JP2004360517A - ポンプ逆転水車型発電設備 - Google Patents

ポンプ逆転水車型発電設備 Download PDF

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良政 久慈
Toshiyuki Sugamura
利行 菅村
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Abstract

【課題】負荷側の消費電力の変動に応じて発電力を調節可能なポンプ逆転水車型発電設備において、落差を有効利用する。
【解決手段】一端21aがポンプ逆転水車60よりも排水槽12側の管路13に連通し、他端21bが大気開放された空気流入管21に、流量制御弁22が設けられている。運転制御部35は、周波数検出器32により検出される周波数から負荷90側の消費電力の変動を検出し、消費電力の変動に応じて流量制御弁22の開度を調節することで、ポンプ逆転水車60により駆動される発電機70の発電量を調節する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、農業用水、工場内水、下水道等を利用した小規模水力発電に適したポンプ逆転水車型発電設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、種々のポンプ逆転水車型発電設備が提案されている。このポンプ逆転水車型発電設備では、汎用のポンプを水力発電用の水車として使用する。図5を参照して従来のポンプ逆転水車型発電設備の一例を説明すると、貯水部1とこの貯水部1よりも低位置にある大気開放された排水部2を接続する管路8にポンプ逆転水車3が介設されている。このポンプ逆転水車3により発電機4が駆動される。発電機4の発電した電力は、制御盤5を介して負荷6に送られる。また、ポンプ逆転水車3よりも貯水部1側の管路2には流量制御弁7が介設されている。
【0003】
ポンプ逆転水車3は、貯水部1の水面と排水部2の水面との間の落差Hに応じた動力を発生し、発電機4を駆動する。また、制御盤5は、負荷6側の消費電力の変動に応じて発電機4の発電量を調節するために、流量制御弁7の開度を調節する。詳細には、負荷6側の消費電力が減少すると、流量制御弁7の開度を低下させ、流量を減少させることで発電量を減少させる。逆に、負荷6側の消費電力が増大すると、流量制御弁7の開度を増加させ、流量を増加させることで発電量を増加させる。
【0004】
また、流量制御弁7に代えて、ポンプ逆転水車3より貯水部1側の管路8に流路抵抗を調節可能な可変ガイドベーンを設け、この可変ガイドベーンにより発電機4の発電量を調節するポンプ逆転水車型発電設備も知られている。
【0005】
さらに、発電機から負荷への送電系統に余剰負荷を吸収するためのダミーロードを設けることが知られている。
【0006】
さらにまた、特許文献1には、ポンプ逆転水車よりも下流側に常閉の真空破壊用弁を設けたポンプ逆転水車型発電設備が記載されている。断線等によりポンプ逆転水車が無負荷状態となった時には、この真空破壊用弁を開弁してポンプ逆転水車よりも下流側の管路を正圧とすることで有効落差を減少させて、それによってポンプ逆転水車の回転速度上昇を抑制している。
【0007】
【特許文献1】
実用新案登録第2517878号
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図5のポンプ逆転水車型発電設備では、管路8に流量制御弁7を設けているので、落差を有効利用することができない。詳細には、たとえ流量制御弁7を全開状態としても流路抵抗となり損失を生じる。また、管路2中に流量制御弁7を設けていると、管路2を流れる夾雑物により閉塞を生じるおそれがある。
【0009】
流量制御弁に代えて可変ガイドベーンを採用する場合も、たとえ全開状態としても可変ガイドベーンが流路抵抗となって損失を生じるので、落差を有効利用できない。また、可変ガイドベーンの部分で管路が閉塞するおそれがある。
【0010】
さらに、ダミーロードを使用すると、送電系統の構成が複雑化する。
【0011】
さらにまた、特許文献1に記載のものが備える真空破壊用弁では、負荷側の消費電力変動に応じた発電量の調節を行うことができない。
【0012】
そこで、本発明は、落差を有効利用することができ、簡易で、かつ管路閉塞を防止することができる、負荷側の消費電力の変動に応じた発電量調節が可能なポンプ逆転水車型発電設備を提供することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、貯水部と、この貯水部よりも低位置にあり大気開放された排水部とを接続する管路と、前記管路に介設されたポンプ逆転水車と、前記ポンプ逆転水車により駆動される発電機と、一端が前記ポンプ逆転水車よりも前記排水部側の前記管路に連通し、他端が大気開放された空気流入管と、前記空気流入管に介設された流量制御弁と、前記発電機の回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段により検出された回転数の変化から判断した負荷の消費電力の変動に応じて、前記流量制御弁の開度を調節する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記負荷の消費電力が減少していれば、前記流量制御弁の開度を増加させて前記空気流入管を介して前記管路に流入する空気量を増加させる一方、前記負荷の消費電力が増加していれば、前記流量制御弁の開度を低下させて前記空気流入管を介して前記管路に流入する空気量を減少させる、ポンプ逆転水車型発電設備を提供する。
【0014】
空気流入管を介して管路に空気を流入させることで、水の見かけの比重量を調節することができる。すなわち、管路への空気流入量が増加する程、管路中の水に含まれる気泡の量が増加するので、水の見かけの比重量が減少する。この見かけの比重量により、見かけの落差を調節することができる。詳細には、流量制御弁の開度を増加させて水の見かけの比重量を減少させると、有効落差は減少する。逆に、流量制御弁の開度を低下させて水の見かけの比重量を増加させると、有効落差は増加する。従って、制御手段が流量制御弁の開度により管路に流入する空気量を調節することで、見かけの落差が調節され、それによってポンプ逆転水車により駆動される発電機の発電量が調節される。
【0015】
例えば、前記回転数検出手段は、前記発電機の出力の周波数を検出する周波数検出器であり、前記制御手段は前記周波数が上昇すると負荷の消費電力が減少したと判断し、前記周波数が低下すると負荷の消費電力が増加したと判断する。
【0016】
また、前記回転数検出手段は、前記発電機又はポンプ逆転水車の回転数を検出する回転数検出器であり、前記制御手段は前記回転数が上昇すると負荷の消費電力が減少したと判断し、前記回転数が低下すると負荷の消費電力が増加したと判断する。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施形態にかかるポンプ逆転水車型発電設備を示している。図2は、図1では概略的に示しているポンプ逆転水車60と発電機70を詳細に示している。このポンプ逆転水車型発電設備は、大気開放された貯水槽(貯水部)11、この貯水槽11よりも低位置にあり、かつ大気開放された排水槽(排水部)12とを接続する管路13に設けられている。貯水部及び排水部は、水路又は管路であってもよい。管路13は貯水槽11から延びる水平管13A、水平管13Aに接続されたベント管13B、及びベント管13Bの下端から排水槽12に向けて延びるベル状の吐出管13Cとを備えている。
【0019】
管路13にはポンプ逆転水車60が介設されている。本実施形態では、汎用の横軸軸流ポンプをポンプ逆転水車60として使用している。図2を参照すると、水平管13Aとベント管13Bとの間にポンプ逆転水車60のアウターケーシング61が介設されている。アウターケーシング61は管路13の一部を構成している。アウターケーシング61内には、インナーケーシング62が配置されている。インナーケーシング62には先端にプロペラ63を備えるプロペラ軸64が支持されている。プロペラ軸64は、鉛直方向に延びる主軸66に傘歯歯車機構65を介して接続されている。アウターケーシング61上方には、発電機70が配置されている。
【0020】
発電機70の回転軸71は鉛直方向に延び、その下端がカップリング72を介してポンプ逆転水車60の主軸66に連結されている。また、発電機70は、回転軸71に固定された回転子73と、ケーシング74に固定された固定子75とを備えている。回転子73には磁界発生用の巻線(図示せず。)が巻回されている。一方、固定子75には電力出力線80に電気的に接続された巻線(図示せず。)が巻回されている。
【0021】
一端21aがポンプ逆転水車60よりも排水槽12側の管路13、すなわちベント管13Aの上流側の端部付近連通され、他端21bが大気開放された空気流入管21が設けられている。この空気流入管21には、流量制御弁22が介設されている。流量制御弁22は電気的に開度を調節できるものであればよいが、全開(開度100%)から全閉(開度0%)の間で開度を精密に制御できるものであることが好ましい。
【0022】
制御盤30は、電力出力線80から負荷90側に供給される電力の周波数調整等を行うための電力回路31を備えている。
【0023】
また、制御盤30は、発電機70から電力回路31へ流れる電流の周波数を検出する周波数検出器(回転数検出手段)32を備えている。周波数検出器32は電圧の周波数を検出するものであってもよい。周波数検出器32で検出される周波数は、発電機70の回転軸71の回転数、ポンプ逆転水車60の主軸66及びプロペラ軸64の回転数と相関がある。従って、周波数検出器32により、これら回転軸71、主軸66、及びプロペラ軸64の回転数が間接的に検出される。なお、周波数検出器12に代えて、回転軸71、主軸66、及びプロペラ軸64のうちのいずれかの回転数を直接的に検出する検出器を設けてもよい。
【0024】
さらに、制御盤30は、後に詳述するように流量制御弁22の開度を調節することで、負荷90の消費電力の変動に応じて発電機70の発電量を調節するための運転制御部(制御手段)35を備えている。
【0025】
次に、このポンプ逆転水車型発電設備の動作を説明する。なお、本実施形態では、流量制御弁22の初期状態での開度は開度50%(図3参照)である。
【0026】
周波数検出器12により検出された周波数(ポンプ逆転水車60及び発電機70の回転数)が運転制御部35に入力される。ポンプ逆転水車60及び発電機70の回転数(以下、特に示さない場合は、単に「回転数」という。)は、負荷90側の消費電力と相関関係がある。具体的には、負荷90側の消費電力が減少すると、それに伴って回転数は上昇する。逆に、負荷90側の消費電力が増加すると、それに伴って回転数は低下する。この回転数と消費電力の関係を利用して、運転制御部35は、負荷90側の消費電力の増加及び減少を判断する。
【0027】
流量制御弁22が全閉状態でない限り、空気流入管21を介してポンプ逆転水車60よりも下流側、詳細には空気流入管21の他端21bよりも下流側の管路13中に空気が流入し、この部分では管路13中の水には気泡100が混入している。この気泡100が混入している状態での、貯水漕11の水面WL1と排水槽12の水面WL2との間の見かけ上の落差Haは以下の式(1)で表される。
【0028】
Figure 2004360517
【0029】
この式(1)において、hは、空気流入管21の接続位置における管路13の中心線Lに対する、貯水漕11の水面WL1の高さである。また、hは排水槽12の水面WL2に対する、空気流入管21の接続位置における管路13の中心線Lの高さである。さらに、γ’は気泡100が存在する領域、すなわち空気流入管21の接続部よりも排水槽11側における管路13中の水の見かけの比重である。
【0030】
見かけの比重γ’は、管路13中の気泡100の量が増加すると減少し、これとは逆に管路13中の気泡100の量が減少すると増加する。また、式(1)より明らかなように、見かけの比重γ’が増加すると見かけの落差Haが増加し、これとは逆に見かけの比重γ’が減少すると見かけの落差Haも減少する。図4はポンプ逆転水車60の有効落差He、効率η、発生動力P、及び無拘束落差Hnを示している。この図4を参照すると、有効落差Heの増減に伴ってポンプ逆転水車60の発生動力Pも増減する。例えば、有効落差がHe1からHe2に増加すると、発生動力もP1からP2に増加する。逆に、有効落差がHe1からHe3に減少すると、発生動力もP1からP3に減少する。
【0031】
以上より、流量制御弁22の開度を増大させて気泡100の量を増加させた場合、見かけの比重量γ’が減少し、有効落差Haが減少するので、ポンプ逆転水車60の発生動力が減少する。従って、この場合には発電機70の発電量が減少する。一方、流量制御弁22の開度を低下させて気泡100の量を減少させた場合、見かけの比重量γ’が増加し、有効落差Haが増加するので、ポンプ逆転水車60の発生動力が増加する。従って、この場合には発電機70の発電量が増加する。
【0032】
図3は、流量制御弁22の開度と発電機70の発電量の関係を示している。図3において、流量制御弁22の開度は、全開を開度100%、全閉を開度0%として表している。また、流量制御弁22の開度が100%のときの発電量(最大発電量)を100%としている。前述のように流量制御弁22の開度が小さい程、発電機70の発電量が大きい。運転制御部35は、周波数検出器12により検出された回転数から、負荷90側の消費電力の増減を検出し、それに応じて流量制御弁22の開度を調節する。例えば、流量制御弁22が初期状態の開度50であるときに周波数検出器12により検出された回転数から負荷90側の消費電力が増加していることを検出すると、運転制御部35は矢印A1で示すように流量制御弁22の開度を低下させ、それによって発電機70の発電量を負荷90側の消費電力増大に応じた量に増加させる。逆に、周波数検出器12により検出された回転数から負荷90側の消費電力が減少していることを検出すると、運転制御部35は矢印A2で示すように流量制御弁22の開度を増大させ、それによって発電機70の発電量を負荷90側の消費電力低下に応じた量に減少させる。このように本実施形態のポンプ逆転水車型発電設備では、空気流入管21に介設した流量制御弁22の開度を運転制御部35が調節することにより、負荷90側の消費電力の変動に応じて発電機70の発電量を調節することができる。
【0033】
本実施形態のポンプ逆転水車型発電設備では、空気流入管21に設けた流量制御弁22の開度により発電機70の発電量を調節するので、ポンプ逆転水車60よりも貯水漕11側の管路13に発電量を調節するための流量制御弁や可変ガイドベーンを設ける必要がない。従って、貯水槽11と排水槽12の落差を有効利用することができる。また、余剰電力を吸収するためのダミーロード等を設ける必要がないので、負荷90側への送電系統を簡素化することができる。さらに、管路13の夾雑物による閉塞を防止することができる。
【0034】
本発明は、前記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、空気流入管21の一端21aは、ポンプ逆転水車60のアウターケーシング61(プロペラ63よりも下流側)に接続していてもよい。
【0035】
流量制御弁22の初期状態での開度を0%に設定してもよい。この場合、流量制御弁22の開度を増加させることにより、初期状態よりも発電機70の発電量を低下させることができる。逆に、流量制御弁22の初期状態での開度を100%に設定してもよい。この場合、流量制御弁22の開度を低下させることにより、初期状態よりも発電機70の発電量を低下させることができる。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のポンプ逆転水車型発電設備では、ポンプ逆転水車よりも排水部側の管路に連通する空気流入管に流量制御弁を備え、この流量制御弁の開度を制御手段が調節することで負荷側の消費電力の変動に応じて発電機の発電量を調節することができる。また、ポンプ逆転水車よりも貯水部側の管路に発電量を調節するための流量制御弁や可変ガイドベーンを設ける必要がないので、落差を有効に利用することができ、夾雑物による管路の閉塞を防止することができる。さらに、余剰電力を吸収するためのダミーロード等を設ける必要もないので、負荷側への送電系統を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるポンプ逆転水車型発電設備を示す概略構成図である。
【図2】ポンプ逆転水車及び発電機を示す断面図である。
【図3】実施形態における流量制御弁の開度と発電機の出力の関係を示す線図である。
【図4】ポンプ逆転水車についての流量と有効落差、効率、発生動力、及び無拘束落差の関係を示す線図である。
【図5】従来のポンプ逆転水車型発電設備の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
11 貯水漕
12 排水槽
13 管路
13A 水平管
13B ベント管
13C 吐出管
21a 一端
21b 他端
21 空気流入管
22 流量制御弁
30 制御盤
31 電力回路
32 周波数検出器
35 運転制御部
60 ポンプ逆転水車
61 アウターケーシング
62 インナーケーシング
63 プロペラ
64 プロペラ軸
65 傘歯歯車機構
66 主軸
70 発電機
71 回転軸
72 カップリング
73 回転子
74 ケーシング
75 固定子
80 電力出力線
90 負荷

Claims (3)

  1. 貯水部と、この貯水部よりも低位置にあり大気開放された排水部とを接続する管路と、
    前記管路に介設されたポンプ逆転水車と、
    前記ポンプ逆転水車により駆動される発電機と、
    一端が前記ポンプ逆転水車よりも前記排水部側の前記管路に連通し、他端が大気開放された空気流入管と、
    前記空気流入管に介設された流量制御弁と、
    前記発電機の回転数を検出する回転数検出手段と、
    前記回転数検出手段により検出された回転数の変化から判断した負荷の消費電力の変動に応じて、前記流量制御弁の開度を調節する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記負荷の消費電力が減少していれば、前記流量制御弁の開度を増加させて前記空気流入管を介して前記管路に流入する空気量を増加させる一方、前記負荷の消費電力が増加していれば、前記流量制御弁の開度を低下させて前記空気流入管を介して前記管路に流入する空気量を減少させる、
    ポンプ逆転水車型発電設備。
  2. 前記回転数検出手段は、前記発電機の出力の周波数を検出する周波数検出器であり、
    前記制御手段は前記周波数が上昇すると負荷の消費電力が減少したと判断し、前記周波数が低下すると負荷の消費電力が増加したと判断する、請求項1に記載のポンプ逆転水車型発電設備。
  3. 前記回転数検出手段は、前記発電機又はポンプ逆転水車の回転数を検出する回転数検出器であり、
    前記制御手段は前記回転数が上昇すると負荷の消費電力が減少したと判断し、前記回転数が低下すると負荷の消費電力が増加したと判断する、請求項1に記載のポンプ逆転水車型発電設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104533696A (zh) * 2015-01-15 2015-04-22 鲁奎 一种水能发电装置
CN106194556A (zh) * 2016-09-05 2016-12-07 深圳市玖品空气净化科技有限公司 一种用于水力发电工程的高效发电系统

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