JPS6294507A

JPS6294507A - 箱のフラツプ圧着成形装置

Info

Publication number: JPS6294507A
Application number: JP60222576A
Authority: JP
Inventors: 木下　喜平
Original assignee: Kyoto Seisakusho Co Ltd
Current assignee: Kyoto Seisakusho Co Ltd
Priority date: 1985-10-04
Filing date: 1985-10-04
Publication date: 1987-05-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、第１１図に示すように角筒状に拡開せしめら
れている箱の内フラップあるいは外フラップに接着剤を
塗布した後、外フラップを内フラップに重ね合わせ、最
終的に第１３図に示す姿に成形する装置の改良に関する
ものである。

〔従来の技術〕

従来、第１１図に示すように角筒状に拡開せしめられて
いる箱（Ａ２）を最終的に第１３図に示すような箱（Ａ
、）とするには、第１１図に示す箱（Ａ２）をアクソチ
メント付チェンで搬送しながら、その側方に備えられた
接着剤塗布装置により内フラップ（ａ、）あるいは外フ
ラップ（ａ２）に接着剤を塗布し、しかる後外フラップ
（ａ２）を自動的に折曲して内フラップに重ね合わせ、
これを外フラップ圧着装置により圧着する方式を採って
いる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、この場合の箱（Ａ２）はわずかの力を加える
だけで変形しやすいため、断面正四角筒に保持しにくい
という欠点がある。箱が断面四角筒に保持されていない
状態で外フラップ（ａ＝）が貼着されてしまうと、その
位置がずれて製函後の体裁が悪くなる。

それを防止するため、箱を断面正四角筒に保持するため
の把持装置を別途設けることが考えられるが、装置がそ
れだけ複雑になるという欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、これらの欠点を解決することを目的とするも
のであって、接着剤塗布装置と外フラップ折曲装置と外
フラップ圧着装置とが設けられている部分に製函するべ
き箱を挟んで搬送する上下一対のベルトからなる第２移
送装置を設け、その手前には製函するべき箱を第２移送
装置へ送り込むための第１移送装置を設け、第１移送装
置の走行速度Ｖ、を第２移送装置の走行速度ｖｚより大
ならしめたものである。

（作　用〕角筒状に拡開せしめられている製函途中の箱は、第１移
送装置により上下一対のベルトからなる第２移送装置に
送り込まれる。

この場合、第１移送装置の走行速度ｖ１が第２移送装置
の走行速度ｖ２より大きいため、第１移送装置によって
搬送されてきた箱は第２移送装置に押し込まれるが、第
１移送装置上において箱が少なくとも断面正四角筒に葆
持されておれば、第２移送装置に押し込まれた箱も第４
図に示すように上下一対のベルトによりその姿、即ち断
面正四角筒に保持される。

そして、第２移送装置の上下一対のヘルドで挟まれた箱
は、断面正四角筒に保持されたまま搬送せしめられ、そ
の側方にある接着剤塗布装置により２枚の内フラップま
たは外フラップに接着剤が塗布される。次いで、箱が上
下一対のベルトの走行によりさらに前進せしめられ、そ
の側方にある外フラップ折曲装置により外フラップが折
曲せしめられ内フラップに重ね合わされる。そして、そ
の前方にある外フラップ圧着装置のところを通過する際
、外フラップは核外フラップ圧着装置により圧着せしめ
られる。

かくして、第１３図に示すような箱に成形せしめられる
。この場合において、第２移送装置内にある箱は絶えず
第４図に示すように断面正四角筒に保持されているから
、内フラップに重ね合わされた外°フラップは第１３図
に示すように正規の位置に貼着せしめられ、製函後の体
裁も良い。

〔実施例〕

本発明の実施例を添付の図面に基いて説明する。

製函するべき箱は、第１移送装置（１）と第２移送装置
（２）により搬送するようにする。第１移送装置（１１
は第２移送装置（２）の手前にあり、箱は第１移送装置
（１）の走行によりこれに備え付けた押送部材（３）に
押されて前進せしめられる。一方、第２移送装置（２）
は上下一対のベルトからなるが、該第２移送装置（２）
は第１図ないし第３図に示すように、接着剤塗布装置（
Ｂ）、外フラップ折曲装置（Ｃ）、外フラップ圧着装置
（Ｄ）が手前側から順次設けられている箱の搬送路内に
備え付けられる。

第１移送装置ｆｉｌの走行速度Ｖ、は、第２移送装置（
２）の走行速度ｖ２より大ならしめる。即ち、ｖｌとｖ
２の関係は、ｖｌ〉ν２とする。このようにすると、第
１移送装置＋１１の押送部材（３）によって送られてき
た箱は第２移送装置（２）に押し込まれるが、第１移送
装置（１１上において箱が少くとも断面正四角筒に保持
されておれば、第２移送装置（２）に押し込まれた箱も
第４図に示すように上下一対のベルトによりその姿、即
ち断面正四角筒に保持される。

実施例においては、第２移送装置（２）に送り込まれる
迄に箱を第１１図に示す形に成形する場合を示すが、箱
は少くとも前記接着剤塗布装置（Ｂ）のところに達する
迄に第１１図に示す形に成形されていればよい。

次に、第１１図に示す形に成形するための機構を実施例
に基いて説明すると、第１移送装置（１）には押送部材
（３）の外に内フラップ折曲部材（４）が備えられてお
り、また、第１移送装置（１１の直前にも別の内フラッ
プ折曲部材（５）が設置されている。内フラップ折曲部
材（４）は２枚ある内フラップのうち第９図の右側手前
にある内フラップ（ａ、）を、また、内フラップ折曲部
材（５）は２枚ある内フラツグのうち第９図の右側向う
側にある内フラップ（ａｌ）を折曲するためのものであ
る。

この機構により箱を第１１図に示す形迄成形する状況に
ついて説明する。第９図に示すように角筒状に拡開せし
められた箱（八〇）は、第１図。

第２図の鎖線で示すところに設置される。第２図の状態
から第１移送装置（１１が矢印方向に駆動すると、搬送
路上にある箱（八〇）の手前側の内フラップ（ａｌ）に
内フラップ折曲部材（４）の先が当り、第１移送装置（
１１の引続いての駆動により手前側の内フラップ（ａｌ
）が折目線から順次折曲せしめられる（第５図）。第１
移送装置（１）がさらに駆動すると、第６図に示すよう
に押送部材（３）の先が、内フラップ折曲部材（４）に
より内フラップ（ａｌ）が折曲せしめられた箱（ＡＩ）
の胴壁部分に当り、爾後第１移送装７Ｆ、（１）の引続
いての駆動により箱（＾、）は順次前方へ押しやられる
。そして、この箱（＾、）が別の内フラップ折曲部材（
５）のところ迄くると、箱（Ａｔ）のまだ折曲されてい
ない向う側の内フラップ（ａｌ）が該内フラップ折曲部
材（５）により折目線から自動的に折曲され、第１１図
に示すような形となる。そして、この箱（Ａ２）は押送
部材（３）により第２移送装置（２）の上下のベルト間
に押し込まれる。

上下一対のベルトからなる第２移送装置（２）により送
り込まれる箱（Ａ２）は、押送部材（３）により断面正
四角筒に保持されているから、第１移送装置（１）より
速い速度で走行する第２移送装置（２）に送り込まれた
場合においても、第４図で示すようにそのままの姿が保
たれる。

そして、この箱（Ａ２）が第２移送装置（２）の駆動に
より接着剤塗布装置（Ｂ）のところ迄くると、該接着剤
塗布装置（Ｂ）により内フラップ（ａ、）。

（ａｌ）または折曲されていない外フラップ（ａ＝）。

（ａｌ）に接着剤が塗布せしめられる。次いで、この箱
が第２移送装置（２）によりさらに前進せしめられて外
フラップ折曲装置（Ｃ）のところ迄くると、水平状態に
ある末折曲状態の外フラップ（ａｚ）　、（ａｘ）が外
フラップ折曲部ｆ　（Ｃ）により第１２図の（Ａ３）で
示すように折目線から順次折曲せしめられ、やがて内フ
ラップ（ａ、）、（ａｌ）に重ね合わされる。そして、
この箱が第２移送装置（２）によりさらに前進せしめら
れ外フラップ圧着装置（Ｄ）のところ迄くると、該外フ
ラップ圧着装置（Ｄ）により外フラップ（ａｌ）　、　
（ａｚ）が圧着せしめられる。かくして、第１３図に示
すような箱（Ａ４）に成形せしめられる。

なお、被包装物である物品は、内フラップ（ａ、）、（
ａＩ）が折曲せしめられる前に予じめ角筒状に拡開され
た箱（＾。）に収納されるのが普通である。

実施例においては、第１移送装置（１）及び第２移送装
置（２）を箱の搬送路の左右両側にそれぞれ設けた場合
を示すが、本発明はこれだけに限定されるものではなく
、角筒状に拡開せしめられている箱の移送線上に少くと
も１つづつ設けられておればよい。もっとも、第２移送
装置（２）を左右１組づつ設けた方が、製函中の箱を確
実に断面正四角筒に保持し、これを安定して搬送するこ
とができる。

また、実施例においては、内フラッフ折曲部材（４）及
び（５）、接着剤塗布装置（Ｂ）、外フラップ折曲装置
（Ｃ）、外フラップ圧着装置（Ｄ）をいずれも箱の搬送
路に対して左右１組づつ設けた場合を例示する。このよ
うにすると、第９図に示す箱（八〇）の左右両側におい
て、内フラップの折曲、外フラップの折曲環一連の製函
作業を行うことができるので、便利である。もっとも、
本発明はこれだけに限定されるものではなく、これら一
連の作業を左右別個に行う方式を採ってもよい。

なお、第１移送装置（１１はベルト状のものでもチェン
状のものでもよい。また、実施例では外フラップ折曲装
置（Ｃ）を上下一対のガイド杆（６）。

（６）で構成した場合を例示する。即ち、上下一対の杆
＋６１．　（６１は前方に行くに従かい順次内側にくい
込み（第２図）、シかも上下間距離が順次狭まるように
（第３図）配置しである。

また、実施例において、外フラップ圧着装置（Ｄ）は圧
着ローラにより構成した場合を示すが、これをバーチカ
ルベルトにしてもよい。圧着ローラもしくはバーチカル
ベルトにした場合には、製函中の箱を停止させることな
く移送させながら外フラップの圧着を行うことができる
。従って、ブツシャ−のような別の駆動源が必要になる
こともなく、また、固定ガイドのようなもので押える場
合に比べて摩擦も少なく、箱に傷が付くことがない。

〔発明の効果〕

本発明によれば、外フラップを折曲して内フラップに貼
着する際、箱が断面正四角筒に保持されているから、貼
着位置がずれることがなく、製函後の体裁が損なわれな
いという特長がある。

【図面の簡単な説明】

添付図面は、本発明による箱のフラップ圧着成形装置の
実施例を示すもので、第１図は、全体の斜視図、第２図は、平面図、第３図は、側面図、第４図は、上下一対のベルトからなる第２移送装置によ
り箱が断面正四角筒に保持されている状態を示す拡大側
面図で、箱は断面して示す、第５図〜第８図は、実施例に示す装置により箱を成形す
る状況を工程順に示す平面図ないし側面図、第９図は、フラップが折曲されていない角筒状の箱の斜
視図、第１０図〜第１３図は、フラップが順次折曲されていく
状況を工程順に示す箱の斜視図、である。（１）・・−第１移送装置、　＋２）−第２移送装置、
（３）−押送部材、　＋４１．　（５１−・−内フラッ
プ折曲部材、　（Ｂ）　−接着剤塗布装置、　（Ｃ）−
・外フラップ折曲装置、　（Ｄ）・−外フラップ圧着装
置、（Ａ（１）　、　（Ａ＋）、（Ａｘ）　、（Ａ３）
　、（Ａ４）’−’−箱、　（ａｌ）−内フラップ、　
（ａ２）−・−外フラップ。１：第１移送装置２：ｆｆ’；２移送装置Ｂ：接着剤塗布装置Ｃ：外フラップ折曲装置り二外７ラノプ下着装置

Claims

【特許請求の範囲】１、箱の搬送路の側方に、接着剤塗布装置と外フラップ
折曲装置と外フラップ圧着装置とを備えた箱のフラップ
圧着成形装置において、接着剤塗布装置、外フラップ折
曲装置及び外フラップ圧着装置が設けられている部分に
、製函するべき箱を挟んで搬送する上下一対のベルトか
らなる第２移送装置を設け、その手前には製函するべき
箱を第２移送装置へ送り込むための第１移送装置を設け
、該第１移送装置の走行速度Ｖ＿１を前記第２移送装置
の走行速度Ｖ＿２より大ならしめたことを特徴とする箱
のフラップ圧着成形装置。２、第２移送装置が左右に２組設けられている特許請求
の範囲第１項記載の箱のフラップ圧着成形装置。