JP2004503071A - 検出器配置 - Google Patents
検出器配置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004503071A JP2004503071A JP2002509616A JP2002509616A JP2004503071A JP 2004503071 A JP2004503071 A JP 2004503071A JP 2002509616 A JP2002509616 A JP 2002509616A JP 2002509616 A JP2002509616 A JP 2002509616A JP 2004503071 A JP2004503071 A JP 2004503071A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detector unit
- reed relay
- permanent magnet
- unit according
- magnet means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 claims abstract description 42
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims abstract description 16
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 15
- 239000003302 ferromagnetic material Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 claims description 3
- 230000005294 ferromagnetic effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B17/00—Accessories in connection with locks
- E05B17/22—Means for operating or controlling lock or fastening device accessories, i.e. other than the fastening members, e.g. switches, indicators
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B47/00—Operating or controlling locks or other fastening devices by electric or magnetic means
- E05B2047/0048—Circuits, feeding, monitoring
- E05B2047/0067—Monitoring
- E05B2047/0069—Monitoring bolt position
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B45/00—Alarm locks
- E05B45/06—Electric alarm locks
- E05B45/08—Electric alarm locks with contact making inside the lock or in the striking plate
- E05B45/083—Electric alarm locks with contact making inside the lock or in the striking plate with contact making either in the striking plate or by movement of the bolt relative to the striking plate
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B45/00—Alarm locks
- E05B45/06—Electric alarm locks
- E05B45/08—Electric alarm locks with contact making inside the lock or in the striking plate
- E05B45/12—Electric alarm locks with contact making inside the lock or in the striking plate by movement of the bolt
Landscapes
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
Abstract
強磁性材料を含み、また特にロッキング配置に関連する、可動要素の位置および/または運動状態を検出するための検出器ユニットであって、前記検出器ユニットはリード・リレー(2)および永久磁石手段(1)を含んでいる。リード・リレー(2)は1つの場所で永久磁石手段(1)に固定され、そこにおいて永久磁石手段(1)によって供給される磁束は本質的な偏りを含むため、リード・リレー(2)は通常状態ではスイッチオンされない。
Description
【0001】
本発明は、請求項1の前文に従って、強磁性材料を含み、特にロッキング配置に関連する可動要素の位置および/または運動状態を検出するための検出器ユニットに関するものであって、前記検出器ユニットはリード・リレーおよび永久磁石手段を含む。
【0002】
ロッキングに関連して使用すべき電気制御システムは、異なる可動ユニットまたは構成要素の位置または運動状態を検出しなければならない。これに関して、特にマイクロスイッチを利用することが知られている。しかし、用途によっては、これらが非常に広いスペースを必要とし、また機械的接点を必要とすることがある。リード・リレーが検出器として機能するようになった別の解決法も複数ある。ドアや窓の位置を検出するために特にリード・リレーを使用することについては知られており、その場合リード・リレーに関連する電気回路が泥棒よけおよび警報システムの一部として接続されよう。基本的な別の方法はリード・リレーをフレーム中に動かないように固定して、永久磁石を可動部分やドアまたは窓に含め、前記部分が閉じた状態にある時に、リード・リレーの位置に来るようにするか、その逆のように配置するものである。
【0003】
本発明の目的は新規で進歩した検出器配置を提供することであり、それは可動構成要素の位置または運動状態を検出するためにリード・リレーを使用することに基づいており、それは特にロッキング技術に関連する複数の異なる応用に適用できる。1つの目的は、より密接には、本検出器配置がその構造において簡単で、その動作において信頼性高く、またそのコストにおいて有利であることである。別の1つの目的は、コンパクトな寸法および形状を有し、応用の複数の異なる場所でそのようなものとして利用できるような検出器配置を提供することである。
【0004】
本発明のこれらの目的は、請求項1およびその他の請求項に開示されるように達成することができる。本発明に従えば、リード・リレーは1つの場所で永久磁石に固定され、そこにおいて永久磁石によって供給される磁束が本質的な偏りを含むため、リード・リレーは通常状態ではスイッチオンされない。この解決法は簡単でコンパクトな検出器配置を提供することを可能とする。
【0005】
1つの有利な実施の形態では、リード・リレーは永久磁石の磁極間の、磁束がその最小値となる場所に配置される。
【0006】
別の実施の形態では、リード・リレーは1つの場所に配置され、そこには永久磁石手段の磁束に偏りが設けられるように、永久磁石手段のその場所において、材料中に窪み、例えば孔、空洞、あるいは同様なものが存在する。こうすることにより、その偏りは、リード・リレーがその位置に組み込まれたときに、スイッチオンされないように周囲の磁束から見て非常に大きくなければならない。
【0007】
リード・リレーは、例えば接着によって永久磁石手段の表面に直接固定されるのが有利である。例えば、Araldit(R)の商標名で市販されているエポキシ樹脂接着剤がこの目的に適している。
【0008】
実際には、永久磁石手段は、好ましくは矩形をした、いくらか平坦な永久磁石を含み、それと組み合わさってリード・リレーが実施の異なる複数の場所にそのようなものとして組み込むことのできるコンパクトなユニットを構成する。この配置はわずかなスペースしか必要とせず、実施場所に容易に組み込むことができる。この目的のために、リード・リレーは永久磁石の細長い側面に取り付けるのが有利である。
【0009】
リード・リレーは電気回路へ接続するのが有利であり、その回路の電圧は24V程度で、電流は0.1A程度である。この結果、検出器ユニットの動作信頼性を劣化させる危険性なしに、電力需要を低く保つことができる。リード・リレーがスイッチオンすることで発生する電流パルスは、更に、所望の制御動作を提供する制御論理へ供給することができる。
【0010】
有利な実用的応用では、本検出器ユニットは、ボルトと一緒に、そのボルトの位置を検出するためにフレームの側面に設けられたドア・ロックあるいは同様なもののための受座(Striking Plate)の背後に組み込まれる。受座にはつぎに非強磁性保護板が取り付けられ、それに対して検出器が固定されるが、それは前記ボルトを受座中の開口部に挿入したときに、検出器ユニットとボルトとの中間に位置することになる。この種の保護板はリード・リレーに対して影響を与えないので、本検出器ユニットは気づかれないように組み込むことができるし、外側から操作することはできない。
【0011】
別の実用的な応用では、本検出器ユニットはドア・ロックあるいは同様なもののためのロック・ケースの内側に組み込まれるため、例えば補助ボルトや制御ソレノイドのようなロック動作に関連する何らかの可動要素の位置を検出できる。それのコンパクトな構造および小さい寸法のせいで、本発明に従う検出器ユニットは各種の実用的な目的に適用できる。
【0012】
以下の説明で、本発明は添付図面を参照しながら一例として説明される。
【0013】
図1および2において、参照符号1は平坦な永久磁石を示し、その狭い側面上にリード・リレー2が取り付けられている。永久磁石によって供給される磁束を示す磁束線3から分かるように、リード・リレー2を取り付ける場所は、磁石の磁極に対して図1に従う配置に選ばれており、そのため、それは互いに異なる方向の磁場間の中間位置に位置しており、それによってリード・リレー2はスイッチオンされない。これに対して、図2の配置では、永久磁石1の中に孔1aが設けられていて、磁束線3から分かるように、磁束の偏りを誘起している。この場合、リード・リレー2は磁束に関する前記偏りの場所に位置している。孔1aあるいは対応する窪みの寸法および場所は、当然ながら、この場合にもリード・リレー2がスイッチオンされないように選ばれる必要がある。
【0014】
リレーのスイッチオンは、応用の各々の場所で、鉄やその他強磁性材料を含む要素が検出器ユニットの近傍に移動してきて、小さいが十分な磁束変化を前記偏り場所にもたらすときにだけ発生する。これによって、リード・リレーの接点は、それらが変化した磁場の影響下に入るため、閉じるし、これによって各々の場合にその応用に付随する電気回路は閉じる(例えば、図5を参照)。これに対して、強磁性材料を含む要素がリード・リレー2の近傍から遠ざかるときは、リレーの接点はそれらの元々の非スイッチ位置へ移動する。
【0015】
検出器動作の観点から重要なことは、組み込まれた状態でリード・リレー2は永久磁石1に対して相対的に移動できないことである。これは例えば接着剤を用いて簡単に保証できる。実際には、この目的のために適した接着剤は、例えばAraldit(R)の商標名で市販されているエポキシ樹脂を含むようなものである。
【0016】
本発明に従えば、リード・リレー2は永久磁石1の上に直接固定され、その配置が電子部品なしで有利に組み込まれるので、検出器ユニットはその寸法および形状においてはコンパクトに、またそのコストにおいては有利に製造できる。この種の検出器ユニットは応用の異なる複数の場所に容易に利用できるし、また特に改造もできる。
【0017】
図3a、3b、および3cは永久磁石1とリード・リレー2を含む検出器ユニット4の実施を、ドア・ロック用の受座5と関連付けて示している。この場合、検出器ユニットはロックのボルト7の位置を、従って更にはドアのロック状態を検出するために利用できる。実際には、非強磁性材料、例えばアルミでできた保護板6が受座5に固定され、それに対して検出器ユニット4を例えば接着によって固定できる。この場合、保護板6は磁束に対して何ら影響しないので、従ってそうであるためリレーの動作に対しても影響を与えない。
【0018】
図4および5は応用を原理的に示しており、ここにおいて検出器ユニット4は、異なる複数の可動要素の位置を検出するために例えばドアの内側に組み込まれるようになったロック・ケース8の内側に組み込まれている。またこの例では、組み込みは例えば接着によって行なわれる。図4の場合、いわゆる補助ボルト7aの位置が検出される。図示されていないドアを開くと、補助ボルト7aは図4に示すように、ロック・ケースの前板8aの開口部から突出する。これに対して、ドアを閉じると、補助ボルト7aは、それの頭がドア・フレーム中に位置するロック用の受座に当たるので(図4には示されていない)、わずかに外に向けて突出できるのみとなる。この結果、補助ボルト7aの内側端は検出器ユニット4の位置まで移動し、それによってそのリード・リレーがスイッチオンする。従って、この応用は、その他の任意の構成要素またはセンサーをドアおよび/またはドア・フレーム中に配置する必要なしに、ドアの位置を検出するために利用できる。更に、本検出器ユニットは目に見えないように隠され、従って保護される。
【0019】
それの一部分についての図5の応用は1つの解決策を示しており、ここでは、ロック・ケース8の内側に位置するソレノイド9の動作位置を制御できる。ソレノイド9は、ロック動作に関する力を伝達するための異なる複数の配置としての必要に応じて、そのためのものとして使用されよう。例えば、それを用いることによって、動作軸からロック・ボルトへの力伝達接続を接続・切断することができる。図5はまた、検出器ユニットが適当な電源10を備えた電気回路へ実際にはどのように接続されるか、それによってリード・リレーからの信号を、各ケースで動作状態を検出するための、および/または制御すべき目的場所に関する所望動作を提供するための適当な制御論理11へ供給できるかを原理的に示している。
【0020】
本発明は開示した実施の形態に限定されず、付属する特許請求項の範囲内でいくつかの修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に従う検出器ユニットを原理的に示す。
【図2】
本発明に従う別の検出器ユニットを原理的に示す。
【図3】
a、b、cは本発明に従う検出器ユニットの実施をドア・ロックの受座と関連付けて示す。
【図4】
いくつかの異なる可動要素の位置を検出するためにロック・ケースの内側に組み込む、本発明に従う検出器ユニットを示す。
【図5】
いくつかの異なる可動要素の位置を検出するためにロック・ケースの内側に組み込む、本発明に従う検出器ユニットを示す。
本発明は、請求項1の前文に従って、強磁性材料を含み、特にロッキング配置に関連する可動要素の位置および/または運動状態を検出するための検出器ユニットに関するものであって、前記検出器ユニットはリード・リレーおよび永久磁石手段を含む。
【0002】
ロッキングに関連して使用すべき電気制御システムは、異なる可動ユニットまたは構成要素の位置または運動状態を検出しなければならない。これに関して、特にマイクロスイッチを利用することが知られている。しかし、用途によっては、これらが非常に広いスペースを必要とし、また機械的接点を必要とすることがある。リード・リレーが検出器として機能するようになった別の解決法も複数ある。ドアや窓の位置を検出するために特にリード・リレーを使用することについては知られており、その場合リード・リレーに関連する電気回路が泥棒よけおよび警報システムの一部として接続されよう。基本的な別の方法はリード・リレーをフレーム中に動かないように固定して、永久磁石を可動部分やドアまたは窓に含め、前記部分が閉じた状態にある時に、リード・リレーの位置に来るようにするか、その逆のように配置するものである。
【0003】
本発明の目的は新規で進歩した検出器配置を提供することであり、それは可動構成要素の位置または運動状態を検出するためにリード・リレーを使用することに基づいており、それは特にロッキング技術に関連する複数の異なる応用に適用できる。1つの目的は、より密接には、本検出器配置がその構造において簡単で、その動作において信頼性高く、またそのコストにおいて有利であることである。別の1つの目的は、コンパクトな寸法および形状を有し、応用の複数の異なる場所でそのようなものとして利用できるような検出器配置を提供することである。
【0004】
本発明のこれらの目的は、請求項1およびその他の請求項に開示されるように達成することができる。本発明に従えば、リード・リレーは1つの場所で永久磁石に固定され、そこにおいて永久磁石によって供給される磁束が本質的な偏りを含むため、リード・リレーは通常状態ではスイッチオンされない。この解決法は簡単でコンパクトな検出器配置を提供することを可能とする。
【0005】
1つの有利な実施の形態では、リード・リレーは永久磁石の磁極間の、磁束がその最小値となる場所に配置される。
【0006】
別の実施の形態では、リード・リレーは1つの場所に配置され、そこには永久磁石手段の磁束に偏りが設けられるように、永久磁石手段のその場所において、材料中に窪み、例えば孔、空洞、あるいは同様なものが存在する。こうすることにより、その偏りは、リード・リレーがその位置に組み込まれたときに、スイッチオンされないように周囲の磁束から見て非常に大きくなければならない。
【0007】
リード・リレーは、例えば接着によって永久磁石手段の表面に直接固定されるのが有利である。例えば、Araldit(R)の商標名で市販されているエポキシ樹脂接着剤がこの目的に適している。
【0008】
実際には、永久磁石手段は、好ましくは矩形をした、いくらか平坦な永久磁石を含み、それと組み合わさってリード・リレーが実施の異なる複数の場所にそのようなものとして組み込むことのできるコンパクトなユニットを構成する。この配置はわずかなスペースしか必要とせず、実施場所に容易に組み込むことができる。この目的のために、リード・リレーは永久磁石の細長い側面に取り付けるのが有利である。
【0009】
リード・リレーは電気回路へ接続するのが有利であり、その回路の電圧は24V程度で、電流は0.1A程度である。この結果、検出器ユニットの動作信頼性を劣化させる危険性なしに、電力需要を低く保つことができる。リード・リレーがスイッチオンすることで発生する電流パルスは、更に、所望の制御動作を提供する制御論理へ供給することができる。
【0010】
有利な実用的応用では、本検出器ユニットは、ボルトと一緒に、そのボルトの位置を検出するためにフレームの側面に設けられたドア・ロックあるいは同様なもののための受座(Striking Plate)の背後に組み込まれる。受座にはつぎに非強磁性保護板が取り付けられ、それに対して検出器が固定されるが、それは前記ボルトを受座中の開口部に挿入したときに、検出器ユニットとボルトとの中間に位置することになる。この種の保護板はリード・リレーに対して影響を与えないので、本検出器ユニットは気づかれないように組み込むことができるし、外側から操作することはできない。
【0011】
別の実用的な応用では、本検出器ユニットはドア・ロックあるいは同様なもののためのロック・ケースの内側に組み込まれるため、例えば補助ボルトや制御ソレノイドのようなロック動作に関連する何らかの可動要素の位置を検出できる。それのコンパクトな構造および小さい寸法のせいで、本発明に従う検出器ユニットは各種の実用的な目的に適用できる。
【0012】
以下の説明で、本発明は添付図面を参照しながら一例として説明される。
【0013】
図1および2において、参照符号1は平坦な永久磁石を示し、その狭い側面上にリード・リレー2が取り付けられている。永久磁石によって供給される磁束を示す磁束線3から分かるように、リード・リレー2を取り付ける場所は、磁石の磁極に対して図1に従う配置に選ばれており、そのため、それは互いに異なる方向の磁場間の中間位置に位置しており、それによってリード・リレー2はスイッチオンされない。これに対して、図2の配置では、永久磁石1の中に孔1aが設けられていて、磁束線3から分かるように、磁束の偏りを誘起している。この場合、リード・リレー2は磁束に関する前記偏りの場所に位置している。孔1aあるいは対応する窪みの寸法および場所は、当然ながら、この場合にもリード・リレー2がスイッチオンされないように選ばれる必要がある。
【0014】
リレーのスイッチオンは、応用の各々の場所で、鉄やその他強磁性材料を含む要素が検出器ユニットの近傍に移動してきて、小さいが十分な磁束変化を前記偏り場所にもたらすときにだけ発生する。これによって、リード・リレーの接点は、それらが変化した磁場の影響下に入るため、閉じるし、これによって各々の場合にその応用に付随する電気回路は閉じる(例えば、図5を参照)。これに対して、強磁性材料を含む要素がリード・リレー2の近傍から遠ざかるときは、リレーの接点はそれらの元々の非スイッチ位置へ移動する。
【0015】
検出器動作の観点から重要なことは、組み込まれた状態でリード・リレー2は永久磁石1に対して相対的に移動できないことである。これは例えば接着剤を用いて簡単に保証できる。実際には、この目的のために適した接着剤は、例えばAraldit(R)の商標名で市販されているエポキシ樹脂を含むようなものである。
【0016】
本発明に従えば、リード・リレー2は永久磁石1の上に直接固定され、その配置が電子部品なしで有利に組み込まれるので、検出器ユニットはその寸法および形状においてはコンパクトに、またそのコストにおいては有利に製造できる。この種の検出器ユニットは応用の異なる複数の場所に容易に利用できるし、また特に改造もできる。
【0017】
図3a、3b、および3cは永久磁石1とリード・リレー2を含む検出器ユニット4の実施を、ドア・ロック用の受座5と関連付けて示している。この場合、検出器ユニットはロックのボルト7の位置を、従って更にはドアのロック状態を検出するために利用できる。実際には、非強磁性材料、例えばアルミでできた保護板6が受座5に固定され、それに対して検出器ユニット4を例えば接着によって固定できる。この場合、保護板6は磁束に対して何ら影響しないので、従ってそうであるためリレーの動作に対しても影響を与えない。
【0018】
図4および5は応用を原理的に示しており、ここにおいて検出器ユニット4は、異なる複数の可動要素の位置を検出するために例えばドアの内側に組み込まれるようになったロック・ケース8の内側に組み込まれている。またこの例では、組み込みは例えば接着によって行なわれる。図4の場合、いわゆる補助ボルト7aの位置が検出される。図示されていないドアを開くと、補助ボルト7aは図4に示すように、ロック・ケースの前板8aの開口部から突出する。これに対して、ドアを閉じると、補助ボルト7aは、それの頭がドア・フレーム中に位置するロック用の受座に当たるので(図4には示されていない)、わずかに外に向けて突出できるのみとなる。この結果、補助ボルト7aの内側端は検出器ユニット4の位置まで移動し、それによってそのリード・リレーがスイッチオンする。従って、この応用は、その他の任意の構成要素またはセンサーをドアおよび/またはドア・フレーム中に配置する必要なしに、ドアの位置を検出するために利用できる。更に、本検出器ユニットは目に見えないように隠され、従って保護される。
【0019】
それの一部分についての図5の応用は1つの解決策を示しており、ここでは、ロック・ケース8の内側に位置するソレノイド9の動作位置を制御できる。ソレノイド9は、ロック動作に関する力を伝達するための異なる複数の配置としての必要に応じて、そのためのものとして使用されよう。例えば、それを用いることによって、動作軸からロック・ボルトへの力伝達接続を接続・切断することができる。図5はまた、検出器ユニットが適当な電源10を備えた電気回路へ実際にはどのように接続されるか、それによってリード・リレーからの信号を、各ケースで動作状態を検出するための、および/または制御すべき目的場所に関する所望動作を提供するための適当な制御論理11へ供給できるかを原理的に示している。
【0020】
本発明は開示した実施の形態に限定されず、付属する特許請求項の範囲内でいくつかの修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に従う検出器ユニットを原理的に示す。
【図2】
本発明に従う別の検出器ユニットを原理的に示す。
【図3】
a、b、cは本発明に従う検出器ユニットの実施をドア・ロックの受座と関連付けて示す。
【図4】
いくつかの異なる可動要素の位置を検出するためにロック・ケースの内側に組み込む、本発明に従う検出器ユニットを示す。
【図5】
いくつかの異なる可動要素の位置を検出するためにロック・ケースの内側に組み込む、本発明に従う検出器ユニットを示す。
Claims (10)
- 強磁性材料を含み、また特にロッキング配置に関連する、可動要素の位置および/または運動状態を検出するための検出器ユニットであって、前記検出器ユニットがリード・リレー(2)および永久磁石手段(1)を含んでおり、リード・リレー(2)が1つの場所で前記永久磁石手段(1)に固定されており、そこにおいて、永久磁石手段(1)によって供給される磁束が本質的な偏りを含んでいるためリード・リレー(2)が通常状態でスイッチオンされないことを特徴とする検出器ユニット。
- 請求項1に記載の検出器ユニットであって、リード・リレー(2)が、永久磁石(1)の磁極間で、磁束がその最小値を取る場所に位置することを特徴とする検出器ユニット。
- 請求項1または2に記載の検出器ユニットであって、リード・リレー(2)が1つの場所に配置されており、そこにおいて永久磁石手段(1)の磁束に偏りが設けられるように、永久磁石手段(1)のその場所において、材料中に窪み、例えば孔(1a)、空洞、あるいは同様なものが設けられていることを特徴とする検出器ユニット。
- 先行請求項のうち任意の請求項に記載の検出器ユニットであって、リード・リレー(2)が永久磁石手段(1)の表面上に例えば接着によって直接固定されていることを特徴とする検出器ユニット。
- 先行請求項のうち任意の請求項に記載の検出器ユニットであって、永久磁石手段(1)が好ましくは矩形の形状をした、いくらか平坦な永久磁石(1)を含んでおり、それと組み合わさってリード・リレーが実施の異なる複数の場所にそのようなものとして組み込むことのできるコンパクトなユニットを構成することを特徴とする検出器ユニット。
- 請求項5に記載の検出器ユニットであって、リード・リレー(2)が永久磁石(1)の細長い側面に取り付けられることを特徴とする検出器ユニット。
- 先行請求項のうち任意の請求項に記載の検出器ユニットであって、リード・リレー(2)が電気回路につながれ、それの電圧が24V程度で、それの電流が0.1A程度であって、またリード・リレー(2)のスイッチオンによって生ずる電流パルスが、所望の制御動作を提供するための制御論理(11)へ供給されるように配置されていることを特徴とする検出器ユニット。
- 先行請求項のうち任意の請求項に記載の検出器ユニットであって、それがボルトと一緒に、そのボルトの位置を検出するためにフレームの側面に設けられたドア・ロックまたは同様なもののための受座(Striking Plate)(5)の背後に組み込まれることを特徴とする検出器ユニット。
- 請求項8に記載の検出器ユニットであって、受座(5)に非強磁性保護板(6)が取り付けられ、それに対して検出器ユニット(4)が固定され、それが、ボルトが受座(5)の孔に挿入されたときに、検出器ユニット(4)とボルト(7)との間に位置するようになっていることを特徴とする検出器ユニット。
- 先行の請求項1−7に記載の検出器ユニットであって、それがドア・ロックまたは同様なもののためのロック・ケース(8)の内側に組み込まれるため、それが例えば補助ボルト(7a)や制御ソレノイド(9)のようなロック動作に関連する何らかの可動要素の位置を検出するようになっていることを特徴とする検出器ユニット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI20001652A FI20001652A (fi) | 2000-07-12 | 2000-07-12 | Ilmaisinjõrjestely |
PCT/FI2001/000567 WO2002004770A1 (en) | 2000-07-12 | 2001-06-15 | Detector arrangement |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004503071A true JP2004503071A (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=8558770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002509616A Pending JP2004503071A (ja) | 2000-07-12 | 2001-06-15 | 検出器配置 |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040100254A1 (ja) |
EP (1) | EP1299607A1 (ja) |
JP (1) | JP2004503071A (ja) |
CN (1) | CN1441872A (ja) |
AU (1) | AU2001270645A1 (ja) |
CA (1) | CA2412778A1 (ja) |
CZ (1) | CZ2003407A3 (ja) |
EE (1) | EE200300021A (ja) |
FI (1) | FI20001652A (ja) |
NO (1) | NO20030069L (ja) |
PL (1) | PL360432A1 (ja) |
RU (1) | RU2003104021A (ja) |
WO (1) | WO2002004770A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007255136A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Miwa Lock Co Ltd | 電気錠 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202005013065U1 (de) * | 2005-08-18 | 2007-01-04 | Liebherr-Hausgeräte Ochsenhausen GmbH | Vorrichtung zur Positionserkennung |
FR2893654B1 (fr) * | 2005-11-18 | 2012-01-13 | Valeo Securite Habitacle | Serrure de securite |
SE530150C2 (sv) * | 2005-12-21 | 2008-03-11 | Fix Ab | Lås för fönster, dörrar och liknande |
DE102009046060B4 (de) * | 2009-10-27 | 2024-02-22 | Bks Gmbh | Einsteckschloss mit elektrischen Erfassungsmitteln für die Position von Bauteilen |
ITMI20091917A1 (it) * | 2009-11-03 | 2011-05-04 | Meroni Serrature Sas | "dispositivo di bloccaggio di porte scorrevoli o porte a battenti o ante e simili, particolarmente, per applicazioni in campo automotive" |
WO2012092492A2 (en) * | 2010-12-29 | 2012-07-05 | Secureall Corporation | Alignment-related operation and position sensing of electronic and other locks and other objects |
US20120326422A1 (en) * | 2011-06-27 | 2012-12-27 | AmSafe,Inc. | Sensors for detecting rapid deceleration/acceleration events |
US10598741B2 (en) | 2013-02-20 | 2020-03-24 | D & D Group Pty Ltd | Sensor configuration for a latch assembly |
AU2013202619B2 (en) * | 2013-02-20 | 2017-06-22 | D & D Technologies Pty Ltd | Sensor Configuration for a Latching Assembly |
US9631920B2 (en) * | 2013-10-16 | 2017-04-25 | Google Inc. | Sensing system for verifying deadbolt engagement |
US20170362856A1 (en) * | 2016-06-16 | 2017-12-21 | Spectrum Brands, Inc. | Strike plate with bolt sensing feature |
US10662686B2 (en) | 2016-09-30 | 2020-05-26 | Barrette Outdoor Living, Inc. | Magnetic safety gate latch |
FR3072110B1 (fr) * | 2017-10-11 | 2019-11-22 | K.Line | Menuiserie de type porte equipee d'un moyen de detection de verrouillage d'ouvrant |
TWI788116B (zh) * | 2021-11-26 | 2022-12-21 | 晟曜科技股份有限公司 | 降低漏電流之磁簧繼電器和屏隔板 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3205323A (en) * | 1962-02-16 | 1965-09-07 | Jr Emile C Deshautreaux | Magnetic reed proximity switch |
GB1031782A (en) * | 1963-01-01 | 1966-06-02 | Ass Elect Ind | Improvements relating to magnetic switching devices |
CH460127A (de) * | 1967-04-21 | 1968-07-31 | Zellweger Uster Ag | Verfahren und Näherungsschalter zum Schalten von Stromkreisen durch ferromagnetische Körper |
US3967224A (en) * | 1975-04-25 | 1976-06-29 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Coated magnetically biased reed switch |
US4616865A (en) * | 1984-01-05 | 1986-10-14 | Wormald International, Limited | Security lock assembly |
FR2567185A1 (fr) * | 1984-07-03 | 1986-01-10 | Vachette Sa | Dispositif de detection de l'etat d'une serrure. |
US5128641A (en) * | 1987-06-08 | 1992-07-07 | Hermetic Switch, Inc. | Magnetic switches |
US4903010A (en) * | 1988-11-29 | 1990-02-20 | Greene Teddy R | Intrusion detection switch housing |
DE4320994A1 (de) * | 1993-06-24 | 1995-01-05 | Meder Electronic Gmbh | Sensor mit einem Reedkontakt |
US5576581A (en) * | 1993-11-17 | 1996-11-19 | Solid State Securities, Inc. | Door control system and release mechanism |
US6124792A (en) * | 1998-11-25 | 2000-09-26 | U-Haul International, Inc. | Latch integrated, tamper resistant, electro-magnetic alarm switch |
-
2000
- 2000-07-12 FI FI20001652A patent/FI20001652A/fi unknown
-
2001
- 2001-06-15 CA CA002412778A patent/CA2412778A1/en not_active Abandoned
- 2001-06-15 US US10/332,663 patent/US20040100254A1/en not_active Abandoned
- 2001-06-15 CZ CZ2003407A patent/CZ2003407A3/cs unknown
- 2001-06-15 AU AU2001270645A patent/AU2001270645A1/en not_active Abandoned
- 2001-06-15 PL PL36043201A patent/PL360432A1/xx not_active Application Discontinuation
- 2001-06-15 WO PCT/FI2001/000567 patent/WO2002004770A1/en not_active Application Discontinuation
- 2001-06-15 CN CN01812682A patent/CN1441872A/zh active Pending
- 2001-06-15 EE EEP200300021A patent/EE200300021A/xx unknown
- 2001-06-15 EP EP01949506A patent/EP1299607A1/en not_active Withdrawn
- 2001-06-15 RU RU2003104021/12A patent/RU2003104021A/ru not_active Application Discontinuation
- 2001-06-15 JP JP2002509616A patent/JP2004503071A/ja active Pending
-
2003
- 2003-01-07 NO NO20030069A patent/NO20030069L/no not_active Application Discontinuation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007255136A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Miwa Lock Co Ltd | 電気錠 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1299607A1 (en) | 2003-04-09 |
AU2001270645A1 (en) | 2002-01-21 |
FI20001652A (fi) | 2002-01-13 |
CA2412778A1 (en) | 2002-01-17 |
PL360432A1 (en) | 2004-09-06 |
CN1441872A (zh) | 2003-09-10 |
EE200300021A (et) | 2004-10-15 |
NO20030069D0 (no) | 2003-01-07 |
WO2002004770A1 (en) | 2002-01-17 |
NO20030069L (no) | 2003-01-07 |
FI20001652A0 (fi) | 2000-07-12 |
US20040100254A1 (en) | 2004-05-27 |
RU2003104021A (ru) | 2004-06-20 |
CZ2003407A3 (cs) | 2003-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004503071A (ja) | 検出器配置 | |
US7187259B1 (en) | Mounting bracket for a security device | |
US7248136B2 (en) | Tamperproof magnetic switch assembly with universal switch | |
US7965160B2 (en) | Magnetic assembly for magnetically actuated control devices | |
US4516114A (en) | Magnetic locking status detection system | |
US7218194B2 (en) | Tamperproof magnetic switch assembly | |
US20100238028A1 (en) | Security switch assemblies for shipping containers and the like | |
US7023308B2 (en) | Magnetic switch assembly | |
US9136070B2 (en) | High security switch device | |
CN114556725A (zh) | 带有具有门状态传感器的开关柜门的开关柜 | |
WO1998017001A1 (en) | Balanced magnetic proximity switch assembly | |
EP0987726B1 (en) | Key-controlled safety switch | |
US7280017B2 (en) | Secure magnetic sensor | |
US4866426A (en) | Magnetic amplifier housing and detector for an improved tamper alarm system | |
KR200300365Y1 (ko) | 개폐감지용 도어록시스템 | |
JPH08200942A (ja) | ホールセンサーを利用した冷蔵庫ドアの開閉感知回路 | |
JP2006164958A (ja) | 防犯センサ | |
RU2280898C2 (ru) | Устройство для сигнализации о вскрытии объекта | |
GB2450890A (en) | Magnetic contact | |
JP2010048487A (ja) | 扉開閉検知装置 | |
US8242867B2 (en) | High security balanced magnetic switch | |
JP2006012504A (ja) | 非接触スイッチ及びこれを用いた位置検出装置 | |
JPS58113726A (ja) | 振動感知装置 | |
JPH08339752A (ja) | 近接スイッチ | |
GB2298740A (en) | Reed switch assembly |