JPWO2012073464A1 - 放送受信装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

放送局40から送信されるデータ情報は、RDSデコーダ22において文字情報と当該文字情報の位置を示す文字位置情報とに復号され、文字情報と文字位置情報とが対応付けられてRAM32に記憶される。文字情報抽出部34は、RAM32に記憶された文字情報を抽出し、表示部28に文字情報を表示する。文字情報比較部36は、データ情報に含まれる第1の文字情報と、RAM32に記憶され、当該第1の文字情報と文字位置情報が共通する第2の文字情報とを読み出して、これらを比較する。第1の文字情報と第2の文字情報とが異なる場合には、文字情報抽出部34は、RAM32に記憶された文字情報を消去する。

Description

本発明は、放送情報とデータ情報とが多重化された放送電波を受信するとともに、放送電波に含まれるデータ情報を効果的に出力表示するための放送受信装置及び方法に関する。
FMラジオの規格として定められているRDS(Radio Data System)では、ラジオテキストと呼ばれるデータ情報(例えば楽曲名やアーティスト名の情報)を、放送番組の内容を示す放送情報に重畳して送信することが可能となっている。放送受信装置では、受信した放送電波から、放送情報とテキスト情報を検出した後、テキスト情報を出力表示する。これにより、例えば、ラジオ番組で楽曲を放送中に、当該楽曲名やアーティスト名の情報をモニタに表示することができる。
RDSに準拠したラジオテキストでは、64文字もしくは32文字分の情報が送信可能とされており、64文字分の情報は、4文字分のテキスト情報が含まれたグループ2Aと呼ばれるデータによって送信され、32文字分の情報は、2文字分のテキスト情報が含まれたグループ2Bと呼ばれるデータによって送信される。すなわち、16個のグループ2Aのデータを送信することで、64文字の情報を伝送することができ、16個のグループ2Bのデータを送信することで32文字の情報を伝送することができる。また、グループ2Aのデータには、当該4文字分のテキストの位置を示す文字位置情報が含まれており、これにより、放送受信装置において文字情報を適切な順番で並べられる。
また、RDSのサービスの一つであるラジオテキストの拡張版であるラジオテキスト+(RT+)では、伝送される64文字分のテキスト情報の中から、所望の情報のみを抽出して表示することができる。ラジオテキスト+に含まれるグループ11Aのデータには、スタートマーカ及び長さマーカからなる表示範囲情報が含まれており、スタートマーカ及び長さマーカで規定される範囲に対応する文字位置情報の文字情報を抽出する。これにより、楽曲名やアーティスト名の情報のみを表示することができる。
さらに、特許文献1に記載の放送受信装置では、スタートマーカ及び長さマーカで示される文字範囲の最終位置に対応する文字情報を検出したときに、表示すべき文字情報を確定する発明が開示されており、これにより64文字分の全ての文字情報を受信することなく、迅速に文字情報を出力表示することができる。
特開2008−22343号公報
RDSにおいて送信される文字情報の内容を変える場合(例えば、楽曲名やアーティスト名が変わった場合)、放送局は、グループ2Aに含まれるテキストA/Bフラグを切り替えて送信する。受信機側において、当該フラグの変化が検出されると、メモリ内の文字情報をリセットし、変更後の文字情報を順次記憶することで、変更後の文字情報が表示される。
ここで、電波の受信状況が悪くグループ2Aのデータを受信できなかった場合や、放送局においてテキストA/Bフラグが切り替えられずに送信された場合は、放送受信装置側においてテキストA/Bフラグの変化を検出できず、変化前と変化後の文字情報が混在された誤った情報が表示されてしまうという問題があった。
本発明は、上記背景の下でなされたものである。本発明の目的は、放送局から送信された文字情報が変化したことを確実に検出して、誤表示を防止することができる放送受信装置及び方法を提供することにある。
本発明の一の態様である放送受信装置は、番組情報とデータ情報とが多重化された放送電波から、前記データ情報に含まれる文字情報と当該文字情報の位置を示す文字位置情報とを復号する復号部と、前記復号された文字情報を前記文字位置情報と対応付けて記憶する記憶部と、受信された放送電波に含まれる第1の文字情報と、前記記憶部内に記憶され、当該第1の文字情報と前記文字位置情報が共通する第2の文字情報とを比較する文字情報比較部と、前記記憶部に記憶された前記文字情報を抽出するとともに、前記第1の文字情報と前記第2の文字情報とが異なる場合には、前記記憶部に記憶された前記文字情報を消去する文字情報抽出部と、前記文字情報抽出部によって抽出された前記文字情報を出力表示する表示部とを備えた構成を有する。
以下に説明するように、本発明には他の態様が存在する。したがって、この発明の開示は、本発明の一部の態様の提供を意図しており、ここで記述され請求される発明の範囲を制限することは意図していない。
図1は、本発明の実施の形態における放送受信装置の構成を示す説明図 図2は、RDSのグループ2Aのデータ構造を示す説明図 図3は、RDSのグループ3Aのデータ構造を示す説明図 図4は、RDSのグループ11Aのデータ構造を示す説明図 図5は、グループ11Aのデータを受信したときの放送受信装置の動作を示すフロー図 図6は、グループ2Aのデータを受信したときの放送受信装置の動作を示すフロー図 図7は、通常時における、ラジオテキスト+のデータ処理方法を示す説明図 図8は、受信不良時における、ラジオテキスト+の従来のデータ処理方法を示す説明図 図9は、本発明の実施形態における、ラジオテキスト+のデータ処理方法を示す説明図
以下に本発明の詳細な説明を述べる。ただし、以下の詳細な説明と添付の図面は発明を限定するものではない。
本発明の放送受信装置は、番組情報とデータ情報とが多重化された放送電波から、前記データ情報に含まれる文字情報と当該文字情報の位置を示す文字位置情報とを復号する復号部と、前記復号された文字情報を前記文字位置情報と対応付けて記憶する記憶部と、受信された放送電波に含まれる第1の文字情報と、前記記憶部内に記憶され、当該第1の文字情報と前記文字位置情報が共通する第2の文字情報とを比較する文字情報比較部と、前記記憶部に記憶された前記文字情報を抽出するとともに、前記第1の文字情報と前記第2の文字情報とが異なる場合には、前記記憶部に記憶された前記文字情報を消去する文字情報抽出部と、前記文字情報抽出部によって抽出された前記文字情報を出力表示する表示部とを備えた構成を有している。
この構成により、受信した文字情報が記憶部内の文字情報と異なる場合には、文字情報の内容が更新されたと判定して、記憶部内に記憶された古い文字情報を消去するようにしたから、誤った情報が表示されるのを確実に防止することができる。
本発明の放送受信装置において、前記データ情報は、出力表示すべき前記文字情報に対応する前記文字位置情報を示す表示範囲情報を含み、前記文字情報抽出部は、前記記憶部に記憶された前記文字情報の中から、前記表示範囲情報で示される前記文字位置情報を抽出する。これにより、受信した文字情報の中から、必要な情報のみが選択されて表示されるので、表示効果を高めることができる。
本発明の放送受信装置において、前記表示範囲情報は複数設けられ、前記文字情報抽出部は、個々の前記表示範囲情報で示される前記文字位置情報に対応する前記文字情報が前記記憶部に記憶されたときに、対応する文字情報を抽出する。これにより、表示すべきタグ情報が複数存在する場合に、個々のタグ情報を直ちに表示することができ、全ての文字情報が取得されるまで何も表示されないという状況をなくすことができる。
また、前記表示範囲情報は、出力表示すべき前記文字情報の先頭の文字番号を示す先頭位置情報と、表示すべき文字情報の長さを示す長さ情報とを含むようにしても良い。
本発明の放送受信装置は、番組情報とデータ情報とが多重化された放送電波から、前記データ情報に含まれる文字情報と当該文字情報の位置を示す文字位置情報とを復号する復号ステップと、前記復号された文字情報を前記文字位置情報と対応付けて記憶部に記憶するステップと、受信された放送電波に含まれる第1の文字情報と、前記記憶部内に記憶され、当該第1の文字情報と前記文字位置情報が共通する第2の文字情報とを比較する文字情報比較ステップと、前記記憶部に記憶された前記文字情報を抽出するとともに、前記第1の文字情報と前記第2の文字情報とが異なる場合には、前記記憶部に記憶された前記文字情報を消去する文字情報抽出ステップと、前記文字情報抽出ステップにおいて抽出された前記文字情報を出力表示する表示ステップとを備えた構成を有する。この構成によっても、誤った情報が表示されるのを確実に防止することができるという効果を有する。
以下、本発明の一実施形態における放送受信装置について、図面を用いて説明する。図1は、放送受信装置10の構成を示す説明図であり、この放送受信装置10は車載用FMラジオとして用いられ、スピーカ12およびアンテナ14とともに車両に搭載されている。
放送受信装置10は、フロントエンド16、FM復調部18、オーディオアンプ20、復号部としてのRDSデコーダ22、制御部24、操作部26、表示部28、ROM30及び記憶部としてのRAM32を備えた構成を有する。
アンテナ14は、放送局40からのFM電波を受信する。このFM電波には、ラジオ放送番組の内容を示す番組情報(ラジオ放送の音声信号)と、RDS規格に従うデータ情報とが重畳されている。フロントエンド16は、制御部24からの図示しない周波数制御信号に基づいて、アンテナ14で受信したFM電波のうち、選局周波数に対応するFM電波を中間周波信号に変換して、FM復調部18へ送る。
FM復調部18は、フロントエンド16からの中間周波信号を復調するとともに、復調後の信号を番組情報とRDS規格のデータ情報とに分離する。これらの情報のうち、番組情報は、オーディオアンプ20に送られて増幅された後、車両内に設置された複数のスピーカ25に送られる。これにより、ラジオ放送がスピーカ25より出力される。
RDSデコーダ22は、FM復調部18からのデータ情報の復調信号を復号して、ラジオテキストや交通メッセージを含む各種情報を抽出する。RDSデコーダ22によって抽出された情報は制御部24に送られる。
制御部24は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理部を有するものであり、放送受信装置10を構成する各部の動作を制御する。また、制御部24は、RDSデコーダ22からのデータに含まれる文字情報をRAM32に記憶するとともに、RAM32に記憶されている文字情報を抽出する文字情報抽出部34と、RDSデコーダ22からの文字情報とRAM32に記憶された文字情報とを比較する文字情報比較部36とを含む。
操作部26は、例えばFMラジオ本体に設置されるタッチパネルや操作ボタン、専用のリモコン等の入力手段であり、視聴すべき番組を選局する際に使用される。表示部28は、例えばLCDパネルであって、選局された放送局の名称や、データ情報に含まれる文字情報を出力表示する。
ROM30には、制御部24において実行されるプログラムや各種設定情報等のデータが記憶されており、プログラムを実行する際に制御部24に読み出される。RAM32は、制御部24が所定の演算処理を実行する際に、データの一時的な記憶領域として使用されるとともに、ラジオテキストおよびラジオテキスト+に含まれる各種情報を一時的に記憶する。
図2は、RDSのタイプ2Aのグループ(以下、「グループ2A」という。)のデータフォーマットを示したものである。なお、RDSに準拠したデータ単位は、4つのブロックから構成されており、各ブロックには情報ワードと検査ワードとが含まれるが、検査ワードについては図示を省略する。
図2において、1番目のブロック(ブロック1)には番組識別(PI)コードが含まれ、2番目のブロック(ブロック2)にはグループタイプ(ここでは2A)を示すグループタイプコードと、1ビット分のテキストA/Bフラグと、4ビット分のテキストセグメントアドレスコードが含まれる。テキストA/Bフラグは、放送局40から送信されるテキスト情報の内容(例えば、曲名やアーティスト名)が変化したときに、その値が変化する。また、テキストセグメントアドレスコードは、送信される4文字(1組)の文字情報が、64文字(16組)のラジオテキストの何番目に位置しているかを示す文字位置情報である。
グループ2Aの3番目、4番目のブロック(ブロック3、ブロック4)には、2文字分のラジオテキスト情報が含まれており、合わせて4文字分のテキスト情報が書き込まれている。このため、64文字分の文字情報は16個のグループ2Aのデータにより伝送される。なお、これら64文字分の全ての文字情報を繰り返し送信しても良いし、一部の文字情報(例えば、1〜10文字目までの情報)のみを繰り返し送信しても良い。いずれの場合であっても、前述したテキストセグメントアドレスコードにより、送信される文字情報の位置を識別することができる。
図3は、RDSのタイプ3Aのデータフォーマットを示したものである。ブロック2には、グループタイプコードとして「3A」の情報が書き込まれている。また、ブロック4にはラジオテキスト+であることを示すAID(Application Identification)を意味する「4B07」の値が書き込まれており、また、ブロック2の末尾には、ODA(Open Data Application)グループを指定する「11A」の情報が書き込まれている。ここで、ODAグループとは、放送局がその内容を自由に定義できるグループ名を意味する。AIDを上記のように指定することで、ODAグループで指定されたグループ11Aにラジオテキスト+の情報を含めて送信することができる。
図4は、RDSのタイプ11Aのデータフォーマットを示したものである。ブロック1にはPIコードが書き込まれ、ブロック2にはグループのタイプを示す「11A」のデータが書き込まれている。
また、グループ11Aのデータには、コンテントタイプ(Content Type)、先頭位置情報である、スタートマーカ(Start Marker)、長さ情報である、長さマーカ(Length Marker)の3種類のデータの組が、2組分設けられている。
ここで、コンテントタイプは、データ放送で送信されるテキスト情報が意味するタグ情報の種類を示すデータであり、64種類のタグ情報が予め定められている。例えば、コンテントタイプが「1」の場合は楽曲名を、コンテントタイプが「4」の場合はアーティスト名を、それぞれ示している。
また、スタートマーカは、コンテントタイプで示される各タイプの文字情報の開始(先頭)文字の位置を示し、長さマーカは、文字情報の長さを示す。なお、スタートマーカのカウント値は(ラジオテキストで示される文字番号−1)と定められており、また、文字情報の実際の長さは(長さマーカのカウント値+1)と定められている。例えば、スタートマーカが「0」で長さマーカが「10」である場合、対応するテキスト情報は、1番目の文字から始まる11文字分の情報であることが示される。なお、スタートマーカ及び長さマーカの情報が、本発明における「表示範囲情報」に対応する。
次に、文字情報抽出部34及び文字情報比較部36において、文字情報を抽出する処理について、図5及び図6のフローチャートを用いて説明する。図5は、受信した文字列の表示範囲を示す表示範囲情報を設定する処理を示すフローチャートである。まず、文字情報抽出部34は、RDSデコーダ22より送られるデータのグループタイプコードを検出するとともに(S10)、検出されたグループタイプコードが11Aであるか否かをチェックする(S11)。グループ11Aのデータが検出された場合には、文字情報抽出部34は、コンテントタイプ、スタートマーカ及び長さマーカの情報を取得し、これらの情報をRAM32に記憶する(S12)。
図6は、グループ2Aのデータを受信した場合の処理手順を示したフローチャートである。文字情報抽出部34は、RDSデコーダ22より送られるデータのグループタイプコードを検出するとともに(S20)、検出されたグループタイプコードが2Aであるか否かをチェックする(S21)。受信したデータがグループ2Aであるときは、ステップS22に移り、そうでなければ処理を終了する。
ステップS22において、文字情報抽出部34は、当該グループ2Aのデータに含まれるテキストA/Bフラグが、RAM32に記憶されているテキストA/Bフラグと一致しているか否か(すなわち、放送局から送信される文字情報が変化したか否か)を検出する。
これらのテキストA/Bフラグが一致していない場合には、文字情報抽出部34は、ステップS23に移り、変化後のテキストA/BフラグのデータをRAM32に記憶する(S23)。そして、表示すべき文字情報を更新するために、RAM32に記憶されている文字情報及び表示範囲情報を消去し(S24)、新たに受信したグループ2Aのデータに含まれる4文字分の文字情報をRAM32に保存する(S25)。
一方、受信したテキストA/Bフラグが一致していた場合は、ステップS26に移り、文字情報抽出部34は、グループ2Aに含まれるテキストセグメントアドレス(文字位置情報)及び文字情報を取得する。そして、文字情報比較部36は、取得した文字位置情報に対応する文字情報がRAM32に記憶されているか否かを検出する(S27)。その結果、対応する文字情報がない場合は、新規に取得された文字情報であると判定して、ステップS29に移り、受信した文字情報をRAM32に保存する(S29)。
受信した文字位置情報に対応する文字情報が、RAM32内に記憶されている場合は、文字情報比較部36は、新たに受信した文字情報が、当該RAM32内に記憶された文字情報と一致しているか否かをチェックする(S28)。その結果、文字列が異なっていることが検出されると、文字情報比較部36は、放送局から送信される文字情報が変化したと判定し、RAM32に記憶されている文字情報及び表示範囲情報を消去する(S24)。そして、文字情報抽出部34は、新たに受信したグループ2Aのデータに含まれる4文字分の文字情報をRAM32に保存する(S25)。これにより、表示すべき文字情報を変更することができる。
一方、受信した文字情報がRAM32に記憶済みの文字情報と一致している場合は、文字情報抽出部34は、表示範囲情報で定められる文字位置に対応する文字情報が、RAM32内に記憶されているか否かを判定する(S30)。その結果、表示すべき全ての文字情報がRAM32内に記憶されている場合は、文字情報抽出部34は、対応する文字情報をRAM32から抽出して表示部28に出力表示する(S31)。一方、全ての文字列情報がRAM32に記憶されていない場合には、文字情報を出力表示せずに処理を終了する。
以下、上記構成による放送受信装置の作用について説明する。図7は、通常時におけるラジオテキスト+のデータ処理方法を示すものであり、図7の例では、アーティスト名が「Beatles」で曲名が「Let it Be」であるテキスト情報(テキスト1)を表示し、続いて「SWR3 OldMem@swr3.de」のテキスト情報(テキスト2)を表示した後、アーティスト名が「The RollingStones」で曲名が「Start Me Up」のテキスト情報(テキスト3)を表示する。
まず、グループ3Aのデータを受信して、ラジオテキスト+のデータを処理することを確定した後、グループ2Aないしグループ11Aのデータを逐次受信する。グループ2Aのデータには、例えば「Beat」、「les/」といった4文字分の文字情報と、テキストの内容が変化したことを示すテキストA/Bフラグ、及び、当該文字情報の位置を示す文字位置情報(テキストセグメントアドレス)とが含まれる。なお、図7〜9の例において、アンダーバー「_」で示されるデータは空白を意味する。
図7において、4番目に受信されるグループ11Aのデータ(「les/」の文字情報を含むグループ2Aのデータの後に受信されるデータ)には、アーティスト名を表示するためのコンテントタイプに対応するスタートマーカ1として「1」、長さデータ1として「7」の情報が含まれており、これは1〜7文字目の情報が「アーティスト名」であることを意味する。さらに、同じグループ11Aのデータには、曲名情報を表示するためのコンテントタイプに対応するスタートマーカ2として「9」、長さデータ1として「9」の情報が含まれており、これは9〜17文字目の文字情報が曲名であることを意味する。
そして、テキスト1として受信される文字情報が、「Beatles/Let it Be」である場合、1〜7文字目の「Beatles」と、9〜17文字目の「Let it Be」が、それぞれアーティスト名、曲名として抽出され、表示部28に表示される。なお、このテキスト1として受信され、RAM32に記憶される文字情報には、「Beatles」と「Let it Be」以外の情報を含んでいても良いが(図7〜9では簡略化のために省略している)、表示範囲情報が上記のように定められているため、1〜7文字目の「Beatles」と、9〜17文字目の「Let it Be」以外の文字情報は、表示部28に表示されない。
次いで、テキスト1とは異なるテキスト情報(テキスト2)が送信されるときは、テキストA/Bフラグが0から1に切り替えられる。これにより、受信側において、送信される文字情報が変化したことを検出することができる。そして、グループ11Aのデータから、メールアドレスの情報が1〜19文字目に含まれていることが検出され、対応する文字情報「SWR3 OldMem@swr3.de」の文字列が出力表示される。
その後、テキスト2とは異なるテキスト情報(テキスト3)が送信されるときは、再び、テキストA/Bフラグが1から0に切り替えられる。そして、グループ11Aのデータから、アーティスト名情報が1〜17文字目に、曲名情報が19〜29文字目に含まれていることが検出され、1〜17文字目の「The RollingStones」と、19〜29文字目の「Start Me Up」を、それぞれアーティスト名、曲名として抽出され、表示部28に出力表示される。
ここで、図8に示すように、データ放送の受信状況が悪化して、テキスト2に対応するグループ2AのRDSデータが全く受信できなかった場合、次に受信されるグループ2Aのデータ(テキスト3に対応)に対応するテキストA/Bフラグが0のままであるため、従来の受信装置では、テキスト情報が切り替わったことを検出できない。そうなると、RAM32に記憶される文字情報は「Beatles/ingStones/Start・・・」となり、1〜7文字目の「Beatles」と、9〜17文字目の「ingStones」を、それぞれアーティスト名、曲名として出力表示するため、誤った文字情報が出力される。このような状況は、放送局において、テキストA/Bフラグを変更することなく情報を送信するような場合にも、同様に当てはまる。
このため、本実施形態に係る放送受信装置では、受信した文字情報と、RAM32に記憶された文字情報とを比較して、送受信された文字情報が変化したか否かを検出するようにしている。図9は、本実施形態におけるラジオテキスト+のデータ処理方法を示すものである。テキスト2に対応するグループ2Aのデータが全く受信できず、次に受信したグループ2Aの文字情報が「ingS」であった場合(その文字位置情報は「3」(9〜12番目の文字に対応))、RAM32内に記憶されている文字情報「Beatles/Let/」のうちの9〜12番目の文字情報「Let/」と、新たに受信した文字情報「ingS」とが比較される。
その結果、これら2つの文字情報が異なることから、文字情報比較部36は、テキスト1とは異なった文字情報が送受信されていることを検出し、RAM32内の文字情報及び表示範囲情報を消去し、新たな文字情報及び表示範囲情報を取得する。これにより、文字情報が受信できなかったり、放送局においてテキストA/Bフラグが切り替えられなかった場合であっても、誤った情報を表示することを確実に防止することができる。
その後、グループ11Aのデータを受信して、アーティスト名情報が1〜17文字目に、曲名情報が19〜29文字目に含まれていることが検出される。その後、グループ2Aのデータを受信して、RAM32内の文字情報が「・・・ingStones/Start Me Up」となったときに、19〜29文字目の情報が確定されたことが検出され、曲名である「Start Me Up」が先に出力表示される。次いで、グループ2Aのデータを受信し、RAM内の情報が、「The RollingStones/Start Me Up・・・」となったときに、1〜17文字目の情報が確定され、アーティスト名である「The RollingStones」が出力表示される。
このように、表示すべき文字情報が複数存在する場合に、一方の表示範囲情報に対応する全ての文字情報が確定された時点で、文字情報を表示することにより、必要な文字情報を直ちに表示することができる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
例えば、上記の実施形態では、楽曲及びアーティストの情報を表示しているが、本発明はこれに限られることはなく、例えば、ラジオで放送中の店舗の場所情報、スポーツの結果情報といった情報をグループ2Aのデータによって送信する場合にも、本発明を適用することができる。
また、上記の実施形態では、車載用のFMラジオを例にして説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、据置型や携帯型のラジオ、携帯電話機、テレビ等の他の電子機器に適用することができる。
以上に現時点で考えられる本発明の好適な実施の形態を説明したが、本実施の形態に対して多様な変形が可能なことが理解され、そして、本発明の真実の精神と範囲内にあるそのようなすべての変形を添付の請求の範囲が含むことが意図されている。
以上のように、本発明にかかる放送受信装置は、受信した文字情報と記憶部内に記憶された文字情報とが一致しない場合には、記憶部内に記憶された文字情報をリセットするようにして、誤った情報が表示されるのを確実に防止することができるという効果を有し、FMラジオ等の電子機器に適用することができ、有用である。
10 放送受信装置
14 アンテナ
16 フロントエンド
18 FM復調部
22 RDSデコーダ
24 制御部
28 表示部
30 ROM
32 RAM
34 文字情報抽出部
36 文字情報比較部

Claims (5)

  1. 番組情報とデータ情報とが多重化された放送電波から、前記データ情報に含まれる文字情報と当該文字情報の位置を示す文字位置情報とを復号する復号部と、
    前記復号された文字情報を前記文字位置情報と対応付けて記憶する記憶部と、
    受信された放送電波に含まれる第1の文字情報と、前記記憶部内に記憶され、当該第1の文字情報と前記文字位置情報が共通する第2の文字情報とを比較する文字情報比較部と、
    前記記憶部に記憶された前記文字情報を抽出するとともに、前記第1の文字情報と前記第2の文字情報とが異なる場合には、前記記憶部に記憶された前記文字情報を消去する文字情報抽出部と、
    前記文字情報抽出部によって抽出された前記文字情報を出力表示する表示部とを備えたことを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記データ情報は、出力表示すべき前記文字情報に対応する前記文字位置情報を示す表示範囲情報を含み、
    前記文字情報抽出部は、前記記憶部に記憶された前記文字情報の中から、前記表示範囲情報で示される前記文字位置情報に対応する前記文字情報を抽出することを特徴とする、請求項1記載の放送受信装置。
  3. 前記表示範囲情報は複数設けられ、前記文字情報抽出部は、個々の前記表示範囲情報で示される前記文字位置情報に対応する前記文字情報が前記記憶部に記憶されたときに、対応する文字情報を抽出することを特徴とする、請求項2記載の放送受信装置。
  4. 前記表示範囲情報は、出力表示すべき前記文字情報の先頭の文字番号を示す先頭位置情報と、表示すべき文字情報の長さを示す長さ情報とを含むことを特徴とする、請求項2または3記載の放送受信装置。
  5. 番組情報とデータ情報とが多重化された放送電波から、前記データ情報に含まれる文字情報と当該文字情報の位置を示す文字位置情報とを復号する復号ステップと、
    前記復号された文字情報を前記文字位置情報と対応付けて記憶部に記憶するステップと、
    受信された放送電波に含まれる第1の文字情報と、前記記憶部内に記憶され、当該第1の文字情報と前記文字位置情報が共通する第2の文字情報とを比較する文字情報比較ステップと、
    前記記憶部に記憶された前記文字情報を抽出するとともに、前記第1の文字情報と前記第2の文字情報とが異なる場合には、前記記憶部に記憶された前記文字情報を消去する文字情報抽出ステップと、
    前記文字情報抽出ステップにおいて抽出された前記文字情報を出力表示する表示ステップとを備えたことを特徴とする放送受信方法。
JP2012546687A 2010-11-30 2011-11-25 放送受信装置及び方法 Withdrawn JPWO2012073464A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

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