JP4202480B2 - マルチポートコントローラ、このマルチポートコントローラを有した複合系計算機システムの自動運転制御装置、およびこの自動運転制御装置を有した複合系計算機システム - Google Patents

マルチポートコントローラ、このマルチポートコントローラを有した複合系計算機システムの自動運転制御装置、およびこの自動運転制御装置を有した複合系計算機システム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は複数の計算機により構成される複合計算機システムに係わり、特に複合計算機システムを自動運転するのに好適なマルチポートコントローラ、このマルチポートコントローラを有した複合系計算機システムの自動運転制御装置、およびこの自動運転制御装置を有した複合系計算機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に一般的な複合計算機システムを示す。複合計算機システムは2台以上の計算機システムを組み合わせて構成される。機能としては、1つの計算機システムを主業務に使用し、もう一方の計算機システムをバックアップシステムとして位置づけ、主業務を行っている計算機システムに障害が発生した時に主業務の引継ぎをもう一方の計算機システムに移行させ継続的に業務が停止することなく運用させることによりシステム全体の信頼性の向上を図っている。
【0003】
図3において、A系計算機システム9およびB系計算機システム7は共有装置8を介して相互に接続されるとともに、LAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワークを介して相互に接続されている。サブコントローラ6はA系計算機システム9の電源を制御する。サブコントローラ4はB系計算機システムの電源を制御する。サブコントローラ5は共有装置8の電源を制御する。自動運転制御装置(APS)3は、A系計算機システム内に設けられ、A系計算機システムと接続されて種々の情報をやり取りするとともに、前記サブコントローラ4、5、6と接続され、複合系計算機システムの電源制御を行う。自動運転制御装置3の動作モードには自動モードと手動モードの2つがある。
【0004】
自動モードでは、あらかじめ計算機システム運用時間の情報を設定(計算機システムから設定)しておき、その設定された情報(電源ON/OFF指示の情報)に従って、計算機システムの電源を自動的にON/OFFする。
手動モードでは、APS3に設けられた手動スイッチにより計算機システムの電源をON/OFFする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の複合計算機システムでは、単一の計算機システムとしか通信できない(図3の例では、APSはA系計算機システムと相互に接続されているが、B系計算機システムとは相互に接続されていない)ため、以下の問題点があった。
【0006】
(1)A系計算機システムに障害が発生したとき、複合系計算機システムは、B系計算機システム(待機系、バックアップシステム)に業務を切り替える。その時、APS3は、B系計算機システムの制御下にないため、自動モードによる運用はできない。従って、手動モード専用でしか使用できなかった。
【0007】
(2)A系計算機システムに障害が発生したとき、主業務は(1)の構成のためB系計算機システムに業務が引き継がれる。A系計算機システムはその後修理を行うことになる。その時、A系計算機システムの電源をOFFして行われる場合があり、その場合は、現在、主業務を引き継いでいるB系計算機システムを停止させ、電源をOFFする必要があった。
【0008】
本発明は上述の実情に鑑みてなされたものであり、A系計算機システムに障害が発生したとき、A系計算機システムからB系計算機システムに自動的に業務を引き継ぐことができるとともに、A系計算機システムの修理を行う場合にも、B系計算機システムを停止させることなく行うことができ、さらに、共有装置の電源制御も自動運転制御装置の制御下にすることで、複合計算機システム全てを電源制御の対象にすることができる、マルチポートコントローラ、このマルチポートコントローラを有した複合系計算機システムの自動運転制御装置、およびこの自動運転制御装置を有した複合系計算機システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、この発明のマルチポートコントローラは、第1の系電源ON信号を入力する第1入力回路と、第2の系電源ON信号を入力する第2入力回路と、
第1の系電源OFF信号を入力する第3入力回路と、第2の系電源OFF信号を入力する第4入力回路と、前記第1及び第2の系により共有される共有装置の電源制御状態の結果を示す監視信号を入力する第5入力回路と、前記第1入力回路からの電源ON信号によりセットされ、前記第3入力回路からの電源OFF信号によりリセットされる第1フリップフロップ回路と、前記第2入力回路からの電源ON信号によりセットされ、前記第4入力回路からの電源OFF信号によりリセットされる第2フリップフロップ回路と、前記第1及び第2フリップフロップ回路からの各セット出力のORを取るOR回路と、前記第1フリップフロップ回路と第3フリップフロップ回路の各セット出力のANDを取り、その出力を前記第1の系の電源ON信号または電源OFF信号として第1の系のサブコントローラに出力する第1のAND回路と、前記第2フリップフロップ回路と第3フリップフロップ回路の各セット出力のANDを取り、その出力を前記第2の系の電源ON信号又は電源OFF信号として第2の系のサブコントローラに出力する第2のAND回路と、前記第1フリップフロップ回路及び第2フリップフロップ回路の各リセット出力のANDを取る第3AND回路と、前記OR回路からの出力に応答して前記共有装置に電源ON信号を出力する第1出力回路と、前記第3AND回路の出力に応答して前記共有装置に電源OFF信号を出力する第2出力回路と、前記第5入力回路からの監視信号によりセットされ、前記第2出力回路からの電源OFF信号によりリセットされる第3フリップフロップ回路とを具備したことを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、A系計算機システムおよびB系計算機システムそれぞれに自動運転制御装置が設けられるとともに、共有装置にマルチポートコントローラが設けられる。マルチポートコントローラはA系計算機システムから電源ON指示があれば、A系計算機システムの電源および共有装置の電源をONするように制御し、B系計算機システムから電源ON指示があれば、B系計算機システムの電源および共有装置の電源をONするように制御する。一方、電源をOFFする場合には、A系計算機システムおよびB系計算機システムの双方が電源OFF指示信号を発行した場合にのみ、マルチポートコントローラは電源をオフするように制御する。
【0011】
この発明の複合計算機システムの自動運転制御装置によれば、第1の計算機システムの電源を制御する第1サブコントローラと、第2の計算機システムの電源を制御する第2のサブコントローラと、前記第1計算機システム及び第2計算機システムから共通に使用される共有装置の電源を制御する第3サブコントローラと、前記第1計算機の電源を制御する第1サブコントローラを制御する第1メインコントローラと、前記第2計算機の電源を制御する第2サブコントローラを制御する第2メインコントローラと、前記第1メインコントローラ及び第2メインコントローラ電源ON/OFF指示信号と、前記第3サブコントローラからの共有装置の電源制御状態の結果を示す監視信号とに応答して前記第1サブコントローラ、第2サブコントローラ及び第3サブコントローラに電源のON/OFF指示信号を、電源のON指示はOR論理で、電源のOFF指示はAND論理で出力するマルチポートコントローラとを具備したことを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、上述したマルチポートコントローラを有した複合系計算機システムの自動運転制御装置を提供することができる。さらに、この発明の複合系計算機システムによれば、第1計算機システムと、前記第1計算機システムとネットワークを介して接続された第2計算機システムと、前記第1計算機システム及び第2計算機システムから共通に使用される共有装置と、前記第1計算機システムの電源を制御する第1サブコントローラと、前記第2計算機システムの電源を制御する第2サブコントローラと、前記共有装置の電源を制御する第3サブコントローラと、前記第1計算機の電源を制御する第1サブコントローラを制御する第1メインコントローラと、前記第2計算機の電源を制御する第2サブコントローラを制御する第2メインコントローラと、前記第1メインコントローラ及び第2メインコントローラからの電源ON/OFF指示信号と、前記第3サブコントローラからの共有装置の電源制御状態の結果を示す監視信号とに応答して前記第1サブコントローラ、第2サブコントローラ及び第3サブコントローラに電源のON/OFF指示信号を、電源のON指示はOR論理で、電源のOFF指示はAND論理で出力するマルチポートコントローラとを具備したことを特徴とする複合計算機システム。
この発明によれば、上述した自動運転制御装置を有した複合系計算機システムを提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る複合系計算機システムのシステムブロック図を示す。同図において、A系計算機システム21およびB系計算機システム23は、それぞれCPU、入出力装置(I/O)、ディスク装置等で構成される。A系計算機システム21およびB系計算機システム23はトランシーバ25、27を介してLAN(ローカルエリアネットワーク)29等のネットワークに接続されている。さらに、A系計算機システム21およびB系計算機システム23はライン31を介して共有装置33に接続される。共有装置33は、A系計算機システム21およびB系計算機システム23から共通に使用するための、例えばディスク装置等の外部記憶装置であり、複合系計算機システムを構成するための種々の情報を格納する。さらに、A系計算機システム21およびB系計算機システム23にはそれぞれサブコントローラ35、37が接続される。さらに、共有装置33にはサブコントローラ39が接続される。サブコントローラ35、37、39にはそれぞれ主電源47が供給される。サブコントローラ35、37、39はそれぞれ、A系計算機システム21、B系計算機システム23、および共有装置33に電源45を供給する。サブコントローラ35、37、39は、後述する自動運転制御装置(APS−A、B)41、43からの指示により、接続された計算機システムの電源を制御する。すなわち、サブコントローラ35はA系計算機システム21の電源のON/OFFを制御し、サブコントローラ37は、B系計算機システム23の電源のON/OFFを制御し、サブコントローラ39は共有装置33の電源のON/OFFを制御する。
【0014】
サブコントローラ35、37はそれぞれA系計算機システムの自動運転制御装置(APS−A)41およびB系計算機システムの自動運転制御装置(APS−B)43に接続される。サブコントローラ39は後述するマルチポートコントローラ49に接続される。APS−A41、APS−B43、およびマルチポートコントローラ49にはそれぞれ上述した電源47が供給される。APS−A41およびAPS−B43はライン51、53を介してそれぞれA系計算機システム21、およびB系計算機システム23と通信するための信号を送受信する。すなわち、APS−A41、およびAPS−B43が電源を制御するための情報(電源のON/OFFの指示等)または、各APSが検出した情報を各計算機システムとの間で送受信する。さらに、APS−A41およびAPS−B43はそれぞれライン55、57を介してそれぞれA系計算機システム21およびB系計算機システム23の電源の制御状態(電源のON/OFFの状態)を監視するための信号を、それぞれサブコントローラ35、37から受信する。
【0015】
マルチポートコントローラ49は、サブコントローラ35、37、39とそれぞれ接続されるとともに、APS−A41およびAPS−B43と接続される。マルチポートコントローラ49は、それぞれライン59、61を介してAPS−A41および/またはAPS−B43から電源ON/OFF指示信号を受け取り、ライン63を介してサブコントローラ39に電源ON/OFF指示信号を出力する。さらに、マルチポートコントローラ49は、ライン65を介して共有装置33の電源制御状態の結果(電源ONアンサ信号)を、サブコントローラ39から受信する。さらに、マルチポートコントローラ49はライン67、69を介してサブコントローラ47、49にそれぞれ電源制御信号(電源のON/OFF)信号を出力する。
【0016】
図2はマルチポートコントローラ49の詳細回路図である。図2のマルチポートコントローラ49は、A系ON入力回路71、B系ON入力回路73、ONアンサ入力回路75、A系OFF入力回路77、B系OFF入力回路79、フリップフロップ回路81、83、85、OR回路87、A系AND回路91、B系AND回路93、ON出力回路89、AND回路95、およびOFF出力回路97とで構成される。
【0017】
A系ON入力回路71の入力は図1に示すライン59を介してAPS−A41の出力と接続され、その出力はフリップフロップ回路81のセット(S)端子に接続される。B系ON入力回路73の入力は図1に示すライン61を介してAPS−B43の出力と接続され、その出力はフリップフロップ回路83のセット(S)端子に接続される。ONアンサ入力回路75の入力は、図1に示すライン65を介してサブコントローラ39の出力と接続され、その出力はフリップフロップ回路85のセット(S)端子と接続される。A系OFF入力回路77は、上述したライン59を介してAPS−A41の出力と接続され、その出力は、フリップフロップ回路81のリセット(R)端子と接続される。B系OFF入力回路は、上述したライン61を介してAPS−B43の出力と接続され、その出力は、フリップフロップ回路83のリセット(R)端子と接続される。
【0018】
フリップフロップ回路81のQ出力は、OR回路87の一方の入力に接続されるとともに、A系AND回路91の一方の入力に接続され、そのQ(バー)出力はAND回路95の一方の入力に接続される。フリップフロップ回路83のQ出力はOR回路の他方の入力に接続されるとともに、B系AND回路93の一方の入力に接続され、そのQ(バー)出力はAND回路95の他方の入力に接続される。フリップフロップ回路85のQ出力はA系AND回路91の他方の入力に接続されるとともに、B系AND回路93の他方の入力に接続される。
【0019】
OR回路87の出力はON出力回路の入力に接続され、その出力は図1に示すライン63を介してサブコントローラ39の入力に接続される。A系AND回路91の出力は図1に示すライン67を介してサブコントローラ35の入力に接続される。B系AND回路93の出力は、ライン69を介してサブコントローラ37の入力に接続される。AND回路95の出力はOFF出力回路の入力に接続される。OFF出力回路の一方の出力は、ライン63を介してサブコントローラ39の入力に接続されるとともに、他方の入力は、フリップフロップ回路85のリセット(R)端子に接続される。
【0020】
上述のように構成されたこの発明の一実施形態の動作について説明する。
始めにA系計算機システム21及び/またはB系計算機システム23の電源をONする場合について説明する。
今、A系計算機システム21のAPS−A41から電源ON指示信号が出力されたものとする。この電源ON指示信号はライン59を介してマルチポートコントローラ49のA系ON入力回路71に入力される。A系ON入力回路71はこの電源ON指示信号をフリップフロップ回路81のセット(S)端子に供給する。この結果フリップフロップ回路81がセットされる。従って、フリップフロップ回路81のQ出力がOR回路87の一方の入力およびA系AND回路91の一方の入力に供給される。OR回路87は、一方および他方の入力とのORを取り、ON出力回路89に出力する。従って、ON出力回路89は、ライン63を介してサブコントローラ39に電源ON指示信号を供給する。この電源ON指示信号に応答して、サブコントローラ39は電源45を共有装置33に供給し、ONアンサ信号をライン65を介してONアンサ入力回路75に出力する。ONアンサ入力回路75は入力された信号をフリップフロップ回路85のセット(S)端子に出力する。この結果、フリップフロップ回路85のQ出力がA系AND回路91の他方の入力およびB系AND回路93の他方の入力に出力される。この結果、A系AND回路91は、一方および他方の入力にともに有意の信号が入力されるので、AND条件が成立し、ライン67を介してサブコントローラ35にON信号を出力する。このON信号に応答して、サブコントローラ35は電源45をA系計算機システム21に供給する。B系計算機システム23の電源をONする手続き、およびA計算機システム21とB系計算機システム23の両方の電源をONする手続きも上述したA系計算機システムの電源ON処理と同様の処理により行われる。
【0021】
このように、電源のON処理では、A系計算機システム21およびB系計算機システム23のいずれか一方がON指示を出すことにより共有装置33の電源が入るとともに対応する計算機システムの電源が入る。
【0022】
次に、電源OFF処理について説明する。
今、仮にA系計算機システムのAPS−A41が電源OFFの指示を出したとする。APS−A41からの電源OFFの指示はライン59を介してマルチポートコントローラ49のA系OFF入力回路77に出力される。A系OFF入力回路77は電源OFFの指示信号をフリップフロップ回路81のリセット(R)端子に入力する。それにより、フリップフロップ回路81のQ(バー)出力信号がAND回路95の一方の入力端子に供給される。AND回路95はAND条件が成立しないので、有意の信号をOFF出力回路に出力しない。このため、OFF出力回路97は、OFF信号をライン63を介してサブコントローラ39に出力しない。このように、A系計算機システム21、またはB系計算機システムの一方のみがOFF指示信号を出力しただけでは、マルチポートコントローラ49は共有装置33のサブコントローラ39にOFF信号を出力しない。
【0023】
次に、B系計算機システム43からライン61を介してOFF指示信号がマルチポートコントローラ49のB系OFF入力回路79に供給されたとする。B系OFF入力回路79はOFF指示信号をフリップフロップ回路83のリセット(R)端子に供給する。それにより、フリップフロップ回路83のQ(バー)端子から出力信号がAND回路95の他方の入力に出力される。この結果、AND95はAND条件が成立するので、有意の信号をOFF出力回路97に出力する。この有意信号に応答してOFF出力回路97は、フリップフロップ回路85のリセット(R)端子に信号を出力するとともに、ライン63を介して共有装置33のサブコントローラ39にOFF信号を出力する。このOFF信号に応答して、サブコントローラ39は共有装置への電源をOFFにする。さらに、フリップフロップ回路85はリセットされるので、そのQ端子から有意の信号がA系AND回路91およびB系AND回路93に出力されないので、AND条件が成立しない。このため、A系AND回路91およびB系AND回路93は、それぞれA系次段装置へのON信号およびB系次段装置へのON信号を出力しない。このように、A系計算機システム21、B系計算機システム23、および共有装置33の電源のOFF処理は、A系計算機システム21およびB系計算機システム23の双方が電源OFFの指示信号を出力して初めて行われる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、各計算機システムに自動運転制御装置を設け、電源のON指示はOR論理で、電源のOFF指示はAND論理で制御することにより、複合系計算機システムの電源制御を自動的に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る複合計算機システムのシステムブロック図。
【図2】図1に示す複合計算機システムのマルチポートコントローラの詳細回路図。
【図3】従来の複合計算機システムを示すシステムブロック図。
【符号の説明】
21…A系計算機システム
23…B系計算機システム
25、27…トランシーバ
29…LAN
31…A系計算機システム、B 系計算機システムと共有装置とを接続するライン
33…共有装置
35、37、39…サブコントローラ
41、43…自動運転制御装置
45…電源
47…主電源装置からの電源
49…マルチポートコントローラ
51…A系計算機システムと自動運転制御装置とを接続するライン
53…B系計算機システムと自動運転制御装置とを接続するライン
55、57…電源制御状態の監視信号ライン
59、61…自動運転制御装置からの電源ON/OFF指示信号ライン
63…マルチポートコントローラ49からサブコントローラに出力される電源ON/OFF信号ライン
65…電源ONアンサ信号ライン
67、69…電源制御信号(電源ON/OFF信号)ライン
71…A系ON入力回路
73…B系ON入力回路
75…ONアンサ入力回路
77…A系OFF入力回路
79…B系OFF入力回路
81、83、85…フリップフロップ回路
87…OR回路
89…ON出力回路
91…A系AND回路
93…B系AND回路
95…AND回路
97…OFF出力回路

Claims (5)

  1. 第1の系電源ON信号を入力する第1入力回路と、
    第2の系電源ON信号を入力する第2入力回路と、
    第1の系電源OFF信号を入力する第3入力回路と、
    第2の系電源OFF信号を入力する第4入力回路と、
    前記第1及び第2の系により共有される共有装置の電源制御状態の結果を示す監視信号を入力する第5入力回路と、
    前記第1入力回路からの電源ON信号によりセットされ、前記第3入力回路からの電源OFF信号によりリセットされる第1フリップフロップ回路と、
    前記第2入力回路からの電源ON信号によりセットされ、前記第4入力回路からの電源OFF信号によりリセットされる第2フリップフロップ回路と、
    前記第1及び第2フリップフロップ回路からの各セット出力のORを取るOR回路と、
    前記第1フリップフロップ回路と第3フリップフロップ回路の各セット出力のANDを取り、その出力を前記第1の系の電源ON信号または電源OFF信号として第1の系のサブコントローラに出力する第1のAND回路と、
    前記第2フリップフロップ回路と第3フリップフロップ回路の各セット出力のANDを取り、その出力を前記第2の系の電源ON信号又は電源OFF信号として第2の系のサブコントローラに出力する第2のAND回路と、
    前記第1フリップフロップ回路及び第2フリップフロップ回路の各リセット出力のANDを取る第3AND回路と、
    前記OR回路からの出力に応答して前記共有装置に電源ON信号を出力する第1出力回路と、
    前記第3AND回路の出力に応答して前記共有装置に電源OFF信号を出力する第2出力回路と
    前記第5入力回路からの監視信号によりセットされ、前記第2出力回路からの電源OFF信号によりリセットされる第3フリップフロップ回路とを具備したことを特徴とするマルチポートコントローラ。
  2. 第1の計算機システムの電源を制御する第1サブコントローラと、
    第2の計算機システムの電源を制御する第2のサブコントローラと、
    前記第1計算機システム及び第2計算機システムから共通に使用される共有装置の電源を制御する第3サブコントローラと、
    前記第1計算機の電源を制御する第1サブコントローラを制御する第1メインコントローラと、
    前記第2計算機の電源を制御する第2サブコントローラを制御する第2メインコントローラと、
    前記第1メインコントローラ及び第2メインコントローラ電源ON/OFF指示信号と、前記第3サブコントローラからの共有装置の電源制御状態の結果を示す監視信号とに応答して前記第1サブコントローラ、第2サブコントローラ及び第3サブコントローラに電源のON/OFF指示信号を、電源のON指示はOR論理で、電源のOFF指示はAND論理で出力するマルチポートコントローラとを具備したことを特徴とする複合計算機システムの自動運転制御装置。
  3. 前記マルチポートコントローラは、第1の系電源ON信号を入力する第1入力回路と、
    第2の系電源ON信号を入力する第2入力回路と、
    第1の系電源OFF信号を入力する第3入力回路と、
    第2の系電源OFF信号を入力する第4入力回路と、
    前記第1及び第2の系により共有される共有装置の電源制御状態の結果を示す監視信号を入力する第5入力回路と、
    前記第1入力回路からの電源ON信号によりセットされ、前記第3入力回路からの電源OFF信号によりリセットされる第1フリップフロップ回路と、
    前記第2入力回路からの電源ON信号によりセットされ、前記第4入力回路からの電源OFF信号によりリセットされる第2フリップフロップ回路と、
    前記第1及び第2フリップフロップ回路からの各セット出力のORを取るOR回路と、
    前記第1フリップフロップ回路と第3フリップフロップ回路の各セット出力のANDを取り、その出力を前記第1の系の電源ON信号または電源OFF信号として前記第1のサブコントローラに出力する第1のAND回路と、
    前記第2フリップフロップ回路と第3フリップフロップ回路の各セット出力のANDを取り、その出力を前記第2の系の電源ON信号又は電源OFF信号として前記第2のサブコントローラに出力する第2のAND回路と、
    前記第1フリップフロップ回路及び第2フリップフロップ回路の各リセット出力のANDを取る第3AND回路と、
    前記OR回路からの出力に応答して前記共有装置に電源ON信号を出力する第1出力回路と、
    前記第3AND回路の出力に応答して前記共有装置に電源OFF信号を出力する第2出力回路と
    前記第5入力回路からの監視信号によりセットされ、前記第2出力回路からの電源OFF信号によりリセットされる第3フリップフロップ回路とを具備したことを特徴とする請求項2に記載の複合計算機システムの自動運転制御装置。
  4. 第1計算機システムと、
    前記第1計算機システムとネットワークを介して接続された第2計算機システムと、
    前記第1計算機システム及び第2計算機システムから共通に使用される共有装置と、
    前記第1計算機システムの電源を制御する第1サブコントローラと、
    前記第2計算機システムの電源を制御する第2サブコントローラと、
    前記共有装置の電源を制御する第3サブコントローラと、
    前記第1計算機の電源を制御する第1サブコントローラを制御する第1メインコントローラと、
    前記第2計算機の電源を制御する第2サブコントローラを制御する第2メインコントローラと、
    前記第1メインコントローラ及び第2メインコントローラからの電源ON/OFF指示信号と、前記第3サブコントローラからの共有装置の電源制御状態の結果を示す監視信号とに応答して前記第1サブコントローラ、第2サブコントローラ及び第3サブコントローラに電源のON/OFF指示信号を、電源のON指示はOR論理で、電源のOFF指示はAND論理で出力するマルチポートコントローラとを具備したことを特徴とする複合計算機システム。
  5. 前記マルチポートコントローラは、第1の系電源ON信号を入力する第1入力回路と、
    第2の系電源ON信号を入力する第2入力回路と、
    第1の系電源OFF信号を入力する第3入力回路と、
    第2の系電源OFF信号を入力する第4入力回路と、
    前記第1及び第2の系により共有される共有装置の電源制御状態の結果を示す監視信号を入力する第5入力回路と、
    前記第1入力回路からの電源ON信号によりセットされ、前記第3入力回路からの電源OFF信号によりリセットされる第1フリップフロップ回路と、
    前記第2入力回路からの電源ON信号によりセットされ、前記第4入力回路からの電源OFF信号によりリセットされる第2フリップフロップ回路と、
    前記第1及び第2フリップフロップ回路からの各セット出力のORを取るOR回路と、
    前記第1フリップフロップ回路と第3フリップフロップ回路の各セット出力のANDを取り、その出力を前記第1の系の電源ON信号または電源OFF信号として前記第1サブコントローラに出力する第1のAND回路と、
    前記第2フリップフロップ回路と第3フリップフロップ回路の各セット出力のANDを取り、その出力を前記第2の系の電源ON信号又は電源OFF信号として前記第2サブコントローラに出力する第2のAND回路と、
    前記第1フリップフロップ回路及び第2フリップフロップ回路の各リセット出力のANDを取る第3AND回路と、
    前記OR回路からの出力に応答して前記共有装置に電源ON信号を出力する第1出力回路と、
    前記第3AND回路の出力に応答して前記共有装置に電源OFF信号を出力する第2出力回路と
    前記第5入力回路からの監視信号によりセットされ、前記第2出力回路からの電源OFF信号によりリセットされる第3フリップフロップ回路とを具備したことを特徴とする請求項4に記載の複合計算機システム。
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