JP2001527724A

JP2001527724A - 送信媒体にネットワークで接続している資源へのリンクを埋設する方法

Info

Publication number: JP2001527724A
Application number: JP54853198A
Authority: JP
Inventors: ダースト，ロバート，ティー．，ジュニア; ハンター，ケヴィン
Original assignee: ネオメディアテクノロジーズ，インク．
Priority date: 1997-05-09
Filing date: 1998-05-07
Publication date: 2001-12-25
Also published as: BR9809251A; EP1025695A4; AU7566898A; EP1025695A1; WO1998051077A1; CA2286708A1

Abstract

(57)【要約】送信媒体に、情報信号の内容に関連する、ネットワークにより接続している資源の内容にアクセスを可能にするアクセス情報を埋設するステップと；情報信号およびアクセス情報（９８、１００）を送信するステップと；ユーザのターミナルにおいて、情報信号とアクセス情報とを受信するステップと；送信媒体からアクセス情報を抽出するステップと；アクセス信号（１０２、１０４）により、ネットワークにより接続している資源にアクセスするために、アクセス情報を使用するステップと；アクセス情報に対応するユーザ・ターミナル上に、ネットワークにより接続している資源の内容を表示するステップとを含む、（放送信号、およびケーブル・テレビ信号および／またはラジオ信号のような）情報信号（９８、１００）と、（インターネットのような）ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法。実施形態の内部においては、有線手段（９８）および無線手段（１００）を通して、ネットワークにより接続している資源プロバイダ、または別のオーディオ／ビデオ信号内容プロバイダ（９４）が、情報信号（９８、１００）を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】送信媒体にネットワークで接続している資源へのリンクを埋設する方法関連出願への相互参照本特許出願は、１９９７年５月９日付の、引用によって本明細書の記載に援用する同時係属の米国仮出願第６０／０４６，０３８号の優先権を主張する。技術分野本発明は、ネットワークにより接続している資源にアクセスするための方法に関し、特にオーディオ／ビディオ情報信号の情報内容を、送信媒体の、通常より低い頻度でしか使用されていない資源を通してリンクするための方法に関する。背景技術インターネット上に存在するデータ源のような、ネットワークにより接続しているデータ源は、情報検索、分配およびますます増大している電子取引の豊かで、重要な手段である。しかし、このますます複雑になり、変化するネットワークのデータ源で、必要な情報を発見するにはいくつかの問題がある。ワールド・ワイド・ウェブ（ＷＷＷ）上のヤフー（Ｙａｈｏｏ）のような、最近導入されたインターネットの「検索エンジン」の場合には、ユーザが、問題のそのトピックスに関連する関連キーワードおよびフレーズを検索するために、情報源のネットワークにより接続しているインデックス、およびデータ源の全テキストを検索することができるようにして、ユーザを助けている。しかし、経験の深いユーザが注意深く問い合わせを作っても、多くの場合、データ資源にとって非効率的で時間の掛かる手動検索を行わないですむように、十分に特定化されていないかもしれない「ヒット」が、数百、さらには数千もでてくることがある。このように非効率的であり、一般的に、検索エンジンおよびそのシンタックスに慣れていないので、ユーザは、場合によっては、ウェブサイトおよび他のオンライン情報の資源アドレス（例えば、「ＵＲＬ」（ＵｎｉｆｏｒｍＲｅｓｏｕｒｃｅＬｏｃａｔｏｒ））を識別するために、放送媒体に頼ることになる。しかし、ＵＲＬは、長さが長く、複雑で馴染みのない記号を使用しているので、「ウェブ・ブラウザ」のようなソフトウェア・プログラムに手動で入力するのが特に難しい。アドレスの文字を正確に入力しないと、検索がうまくいかず、そんなに頻繁にではないが、適法ではあるが、間違った資源にアクセスすることがある。ほとんどのウェブサイトでますます頻繁に反復して発生しているように、ＵＲＬがその内部に外国語を含んでいる場合、および／またはネットワークにより接続しているデータ・ベースに対する問い合わせ命令が複雑な場合には、特に、このような検索不能が発生し易い。さらに、そうすることができないか、または知識がないために、記号によるアドレス情報をタイプ入力できないか、手動入力できない場合には、数百万のユーザにとって、インターネットのようなネットワークにより接続している情報資源の使用は難しいものになる。ウェブ用テレビ受像機および従来のＴＶ受像機と一緒に使用される上置き変換ユニットにより、インターネットに対するアクセスが、ますます、会話型ケーブル・テレビジョンを通して行われるようになると広く予想されている。いわゆるウェブ用テレビは、モデムおよび適当にプログラムされたマイクロプロセッサをベースとする制御回路を供給することにより、ユーザがＷＷＷにアクセスすることができる手段を持つ従来の放送テレビ信号を受信し、表示することができるテレビである。ウェブ・ブラウザのようなソフトウェア・モジュールは、ユーザがインターネット・サービス・プロバイダ（ＩＳＰ）にダイヤルアップすることができ、またインターネット上のホスト・サーバからファイルを要求することができるようにするためのものである。ダウンロードしたウェブ・ページは、スクリーン全体またはＴＶスクリーンの一部上に（すなわち、画面内の画面（ＰＩＰ：ｐｉｃｔｕｒｅ−ｉｎ−ｐｉｃｔｕｒｅ）により）、ブラウザを通して表示することができる。それ故、ユーザは、一台の装置により、個々の機能としてＴＶを見ることもできるし、「ウェブ・サーフィン」をすることができる。上置きコンバータは、同じ機能を行うために、従来のＴＶと一緒に使用される。例えば、ソニーは、「ウェブＴＶ」のような装置を市販している。このような家庭娯楽環境においては、タイプ入力する技術を持っていないことと、その装置の設置が厄介であるという理由で、ウェブ・ブラウザにアドレス入力を行うために、キーボードを使用するが難しい。それ故、タイプ入力を行わなくても、放送業者が供給する多数の関連ＵＲＬの中から選択することにより、ユーザが、放送媒体オプションを直接電子情報源にリンクすることができる方法の開発が待望されている。ＵＲＬまたは標準放送媒体で、ネットワークにより接続している資源へのＵＲＬまたは他のリンクが放送されている場合、リンクを表示することができる時間の長さが、通常、５〜１０秒に制限されるという問題が起こる。このような短い時間では、見ている視聴者は、サーバの名前ぐらいしかメモできない。そのため公告主および他の内容の供給者の注意を視聴者を一般的なホーム・ページに向けさせるか、特定の製品に対するドメイン名を作らざるをえない。そうすると、ドメイン名に関連する必要性および手順のために、コストも高くなるし、時間も掛かることになる。それ故、ＵＲＬのような、ネットワークにより接続している資源へのリンクを、リンク全体をメモするか、または自動的手段または選択した手段により、リンクにアクセスすることができるだけの十分な時間の間表示することができれば有利である。放送媒体とネットワークにより接続している資源との間の直接で、効率的なリンクの用途は、潜在的に無限であるが、以下に少しばかり例を挙げる。１．スポーツ・イベントの場合には、ネットワークにより接続しているプレイヤーの統計、チームに関連するグッズ、本、ゲームのビデオ記録、チケットの前売りの商業上の売上に同時にアクセスすることができる。２．トラベルショーの場合には、問題の地域、旅行の手配、地図、本、ガイドブック、適当な衣服および手荷物の商業的売上に関する、ネットワークにより接続している詳細な情報に同時にアクセスすることができる。３．教育ショーの場合には、ネットワークにより接続している小学校、高等学校、カレッジ相当コース、特定のテーマでの個別指導、本およびコンパクト・ディスクの商業的購入、それぞれが、障害者、一時的に負傷した人、才能に恵まれた人、特殊なニーズを持つ人に特に適用することができる、リアルタイムで結果が分かるネットワークにより接続している試験に、同時にアクセスするすることができる。４．ゴールデン・アワーの視聴の場合には、俳優および女優のゲスト出演のネットワークにより接続しているスケジュール、および番組または出演者が書いた、または番組または出演者に関する本およびテープの商業的に購入に同時にアクセスすることができる。５．同時オプションを含む電話および公共的にサポートされているチャネルの場合には、機密保護の電子通貨をにより、チャリティ寄付を行うことができる。６．ソープ・オペラの場合には、粗筋または詳細な形で、ネットワークにより接続している前に放送された放送分、各役柄を演じているチャラクタおよび俳優の背景、およびファン・クラブに関する連絡情報に同時にアクセスすることができる。７．ゲームショーの場合には、放送分と平行して行われている同じゲームのネットワークに同時に参加することができる。８．自然に関するショーの場合には、機密保護電子マネー、および撮影中の地域の保存および上記地域への旅行に関する情報によりにより、野生生活／回復基金へ同時に貢献することができる。９．映画の場合には、関連する本およびビデオを同時に購入することができ、雑学的なクイズに同時に参加することができ、俳優の特別出演およびファン・クラブに関する情報に同時にアクセスすることができる。１０．トークショーの場合には、同時に聴衆との議論に応答し、参加することができる。さらに、スケジュールに関する情報、およびそうでない場合には、放送料金の高い放送時間帯に放送されるもっと安いコマーシャルをネットワークにより接続している資源に移動させることができる。それ故、商業関連の企業および情報関連の企業の両方を満足させるために、オーディオおよびビディオをベースとする媒体と、大多数のテレビ・ユーザにとって優しい、ネットワークにより接続している資源との間の効率的なリンクが待望されている。ラジオ放送、テレビ放送、オーディオおよびビディオ・テープ、オーディオ／ビディオおよび会話型コンパクト・ディスク（ＣＤ）、およびケーブルおよび衛星を通して送受信されるオーディオおよびビディオ信号に含まれているような、オーディオおよび／またはビデオ内容からなる情報は、多くの場合、種々の様々なネットワークにより接続している資源に、密接に関連している。多重言語同時放送（ＭＴＳ）のような多重化オーディオはもう一つの手段を提供し、この手段により、プロバイダは、潜在的ユーザに関する貴重な情報を入手することができ、この情報により、プロバイダは、ユーザが利用することができる、ネットワークにより接続している資源の選択を調整することができる。上記関係は、関連商品の商業的販売、補助情報の追加源、潜在的リスナーを、特定のオーディオ内容に興味をもたせるために設計された多くのネットワークにより接続している資源の形をとる場合がある。それ故、オーディオ内容情報を含む媒体と、関連するネットワークにより接続している資源との間のリンクが待望されていることは確かである。ネットワークにより接続している資源のプロバイダが当面している問題の一つは、そのサイトにアクセスする人からのフィードバックがあったとしても少ないことである。プロバイダにとって役に立つ情報とは、ユーザに関する人口統計データ、および視聴したプログラムを詳細に記載している視聴データ、それを視聴した時刻、日付けおよび時間の長さ（すなわち、時間に関する情報）の両方を含む情報である。それ故、ネットワークにより接続しているプロバイダが、それによりユーザの人口学的遷移、リアルタイムでの、または放送直後での、または（例えば、情報センターのような）仲介者を通しての視聴データからなるフィードバック情報にアクセスすることができる手段を供給すれば有利である。また、「ニールセン視聴率」タイプの情報を達成するために、上記情報と相互参照することができれば極めて有利である。特許協力条約の下に出願したもので、引用によって本明細書の記載に援用する国際出願第ＷＯ９７／３８５２９号は、現在のケーブル・テレビ分配システムおよび上置きコンバータを持つ複数のテレビと一緒に使用するヘッドエンド分配システムを通して、インターネットのような情報源にアクセスするための、会話型システムおよび方法を開示している。ユーザは、遠隔制御ユニットまたはキーボードを通して情報源に対するアップストリーム・コマンドを入力する。上記情報源は、ヘッドエンド分配装置に表示情報を供給することにより応答し、その後で、この表示情報は、ヘッドエンド分配装置により、下流のチャネル上のテレビ送信の垂直または水平帰線消去インターバルのような帰線消去インターバルに挿入される。上記表示情報は、上置きコンバータにより抽出され、ユーザに対しテレビ上に表示される、シーケンシャルな画像データを表わす。それ故、この参考文献は、ユーザが、インターネットのようなサービスにアクセスすることができる、ユーザと情報源の間の二方向通信の比較的複雑な方法を開示している。しかし、この方法の場合には、上流にユーザ・コマンドを送信し、下流に情報を表示すために使用されるプロトコルが、コマンドを発行し、表示情報を受信する特定のユーザを識別する、アドレシング情報を含んでいなければならない。さらに、上記情報源への唯一の接続は、ヘッドエンド分配装置を通して行われるので、通常、連続していて、どちらかといえば長い完全な表示情報をユーザに送り返さなければならない。それ故、情報源にアクセスしたがっている特定のユーザを識別するアドレシング情報を含める必要のないインターネット上に存在するような情報源から、関連する内容を含むオーディオ／ビデオ情報にリンクするための、簡単で効率的な手段があれば有利である。さらに、ユーザが情報源にリンクすることができるようにするアクセス情報が、完全な表示情報を挿入しなくてもすむなら有利である。この表示情報を挿入すると、アクセスを要求しているユーザへの応答時間が長くなり、ユーザがそれに気がつくようになる。さらに、放送テレビおよび／またはラジオで使用で上記システムを使用できれば有利である。 ’３８５２９出願が開示しているシステムに、非常によく似ているもう一つのシステムが、インターネット（ｈｔｔｐ：／／ｃｏｎｎｅｃｔｅｄｐｃ．ｃｏｍ／ｌａｗｗｅｂ／ｉｎｔｅｒｃａｓｔ／ｗａｈｔｉｓ／ｉｎｆｏ０１．ｈｔｍ）上に掲載されていて、インターキャスト（商標）テクノロジーと呼ばれている。しかし、このシステムは、パソコンが、ケーブル・テレビ信号を受信し表示できるようにするビデオ・キャプチャ・カードを含むパソコンを使用する。追加のウェブ・ページへのハイパーリンクを含むことができるウェブ・ページは、ケーブル・テレビ信号の垂直帰線消去インターバル内に埋設される。パソコンは、ケーブル・テレビ信号、ウェブ・ページ、ダウンロードしたウェブ・ページのリスト、テレビ・チャネル選択領域およびウェブ・ページ選択領域を含む合成画像を表示する。特定のテレビ・チャネルが表示されている間に、ユーザは、スクリーンのウェブ・ページ領域内に表示するために、多数の関連ウェブ・ページの中の一つを選択することができる。’３８５２９が開示している信号とは異なり、この技術の場合には、ユーザはインターネットへの独立の接続を持たなければならない。しかし、’３８５３９特許のように、この技術は、ユーザに表示するための完全なウェブ・ページの送信を開示している。この送信により、垂直帰線消去インターバルの限られた資源で、送信しなければならない情報量が有意に増大する。それ故、ユーザをネットワークにより接続している資源にリンクするために、最小の量の情報を送るだけで、システムが、ネットワークにより接続している資源にユーザを接続できれば有利である。発明の開示本発明は、下記のステップからなる、情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法である。上記ステップとは、送信媒体に、上記情報信号の内容に関連する、ネットワークにより接続している資源の内容を供給することができるアクセス情報を埋設するステップと；情報信号およびアクセス情報を送信するステップと；ユーザのターミナルのところで、情報信号とアクセス情報とを受信するステップと；送信媒体からアクセス情報を抽出するステップと；アクセス信号により、ネットワークにより接続している資源にアクセスするために、アクセス情報を使用するステップと；アクセス情報に対応するユーザ・ターミナル上に、ネットワークにより接続している資源の内容を表示するステップである。アクセス情報を埋設するステップは、さらに、情報の垂直および水平帰線消去インターバル、情報信号により使用されない帯域幅、情報信号の側波帯、インターネット・メッセージ・パケットのヘッダおよび／または送信媒体のサブキャリヤにアクセス情報を埋設するステップを含むことができる。本発明の場合、アクセス情報を埋設するステップは、さらに、アクセス情報の上に情報信号をオーバーレイするステップを含むことができ、送信ステップは、さらに、スペクトル拡散送信技術により、情報信号およびアクセス情報を送信するステップを含むことができ、受信ステップは、さらに、スペクトル拡散受信技術により、情報信号およびアクセス情報を受信するステップを含むことができる。アクセス情報を埋設するステップは、さらに、複数の情報信号に対応するアクセス情報を含むチャネル内にアクセス情報を埋設するステップと、現在受信している情報信号に対応するチャネルからアクセス情報を抽出するステップを含むことができる。アクセス情報は、情報信号の予め定めた部分に同期させることができる。さらに、本発明の場合には、情報信号はオーディオおよび／またはビデオ内容を含むことができる。ネットワークにより接続している資源の内容を表示するステップは、さらに、ユーザ・ターミナル上の画面内の画面（ＰＩＰ）に、送信された、ネットワークにより接続している資源を表示するステップ、および／またはネットワークにより接続している資源の内容へのリンクの利用度を示すマークを表示し、情報インデヂアの選択に応じて、ユーザに送信された、ネットワークにより接続している資源を表示するステップを含むことができる。本発明の場合には、情報信号とネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法は、さらに、送信媒体にアクセス情報を埋設する前に、アクセス情報を圧縮するステップと；ユーザ・ターミナルにおいて、圧縮されたアクセス情報を元の状態に戻すステップと；アクセス情報を埋設する前に、アクセス情報をコード化するステップと；ユーザ・ターミナルでにおいて、アクセス情報を解読するステップと；ユーザ情報をアクセス信号に埋設するステップと；アクセス信号にアクセス情報を埋設する前に、ユーザ情報を圧縮するステップと；アクセス信号にアクセス情報を埋設する前に、ユーザ情報を暗号化するステップと；ネットワークにより接続している資源の内容に、追加のネットワークにより接続している資源へのアクセス情報を埋設するステップと；ネットワークにより接続している資源の内容に、追加のネットワークにより接続している資源へのアクセス情報を埋設する前に、追加の、ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報をコード化するステップと；ネットワークにより接続している資源の内容に、追加の、ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報を埋設する前に、追加のネットワークにより接続している資源へのアクセス情報を圧縮するステップとを含むことができる。さらに、本発明の場合には、情報信号とネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給するための方法は、さらに、複数のネットワークにより接続している各資源に対応するインデックスを割り当てるステップと；複数のネットワークにより接続している資源に対応するインデックスの中の一つを選択するステップと；アクセスするのは、複数のネットワークにより接続している資源の中のどれかを判断するために、インデックスを使用するステップと；インデックスに対して、対応するネットワークにより接続している資源の内容を表わす、要約した内容を供給するステップとを含むことができる。さらに、本発明の場合は、アクセス情報を埋設するステップは、さらに、送信媒体に、ネットワークにより接続している資源への、リンクを埋設するステップ；または送信媒体に、ＵＲＬを埋設するステップ、およびネットワークにより接続している資源により、ユーザ情報およびオプションとしての、時間に関する情報を記録するステップとを含むことができる。内容を表示するステップは、さらに、ユーザが介入しなくても、自動的に内容を表示するか、またはユーザの介入に応じて、選択的に内容を表示するステップを含むことができる。本発明の場合には、ユーザ・ターミナルは、テレビ信号および／またはラジオ信号を受信することができ、またインターネットへアクセスすることができ、またネットワークにより接続している資源へ、無線によりアクセスすることができる、ポータブルなパソコンであってもよいし、パソコンまたはテレビであってもよい。送信媒体は、自由空間であってもよいし、ワイヤであってもよいし、またはインターネットであってもよい。アクセス情報を埋設するステップは、さらに、ネットワークにより接続している資源の内容へのアクセスを決定するために、ユーザ情報を使用するステップを含むことができる。アクセス情報を使用するステップは、さらに、ネットワークにより接続している資源にユーザ情報を送信するステップを含むことができる。図面の簡単な説明図面を参照しながら、本発明の上記およびその他の目的および特徴について説明する。図１は、ネットワークにより接続している資源への、オーディオ／ビデオ信号に埋設されたリンクに、ユーザがアクセスできるようにする本発明の装置の一実施形態である。図２は、オーディオ／ビデオ信号と、ネットワークにより接続している資源との間に自動的リンクを供給するための本発明の方法のフローチャートである。図３は、オーディオ／ビデオ信号と、複数のネットワークにより接続している資源との間に複数の選択可能なリンクを供給するための本発明の方法のフローチャートである。図４は、オーディオ／ビデオ信号プロバイダ、ネットワークにより接続している資源プロバイダ、およびユーザが実行するタスクの関連フローチャートである。図５は、従来技術の飛越し走査のコンセプトである。図６は、オーディオ／ビデオ信号と、ネットワークにより接続している資源との間に、自動的で、ユーザが選択可能なリンクを供給するための本発明の装置である。図６Ａは、従来技術のＮＴＳＣ信号のスペクトル成分である。図７は、ネットワークにより接続している資源プロバイダから独立している構成要素により、ユーザがオーディオ／ビデオ信号を利用できる場合、オーディオ／ビデオ信号とネットワークにより接続している資源との間に、自動的で、ユーザが選択可能なリンクを供給するための本発明の装置の第一の実施形態のトップ・レベルのブロック図である。図８は、ネットワークにより接続している資源プロバイダにより、ユーザがオーディオ／ビデオ信を利用できる場合、本発明のオーディオ／ビデオ信号と、ネットワークにより接続している資源との間に、自動的で、ユーザが選択可能なリンクを供給するための本発明の装置の第二の実施形態のトップ・レベルのブロック図である。本発明を実行するための最善の方法図１は、放送信号およびケーブル・テレビ信号およびラジオ信号のようなオーディオ／ビデオ信号と、インターネット、ローカル・データ・ベース、遠隔データ・ベース、および従来技術において周知の情報のその他の貯蔵所のような、ネットワークにより接続している資源との間に埋設されているリンクにアクセスすることができるようにする装置１０の一実施形態である。この図の実施形態の場合には、ウェブ用テレビ１４の主要な表示領域１２内には野球が映し出されている。ウェブ用テレビ１４は、同様に、同等の機能を持つ標準テレビ受像機、ケーブル・デコーダ・ボックス、ウェブ用テレビ・トランシーバ（テレビ受像機構成部品およびインターネット・アクセス機能を内蔵する一組の頂部プラグイン・カードを含む）、ＶＣＲ、またはデジタル・ディスク（例えば、ＤＶＤＩ）であってもよい。これらは、本発明の範囲に含まれる。ユーザ（図示せず）は、左下のコーナの（例えば、現在の選手の統計、ティーム・スケジュールおよびチーム関連製品を購入するためのオプションのような）主要な画面領域１２上にスーパーインポーズされている野球に関連する、ネットワークにより接続している資源１６を選択することができる。ユーザは、ネットワークにより接続している資源１６のスクリーン上での選択を参照するインデクシング・スキームに対応する遠隔制御ユニット１８上の一組のボタンの中の一つを押すことにより、ネットワークにより接続している資源か、オンライン資源１６の中の任意のものにアクセスすることができる。図１の実施形態の場合には、ネットワークにより接続している各資源１６に対して、専用ボタン（すなわち、１、２、３）が設置されているが、実際には、この操作は、同じボタンを速い速度で連続して押したり、または当業者なら周知の手段により行うことができる。遠隔制御ユニット１８の一つのボタンまたは複数のボタンを押すと、当業者なら周知の方法により、ウェブ用テレビ１４に対して、遠隔制御ユニット１８から赤外線信号の送信が開始する。赤外線信号を受信し、それを解読すると、ウェブ用テレビ１４のウェブ・ブラウザは、ネットワークにより接続している資源またはインターネット上で、特定の一つのサイトまたは複数のサイトにアクセスするために、解読した情報を使用する。その後で、ネットワークにより接続している資源１６へのアクセスが、当業者なら周知の方法で、画面内画面２０（ＰＩＰ）、補助ディスプレイまたは同等の手段により表示される。また、ネットワークにより接続している資源１６へのアクセスは、例えば、テレビ・スクリーンの隅にスーパーインポーズされているロゴ、または他のマークにより行うこともできる。上記ロゴとしては、実際の内容を表示しないで、ネットワークにより接続している資源にアクセスするために、リンクを使用することができることを示す「能動内容使用可能」、または同等の文句を使用することができる。その後で、視聴者がＰＩＰまたは全スクリーン・モードで、ロゴを選択すると、その選択に応じてネットワークにより接続している資源の内容を表示することができる。ネットワークにより接続している資源のディスプレイ中に、全スクリーン・モードで、類似のロゴが表示されている場合には、視聴者は、ネットワークにより接続している資源の表示と、オーディオ／ビデオ信号の表示との間を切り換えることができる。オーディオ／ビデオ信号の内容が変わると、ユーザに供給される、ネットワークにより接続している資源１６と、オーディオ／ビデオ信号の情報内容との間の同期および関連を維持するために、ユーザはネットワークにより接続している資源の選択も変化する。ネットワークにより接続している資源の同期選択は、オーディオ／ビデオ信号の情報内容と、特定のネットワークにより接続している資源に対する選択マークとの間の会話に適応させることができる。例えば、ユーザは、テレビのスクリーン上に同じ時間に出演している女優が着ているのと同じドレスを購入することもできるし、またはラジオ局で同じ時間に歌を歌っている歌手の現在の出演リストを購入することもできる。同様に、図２は、オーディオ／ビデオ信号と、ネットワークにより接続している資源またはオンライン資源との間に自動的なリンクを供給する本発明の方法である。ネットワークにより接続している資源の中のどれを特定の信号および各選択の同期および持続時間に接続させるべきかの決定は、オーディオ／ビデオ信号プロバイダが行う。例えば、テレビショーのプロデューサは、自分がオーディオ／ビデオ信号の特定のセグメントに同期することができる番組の内容に関する複数のウェブサイトについて知っている。選択した、ネットワークにより接続している資源に関連する（通常、ＵＲＬである）アクセス情報は、プロバイダにより選択され、そうしたい場合には、オーディオ／ビデオ信号に埋設が行われる前に、コード化される（３２）。オーディオ／ビデオ信号で、プロバイダは、ユーザの人口学的遷移、視聴データ、およびユーザに提供する、ネットワークにより接続している資源が適当であるかどうかを決定するために、オフラインで分析済みのデータのような情報を使用することができる。上記データは、帯域内および帯域外（３２Ａ）技術（例えば、ケーブル、モデム、衛星、側波帯ＲＦ、ページング・チャネル等）を通して、ユーザまたは第三者（例えば、情報センター）から入手することができる。この情報の特定の有用な用途は、「ニールセン視聴率」タイプの情報を入手する場合の使用である。このタイプの情報は、その人口統計情報が周知で、相互相関関係に対して使用することができる多数のユーザが視聴する番組を監視する。その後で、潜在的な公告主は、マーケットのシェア、特定のタイムスロットの効率、および多数のプログラミングおよび宣伝内容へのリアルタイムの応答を決定する際に、この情報を使用することができる。ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報には、追加することができる有用なデータの量が多く、またこの情報を送信媒体に挿入するために使用される方法による制限があるので、コード化した情報３３は圧縮した方が得策である。本明細書に添付した、同時係属の米国仮出願第６０／０３７，９８８号、および０９／０２３，９１８号が開示している方法を本発明で使用することができる。簡単に説明すると、上記方法は、特定のネットワークにより接続している資源をポイントするアクセス情報を供給する際の、もっと長いＵＲＬアドレスとは対照的に、目標サーバ・コンピュータのネットワーク・アドレスおよび目標ファイル・インデックス・ポインタをにコード化する。当業者なら周知の圧縮のためのもう一つの方法を使用することができる。自由に圧縮した情報は、（放送信号、またはケーブル・テレビ信号またはラジオ信号のような）オーディオ／ビデオ信号の水平および／または垂直帰線消去インターバル中に埋設（３４）することができる。何故なら、未使用の資源または帯域幅の残りが存在するからである。米国特許第５，４９７，１８７号は、テレビ信号の垂直帰線消去インターバルに、情報を挿入するためのそのような方法を開示している。上記米国特許は引用によって本明細書の記載に援用する。上記情報も、側波帯、サブキャリヤまたは当業者なら周知のオーディオおよび／またはビデオ信号で、追加情報を転送するために未使用の資源を使用する、別の手段でコード化することもできる。米国特許第５，６２１，４７１号および５，６５７，０８８号は、ビデオ信号内に追加情報を埋設し、回収する方法を開示している。上記米国特許は引用によって本明細書の記載に援用する。その後で、結果として得られるオーディオ／ビデオ信号は、プロバイダにより送信（３６）され、当業者なら周知の手段でユーザにより受信（３８）される。その後で、アクセス情報は、受信したオーディオ／ビデオ信号から抽出および分離され、情報をコード化（３２）し圧縮（３３）した手段を実質的に補足する手段により、必要な場合には、解読（４２）され、圧縮した状態からも元の状態に戻される。その後で、アクセス情報に対応する特定のネットワークにより接続している資源に対する要求は、（モデム、ＩＳＤＮリンク、無線、Ｔ１、または当業者なら周知の他の手段により）、ネットワークにより接続している資源プロバイダに送信（４２Ａ）される。ネットワークにより接続している資源プロバイダは、アクセス情報を受信（４２Ｄ）し、必要なネットワークにより接続している資源をユーザに送信（４４）する。ネットワークにより接続している資源は、そうしたい場合には、ユーザの人口学的遷移、インデックス、視聴データ、および将来の使用、再販および／または分析用のデータおよび時間のような、時間に関する情報を記録することができる。その後で、ネットワークにより接続している資源は、ユーザが介入しなくても、入力がなくても、ユーザのハードウェアおよびソフトウェアにより、自動的に受信され、表示（４６）される。そうしたい場合には、ユーザの人口学的遷移情報および視聴データをユーザにより暗号化（４２Ｂ）することができ、またそうしたい場合には、特定のネットワークにより接続している資源に対する要求、および追加したユーザの人口学的遷移情報および視聴データの両方を送信（４２Ａ）する前に、圧縮することができる。ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報、およびオプションとしてのユーザの人口学的遷移および視聴データを受信４２Ｄした後で、プロバイダは、ユーザの人口学的遷移および視聴データを使用して、追加の、ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報をコード化４２Ｅすることができ、コード化した情報を比較（４２Ｆ）することができ、圧縮した情報（４２Ｇ）を、ユーザに指定のネットワークにより接続している資源を供給する、信号に埋設することができる。このようにして、ネットワークにより接続している資源に対するアクセスをユーザのネットワークにより接続している資源に対する前の選択、およびユーザの人口学的遷移および視聴データの両方で案内される、送信媒体の通常より使用頻度の低い資源により、入れ子状にすることができる。必要なネットワークにより接続されている資源は、ユーザに送信（４４）され、その後でユーザは上記ネットワークにより接続されている資源を受信し、表示（４６）する。ユーザは、従来のモデム、ケーブル・モデム、衛星、側波帯ＲＦ、およびページング・チャネルを含む多数の技術により、ネットワークにより接続している資源へのアクセスを受信することができる。図３は、上記方法を修正したものを示す。この図は、ユーザに、オーディオ／ビデオ信号と複数のネットワークにより接続している資源（３０Ａ）との間に、選択可能なリンク供給する本発明の方法を示す。この場合、ユーザは、図１に示すように、アクセスするために、異なるネットワークにより接続している資源を選択することができる。これは、ネットワークにより接続している資源が、自動的にアクセスされないという点で、図２の自動システムとは異なる。複数のネットワークにより接続している資源の中のどれを、ユーザの人口学的遷移、視聴データおよびオフラインで分析済みであり、帯域幅内部または帯域外技術（３２ＡＡ）を通して入手したデータのような、オプションとしての情報の追加源を使用して、オーディオ／ビデオ信号の所定の持続期間の間、ユーザに使用することができるようにするかについての決定は、オーディオ／ビデオ信号プロバイダが行う。その後で、選択した、複数のネットワークにより接続している資源に関連するアクセス情報は、オーディオ／ビデオ信号で埋設（３４Ａ）を行う前に、コード化（３２Ａ）される。図２の自動的な場合と全く同様に、この情報は、側波帯または信号のサブキャリヤ、または当業者なら周知のオーディオおよび／またはビデオ信号で追加情報を転送するために未使用の資源を使用する別の方法により、オーディオ／ビデオ信号の水平および／または帰線消去インターバル中に、埋設３４Ａすることができる。結果として得られる信号は、図２の自動的な方法とほぼ同じステップにより処理される。異なっている点は、アクセス情報の解読（４２ＡＡ）の後で、使用できる、ネットワークにより接続している資源の、各選択の記述情報または要約した内容が、ネットワークにより接続している資源の各選択に対応するインデシアと一緒に、ユーザに供給（４２ＡＢ）されることである。ユーザは、特定のインデックスを選択（４２ＡＣ）し、そのインデックスを送信（４２ＡＤ）する。上記インデックスは受信（４２ＡＥ）され、対応するネットワークにより接続している資源は、オーディオ／ビデオ信号から前に抽出した、解読アクセス情報により送信（４４Ａ）される。ネットワークにより接続している資源は、そうしたい場合には、ユーザの人口学的遷移、視聴データおよび将来の使用、再販および／または分析のためのデータおよび時間のような、時間に関する情報を記録する。その後で、ネットワークにより接続している資源は、ユーザに表示（４６Ａ）される。別の方法としては、インデックスの選択（４２ＡＣ）の後で、ユーザのハードウェアおよび／またはソフトウェアは、ユーザの人口学的遷移および視聴データと一緒に、インデックスを暗号化（４２ＡＦ）することができ、プロバイダが、ユーザに提供するネットワークにより接続している資源の、潜在的追加選択を決定する際に役に立つ、別の情報にアクセスすることができるようにするために、暗号化情報を比較（４２ＡＧ）する。ネットワークにより接続している資源の追加選択は、そうしたい場合には、コード化（４２ＡＨ）され、圧縮（４２ＡＩ）され、プロバイダにより送信（４４Ａ）され、ユーザに表示（４６Ａ）される前に、ユーザが自由に選択したネットワークにより接続している資源へのアクセスを含むオーディオ／ビデオ信号上に埋設（４２ＡＪ）することができる。図３の方法のステップは、図４でこれらのステップを実行する対応する構成要素の下にリストの形で表示してある。図４には、オプションとしてのステップが、実行される可能性が最も高い順序で表示してある。しかし、これはステップを、本発明の範囲内で、多数の異なるシーケンスで行うことができることを制限するものではない。以下に、下記の本発明を実行する装置の、ブロック図の理解を助けるために、カラー・テレビ技術の概要を説明する。下記の概要においては、主として、米国のテレビジョン方式委員会（ＮＴＳＣ）規格の、テレビを受信する機能について説明するが、本発明は、またＳＥＣＡＮ規格およびＰＡＬ規格をおよび種々の形式の高精細度テレビ（ＨＤＴＶ）を含む、他の規格にも適用できるようにすることも意図している。上記各規格の詳細については、「テレビジョン工学ハンドブック」（１９９２年）２１章、２３〜２４ページを参照されたい。上記著書は、引用によって本明細書の記載に援用する。ビデオ信号の形の視覚映像の電子送信および受信は、映画のように、一連の連続している映像は、人の視覚の残像により、連続した画像のように見えるという現象に基づいている。飛越し走査を使用すると、ちらつきを目に感じさせないで、３０の映像を１秒間に放送することができる。テレビ送信機は、三つの色（赤、緑および青）の輝度に関して映像のセグメントを標本化し、標本化した情報を連続して送信機する。光学的文字認識（ＯＣＲ）読取り装置が、印刷したタイプ文字の１ページを、文字毎に、ライン毎に走査するように、電子ビームで映像が走査される。その結果、走査したセグメントの輝度に比例する、瞬間的な大きさの電流が流れることになる。テレビ受像機は、その正確な位置、輝度およびカラーで放送ビデオから送信された映像の各セグメントを再生する。ビームが、送信機のスキャナと同期して受像管を走査すると、受像機の受像管内の電子ビームの輝度が入力ビデオ信号で変調される。光が、受像管の光電面から、それに当たった電子ビームの輝度に比例した輝度で、受像管の前面に放射される。それ故、走査された元の映像は、その元の位置に、元の輝度および元のカラーで再生される。映像は、走査ラスタと呼ばれる平行で、ほぼ水平なラインの小さな構造体に従って、それを走査することにより変換される。完全なラスタの形は長方形である。走査は、左上の隅からスタートして、最初のラインに沿って、一定の速度で右に移動することにより、従来の方法で行うことができる。第一のラインの終わりのところで、第二のラインの走査をスタートさせるために、走査は右側に向かって急速に復帰し、再び右に向かって移動を開始する。このようにして、一番上から一番下へ、すべてのラインの走査が行われると、走査は、第一のラインが位置している左上の隅に向かって急速に復帰し、このプロセスが反復して行われる。上記の順序ですべてのラインの走査が行われる場合には、そのプロセスはシーケンシャル走査と呼ばれる。米国の規格（ＮＴＳＣ）の場合には、各フレームは、５２５本の走査ラインまたはラスタ・ラインを含み、各ラインは数百の画素を含む。各ラインは走査され、１秒間に３０フレームを受信することができる受像機に送られる。各ラインの終わりのところで、送信機の撮像管の出力は帰線消去され、その間に、走査ビームは次のラインの方向に再度向けられる。この時間は、通常、水平帰線消去と呼ばれ、走査プロセスを受像機のところで送信機の走査プロセスに同期させる、同期信号を送信するために使用される。同様に、フレームの最後のラインが終了すると、画像は帰線消去され、その時間内に、電子ビームが、映像の第一のラインに戻るが、このプロセスは、通常、垂直帰線消去と呼ばれる。電子ビームの出力が、水平および垂直帰線消去インターバル中に抑制または帰線消去されない場合には、それが戻る際に、受信映像上に、電子ビームの移動をたどる目障りなラインが発生する。電荷結合映像装置は、複雑な偏向または帰線消去回路を必要としない。何故なら、これら装置は、アドレス・アクセスおよび検索技術を使用して走査されるからである。パルス・カウンタ、分割装置チェーン、およびメモリにより、電荷結合素子アレーの正確でシーケンシャルな読み出しを行うことができ、そのため、映像は、電子ビームの引っ込みについて補償しなくても、電荷結合素子からの、ホトダイオードの個々の出力が回収される。飛越し走査と呼ばれるプロセスは、シーケンシャル走査の一つであり、目障りなチラツキを起こさないで、送信中に帯域幅を節約するために使用される。チラツキは、ラスタ有効範囲反復速度および使用率、受像機の輝度および減衰特性の関数である。飛越し走査の場合には、図５に一点鎖線で示す、交互（奇数）のラインが最初に走査され、次に、図５に実線で示すように、残りの（偶数の）ラインが走査される。ラスタ領域全体は、二度カバーまたは走査される。それ故、飛越し走査のための反復速度は、シーケンシャル走査の反復速度の二倍であるが、このシーケンシャル走査は、各ラインに沿った速度が同じであり、そのためチラツキが対応して減少する。ラスタ全体は、１秒間に３０回走査され、それにより、フレームを１秒間に６０回走査することができる。図５は飛越し走査を示す。画像に描かれるラスタ・ラインの数は、目の残像を利用するためのものであり、実際に使用される実際の数を表わすためのものではない。第一のラスタ・ライン６０は、映像の頂部の中央からスタートする。その後で、ビームはラインの半分だけ右の縁部の方向へ進む。水平方向の戻り（水平帰線消去）が左に向かって行われ、第三のラインをたどる（６２）。第三のラインの右の端部で、一本のラインと半分のラインが走査されたことになる。第五のライン６４およびその後の奇数番号のライン、すなわち、２４１．５本のラインが走査され、右下の隅で走査が終わる。垂直方向の戻りインターバルの間（垂直帰線消去）に、２１本のラインが走査され、その時間の間に、走査ビームは左上の隅に移動し、走査ビームを第二のラインの走査をスタートさせるのに正しい位置に設定する。これにより、一つの視野全体の走査が完了する。その後で、２４１．５本の後続の偶数番号のラインが走査され、映像の底の中央部で走査が終了する。垂直戻り（垂直帰線消去）の間に、再び、２１本のラインが走査され、この時間の間に、走査ビームは映像の頂部の中央に戻る。これにより、第二の視野の走査が終了し、全フレーム６６の走査が終了する。その後で、このシーケンスが反復して行われる。米国規格によると、１秒間に、１５，７５０本のラインを走査しなければならない。１秒間の垂直走査速度が３０倍である場合、各フレームに割当てられるラインの数は、５２５本であり、一つの視野の走査ラインの数は２６２．５本である。各ラインの持続時間の長さは６３．４９マイクロ秒である。走査電子ビームが、次のラインの映像の左の縁部に復帰するには、有限の周期が必要である。この水平帰線消去周期は、全ライン時間、すなわち、１０．１６〜１１．４３マイクロ秒の１６〜１８％を占める。同様に、走査ビームが画像の一番上に戻るには、垂直帰線消去において、垂直帰線消去周期の７．５〜８％、すなわち、１２５０〜１３３３マイクロ秒が必要になる。この数値は、約２１本の走査ラインに相当する。帰線消去回路は、水平および垂直復帰インターバルの両方の間に、輝度の変動が送信されるのを防止する。図６は、本発明の放送信号またはケーブル・テレビ信号７０に埋設された、ネットワークにより接続している資源にリンクするための装置である。米国のテレビジョン方式委員会（ＮＴＳＣ）規格および他の放送テレビ送信規格機は、（上記の飛越し走査の場合には）各視野の終わりのところに追加の帯域幅を、および古くなったか、または老朽化した部品を含む受像機のスクリーンの歪を低減するために使用されるフレームを含む。この追加の帯域幅は、また一般的には、クローズド・キャプショニング・システム用のデータのような、放送改善機能での後続の検索および使用のための、（北米放送テレックス規格（ＮＡＢＴＳ）のような）エラー修正送信プロトコルにより、情報に関連するビデオ・フレームを送信するためにも使用される。本発明は、ウェブ用テレビ、上置き変換ユニット、ケーブル・デコーダ・ボックス、ウェブＴＶトランシーバ、ＶＣＲ、およびデジタル・ディスク（特に、ＤＶＤＩ）のような装置が、ワールド・ワイド・ウェブのようなネットワークにより接続している資源にリンクし、またオーディオ／ビデオ信号の情報内容に関連する、他のネットワークにより接続しているサイトに、アクセスすることができるようにするために、オーディオ／ビデオ信号の、ネットワークにより接続している資源への埋設されたアクセス情報を探す。図６は、アンテナ７４またはケーブルからビデオ信号を受信するカラー・テレビ受像機７２のブロック図である。信号は、同じように、従来のモデム、ケーブル・モデム、衛星、側波帯ＲＦ、ページング・チャネルまたは、当業者なら周知の他の同等の手段により供給することができる。ビデオ信号は、垂直帰線消去インターバルおよび／または水平帰線消去インターバルの間に、ネットワークにより接続している資源、または上記のような、当業者なら周知の同等の手段に対応するアクセス情報によりコード化される。オーディオ／ビデオ信号プロバイダが、送信を行う前に、どのアクセス情報をビデオ信号上にコード化するかについての決定を行い、ユーザに供給されるネットワークにより接続している資源の選択と、ユーザに提供される信号の特定の情報内容との間の同期を保持するために、上記決定が動的に更新されることが予想される。また、そうしたい場合には、ユーザが、信号の種々のセグメント中に、ネットワークにより接続している資源を選択することができることが予想される。ビデオ信号が入力され、テレビ受像機７２のビデオ検出装置７６に送られた後で、垂直帰線消去インターバルおよび／または水平帰線消去インターバルの間に、側波帯、サブキャリヤ、または当業者なら周知の他の手段でコード化された、ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報は、当業者なら周知の手段により、ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報分離装置７８により、検出したビデオ信号から分離される。その後で、ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報は、ウェブ用テレビ、上置き変換ユニット、ケーブル・デコーダ・ボックス、ＶＣＲ、または当業者なら周知の同等のシステム８０に送られる。ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報は、また（例えば、主要な映像、全スクリーン上、または画面内の画面（ＰＩＰ）上にスーパーインポーズすることにより）ユーザが、図１に示すように、その中から選択することができるように、ネットワークにより接続している資源の潜在的なオプションを表示するために、カラー陰極線管ディスプレイ８２に供給される。カラー陰極線管ディスプレイ８２に送られた、ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報は、ユーザが、自分の選択を遠隔制御ユニット１８または当業者なら周知の同等の入力装置（例えば、キーボード）により入力することができるようにするために、インデックスに接続している、各ネットワークにより接続している資源のオプションの内容の記述概要の形で供給することができる。ビデオ・ディスプレイ装置８０に供給された、ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報は、通常、ユニットに供給されたオプションに対応する、オーディオ／ビデオ信号プロバイダが選択した、ネットワークにより接続している資源をポイントしている、（ＵＲＬのような）一組のアドレスを表わす。インターネットが、ネットワークにより接続している資源である場合には、ウェブ・ブラウザ８４は、ネットワーク・インターフェース８６を通して、ユーザが指定したアドレスの中の一つにアクセスし、ユーザに、ビデオ・ディスプレイ装置８０、補助ディスプレイ（図示せず）、ディスプレイの全スクリーン、またはカラー陰極線管８２の（ＰＩＰ）上に、ネットワークにより接続している資源を表示する。図６のコンセプトおよび図２の方法を使用すれば、他の実施形態を実行することができる。この場合、ユーザは、ネットワークにより接続している資源を選択することはできないが、抽出した、ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報のウェブ・ブラウザ８４が受信した場合には、特定のネットワークにより接続している資源に自動的にアクセスする。遠隔制御装置１８は、不可欠なものではなく、その入力はこの実施形態の場合無視される。一方、コントローラ８８は、遠隔制御ユニット１８を通して、ユーザが介入しなくても、ネットワークにより接続しているアクセスを自動的に行うために必要である。すでに説明したとおり、ネットワークにより接続している資源へのリンクまたはアクセス情報は、またオーディオ／ビデオ信号の未使用の側波帯、またはサブキャリヤに埋設することができる。各テレビ信号は、ビデオ信号およびオーディオ信号からなる。ＮＴＳＣが規定する信号は、ほぼ６．００ＭＨｚの帯域幅を持ち、送信するチャネルに従って、予め指定したキャリヤ周波数に変調される。例えば、ＶＨＦチャネル４は、６１〜６８ＭＨｚの間のチャネル制限を持ち、ビデオ・キャリヤ周波数は６２．２５ＭＨｚの制限を持ち、オーディオ・キャリヤ周波数は６７．７５ＭＨｚの制限を持つ。チャネル間の領域は、チャネル間の干渉を低減する。図６Ａは、ＮＴＳＣ信号の周波数スペクトルを示す。ビデオ信号は、輝度信号（１０８）およびクロミナンス信号（１１０）からなる。輝度信号（１０８）は、白黒テレビ信号およびカラー・テレビ信号の両方の信号輝度を供給する。輝度信号（１０８）は、１５．７５ｋＨｚの間隔でスペクトル・ピーク（１１２）を持つが、これらピークは、テレビの水平周波数に対応する。輝度スペクトルピーク（１１２）の振幅は、４．２ＭＨｚまで減少する。４．５０ＭＨｚのキャリヤにより変調されるオーディオ信号（１１４）を供給するために、４．２０ＭＨｚ以上のビデオ信号は抑制される。クロミナンス信号（１１０）は、スペクトル内の約２．０８ＭＨｚのところからスタートし、３．５８ＭＨｚの周波数で変調される。クロミナンス信号（１１０）も、１５．７５ｋＨｚの間隔でスペクトル・ピーク１１６を持つ。上記および関連コンセプトの詳細については、Ｋ．ベンソン著の「テレビジョン工学」（１９９２）を参照されたい。上記著書は、引用によって本明細書の記載に援用する。本発明のアクセス情報は、当業者なら周知の手段により、４．２０〜４．５０ＭＨｚまたは４．５０ＭＨｚと帯域幅の、約６．００ＭＨｚである上限の間のサブキャリヤ上で、変調することができる。同様に、当業者なら周知の手段で、ＡＭおよびＦＭラジオ放送信号に対するアクセス情報を供給するために、サブキャリヤを使用することができる。さらに、ＮＴＳＣ信号を放送キャリヤに変調している間に、帯域幅要件緩和するために、変調した信号の一方の側波帯が濾過されるので、未使用の帯域幅を、当業者なら周知の手段により、アクセス情報を送信するために使用することができる。本発明で使用される、インターネットおよびオンライン・コンセプトを理解してもらうために、関連技術について簡単に説明する。ワールド・ワイド・ウェブは、会話型ブラウザによりアクセスされる、情報の分散型ハイパーメディア貯蔵所である。ブラウザは、情報の１ページを表示し、ユーザは、マウスのようなポインティング装置を使って選択することにより他のページに移動することができる。ウェブ文書は、ハイパーテキスト・マークアップ言語（ＨＴＭＬ）で書かれる。テキストの他に、文書は、文書のレイアウトおよびフォーマットを指定するタグを含む。あるタグはすぐに変更を行い、他のタグは複数の項目に働きかけるためにペアで使用される。ＨＴＭＬ文書は、本文の表現を使用するので、文書には直接映像は含まれていない。その代わりに、映像を挿入すべき場所および映像源を指定するために、タグが文書に挿入されている。他のタグは、外部参照に対応するＨＴＭＬ文書のこれらの項目を指定するために使用される。ブラウザは上記文書を表示する時、ブラウザは、新しい文書を入手するために参照をマークする。アンカは任意の項目を含むことができるので、テキストの場合と同じように容易に画像またはアイコンを選択することができる。外部参照は、ユニバーサル・リソース・ロケータ（ＵＲＬ）の形で行うことができる。ブラウザは、ＵＲＬから、その項目にアクセスするために使用するプロトコル、およびその項目が常駐しているコンピュータの名前、およびその項目の名前を抽出する。ｈｔｔｐ：／／で始まるＵＲＬは、ブラウザはその項目にアクセスするには、ハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）を使用すべきであることを指定する。ブラウザは、ファイル転送プロトコル（ＦＴＰ）のような他のサービスも使用することができる。ＨＴＭＬは、文書の内容およびフォーマットを記述するのに使用するための多くの特徴を含んでいるが、ＨＴＭＬを従来の文書式化言語から区別する特徴は、ハイパーテキスト参照を含むことができることである。各ハイパーテキスト参照は、他の文書への受動的ポインタである。本発明の実行の場合のように、ブラウザにＵＲＬを直接供給するのとは異なり、ハイパーテキスト参照を含めるために、インターキャスト（商標）テクノロジー社が使用する技術は、直接的な行動を起こさない。それどころか、ブラウザは、文書を表示するとき、ハイパーテキスト参照を選択することができる項目に入れる。ユーザがその項目を選択した場合には、ブラウザは参照を追跡し、それが参照する文書を検索し、現在の表示の代わりに新しい文書を表示する。ＨＴＭＬにより、任意の項目をハイパーテキスト参照と指定することができる。それ故、一つの語、一つの句、一つの全節、または一つの映像をもう一つの文書と呼ことができる。一つの全部の映像がハイパーテキスト参照と指定された場合には、ユーザは、カーソルを映像の任意の位置に起き、マウス・ボタンをクリックして、その参照を選択することができる。同様に、節全体がハイパーテキスト参照と指定された場合には、その節内の任意の文字をクリックして、ブラウザに参照を追跡させる。ハイパーテキストに関する詳細については、Ｄ．コマの「コンピュータ・ネットワークおよびインターネット」（１９９７）を参照されたい。上記著書は、引用によって本明細書の記載に援用する。ブラウザは、コントローラ、文書にアクセスするために使用する一つまたはそれ以上のクライアント、および文書を表示するために使用される一つまたはそれ以上のインタープリタからなる。各ブラウザは、それらを表示するため、ウェブ・ページおよびＨＴＭＬインタープリタを検索するために、ＨＴＭＬクライアント含む。さらに、ブラウザは、ファイル転送または電子メール、およびＨＴＭＬ以外の表現を使用する文書を表示するインタープリタのような、サービスにアクセスすることができるクライアントを含むことができる。文書検索を効率的にするために、ブラウザはキャッシュ技術を使用する。ブラウザは、ユーザが見る各文書および映像のコピーをローカル・ディスク上に置く。文書が必要になった場合には、ブラウザは、ネットワーク上のサーバから文書を要求する前に、キャシュをチェックする。大部分のブラウザの場合、ユーザは、キャシュに文書を保管する時間の長さおよび他の制御パラメータを制御することができる。ブラウザがウェブ・サーバと相互に作用する場合には、二つのプログラムがＨＴＴＰの後に続く。大体、ＨＴＴＰは簡単なものである。ＨＴＴＰにより、ブラウザ特定の項目を要求することができ、その後で、サーバがそれを返送する。ブラウザおよびサーバが、確実に明確に質問することができるようにするために、ＨＴＴＰは、ブラウザからサーバへ送る要求の正確なフォーマット、およびサーバが返送する応答のフォーマットを定義する。ウェブ・ブラウザは、ウェブ・サーバより複雑な構造を持つ。サーバは、簡単なタスクを反復して実行する。サーバはブラウザが接続を開き、特定のページを要求するのを待つ。その後で、サーバは、要求された項目のコピーを送り、接続を閉じ、次の接続を待つ。ブラウザは、文書アクセスおよび表示の詳細の大部分を処理する。従って、ブラウザは継目のないサービスのように見えるサービスを供給するために、協力するいくつかの大きなソフトウェアの構成部分を含む。図６は、従来技術のウェブ・ブラウザ８４の概念上の組織を示す。クライアントからインタープリタへのデータ経路は図示していない。概念上、ウェブ・ブラウザ８４は、一組のクライアント、および上記クライアントを管理するコントローラからなる。コントローラ８８は、ウェブ・ブラウザ８４の中心部を形成する。コントローラは、遠隔制御装置１８からの入力を解釈し、他の構成部品にユーザが指定した動作を行うように要求する。例えば、ＵＲＬが、ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報分離装置７８により入力されると、コントローラ８８は、クライアントにそれが常駐する遠隔サーバから、要求された文書を取り出すように要求し、インタープリタにユーザにその文書を表示するように要求する。各ウェブ・ブラウザ８４は、文書を表示させるために、ＨＴＭＬインタープリタ９０を含んでいなければならない。他のインタープリタはオプションである。ＨＴＭＬインタープリタ９０への入力は、ＨＴＭＬシンタックスに適合する文書からなる。ＨＴＭＬインタープリタ９０の出力は、カラー陰極線管またはユーザ・ディスプレイ８２上の、書式化されたバージョンからなる。ＨＴＭＬインタープリタ９０は、ＨＴＭＬ仕様をユーザのディスプレイ８２に適しているコマンドに変換する。例えば、ＨＴＭＬインタープリタが、文書でヘッディング・タグに遭遇した場合には、ＨＴＭＬインタープリタ９０は、ヘッディングを表示するために使用するテキストの大きさを変更する。同様に、ＨＴＭＬインタープリタ９０が中断タグに遭遇した場合には、ＨＴＭＬインタープリタ９０は、出力の新しいラインをスタートする。インターネットおよびコンピュータ・ネットワーク理論の、より詳細な説明については、下記の参考文献を参照されたい。１．Ｄ．コマ著の「インターネット」（１９９５）２．Ｄ．コマ著の「コンピュータ・ネットワークおよびインターネット」（１９９７）図７は、上記実施形態を示すトップ・レベルのブロック図である。この実施形態の場合には、ウェブ用テレビ１４、またはオーディオ／ビデオ信号を受信することができ、インターネットのようなネットワークにより接続している資源に、アクセスすることができる同等のシステムは、有線手段９８または無線手段１００を通して、オーディオ／ビデオ信号プロバイダ９４からオーディオ／ビデオ信号を受信する。その後で、テレビ１４は、ケーブル、モデム、無線または当業者なら周知の他の手段を通して、ネットワークにより接続している資源にアクセスするために、送信媒体に含まれているアクセス情報を抽出し、使用する。この実施形態は、オーディオ／ビデオ信号を受信することができ、インターネットのようなネットワークにより接続している資源に、アクセスすることができるパソコン９６を使用して実行することができる。パソコン９６は、送信媒体からアクセス情報を抽出し、それを、ケーブル、モデム、無線または当業者なら周知の他の手段を通して、ネットワークにより接続している資源にアクセスするために使用する。その後で、要求された資源は、有線手段１０１または無線手段１０３を通してパソコン９６に供給される。図７の実施形態の商業的に実行可能な一つの用途は、当業者なら周知の無線手段を通してインターネットにアクセスすることができる、ラジオ受信機、ディスプレイおよびコンピュータを備える自動車で実行される。ユーザをインターネット上の特定のサイトにリンクするアクセス情報は、オーディオ信号により、または専用データ・チャネルを通して送信され、ラジオにより受信される。自動車ラジオへの補助情報の送信の実行は、ボルボＣ７０で使用することができる無線データ・システム（ＲＤＳ）で行われている。その技術的仕様および説明は、引用によって本明細書の記載に援用する。無線局は、ＲＳＤシステムにより、ユーザが、インターネット上のサイトにアクセスすることができるように、本明細書に記載してあるコンセプトを使用できるようにすることができる。信号を受信すると、コンピュータは、インターネット上の特定のサイトにアクセスするために、送信されたアクセス情報のリンクまたはＵＲＬを使用する。その後で、これらのサイトは、自動的に、またはユーザの介入および／または当業者なら周知のスクリーンセーバー・タイプのディスプレイまたは他の手段の選択に応じてユーザに表示される。手の平サイズのパソコンで現在使用されているウインドウズＣＥ（登録商標）のようなウインドウズ９５オペレーティング・システムのサブセットまたは他の修正を、自動車のコンピュータの動作を制御するために使用することができ、それにより、上記コンピュータのハードウェアおよびサイズ要件が緩和される。それ故、ラジオを聞きながら、自動車のユーザおよび／または乗客は、下記のような多数の興味のあるサイトを見ることができる。１．レストラン、史跡、ガソリン・ステーション、休憩場所、空港、バス・タ一ミナル、宿泊所等を含む、興味のある地点の場所、代表的な価格、営業時間および方向。２．小売店、モール、飲食店、コンサート等の宣伝（すなわち、「仮想公告掲示板」）３．道路地図４．地図に表示されている交通状況および別のルート５．地図に表示されている気象状況および雪緊急ルート選択したサイトは、ユーザが新しいチャネルで気象を聞きながら、天気図の表示のような、ユーザが現在同調しているオーディオ信号の内容にリンクすることができる。別の方法としては、選択したサイトを、オーディオ信号の放送範囲内のレストランの場所および料金を教えてくれるサイトの供給のようなオーディオ信号の内容以外のオーディオ信号の放送範囲またはエリアにリンクすることもできるし、上記オーディオ信号の内容に加えて上記放送範囲またはエリアにリンクすることもできる。アクセス情報を、オーディオ信号により、またはアクセス情報だけを送る専用信号として送信することができる。図８は、その内部でオーディオ／ビデオ信号が、ネットワークにより接続している資源、またはオーディオ／ビデオ内容プロバイダにより、デジタル・フォーマットで供給される、本発明の他の実施形態である。オーディオ／ビデオ内容プロバイダは、例えば、ＵＲＬのようなリンクをストリーミング媒体デジタル・データ・ストリーム内に埋設するファイル・サーバを含む。その後で、パソコン９６またはテレビ１４のウェブ・ブラウザは、オーディオ／ビデオ信号に関連するまたは関連しない、他のサイトにアクセスするために、埋設リンクを使用する。ユーザは、埋設されたリンクから要求された資源を選択し、要求された資源を有線手段１０１、または無線手段１０３を通してパソコン９６またはテレビ１４に送信する。これらの実施形態の場合には、テレビおよび／またはパソコンは、ネットワークにより接続している資源にアクセスできさえすればよい。何故なら、情報およびオーディオ／ビデオ信号およびアクセス情報は、個々のオーディオ／ビデオ信号プロバイダがいなくても、ネットワークにより接続している資源へ流れるし、上記資源から流れるからである。ストリーミング・オーディオおよび／またはストリーミング・ビデオを含むストリーミング媒体のようなインターネット上で使用することができる技術は、これら実施形態のオーディオ／ビデオ信号用の潜在的な実行を示す。ストリーミング・オーディオ技術が進歩したので、任意のオーディオ録音として聞くことができるようになった。何故なら、サウンド・ファイルがパソコンに送られるからである。ストリーミング・オーディオは、パソコンに完全にダウンロードする前に、ファイル内の局を聞き始めることができるという点で、ダウンロードすることができるオーディオ・ファイルとは異なる。ストリーミング・オーディオ技術の内容については、Ｃ．シプリおよびＭ．フィッシュ著の「ワールド・ワイド・ウェブはどのように動作するか」（１９９６）を参照されたい。上記著書は、引用によって本明細書の記載に援用する。図７および図８の、上記各実施形態の場合には、空中、自由空間または当業者なら周知の他の無線手段を通して送信された、オーディオ／ビデオ信号に対応するアクセス情報は、垂直帰線消去インターバルおよび／または水平帰線消去インターバル、側波帯、または一つまたは複数の放送チャネルに対する、アクセス情報送信専用の追加チャネルに挿入することができる。上記専用アクセス情報チャネルは、現在見ているチャネルを任意の所与の時間に抽出するために、関連アクセス情報を決定する選択装置として使用して、デマルチプレクスすることができる。ケーブル、モデム、または他のハード配線手段を通して送信されたオーディオ／ビデオ信号に対して、アクセス情報を、当業者なら周知の手段により、ヘッダおよび／または補助データ・パケットで、追加デジタル情報として送信することができる。ハード配線手段を通して送信された、一つまたは複数のオーディオ／ビデオ信号に対する、アクセス情報を送信するための専用の追加チャネルも、使用することができる。上記各実施形態の場合、ネットワークにより接続している資源へのアクセスは、当業者なら周知の技術により、モデムＴ１のような有線手段１０２、およびケーブルまたは無線手段１０４により行うことができる。さらに、上記各実施形態の場合、アクセス情報は、サブキャリヤチャネルを通して、または当業者なら周知のスペクトル拡散技術を使用して送信することができる。スペクトル拡散技術の説明については、下記の参考文献を参照されたい。上記著書は、引用によって本明細書の記載に援用する。１．Ｒ．Ｅ．ジメール、Ｒ．Ｌ．ピーターソン著の「デジタル通信およびスペクトル拡散システム」（１９８５）Ｍ．Ｋ．シモン、Ｊ．Ｋ．ＯＭＵＲＡ、Ｒ．Ａ．ショルツおよびＢ．Ｋ．レビット著「スペクトル拡散通信ハンドブック」（１９９４）を参照されたい。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｎ 7/173 ６３０ (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者ハンター，ケヴィンアメリカ合衆国．33901 フロリダ，フォートマイヤーズ，セカンドストリート 2201，スイート 600，ネオメディアテクノロジーズ，インク. 【要約の続き】０）を供給する。

Claims

【特許請求の範囲】１．情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給するための方法であって、送信媒体に、前記情報信号の内容に関連する、ネットワークにより接続している資源の内容にアクセスすることができるアクセス情報を埋設するステップと、前記情報信号および前記アクセス情報を送信するステップと、ユーザのターミナルで、前記情報信号と前記アクセス情報とを受信するステップと、前記送信媒体から前記アクセス情報を抽出するステップと、アクセス信号により、前記ネットワークにより接続している資源にアクセスするために、前記アクセス情報を使用するステップと、前記アクセス情報に対応するユーザ・ターミナル上に、前記ネットワークにより接続している資源の内容を表示するステップとを含む方法。２．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記アクセス情報を埋設する前記ステップが、さらに、前記情報信号の垂直帰線消去インターバル中に、前記アクセス情報を埋設するステップを含む方法。３．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記アクセス情報を埋設する前記ステップが、さらに、前記情報信号の水平帰線消去インターバル中に、前記アクセス情報を埋設するステップを含む方法。４．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記アクセス情報を埋設する前記ステップが、さらに、前記情報信号により使用されていない帯域幅内に、前記アクセス情報を埋設するステップを含む方法。５．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記アクセス情報を埋設する前記ステップが、さらに、前記情報信号の側波帯内に前記アクセス情報を埋設するステップを含む方法。６．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記アクセス情報を埋設する前記ステップが、さらに、インターネット・メッセージ・パケットのヘッダに前記アクセス情報を埋設するステップを含む方法。７．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記アクセス情報を埋設する前記ステップが、さらに、前記送信媒体のサブキャリヤ内に前記アクセス情報を埋設するステップを含む方法。８．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記アクセス情報を埋設する前記ステップが、さらに、前記アクセス情報を前記情報信号で覆うステップを含み、前記送信ステップが、さらに、スペクトル拡散技術を使用して、前記情報信号およびアクセス情報を送信するステップを含み、前記受信ステップが、さらに、スペクトル拡散技術を使用して、前記情報信号およびアクセス情報を受信するステップを含む方法。９．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記アクセス情報を埋設する前記ステップが、さらに、複数の情報信号に対応するアクセス情報を含むチャネルに前記アクセス情報を埋設するステップと、現在受信中の前記情報信号に対応する前記チャネルからアクセス情報を抽出するステップとを含む方法。１０．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、さらに、前記アクセス情報を、前記情報信号の予め定めた部分と同期させるステップを含む方法。１１．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記情報信号が、さらに、ビデオ内容を圧縮する方法。１２．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記情報信号が、さらに、オーディオ内容を圧縮する方法。１３．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記ネットワークにより接続している資源の、前記内容を表示する前記ステップが、さらに、前記ユーザ・ターミナル上において、画面内の画面（ＰＩＰ）に、前記送信された、ネットワークにより接続している資源を表示するステップを含む方法。１４．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、さらに、前記送信媒体に、前記アクセス情報を埋設する前に、情報アクセス情報を圧縮するステップと、前記ユーザ・ターミナルにより、前記圧縮されたアクセス情報を元の状態に戻すステップとを含む方法。１５．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、さらに、前記送信媒体に、前記アクセス情報を埋設する前に、前記アクセス情報をコード化するステップと、前記ユーザ・ターミナルにより、前記アクセス情報を解読するステップとを含む方法。１６．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記アクセス情報を使用するステップが、さらに、前記アクセス情報を前記アクセス信号に埋設するステップを含む方法。１７．請求項１６に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、さらに、前記アクセス情報を前記アクセス信号に埋設する前に、前記ユーザ情報を圧縮するステップを含む方法。１８．請求項１６に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、さらに、前記アクセス情報を前記アクセス信号に埋設する前に、前記ユーザ情報を暗号化するステップを含む方法。１９．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、さらに、追加ネットワークにより接続している資源へのアクセス情報を前記ネットワークにより接続している資源の前記内容に埋設するステップを含む方法。２０．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、さらに、追加ネットワークにより接続している資源への、前記アクセス情報を前記ネットワークにより接続している資源の前記内容に埋設する前に、追加ネットワークにより接続している資源への前記アクセス情報をコード化するステップを含む方法。２１．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、さらに、追加ネットワークにより接続している資源への前記アクセス情報を前記ネットワークにより接続している資源の前記内容に埋設する前に、追加ネットワークにより接続している資源への前記アクセス情報を圧縮するステップを含む方法。２２．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、さらに、複数のネットワークにより接続している資源に対応するインデックスを割当てるステップと、前記複数のネットワークにより接続している資源に対応する前記インデックスの中の一つを選択するステップと、前記複数のネットワークにより接続している資源の中の、どれにアクセスするのかを決定するために、前記インデックスを使用するステップとを含む方法。２３．請求項２２に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、さらに、前記インデックスに対する、前記対応するネットワークにより接続している資源の前記内容を表わす要約した内容を供給するステップを含む方法。２４．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記アクセス前記を埋設する前記ステップが、さらに、前記ネットワークにより接続している資源へのリンクを前記送信媒体に埋設するステップを含む方法。２５．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記アクセス前記を埋設する前記ステップが、さらに、前記送信機媒体にＵＲＬを埋設するステップを含む方法。２６．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、さらに、前記ネットワークにより接続している資源により、前記ユーザ情報およびオプションとしての、時間に関連する情報を記録する方法。２７．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、内容を表示する前記ステップが、さらに、ユーザの介入なしに前記内容を自動的に表示するステップを含む方法。２８．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、内容を表示する前記ステップが、さらに、ユーザの介入に応じて、前記内容を選択的に表示するステップを含む方法。２９．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記ユーザ・ターミナルが、パソコンである方法。３０．請求項２９に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記パソコンが、テレビ信号を受信することができる方法。３１．請求項２９に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記パソコンが、ラジオ信号を受信することができる方法。３２．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記ユーザ・ターミナルがテレビである方法。３３．請求項３２に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記テレビが、インターネットにアクセスすることができる方法。３４．請求項３２に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記テレビがラジオ信号を受信することができる方法。３５．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記ユーザ・ターミナルが、前記ネットワークにより接続している資源に無線でアクセスすることができるポータブル・パソコンである方法。３６．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記送信機媒体が自由空間である方法。３７．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記送信機媒体がインターネットである方法。３８．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、アクセス前記を埋設する前記ステップが、前記ネットワークにより接続している資源の内容へのアクセスを決定するために、ユーザ情報を使用するステップを含む方法。３９．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、前記アクセス情報を使用する前記ステップが、さらに、前記ネットワークにより接続している資源にユーザ情報を送信するステップを含む方法。４０．請求項１に記載の情報信号と、ネットワークにより接続している資源との間にリンクを供給する方法であって、マークを表示する前記ステップが、前記ネットワークにより接続している資源の前記内容への前記リンクを使用することができることを示し、前記マークの選択に応じて、前記ユーザに前記の送信したネットワークにより接続している資源を表示する方法。