JP2004360962A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】全体としての配管を簡素化し、コスト低減も図り、設置工事も簡素化できるビルトインタイプの給湯装置を提供することを目的とする。
【解決手段】開閉装置5を有する給水経路4と、本体3と、水栓10と、加熱装置7を装着し前記本体3内に内蔵された貯湯用の容器6と、一端が前記容器6の略底部に連通し他端は前記水栓10に有する出湯口15に連通する出湯経路8と、前記出湯経路8の途中に配した出湯装置9と、一端が前記容器6内上部の空気層に連通し他端は前記本体3外に開放した開放口21に連通した空気経路22とから構成したものである。これにより、本体3から水栓10に連通する熱湯に関する配管を1本とし、開放口21を有する配管を本体3側のみで処理し、全体としての配管を簡素化し、コスト低減も図り、設置工事も簡素化できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般家庭で使用する飲用、調理用の高温のお湯を供給するビルトインタイプの給湯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のシンクキャビネット下にビルトインされた開放型貯湯容器式の給湯装置は、装置の本体に、水栓部の出湯口に連通する配管と、蒸気逃がし口(空気口)に連通する配管との2本の配管(熱湯に関係する配管のみで浄水に関する配管は含まない)を必要とする構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−195652号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、本体から水栓部の出湯口に連通する配管と、蒸気逃がし口に連通する配管との2本の配管(熱湯に関係する配管のみ)が必要であるため、配管が複雑で、コストもかかり、設置工事も複雑になるという課題があった。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、全体としての配管を簡素化し、コスト低減も図り、設置工事も簡素化できるビルトインタイプの給湯装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の給湯装置は、一端が容器に連通し他端は水栓の出湯口に連通する出湯経路と、一端が容器内の上部の空気層に連通し他端は本体外に開放した開放口に連通した空気経路とを有するものである。
【0007】
これにより、本体から水栓に連通する熱湯に関する配管を1本とし、開放口を有する配管を本体側のみで処理し、全体としての配管を簡素化し、コスト低減も図り、設置工事も簡素化できるビルトインタイプの給湯装置が提供できるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、装置の本体と、この本体内に内蔵され、加熱装置を装着した貯湯用の容器と、この容器に給水する、開閉装置を有する給水経路と、一端が前記容器に連通し他端は水栓の出湯口に連通する出湯経路と、一端が前記容器内の上部の空気層に連通し他端は本体外に開放した開放口に連通した空気経路とを有する給湯装置とすることにより、本体から水栓に連通する熱湯に関する配管を1本とし、開放口を有する配管を本体側のみで処理し、全体としての配管を簡素化し、コスト低減も図り、設置工事も簡素化できるものである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、装置の本体と、この本体内に内蔵され、加熱装置を装着した貯湯用の容器と、この容器に給水する、開閉装置を有する給水経路と、一端が前記容器に連通し他端は水栓の出湯口に連通する出湯経路と、一端が前記容器内の上部の空気層に連通し他端は本体内に開放した開放口に連通した空気経路とを有する給湯装置とすることにより、本体から水栓に連通する熱湯に関する配管を1本とし、開放口を有する配管を本体側のみで処理し、全体としての配管を簡素化し、コスト低減も図り、設置工事も簡素化できる。同時に、開放口を本体内に開放しているため、埃などが空気経路内に入ることを少なくすることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、空気経路には空気入出装置を配した請求項1または2に記載の給湯装置とすることにより、埃などが空気経路内に入ることを防止できる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、空気経路には開閉装置を配した請求項1または2に記載の給湯装置とすることにより、埃などが空気経路内に入ることを少なくすることができる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0013】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1における給湯装置を示したものである。
【0014】
図において、1は一般の水道管、2はシンクキャビネット、3はシンクキャビネット3内に内蔵された装置の本体、4は水道管1から分岐し本体3に給水する給水経路、5は給水経路4の途中に配し水路の開閉が可能な開閉装置、6は本体3に内蔵された略密閉の貯湯用の容器で、給水経路3より給水される。
【0015】
7は容器6内の液体を所定温度まで加熱及び一定温度で保温する加熱装置、8は容器6内の液体を外部に出湯する出湯経路で、一端が前記容器6に連通し他端は水栓(後記)の出湯口に連通する。
【0016】
9は出湯経路8の途中に配したインペラー式ポンプのなどの出湯装置、10はシンクキャビネット2の上面のシンクに臨んで設置された水栓、11は給水経路4の容器6の上部に連通する給水口、12は容器6内の満水位より上に位置し給水口11より下に位置した水受皿、13は水受皿12に給水された水を一旦貯め加熱装置7の近傍まで徐々に導く給水パイプ、14は出湯経路8の一端である取水口で、容器6の底面より少し高い位置に設けている。
【0017】
15は出湯経路8の他端で水栓10に設けた出湯口、16は給水経路4の開閉装置5と給水口11の間に配した水道水を活性炭や中空糸膜フィルターなどで浄化する浄水カートリッジ、17は浄水カートリッジ16と給水口11の間に配した切替え弁、18は浄水口、19は切替え弁17と浄水口18を連通する浄水経路、20は容器6内の水温を検知する水温センサー、21は本体3外に開放した開放口、22は一端を容器6内上部の空気層に連通し、他端を開放口21に連通した空気経路、24は容器6内の水位を検知する水位センサー、25は水栓10に配した表示操作部、26は水温センサー20・水位センサー23・表示操作部25等からの情報にもとづき開閉装置5・加熱装置7・出湯装置9・切替え弁17等を制御する制御装置である。
【0018】
以上の様に構成された給湯装置について、以下にその動作、作用を説明する。まず、水道水が開閉装置5の開閉により浄水カートリッジ16で浄化され約100〜200ml程度の少量ずつ給水される。この時、給水された水は一旦水受皿12に受けられ給水パイプ13をゆっくり通過して容器6の取水口14より低い底部近傍に水の温度による比重差により静かに給水される。一定量給水されると水温センサー20により給水されたことを検知し加熱装置7により加熱を開始し水温センサー20により所定温度まで加熱し沸騰前まで湯沸しする。この給水、加熱の繰返しにより、水位センサー24により所定の湯量(満水位)まで加熱を継続する。加熱完了後、保温に移行し湯温を一定温度に維持する。加熱による容器6内の湯温上昇とともに容器6内上部の空気層が膨張するが、空気経路22から開放口21を通り大気に開放される。
【0019】
容器6内の湯の出湯は、表示操作部25への外部からの操作で、出湯装置9により容器6内の取水口14から出湯経路8を通り出湯口15より任意に出湯可能となる。この時、容器6内の湯の減少と共に開放口21から空気を取り込みスムースな出湯が可能となる。また、容器6が開放口21により大気に開放されているため、出湯停止後は出湯経路8内の湯が容器6内の水位と同じ高さまで湯が素早く戻る。
【0020】
出湯後、容器6内の湯量が減ると、水位センサー24からの情報により制御装置26が自動的に開閉装置5を開閉し、前述の小水量加熱(一回の給水が約100〜200ml程度の給水・加熱)を所定の水量(満水位)まで繰り返し行い常に所定の水量を維持している。容器6内への給水中も取水口14が容器6底面より少し高い位置にあるため、水の温度による比重差でゆっくり給水された水は容器底部に静かに給水される。このため、元々あった容器6内の高温の湯だけを取り出すことができる。飲用や調理にこの湯をふんだんに使い、効率よく飲用や調理を行うことができる。
【0021】
また、空気経路22が本体3部の開放口21で大気に連通しているため、本体3と水栓10の間が1本の配管で実現でき、配管を簡素化し、コスト低減を図り、さらに配管工事も簡素化できる。
【0022】
(実施例2)
図2は本発明の実施例2における給湯装置を示したものである。実施例1と異なる点は、空気経路22の開放口21を本体3の内部に開放したことである。他は同じである。
【0023】
このように、本実施例では、空気経路22の開放口21を本体3の内部に開放したため、本体3と水栓10の間が1本の配管で実現でき、配管を簡素化し、コスト低減を図り、さらに配管工事も簡素化できることに加え、開放口21を本体3内に開放しているため、埃などが空気経路22内に入ることを少なくできるものである。
【0024】
(実施例3)
図3は本発明の実施例3における給湯装置の本体部分を示したものである。実施例1、2と異なる点は、空気経路22の開放口21近傍に、空気は通過できるが、水などの液体は透過しない空気透過膜27を有する空気入出装置28を配したことである。図中、(a)は開放口21を本体3外の表面に開放したもので、(b)は開放口21を本体3内に開放した構成を示したものである。他は実施例1、2と同じである。
【0025】
本実施例においては、空気経路22の開放口21近傍に、空気は通過できるが、水などの液体は透過しない空気透過膜27を有する空気入出装置28を配することにより、本体3から水栓10の出湯口15に連通する配管を1本にし、配管を簡素化し、コスト低減を図り、さらに設置工事も簡素化できるとともに、開放口21からは空気入出装置28により、埃などが空気経路22内に入ることを防止できる。
【0026】
(実施例4)
図4は本発明の実施例4における給湯装置の本体部分を示したものである。実施例1、2と異なる点は、空気経路22の開放口21近傍に、第二の開閉装置29を配したことである。この開閉装置29は、通常時は閉状態で、給水・湯沸し・出湯等の時のみ開状態で容器6内の圧力変化を大気圧に開放し、また保温時の微妙な圧力変化もあらかじめ決められたタイミングで開閉を繰返すことにより容器6内の圧力を大気圧に開放し大気圧を維持するものである。図中、(a)は開放口21を本体3外の表面に開放したもので、(b)は開放口21を本体3内に開放した構成を示したものである。他は実施例1、2と同じである。
【0027】
本実施例においては、空気経路22の開放口21近傍に、第二の開閉装置29を配したことにより、本体3から水栓10の出湯口15に連通する配管を1本にし、配管を簡素化し、コスト低減を図り、さらに設置工事も簡素化できるとともに、埃などが空気経路22内に入ることを少なくすることができる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、本発明の給湯装置によれば、本体から水栓に連通する熱湯に関する配管を1本とし、開放口を有する配管を本体側のみで処理し、全体としての配管を簡素化し、コスト低減も図り、設置工事も簡素化できるビルトインタイプの給湯装置が提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における給湯装置の全体構成を示す断面図
【図2】本発明の実施例2における給湯装置の全体構成を示す断面図
【図3】(a)は本発明の実施例3における給湯装置において開放口を本体外に開放した構成を示す断面図
(b)は同開放口を本体内に開放した構成を示す断面図
【図4】(a)は本発明の実施例4における給湯装置において開放口を本体外に開放した構成を示す断面図
(b)は同開放口を本体内に開放した構成を示す断面図
【符号の説明】
3 本体
4 給水経路
5、29 開閉装置
6 容器
7 加熱装置
8 出湯経路
9 出湯装置
10 水栓
15 出湯口
21 開放口
22 空気経路
28 空気入出装置

Claims (4)

  1. 装置の本体と、この本体内に内蔵され、加熱装置を装着した貯湯用の容器と、この容器に給水する、開閉装置を有する給水経路と、一端が前記容器に連通し他端は水栓の出湯口に連通する出湯経路と、一端が前記容器内の上部の空気層に連通し他端は本体外に開放した開放口に連通した空気経路とを有する給湯装置。
  2. 装置の本体と、この本体内に内蔵され、加熱装置を装着した貯湯用の容器と、この容器に給水する、開閉装置を有する給水経路と、一端が前記容器に連通し他端は水栓の出湯口に連通する出湯経路と、一端が前記容器内の上部の空気層に連通し他端は本体内に開放した開放口に連通した空気経路とを有する給湯装置。
  3. 空気経路には空気入出装置を配した請求項1または2に記載の給湯装置。
  4. 空気経路には開閉装置を配した請求項1または2に記載の給湯装置。
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