JP2004361029A - 吹出口およびそれを使用した空調方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ダクト11の中間部の外壁12の下部12bを、吹き出し用の多数の孔を備えたパンチングメタルで形成し、その吹き出し用の多数の孔に対向して風の流れとほぼ並行に配置される仕切り板13を設け、その仕切り板の下流側の開口を塞ぎ板15で塞ぐと共に、上流側の空気取り込み用の開口をパンチングメタルからなる覆い板17で覆っているダクト中間部の吹き出し口10。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は吹き出し口およびそれを使用した空調方法に関する。さらに詳しくは、クラス10,000程度のクリーンルームの空調用ダクトなどに用いられる吹き出し口およびそれを使用した空調方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平5−5554号公報
【特許文献2】特開2002−257402号公報
【特許文献3】特開平9−60959号公報
【0003】
一般的な空調用ダクトは、図8に示すように、ダクト100の周壁に、所定の間隔で複数個所の吹き出し口101a、101b・・・を設けており、ダクト100の先端は塞がれている。しかしダクト100内の流速が速く、静圧が低い場合、上記のようにダクトに直に取りつけた吹き出し口からは吹き出しにくい。また、上流側の吹き出し口101aからの風量が少なく、閉じられているダクト末端側では風量が多くなる。そのため吹き出し口からの送風量に偏りが生ずる。この問題を解消するため、たとえばそれぞれの吹き出し口101a〜bに送風量の調節をするためのシャッタを設けることがある。その場合は下流側の吹き出し口101bではシャッタの開度を小さくし、上流側の吹き出し口101aではシャッタの開度を大きくすることにより、送風量の均一化を図ることができる。
【0004】
特許文献1には、図9に示すような、ダクト100の吹き出し口101a、101b、101cの間に抵抗体105を設け、上流側ほど抵抗値が高くなるように構成したダクト装置106が開示されている。このものはダクトを流れる風が抵抗体で遮られ、流速が低下するので、上流側の吹き出し口101aでも充分な送風量が得られる。
【0005】
他方、特許文献2には、図10に示すような、ダクト100の上流部からそれぞれの吹き出し口101a、101b、101cに至る個別の流路107a、107b、107cを形成するための仕切り体108を設けた気体分配器109が開示されている。このものは、仕切り体108で仕切られる断面積の比率に応じて各吹き出し口101a〜cへの風量を分配することができる。
【0006】
特許文献3には、図11に示すようなクリーンルームの空気吹き出し用ダクト110が開示されている。このダクト110では、ダクト内を、内側ダクト板111によって内側エア通路112と外側エア通路113とに区画して二重ダクト構造とすると共に、さらに外側エア通路113を長手方向に区画し、それぞれの区画された部分と内部エア通路112とを空気導入口114で連通している。そして空気導入口114には、内側エア通路側に突出する空気風量調整ガイド115と、外側エア通路側に突出する空気方向調整ガイド116とが設けられている。外側ダクト板117は、多孔板で形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記シャッタの開度調節で風量を分配する場合(図8)は、シャッタの開度調節が煩雑で、とくに近くの作業者が自由に調節できる場合は、適切な分配ができないことがある。また、特許文献1の場合は、流れを遮るように抵抗体105を設けるので、風速が早い上流側で大きい抵抗を受け、圧力損失(エネルギの損失)が大きい。しかも風速が変動すると、送風量の分配が大きく変動する。
【0008】
他方、特許文献2の気体分配器109は、上記の問題が解消されているが、とくに吹き出し口が多い場合は、多数の仕切り体108でダクト100内を仕切る必要がある。そのため、長く、吹き出し口が多いダクトでは構成が複雑になり、摩擦抵抗による圧力損失が大きい。
【0009】
また、特許文献3のダクトは、いわば全体が吹き出し口であり、ほぼ連続的な範囲で、ダクト方向から直角にクリーンルーム内に空調後の空気を流すことができる。しかし細長いクリーンルームなどの場合、特定の個所、とくに複数個所に空調後の空気を集中して流すことはできない。
【0010】
本発明は送風による空気抵抗をできるだけ少なくし、風量を適切に分割することができ、しかも長いダクトの途中に設けることができる、構造が簡単な吹き出し口および空調方法を提供することを技術課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の吹き出し口(請求項1)は、吹き出し用の開口を備えた外壁と、その吹き出し用の開口に対向して外壁とほぼ平行に配置される仕切り板と、その仕切り板の前後の開口のうち一方を塞ぐ塞ぎ板とを備えていることを特徴としている。このような吹き出し口においては、前記開口を備えた外壁が多孔板によって構成されているものが好ましい(請求項2)。さらに前記仕切り板の上流側の空気取り込み用の開口が多孔板からなる覆い蓋によって覆われているものが好ましい(請求項3)。さらに前記仕切り板に、仕切り板と塞ぎ板で囲まれる空間へのの空気の取り込み量あるいはその空間からの放出量を調節するための開度調節が可能な開口を備えているものが一層好ましい(請求項4)。
【0012】
さらに前記外壁が、空調機で温調した空気を送風するダクトと略同じ断面形状を有する筒状の部材であり、それによりダクトの途中に外壁ごと吹き出し口を割り込ませることができ、吹き出し空気以外の空気を下流のダクトに流すことができるもの(請求項5)が好ましい。
【0013】
本発明の空調方法(請求項6)は、ダクトの上流側から空調機で調整した空気を送風し、流れている空気の一部を、ダクトの外壁とほぼ平行に設けた仕切り板およびその下流端の塞ぎ板で囲まれる空間に導入し、ダクトの外壁に形成した開口から外部に送風させると共に、残りの空気を下流側に送風することを特徴としている。
【0014】
【作用および発明の効果】
本発明の吹き出し口(請求項1)は、ダクトなどの、空調機器の温度調整した空気搬送風路部分を受け持つ要素に取りつけて用いる。この吹き出し口は、外壁をダクトと同じ形状にすることにより、容易にダクトの途中に介在させることができる。ダクトの途中に設ける場合は、上流側から流れていくる気体が仕切り板によって分割され、塞ぎ板で袋小路になっている側に入ってくる気体は、流速が減少し、圧力が上昇した上で、吹き出し用の開口から外部に放出される。そのとき、流速が低減しているので、ダクトに対して比較的直角方向に流れ、いわゆる斜流が生じにくい。
【0015】
他方、袋小路に入らず、いわばメイン通路側に流れる気体は、そのまま下流側に流れていく。したがって圧力損失はほとんど生じない。下流側では最初の吹き出し開口から外部に流出した分だけ減少したメイン通路を流れる気体は、ダクト内に拡がり、つぎの仕切り板によって再び流れが分割され、上記と同様に吹き出し用の開口から外部に流出する。このように本発明の吹き出し口は、長いダクトの途中に設けることにより、室内の必要な部位に集中的にダクト内の気体を流出することができる。
【0016】
上記のように本発明の吹き出し口では、簡単な構成で各吹き出し口にほぼ均等に風量が分割されて放出される。しかも各ダクト末端近くの吹き出し口によけいな抵抗を付けなくてよい。
【0017】
前記吹き出し口において、前記吹き出し用の開口を備えた外壁(吹き出し面)が多孔板によって構成されている場合(請求項2)は、広い面に渡って吹き出し用の開口が分布しており、袋小路に入った空気の圧力を高めるだけの圧力損失を生じさせるので、均一に、しかも穏やかに気流が放出される。
【0018】
さらに前記仕切り板の上流側の空気取り込み用の開口が多孔板によって覆われている場合(請求項3)は、仕切り板と外壁とで囲まれる空気取り込み用の開口全体で取り込まず、多孔板の開口率に応じた風量を取り込む。そのため多孔板のによる圧力損失により、最上流の吹き出し開口にことさら多く分割されず、各吹き出し口から吹き出される流量が一層均等になり、さらに仕切り板内部の空気の流れが一層穏やかになる。また、仕切り板の支持強度が向上する利点がある。
【0019】
前記仕切り板に、仕切り板と塞ぎ板で囲まれる空間への空気の取り込み量あるいはその空間からの放出量を調節するための開度調節が可能な開口を設けているる場合(請求項4)は、メイン通路から袋小路への空気の取り込み量あるいは袋小路からメイン通路へ返流する空気の放出量を調整することができるので、全体の吹き出し口からの送風量を一層細かく調節することができる。
【0020】
本発明の空調方法(請求項5)は、ダクトの途中に外壁ごとダクトを割り込ませることができるので、簡単な構成で上流側からの空調後の空気を各吹き出し口にほぼ均等に風量を分割して放出することができる。しかも各ダクト末端近くの吹き出し口によけいな抵抗を付けなくてよい。
【0021】
本発明の空調方法の第2の態様(請求項6)は、ダクトの上流側から空調後の空気を流すと、仕切り板によって分割され、その一部が仕切り板と覆い板で囲まれる空間に取り込まれ、さらに外壁に形成した開口から外部に吹き出す。そのため、各吹き出し口にほぼ均等に風量を分割して放出することができる。しかも各ダクト末端近くの吹き出し口によけいな抵抗を付けなくてよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本発明の吹き出し口の実施の形態を説明する。図1は本発明の吹き出し口の一実施形態を示す一部切り欠き斜視図、図2は図1のII−II線断面図、図3は図1の吹き出し口を備えたダクトを示す概略断面図、図4は本発明の吹き出し口の他の実施形態を示す要部斜視図、図5は本発明の吹き出し口のさらに他の実施形態を示す一部切り欠き斜視図、図6は図5の吹き出し口の縦断面図、図7aは本発明の吹き出し口のさらに他の実施形態を示す縦断面図、図7bおよび図7cはそれぞれ本発明の吹き出し口のさらに他の実施形態を示す横断面図である。
【0023】
図1に示す吹き出し口10は、ダクト11の一部を構成する円筒状の外壁12と、その外壁の内部空間の下方に、軸線と平行に配置された平面状の仕切り板13と、仕切り板13と外壁12とで囲まれる画室(チャンバ)14の下流側を閉じる塞ぎ板15とからなる。前記外壁12は、画室14を除く上部12aでは、開口部がない通常の金属板で構成されており、画室14を構成する下部12bは通気性を付与するためにパンチングメタルなど、多孔板で構成されている。多孔板は金属製あるいは合成樹脂製などの板に多数の小孔を形成したものであり、小孔の形状としては、丸、角、楕円などを採用することができ、その形状を問わない。ダクト11が角筒状の場合は、外壁12もその形状に合わせる。仕切り板13の位置は、上部12aの通路断面積と下部12bの通路断面積の比率が、たとえば8:1〜4:1程度となるように分割する位置である。
【0024】
さらにこの吹き出し口10では、画室14の上流側の開口をパンチングメタル製の覆い蓋16で、通気性を保ちながら塞いでいる。覆い蓋16は全体が多孔板でもよい。前述と同様にパンチングメタルに代えて、他の多孔板を用いることもできる。外壁の下部12bのパンチングメタルの開口率は25〜35%程度が好ましく、覆い蓋16を構成する多孔板の開口率は30〜40%程度が好ましい。
【0025】
さらにこの吹き出し口10では、図2に示すように、仕切り板13に風を取り込むための開口17が設けられ、その開口17の下流側の端部に、蓋(フラップ)18が角度調節自在に取り付けられている。なお図示していないが、その蓋18は、外壁12の下部12bを貫通する操作ロッドを回転させてネジ機構などで開度調節できるようにしている。
【0026】
上記のように構成される吹き出し口10は、図3に示すように長いダクト11の必要な個所に部分的に挿入し、一体化して用いる。このダクト11に上流側から空気が流れてくると、図2に示すように流れF0が仕切り板13で上下に分割され、その流れの一部F1はそのままダクト11内を下流側に流れていく。他方、下側の流れF2は覆い蓋16のパンチングメタルを通して画室14内に取り込まれる。取り込まれた空気は、流速が低下し、それにより静圧が上昇する。そしてその静圧と外部の圧力差により、パンチングメタルを通して矢印F3のように下方に流出していく。そのとき、画室14内では速度が遅くなっているので、ほとんど軸線に対して直角方向に流れ、斜流は生じにくい。なお、パンチングメタルを通るときに、オリフィス抵抗により圧力損失が生ずるが、これにより画室14内の静圧が上昇し、流れが均一に分散され、流速が穏やかになる。
【0027】
そのとき仕切り板13の開口17が開いているときは、蓋18で風を受けて画室14内に導くので、その吹き出し口からの風量が増加する。また、斜流の発生が抑制される。ただし蓋18の取りつけ位置を開口17の上流側にすることもできる。その場合は画室14内に流入した空気の一部が開口17より流出し、ダクト11内に戻される。なお、その場合、ダクト11内の流れは速く、画室14内より静圧が低いため、開口17から内部に入ってくることはない。
【0028】
図3のダクト11では、前記吹き出し口10が複数個、互いに間隔Pをあけて設けられている。この間隔Pが狭すぎると下流側の吹き出し口への空気の流入が妨げるため、たとえば直径以上の間隔、あるいは仕切り板13の高さの9〜12倍程度の間隔で設けるのが好ましい。吹き出し口の長さLと間隔Pとの比率は、たとえば1:2〜10程度が好ましく、とくに1:3〜6程度が好ましい。それにより吹き出し口からの空気が一層均一化される。このダクト11では、メインの流れF0は、あまり抵抗を受けずに下流側に流れる。そのため圧力損失が少ない。そして分岐されて画室14内に取り込まれた空気が、いわば画室内に閉じこめられ、下部12bから外部に流れ出る。また、図3の場合は、モジュール化するため、同一寸法で吹き出し口を作成することとしているが、通常よく行われるように、ダクト内流速があまり遅くならないように、先に行くほどダクト断面積を段階的ないし連続的に小さくする場合もある。
【0029】
図4に示す吹き出し口20は、仕切り板13に幅方向に延びる開口21が複数個設けられ、それぞれの開口21に開閉自在かつ開度調節自在の蓋22が設けられている。この実施形態では、蓋22の左右端の中心部に軸23が設けられ、その軸23によって回動自在に支持されている。他の構成は図1の吹き出し口10と実質的に同じである。この図4の吹き出し口20は、仕切り板13の開口21の開口面積を大きくすることができるので、各吹き出し口20からの風量の調節範囲を広くすることができる。また、蓋22の向きを変えることにより、メインの流れから画室14内に空気を取り込む操作と、画室14内の空気を放出させる操作とを選択することができる。
【0030】
図5および図6に示す吹き出し口25は、外壁12全体をパンチングメタルで構成しており、同心状に円筒状の仕切り板13を配置している。仕切り板13と外壁12とで囲まれる断面円環状の画室14の後部は、ドーナツ状の塞ぎ板15で塞がれている。前側の開口は、同じくドーナツ状のパンチングメタルで形成した覆い蓋16によって塞がれている。したがって円筒状の仕切り板13は前後の覆い蓋16および塞ぎ板15によって支持され、外壁12に結合されている。
【0031】
この吹き出し口25は、仕切り板13の面積が大きいので、材料が余分に必要になる。しかしメイン通路の断面形状が円形であるので、圧力損失が一層少ない利点がある。また、外壁12全体がパンチングメタルであるので、開口率を比較的広い範囲から選択することができる。また、空気の放出方向が360度全体に拡がるので、空調後の空気を室内全体に広く放出したい場合に好ましい。ただし外壁12の全周に孔を形成せず、途中に孔を形成しない部分を帯状に残すようにしてもよい。
【0032】
前記いずれの実施形態も、外壁12の形状をダクト11の輪郭と合わせており、そのため外観がシンプルである。しかし図7aのように、外壁12のうち、パンチングメタルで構成されている部分12cないしその周囲を外側に突出させてもよい。その場合は空気を送風する向きを広く設定することができる。また、図1の実施形態では平板状の仕切り板13を採用しているが、図7bおよび図7cに示すように、コ字状に折り曲げた板で仕切り板13を構成することもできる。
【0033】
図1などの実施形態ではダクト11は円筒状に構成されている。このようなダクトはたとえば金属帯板を螺旋状に形成して円筒状に形成したいわゆるスパイラル管で構成することができる。ただし図7bの想像線Nで示すように、角筒状のダクトに適用することもできる。
【0034】
さらに前記実施形態では外壁の一部および塞ぎ板にパンチングメタルを採用しているが、金網やネット、あるいは多数のスリットを形成した金属板などで構成することもできる。また、場合によってはパンチングメタルを設けずに、単なる開口とすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吹き出し口の一実施形態を示す一部切り欠き斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の吹き出し口を備えたダクトを示す概略断面図である。
【図4】本発明の吹き出し口の他の実施形態を示す要部斜視図である。
【図5】本発明の吹き出し口のさらに他の実施形態を示す一部切り欠き斜視図である。
【図6】図5の吹き出し口の縦断面図である。
【図7】図7aは本発明の吹き出し口のさらに他の実施形態を示す縦断面図、図7bおよび図7cはそれぞれ本発明の吹き出し口のさらに他の実施形態を示す横断面図である。
【図8】従来の吹き出し口の一例を示す斜視図である。
【図9】従来の吹き出し口の他の例を示す縦断断面図である。
【図10】従来の吹き出し口のさらに他の例を示す一部切り欠き斜視図である。
【図11】従来の吹き出し口のさらに他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 吹き出し口
11 ダクト
12 外壁
12a 上部
12b 下部
13 仕切り板
14 画室
15 塞ぎ板
16 覆い蓋
17 開口
18 蓋
F0、F1、F2 流れ
P 間隔
L 長さ
20 吹き出し口
21 開口
22 蓋
25 吹き出し口
12c パンチングメタルで構成されている部分
N 角筒状のダクト
Claims (6)
- 吹き出し用の開口を備えた外壁と、その吹き出し用の開口に対向して外壁とほぼ平行に配置される仕切り板と、その仕切り板の前後の開口のうち一方を塞ぐ塞ぎ板とを備えている吹き出し口。
- 前記開口を備えた外壁が多孔板によって構成されている請求項1記載の吹き出し口。
- 前記仕切り板の上流側の空気取り込み用の開口が多孔板からなる覆い蓋によって覆われている請求項1記載の吹き出し口。
- 前記仕切り板に、仕切り板と塞ぎ板で囲まれる空間への空気の取り込み量あるいはその空間からの放出量を調節するための開度調節が可能な開口を設けている請求項1記載の吹き出し口。
- 前記外壁が、空調機で温調した空気を送風するダクトと略同じ断面形状を有する筒状の部材であり、それによりダクトの途中に外壁ごと吹き出し口を割り込ませることができ、吹き出し空気以外の空気を下流のダクトに流すことができる請求項1記載の吹き出し口。
- ダクトの上流側から空調機で調整した空気を送風し、流れている空気の一部を、ダクトの外壁とほぼ平行に設けた仕切り板およびその下流端の塞ぎ板で囲まれる空間に導入し、ダクトの外壁に形成した開口から外部に送風させると共に、残りの空気を下流側に送風する空調方法。
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