JP2004358768A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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JP2004358768A
JP2004358768A JP2003158903A JP2003158903A JP2004358768A JP 2004358768 A JP2004358768 A JP 2004358768A JP 2003158903 A JP2003158903 A JP 2003158903A JP 2003158903 A JP2003158903 A JP 2003158903A JP 2004358768 A JP2004358768 A JP 2004358768A
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Hiroshi Tatebe
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Abstract

【課題】イメージデータはマルチパス印字、文字データは1パス印字を行うインクジェット記録装置において、文字データを多値フォントやカラーの文字データと区別して考えることにより、高品位な出力を得る。
【解決手段】文字データが多値かどうかを判断し、多値の場合はマルチパス印字で出力し、2値の場合でもカラーデータの場合はマルチパス印字で出力し、文字データが黒の2値データの場合には1パス印字を行う。これによりイメージデータに近い多値フォントやカラーの文字も濃度ムラの少ない高品位な出力が得られる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にインクジェット記録装置では、プリントされる画像の品位はプリントヘッド単体の性能に依存するところが大きく、プリントヘッドの吐出口の形状や電気熱変換素子のバラツキ等、プリントヘッド製造工程において生じる僅かな違いが、それぞれ吐出されるインクの吐出量や吐出方向の向きに影響を及ぼし、最終的に形成される画像に濃度ムラとなって現れて画像品位を劣化させる原因となってしまうことがある。
【0003】
そこでこの濃度ムラ対策として、例えば特開昭60−107975号公報のような方法が提案されている。これらは、マルチパス印字と呼ばれ、インクジェット記録装置では一般的に使用されている手法である。
【0004】
図4と図5はマルチパス印字による効果を示すものである。図4はすべてのドットを1回のスキャンで出力する1パス印字、図5はドットを間引きながら複数のスキャンで出力するマルチパス印字を表している。図4に比べ図5の方が見た目で濃度ムラが目立たなくなっているのがわかる。
【0005】
しかしながら、複数のスキャンにより画像を形成することで、特に走査機構に関して比較的精度の高くないものを採用したローコストの装置では、各スキャンごとにドットの着弾位置が主走査方向および副走査方向に対して若干ずれるおそれがある。このために、プリント画像が文字、数字、記号などのキャラクタ(以下単に文字という)の場合には、1回のプリント走査(1パス印字)で形成した文字に対し、複数のプリント走査(マルチパス印字)で形成した文字は、そのエッジが崩れた状態となり、文字品位の低下につながる。
【0006】
そこで、特開平10−278346では、出力する画像をイメージデータと文字データとで処理を分割し、イメージデータの場合はマルチパス印字で出力することにより、イメージデータのムラを低減させ、文字データの場合は1パス印字で出力することにより、文字のボケを解消する手法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では以下のような問題点があった。
【0008】
近年では、より高品位な出力が求められ、画素の濃淡による中間階調を用いて文字を表す多値フォント(グレースケールフォント)を利用することにより、文字品質を高める技術が注目されている。
【0009】
従来例の場合、これらの多値フォントは文字データとして扱われるため、濃度ムラの目立つ1パス印字で出力されてしまう。
【0010】
同様に、従来例の場合、カラーの文字を出力する場合も文字データとして扱われるため、濃度ムラの目立つ1パス印字で出力されてしまう。
【0011】
図6は多値フォントの例であるが、これら多値フォントやカラーの文字データの場合は、どちらかというと文字データというよりもイメージデータに近いため、たとえ文字データであってもマルチパス印字で出力した方が文字品質が向上する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以上の問題を解決するため、本発明では文字データが2値データか多値データかを判断し、更に文字データが2値データの場合には黒データかカラーデータかを判断し、文字データが黒の2値データの場合には1パス印字で出力し、文字データが多値データまたは、カラーデータの場合にはマルチパス印字で出力するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施例)
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。
【0014】
図1は本発明の制御を行うインクジェット記録装置の制御回路図である。図において、1−1は後述する処理手順等に従って各部を制御するためのMPU、1−2は記録ヘッド(1−10)に対する印字データの供給制御やモータ制御等を行うゲートアレイ(G.A.)、1−3はホスト装置等からプリントに係る画像信号等を入力するためのインターフェース、1−4はMPU(1−1)が実行する制御プログラム等を格納するROM、1−5は多値フォントを含むフォントデータを格納したキャラクタジェネレータROM(CGROM)、1−6は各種データ(上記プリント信号やヘッドに供給されるプリントデータ等)を保存しておくためのRAM、1−10はインクを吐出することにより記録媒体に記録を行う記録ヘッドで、1−7は記録ヘッド(1−10)を駆動するためのヘッドドライバ、1−11は記録ヘッド(1−10)を搭載したキャリッジを走査させるための回転駆動源であるキャリッジモータ、1−8はキャリッジモータ(1−11)を駆動するためのモータドライバ、1−12は記録媒体搬送のための駆動源である紙送りモータ、1−9は紙送りモータ(1−12)を駆動するためのモータドライバである。
【0015】
図2は本発明の処理の流れを示した図である。図において2−1でまずイメージ画像かどうかを判断する。イメージ画像の場合には2−5に進みマルチパス印字を行う。2−1でイメージ画像以外のデータと判断した場合、2−2に進む。2−2で多値の文字かどうかを判断する。2−2で多値の文字と判断された場合には、2−5に進みマルチパス印字を行う。2−2で多値の文字以外と判断された場合、2−3に進む。2−3でカラーの文字かどうかを判断する。カラーの文字の場合、2−5に進みマルチパス印字を行う。2−3でカラーの文字以外と判断された場合にのみ2−4に進み1パス印字を行う。
【0016】
図3は1パス印字とマルチパス印字を同時に行う場合の方法を説明した図である。通常マルチパス印字ではスキャン毎に印字データと間引きデータ(以下マスクパターン)との論理積をとったデータを印字し、複数のスキャンで100%の出力となるようにするが、1パス印字とマルチパス印字を同時に行うためには、2値の黒の文字データだけは100%の印字を行うような方法が必要であるが、マスクパターンに対して2値の黒の文字データと論理和をとった後に、実際の印字データと論理積をとり出力する。これにより2値の黒の文字データのみ1パス印字で出力し、それ以外はマルチパス印字で出力することが可能となる。
【0017】
これにより、文字データであっても文字データが多値データの場合やカラーデータの場合にはマルチパス印字が選択され、多値の文字やカラーの文字も濃度ムラの目立たない高品位な出力結果を得られる。
【0018】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明では、文字データか2値データか多値データかを判断し、更に文字データが2値データの場合には黒データかカラーデータかを判断し、文字データが黒の2値データの場合には1パス印字を行い、文字データが多値データ、または、2値のカラーデータの場合にはマルチパス印字を行うため、画像ムラの目立たない出力を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる制御回路図である。
【図2】本発明の実施例に係わる制御のフローチャートである。
【図3】本発明の実施例に係わる文字データだけを1パス印字する方法を説明する図である。
【図4】従来例に係わる1パス印字の説明図である。
【図5】従来例に係わるマルチパス印字の説明図である。
【図6】従来例に係わる多値フォントの例である。

Claims (2)

  1. 多値フォントを生成することの可能なインクジェット記録装置において、文字データが2値か多値かを判断する手段を持ち、文字データが2値の場合には1パス印字を行い、文字データが多値の場合にはマルチパス印字を行うことを特徴としたインクジェット記録装置。
  2. カラーの文字データを出力することの可能なインクジェット記録装置において、文字データが黒データかカラーデータかを判断する手段を持ち、文字データが黒データの場合には1パス印字を行い、文字データがカラーデータの場合にはマルチパス印字を行うことを特徴としたインクジェット記録装置。
JP2003158903A 2003-06-04 2003-06-04 インクジェット記録装置 Withdrawn JP2004358768A (ja)

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