JP2004355423A - 電源制御装置 - Google Patents

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JP2004355423A
JP2004355423A JP2003153702A JP2003153702A JP2004355423A JP 2004355423 A JP2004355423 A JP 2004355423A JP 2003153702 A JP2003153702 A JP 2003153702A JP 2003153702 A JP2003153702 A JP 2003153702A JP 2004355423 A JP2004355423 A JP 2004355423A
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Japan
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power supply
power
relay
supply system
energy saving
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JP2003153702A
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Yoshikatsu Watanabe
美勝 渡邊
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

【課題】未使用時の無駄な電力を無くした電源制御装置を提供する。
【解決手段】スイッチ1が押されることにより、電源7に交流が投入され、LSI3が稼働し、スイッチ1と連動しているスイッチ2が押されていることを感知して、電源供給要請信号9が出て主電源系を稼働させる。同時にリレーのコイル5を動作させてリレーの接点6をメイクさせ、装置を稼働させる。装置停止時には電源供給要請信号9が切れ、リレーのコイル5の電流が断たれ、接点6がブレイクして装置が停止する。この停止時には交流が電源からリレーにより分離されているため、無駄な電力は消費されない。
省エネルギー状態時には、電源供給要請信号9は切れているが、省エネルギー状態を示している信号14によって、常時リレーのコイル5に電流を流すことにより、接点6は閉じた状態のままなので、電源7は副電源系のみとなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置等の各種電子装置の電源制御に関し、特に不要な電力の消費を減らすよう構成した装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2に、パーソナルコンピュータにおける一般的な構成例を示す。図2において、電源7が交流100Vに接続されると、副電源系10が給電され、起動信号の監視を行うLSI3に電源を供給する。この状態で、装置起動ボタン2が押されると、監視LSI3から電源供給要請信号9が出て、主電源系11が供給開始されて、装置が起動する。この構成の場合、装置未使用時にも副電源系を供給するために電力を必要とし、不要な電力を消費してしまう。
【0003】
他に、特許第3258812号の様に副電源系用に補助電源を設けることによって、不要な電力を削減する手法が知られているが、これも不要電力をなくすことは出来ない。
【0004】
また、特許第2798060号では、不要時に交流入力をリレーで切断する方式であり、不要電力を無くすことが出来るが、このままでは、パーソナルコンピュータの省エネルギー状態との整合性に欠ける問題がある。パーソナルコンピュータでは、主電源系を供給停止にし、副電源系のみを給電させ、この電力でメモリーの電力を維持しする省エネルギー状態がある。この状態と装置使用終了状態を区別し、電源を供給する必要があるが、この特許では、この省エネルギー状態を実現できない問題がある。
【0005】
また、パーソナルコンピュータでは、スイッチによる起動以外に、LAN接続により、マジックパケットと呼ぶ特殊な信号を受信すると装置が起動する機能や、モデム接続時には着信信号によって装置が起動する機能などを実現することが必須となっており、これらとの整合も必要である。
【0006】
【特許文献1】
特許第3258812号
【特許文献2】
特許第2798060号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、装置を使用していない時にも無駄な電力を消費しているのが一般的であり、未使用時に交流を切る公知例でも、パーソナルコンピュータの省エネルギー状態と整合できない問題があった。また、LAN接続時のマジックパケット起動などにも対応する必要がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
図1において、電源7の前段に押しボタンスイッチ1とリレーの接点6を置き、装置の起動スイッチ2は、スイッチ1と連動するように構成する。起動時には、まず、スイッチ1が押されることにより、電源7に交流が投入され、LSI3が稼働し、スイッチ1と連動しているスイッチ2が押されていることを感知して、電源供給要請信号9が出て主電源系を稼働させる。それと同時にリレーのコイル5を動作させてリレーの接点6をメイクさせる。これにより、スイッチ1を離しても接点6が閉じているため交流は断たれることなく供給され続ける。装置停止時には電源供給要請信号9が切れるため、リレーのコイル5の電流が断たれ、接点6がブレイクして、装置が停止する。この停止時には交流ラインが電源からリレーにより分離されているため、無駄な電力は消費されない。
【0009】
省エネルギー状態時には、電源供給要請信号9は切れているが、省エネルギー状態を示している信号14によって、常時リレーのコイル5に電流を流すことにより、接点6は閉じた状態のままなので、電源7は副電源系のみとなり、省エネルギー状態を実現できる。
【0010】
マジックパケット起動などの場合には、副電源が必要なので、装置停止時にも接点6を閉じておくようにするため、制御信号13を用意する。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1において、本発明の実施の形態を詳細に説明する。装置停止時、押しボタンスイッチ1と2は開いており、リレーの接点6も開いているため、電源7に交流電源は供給されていないため停止しており、主電源系11と副電源系10は給電を止めている。
【0012】
以下、起動時の動きについて説明する。
【0013】
使用者により、押しボタンスイッチ1が押されると、電源7に交流電源が接続され、まず、副電源系10の給電が開始される。この瞬間には、電源供給要請信号9は出ていないため、主電源系11は停止状態を維持している。
【0014】
副電源系10の給電が開始されたことにより、LSI3が動作を始める。このLSIは、押しボタンスイッチ2の開閉を監視する機能を持っている。
【0015】
押しボタンスイッチ2は、押しボタンスイッチ1と連動している。今、押しボタンスイッチ1は使用者により押されているので、押しボタンスイッチ2も押された状態にある。LSI3は、この状態を感知し、電源供給要請信号9を出す。電源7は、この信号により、主電源系11への給電を開始する。装置8は、主電源系11の給電開始を受けて、起動開始し、オペレーションシステムが立ち上がる。
【0016】
一方、電源供給要請信号9が出たことにより、この信号はORゲート4を経由して、リレーのコイル5を駆動する。これにより、リレーの接点6は閉じ、交流電源はリレー接点6の経路を通じて電源7に供給されるようになる。この時点で、押しボタンスイッチ1を使用者が離しても、交流電源が断たれることは無くなる。
【0017】
次に動作状態から装置停止させる場合の動きについて説明する。
【0018】
使用者は、オペレーションシステムを操作して、使用終了処理を行う。オペレーションシステムは、ファイルをクローズするなどの一連の終了処理を行った後、LSI3から出ている電源供給要請信号9を切り、主電源系11を停止させようとする。電源供給要請信号9が切れると、ORゲート4を経由して駆動されているリレーのコイル5にも電流が流れなくなるため、リレーの接点6が開き、交流電源と電源7の接続が完全に切り離され、停止時に電力が消費されるような無駄を無くすことが出来る。
【0019】
なお、今のパーソナルコンピュータには、押しボタンスイッチ2を押して装置を停止させる機能があるが、これと連動している押しボタンスイッチ1が一瞬押されることとなるが、リレーの接点6が閉じている時であるので、この押しボタンスイッチ1の動きは無視できる。他は、本特許を実現しない場合と同一であるので、スイッチ2を押しての終了処理は正常に行われる。
【0020】
次に省エネルギー状態への移行動作について説明する。
【0021】
今のパーソナルコンピュータには省エネルギー方式がいくつか存在し、ACPIと呼ぶ方式を採用している場合、S0と呼ぶ状態が動作状態、S5が終了状態で、S1からS4が省エネルギー状態である。このうち、ある省エネルギー状態では主電源系は切るが、副電源系は通電状態を要求する物がある。例えば、S3状態では、主記憶の状態を保持しながら省エネルギー状態に移行するモードであり、この主記憶の保持に副電源系を使う場合があるなどである。
【0022】
実施例では、終了状態であるS5状態以外は、交流電源の供給を停止しないように構成した場合である。動作状態から、オペレーションシステムが省エネルギー状態に移行しようとした場合、各種前処理を行った後、LSI3から出力されている現在の状態を示すステータス信号を、省エネルギー状態に変更する。この実施例では、S5(終了)状態であることを示す信号を使用しているので、この信号14は「0」(S5でない)を示しており、反転ゲート12を通って、ORゲート4に入り、この出力を「1」に固定する。
【0023】
LSI3は、ステータス信号を変更した後、電源供給要請信号9を切る(「0」にする)。これにより電源7は、主電源系の供給を停止し、副電源系のみの供給に切り替わる。一方、電源供給要請信号9はORゲート4に入力されるが、信号14側からの「1」信号によって、出力は「1」のままとなり、リレーのコイル5には電流が流れ続け、リレーの接点6も閉じたままなので、交流電源は接続されたままとなり、副電源系が切れることはない。これにより、省エネルギー状態を構成することが出来る。
【0024】
次に、LANなどからの起動について説明する。
【0025】
パーソナルコンピュータは、LAN上でマジックパケットと呼ぶ特殊信号を受けると起動する機能を持っている。この機能を実現するためにはLANチップに電源を供給しなければならず通常副電源系を用いる。本実施例では、交流電源を切る機能を使用しない状態を使用者が設定することが出来るように構成することにより、LANからの起動などを可能とする。この場合、無駄な電力を使用することになるが、このLAN起動機能を使う使用者は極一部なので、全体として本発明の効果を減じる物ではない。
【0026】
構成は、GPIOと呼ぶ、自由に入出力に使えるピンを1ピン用い、交流切断機能可否信号13とする。使用者は信号13を、使用する「0」か、使用しない「1」かに設定する。この設定値は電源を切っても失われないようにEEPROM等に記憶しておく。この設定が「使用する」場合は、今までと同様なので説明を省略する。設定が「使用しない」場合は、交流切断機能可否信号13が「1」となるので、電源供給要請信号9の状態によらず、ORゲート4の出力は「1」に固定され、リレーのコイル5に電流が流れ続け、リレーの接点6が閉じ続けるため、交流電源と電源7を切り離す機能を働かせないことが出来る。
【0027】
なお、本実施例では、信号9,13,14や押しボタンスイッチ2が一つのLSI3に接続されているように書いたが、実際には複数のLSIにまたがる場合もある。
【0028】
【発明の効果】
本発明によって、未使用時には電源を交流から切り離すことによって、無駄な電力を消費しないようにできる。また、省エネルギー状態時や、交流を切りたくないときには、この機能を使わないことも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図。
【図2】従来の技術を説明する図。
【符号の説明】
1…押しボタンスイッチ1、2…押しボタンスイッチ2、3…LSI、4…ORゲート、5…リレーのコイル、6…リレーの接点、7…電源、8…装置上の基板、9…電源供給要請信号、10…副電源系、11…主電源系、12…反転ゲート、13…交流切断機能可否信号、14…ステータス信号。

Claims (2)

  1. 装置動作時に必要となる電力を供給する主電源系と、装置を起動させる信号を監視するために必要となる電力を供給する副電源系を持ち、また、省エネルギー状態では主電源系は供給停止され副電源系が供給されている装置に置いて、交流電力を投入する手段と、装置を起動する手段と、投入された交流電力を保持する手段と、装置使用終了時に交流電力を切断する手段と、装置が省エネルギー状態時に主電源系を供給停止し、副電源系は供給しつづける手段を有する事を特徴とした装置。
  2. 請求項1の装置に置いて、装置使用終了時に交流電力を切断する機能を無効とする手段を有した装置。
JP2003153702A 2003-05-30 2003-05-30 電源制御装置 Pending JP2004355423A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011690A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Icom Inc 電源スイッチ回路
WO2009093884A1 (es) * 2008-01-23 2009-07-30 Vazquez Hernandez Jorge Sistema de contactos inteligentes y método aplicado en aparatos eléctricos para optimizar el uso de energía eléctrica y protección de los mismos

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WO2009093884A1 (es) * 2008-01-23 2009-07-30 Vazquez Hernandez Jorge Sistema de contactos inteligentes y método aplicado en aparatos eléctricos para optimizar el uso de energía eléctrica y protección de los mismos

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