JP2004355723A - 半導体レーザ駆動装置及び方法、再生装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レーザ光を光ディスク2へ照射することにより情報信号を再生する再生装置1に搭載される半導体レーザ71を駆動する場合において、光ディスク2の種類を判別し、判別した光ディスク2の種類に応じて、重畳する高周波信号の振幅を切り換え、半導体レーザ71を駆動する駆動信号に対して上記高周波信号を重畳する。また、この重畳する高周波信号の振幅切り換え、及び駆動信号に対する高周波信号の重畳を1つのLDD9内で実行する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生装置に搭載される半導体レーザを駆動するための半導体レーザ駆動装置及び方法、並びにレーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年において、外径寸法をCDと同様としつつ記録容量を飛躍的に増大させ、現行テレビジョン放送並みの画質で映画1本分のデータを収めることを可能にしたDVD(Digital Versatile Disc/Digital Video Disc)が開発され、実用化されるに至っている。このDVDは、記録密度を高めて記録容量の増大化を実現するために、CD等に使用するレーザよりも波長の短いレーザを用いて情報の記録再生が行われる。
【0003】
特にこのDVDにおいては、読み出し専用のDVD−ROM(DVD− Read Only Memory)やデータの追記が可能なDVD±R(DVD−Recordable)に加え、記録したデータの書き換えが可能なDVD±RW(DVD−Rewritable)等が提案されている。
【0004】
このような各DVDに記録された情報を再生する場合において、従来では光源から出射されるレーザ光のノイズ自体が小さかったため、光記録媒体からの戻り光に基づく戻り光ノイズが生じても殆ど問題となることはなかった。
【0005】
しかしながら、近年において特に記録再生装置側において高倍速記録等の多岐にわたる機能が追加された結果、光源から出射するレーザ光の強度が高くなり、ひいては当該出射されるレーザ光自体のノイズが大きくなるという傾向がある。
従って、戻り光ノイズをある程度低減しなければ、再生精度そのものに支障をきたすという問題点も生じる。
【0006】
このような戻り光ノイズを低減するために、半導体レーザから出射するレーザ光に高周波成分を重畳するいわゆる高周波重畳法が提案されている。
【0007】
特に近年において、かかる高周波重畳法を利用し、記録、再生の各動作モードに応じて重畳する高周波成分における振幅等を切り換えることにより、レーザパワーの出力の最適化を図ることができる半導体レーザ駆動装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0008】
この半導体レーザ駆動装置では、レーザダイオードに高周波電流を重畳する高周波重畳回路と、光ディスク装置における動作モードに応じて高周波電流の重畳周波数及び振幅を可変にする重畳周波数可変回路とを備え、光ディスク装置における各動作モードに応じて、各レーザ出力パワーにおけるレーザ光の照射、及び反射光の検出の最適化を図ることができる。
【0009】
また、かかる高周波重畳法を利用し、互いに記録密度の異なる複数種の光ディスクを記録、再生処理することができる記録再生装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0010】
この記録再生装置では、記録密度の低い光学的情報記録媒体を記録または再生するときには、記録密度の高い光学的情報記録媒体を記録または再生するときよりも、高周波重畳電流による変調度を大きくする。これにより、特別の光学素子または切り換え機構を追加することなく、複数の異なる記録密度の光ディスクに対して情報を安定に記録または再生することができる。また、この記録再生装置では、情報の記録及び消去のそれぞれに対応したレーザ光の強度を変調する際に、情報の消去時における高周波重畳電流による変調度を、情報の記録時における変調度よりも大きくする。これにより、特別の光学素子または切り換え機構を使用することなく、記録していた記録マークを完全に消去し、再生情報の良好なエラーレートを得ることができる。
【0011】
【特許文献1】
特開2000−149302号公報
【特許文献2】
特開平10−228645号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、DVD±RWは、図3に示すように、光記録媒体の情報記録面に対して照射するレーザ光の強度を切り換えることにより、その光記録媒体に情報を記録し、或いは当該記録媒体に記録されている情報を消去し、再生することができる。特にDVD±RW再生時において、戻り光ノイズを抑えるために重畳した高周波信号の振幅があまりに大きいと、情報記録面に照射されるレーザ光の強度が、消去時に要求されるレーザ光の強度を超えてしまう。即ち、光記録媒体から情報を再生すると同時に当該情報が消去されてしまう。このため、DVD±RW再生時において重畳する高周波信号の振幅は、ある程度抑え込む必要がある。
【0013】
一方、DVD−ROMやDVD±Rは、DVD±RWと比較して一般に高反射率であり、照射されるレーザ光の戻り光が大きい。このため、かかるDVD−ROMやDVD±Rにおいて、レーザ光に重畳する高周波信号の振幅を高くすることにより、戻り光ノイズを低減させる必要がある。
【0014】
しかしながら、従来では、再生する光記録媒体の種類がいかなるものであっても、DVD±RW再生時における情報の消去を防止すべく、重畳する高周波信号の振幅は一律に低く抑え込まれていた。このため、DVD−ROMやDVD再生時において戻り光ノイズを効率的に抑えることができないという問題点があった。
【0015】
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、判別した光記録媒体の種類に応じて、重畳する高周波信号の振幅を切り換えることができる半導体レーザ駆動装置及び方法、再生装置及び方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上述した問題点を解決するために、レーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生装置に搭載される半導体レーザを駆動するための半導体レーザ駆動装置において、判別した光記録媒体の種類に応じて、半導体レーザを駆動するための駆動信号に重畳する高周波信号の振幅を切り換える半導体レーザ駆動装置及び方法を発明した。
【0017】
即ち、本発明を適用した半導体レーザ駆動装置は、レーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生装置に搭載される半導体レーザを駆動するための半導体レーザ駆動装置において、上記光記録媒体の種類を判別する判別手段と、上記半導体レーザを駆動する駆動信号に対して高周波信号を重畳する信号重畳手段を備え、上記信号重畳手段は、上記判別手段より判別された上記光記録媒体の種類に応じて、上記重畳する高周波信号の振幅を切り換える。
【0018】
また、本発明を適用した半導体レーザ駆動方法は、レーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生装置に搭載される半導体レーザを駆動するための半導体レーザ駆動方法において、上記光記録媒体の種類を判別する判別ステップと、上記半導体レーザを駆動する駆動信号に対して高周波信号を重畳する信号重畳ステップとを有し、上記信号重畳ステップでは、上記判別ステップにおいて判別された上記光記録媒体の種類に応じて、上記重畳する高周波信号の振幅を切り換える。
【0019】
本発明者は、上述した問題点を解決するために、レーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生装置において、判別した光記録媒体の種類に応じて、半導体レーザを駆動するための駆動信号に重畳する高周波信号の振幅を切り換える再生装置及び方法を発明した。
【0020】
即ち、本発明を適用した再生装置は、レーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生装置において、上記レーザ光を出射する半導体レーザと、上記光記録媒体の種類を判別する判別手段と、上記半導体レーザを駆動する駆動信号に対して高周波信号を重畳する信号重畳手段を備え、上記信号重畳手段は、上記判別手段より判別された上記光記録媒体の種類に応じて、上記重畳する高周波信号の振幅を切り換える。
【0021】
また、本発明を適用した再生方法は、半導体レーザから出射されたレーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生方法において、上記光記録媒体の種類を判別する判別ステップと、上記半導体レーザを駆動する駆動信号に対して高周波信号を重畳する信号重畳ステップとを有し、上記信号重畳ステップでは、上記判別ステップにおいて判別された上記光記録媒体の種類に応じて、上記重畳する高周波信号の振幅を切り換える。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】
本発明に係る半導体レーザ駆動装置を搭載した再生装置の構成例を図1に示す。この図1に示す再生装置1は、DVD−ROM(DVD− Read Only Memory)、DVD±R(DVD−Recordable)又はDVD±RW(DVD−Rewritable)等のように、複数種の光ディスクに対応した再生装置であって、光ディスク2の情報記録面2a上にレーザ光を照射するとともに、光ディスク2からの戻り光を検出する光学ヘッド4と、光学ヘッド4により検出された戻り光に基づいて、再生信号を生成する再生信号処理部5と、光ディスク2の種類を判別するディスク判別部6と、再生信号処理部5並びにディスク判別部6に接続され、各構成要素を制御するためのシステム制御部7と、上記システム制御部7からの制御に基づいて光学ヘッド4から出射するレーザ光に重畳する高周波信号の詳細を決定するための高周波重畳制御部8と、光学ヘッド4に搭載された半導体レーザを駆動するレーザダイオードドライバ(LDD)9とを備えている。
【0024】
光学ヘッド4は、回転駆動される光ディスク2の情報記録面2a上にレーザ光を照射し、光ディスク2の情報記録面2aにて反射した戻り光を検出して再生信号処理部5へ出力する。この際、光学ヘッド4は、回転駆動される光ディスク2の種類によって、その光ディスク2に最適な波長の光ビームを出射する。
【0025】
再生信号処理部5は、光学ヘッド4により検出された戻り光に基づいて得られる再生信号を復調し、誤り訂正する。この再生信号処理部5により復調された、誤り訂正された再生信号は、コンピュータのデータストレージ用であれば、図示しないインターフェースを介して外部コンピュータ等に送出される。また、この再生信号は、オーディオ・ビジュアル用であれば、デジタル/アナログ変換され、オーディオ・ビジュアル機器に送出される。
【0026】
また、この再生信号処理部5は、光学ヘッド4より検出された戻り光に基づいて得られる制御信号を復調し、これをシステム制御部7へ出力する。
【0027】
ディスク判別部6は、現在において再生装置1に装着されている光ディスク2が、例えばDVD−ROM、DVD±R、又はDVD±RWの何れに該当するか判別する。このディスク判別部6は、この光ディスク2の種類につき、例えば光ディスク2に記録されているディスク情報を読み取ることにより判別し、或いは光学ヘッド4により検出された戻り光量を読み取ることにより判別する。また、このディスク判別部6は、各光ディスク2の種類や反射率に応じて光ディスク2のカートリッジ形状を予め異ならせておくことにより、その形状を機械的に判別するようにしてもよい。ディスク判別部6は、この判別した光ディスク1の種類をシステム制御部7へ通知する。
【0028】
システム制御部7は、再生信号処理部5から出力される各種制御信号に基づいてフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成し、これを図示しない2軸アクチュエータへ送出する。これにより、このシステム制御部7による制御の下、光学ヘッド4の備える対物レンズを光ディスク2に近接離間する方向及び光ディスク2の径方向の2軸方向へ移動操作することにより、フォーカシング制御及びトラッキング制御が実現されることになる。
【0029】
またシステム制御部7は、ディスク判別部6から通知された光ディスク2の種類を識別した上で、ディスク種別情報を生成し、これを高周波重畳制御部8へ送信する。
【0030】
高周波重畳制御部8は、システム制御部7から送信されたディスク種別情報に基づいて、LDD9において重畳する高周波信号の振幅を切り換えるための切換制御信号を生成し、これをLDD9へ送信する。
【0031】
LDD9は、光学ヘッド4に搭載された半導体レーザを駆動するための駆動信号を生成し、これを当該光学ヘッド4へ送信する。LDD9は、例えば再生装置1において高倍速再生を実現する場合等には、システム制御部7による制御の下、高強度のレーザ光を出射するための駆動信号を生成する。またこのLDD9は、高周波重畳制御部8から送信される切換制御信号に基づいて高周波信号を生成し、これを上記駆動信号に重畳する。即ち、このLDD9は、光ディスク2の種類に応じて高周波重畳制御部8にて生成された切換制御信号に基づいて、重畳する高周波信号の振幅を切り換えることができる。この高周波信号が重畳された駆動信号を、光学ヘッド4における半導体レーザに注入する駆動電流とすることにより、光ディスク2へ照射するためのレーザ光が出射されることになる。なお、このLDD9において、高周波信号を重畳するための構成については、後に詳述する。
【0032】
次に、本発明を適用した光学ヘッド4について更に詳しく説明する。
【0033】
この光学ヘッド4は、半導体レーザ71を支持するホルダ43と、この半導体レーザ71から出射されたレーザ光を複数に分割するグレーティング44と、このグレーティング44を通過したレーザ光の光路中に配されたビームスプリッタ45と、このビームスプリッタ45を反射したレーザ光の光路中に配された1/4波長板46と、この1/4波長板46を通過したレーザ光を反射して光ディスク2側へ導くミラー47と、ミラー47を反射したレーザ光を平行光とするコリメータレンズ48と、このコリメータレンズ48により平行光とされたレーザ光を光ディスク2の情報記録面2a上に集光する対物レンズ49と、光ディスク2の情報記録面2aから反射して戻ってきた戻り光を集光させるシリンドリカルレンズ51と、このシリンドリカルレンズ51を通過したレーザ光を受光する第1の受光素子52と、半導体レーザ71から出射されたレーザ光の強度を測定するための第2の受光素子53とを備えている。
【0034】
ホルダ43には、所定の波長からなるレーザ光を出射する半導体レーザ71が取り付けられている。この半導体レーザ71は、半導体の再結合発光を利用した発光素子であり、光ディスク2がDVDである場合に、この光ディスク2に対応した波長約650nmのレーザ光を出射するように制御される。この半導体レーザ71は、レーザ光の出力が一定になるようにLDD9により制御された上で、供給される駆動信号に基づくレーザ光を出射する。
【0035】
グレーティング44は、回折格子であり、半導体レーザ71から出射されたレーザ光を回折して、0次光及び±1次光の3光束を含む複数の光束に分割する。このグレーティング44により分割されたレーザ光は、ビームスプリッタ45へ入射する。
【0036】
ビームスプリッタ45は、半導体レーザ71から出射されたレーザ光におけるS偏光成分とP偏光成分のうち、例えばS偏光成分を全反射させて1/4波長板46へ導くとともに、P偏光成分を所定の割合で反射または透過させて第2の受光素子53へと導く。また、このビームスプリッタ45は、光ディスク2から反射してくる戻り光を透過させて第1の受光素子52へと導く。ちなみに、このビームスプリッタ45は、偏光ビームスプリッタとして構成されていてもよいし、また無偏光ビームスプリッタとして構成されていてもよい。
【0037】
1/4波長板46は、通過するレーザ光にπ/2の位相差を与えるものである。半導体レーザ71から出射された直線偏光のレーザ光は、1/4波長板46を通過して円偏光となる。また光ディスク2を反射してくる円偏光のレーザ光は、この1/4波長板46を通過した場合に、直線偏光となる。
【0038】
ミラー47は、ビームスプリッタ44を透過したレーザ光を反射されることにより光路を折り曲げる。これにより、レーザ光は、光学ヘッド4の上方に位置する光ディスク2の情報記録面2aに対して略垂直に照射されることになる。
【0039】
コリメータレンズ48は、ミラー47により反射された発散光であるレーザ光を平行光にして、これを対物レンズ49へ出射する。またこのコリメータレンズ48は、ディスク2を反射してくる平行光としてのレーザ光を収束光にして、これにつきミラー47を介して1/4波長板46へ出射する。
【0040】
対物レンズ49は、コリメータレンズ48を透過したレーザ光の光路中に配設されており、このレーザ光を集光して光ディスク2の情報記録面2a上に照射させる機能を有する。この対物レンズ49は、図示しない2軸アクチュエータによって、光ディスク2に近接離間する方向及び光ディスク2の径方向に移動可能に支持されている。そして、この対物レンズ49は、光ディスク2からの戻り光により生成されたフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づいて、2軸アクチュエータにより移動動作されることになる。これにより、フォーカシング制御及びトラッキング制御が実行されることになる。
【0041】
光ディスク2の信号記録面2aから反射して戻ってくる戻り光は、コリメータレンズ48を通過することにより収束光とされ、1/4波長板46を通過することにより直線偏光とされ、そのままビームスプリッタ45を通過する。そして、ビームスプリッタ45を透過した戻り光は、シリンドリカルレンズ51によりビームスポットの大きさにつき制御された上で第1の受光素子52へ入射する。
【0042】
第1の受光素子52は、かかる戻り光を受光して光電変換することにより再生信号を生成し、これを再生信号処理部5へ送信する。またこの第1の受光素子52は、シリンドリカルレンズ51により非点収差を発生させられたレーザ光を受光して光電変換し、非点収差法によるフォーカスエラー信号を生成して、これを上記制御信号として再生信号処理部5に供給する。更にこの第1の受光素子52は、グレーティング44により分割された0次光及び±1次光の3光束から3ビーム法によるトラッキングエラー信号を生成して、これを上記制御信号として再生信号処理部5に供給する。
【0043】
第2の受光素子53は、半導体レーザ71から出射され、そのままビームスプリッタ45を透過したレーザ光を受光して光電変換して電気信号を生成する。この生成された電気信号についてもシステム制御部7へ転送されることにより、半導体レーザ71から出射されるレーザ光の強度を識別することが可能となる。
【0044】
このような構成からなる再生装置1では、半導体レーザから出射するレーザ光に高周波成分を重畳するいわゆる高周波重畳法を用いることにより、半導体レーザ71において光ディスク2からの戻り光に基づく戻り光ノイズが生じてもこれを低減することにより、再生精度の向上を図ることが可能となる。特に上述したビームスプリッタ45として、無偏光ビームスプリッタを用いる場合には、半導体レーザ71への戻り光も大きくなり、ひいては戻り光ノイズも大きくなるが、かかる場合であっても高周波重畳法を用いることによりこれを低減させることが可能となる。
【0045】
特にこの再生装置1では、光ディスク2の種類に応じて、重畳する高周波信号の振幅を変えることができる。
【0046】
例えば、DVD±RW再生時において、戻り光ノイズを抑えるために重畳した高周波信号の振幅があまりに大きいと、情報記録面2aに照射されるレーザ光の強度が、消去時に要求されるレーザ光の強度を超えてしまう。その結果、光記録媒体から情報を再生すると同時に当該情報が消去されてしまう。これを防止するために、ディスク判別部6において、光ディスク2がDVD±RWであると判別された場合には、かかる場合にも重畳する高周波信号の振幅を低く設定することができる。
【0047】
これに対して、一方、DVD−ROMやDVD±Rは、DVD±RWと比較して一般に高反射率であり、照射されるレーザ光の戻り光が大きく、ひいては戻り光ノイズ自体も高くなる。このため、ディスク判別部6において、光ディスク2がDVD−ROMやDVD±Rであるものと判別された場合には、かかる場合のみレーザ光に重畳する高周波信号の振幅を高くすることにより、戻り光ノイズを低減させることができる。
【0048】
即ち、本発明を適用した再生装置1では、DVD±RW再生時と、DVD−ROM又はDVD±R再生時との間で、重畳する高周波信号の振幅を切り換えることができる。これにより、DVD±RW再生時において、情報記録面2a上における情報の消去を防止しつつ、高反射率のDVD−ROM又はDVD±Rにおける戻り光ノイズを効果的に低減させることができる。特にDVD−ROM又はDVD±Rは、今後における再生装置自体の多岐にわたる機能が追加される結果、照射すべきレーザ光強度がより高くなる場合においても、本発明を適用した再生装置1では、DVD±RWにおける消去時に要求されるレーザ光の強度に捉われることなく、重畳する高周波信号の振幅を高く設定することが可能となる。
【0049】
なお、本発明では、半導体レーザを駆動するための駆動信号に対する高周波信号の重畳につき、一つのLDD9により実現することができる。図2は、このLDD9において重畳する高周波信号を切り換えるための構成を示している。
【0050】
この図2に示すように、LDD9は、振幅の大きい高周波振幅電流を生成するための第1の高周波振幅電流生成部91と、振幅の小さい高周波振幅電流を生成するための第2の高周波振幅電流生成部92と、高周波重畳制御部8から供給される切換制御信号に基づいて切換信号を生成する切換信号生成部93と、切換信号生成部93から供給される切換信号に基づいて、第1の高周波振幅電流生成部91から供給される高周波振幅電流、又は第2の高周波振幅電流生成部92から供給される高周波振幅電流のうちいずれかを重畳する高周波信号として出力するスイッチ部94とを備えている。
【0051】
第1の高周波振幅電流生成部91は、電流出力アンプ101にそれぞれ接続される電圧源102及び抵抗103を有する。電圧源102は、内部基準電圧V1を生成する。ここで、抵抗103より示される抵抗値をR1とすると、この電流出力アンプ101から出力される電流Imod1は、以下の式(1)で表される。
Imod1=V1/R1・・・・・・・・・(1)
即ち、この第1の高周波振幅電流生成部91では、抵抗103から出力される抵抗値R1に応じた電流Imod1を出力することが可能となる。このため、抵抗103における抵抗値R1により、電流Imod1をいわゆる高周波振幅電流として生成することが可能となる。なお、この第1の高周波振幅電流生成部91では、抵抗値R1を低くすることにより、生成する電流Imod1の振幅を高くする。
【0052】
第2の高周波振幅電流生成部92は、電流出力アンプ111にそれぞれ接続される電圧源112及び抵抗113を有する。電圧源112は、内部基準電圧V2を生成する。ここで、抵抗113より示される抵抗値をR2とすると、この電流出力アンプ111から出力される電流Imod2は、以下の式で表される。
Imod2=V2/R2・・・・・・・・・(2)
即ち、この第2の高周波振幅電流生成部92では、抵抗113から出力される抵抗値R2に応じた電流Imod2を出力することが可能となる。このため、抵抗113における抵抗値R2により、電流Imod2をいわゆる高周波振幅電流として生成することが可能となる。なお、この第2の高周波振幅電流生成部92では、抵抗値R2を高くすることにより、生成する電流Imod2の振幅を低くする。
【0053】
このような電流Imod1,Imod2が供給されるスイッチ部94は、切換信号生成部93から供給される切換信号に基づいていずれか一方の電流を上記高周波信号の振幅(以下、高周波信号振幅という。)として、これを駆動信号に重畳する。
このスイッチ部94は、それぞれエミッタ端子に電流Imod1が供給されるトランジスタQ1、Q2と、それぞれエミッタ端子に電流Imod2が供給されるトランジスタQ3,Q4を備えている。
【0054】
トランジスタQ1は、切換信号生成部93からベース端子へ供給される第1の切換信号に基づいて、エミッタ端子へ供給された電流Imod1をコレクタ端子へ通過させる。トランジスタQ2は、切換信号生成部93からベース端子へ供給される第2の切換信号に基づいて、エミッタ端子へ供給された電流Imod1をコレクタ端子へ通過させる。トランジスタQ3は、切換信号生成部93からベース端子へ供給される第2の切換信号に基づいて、エミッタ端子へ供給された電流Imod2をコレクタ端子へ通過させる。トランジスタQ4は、切換信号生成部93からベース端子へ供給される第1の切換信号に基づいて、エミッタ端子へ供給された電流Imod2をコレクタ端子へ通過させる。即ち、このLDD9では、トランジスタQ2,Q4のコレクタ端子から出力される電流Imod1,Imod2の何れかを上記高周波信号振幅として、これを駆動信号に重畳する。
【0055】
ここで、切換信号生成部93は、高周波重畳制御部8から高周波信号の振幅を上げる旨の切換制御信号が送信された場合において、第1の切換信号をLowとすることにより、トランジスタQ1,Q4をオフとし、第2の切換信号をHiとすることにより、トランジスタQ2,Q3をオンとすることにより電流Imod1,Imod2を通過させる。これにより、トランジスタQ2のコレクタ端子から出力される高振幅の電流Imod1を上記高周波信号とすることができる。
【0056】
一方、切換信号生成部93は、高周波重畳制御部8から高周波信号の振幅を下げる旨の切換制御信号が送信された場合において、第1の切換信号をHiとすることにより、トランジスタQ1,Q4をオンとして電流Imod1を高周波信号振幅として用い,Imod2を通過させ、第2の切換信号をLowとすることにより、トランジスタQ2,Q3をオフとする。これにより、トランジスタQ4のコレクタ端子から出力される低振幅の電流Imod2を上記高周波信号振幅とすることができる。
【0057】
このように、本発明を適用した再生装置1では、上述した構成からなるLDD9内部において高周波信号の振幅を切り換えて、これを駆動信号に重畳することができる。これにより、高周波信号の振幅を切り換えるための回路を別途設けることなく、LDD9内でこれを実現することができるため、製造コストを大幅に削減することが可能となる。
【0058】
なお、上述した実施の形態では、あくまでDVDを再生するための再生装置1を例に挙げて説明をしたが、かかる場合に限定されるものではなく、DVD以外の光ディスクを再生する場合であっても、判別した光ディスクの種類に応じて、高周波信号の振幅を切り換えるようにしてもよい。これにより、各光ディスクにつき、戻り光ノイズを効率的に低減させることが可能となる。
【0059】
また、本発明は、再生装置1に適用される場合に限定されるものではなく、例えば再生装置1に搭載される半導体レーザを駆動するための半導体レーザ駆動装置に適用してもよいことは勿論である。かかる場合において半導体レーザ駆動装置は、上述したディスク判別部6、システム制御部7、高周波重畳制御部8、LDD9により構成されることになる。
【0060】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明を適用した半導体レーザ駆動装置及び方法は、レーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生装置に搭載される半導体レーザを駆動するための半導体レーザ駆動装置において、判別した光記録媒体の種類に応じて、半導体レーザを駆動するための駆動信号に重畳する高周波信号の振幅を切り換える。これにより、各光記録媒体につき、戻り光ノイズを効率的に低減させることが可能となる。
【0061】
以上詳細に説明したように、本発明を適用した再生装置及び方法は、レーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生装置及び方法において、判別した光記録媒体の種類に応じて、半導体レーザを駆動するための駆動信号に重畳する高周波信号の振幅を切り換える。これにより、各光記録媒体につき、戻り光ノイズを効率的に低減させつつ、有効な再生動作を実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した再生装置の構成を示す図である。
【図2】本発明を適用した再生装置に搭載されるLDDの構成を示す図である。
【図3】DVD±RWの記録、再生、消去時において要求されるレーザ光の強度を示す図である。
【符号の説明】
1 再生装置、2 光ディスク、4 光学ヘッド、5 再生信号処理部、6 ディスク判別部、7システム制御部、8 高周波重畳制御部、9 LDD、43 ホルダ、44 グレーティング、45 ビームスプリッタ、46 1/4波長板、47 ミラー、48 コリメータレンズ、49 対物レンズ、51 シリンドリカルレンズ、52 第1の受光素子、53 第2の受光素子、71 半導体レーザ
Claims (14)
- レーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生装置に搭載される半導体レーザを駆動するための半導体レーザ駆動装置において、
上記光記録媒体の種類を判別する判別手段と、
上記半導体レーザを駆動する駆動信号に対して高周波信号を重畳する信号重畳手段を備え、
上記信号重畳手段は、上記判別手段より判別された上記光記録媒体の種類に応じて、上記重畳する高周波信号の振幅を切り換えることを特徴とする半導体レーザ駆動装置。 - 上記判別手段は、上記光記録媒体が、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RWの何れに該当するか判別し、
上記信号重畳手段は、
上記判別手段により判別された上記光記録媒体がDVD±RWである場合には、上記重畳する高周波信号の振幅につき、上記情報信号を消去するための高周波信号の振幅以下となるように制御し、
上記判別手段により判別された上記光記録媒体がDVD−ROM又はDVD±Rである場合には、上記重畳する高周波信号の振幅につき、上記光記録媒体がDVD±RWである場合より高くなるように制御することを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ駆動装置。 - 上記信号重畳手段は、上記半導体レーザを駆動するレーザダイオードドライバであることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ駆動装置。
- レーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生装置に搭載される半導体レーザを駆動するための半導体レーザ駆動方法において、
上記光記録媒体の種類を判別する判別ステップと、
上記半導体レーザを駆動する駆動信号に対して高周波信号を重畳する信号重畳ステップとを有し、
上記信号重畳ステップでは、上記判別ステップにおいて判別された上記光記録媒体の種類に応じて、上記重畳する高周波信号の振幅を切り換えることを特徴とする半導体レーザ駆動方法。 - 上記判別ステップでは、上記光記録媒体が、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RWの何れに該当するか判別し、
上記信号重畳ステップでは、
上記判別手段により判別された上記光記録媒体がDVD±RWである場合には、上記重畳する高周波信号の振幅につき、上記情報信号を消去するための高周波信号の振幅以下となるように制御し、
上記判別手段により判別された上記光記録媒体がDVD−ROM又はDVD±Rである場合には、上記重畳する高周波信号の振幅につき、上記光記録媒体がDVD±RWである場合より高くなるように制御することを特徴とする請求項4記載の半導体レーザ駆動方法。 - 上記信号重畳ステップでは、上記半導体レーザを駆動するレーザダイオードドライバを介して、上記重畳する高周波信号の振幅を切り換えることを特徴とする請求項4記載の半導体レーザ駆動方法。
- レーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生装置において、
上記レーザ光を出射する半導体レーザと、
上記光記録媒体の種類を判別する判別手段と、
上記半導体レーザを駆動する駆動信号に対して高周波信号を重畳する信号重畳手段を備え、
上記信号重畳手段は、上記判別手段より判別された上記光記録媒体の種類に応じて、上記重畳する高周波信号の振幅を切り換えることを特徴とする再生装置。 - 上記判別手段は、上記光記録媒体が、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RWの何れに該当するか判別し、
上記信号重畳手段は、上記判別手段により判別された上記光記録媒体がDVD±RWである場合には、上記重畳する高周波信号の振幅につき、上記情報信号を消去するための高周波信号の振幅以下となるように制御し、
上記判別手段により判別された上記光記録媒体がDVD−ROM又はDVD±Rである場合には、上記重畳する高周波信号の振幅につき、上記光記録媒体がDVD±RWである場合より高くなるように制御することを特徴とする請求項7記載の再生装置。 - 上記信号重畳手段は、上記半導体レーザを駆動するレーザダイオードドライバであることを特徴とする請求項7記載の再生装置。
- 上記半導体レーザから出射されたレーザ光と、上記光記録媒体からの戻り光を分離するための無偏光ビームスプリッタを更に備えることを特徴とする請求項7記載の再生装置。
- 半導体レーザから出射されたレーザ光を光記録媒体へ照射することにより情報信号を再生する再生方法において、
上記光記録媒体の種類を判別する判別ステップと、
上記半導体レーザを駆動する駆動信号に対して高周波信号を重畳する信号重畳ステップとを有し、
上記信号重畳ステップでは、上記判別ステップにおいて判別された上記光記録媒体の種類に応じて、上記重畳する高周波信号の振幅を切り換えることを特徴とする再生方法。 - 上記判別ステップでは、上記光記録媒体が、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RWの何れに該当するか判別し、
上記信号重畳ステップでは、
上記判別ステップにより判別された上記光記録媒体がDVD±RWである場合には、上記重畳する高周波信号の振幅につき、上記情報信号を消去するための高周波信号の振幅以下となるように制御し、
上記判別ステップにより判別された上記光記録媒体がDVD−ROM又はDVD±Rである場合には、上記重畳する高周波信号の振幅につき、上記光記録媒体がDVD±RWである場合より高くなるように制御することを特徴とする請求項11記載の再生方法。 - 上記信号重畳ステップでは、上記半導体レーザを駆動するレーザダイオードドライバを介して、上記重畳する高周波信号の振幅を切り換えることを特徴とする請求項11記載の再生方法。
- 上記半導体レーザから出射されたレーザ光と、上記光記録媒体からの戻り光を、無偏光ビームスプリッタにより分離するレーザ光分離ステップを更に有することを特徴とする請求項11記載の再生方法。
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