JP2850838B2 - システムパワータップの制御方式 - Google Patents

システムパワータップの制御方式

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JP2850838B2
JP2850838B2 JP8069380A JP6938096A JP2850838B2 JP 2850838 B2 JP2850838 B2 JP 2850838B2 JP 8069380 A JP8069380 A JP 8069380A JP 6938096 A JP6938096 A JP 6938096A JP 2850838 B2 JP2850838 B2 JP 2850838B2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y04S20/221General power management systems

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  • Keying Circuit Devices (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムパワータ
ップの制御方式に関し、特にマスタ/スレーブの関係で
構成されるコンピュータ、及び周辺装置等の自動電源制
御機能を有するシステムパワータップの制御方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子機器本体の電源投入に連動して他の
複数の電子機器への電源供給を行う自動パワータップの
従来技術として、例えば実開平5−9139号公報に
は、マスタ装置のサービスコンセントの電源供給でスレ
ーブ装置へ電源供給を行い、供給電流を監視し過電流防
止や突入電流緩和の機能を備えた自動パワータップの構
成が提案されている。図9に示すように、上記公報に提
案される自動パワータップは、複数のACアウトレット
7a〜7nの各々に対して通電・非通電を切り替える給
電スイッチ8a〜8nを備えるとともに、通電指令信号
9a〜9nに基づいて複数の給電スイッチ8a〜8nの
給電状態を所定の順序で制御する給電順序制御手段9を
備えている。
【0003】また、実開平4−85679号公報には、
マスタコンセントと複数のスレーブコンセント及び電磁
リレーを並列に電源プラグに接続し、マスタコンセント
に通ずる回路上に電流検出部を設け、スレーブコンセン
トに通ずる回路上にこの電流検出部の検出信号より作動
するソリッドステートリレーと可変タイマーを設け、こ
のソリッドステートリレーにより上記電磁リレーをオン
/オフ制御してその常開接点でスレーブコンセントのメ
イン回路を開閉し、可変タイマーによりスレーブコンセ
ントに通電するソリッドステートリレーをオン/オフ制
御するようにした電源タップの構成が提案されている。
この電源タップは、マスタコンセントの電流を検出して
スレーブコンセントのオン/オフを行っている。
【0004】また、特開平5−143204号公報に
は、LAN(ローカルエリアネットワーク)で接続され
たサーバ、クライアント間で電源制御を行う方式とし
て、クライアントから通信コネクションの接続要求に対
応してサーバが制御表に接続中の登録を行い、電源切断
指示があったことに対応してクライアントが回線を介し
て資源を使用しているサーバにその旨を通知し、これに
対して制御表のクライアントを未接続状態に変更し、サ
ーバの電源切断指示に対応して制御表の全てのクライア
ントが未接続のときに、一部でも未接続でないときは全
てが未接続となるのを待って当該サーバの電源を切断す
るように構成した電源切断制御方式が提案されている。
この電源切断制御方式は、サーバ、クライアントを一括
して電源制御するもので、例えばファイルサーバ等の大
量のディスク装置とサーバ本体の電源を個々に制御する
ものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
いては、過電流や突入防止機能のために、シーケンシャ
ルな電源制御が必要な装置に対応できない、という問題
点を有している。
【0006】すなわち、コンピュータ等のマスタ装置は
電源投入直後、資源サーチを行うため、ファイル装置等
のスレーブ装置が先に電源投入されていない場合には、
当該スレーブ装置は接続されていないものと判断し、シ
ステム構築を行う。このため、電源投入の順序を誤る
と、周辺装置に何等故障、障害がない場合でも正常に動
作しない場合があった。特に、24時間運転されている
システムにおいては、毎日電源投入/切断が為されない
ので、電源投入における投入順序という認識もなく、さ
さいなことで大問題に発展する可能性があった。
【0007】そして、電源の投入順序を遵守することが
必要とされる場合には、人手操作が必須とされ、無人の
自動運転の実現を困難としていた。
【0008】上記実開平4−85679号公報に提案さ
れる電源タップは、上記実開平5−9139号公報に提
案される自動パワータップに比べて、サービスコンセン
トがない機器にも適用可能であるが、これらの従来技術
にも問題点がないわけではない。
【0009】すなわち、上記実開平4−85679号公
報に記載の電源タップにおいては、マスタコンセントに
接続される装置の電流値の如何によって、この電源タッ
プを用意しなければならないことになる。
【0010】これは、大規模なサーバ用の電源タップを
小規模な装置に使用すると、装置電源オン時の電流が小
さいためにオン状態を検出できず、一方、小規模な装置
の電源タップを大規模なサーバ用に使用すると、電源オ
フ時の暗電流を検出して、常にオン状態となってしまう
ことによる。
【0011】また、この従来の電源タップを、省エネル
ギーに配慮した装置に適用すると、節電モードを具備し
た装置においては、使用状況に応じて、例えばディスク
装置や表示装置の電源が自動的に切断されたり投入され
たりするため、通常モードでは問題がなくても、節電モ
ードになると電源オフと検出してしまう場合がある。こ
のため、マスタ装置は電源オンであるにもかかわらず周
辺装置の電源が切られてしまい、正常に使用することが
できない、という問題も生じることになる。
【0012】従って、本発明は、上記の問題点を解決す
べく為されたものであって、ノート型EWS(エンジニ
アリングワークステーション)等のように、消費電力の
小さい情報処理装置から、マルチCPU(マルチプロセ
ッサ)構成のような消費電力の大きなサーバ装置にも対
応でき、また省エネルギータイプの装置の動作中に、節
電モードにおけるオン電流が変化する場合にも対応で
き、さらにマスタ側装置(コンピュータ本体)よりも先
にスレーブ装置(ファイル装置等)の電源を投入するこ
とが可能な、電源投入のシーケンス制御機能を有するシ
ステムパワータップの制御方式を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、マスタ側装置のACアウトレット使用電
流によりマスタ装置の電源オン/オフ状態を検出する検
出手段と、前記検出手段の検出結果により、スレーブ側
のACアウトレットの電源供給/停止を行うリレー部
と、電源シーケンス制御の際に、前記マスタ側装置のA
Cアウトレットへの電源供給を一時停止し、前記スレー
ブ側のACアウトレットへ電源供給した後に所定の時間
をおいて前記マスタ側のACアウトレットへの電源供給
の再開を制御するシーケンス制御手段と、前記シーケン
ス制御手段に対して時間設定を行うシーケンス設定手段
と、前記シーケンス制御手段からの制御信号により前記
マスタ側のACアウトレットへの電源供給/停止を行う
マスタ側リレー部と、を備えたことを特徴とするシステ
ムパワータップの制御方式を提供する。
【0014】また、本発明は、マスタ側装置のACアウ
トレット使用電流によりマスタ装置の電源オン/オフ状
態を検出する検出手段と、前記マスタ装置の電流値の大
小に応じて前記検出手段における前記マスタ装置のオン
/オフ状態の検出用のスレッショルド値を補正するスレ
ッショルド値補正手段と、前記スレッショルド値を可変
に設定するスレッショルド値設定手段と、電源シーケン
ス制御の際に、前記マスタ側装置のACアウトレットへ
の電源供給を一時停止し、前記スレーブ側のACアウト
レットへ電源供給した後に所定の時間をおいて前記マス
タ側のACアウトレットへの電源供給の再開を制御する
シーケンス制御手段と、前記シーケンス制御手段に対し
て時間設定を行うシーケンス設定手段と、前記シーケン
ス制御手段からの制御信号により前記マスタ側のACア
ウトレットへの電源供給/停止を行うマスタ側リレー部
と、前記シーケンス制御手段からの制御信号によりスレ
ーブ側のACアウトレットの電源供給/停止を行うスレ
ーブ側のリレー部と、を備えたことを特徴とするシステ
ムパワータップの制御方式を提供する。
【0015】さらに、本発明は、前記シーケンス制御手
段が、電源シーケンス制御中において、前記検出手段
が、前記マスタ装置の電源オンを検出した際、所定の時
間後に、前記マスタ側のACアウトレットへの電源供給
を停止するために、前記マスタ側リレー部をオフとし、
この時、前記検出手段からの、前記マスタ側リレー部の
オフによる、見かけ上のマスタ装置の電源オフの通知を
無視して、前記スレーブ側のACアウトレットをオンに
するため、所定の時間後にスレーブ側の複数のリレー部
をそれぞれオンとし、再び前記マスタ装置の電源をオン
にするため、前記マスタ側リレー部をオンとして、全て
の装置の電源が投入されるように制御することを特徴と
する。
【0016】
【作用】本発明によれば、システムパワータップは、一
時マスタ側のACアウトレットへの供給を停止し、スレ
ーブ側のACアウトレットに電源を供給した後、一定時
間をおいてマスタ側のACアウトレットへの電源供給の
再開を制御するシーケンス制御手段と、このシーケンス
制御手段の制御によりマスタ側のACアウトレットへの
電源供給/停止を行うマスタ側リレー部と、を有してお
り、このためシーケンス制御手段に設定された時間に
て、スレーブ装置のACアウトレットをオンした後、マ
スタ側のACアウトレットをオンすることができ、マス
タ/スレーブ関係からなるコンピュータシステムの電源
投入を自在に行うことができる。
【0017】また、本発明によれば、マスタ装置の電流
の大小により、オン/オフ状態の検出結果を補正するス
レッショルド値補正部を備えたことにより、マスタ側の
ACアウトレットに流れるオン電流の大小によらず、正
確にスレーブ側のACアウトレットの電源供給を行うこ
とができる。
【0018】さらに、本発明によれば、スレッショルド
値補正手段により、マスタ側のACアウトレットで検出
するオン電流を、省エネルギータイプのコンピュータの
通常動作時、節電モード時に合わせて設定することがで
きる。このため、節電モード時に入ってマスタ側のAC
アウトレットに流れる電流が減少しても、スレーブ側の
ACアウトレットがオフとなってしまうことが回避され
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
参照して以下に詳細に説明する。
【0020】
【実施形態1】図1は、本発明の第1の実施形態の構成
を示す図である。図1を参照して、本発明の第1の実施
形態は、マスタ側ACアウトレット(コンセント)10
7、検出部101、検出部101のスレッショルド値を
補正するスレッショルド値補正部102、スレッショル
ド値を可変に設定するためのスレッショルド値設定部1
03、複数のスレーブ側コンセント108、109、ス
レーブ側コンセント108、109のリレーであって検
出部101からの検出信号でオン/オフ制御されるリレ
ー部104、105、及び電源プラグ112から構成さ
れている。
【0021】マスタ装置が電源オン時に、マスタ側コン
セント107から電源供給される。この時、検出部10
1は、電流の変化から、マスタ装置の電源オンを検出
し、スレーブ側コンセント108、109に電源供給を
行うためにリレー部104、105を共にオンとする。
【0022】次に、スレッショルド値補正部102の機
能について図2のタイミング波形図を参照して説明す
る。
【0023】スレッショルド値補正部102において、
スレッショルド値は、検出部101にて検出される電流
に対して、図2に示すように、設定されている。すなわ
ち、検出部101に流れる電流値がスレッショルド値を
超えた際に、リレー部104、105はともにオフから
オンに変化し、スレーブ装置側に電源が供給される。
【0024】なお、リレー部104、105がオンとな
らない場合には、スレッショルド値設定部103で、オ
ンとなるようにスレッショルド値が調整される。
【0025】また、マスタ装置が省エネルギー機構を備
えたものである場合、電源がオンであっても、使用状態
に応じて検出部101にて検出される電流は変化する。
すなわち、図2に示すように、パワーセーブ(節電)モ
ード時には、検出部101で検出される電流が減少す
る。
【0026】しかしながら、スレッショルド値が、パワ
ーセーブモード時の電流値よりも低めに設定されている
ので、パワーセーブモード時においても、リレー部10
4、105はオン状態に保たれ、スレーブ側コンセント
108、109はオフとならない。なお、装置に応じて
パワーセーブモード時の電流値が可変し、スレーブ側コ
ンセント108、109がオフとなってしまう場合に
は、スレッショルド値設定部103でスレーブ側コンセ
ント108、109がオフにならないような値にスレッ
ショルド値が調整される。
【0027】上記実施形態では、スレーブ側コンセント
を2個として説明したが、2個以上でも同様とされる。
【0028】
【実施形態2】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。図3は、本発明の第2の実施形態の構成を示す図で
ある。図3を参照して、本実施形態は、マスタ側コンセ
ント207、検出部201、マスタ側コンセント207
のリレー部206、検出部201の検出信号を入力する
シーケンス制御部210、シーケンス設定部211、複
数のスレーブ側コンセント208、209、スレーブ側
コンセント208、209のリレーであってシーケンス
制御部210からの切替信号でオン/オフ制御されるリ
レー部204、205を備え、マスタ側コンセント20
7のリレー部206のオン/オフもシーケンス制御部2
10により制御されている。
【0029】マスタ装置がオン時になると、マスタ側コ
ンセント207から電源供給される。スレーブ側の装置
においてマスタ装置に先行して電源供給が必要な場合に
は、シーケンス設定部211に、必要な遅延時間T1、
T2、T3、T4をセットしておく。
【0030】ここで、T1は、マスタ側コンセント20
7のリレー部206のオンからオフ(一時切断)までの
時間である。
【0031】T2は、マスタ側コンセント207のリレ
ー部206のオフからスレーブ側コンセント208のリ
レー部204のオンまでの時間である。
【0032】T3は、スレーブ側コンセント209のリ
レー部204のオンからスレーブ側コンセント209の
リレー部205のオンまでの時間である。
【0033】T4は、スレーブ側コンセント208のリ
レー部205のオンからマスタ側コンセント207のリ
レー部206のオン(再投入)までの時間である。
【0034】本実施形態では、スレーブ側コンセントを
2個として説明したが、2個以上でも同様とされる。
【0035】次に、本実施形態のリレー動作について説
明する。図4のタイミング波形図を参照して、マスタ装
置の電源をオンすると、検出部201が電源オンを検出
し、T1時間後にマスタ側コンセント207への電源供
給を停止するために、シーケンス制御部210はリレー
部206をオン→オフとする。この時、検出部201
は、リレー部206のオフによる見かけ上のマスタ装置
の電源オフをシーケンス制御部210に通知するが、シ
ーケンス制御部210はシーケンス実行中であるため、
マスタ装置の電源オフを無視する。
【0036】シーケンス制御部210は、スレーブ側コ
ンセント208をオンにするため、T2時間後にリレー
部205をオフ→オンにする。
【0037】さらに、シーケンス制御部210は、スレ
ーブ側コンセント209をオンにするため、T3時間後
にリレー部204をオフ→オンにする。
【0038】最後に、再びマスタ装置の電源をオンにす
るため、シーケンス制御部210はT4時間後にリレー
部206をオフ→オンにする。シーケンス制御部210
は、検出部201がマスタ装置の電源オンを検出してい
ることを確認し、シーケンス動作を完了する。以上のシ
ーケンスで全ての装置の電源が投入される。
【0039】そして、シーケンス動作開始後に、マスタ
装置のスイッチが切られた場合には、シーケンス動作の
完了後、検出部201は、再びマスタ装置の電源オフを
シーケンス制御部210に通知する。この際、シーケン
ス実行中でないため、シーケンス制御部210はスレー
ブ側コンセント208、209をともにオフとする。
【0040】
【実施形態3】本発明の第3の実施形態を以下に説明す
る。図5は、本発明の第3の実施形態の構成を示す図で
ある。図5を参照して、本実施形態は、マスタ側コンセ
ント307、検出部301、マスタ側コンセント307
のリレー部306、検出部301のスレッショルド値を
補正するスレッショルド値補正部302、スレッショル
ド値を可変に設定するスレッショルド値設定部303、
シーケンス制御部310、シーケンス設定部311、複
数のスレーブ側コンセント308、309、スレーブ側
コンセント308、309のリレーであってシーケンス
制御部310からの切替信号でオン/オフ制御されるリ
レー部304、305を備えている。
【0041】マスタ装置がオン時になると、マスタ側コ
ンセント307から電源供給される。スレーブ側の装置
に、先行電源供給が必要な場合には、シーケンス設定部
311に必要な遅延時間T1、T2、T3、T4をセッ
トしておく。
【0042】ここで、T1は、マスタ側コンセント30
7のリレー部306のオンからオフ(一時切断)までの
時間である。
【0043】T2は、マスタ側コンセント307のリレ
ー部306のオフからスレーブ側コンセント308のリ
レー部304のオンまでの時間である。
【0044】T3は、スレーブ側コンセント308のリ
レー部304のオンからスレーブ側コンセント309の
リレー部305のオンまでの時間である。
【0045】T4は、スレーブ側コンセント309のリ
レー部305のオンからマスタ側コンセント307のリ
レー部306のオン(再投入)までの時間である。
【0046】本実施形態では、スレーブ側コンセントを
2個として説明したが、2個以上でも同様とされる。
【0047】次に、本実施形態のリレー動作を説明す
る。図6のタイミング波形図を参照して、マスタ装置の
電源をオンすると、検出部301が電源オンを検出し、
T1時間後にマスタ側コンセント307への電源供給を
停止するため、シーケンス制御部310はリレー部10
6をオン→オフとする。
【0048】この時、検出部301は、リレー部306
のオフによる、見かけ上のマスタ装置の電源オフをシー
ケンス制御部310に通知するが、シーケンス制御部3
10はシーケンス実行中のため、マスタ装置の電源オフ
を無視する。
【0049】シーケンス制御部310は、スレーブ側コ
ンセント308をオンにするため、T2時間後にリレー
部304をオフ→オンとする。
【0050】さらに、シーケンス制御部310は、スレ
ーブ側コンセント309をオンにするため、T3時間後
にリレー部305をオフ→オンにする。
【0051】最後に、再びマスタ装置の電源をオンにす
るため、シーケンス制御部310は、T4時間後にリレ
ー部306をオフ→オンにする。シーケンス制御部31
0は、検出部301が、マスタ装置の電源オンを検出し
ていることを確認し、シーケンス動作を完了する。以上
で、全ての装置の電源が投入される。
【0052】次に、シーケンス開始後に、マスタ装置の
電源スイッチが切られた時のリレー動作を図7を参照し
て説明する。
【0053】シーケンス開始後に、マスタ装置の電源ス
イッチが切られた場合、シーケンス完了後、検出部30
1は、再びマスタ装置の電源オフをシーケンス制御部3
10に通知する。
【0054】この時は、シーケンス実行中でないため、
シーケンス制御部310は、スレーブ側コンセント30
8、309をオフにする。
【0055】図8は、前記第2の実施形態及び本実施形
態のシーケンス制御を流れ図にて示したものである。図
8を参照して、シーケンス制御中である時、遅延時間T
1〜T4が設定されている場合に、検出部からの信号が
電源オンの時(ステップ803)、設定時間に従いマス
タ側リレー部をオフとし(ステップ804)、その後設
定された遅延時間に従いスレーブ側のリレー部を順次オ
ンとし(ステップ805)、スレーブ側のリレー部を全
てオンとした後、設定された遅延時間に従い、マスタ側
のリレー部をオンとする(ステップ807)。そして、
検出部が電源オフを検出した際(ステップ808)、ス
レーブ側の全てのリレー部をオフとする(ステップ80
9)。一方、シーケンス制御中でない場合には、検出部
が電源オンを検出した際(ステップ812)にはスレー
ブ側のリレー部をオンとし(ステップ813)、検出部
が電源オフを検出した際にはスレーブ側のリレー部をオ
フとする(ステップ814)。
【0056】次に、スレッショルド値がうまく設定され
ていない時のリレー動作を図6を参照して説明する。ス
レッショルド値補正部302が、検出部301の検出す
る電流に対して、図6に、実線102aで示すように設
定されているものとする。
【0057】パワーセーブモード時には、検出部301
で検出される電流が減少する。この時、スレッショルド
値102aは不適正とされ、検出部301が検出する電
流101aはスレッショルド値(102a)を下回り、
シーケンス制御部310は、リレー部304、305を
オフとし、スレーブ側コンセント308、309の電源
供給を停止してしまうことになる。
【0058】しかしながら、本実施形態においては、ス
レッショルド値設定部303で、スレッショルド値を、
図7の破線102bにて示す値に設定すれば、検出部3
01が検出する電流101aはこのスレッショルド値1
02bを下回ることはなく、スレーブ側コンセント30
8、309の電源供給は維持される。
【0059】上記実施形態によれば、シーケンス制御部
によりファイル装置等のスレーブ装置の電源をシーケン
ス設定部によって設定された時間でオンできるような構
成としたことにより、複数のスレーブ装置の電源投入時
において人手操作は不要とされており、無人の自動運転
を可能としている。なお、本発明を上記各実施形態につ
いて説明したが、本発明は上記形態に限定されるもので
なく、本発明の原理に準ずる各種形態を含むことは勿論
である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シーケンス制御部によりファイル装置等のスレーブ装置
の電源をシーケンス設定部によって設定された時間でオ
ンできるように構成したことにより、シーケンシャルな
電源投入が必要な装置に対応できるという効果を有す
る。
【0061】このため、本発明によれば、スレーブ側装
置の電源が、マスタ装置よりも先に投入され、コンピュ
ータ等のマスタ装置が電源投入時にスレーブ側装置の資
源サーチをした際に、確実に接続されている装置を認識
してシステム構築を行うことができる。その結果、本発
明によれば、複数のスレーブ装置の電源投入時におい
て、人手操作が不要となり、無人の自動運転を可能とし
ている。
【0062】さらに、本発明によれば、複数の装置にお
いて、電源が同時に入ることが回避されるため、過電流
や突入電流の防止を実現できる。
【0063】そして、本発明によれば、マスタコンセン
トに接続される装置の電流の大きさ如何によってパワー
タップを用意しなくてもよいという効果を有する。これ
は、スレッショルド値補正部とスレッショルド値設定部
により、大規模なサーバ使用時にも、小規模な装置に使
用する時にも、スレッショルド値を検出部の電流に適合
させて可変に設定できることによる。
【0064】さらにまた、省エネルギーに配慮した装置
に適用した場合においては、使用状況によりディスクや
表示装置の電源を自動的に切ったり入れたりするため、
検出部が検出する電流は変化するが、本発明によれば、
スレッショルド値補正部とスレッショルド値設定部によ
り、検出部におけるスレッショルド値を可変に設定する
ことが可能とされ、誤動作を回避した、高信頼性のシス
テムを実現することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるリレー部動作
を説明するためのタイミング図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態におけるリレー部動作
を説明するためのタイミング図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の構成を示す図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施形態におけるリレー部動作
を説明するためのタイミング図である。
【図7】本発明の第3の実施形態におけるリレー部動作
を説明するためのタイミング図である。
【図8】本発明の第2及び第3の実施形態におけるシー
ケンス制御を説明するための流れ図である。
【図9】従来の電源タップの構成を示す図である。
【符号の説明】
101 検出部 101a 検出部の電流値 102 スレッショルド値補正部 102a スレッショルド電流値(不適正時) 102b スレッショルド電流値(適正時) 103 スレッショルド値設定部 104 スレーブ側コンセント1のリレー部 105 スレーブ側コンセント2のリレー部 106 マスタ側コンセントのリレー部 107 マスタ側コンセント 108 スレーブ側コンセント1 109 スレーブ側コンセント2 110 シーケンス制御部 111 シーケンス設定部 201 検出部 204 スレーブ側コンセント1のリレー部 205 スレーブ側コンセント2のリレー部 206 マスタ側コンセントのリレー部 207 マスタ側コンセント 208 スレーブ側コンセント1 209 スレーブ側コンセント2 210 シーケンス制御部 211 シーケンス設定部 301 検出部 302 スレッショルド値補正部 303 スレッショルド値設定部 304 スレーブ側コンセント1のリレー部 305 スレーブ側コンセント2のリレー部 306 マスタ側コンセントのリレー部 307 マスタ側コンセント 308 スレーブ側コンセント1 309 スレーブ側コンセント2

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタ側装置のACアウトレット使用電流
    によりマスタ装置の電源オン/オフ状態を検出する検出
    手段と、 前記検出手段の検出結果により、スレーブ側のACアウ
    トレットの電源供給/停止を行うリレー部と、電源シーケンス制御の際に、前記マスタ側装置のACア
    ウトレットへの電源供給を一時停止し、前記スレーブ側
    のACアウトレットへ電源供給した後に所定の時間をお
    いて前記マスタ側のACアウトレットへの電源供給の再
    開を制御するシーケンス制御手段と前記シーケンス制御手段に対して時間設定を行うシーケ
    ンス設定手段と前記シーケンス制御手段からの制御信号により前記マス
    タ側のACアウトレットへの電源供給/停止を行うマス
    タ側リレー部と 、 を備えたことを特徴とするシステムパワータップの制御
    方式。
  2. 【請求項2】マスタ側装置のACアウトレット使用電流
    によりマスタ装置の電源オン/オフ状態を検出する検出
    手段と、前記マスタ装置の電流値の大小に応じて前記検出手段に
    おける前記マスタ装置のオン/オフ状態の検出用のスレ
    ッショルド値を補正するスレッショルド値補正手段と前記スレッショルド値を可変に設定するスレッショルド
    値設定手段と 、 電源シーケンス制御の際に、前記マスタ側装置のACア
    ウトレットへの電源供給を一時停止し、前記スレーブ側
    のACアウトレットへ電源供給した後に所定の時間をお
    いて前記マスタ側のACアウトレットへの電源供給の再
    開を制御するシーケンス制御手段と、 前記シーケンス制御手段に対して時間設定を行うシーケ
    ンス設定手段と、 前記シーケンス制御手段からの制御信号により前記マス
    タ側のACアウトレットへの電源供給/停止を行うマス
    タ側リレー部と、前記シーケンス制御手段からの制御信号によりスレーブ
    側のACアウトレット の電源供給/停止を行うスレーブ
    側のリレー部と 、 を備えたことを特徴とするシステムパワータップの制御
    方式。
  3. 【請求項3】前記シーケンス制御手段が、電源シーケン
    ス制御中において前記検出手段が、前記マスタ装置の電源オンを検出した
    際、所定の時間後に、前記マスタ側のACアウトレット
    への電源供給を停止するために、前記マスタ側リレー部
    をオフとしこの時、前記検出手段からの、前記マスタ側リレー部の
    オフによる、見かけ上のマスタ装置の電源オフの通知を
    無視して、前記スレーブ側のACアウトレットをオンに
    するため、所定の時間後にスレーブ側の複数のリレー部
    をそれぞれオンとし再び前記マスタ装置の電源をオンにするため、前記マス
    タ側リレー部をオンとして、全ての装置の電源が投入さ
    れるように制御する ことを特徴とする請求項1又は2記
    載のシステムパワータップの制御方式。
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