JP2001153021A - 低落差用水力発電装置 - Google Patents

低落差用水力発電装置

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JP2001153021A
JP2001153021A JP33793199A JP33793199A JP2001153021A JP 2001153021 A JP2001153021 A JP 2001153021A JP 33793199 A JP33793199 A JP 33793199A JP 33793199 A JP33793199 A JP 33793199A JP 2001153021 A JP2001153021 A JP 2001153021A
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weir plate
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guide tube
hydraulic power
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Masakatsu Ogawa
正勝 小川
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Tone KK
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  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトな構成で簡易に設置でき、メンテナ
ンスが容易な低落差用水力発電装置を提供する。 【解決手段】水路36に設置される堰板12に取水口1
2Aを形成するとともに、その堰板12の下流側にガイ
ドチューブ16を配設し、ケーシング14を介して取水
口12Aに連通する。水車18はガイドチューブ16内
に配設する。水路36に堰板12を設置することにより
水流が止められて落差が生じ、堰板12に形成された取
水口12Aからガイドチューブ16を通って堰板12の
下流側に水が流れる。このガイドチューブ16内を水が
流れることによって水車18が回転し、発電機20が駆
動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低落差用水力発電装
置に係り、特に水路(河川を含む)に堰板を設けて設置
される低落差用水力発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水路等に堰を設けることによって生じる
落差を利用して水車を回転させて発電する水力発電装置
が特開平11−30179号公報に開示されている。こ
の水力発電装置は、上部に水取入口が設けられ、下部に
水流出口が設けられたL字型のドラフトチューブを堰板
の上流側に配設し、そのドラフトチューブの水流出口を
堰板に形成された取水口に接続することによって、堰板
の上流側から下流側に連通する水通路を形成し、その水
通路を流れる水流でドラフトチューブ内に設置した水車
を回転させて発電機を駆動するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の水力発電装置は、水車や発電機等の機器が堰板の上
流側に設置されるため、これらの機器が水没してしま
い、メンテナンス性が悪いという欠点がある。また、水
車や発電機等の機器が水没することにより、これらの機
器に結露が生じやすく、故障しやすいという欠点もあ
る。さらに、大型のドラフトチューブが必要であるとと
もに、水頭が高くなると発電機室を大きく設計しなけれ
ばならず、装置が大型化するという欠点もある。また、
装置を正常に運転するためには、上流から流入するゴミ
対策が不可欠であるが、従来の水力発電装置の場合、取
水口の形状から水路全体にわたる大がかりな防ゴミ網が
必要となるという欠点もある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、コンパクトな構成で簡易に設置でき、メンテ
ナンスが容易な低落差用水力発電装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、水路に設置される堰板と、前記堰板に形
成された取水口と、前記堰板の下流側に設置されるとと
もに、一端が前記取水口に連結され、前記堰板の上流側
の水を前記取水口を介して前記堰板の下流側に導く流路
と、前記流路に設置される水車と、前記水車の主軸に連
結される発電機と、からなることを特徴とする。
【0006】本発明によれば、水路等に堰板を設置する
ことにより、その堰板によって水流が止められて落差が
生じ、堰板に形成された取水口から流路を通って水が流
れる。そして、この流路に水が流れることによって、流
路に設置された水車が回転し、発電機が駆動される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る低落差用水力発電装置の好ましい実施の形態につい
て詳説する。
【0008】図1は、本発明に係る低落差用水力発電装
置の第1の実施の形態の構成を示す側面断面図である。
同図に示すように、本実施の形態の低落差用水力発電装
置10は、堰板12、ケーシング14、ガイドチューブ
16、水車18及び発電機20を主要部材として構成さ
れている。
【0009】堰板12は、たとえば水路36の壁面に溝
38を形成し、その溝38に嵌め込むことにより設置さ
れる。この堰板12の上流側12Bには、上部近傍に取
水口12Aが形成されている。そして、この取水口12
Aには、取水口12Aにゴミが入り込むのを防止するた
めのゴミよけ網100が取り付けられている。
【0010】ケーシング14は、堰板12の下流側12
Cの壁面に取り付けられており、堰板12に形成された
取水口12Aに連通されている。このケーシング14の
下面部と上面部とには、それぞれ開口部14A、14B
が形成されており、上面部に形成された開口部14Aに
は上蓋26が着脱自在に取り付けられている。
【0011】ガイドチューブ16は、ケーシング14の
下面部に形成された開口部14Bに連結して連通されて
おり、L字状に形成されている。
【0012】水車18は、公知の立軸プロペラ水車又は
立軸カプラン水車等の反動型水車が用いられ、そのラン
ナ28がガイドチューブ16内に設置される。このラン
ナ28は、主軸30の先端部に取り付けられており、主
軸30はケーシング14の上蓋26に取り付けられた軸
受ユニット31によって垂直に軸支されている。また、
ケーシング14の上蓋26には、主軸30を中心とした
同心円上に複数のガイドベーン34、34、…が取り付
けられており、ケーシング14内に導入された水は、こ
のガイドベーン34にガイドされてランナ28に導か
れ、ランナ28を回転させる。
【0013】発電機20は、ケーシング14の上蓋上に
ギアボックス32を介して設置されている。このギアボ
ックス32の入力軸(不図示)には水車18の主軸30
が連結されており、出力軸(不図示)には発電機20の
回転軸が連結されている。水車18のランナ28が回転
して主軸30が回転すると、その主軸30の回転がギア
ボックス32に内蔵されたギア列によって増速され、発
電機20の回転軸に伝達される。なお、発電機20は接
水しないようにするために、収納ケース42に収納され
ている。
【0014】前記のごとく構成された本実施の形態の低
落差用水力発電装置10の作用は次の通りである。
【0015】まず、低落差用水力発電装置10を設置す
る水路36の壁面に堰板12を嵌め込む溝38を形成す
る。この際、堰板12の下流側の水位が、ガイドチュー
ブ16の出口部より上側に維持されるようにするため、
溝38の形成とともに堰板12の下流側に盛石40を設
けてもよい。
【0016】次に、形成した溝38に堰板12を嵌め込
み、水路36の底面に着底させる。堰板12が着底され
ると、水路36を流れる水が堰板12によって塞き止め
られるので、自動的にダムが形成されて堰板12の上流
側の水位が上昇する。そして、堰板12の上流側の水が
取水口12Aを通ってケーシング14内に流入する。ケ
ーシング14内に流入した水は、ガイドベーン34に導
かれてランナ28に導入され、ガイドチューブ16を通
って堰板12の下流側に流れ出る。この際、ランナ28
を通過する水が、ランナ28に作用してランナ28を回
転させる。そして、そのランナ28の回転が主軸30を
介してギアボックス32に伝達され、ギアボックス32
で増速されて、発電機20の回転軸を回転させる。これ
により、発電機20が駆動されて電力が発生する。
【0017】また、取水口12Aが限定されているた
め、小さなゴミよけ網100を設けることにより、ゴミ
対策が容易になる。
【0018】なお、低落差用水力発電装置10を水路3
6から撤去する場合は、水路36の壁面に形成した溝3
8から堰板12ごと抜き取ればよい。
【0019】このように本実施の形態の低落差用水力発
電装置10によれば、堰板12の下流側に水車18、発
電機20等が設置される構成であるため、これらの機器
が水没することがない。このためメンテナンスが極めて
容易である。また、発電機20等に結露が生じるのを効
果的に抑制できる。さらに、従来のように大型のドラフ
トチューブが不要となるので、装置全体が軽量、コンパ
クトになる。また、設置工事を簡単、安価に済ませるこ
とができるとともに、狭隘地でも容易に設置することが
できる。
【0020】図2は、本発明に係る低落差用水力発電装
置の第2の実施の形態の構成を示す側面断面図である。
同図に示すように、本実施の形態の低落差用水力発電装
置50は、堰板52、ガイドチューブ54及び水車56
を主要部材として構成されている。
【0021】堰板52は、上述した第1の実施の形態の
低落差用水力発電装置10の堰板12と同様に例えば水
路36の壁面に溝38を形成し、その溝38に嵌め込む
ことにより設置される。この堰板52には円形状に形成
された取水口52Aが形成されており、取水口52Aに
は、ゴミよけ網100と遮水板60とが取り付けられて
いる。遮水板60は堰板52の上流側の壁面に取り付け
られたガイドレール62に沿って上下動自在に設けられ
ており、図示しないロック手段によって任意の位置に固
定される。取水口52Aは、この遮水板60を上下動さ
せることにより開口面積が可変し、これにより取水口5
2Aから流入する水の流量が調整される。また、この遮
水板60を閉じることにより、メンテナンスが極めて容
易である。
【0022】ガイドチューブ54は、堰板52の下流側
の壁面に取り付けられており、堰板52に形成された取
水口52Aに連通されている。このガイドチューブ54
は、所定の傾斜角度をもって配設されており、取水口5
2Aから流入した堰板52の上流側の水を下流側に導
く。また、この傾斜により、流入、流出水の抵抗を小さ
くし、コンパクトなガイドチューブを提供できる。
【0023】水車56は、発電機64が内蔵された横軸
円筒一体水車であって、ガイドチューブ54内に設置さ
れる。この水車56のランナ66は、図示しない主軸に
取り付けられており、主軸はその両端部を一対のケーシ
ング68、68に内蔵された軸受(不図示)に軸支され
ている。この一対のケーシング68、68はランナ66
を挟んで配設されており、それぞれその外周面に例えば
3枚の固定フィン70、70、70を備えている。各固
定フィン70、70、70は、それぞれその先端部がガ
イドチューブ54の内周面に固定されており、これによ
りケーシング68、68がガイドチューブ54に固定さ
れる。ここで、この固定フィン70、70、70は、図
3に示すように、螺旋状に湾曲して形成されており、こ
れにより、固定フィン70、70、70を通過する水が
旋回流が与えられ、旋回しながらランナ66に導かれ
る。
【0024】発電機64は、一方のケーシング68に内
蔵されている。ランナ66が取り付けられた主軸は、こ
の発電機64の回転軸に図示しない増速機構(例えば、
ギア列)を介して連結されている。ランナ66が回転し
て主軸が回転すると、その主軸の回転が増速機構によっ
て増速されて発電機64の回転軸に伝達され、発電機6
4が駆動されて電力が発生する。発生した電力は、固定
フィン70の内部を通して配線されたコード72を介し
て外部に取り出される。
【0025】前記のごとく構成された本実施の形態の低
落差用水力発電装置50の作用は次の通りである。
【0026】まず、低落差用水力発電装置50を設置す
る水路36の壁面に堰板52を嵌め込む溝38を形成す
る。この際、堰板12の下流側の水位が、ガイドチュー
ブ54の出口部より上側に維持されるようにするため、
溝38の形成とともに堰板52の下流側に盛石40を設
けてもよい。
【0027】次に、形成した溝38に堰板52を嵌め込
み、水路36の底面に着底させる。この際、堰板52に
形成された取水口52Aは、遮水板60によって遮水し
ておく。堰板52が着底されると、水路36を流れる水
が堰板52によって塞き止められるので、自動的にダム
が形成されて堰板52の上流側の水位が上昇する。
【0028】塞き止められた水の水位が、堰板52に形
成された取水口52Aの上まで上昇したところで遮水板
60を持ち上げ、取水口52Aを開放する。取水口52
Aが開放されると、堰板52の上流側の水が取水口52
Aを通ってガイドチューブ54内に流入する。ガイドチ
ューブ54内に流入した水は、固定フィン70、70、
70を通過することによって旋回流が与えられ、ランナ
66を通過して出口部から堰板52の下流側に流れ出
る。この際、ランナ66を通過する水がランナ66に作
用してランナ66を回転させ、そのランナ66の回転が
主軸から増速機構を介して発電機64の回転軸に伝達さ
れて、発電機64の回転軸を回転させる。これにより、
発電機64が駆動されて電力が発生する。
【0029】なお、取水口52Aから取り入れる水の流
量は、遮水板60を上下動させ、取水口52Aの開口面
積を変えることによって調整する。
【0030】また、低落差用水力発電装置50を水路3
6から撤去する場合は、水路36の壁面に形成した溝3
8から堰板52ごと抜き取ればよい。
【0031】このように本実施の形態の低落差用水力発
電装置50によれば、上述した第1の実施の形態の低落
差用水力発電装置10と同様に堰板52の下流側に水車
18、発電機20等が設置される構成であるため、これ
らを遮断することによりメンテナンスが極めて容易とな
る。また、発電機64が水車56に一体化された構成で
あるため、装置全体が軽量、コンパクトになる。また、
ランナ66の形状を変えるだけで外径寸法を変えずに水
路条件の変化に対応できる。また、ゴミの防御も容易に
行うことができる。また、設置工事を簡単、安価に済ま
せることができるとともに、狭隘地でも容易に設置する
ことができる。
【0032】図4は、本発明に係る低落差用水力発電装
置の第3の実施の形態の構成を示す側面断面図である。
本実施の形態の低落差用水力発電装置80は、水頭が低
い場所に設置するタイプの発電装置であって、同図に示
すように、堰板82、ガイドチューブ84及び水車86
を主要部材として構成されている。
【0033】堰板82は、上述した第1、第2の実施の
形態の低落差用水力発電装置の堰板と同様に水路36の
壁面に溝38を形成し、その溝38に嵌め込むことによ
り設置される。この堰板82の下端部中央には、半円形
状の開口部82Aが形成されており、この開口部82A
にガイドチューブ84の上半分が嵌め込まれて固定され
ている。また、この開口部82Aを覆うようにゴミよけ
網100が取り付けられている。
【0034】ガイドチューブ84は、水平に配設される
とともに、下半分が水路36の底面に形成された埋設溝
88に埋設される。このガイドチューブ84は、その入
口部84Aが上方に向けて緩やかに傾斜して形成されて
おり、その傾斜した入口部84Aが堰板82の上流側に
突出して堰板82に取り付けられている。堰板82の上
流側の水は、このガイドチューブ84の入口部84Aか
らガイドチューブ84内に導入され、堰板82の下流側
に導かれる。
【0035】水車86は、発電機64が内蔵された横軸
円筒一体水車であって、ガイドチューブ84の略中央位
置に設置される。この水車86の構造は上述した第2の
実施の形態の水車56と同じなので、ここでは同一部材
に同一符号を付して説明を省略する。
【0036】前記のごとく構成された本実施の形態の低
落差用水力発電装置80の作用は次の通りである。
【0037】まず、低落差用水力発電装置80を設置す
る水路36の壁面に堰板82を嵌め込む溝38を形成す
る。これと同時に、水路36の底面にガイドチューブ8
4の下半分を埋設する埋設溝88を形成する。
【0038】次に、形成した溝38に堰板82を嵌め込
み、堰板82を水路36の底面に着底させ、ガイドチュ
ーブ84の下半分を埋設溝88に嵌め込む。堰板52が
着底し、埋設溝88にガイドチューブ84が嵌め込まれ
ると、水路36を流れる水が堰板82によって塞き止め
られるので、自動的にダムが形成されて堰板82の上流
側の水位が上昇する。これと同時に、堰板82の上流側
の水がガイドチューブ84の入口部84Aからガイドチ
ューブ84内に流入し、ランナ66を通過して出口部か
ら堰板52の下流側に流れ出る。この際、ランナ66を
通過する水がランナ66に作用してランナ66を回転さ
せ、そのランナ66の回転が主軸から増速機構を介して
発電機64の回転軸に伝達されて、発電機64の回転軸
が回転される。これにより、発電機64が駆動されて電
力が発生する。
【0039】なお、低落差用水力発電装置80を水路3
6から撤去する場合は、水路36の壁面に形成した溝3
8から堰板82ごと抜き取ればよい。
【0040】このように本実施の形態の低落差用水力発
電装置80によれば、水頭が低い場所でも容易に設置す
ることができる。
【0041】なお、本実施の形態では、ガイドチューブ
84の下半分を水路36に埋設して設置しているが、平
坦な底面にそのまま設置するようにしてもよい。この場
合、堰板82の下端部中央に円形状の開口部を形成し、
この開口部にガイドチューブ84を嵌め込んで、ガイド
チューブ84を堰板82に取り付ける。
【0042】また、第1、第3の実施の形態では、取水
量を調整する遮水板を省いた構成であるが、第2の実施
の形態と同様に遮水板を設けて、取水量の調整をできる
ように構成してもよい。
【0043】さらに、堰板に開閉弁を設け、増水時には
増水量を放水できるように構成してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
堰板の下流側に水車、発電機等が設置されて水没しない
構成であるため、ゴミ対策を含め、メンテナンスが極め
て容易であるとともに、発電機等に結露が生じるのを効
果的に抑制できる。さらに、従来のように大型のドラフ
トチューブが不要となるので、装置全体が軽量、コンパ
クトになる。また、設置工事を簡単、安価に済ませるこ
とができるとともに、狭隘地でも容易に設置することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】低落差用水力発電装置の第1の実施の形態の構
成を示す側面断面図
【図2】低落差用水力発電装置の第2の実施の形態の構
成を示す側面断面図
【図3】固定フィンの構成を示す正面図
【図4】低落差用水力発電装置の第3の実施の形態の構
成を示す側面断面図
【符号の説明】
10…低落差用水力発電装置、12…堰板、14…ケー
シング、16…ガイドチューブ、18…水車、20…発
電機、28…ランナ、36…水路、38…溝、50…低
落差用水力発電装置、52…堰板、54…ガイドチュー
ブ、56…水車、64…発電機、66…ランナ、68…
ケーシング、70…固定フィン、80…低落差用水力発
電装置、82…堰板、84…ガイドチューブ、86…水
車、88…埋設溝、100…ゴミよけ網

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路に設置される堰板と、 前記堰板に形成された取水口と、 前記堰板の下流側に設置されるとともに、一端が前記取
    水口に連結され、前記堰板の上流側の水を前記取水口を
    介して前記堰板の下流側に導く流路と、 前記流路に設置される水車と、 前記水車の主軸に連結される発電機と、からなることを
    特徴とする低落差用水力発電装置。
  2. 【請求項2】 前記発電機が前記水車に内蔵されている
    ことを特徴とする請求項1記載の低落差用水力発電装
    置。
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