham programas |
US6775267B1 (en) * | 1999-12-30 | 2004-08-10 | At&T Corp | Method for billing IP broadband subscribers |
-
2000
- 2000-06-30 DE DE10031981A patent/DE10031981A1/de not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-05-03 US US10/070,075 patent/US20030054804A1/en not_active Abandoned
- 2001-05-03 JP JP2002507546A patent/JP2004503129A/ja active Pending
- 2001-05-03 WO PCT/DE2001/001683 patent/WO2002003583A2/de active Application Filing
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7574171B2 (en) | 2005-09-05 | 2009-08-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for providing information regarding service linking between terrestrial and satellite DMB systems and method for switching services by using service linking information in DMB terminal |
JP2015226096A (ja) * | 2014-05-26 | 2015-12-14 | 三菱電機株式会社 | ラジオ受信機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030054804A1 (en) | 2003-03-20 |
WO2002003583A3 (de) | 2003-01-30 |
DE10031981A1 (de) | 2002-01-10 |
WO2002003583A2 (de) | 2002-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004503129A (ja) | 情報を放送送信器により伝送するための方法、放送送信器により放射された情報を受信するための方法、無線放送受信器の制御方法、および放送受信器 | |
JP2658538B2 (ja) | Rds受信機 | |
US5581576A (en) | Radio information broadcasting and receiving system | |
US7822380B2 (en) | Interference prevention for receiver system incorporating RDS-TMC receiver and FM modulator | |
JP4181021B2 (ja) | 多重放送用受信装置および多重放送受信方法 | |
EP3046278B1 (en) | Method for setting different tuner and HMI settings, depending on the location of the tuner | |
GB2373655A (en) | Radio receiver in which station category related tuning information is selected in dependence on GPS or cellular system position information | |
US20050197083A1 (en) | System and method for the adaptation of received digital data | |
EP0868041A2 (en) | Apparatus for receiving digital audio broadcast signals | |
JPH11340792A (ja) | デジタルオーディオ放送の受信機 | |
WO1998044663A1 (en) | Method of storing af data for an rds receiver and apparatus thereof | |
KR100213956B1 (ko) | Fm 수신기 및 이것에 이용되는 신호 처리 장치 | |
US20060160486A1 (en) | Method and system for converting streaming digital data to FM modulated data | |
JPH0511810B2 (ja) | ||
US5752176A (en) | FM radio receiver and signal processing device used therein | |
JP2647671B2 (ja) | 受信機 | |
JP2567433B2 (ja) | ラジオデータ受信機の制御方法 | |
JPH11313299A (ja) | デジタル無線通信による移動体への映像情報配信方法、その映像情報配信方法に用いられる中央局装置、及びその映像情報配信方法に用いられる移動端末装置 | |
JP3561124B2 (ja) | Fm多重放送データ受信方法 | |
JP3390199B2 (ja) | Fmチューナ | |
JP2928717B2 (ja) | ラジオ受信機 | |
JPH06268483A (ja) | Rds用受信機 | |
JP3210482B2 (ja) | 代替局サーチ方法 | |
JP2996861B2 (ja) | ラジオ受信機 | |
JP2803724B2 (ja) | 同一番組追従機能を有する受信機 |