JP2004358811A - カートンブランクのサック貼り方法及びそれに用いるサック貼り装置 - Google Patents

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Atsushi Kaneda
篤 金田
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Abstract

【課題】小サイズの装置構成を可能とするカートンブランクのサック貼り方法及びそれに用いるサック貼り装置を提供すること。
【解決手段】4本の罫線で順に区画される5枚のパネルからなるカートンブランクを罫線と平行方向にベルト搬送しながらサック貼りする方法であって、隣り合わない2本の罫線a,cのところで折り曲げて一方の端のパネルAと他方の端のパネルEとを貼り合わせることにより逆折り状態とした後、カートンを角筒状に起こしてから残り2本の罫線のところで折り畳むことにより正折り状態とするQ従来のカートンブランクの折畳み及び貼合せ工程のうち、罫線2本分の「折り〜戻し」の工程を無くすことができ、装置全体がカートンブランクの搬送方向に短くなる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、角筒状の胴部を有する板紙製のカートンの技術分野に属し、詳しくはカートンブランクのサック貼り方法及びそれに用いるサック貼り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のカートンは、平らに折り畳んだ状態で使用者に納入され、内容物を入れる際に角筒状に起こして用いるようになっている。カートンは原反を打ち抜いて形成されたカートンブランクからなるが、そのカートンブランクを平らに折り畳んで貼り合わせる工程を一般に「サック貼り」と称している。例えば図1に示す如き、4本の罫線a〜dで順に区画される5枚のパネルA〜Eからなるカートンブランク1については、図2のフロー図に示す工程でサック貼りを行っている。
【0003】
この図2について説明すると、まずカートンブランク1を罫線と平行方向にベルト等でクランプ搬送しつつ、図2(a)〜(d)に示すように、罫線a,cのところをそれぞれガイドで折り曲げてガイドで戻す「くせ折り」を行う。次いで、図2(e)〜(f)に示すように、ガイドで罫線bのところを折り曲げてパネルEの裏側に糊2を塗布してから、図2(g)〜(i)に示すように、ガイドで罫線dのところを折り畳み、パネルAの表側とパネルEの裏側とを貼り合わせる。そして、このようにサック貼りしたカートンブランクを、サシミ状に集積して上下をベルトでニップし、一定時間圧力をかけることで、パネルAの表側とパネルEの裏側とをしっかりと接着させる。これにより、隣り合わない2本の罫線a,cにくせ折りを施し、他の2本の罫線b,dのところで折り畳んだカートンブランクが形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたサック貼りのやり方では、カートンブランクを罫線と平行な方向にベルト等でクランプ搬送しつつ、図2に示す各工程を1工程ずつ行うため、カートンブランクにおける複数の罫線に対する「折り〜戻し」の工程、その後の「折曲げ〜折畳み」の工程がカートンブランクの搬送方向に長いスペースを必要とし、かつ加工の工程数分が必要である。したがって、この方式では、カートンブランクの搬送方向に装置が長くなってしまい、工場設置の際に大きな装置スペースを確保する必要があった。さらに、トラブル時に作業者の移動距離が長く、作業負荷が大きいという問題点があった。
【0005】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小サイズの装置構成を可能とするカートンブランクのサック貼り方法及びそれに用いるサック貼り装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のサック貼り方法は、4本の罫線で順に区画される5枚のパネルからなるカートンブランクを罫線と平行方向にベルト搬送しながらサック貼りする方法であって、隣り合わない2本の罫線のところで折り曲げて一方の端のパネルと他方の端のパネルとを貼り合わせることにより逆折り状態とした後、カートンを角筒状に起こしてから残り2本の罫線のところで折り畳むことにより正折り状態とすることを特徴としている。
【0007】
また、本発明のサック貼り装置は、4本の罫線で順に区画される5枚のパネルからなるカートンブランクを罫線と平行方向にベルト搬送しながらサック貼りする装置であって、カートンブランクを1枚ずつ供給するフィーダと、ガイドによって罫線のところで一方の端のパネルを折り曲げる罫線折り部と、他方の端のパネルに糊付けする糊塗布部と、ガイドによって罫線のところで折り曲げ、一方の端のパネルと他方の端のパネルとを貼り合わせて逆折り状態とする圧着部と、ガイドによって罫線のところを折り曲げることによりカートンを角筒状に起こし、さらに折り畳んで正折り状態とする折り変換部とを具備したことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、具体例に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
【0009】
図3は本発明に係るサック貼り方法を示すフロー図である。この図3に示す方法においても、図1に示したのと同様のカートンブランク、すなわち4本の罫線a〜dで順に区画される5枚のパネルA〜Eからなるカートンブランク1をサック貼りする。
【0010】
図3について説明すると、まずカートンブランク1を罫線と平行方向にベルト搬送しながら、図3(a)〜(e)に示すように、罫線aのところでパネルAを折り曲げ、パネルEの裏側に糊を塗布してから、罫線cのところで折り曲げてパネルAの表側とパネルEの裏側を貼り合わせ逆折り状態とした後、図3(f)に示すように、カートンを角筒状に起こしてから、罫線b,dのところで折り畳むことにより正折り状態とする。
【0011】
図4は上記のサック貼り方法を実施するためのサック貼り装置の一例を示す概略構成図である。このサック貼り装置は、フィーダ10と、罫線折り部20と、糊塗布部30と、圧着部40と、折り変換部50とを具備しており、カートンブランクを罫線と平行方向にベルト搬送しながらサック貼りするように構成されている。
【0012】
図4に示すように、カートンブランク1は重ねた状態でフィーダ10にセットされる。そして、フィーダ10に積載されたカートンブランク1は1枚ずつベルト3で搬送されていく。ベルト上では、カートンブランク1が例えば図示のようなコロ4で把持され、外力を受けても斜めにずれないで搬送されるようになっている。
【0013】
カートンブランク1は、ベルト搬送されながら、まず罫線折り部20において、図示しないガイドによって罫線aのところでパネルAが折り曲げられる。次に糊付け部30において、パネルEの裏側に図示しない糊付け装置によって糊2が塗布される。次いで、図示しないガイドによって罫線cのところで折り曲げられ、パネルAの表側とパネルEの裏側とが貼り合わされる。その後、接着を完了させるため、パネルAとパネルEを貼り合わせたところを一定時間圧力をかける上下ニップベルト5からなる圧着部40を通される。
【0014】
圧着部40においてパネルAとパネルEの接着完了後、パネルCの部分を吸着ベルト6に吸着させて搬送する折り変換部50に入る。この折り変換部50では、図5の説明図にも示すように、吸着ベルト6にパネルCの部分を固定しつつ、ガイド7にてパネルBを起こしてカートンを角筒状に成形し、さらにパネルBをパネルA側に折り畳んで正折り状態とする。この一連の動作により、カートンブランク1に対してくせ折り及び折畳み動作が行われる。
【0015】
なお、上記のサック貼り装置は、カートンのサイズや形状が変わった場合でも、ガイドの位置や吸着ベルトの幅などを変更することにより、様々なサイズのカートンブランクに対応することが可能である。
【0016】
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるカートンブランクのサック貼り方法及びそれに用いるサック貼り装置は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
【0017】
【発明の効果】
本発明のカートンブランクのサック貼り方法は、4本の罫線で順に区画される5枚のパネルからなるカートンブランクを罫線と平行方向にベルト搬送しながらサック貼りする方法であって、隣り合わない2本の罫線のところで折り曲げて一方の端のパネルと他方の端のパネルとを貼り合わせることにより逆折り状態とした後、カートンを角筒状に起こしてから残り2本の罫線のところで折り畳むことにより正折り状態とすることを特徴としているので、従来のカートンブランクの折畳み及び貼合せ工程のうち、罫線2本分の「折り〜戻し」の工程を無くすことができ、装置全体がカートンブランクの搬送方向に短くなることから、工場設置の際の装置スペースを節約することができ、またトラブル時における作業者の移動距離が短くなって作業負荷を小さくすることができる。
【0018】
本発明のカートンブランクのサック貼り装置は、4本の罫線で順に区画される5枚のパネルからなるカートンブランクを罫線と平行方向にベルト搬送しながらサック貼りする装置であって、カートンブランクを1枚ずつ供給するフィーダと、ガイドによって罫線のところで一方の端のパネルを折り曲げる罫線折り部と、他方の端のパネルに糊付けする糊塗布部と、ガイドによって罫線のところで折り曲げ、一方の端のパネルと他方の端のパネルとを貼り合わせて逆折り状態とする圧着部と、ガイドによって罫線のところを折り曲げることによりカートンを角筒状に起こし、さらに折り畳んで正折り状態とする折り変換部とを具備したことを特徴としているので、従来のカートンブランクのサック貼り装置に比べて罫線2本分の「折り〜戻し」の工程を行う部分がなく、装置全体がカートンブランクの搬送方向に短くなっていることから、設置スペースを節約することができ、またトラブル時における作業者の移動距離が短いために作業負荷を小さくすることができる。また、カートンのサイズや形状が変わった場合でも、ガイドの位置や吸着ベルトの幅などを変更することにより、様々なサイズのカートンブランクに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カートンブランクの一例を示す展開図である。
【図2】従来のサック貼り工程を示すフロー図である。
【図3】本発明に係るサック貼り方法を示すフロー図である。
【図4】図3のサック貼り方法を実施するためのサック貼り装置の一例を示す概略構成図である。
【図5】逆折り状態のカートンブランクが正折り状態へ変わる様子を図4の折り変換部における(1),(2),(3)の位置に対応して示す説明図である。
【符号の説明】
1 カートンブランク
2 糊
3 ベルト
4 コロ
5 ニップベルト
6 吸着ベルト
7 ガイド
10 フィーダ
20 罫線折り部
30 糊塗布部
40 圧着部
50 折り変換部
A〜E パネル
a〜d 罫線

Claims (2)

  1. 4本の罫線で順に区画される5枚のパネルからなるカートンブランクを罫線と平行方向にベルト搬送しながらサック貼りする方法であって、隣り合わない2本の罫線のところで折り曲げて一方の端のパネルと他方の端のパネルとを貼り合わせることにより逆折り状態とした後、カートンを角筒状に起こしてから残り2本の罫線のところで折り畳むことにより正折り状態とすることを特徴とするカートンブランクのサック貼り方法。
  2. 4本の罫線で順に区画される5枚のパネルからなるカートンブランクを罫線と平行方向にベルト搬送しながらサック貼りする装置であって、カートンブランクを1枚ずつ供給するフィーダと、ガイドによって罫線のところで一方の端のパネルを折り曲げる罫線折り部と、他方の端のパネルに糊付けする糊塗布部と、ガイドによって罫線のところで折り曲げ、一方の端のパネルと他方の端のパネルとを貼り合わせて逆折り状態とする圧着部と、ガイドによって罫線のところを折り曲げることによりカートンを角筒状に起こし、さらに折り畳んで正折り状態とする折り変換部とを具備したことを特徴とするカートンブランクのサック貼り装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013129113A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Dainippon Printing Co Ltd サック貼り機
JP2019131210A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 シーシーエス株式会社 組立式容器の製造方法、及び容器半製品
CN112389028A (zh) * 2020-10-31 2021-02-23 乐陵帝荣包装机械设备有限公司 一种纸张翻折处理装置

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