JP2004355338A - ホームページ公開サーバ装置、ホームページを利用した情報提供方法、およびサーバ装置用プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】卒業後であっても使用価値の高いアルバムを提供することが可能となる。
【解決手段】クライアント装置からの要求に応じたホームページ情報を提供するホームページ公開サーバ装置において、所定の団体に属する構成員に関するホームページ情報を格納する格納手段(DB43)と、クライアント装置からの要求に応じて、格納手段に格納されている所定のホームページ情報を取得する取得手段(DB管理モジュール42)と、取得手段によって取得されたホームページ情報を要求を行ったクライアント装置に対して送信する送信手段(送受信管理モジュール40)と、格納手段に格納されているホームページ情報を更新する更新手段(HP作成管理モジュール)と、を有する。
【選択図】 図4
【解決手段】クライアント装置からの要求に応じたホームページ情報を提供するホームページ公開サーバ装置において、所定の団体に属する構成員に関するホームページ情報を格納する格納手段(DB43)と、クライアント装置からの要求に応じて、格納手段に格納されている所定のホームページ情報を取得する取得手段(DB管理モジュール42)と、取得手段によって取得されたホームページ情報を要求を行ったクライアント装置に対して送信する送信手段(送受信管理モジュール40)と、格納手段に格納されているホームページ情報を更新する更新手段(HP作成管理モジュール)と、を有する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホームページ公開サーバ装置、ホームページを利用した情報提供方法、およびサーバ装置用プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、小学校、中学校、高等学校、または大学では、卒業記念として卒業アルバムを作成し、これを卒業生へ手渡している。卒業アルバムに掲載される写真には、プロのカメラマンが撮影した集合写真の他に、遠足、体育祭などの学校行事の際にプロのカメラマンまたは学校関係者が撮影したスナップ写真などが含まれている。在校期間中に卒業アルバムに掲載する多数枚の写真が収集され、卒業前に、収集された写真に基づいて、学校関係者で卒業アルバムの編集を行い、印刷業者へ印刷および製本を依頼して卒業アルバムを製作する。
【0003】
このような卒業アルバムの作成方法では、長い期間にわたって多数枚の写真を収集するため、写真の保管に手間がかかり煩雑である。また、従来の卒業アルバムは、全ての卒業生に共通のものであるため、面白みがなく、特にスナップ写真については、全ての卒業生を平等に卒業アルバムに掲載するのが容易でなく、不平や不満を招く要因となっている。
【0004】
このような従来の卒業アルバムの不具合を解消するために、アルバム作成を受託した受託事業者がアルバム作成を委託した委託者より所定の期間にわたって提供される複数の画像に基づいてアルバムを作成する発明が提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
この発明では、委託者は、受託事業者のコンピュータシステムとコンピュータネットワークを介して接続された通信端末装置により画像と個人識別情報とを対にしてコンピュータネットワークへ送信する。一方、受託事業者は、コンピュータネットワークを介して委託者より送られてくる画像および個人識別情報をコンピュータシステムで受信する毎に、画像と個人識別情報とを対応させてメモリに記憶させておき、アルバム製作時に、記憶させた画像を前記メモリより読み出して個人識別情報で特定される個人毎のアルバムを製作するようにしている。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−042145号公報(要約、請求の範囲)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記発明では、一旦、アルバムが作成された後は、情報のアップデートが困難であるため、例えば、引っ越し等に伴って住所および電話番号が変わったり、転職等により勤務先が変わったり、または、結婚により姓が変わったりする場合があるが、このような情報の変化には対応できないという問題点がある。
【0008】
また、ビジネス等においては、学生時代の人的コネクションを活用することにより、異業種の交流を深めたり、新たな信頼関係を構築したりすることが可能になる場合が少なくない。しかしながら、上記発明では、アルバムに表示された情報は、過去の情報であることから、必ずしもこのような人的なネットワークを構築する際に有用な情報を提供するものとはなっていないという問題がある。
【0009】
本発明は、上記の事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、例えば、卒業後であっても使用価値の高いアルバムを提供することが可能な、ホームページ公開サーバ装置、ホームページを利用した情報提供方法、およびサーバ装置用プログラムを提供しよう、とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明は、クライアント装置からの要求に応じたホームページ情報を提供するホームページ公開サーバ装置において、所定の団体に属する構成員に関するホームページ情報を格納する格納手段と、クライアント装置からの要求に応じて、格納手段に格納されている所定のホームページ情報を取得する取得手段と、取得手段によって取得されたホームページ情報を要求を行ったクライアント装置に対して送信する送信手段と、格納手段に格納されているホームページ情報を更新する更新手段と、を有している。
【0011】
このため、例えば、構成員が卒業生である場合には、卒業後であっても使用価値の高いアルバムを提供することが可能となる。
【0012】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、構成員に関するホームページ情報を所定の属性毎にクライアント装置側に一覧表示させる一覧表示手段をさらに有するようにしている。このため、例えば、構成員が卒業生である場合には、期毎の卒業生を一覧表示させ、その中から目的の卒業生を探すことが可能になる。
【0013】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、一覧表示手段は、構成員の氏名または画像を一覧表示させ、一覧表示手段によって表示された氏名または画像が選択された場合には、取得手段は、対応するホームページ情報を格納手段から取得する、ようにしている。そのため、文字情報のみならず画像情報を参照して、目的の構成員を探し出すことが可能になる。
【0014】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、一覧表示手段により一覧表示される画像またはテキスト情報としての氏名の使用を制限する画像使用制限手段をさらに有するようにしている。このため、プライバシーに係る情報が外部に漏洩することを防止できる。
【0015】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、構成員のそれぞれに関するホームページ情報は、構成員の過去の情報と、現在の情報の少なくとも一方を含むようにしている。このため、構成員の過去または現在の情報を参照して、目的の構成員を検索するとともに、現在または過去の情報を知ることができる。
【0016】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、現在の情報は、当該構成員の現在の職業に関する情報を有しているようにしている。このため、過去の構成員の情報を参照して、現在の職業を知ることができるとともに、現在の職業を参照して構成員の過去の情報を知ることができる。
【0017】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、職業に関する情報は、当該構成員が勤務する企業等のホームページに関する情報を有するようにしている。このため、構成員が現在勤務している企業等の情報を詳細に知ることが可能になる。
【0018】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、格納手段は、構成員によって作成されたホームページ情報を有しており、取得手段は、ホームページ情報を取得する、ようにしている。このため、構成員が自ら作成したホームページ情報を参照することにより、当該構成員に関するより詳細な情報を得ることが可能になる。
【0019】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、構成員によって作成されたホームページ情報をサーチロボットが検索対象とすることを防止する検索対象防止手段をさらに有するようにしている。このため、インターネット上に存在する検索サイトに構成員の情報が登録されることにより、プライベートな情報が漏洩することを防止できる。
【0020】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、構成員によって作成されたホームページ情報に対するアクセスを制限するためのアクセス制限手段をさらに有するようにしている。このため、アクセス制限により、構成員のプライベートな情報の漏洩を一層確実の防止することが可能になる。
【0021】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、構成員によってホームページ情報を作成するためのホームページ情報作成手段をさらに有するようにしている。このため、構成員がホームページ情報を作成するための特別のプログラムを有しない場合であってもホームページ情報を容易に作成または更新することが可能になる。
【0022】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、格納手段に格納されているホームページ情報を検索する検索手段をさらに有するようにしている。このため、キーワードを用いて、目的となるホームページを容易に見つけだすことが可能になる。
【0023】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、格納手段に格納されているホームページ情報を、検索手段の検索対象から除外する検索対象除外手段をさらに有するようにしている。このため、構成員が公開したくない情報については非公開とすることができる。
【0024】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、格納手段に格納されているホームページ情報には、画像、音声、または、動画の少なくとも1つを含んでいるようにしている。このため、提供する情報の表現力を向上することが可能になる。
【0025】
また、本発明は、クライアント装置からの要求に応じたホームページ情報を提供するホームページを利用した情報提供方法において、所定の団体に属する構成員に関するホームページ情報を格納する格納ステップと、クライアント装置からの要求に応じて、格納ステップに格納されている所定のホームページ情報を取得する取得ステップと、取得ステップによって取得されたホームページ情報を要求を行ったクライアント装置に対して送信する送信ステップと、格納ステップに格納されているホームページ情報を更新する更新ステップと、を有する。
【0026】
このため、本発明のホームページを利用した情報提供方法を用いれば、例えば、構成員が卒業生である場合には、卒業後であっても使用価値の高いアルバムを提供することが可能となる。
【0027】
また、本発明は、クライアント装置からの要求に応じたホームページ情報を提供するサーバ装置において実行される処理を実現するコンピュータ読み取り可能なサーバ装置用プログラムにおいて、コンピュータを、所定の団体に属する構成員に関するホームページ情報を格納する格納手段、クライアント装置からの要求に応じて、格納手段に格納されている所定のホームページ情報を取得する取得手段、取得手段によって取得されたホームページ情報を要求を行ったクライアント装置に対して送信する送信手段、格納手段に格納されているホームページ情報を更新する更新手段、として機能させるようにしている。
【0028】
このため、本発明のプログラムをインストールしたサーバ装置によれば、例えば、構成員が卒業生である場合には、卒業後であっても使用価値の高いアルバムを提供することが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0030】
図1は、本発明の実施の形態に係るホームページ公開サーバ装置(以下、単に「サーバ装置」と称する)を含むアルバム管理システムの構成例を示す図である。この図に示すように、アルバム管理システムは、サーバ装置10、クライアント装置11〜14、LAN(Local Area Network)15およびインターネット16によって構成されている。
【0031】
ここで、サーバ装置10は、サーバマシンまたはワークステーション等によって構成され、例えば、大学の施設内に設置されており、LAN15を介して学内のクライアント装置11と接続されている。また、サーバ装置10は、インターネット16に接続されており、卒業アルバムおよび卒業生が作成したホームページをインターネット16上に公開している。なお、この例では、サーバ装置10は、インターネット16に直接接続されているが、例えば、ファイアウォール等を介して接続し、外部からの攻撃を回避してセキュリティを向上させることも可能である。
【0032】
クライアント装置11〜14は、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、または携帯電話によって構成されており、インターネット16を介してサーバ装置10にアクセスすることにより、卒業アルバムを閲覧するとともに、必要な情報をダウンロードすることができる。
【0033】
LAN15は、大学構内に敷設されたローカルなネットワークであり、サーバ10とクライアント装置11とを電気的に接続して、これらの間で情報の授受を可能とする。なお、この例では、クライアント装置11は、1台のみとされているが、複数のクライアント装置を接続することも可能である。
【0034】
インターネット16は、複数のコンピュータを相互に接続した世界的なネットワーク群の総称であり、個々の通信機器に付与されたIP(Internet Protocol)アドレスに基づいて、情報をパケット化して双方向に伝送する。
【0035】
図2は、図1に示すサーバ装置10およびクライアント装置11〜14の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、サーバ装置10およびクライアント装置11〜13は、CPU(Central Processing Unit)30、ROM(Read Only Memory)31、RAM(Random Access Memory)32、HDD(Hard Disk Drive)33、ビデオ回路34、I/F(Interface)35、バス36、表示装置37、入力装置38、および外部記憶装置39によって構成されている。
【0036】
CPU30は、HDD33または外部記憶装置39に格納されているプログラムに従って、各種演算処理等を実行するとともに、装置の各部を制御する処理装置である。
【0037】
ROM31は、CPU30が実行する基本的なプログラムおよびデータを格納するメモリである。RAM32は、CPU30が実行途中のプログラムおよび演算途中のデータを一時的に格納するメモリである。
【0038】
HDD33は、CPU30が実行する各種プログラムを格納するとともに、演算処理によって生じた各種データを格納する記憶装置である。ビデオ回路34は、CPU30から供給された描画命令に従って描画処理を実行し、得られた画像を映像信号に変換して出力する回路である。
【0039】
I/F35は、入力装置38から出力された信号の表現形式を変換するとともに、外部記憶装置39およびインターネット14との間で情報を授受する際に、信号の表現形式の変換を行う回路である。
【0040】
バス36は、CPU30、ROM31、RAM32、HDD33、ビデオ回路34、およびI/F35を相互に接続し、これらの間でデータの授受を可能にする信号線群である。
【0041】
表示装置37は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)モニタまたはLCD(Liquid Crystal Display)モニタによって構成されており、ビデオ回路34から出力された映像信号に対応する画像を表示する装置である。
【0042】
入力装置38は、例えば、キーボードまたはマウスによって構成され、ユーザの操作に応じた信号を出力する装置である。外部記憶装置39は、例えば、MO(Magneto−Optical disk)ドライブや、DVD−RAM(Digital Versatile Disk RAM)ドライブによって構成されており、MOディスクやDVD−RAMディスクにデータを記録するとともに、これらに記録されているデータを読み出して出力する装置である。
【0043】
図3は、図1に示すサーバ装置10のHDD33に記憶されているソフトウエアと、CPU30、ROM31、RAM32等のハードウエアとが協働することにより実現される機能を示す図である。この図に示すように、サーバ装置10の機能としては、送受信管理モジュール40、基本制御モジュール41、DB(Data Base)管理モジュール42、DB43、およびHP(Home Page)作成管理モジュール44がある。
【0044】
送信手段である送受信管理モジュール40は、ネットワーク14を介して情報を授受する際に、プロトコルの変換処理等を実行する。一覧表示手段であり画像使用制限手段であり検索対象防止手段でありアクセス制限手段であり検索手段かつまた検索対象除外手段である基本制御モジュール41は、例えば、OS(Operating System)等を仲介として実現されるモジュールであり、サーバ装置10における基本的な処理を実行する。
【0045】
取得手段であるDB管理モジュール42は、DB43に格納されているデータを管理するモジュールである。格納手段であるDB43は、卒業アルバムおよびホームページに関する情報を格納している。HP作成管理モジュール44は、卒業アルバムとしてのホームページの作成および管理を行うモジュールである。また、更新手段であり、ホームページ情報作成手段であるHP作成管理モジュール44は、各卒業生が独自にホームページを作成する処理を実行するとともに、作成されたホームページを管理する処理を実行するモジュールである。
【0046】
つぎに、以上の実施の形態の動作について説明する。
【0047】
図4は、図1に示すアルバム管理システムに対して、卒業を予定している生徒(以下、「卒業予定生徒」と称する)を新たに登録する際にサーバ装置10において実行される処理の一例を示すフローチャートである。なお、登録処理は、大学側の担当者が、例えば、卒業予定生徒から書面または電子メール等により申告された内容に基づいて行う。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0048】
ステップS10:サーバ装置10の基本制御モジュール41は、登録しようとする卒業予定生徒の名簿を、例えば、入力装置38から入力された情報に対応して特定する。例えば、クライアント装置11に登録されている、図5に示すような、生徒の名簿の中から特定の期の生徒を特定する。具体的には、例えば、第6期の生徒が登録の対象として特定されることになる。
【0049】
なお、図5に示す名簿を構成する項目としては「期」、「シリアルNo.」、「氏名」、「ローマ字表記」、「所属ゼミ」、「所属部」、「就職先」、および「E−mail」がある。ここで、「期」は生徒の卒業した期または卒業予定の期を示している。「シリアルNo.」は、各生徒に付与されたユニークなシリアル番号であり、このシリアル番号を指定することで、生徒が一意に特定される。「氏名」は生徒の氏名である。「ローマ字表記」は生徒の氏名のローマ字表記である。「所属ゼミ」は生徒が所属している(していた)ゼミ(Seminar)を示している。「所属部」は生徒が所属している(していた)部活動の名称(例えば、陸上部等)を示す。「就職先」は生徒の就職先を示す。なお、就職先がまだ決まっていない(または内定していない)生徒については「−」が入力されている。「E−mail」は、生徒に対してシステムから付与された電子メールのアドレスを示す。なお、アドレスは、当該システムが有するドメイン「○○○.com」に対して姓のアルファベット表記を付与して作成される。なお、アドレスが重複する場合には、名のアルファベット表記をハイフン「−」を介して接続することにより重複を回避する。例えば、「taro−tanaka@○○○.com」のようにする。
【0050】
ステップS11:基本制御モジュール41は、DB43に格納されている、登録画面を表示するための情報(例えば、HTMLファイル)を読み出し、ビデオ回路34に供給する。その結果、サーバ装置10の表示装置37には、図6に示すような画面60が表示される。
【0051】
図6の表示例では、画面60の最上部にタイトル61として「登録」が表示されている。その下には、テキスト情報62〜65、ラジオボタン66、テキストボックス67、ラジオボタン68〜71、テキストボックス72、ラジオボタン73、テキストボックス74、ラジオボタン75、およびボタン76,77が表示されている。
【0052】
ここで、テキスト情報62は、登録の対象となる生徒のシリアルNo.(図5に示す「シリアルNo.」に対応する)を示す。この例では、「60001」が表示されている。テキスト情報63は、生徒の氏名を示す。この例では、「特許太郎」が表示されている。テキスト情報64は、生徒の氏名のローマ字表記を示す。この例では、「Tokkyo Taro」が表示されている。テキスト情報65は、生徒の電子メールのアドレスを示している。この例では、システムから自動的に付与されたメールアドレス「tokkyo@ooo.com」(図5に示す「E−mail」に対応する)が表示されている。
【0053】
ラジオボタン66は、後述する卒業アルバムのフロントページ(図9に示す)に、当該生徒の画像を掲示するか否かを選択するためのものであり、左側のボックス(YES)が選択されると画像が表示され、右側のボックス(NO)が選択されると画像が表示されない。
【0054】
テキストボックス67は、ラジオボックス66において(YES)が選択された場合において、表示の対象となる画像ファイルを特定するための情報が入力される。この例では、「www.ooo.com/img/xx.jpg」が入力されている。なお、この情報は、図5に示す名簿に予め登録しておき、これを利用して表示するようにしてもよい。
【0055】
ラジオボタン68は、生徒が独自の専用HPを設けるか否かを選択するためのものであり、専用HPを設ける場合には左側のボックス(設ける)が選択され、設けない場合には右側のボックス(設けない)が選択される。
【0056】
ラジオボタン69は、ラジオボタン68において専用HPを設けることが選択された場合において、プライバシーブロック(詳細は後述する)を行うか否かを選択するためのボタンである。なお、プライバシーブロックとは、インターネット16上に存在する検索サイトが有するサーチロボットが当該専用HPを検索の対象とすることを回避するための方策を施すことをいう。このような方策を施せば、例えば、検索サイトにおいて、生徒の氏名がキーワードとして入力されて検索が実行された場合であっても、検索結果として、写真、プロフィール等の個人情報が表示されることを防止できる。
【0057】
ラジオボタン70は、ラジオボタン68において、専用HPを設けることが選択された場合において、当該専用HPの容量を指定するためのボタンである。この例では、左側のボックス(5MB)が選択された場合には、専用HPの容量として、「5MB」が選択される。また、右側のボックス(10MB)が選択された場合には、専用HPの容量として、「10MB」が選択される。なお、これ以外の容量を指定可能としてもよい。
【0058】
ラジオボタン71は、ラジオボタン68において、専用HPを設けることが選択された場合において、当該専用HPへのアクセス制限を設けるか否かを指定するためのボタンである。この例では、左側のボックス(設ける)が選択された場合には、専用HPへアクセスする際にパスワード等の入力が必要となる。また、右側のボックス(設けない)が選択された場合には、専用HPへの自由なアクセスが可能になる。
【0059】
テキストボックス72は、ラジオボタン71においてアクセス制限を設けることが選択された場合に、当該専用HPへアクセスするためのパスワードが入力される。この例では、「12FG5X」がパスワードとして入力されている。なお、このパスワードは、アクセスを許可しようとする者(例えば、友人等)に対して予め通知しておく必要がある。
【0060】
ラジオボタン73は、ラジオボタン68において、専用HPを設けることが選択された場合において、当該専用HPを、後述するサイト内の検索において、検索の対象とするか否かを指定するためのボタンである。この例では、左側のボックス(設定)が選択された場合には、当該専用HPが検索の対象とされる。また、右側のボックス(設定しない)が選択された場合には、当該専用HPが検索の対象から除外される。
【0061】
テキストボックス74は、ラジオボタン68において、専用HPを設けることが選択された場合において、当該専用HPを、後述するサイト内の検索において検索する際の検索キーワードを入力するためのボックスである。この例では、3つのキーワード「特許太郎 特許 商標」が入力されている。なお、これらのキーワードは、インターネット上に設けられた検索サイトからの検索時においてもキーワードとして利用される。
【0062】
ラジオボタン75は、ラジオボタン68において、専用HPを設けることが選択された場合において、当該専用HPに掲示板を設けるか否かを指定するためのボタンである。この例では、左側のボックス(設ける)が選択された場合には、掲示板が設置される。また、右側のボックス(設けない)が選択された場合には、掲示板が設置されない。なお、専用HPを設置しない場合であっても、掲示板のみを設置する構成としてもよい。
【0063】
ボタン76は、画面60において入力された情報を、DB43に登録する際に操作されるボタンである。また、ボタン77は、画面60において入力された情報をキャンセルする場合に操作されるボタンである。
【0064】
図4に戻って、処理の流れの説明を継続する。
【0065】
ステップS12:基本制御モジュール41は、図6に示す画面60において入力が終了し、ボタン76が操作されたか否かを判定し、操作された場合にはステップS13に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。
【0066】
ステップS13:基本制御モジュール41は、図6に示す画面60のラジオボタン68において選択されたボックスを参照し、専用HPを設けるか否かを判定する。その結果、専用HPを設けることが選択されたと判定した場合には、ステップS14に進み、それ以外の場合にはステップS20に進む。図6の例では、「設ける」が選択されているので、ステップS14に進むことになる。
【0067】
ステップS14:基本制御モジュール41は、DB管理モジュール42に対して、図6に示すテキスト情報64(生徒の氏名のローマ字表記)に対応する名称のフォルダを作成するように要求する。その結果、図6の場合を例に挙げると、図7に示すように、当該卒業生の姓のローマ字表記である「Tokkyo」に対応する名前を有するフォルダ80bがルートのフォルダ80aの下に生成される。ここで、図6のラジオボタン73により、検索対象に設定されている場合には、フォルダ名の最後に「#」が付与される。その結果、当該フォルダが検索対象に設定されていることを知ることができる。なお、ルートのフォルダ80aには、ULRとして「www.○○○.com」が対応付けられており、また、フォルダ80bに対しては、そのサブドメインである「www.○○○.com/tokkyo#」が対応付けられている。なお、この例では、ルートのフォルダ80aの直下に、各生徒のフォルダを生成するようにしたが、各期に対応するサブフォルダを生成し、その下にそれぞれの生徒個人のフォルダを生成するようにしてもよい。
【0068】
ステップS15:基本制御モジュール41は、専用HPの表紙ページ(空のページまたは所定のひな形に基づいて作成されたページ)を作成し、ステップS14において作成されたフォルダ内に格納する。この例では、表紙ページ81bが作成されてフォルダ80bに格納されることになる。なお、表紙ページ81bは、サブドメインとしてのURL「www.○○○.com/tokkyo#」にアクセスされた場合に、最初に読み出されてクライアント装置側に表示されるファイル(例えば、「index.html」)である。
【0069】
ステップS16:基本制御モジュール41は、ステップS15において作成された表紙ページに対して必要な設定を行う。具体的には、図6に示す例では、プライバシーロックが選択されているので、表紙ページ81bには、HTMLのタグとして、例えば、以下のような一文が挿入される。
【0070】
<meta name=“robots” content=“noindex,nofollow”>
【0071】
その結果、検索ロボットの巡回の対象となった場合でも、インターネット16上に存在する検索サイトに登録されることを回避できるため、例えば、当該検索サイトにおいて氏名を入力して検索した場合に、プロフィール等の個人情報が表示され、個人情報が悪用等されることを防止できる。
【0072】
また、ラジオボタン70の選択内容に応じて、専用HPの容量の設定を行う。なお、この設定の内容としては、ftp(File Transfer Protocol)等により専用HPを構成する情報をサーバ装置10にアップロードする際に、選択された容量を超える場合には、ftpを停止するようにすればよい。
【0073】
また、ラジオボタン71の選択内容に応じて、専用HPへのアクセス制限の設定を行う。具体的には、表紙ページ81bへアクセスするのではなく、例えば、CGI(Common Gateway Interface)プログラムによって作成されたアクセス制限用のプログラムが先に実行されるように設定がなされる。
【0074】
また、テキストボックス74の入力内容に応じて、検索キーワードが設定される。具体的には、図6の例では、検索キーワードとして「特許太郎 特許 商標」が入力されているので、表紙ページ81bには、HTMLのタグとして、例えば、以下のような一文が挿入される。
【0075】
<meta name=“Keywords” content=“特許太郎,特許,商標”>
【0076】
その結果、「特許太郎」、「特許」、「商標」が検索キーワードとして設定されるため、検索サイトからの検索時において、これらいずれかのキーワードが使用された場合には、当該専用HPが検索結果として列挙されることになる。
【0077】
ステップS17:基本制御モジュール41は、掲示板を設置するか否かを判定し、設置する場合にはステップS18に進み、それ以外の場合にはステップS20に進む。具体的には、図6に示す画面60のラジオボタン75において、掲示板を設置することが選択されている場合にはステップS18に進み、それ以外の場合にはステップS20に進む。図6の例では、掲示場を設置することが選択されているので、ステップS18に進む。
【0078】
ステップS18:基本制御モジュール41は、掲示板を表示するためのプログラムを作成し、例えば、ステップS14において生成されたフォルダに格納する。具体的には、図6の例では、例えば、CGIプログラムによって作成された掲示板を表示するためのCGIプログラムがフォルダ80bに格納されるとともに、掲示板に書き込まれた情報を記憶するためのログファイルが生成されてフォルダ80bに格納される。
【0079】
ステップS19:基本制御モジュール41は、ステップS18において生成された掲示板について、必要な情報の設定を行う。例えば、図6の例では、掲示板の名称(例えば、「特許太郎用掲示板」)が仮に設定される。また、掲示板を管理するために必要な情報(管理用パスワード等)が、「特許太郎」のメールアドレス(tokkyo@ooo.com)に対して送信される。
【0080】
ステップS20:基本制御モジュール41は、図10を参照して後述するフロントページの設定を行う。具体的には、図6の例では、登録の対象となっている生徒の氏名である「特許太郎」がフロントページ(表紙ページ81a)に挿入されるとともに、ラジオボタン66により画像を使用することが選択されている場合には、フロントページ(表紙ページ81a)に対して当該画像を挿入する処理が実行される。なお、表示ページ81aは、1枚のホームページで構成される場合も存在するが、多くは複数のホームページで構成される。この複数のホームページは、www.○○○.com内で表示される。
【0081】
ステップS21:基本制御モジュール41は、全ての生徒の登録が終了したか否かを判定し、終了していないと判定した場合にはステップS11に戻って同様の処理を繰り返し、それ以外の場合には処理を終了する。具体的には、この例では、第6期の生徒全ての登録が完了した場合には、処理を終了し、それ以外の場合には、ステップS11に戻って同様の処理が繰り返される。
【0082】
以上の処理により、特定の期に属する生徒全てを卒業アルバムに登録することができる。なお、以上の説明では、当該登録処理は、大学の担当者が一括して行うようにしたが、生徒が各自のクライアント装置を介して自分で行うようにすることも可能である。その場合には、各生徒がクライアント装置を操作してサーバ装置10にアクセスし、例えば、登録用のプログラムを起動することによって図6に示す画面60をクライアント装置側に表示させて登録を行う。
【0083】
つぎに、以上の処理により生成された専用HPを編集する際の処理について、図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0084】
図9は、生徒の専用HPを編集する際に、クライアント装置の表示装置37に表示される画面の一例を示す図である。なお、以下では、生徒「特許太郎」がクライアント装置12を操作してサーバ装置10にアクセスし、専用HPを編集する場合を例に挙げて説明する。
【0085】
生徒「特許太郎」は、クライアント装置12のブラウザプログラムを起動し、サーバ装置10のHP作成管理モジュール44を仲介として、ホームページ作成用のプログラムをダウンロードし、実行する。なお、ホームページ作成用のプログラムは、例えば、サーバ装置10において実行し、その機能のみをクライアント装置12側で利用するいわゆるASP(Application Service Provider)方式でもよいし、例えば、プログラム自体をクライアント装置12側へダウンロードしてクライアント装置12側で実行する方式のいずれでもよい。
【0086】
図9の例では、前者であるASP方式が採用されている。したがって、所定の生徒から、専用HPを編集する要求がなされた場合には、以下のフローチャート(図8参照)がサーバ装置10側で実行される。
【0087】
ステップS30:基本制御モジュール41は、専用HPの編集要求を行った生徒が本人であるか否かの認証処理を実行する。具体的には、基本制御モジュール41は、要求を行ったクライアント装置12に対してIDとパスワードを入力するための画面を表示させ、IDおよびパスワードの入力を受ける。
【0088】
ステップS31:基本制御モジュール41は、クライアント装置から送られてきたIDとパスワードに基づいて認証処理を実行し、本人であるか否かを判定する。その結果、認証に成功した場合(本人である場合)には、ステップS32に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
【0089】
ステップS32:基本制御モジュール41は、DB43から編集画面を表示するための情報を取得し、要求を行ったクライアント装置に対して当該情報を送信する。その結果、クライアント装置12の表示装置37には、図9に示すような画面100が表示される。
【0090】
図9の例では、画面100は、フレーム101およびフレーム102の2つのフレームによって構成されており、フレーム101にはメニューが表示され、フレーム102には当該メニューにおいて選択された画面が表示されている。この例では、フレーム101には、タイトル110として「menu」が表示されるとともに、リンク111〜117が表示されている。
【0091】
ここで、リンク111は、表紙を表示する際に操作される。リンク112は、当該生徒の近況を説明するページを表示する際に操作される。リンク113は、当該生徒の仕事について説明するページを表示する際に操作される。リンク114は、当該生徒が有する掲示板(図6に示すラジオボタン75により設置された掲示板)にアクセスする際に操作される。リンク115は、当該生徒が有するメールアドレス(図6に示すテキスト情報65に示すメールアドレス)にメールを送信する際に操作される。リンク116は、当該生徒の学生時代を説明するページを表示する際に操作される。リンク117は、例えば、掲示板の書き込み内容を編集したり、専用HP自体の内容を編集したりするための管理ページを表示する際に操作される。
【0092】
フレーム102には、画像118、コメント119が表示されている。フレーム102の右上には、専用HPを作成または編集するためのツールボックス120が表示されている。この例では、ツールボックス120には、ボタン121〜128が表示されている。
【0093】
ここで、ボタン121は、専用HPの所定のページに文字を配置したり、既に配置されている文字を編集したりする際に操作される。ボタン122は、専用HPの所定のページに画像を配置したり、既に配置されている画像を編集したりする際に操作される。ボタン123は、専用HPの所定のページに表を配置したり、既に配置されている表を編集したりする際に操作される。ボタン124は、専用HPの所定のページに音声ファイルへのリンクを配置したり、既に配置されている音声ファイルを編集したりする際に操作される。ボタン125は、専用HPの所定のページに動画を配置したり、既に配置されている動画を編集したりする際に操作される。ボタン126は、専用HPの所定のページに配置されているコンポーネント(例えば、文字、画像等)に対してリンクを張ったり、既にリンクが張られているコンポーネントを編集したりする際に操作される。ボタン127は、専用HPの作成作業または編集作業が終了した後に、作成された専用HPに関する情報をサーバ装置10にアップロードする際に操作される。ボタン128は、編集対象となるページを選択したり、新たにページを生成したりする際に操作される。
【0094】
なお、図9では、ツールボックス120以外の表示要素については、生徒「特許太郎」により作成されたものであるため、これらの情報が当初から表示されるわけではない。しかし、専用HPの作成の手間を省略するために、雛型を用意しておき、その中から選択するようにしてもよい。
【0095】
ステップS33:基本制御モジュール41は、図9に示す画面において、ツールボックス120から所定のツールが選択されたか否かを判定し、選択された場合にはステップS34に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。
【0096】
ステップS34:基本制御モジュール41は、ツールボックス120において選択されたツールに対応する処理を実行する。例えば、ボタン121が選択された場合には、所定のページの所定の位置に、任意の大きさで任意の色の文字を入力する処理を行う。また、ボタン122が選択された場合には、所定のページの所定の位置に、別の画面より選択された画像ファイルを、任意の大きさかつ任意の解像度で配置する処理を行う。また、ボタン126が選択された場合には、表示要素(例えば、文字等)に対して任意のURLをリンクする処理を実行する。さらに、ボタン128が選択された場合には、任意のページを表示したり、新たなページを作成する処理を実行する。
【0097】
ステップS35:基本制御モジュール41は、ツールボックス120においてアップロードを実行するためのボタン127が操作されたか否かを判定し、操作された場合にはステップS36に進み、それ以外の場合にはステップS37に進む。
【0098】
ステップS36:基本制御モジュール41は、クライアント装置において作成された情報を、アップロードする処理を実行する。すなわち、基本制御モジュール41は、送受信管理モジュール40を通じて、クライアント装置において作成された情報を受信し、所定のフォルダに格納する。この例では、クライアント装置12から受信された情報は、フォルダ80bに格納されることになる。
【0099】
ステップS37:基本制御モジュール41は、処理を終了するか否かを判定する。すなわち、クライアント装置において、処理を終了する旨の操作がなされた場合には処理を終了し、それ以外の場合にはステップS33に戻って同様の処理を繰り返す。
【0100】
以上の処理により、各生徒の専用HPを作成または編集することが可能になる。なお、ASP方式等により専用HPを作成するようにすれば、クライアント装置12側にHPを作成するための専用プログラムをインストールする必要がないので、生徒が簡易に専用HPを作成または編集することが可能になる。
【0101】
つぎに、以上のようにして作成されたアルバムに対して生徒、卒業生、または第三者がアクセスする場合の動作について説明する。
【0102】
例えば、ある生徒がクライアント装置13を操作して、ブラウザプログラムを起動し、サーバ装置10の有するドメインであるURL「www.○○○.com」に対してアクセスした場合、クライアント装置13の表示装置37には図10に示すような画面が表示される。この例では、卒業生のアルバムを示す画面が表示されているが、大学全体の紹介等を行う画面が最初に現れ、その画面から図10に示す画面にリンクするようにしてもよい。このようにすると、卒業生等は、アクセスする度に、大学に関する情報を入手することができる一方、大学としても、卒業後も卒業生を長期に渡ってユーザとして位置づけることができる。
【0103】
この図の例では、画面140の最上部には、タイトル141として「○×大学卒業生ライブアルバム」が表示されている。その左下には、ボタン142〜144が表示され、右下にはボタン145〜150が表示されている。また、最下部にはテキストボックス151とボタン152が表示されている。
【0104】
ここで、ボタン142は、「第3会同窓会」に関連するページを表示させる場合に操作される。ボタン143は、「学園祭2003」に関連するページを表示させる場合に操作される。ボタン144は、「特別講義」に関連するページを表示させる場合に操作される。
【0105】
ボタン145〜150は、第1期卒業生〜第6期卒業生のそれぞれの表紙ページを表示させる場合に操作されるボタンである。なお、ボタン150は、前述のフローチャートによる処理により新たに追加されたボタンである。
【0106】
テキストボックス151は、全卒業生の専用HPに含まれている文字列をキーワードとして検索する場合に、キーワードを入力するためのボックスである。ボタン152は、テキストボックス151に入力されたキーワードで検索を実行する場合に操作される。なお、テキストボックス151を用いて検索を行う場合の動作については後述する。
【0107】
図11は、図10に示す画面140において、ボタン145〜150のいずれかが操作された場合に、サーバ装置10において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0108】
ステップS50:基本制御モジュール41は、図10に示す画面140において操作されたボタンに対応するフロントページをDB43から取得し、送受信管理モジュール40を介して、要求を行ったクライアント装置に対して送信する。例えば、クライアント装置13において、ボタン150が操作された場合には、基本制御モジュール41は、DB43から第6期卒業生に対応するフロントページを表示するための情報を取得し、送受信管理モジュール40を介して、要求を行ったクライアント装置13に送信する。
【0109】
その結果、クライアント装置13には、図12に示すような画面170が表示される。この画面170では、最上部にタイトル171として「第6期卒業」が表示されている。その下には、卒業生の画像172〜179が一覧表示され、また、その下には名前180〜187が表示されている。ここで、画像178は未表示とされているが、これは、図6に示す画面60において、ラジオボックス66により画像を使用しないことが選択されているためである。また、名前180,182,184,185,187については、下線が付されているが、これは、専用HPへのリンクが張られていることを示している。例えば、名前180が操作された場合には、「特許太郎」の専用HPに遷移することになる。
【0110】
なお、図6に示すラジオボタン69により、プライバシーブロックを「ON」にすることが選択されている場合には、画像の下に表示される名前をテキストではなく、画像として表示する。このような方法によれば、インターネット16上に存在する検索サイトにおいて、名前をキーワードとして検索された場合であっても、図14に示すページ(名前に対応する画像を含むページ)が検索の結果として表示され、個人の肖像という、プライベートな情報が悪用されることを防止できる。
【0111】
ステップS51:基本制御モジュール41は、図12に示す画面170において、所定の個人が選択されたか否かを判定し、所定の個人が選択された場合には、ステップS52に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。例えば、図12に示す画面170において、名前180が操作された場合には、ステップS52に進むことになる。
【0112】
ステップS52:基本制御モジュール41は、ステップS51において選択された個人の設定内容をDB43を参照し、アクセス制限が課されているか否かを判定する。その結果、アクセス制限が課されている場合にはステップS53に進み、それ以外の場合にはステップS55に進む。例えば、「特許太郎」については、図6に示す画面60のラジオボタン71により、アクセス制限が課されているので、ステップS53に進むことになる。
【0113】
ステップS53:基本制御モジュール41は、DB43から認証画面を表示するための情報を取得し、要求を行ったクライアント装置に対して送信する。その結果、クライアント装置には、図13に示すような、認証用の画面200が表示される。
【0114】
図13の例では、画面200には、タイトル201として「認証」が表示されている。その下にはテキストボックス202,203が表示されている。また、最下部にはボタン204,205が表示されている。ここで、テキストボックス202には、IDが入力される。テキストボックス203には、パスワードが入力される。ボタン204は、入力された情報をサーバ装置10に送信する場合に操作される。ボタン205は、入力された情報をキャンセルする場合に操作される。
【0115】
このような画面200において、IDおよびパスワードが入力された後、ボタン204が操作されると、IDおよびパスワードがサーバ装置10に送信される。
【0116】
ステップS54:基本制御モジュール41は、クライアント装置から送信されたIDおよびパスワードを受信し、認証処理を実行する。その結果、認証に成功した場合にはステップS55に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。なお、認証に連続して失敗した場合には、処理を終了するようにしてもよい。
【0117】
ステップS55:基本制御モジュール41は、クライアント装置において要求された専用HPに対応する情報をDB43から取得し、要求を行ったクライアント装置に対して送信する。例えば、図13の場合では、卒業生「特許太郎」の専用HPが表示される。図14は、「特許太郎」の専用HPの表示例である。この画面は、図9の編集用の画面100と基本的に一致するが、編集用のツールボックス120が表示されていないものとなっている。図14の例では、画面100Aは、フレーム101およびフレーム102の2つのフレームによって構成されており、フレーム101にはメニューが表示され、フレーム102にはメニューにおいて選択された画面が表示されている。この例では、フレーム101には、タイトル110として「menu」が表示されるとともに、リンク111〜117が表示されている。
【0118】
ここで、リンク111は、表紙を表示する際に操作される。リンク112は、当該卒業生の近況を説明するページを表示する際に操作される。リンク113は、当該卒業生の仕事について説明するページを表示する際に操作される。リンク114は、当該卒業生が有する掲示板(図6に示すラジオボタン75により設置された掲示板)にアクセスする際に操作される。リンク115は、当該卒業生が有するメールアドレス(図6に示すテキスト情報65に示すメールアドレス)にメールを送信する際に操作される。リンク116は、当該卒業生の学生時代を説明するページを表示する際に操作される。リンク117は、例えば、掲示板の書き込み内容を編集したり、専用HP自体の内容を編集したりするための管理ページを表示する際に操作される。
【0119】
フレーム102には、画像118、コメント119が表示されている。コメント119としては、「プロフィール」、「××ゼミ所属」、「○×部所属」、「△△特許事務所勤務」、「現住所:○○県××市□□町」、および「コメント:特許関係の仕事をしています。」が表示されている。ここで、下線が付されている文字列はリンクが張られているので、当該文字列を操作することにより、リンク先のページに遷移する(対応する情報がフレーム102に表示される)。
【0120】
ステップS56:基本制御モジュール41は、リンクが操作されたか否かを判定し、操作された場合にはステップS57に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。具体的には、フレーム101に表示されているリンク111〜117またはフレーム102に表示されている所定のリンクが操作された場合には、リンク先のページがDB43から読み出されて、クライアント装置に対して送信されたり、リンク先のホームページへ直接遷移したりすることになる。
【0121】
図15は、フレーム102に表示されているリンク「△△特許事務所」が操作された場合に表示される画面の表示例である。この表示例では、フレーム102に、△△特許事務所のホームページが表示されている。すなわち、タイトルとして「△△特許事務所」が表示され、その下にメッセージとして「電気・電子分野バイオテクノロジー分野 メカトロニクス分野 を得意とする特許事務所です。」が表示されている。また、その下には、リンクを示す下線が付された「こちら」を含むメッセージ「ご連絡はこちらまで。」が表示されている。なお、リンクとしての「こちら」が操作された場合には、△△特許事務所のメールアドレス宛にメールを送信することが可能となる。
【0122】
図16は、他の卒業生の専用HPにおける同様の表示例(仕事を説明するためのページの表示例)を示している。この表示例では、フレーム102には、タイトル220として「ヘアーサロン○○」が表示されている。その下には、当該卒業生がデザインした新しいカットを示す画像221が表示されている。その下には、メッセージ222として「2002年の3月に、□□町にヘアーサロン○○をオープンしました。上は、私がデザインした新しいカットです。どうぞよろしくお願いします。」が表示されている。その下には、リンクを示す下線が付された「こちら」を含むメッセージ223として「ご連絡はこちらまで。」が表示されている。なお、リンクとしての「こちら」が操作された場合には、ヘアーサロン○○のメールアドレス宛にメールを送信することが可能となる。
【0123】
図15または図16に示すような表示情報を参照することにより、当該卒業生の現在の状況を知ることができるとともに、当該卒業生の従事している仕事を知ることができるので、自己のビジネスに関連する仕事を行っている卒業生に対して連絡を取り、専門知識等を入手することができるとともに、人的コネクションを拡大することが可能になる。また、また、出身大学が同じであるということから、通常よりも安い金額で仕事を依頼したり、仕事を優先的に処理してもらったりすることが可能になる。
【0124】
図17は、フレーム101のボタン114が操作された場合に表示される掲示板の表示例である。この例では、フレーム102の上部に、テキストボックス230が表示されている。その下にはボタン231が表示され、さらに下には、掲示板の表示部232が表示されている。
【0125】
ここで、テキストボックス230には、投稿しようとするメッセージが入力される。ボタン231は、テキストボックス230に入力されたメッセージを投稿する際に操作される。表示部232は、過去に投稿されたメッセージの一覧が新しい順に表示されている。この例では、第3期の卒業生である○○によって投稿されたメッセージとして「2003/03/20 初めまして ○○ 特許の取得を検討しています。第3期卒業の○○です。ご連絡下さい。」が最上部に表示されている。その下には、管理人である専用HPの所有者からの返答メッセージとして「2003/03/20 こんにちは 管理人 特許取得の件ですが、メールにてご連絡下さい、詳細は後日うち合わせいたします。」が表示されている。さらにその下には、他のユーザによって投稿されたメッセージとして「2003/03/19 相談ですが・・・ ×× 中小企業に勤めている××と申します。弊社の製品の特許侵害事件が発生しており、対応に苦慮しております。・・・・・・・・・・」が表示されている。
【0126】
このような掲示板を用いることにより、専用HPの所有者と時間帯を気にせずに連絡をとることができるのみならず、情報交換を行うことにより、当該所有者の専門知識の確度等を確認することが可能になる。その結果、その後に取引または仕事の依頼をスムーズに行うことができる。
【0127】
つぎに、サイト内における検索処理について説明する。
【0128】
図18は、図10に示す画面140のテキストボックス151にキーワードとして「特許」が入力された状態を示している。このような状態において、ボタン152が操作されると、テキストボックス151に入力されたキーワードは、サーバ装置10に対して送信され、図19に示すフローチャートの処理が開始される。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0129】
ステップS70:基本制御モジュール41は、クライアント装置から送信されてきたキーワードを送受信管理モジュール40を介して取得する。図18に示す例ではキーワードとして「特許」が取得されることになる。
【0130】
ステップS71:基本制御モジュール41は、検索対象となるフォルダを特定する。すなわち、図6に示すように、登録時において、検索対象に設定するか否かをラジオボタン73によって設定されており、検索対象に設定された場合には図7に示すようにフォルダ名の末尾に「#」が付与されている。そこで、基本制御モジュール41は、フォルダ名の末尾に「#」が付与されているフォルダを検索対象として特定する。
【0131】
ステップS72:基本制御モジュール41は、検索の対象の中からフォルダをひとつ選択する。具体的には、例えば、図7に示すフォルダ80bを検索対象として選択する。
【0132】
ステップS73:基本制御モジュール41は、ステップS72において選択されたフォルダの内部に格納されているファイルをひとつずつ取得し、指定されたキーワードがそのファイル中に存在しているか否かを判定し、存在している場合にはステップS74に進み、それ以外の場合にはステップS76に進む。この例では、図6に示すテキストボックス74において、キーワードとして「特許」が設定されており、また、図14に示すように、「△△特許事務所」および「特許関係の仕事をしています。」のような特許を含む文字列が存在することから、キーワードが存在すると判定され、ステップS74に進む。
【0133】
ステップS74:基本制御モジュール41は、キーワードが含まれているファイルが格納されているフォルダのURLを取得する。なお、フォルダ単位ではなく、ファイル単位で取得することも可能である。
【0134】
ステップS75:基本制御モジュール41は、特定されたフォルダに対応する卒業生の氏名を特定する。具体的には、例えば、DB43に、URLと氏名との対応関係を示すテーブルを準備しておき、このテーブルを参照することにより実現できる。具体的には、この例では、「特許太郎」の場合には、「www.○○○.com/tokkyo#」が特定される。
【0135】
ステップS76:基本制御モジュール41は、ステップS71で特定された全てのフォルダの検索が終了したか否かを判定し、終了した場合にはステップS77に進み、それ以外の場合にはステップS72に戻って同様の処理を繰り返す。
【0136】
ステップS77:基本制御モジュール41は、検索結果を示す画面を表示するための情報を生成し、要求を行ったクライアント装置に対して送信する。その結果、要求を行ったクライアント装置の表示装置37には、図20に示すような画面250が表示される。
【0137】
この表示例では、画面250の最上部に、タイトル251として「検索結果」が表示されている。また、その下にはメッセージ252として「キーワード:特許」が表示されている。その下には、下線が付されたリンクを含む検索結果の文字情報253〜255が表示されている。
【0138】
文字情報253〜255が操作されると、図14に示すような、該当する専用HPが表示されることになる。なお、アクセス制限が課されている場合には、まず、図13に示す認証用の画面200が表示されて認証処理が実行された後、認証に成功した場合には図14に示す各専用HPに遷移することになる。
【0139】
例えば、文字情報255が操作された場合には、図13に示す認証用の画面200が表示されて認証処理が実行され、認証に成功した場合には図14に示す「特許太郎」の専用HPに遷移することになる。
【0140】
このような検索処理によれば、キーワードを用いて、卒業生の専用HPから目的とする情報を見つけだすことが可能になるため、例えば、キーワード「特許」であれば、特許関係の専門知識を有する卒業生を簡易かつ迅速に見つけだすことが可能になる。
【0141】
以上に説明したように、本発明の実施の形態によれば、卒業生の各々がアルバムの内容を常に最新の情報にアップデートすることができるので、通常の卒業アルバムと異なり、卒業後の同級生の動向を知ることが可能になる。
【0142】
また、本発明の実施の形態によれば、掲示板等を設けたり、メールアドレスを公開したりすることにより、卒業生同士または卒業生と在校生とがコミュニケーションを図ることが可能になる。したがって、例えば、卒業生が在校生の中から自己が従事している仕事に最適な人材を探し出したり、在校生が自己が興味がある仕事に従事している卒業生に対して、情報の提供を求めたりすることが可能になる。
【0143】
また、サークル等では、在校生がホームページを開設してその運営・管理を行うことが多いが、例えば、代替わり等が行われた場合には、管理の引継がスムーズに行われずに、ホームページの管理が十分に行われなくなる場合がある。しかし、本実施の形態では、卒業生との連絡を密にとることにより、運営・管理の助言を得ることができるので、そのような事態を回避することが可能になる。
【0144】
また、本実施の形態では、ヘアアーティストまたはデザイナーが自己のスキルまたは作品を発表する機会を簡単に得ることができる。また、作品を記載した、いわば、名鑑を作成することにより、そこから、所属のサロンや事務所を逆検索するサイトを簡単かつ低コストに作成することが可能になる。
【0145】
また、大学側としては、卒業生とのつながりを卒業後も維持できることとなり、寄付金等の資金援助を受けやすくなる等のメリットが生じ、大学経営を円滑化することができる。
【0146】
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能である。例えば、以上の実施の形態では、団体として「大学の卒業生」を例に挙げて説明したが、大学だけでなく、小学校、中学校、高等学校、専門学校等の卒業生についても本発明を適用することができる。
【0147】
また、学校の卒業生だけでなく、例えば、同好会または愛好会等のように、所定の目的の下に構成員が集合した団体についても本発明を適用することが可能である。
【0148】
また、以上の実施の形態では、フレーム形式の画面100,100Aを例に挙げて説明したが、フレームを使用しない場合であっても本発明を適用可能であることはいうまでもない。
【0149】
また、以上の実施の形態では、サーバ装置10において全ての処理を実行するようにしたが、例えば、クライアント装置11〜14側に少なくとも一部の処理を分担するようにしてもよい。そのような方法によれば、サーバ装置10にかかる負担を軽減させることが可能になる。
【0150】
また、上記の実施の形態では、クライアント装置11〜14に対して送信される情報としてはHTMLを用いるようにしたが、これ以外にも、例えば、XML等を使用することができる。また、サーバ装置10において実行されるプログラムとしてはCGIプログラムを用いるようにしたが、これ以外にも、例えば、SSI(Server Side Include)等を用いることも可能である。
【0151】
なお、以上の処理機能を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MOなどがある。
【0152】
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
【0153】
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
【0154】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば、構成員が卒業生である場合には、卒業後であっても使用価値の高いアルバムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホームページ公開サーバ装置を含むアルバム管理システムの構成例を示す図である。
【図2】図1に示すホームページ公開サーバ装置およびクライアント装置の詳細な構成例を示す図である。
【図3】図2に示すHDDに格納されているソフトウエアと、CPU、ROM、RAM、HDDが協働することにより実現される処理機能の一例を示す図である。
【図4】図1に示すホームページ公開サーバ装置に新たな卒業生を登録する際に実行される処理の一例を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すホームページ公開サーバ装置に登録する卒業生名簿の一例である。
【図6】図1に示すホームページ公開サーバ装置に新たな卒業生を登録する際にホームページ公開サーバ装置に表示される画面の表示例である。
【図7】図1に示すホームページ公開サーバ装置のDBに作成されるフォルダの一例を説明するための図である。
【図8】図1に示すホームページ公開サーバ装置に対して専用HPを登録する際に実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図9】図1に示すホームページ公開サーバ装置に対して専用HPを登録する際に、クライアント装置側に表示される画面の一例である。
【図10】図1に示すホームページ公開サーバ装置に対してクライアント装置からアクセスされた場合に最初に表示される画面の一例である。
【図11】図10に示す画面において、所定の期の卒業生が選択された場合に実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図12】図10に示す画面において、所定の期の卒業生が選択された場合に表示される画面の一例である。
【図13】図12に示す画面の中から特許太郎が選択された場合において表示される認証用の画面の一例を示す図である。
【図14】図13に示す認証用の画面において正しいIDとパスワードが入力された場合に表示される画面であって、特許太郎の専用HPの表示例を示す画面である。
【図15】図14に示すリンク「△△特許事務所」が操作された場合に表示される画面の一例である。
【図16】図12に示す画面の中から他の卒業生が選択された場合の画面であって、図14に示す場合と同様の表示例を示す図である。
【図17】図14において掲示板を表示するためのリンクが操作された場合に表示される画面の一例である。
【図18】図10に示す画面のテキストボックスに所定のキーワードが入力された場合の表示例である。
【図19】図18に示す画面において検索を開始するためのボタンが操作された場合に実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図20】図10に示す検索開始ボタンが操作された後に表示される画面であって、検索結果の一覧を示す画面の表示例である。
【符号の説明】
10 サーバ装置(ホームページ公開サーバ装置)
11〜14 クライアント装置
15 LAN
16 インターネット
40 送受信管理モジュール(送信手段)
41 基本制御モジュール(一覧表示手段、画像使用制限手段、検索対象防止手段、アクセス制限手段、検索手段、検索対象除外手段)
42 DB管理モジュール(取得手段)
43 DB(格納手段)
44 HP作成管理モジュール(更新手段、ホームページ情報作成手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホームページ公開サーバ装置、ホームページを利用した情報提供方法、およびサーバ装置用プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、小学校、中学校、高等学校、または大学では、卒業記念として卒業アルバムを作成し、これを卒業生へ手渡している。卒業アルバムに掲載される写真には、プロのカメラマンが撮影した集合写真の他に、遠足、体育祭などの学校行事の際にプロのカメラマンまたは学校関係者が撮影したスナップ写真などが含まれている。在校期間中に卒業アルバムに掲載する多数枚の写真が収集され、卒業前に、収集された写真に基づいて、学校関係者で卒業アルバムの編集を行い、印刷業者へ印刷および製本を依頼して卒業アルバムを製作する。
【0003】
このような卒業アルバムの作成方法では、長い期間にわたって多数枚の写真を収集するため、写真の保管に手間がかかり煩雑である。また、従来の卒業アルバムは、全ての卒業生に共通のものであるため、面白みがなく、特にスナップ写真については、全ての卒業生を平等に卒業アルバムに掲載するのが容易でなく、不平や不満を招く要因となっている。
【0004】
このような従来の卒業アルバムの不具合を解消するために、アルバム作成を受託した受託事業者がアルバム作成を委託した委託者より所定の期間にわたって提供される複数の画像に基づいてアルバムを作成する発明が提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
この発明では、委託者は、受託事業者のコンピュータシステムとコンピュータネットワークを介して接続された通信端末装置により画像と個人識別情報とを対にしてコンピュータネットワークへ送信する。一方、受託事業者は、コンピュータネットワークを介して委託者より送られてくる画像および個人識別情報をコンピュータシステムで受信する毎に、画像と個人識別情報とを対応させてメモリに記憶させておき、アルバム製作時に、記憶させた画像を前記メモリより読み出して個人識別情報で特定される個人毎のアルバムを製作するようにしている。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−042145号公報(要約、請求の範囲)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記発明では、一旦、アルバムが作成された後は、情報のアップデートが困難であるため、例えば、引っ越し等に伴って住所および電話番号が変わったり、転職等により勤務先が変わったり、または、結婚により姓が変わったりする場合があるが、このような情報の変化には対応できないという問題点がある。
【0008】
また、ビジネス等においては、学生時代の人的コネクションを活用することにより、異業種の交流を深めたり、新たな信頼関係を構築したりすることが可能になる場合が少なくない。しかしながら、上記発明では、アルバムに表示された情報は、過去の情報であることから、必ずしもこのような人的なネットワークを構築する際に有用な情報を提供するものとはなっていないという問題がある。
【0009】
本発明は、上記の事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、例えば、卒業後であっても使用価値の高いアルバムを提供することが可能な、ホームページ公開サーバ装置、ホームページを利用した情報提供方法、およびサーバ装置用プログラムを提供しよう、とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明は、クライアント装置からの要求に応じたホームページ情報を提供するホームページ公開サーバ装置において、所定の団体に属する構成員に関するホームページ情報を格納する格納手段と、クライアント装置からの要求に応じて、格納手段に格納されている所定のホームページ情報を取得する取得手段と、取得手段によって取得されたホームページ情報を要求を行ったクライアント装置に対して送信する送信手段と、格納手段に格納されているホームページ情報を更新する更新手段と、を有している。
【0011】
このため、例えば、構成員が卒業生である場合には、卒業後であっても使用価値の高いアルバムを提供することが可能となる。
【0012】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、構成員に関するホームページ情報を所定の属性毎にクライアント装置側に一覧表示させる一覧表示手段をさらに有するようにしている。このため、例えば、構成員が卒業生である場合には、期毎の卒業生を一覧表示させ、その中から目的の卒業生を探すことが可能になる。
【0013】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、一覧表示手段は、構成員の氏名または画像を一覧表示させ、一覧表示手段によって表示された氏名または画像が選択された場合には、取得手段は、対応するホームページ情報を格納手段から取得する、ようにしている。そのため、文字情報のみならず画像情報を参照して、目的の構成員を探し出すことが可能になる。
【0014】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、一覧表示手段により一覧表示される画像またはテキスト情報としての氏名の使用を制限する画像使用制限手段をさらに有するようにしている。このため、プライバシーに係る情報が外部に漏洩することを防止できる。
【0015】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、構成員のそれぞれに関するホームページ情報は、構成員の過去の情報と、現在の情報の少なくとも一方を含むようにしている。このため、構成員の過去または現在の情報を参照して、目的の構成員を検索するとともに、現在または過去の情報を知ることができる。
【0016】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、現在の情報は、当該構成員の現在の職業に関する情報を有しているようにしている。このため、過去の構成員の情報を参照して、現在の職業を知ることができるとともに、現在の職業を参照して構成員の過去の情報を知ることができる。
【0017】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、職業に関する情報は、当該構成員が勤務する企業等のホームページに関する情報を有するようにしている。このため、構成員が現在勤務している企業等の情報を詳細に知ることが可能になる。
【0018】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、格納手段は、構成員によって作成されたホームページ情報を有しており、取得手段は、ホームページ情報を取得する、ようにしている。このため、構成員が自ら作成したホームページ情報を参照することにより、当該構成員に関するより詳細な情報を得ることが可能になる。
【0019】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、構成員によって作成されたホームページ情報をサーチロボットが検索対象とすることを防止する検索対象防止手段をさらに有するようにしている。このため、インターネット上に存在する検索サイトに構成員の情報が登録されることにより、プライベートな情報が漏洩することを防止できる。
【0020】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、構成員によって作成されたホームページ情報に対するアクセスを制限するためのアクセス制限手段をさらに有するようにしている。このため、アクセス制限により、構成員のプライベートな情報の漏洩を一層確実の防止することが可能になる。
【0021】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、構成員によってホームページ情報を作成するためのホームページ情報作成手段をさらに有するようにしている。このため、構成員がホームページ情報を作成するための特別のプログラムを有しない場合であってもホームページ情報を容易に作成または更新することが可能になる。
【0022】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、格納手段に格納されているホームページ情報を検索する検索手段をさらに有するようにしている。このため、キーワードを用いて、目的となるホームページを容易に見つけだすことが可能になる。
【0023】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、格納手段に格納されているホームページ情報を、検索手段の検索対象から除外する検索対象除外手段をさらに有するようにしている。このため、構成員が公開したくない情報については非公開とすることができる。
【0024】
また、他の発明は、上述の発明に加えて、格納手段に格納されているホームページ情報には、画像、音声、または、動画の少なくとも1つを含んでいるようにしている。このため、提供する情報の表現力を向上することが可能になる。
【0025】
また、本発明は、クライアント装置からの要求に応じたホームページ情報を提供するホームページを利用した情報提供方法において、所定の団体に属する構成員に関するホームページ情報を格納する格納ステップと、クライアント装置からの要求に応じて、格納ステップに格納されている所定のホームページ情報を取得する取得ステップと、取得ステップによって取得されたホームページ情報を要求を行ったクライアント装置に対して送信する送信ステップと、格納ステップに格納されているホームページ情報を更新する更新ステップと、を有する。
【0026】
このため、本発明のホームページを利用した情報提供方法を用いれば、例えば、構成員が卒業生である場合には、卒業後であっても使用価値の高いアルバムを提供することが可能となる。
【0027】
また、本発明は、クライアント装置からの要求に応じたホームページ情報を提供するサーバ装置において実行される処理を実現するコンピュータ読み取り可能なサーバ装置用プログラムにおいて、コンピュータを、所定の団体に属する構成員に関するホームページ情報を格納する格納手段、クライアント装置からの要求に応じて、格納手段に格納されている所定のホームページ情報を取得する取得手段、取得手段によって取得されたホームページ情報を要求を行ったクライアント装置に対して送信する送信手段、格納手段に格納されているホームページ情報を更新する更新手段、として機能させるようにしている。
【0028】
このため、本発明のプログラムをインストールしたサーバ装置によれば、例えば、構成員が卒業生である場合には、卒業後であっても使用価値の高いアルバムを提供することが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0030】
図1は、本発明の実施の形態に係るホームページ公開サーバ装置(以下、単に「サーバ装置」と称する)を含むアルバム管理システムの構成例を示す図である。この図に示すように、アルバム管理システムは、サーバ装置10、クライアント装置11〜14、LAN(Local Area Network)15およびインターネット16によって構成されている。
【0031】
ここで、サーバ装置10は、サーバマシンまたはワークステーション等によって構成され、例えば、大学の施設内に設置されており、LAN15を介して学内のクライアント装置11と接続されている。また、サーバ装置10は、インターネット16に接続されており、卒業アルバムおよび卒業生が作成したホームページをインターネット16上に公開している。なお、この例では、サーバ装置10は、インターネット16に直接接続されているが、例えば、ファイアウォール等を介して接続し、外部からの攻撃を回避してセキュリティを向上させることも可能である。
【0032】
クライアント装置11〜14は、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、または携帯電話によって構成されており、インターネット16を介してサーバ装置10にアクセスすることにより、卒業アルバムを閲覧するとともに、必要な情報をダウンロードすることができる。
【0033】
LAN15は、大学構内に敷設されたローカルなネットワークであり、サーバ10とクライアント装置11とを電気的に接続して、これらの間で情報の授受を可能とする。なお、この例では、クライアント装置11は、1台のみとされているが、複数のクライアント装置を接続することも可能である。
【0034】
インターネット16は、複数のコンピュータを相互に接続した世界的なネットワーク群の総称であり、個々の通信機器に付与されたIP(Internet Protocol)アドレスに基づいて、情報をパケット化して双方向に伝送する。
【0035】
図2は、図1に示すサーバ装置10およびクライアント装置11〜14の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、サーバ装置10およびクライアント装置11〜13は、CPU(Central Processing Unit)30、ROM(Read Only Memory)31、RAM(Random Access Memory)32、HDD(Hard Disk Drive)33、ビデオ回路34、I/F(Interface)35、バス36、表示装置37、入力装置38、および外部記憶装置39によって構成されている。
【0036】
CPU30は、HDD33または外部記憶装置39に格納されているプログラムに従って、各種演算処理等を実行するとともに、装置の各部を制御する処理装置である。
【0037】
ROM31は、CPU30が実行する基本的なプログラムおよびデータを格納するメモリである。RAM32は、CPU30が実行途中のプログラムおよび演算途中のデータを一時的に格納するメモリである。
【0038】
HDD33は、CPU30が実行する各種プログラムを格納するとともに、演算処理によって生じた各種データを格納する記憶装置である。ビデオ回路34は、CPU30から供給された描画命令に従って描画処理を実行し、得られた画像を映像信号に変換して出力する回路である。
【0039】
I/F35は、入力装置38から出力された信号の表現形式を変換するとともに、外部記憶装置39およびインターネット14との間で情報を授受する際に、信号の表現形式の変換を行う回路である。
【0040】
バス36は、CPU30、ROM31、RAM32、HDD33、ビデオ回路34、およびI/F35を相互に接続し、これらの間でデータの授受を可能にする信号線群である。
【0041】
表示装置37は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)モニタまたはLCD(Liquid Crystal Display)モニタによって構成されており、ビデオ回路34から出力された映像信号に対応する画像を表示する装置である。
【0042】
入力装置38は、例えば、キーボードまたはマウスによって構成され、ユーザの操作に応じた信号を出力する装置である。外部記憶装置39は、例えば、MO(Magneto−Optical disk)ドライブや、DVD−RAM(Digital Versatile Disk RAM)ドライブによって構成されており、MOディスクやDVD−RAMディスクにデータを記録するとともに、これらに記録されているデータを読み出して出力する装置である。
【0043】
図3は、図1に示すサーバ装置10のHDD33に記憶されているソフトウエアと、CPU30、ROM31、RAM32等のハードウエアとが協働することにより実現される機能を示す図である。この図に示すように、サーバ装置10の機能としては、送受信管理モジュール40、基本制御モジュール41、DB(Data Base)管理モジュール42、DB43、およびHP(Home Page)作成管理モジュール44がある。
【0044】
送信手段である送受信管理モジュール40は、ネットワーク14を介して情報を授受する際に、プロトコルの変換処理等を実行する。一覧表示手段であり画像使用制限手段であり検索対象防止手段でありアクセス制限手段であり検索手段かつまた検索対象除外手段である基本制御モジュール41は、例えば、OS(Operating System)等を仲介として実現されるモジュールであり、サーバ装置10における基本的な処理を実行する。
【0045】
取得手段であるDB管理モジュール42は、DB43に格納されているデータを管理するモジュールである。格納手段であるDB43は、卒業アルバムおよびホームページに関する情報を格納している。HP作成管理モジュール44は、卒業アルバムとしてのホームページの作成および管理を行うモジュールである。また、更新手段であり、ホームページ情報作成手段であるHP作成管理モジュール44は、各卒業生が独自にホームページを作成する処理を実行するとともに、作成されたホームページを管理する処理を実行するモジュールである。
【0046】
つぎに、以上の実施の形態の動作について説明する。
【0047】
図4は、図1に示すアルバム管理システムに対して、卒業を予定している生徒(以下、「卒業予定生徒」と称する)を新たに登録する際にサーバ装置10において実行される処理の一例を示すフローチャートである。なお、登録処理は、大学側の担当者が、例えば、卒業予定生徒から書面または電子メール等により申告された内容に基づいて行う。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0048】
ステップS10:サーバ装置10の基本制御モジュール41は、登録しようとする卒業予定生徒の名簿を、例えば、入力装置38から入力された情報に対応して特定する。例えば、クライアント装置11に登録されている、図5に示すような、生徒の名簿の中から特定の期の生徒を特定する。具体的には、例えば、第6期の生徒が登録の対象として特定されることになる。
【0049】
なお、図5に示す名簿を構成する項目としては「期」、「シリアルNo.」、「氏名」、「ローマ字表記」、「所属ゼミ」、「所属部」、「就職先」、および「E−mail」がある。ここで、「期」は生徒の卒業した期または卒業予定の期を示している。「シリアルNo.」は、各生徒に付与されたユニークなシリアル番号であり、このシリアル番号を指定することで、生徒が一意に特定される。「氏名」は生徒の氏名である。「ローマ字表記」は生徒の氏名のローマ字表記である。「所属ゼミ」は生徒が所属している(していた)ゼミ(Seminar)を示している。「所属部」は生徒が所属している(していた)部活動の名称(例えば、陸上部等)を示す。「就職先」は生徒の就職先を示す。なお、就職先がまだ決まっていない(または内定していない)生徒については「−」が入力されている。「E−mail」は、生徒に対してシステムから付与された電子メールのアドレスを示す。なお、アドレスは、当該システムが有するドメイン「○○○.com」に対して姓のアルファベット表記を付与して作成される。なお、アドレスが重複する場合には、名のアルファベット表記をハイフン「−」を介して接続することにより重複を回避する。例えば、「taro−tanaka@○○○.com」のようにする。
【0050】
ステップS11:基本制御モジュール41は、DB43に格納されている、登録画面を表示するための情報(例えば、HTMLファイル)を読み出し、ビデオ回路34に供給する。その結果、サーバ装置10の表示装置37には、図6に示すような画面60が表示される。
【0051】
図6の表示例では、画面60の最上部にタイトル61として「登録」が表示されている。その下には、テキスト情報62〜65、ラジオボタン66、テキストボックス67、ラジオボタン68〜71、テキストボックス72、ラジオボタン73、テキストボックス74、ラジオボタン75、およびボタン76,77が表示されている。
【0052】
ここで、テキスト情報62は、登録の対象となる生徒のシリアルNo.(図5に示す「シリアルNo.」に対応する)を示す。この例では、「60001」が表示されている。テキスト情報63は、生徒の氏名を示す。この例では、「特許太郎」が表示されている。テキスト情報64は、生徒の氏名のローマ字表記を示す。この例では、「Tokkyo Taro」が表示されている。テキスト情報65は、生徒の電子メールのアドレスを示している。この例では、システムから自動的に付与されたメールアドレス「tokkyo@ooo.com」(図5に示す「E−mail」に対応する)が表示されている。
【0053】
ラジオボタン66は、後述する卒業アルバムのフロントページ(図9に示す)に、当該生徒の画像を掲示するか否かを選択するためのものであり、左側のボックス(YES)が選択されると画像が表示され、右側のボックス(NO)が選択されると画像が表示されない。
【0054】
テキストボックス67は、ラジオボックス66において(YES)が選択された場合において、表示の対象となる画像ファイルを特定するための情報が入力される。この例では、「www.ooo.com/img/xx.jpg」が入力されている。なお、この情報は、図5に示す名簿に予め登録しておき、これを利用して表示するようにしてもよい。
【0055】
ラジオボタン68は、生徒が独自の専用HPを設けるか否かを選択するためのものであり、専用HPを設ける場合には左側のボックス(設ける)が選択され、設けない場合には右側のボックス(設けない)が選択される。
【0056】
ラジオボタン69は、ラジオボタン68において専用HPを設けることが選択された場合において、プライバシーブロック(詳細は後述する)を行うか否かを選択するためのボタンである。なお、プライバシーブロックとは、インターネット16上に存在する検索サイトが有するサーチロボットが当該専用HPを検索の対象とすることを回避するための方策を施すことをいう。このような方策を施せば、例えば、検索サイトにおいて、生徒の氏名がキーワードとして入力されて検索が実行された場合であっても、検索結果として、写真、プロフィール等の個人情報が表示されることを防止できる。
【0057】
ラジオボタン70は、ラジオボタン68において、専用HPを設けることが選択された場合において、当該専用HPの容量を指定するためのボタンである。この例では、左側のボックス(5MB)が選択された場合には、専用HPの容量として、「5MB」が選択される。また、右側のボックス(10MB)が選択された場合には、専用HPの容量として、「10MB」が選択される。なお、これ以外の容量を指定可能としてもよい。
【0058】
ラジオボタン71は、ラジオボタン68において、専用HPを設けることが選択された場合において、当該専用HPへのアクセス制限を設けるか否かを指定するためのボタンである。この例では、左側のボックス(設ける)が選択された場合には、専用HPへアクセスする際にパスワード等の入力が必要となる。また、右側のボックス(設けない)が選択された場合には、専用HPへの自由なアクセスが可能になる。
【0059】
テキストボックス72は、ラジオボタン71においてアクセス制限を設けることが選択された場合に、当該専用HPへアクセスするためのパスワードが入力される。この例では、「12FG5X」がパスワードとして入力されている。なお、このパスワードは、アクセスを許可しようとする者(例えば、友人等)に対して予め通知しておく必要がある。
【0060】
ラジオボタン73は、ラジオボタン68において、専用HPを設けることが選択された場合において、当該専用HPを、後述するサイト内の検索において、検索の対象とするか否かを指定するためのボタンである。この例では、左側のボックス(設定)が選択された場合には、当該専用HPが検索の対象とされる。また、右側のボックス(設定しない)が選択された場合には、当該専用HPが検索の対象から除外される。
【0061】
テキストボックス74は、ラジオボタン68において、専用HPを設けることが選択された場合において、当該専用HPを、後述するサイト内の検索において検索する際の検索キーワードを入力するためのボックスである。この例では、3つのキーワード「特許太郎 特許 商標」が入力されている。なお、これらのキーワードは、インターネット上に設けられた検索サイトからの検索時においてもキーワードとして利用される。
【0062】
ラジオボタン75は、ラジオボタン68において、専用HPを設けることが選択された場合において、当該専用HPに掲示板を設けるか否かを指定するためのボタンである。この例では、左側のボックス(設ける)が選択された場合には、掲示板が設置される。また、右側のボックス(設けない)が選択された場合には、掲示板が設置されない。なお、専用HPを設置しない場合であっても、掲示板のみを設置する構成としてもよい。
【0063】
ボタン76は、画面60において入力された情報を、DB43に登録する際に操作されるボタンである。また、ボタン77は、画面60において入力された情報をキャンセルする場合に操作されるボタンである。
【0064】
図4に戻って、処理の流れの説明を継続する。
【0065】
ステップS12:基本制御モジュール41は、図6に示す画面60において入力が終了し、ボタン76が操作されたか否かを判定し、操作された場合にはステップS13に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。
【0066】
ステップS13:基本制御モジュール41は、図6に示す画面60のラジオボタン68において選択されたボックスを参照し、専用HPを設けるか否かを判定する。その結果、専用HPを設けることが選択されたと判定した場合には、ステップS14に進み、それ以外の場合にはステップS20に進む。図6の例では、「設ける」が選択されているので、ステップS14に進むことになる。
【0067】
ステップS14:基本制御モジュール41は、DB管理モジュール42に対して、図6に示すテキスト情報64(生徒の氏名のローマ字表記)に対応する名称のフォルダを作成するように要求する。その結果、図6の場合を例に挙げると、図7に示すように、当該卒業生の姓のローマ字表記である「Tokkyo」に対応する名前を有するフォルダ80bがルートのフォルダ80aの下に生成される。ここで、図6のラジオボタン73により、検索対象に設定されている場合には、フォルダ名の最後に「#」が付与される。その結果、当該フォルダが検索対象に設定されていることを知ることができる。なお、ルートのフォルダ80aには、ULRとして「www.○○○.com」が対応付けられており、また、フォルダ80bに対しては、そのサブドメインである「www.○○○.com/tokkyo#」が対応付けられている。なお、この例では、ルートのフォルダ80aの直下に、各生徒のフォルダを生成するようにしたが、各期に対応するサブフォルダを生成し、その下にそれぞれの生徒個人のフォルダを生成するようにしてもよい。
【0068】
ステップS15:基本制御モジュール41は、専用HPの表紙ページ(空のページまたは所定のひな形に基づいて作成されたページ)を作成し、ステップS14において作成されたフォルダ内に格納する。この例では、表紙ページ81bが作成されてフォルダ80bに格納されることになる。なお、表紙ページ81bは、サブドメインとしてのURL「www.○○○.com/tokkyo#」にアクセスされた場合に、最初に読み出されてクライアント装置側に表示されるファイル(例えば、「index.html」)である。
【0069】
ステップS16:基本制御モジュール41は、ステップS15において作成された表紙ページに対して必要な設定を行う。具体的には、図6に示す例では、プライバシーロックが選択されているので、表紙ページ81bには、HTMLのタグとして、例えば、以下のような一文が挿入される。
【0070】
<meta name=“robots” content=“noindex,nofollow”>
【0071】
その結果、検索ロボットの巡回の対象となった場合でも、インターネット16上に存在する検索サイトに登録されることを回避できるため、例えば、当該検索サイトにおいて氏名を入力して検索した場合に、プロフィール等の個人情報が表示され、個人情報が悪用等されることを防止できる。
【0072】
また、ラジオボタン70の選択内容に応じて、専用HPの容量の設定を行う。なお、この設定の内容としては、ftp(File Transfer Protocol)等により専用HPを構成する情報をサーバ装置10にアップロードする際に、選択された容量を超える場合には、ftpを停止するようにすればよい。
【0073】
また、ラジオボタン71の選択内容に応じて、専用HPへのアクセス制限の設定を行う。具体的には、表紙ページ81bへアクセスするのではなく、例えば、CGI(Common Gateway Interface)プログラムによって作成されたアクセス制限用のプログラムが先に実行されるように設定がなされる。
【0074】
また、テキストボックス74の入力内容に応じて、検索キーワードが設定される。具体的には、図6の例では、検索キーワードとして「特許太郎 特許 商標」が入力されているので、表紙ページ81bには、HTMLのタグとして、例えば、以下のような一文が挿入される。
【0075】
<meta name=“Keywords” content=“特許太郎,特許,商標”>
【0076】
その結果、「特許太郎」、「特許」、「商標」が検索キーワードとして設定されるため、検索サイトからの検索時において、これらいずれかのキーワードが使用された場合には、当該専用HPが検索結果として列挙されることになる。
【0077】
ステップS17:基本制御モジュール41は、掲示板を設置するか否かを判定し、設置する場合にはステップS18に進み、それ以外の場合にはステップS20に進む。具体的には、図6に示す画面60のラジオボタン75において、掲示板を設置することが選択されている場合にはステップS18に進み、それ以外の場合にはステップS20に進む。図6の例では、掲示場を設置することが選択されているので、ステップS18に進む。
【0078】
ステップS18:基本制御モジュール41は、掲示板を表示するためのプログラムを作成し、例えば、ステップS14において生成されたフォルダに格納する。具体的には、図6の例では、例えば、CGIプログラムによって作成された掲示板を表示するためのCGIプログラムがフォルダ80bに格納されるとともに、掲示板に書き込まれた情報を記憶するためのログファイルが生成されてフォルダ80bに格納される。
【0079】
ステップS19:基本制御モジュール41は、ステップS18において生成された掲示板について、必要な情報の設定を行う。例えば、図6の例では、掲示板の名称(例えば、「特許太郎用掲示板」)が仮に設定される。また、掲示板を管理するために必要な情報(管理用パスワード等)が、「特許太郎」のメールアドレス(tokkyo@ooo.com)に対して送信される。
【0080】
ステップS20:基本制御モジュール41は、図10を参照して後述するフロントページの設定を行う。具体的には、図6の例では、登録の対象となっている生徒の氏名である「特許太郎」がフロントページ(表紙ページ81a)に挿入されるとともに、ラジオボタン66により画像を使用することが選択されている場合には、フロントページ(表紙ページ81a)に対して当該画像を挿入する処理が実行される。なお、表示ページ81aは、1枚のホームページで構成される場合も存在するが、多くは複数のホームページで構成される。この複数のホームページは、www.○○○.com内で表示される。
【0081】
ステップS21:基本制御モジュール41は、全ての生徒の登録が終了したか否かを判定し、終了していないと判定した場合にはステップS11に戻って同様の処理を繰り返し、それ以外の場合には処理を終了する。具体的には、この例では、第6期の生徒全ての登録が完了した場合には、処理を終了し、それ以外の場合には、ステップS11に戻って同様の処理が繰り返される。
【0082】
以上の処理により、特定の期に属する生徒全てを卒業アルバムに登録することができる。なお、以上の説明では、当該登録処理は、大学の担当者が一括して行うようにしたが、生徒が各自のクライアント装置を介して自分で行うようにすることも可能である。その場合には、各生徒がクライアント装置を操作してサーバ装置10にアクセスし、例えば、登録用のプログラムを起動することによって図6に示す画面60をクライアント装置側に表示させて登録を行う。
【0083】
つぎに、以上の処理により生成された専用HPを編集する際の処理について、図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0084】
図9は、生徒の専用HPを編集する際に、クライアント装置の表示装置37に表示される画面の一例を示す図である。なお、以下では、生徒「特許太郎」がクライアント装置12を操作してサーバ装置10にアクセスし、専用HPを編集する場合を例に挙げて説明する。
【0085】
生徒「特許太郎」は、クライアント装置12のブラウザプログラムを起動し、サーバ装置10のHP作成管理モジュール44を仲介として、ホームページ作成用のプログラムをダウンロードし、実行する。なお、ホームページ作成用のプログラムは、例えば、サーバ装置10において実行し、その機能のみをクライアント装置12側で利用するいわゆるASP(Application Service Provider)方式でもよいし、例えば、プログラム自体をクライアント装置12側へダウンロードしてクライアント装置12側で実行する方式のいずれでもよい。
【0086】
図9の例では、前者であるASP方式が採用されている。したがって、所定の生徒から、専用HPを編集する要求がなされた場合には、以下のフローチャート(図8参照)がサーバ装置10側で実行される。
【0087】
ステップS30:基本制御モジュール41は、専用HPの編集要求を行った生徒が本人であるか否かの認証処理を実行する。具体的には、基本制御モジュール41は、要求を行ったクライアント装置12に対してIDとパスワードを入力するための画面を表示させ、IDおよびパスワードの入力を受ける。
【0088】
ステップS31:基本制御モジュール41は、クライアント装置から送られてきたIDとパスワードに基づいて認証処理を実行し、本人であるか否かを判定する。その結果、認証に成功した場合(本人である場合)には、ステップS32に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
【0089】
ステップS32:基本制御モジュール41は、DB43から編集画面を表示するための情報を取得し、要求を行ったクライアント装置に対して当該情報を送信する。その結果、クライアント装置12の表示装置37には、図9に示すような画面100が表示される。
【0090】
図9の例では、画面100は、フレーム101およびフレーム102の2つのフレームによって構成されており、フレーム101にはメニューが表示され、フレーム102には当該メニューにおいて選択された画面が表示されている。この例では、フレーム101には、タイトル110として「menu」が表示されるとともに、リンク111〜117が表示されている。
【0091】
ここで、リンク111は、表紙を表示する際に操作される。リンク112は、当該生徒の近況を説明するページを表示する際に操作される。リンク113は、当該生徒の仕事について説明するページを表示する際に操作される。リンク114は、当該生徒が有する掲示板(図6に示すラジオボタン75により設置された掲示板)にアクセスする際に操作される。リンク115は、当該生徒が有するメールアドレス(図6に示すテキスト情報65に示すメールアドレス)にメールを送信する際に操作される。リンク116は、当該生徒の学生時代を説明するページを表示する際に操作される。リンク117は、例えば、掲示板の書き込み内容を編集したり、専用HP自体の内容を編集したりするための管理ページを表示する際に操作される。
【0092】
フレーム102には、画像118、コメント119が表示されている。フレーム102の右上には、専用HPを作成または編集するためのツールボックス120が表示されている。この例では、ツールボックス120には、ボタン121〜128が表示されている。
【0093】
ここで、ボタン121は、専用HPの所定のページに文字を配置したり、既に配置されている文字を編集したりする際に操作される。ボタン122は、専用HPの所定のページに画像を配置したり、既に配置されている画像を編集したりする際に操作される。ボタン123は、専用HPの所定のページに表を配置したり、既に配置されている表を編集したりする際に操作される。ボタン124は、専用HPの所定のページに音声ファイルへのリンクを配置したり、既に配置されている音声ファイルを編集したりする際に操作される。ボタン125は、専用HPの所定のページに動画を配置したり、既に配置されている動画を編集したりする際に操作される。ボタン126は、専用HPの所定のページに配置されているコンポーネント(例えば、文字、画像等)に対してリンクを張ったり、既にリンクが張られているコンポーネントを編集したりする際に操作される。ボタン127は、専用HPの作成作業または編集作業が終了した後に、作成された専用HPに関する情報をサーバ装置10にアップロードする際に操作される。ボタン128は、編集対象となるページを選択したり、新たにページを生成したりする際に操作される。
【0094】
なお、図9では、ツールボックス120以外の表示要素については、生徒「特許太郎」により作成されたものであるため、これらの情報が当初から表示されるわけではない。しかし、専用HPの作成の手間を省略するために、雛型を用意しておき、その中から選択するようにしてもよい。
【0095】
ステップS33:基本制御モジュール41は、図9に示す画面において、ツールボックス120から所定のツールが選択されたか否かを判定し、選択された場合にはステップS34に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。
【0096】
ステップS34:基本制御モジュール41は、ツールボックス120において選択されたツールに対応する処理を実行する。例えば、ボタン121が選択された場合には、所定のページの所定の位置に、任意の大きさで任意の色の文字を入力する処理を行う。また、ボタン122が選択された場合には、所定のページの所定の位置に、別の画面より選択された画像ファイルを、任意の大きさかつ任意の解像度で配置する処理を行う。また、ボタン126が選択された場合には、表示要素(例えば、文字等)に対して任意のURLをリンクする処理を実行する。さらに、ボタン128が選択された場合には、任意のページを表示したり、新たなページを作成する処理を実行する。
【0097】
ステップS35:基本制御モジュール41は、ツールボックス120においてアップロードを実行するためのボタン127が操作されたか否かを判定し、操作された場合にはステップS36に進み、それ以外の場合にはステップS37に進む。
【0098】
ステップS36:基本制御モジュール41は、クライアント装置において作成された情報を、アップロードする処理を実行する。すなわち、基本制御モジュール41は、送受信管理モジュール40を通じて、クライアント装置において作成された情報を受信し、所定のフォルダに格納する。この例では、クライアント装置12から受信された情報は、フォルダ80bに格納されることになる。
【0099】
ステップS37:基本制御モジュール41は、処理を終了するか否かを判定する。すなわち、クライアント装置において、処理を終了する旨の操作がなされた場合には処理を終了し、それ以外の場合にはステップS33に戻って同様の処理を繰り返す。
【0100】
以上の処理により、各生徒の専用HPを作成または編集することが可能になる。なお、ASP方式等により専用HPを作成するようにすれば、クライアント装置12側にHPを作成するための専用プログラムをインストールする必要がないので、生徒が簡易に専用HPを作成または編集することが可能になる。
【0101】
つぎに、以上のようにして作成されたアルバムに対して生徒、卒業生、または第三者がアクセスする場合の動作について説明する。
【0102】
例えば、ある生徒がクライアント装置13を操作して、ブラウザプログラムを起動し、サーバ装置10の有するドメインであるURL「www.○○○.com」に対してアクセスした場合、クライアント装置13の表示装置37には図10に示すような画面が表示される。この例では、卒業生のアルバムを示す画面が表示されているが、大学全体の紹介等を行う画面が最初に現れ、その画面から図10に示す画面にリンクするようにしてもよい。このようにすると、卒業生等は、アクセスする度に、大学に関する情報を入手することができる一方、大学としても、卒業後も卒業生を長期に渡ってユーザとして位置づけることができる。
【0103】
この図の例では、画面140の最上部には、タイトル141として「○×大学卒業生ライブアルバム」が表示されている。その左下には、ボタン142〜144が表示され、右下にはボタン145〜150が表示されている。また、最下部にはテキストボックス151とボタン152が表示されている。
【0104】
ここで、ボタン142は、「第3会同窓会」に関連するページを表示させる場合に操作される。ボタン143は、「学園祭2003」に関連するページを表示させる場合に操作される。ボタン144は、「特別講義」に関連するページを表示させる場合に操作される。
【0105】
ボタン145〜150は、第1期卒業生〜第6期卒業生のそれぞれの表紙ページを表示させる場合に操作されるボタンである。なお、ボタン150は、前述のフローチャートによる処理により新たに追加されたボタンである。
【0106】
テキストボックス151は、全卒業生の専用HPに含まれている文字列をキーワードとして検索する場合に、キーワードを入力するためのボックスである。ボタン152は、テキストボックス151に入力されたキーワードで検索を実行する場合に操作される。なお、テキストボックス151を用いて検索を行う場合の動作については後述する。
【0107】
図11は、図10に示す画面140において、ボタン145〜150のいずれかが操作された場合に、サーバ装置10において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0108】
ステップS50:基本制御モジュール41は、図10に示す画面140において操作されたボタンに対応するフロントページをDB43から取得し、送受信管理モジュール40を介して、要求を行ったクライアント装置に対して送信する。例えば、クライアント装置13において、ボタン150が操作された場合には、基本制御モジュール41は、DB43から第6期卒業生に対応するフロントページを表示するための情報を取得し、送受信管理モジュール40を介して、要求を行ったクライアント装置13に送信する。
【0109】
その結果、クライアント装置13には、図12に示すような画面170が表示される。この画面170では、最上部にタイトル171として「第6期卒業」が表示されている。その下には、卒業生の画像172〜179が一覧表示され、また、その下には名前180〜187が表示されている。ここで、画像178は未表示とされているが、これは、図6に示す画面60において、ラジオボックス66により画像を使用しないことが選択されているためである。また、名前180,182,184,185,187については、下線が付されているが、これは、専用HPへのリンクが張られていることを示している。例えば、名前180が操作された場合には、「特許太郎」の専用HPに遷移することになる。
【0110】
なお、図6に示すラジオボタン69により、プライバシーブロックを「ON」にすることが選択されている場合には、画像の下に表示される名前をテキストではなく、画像として表示する。このような方法によれば、インターネット16上に存在する検索サイトにおいて、名前をキーワードとして検索された場合であっても、図14に示すページ(名前に対応する画像を含むページ)が検索の結果として表示され、個人の肖像という、プライベートな情報が悪用されることを防止できる。
【0111】
ステップS51:基本制御モジュール41は、図12に示す画面170において、所定の個人が選択されたか否かを判定し、所定の個人が選択された場合には、ステップS52に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。例えば、図12に示す画面170において、名前180が操作された場合には、ステップS52に進むことになる。
【0112】
ステップS52:基本制御モジュール41は、ステップS51において選択された個人の設定内容をDB43を参照し、アクセス制限が課されているか否かを判定する。その結果、アクセス制限が課されている場合にはステップS53に進み、それ以外の場合にはステップS55に進む。例えば、「特許太郎」については、図6に示す画面60のラジオボタン71により、アクセス制限が課されているので、ステップS53に進むことになる。
【0113】
ステップS53:基本制御モジュール41は、DB43から認証画面を表示するための情報を取得し、要求を行ったクライアント装置に対して送信する。その結果、クライアント装置には、図13に示すような、認証用の画面200が表示される。
【0114】
図13の例では、画面200には、タイトル201として「認証」が表示されている。その下にはテキストボックス202,203が表示されている。また、最下部にはボタン204,205が表示されている。ここで、テキストボックス202には、IDが入力される。テキストボックス203には、パスワードが入力される。ボタン204は、入力された情報をサーバ装置10に送信する場合に操作される。ボタン205は、入力された情報をキャンセルする場合に操作される。
【0115】
このような画面200において、IDおよびパスワードが入力された後、ボタン204が操作されると、IDおよびパスワードがサーバ装置10に送信される。
【0116】
ステップS54:基本制御モジュール41は、クライアント装置から送信されたIDおよびパスワードを受信し、認証処理を実行する。その結果、認証に成功した場合にはステップS55に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。なお、認証に連続して失敗した場合には、処理を終了するようにしてもよい。
【0117】
ステップS55:基本制御モジュール41は、クライアント装置において要求された専用HPに対応する情報をDB43から取得し、要求を行ったクライアント装置に対して送信する。例えば、図13の場合では、卒業生「特許太郎」の専用HPが表示される。図14は、「特許太郎」の専用HPの表示例である。この画面は、図9の編集用の画面100と基本的に一致するが、編集用のツールボックス120が表示されていないものとなっている。図14の例では、画面100Aは、フレーム101およびフレーム102の2つのフレームによって構成されており、フレーム101にはメニューが表示され、フレーム102にはメニューにおいて選択された画面が表示されている。この例では、フレーム101には、タイトル110として「menu」が表示されるとともに、リンク111〜117が表示されている。
【0118】
ここで、リンク111は、表紙を表示する際に操作される。リンク112は、当該卒業生の近況を説明するページを表示する際に操作される。リンク113は、当該卒業生の仕事について説明するページを表示する際に操作される。リンク114は、当該卒業生が有する掲示板(図6に示すラジオボタン75により設置された掲示板)にアクセスする際に操作される。リンク115は、当該卒業生が有するメールアドレス(図6に示すテキスト情報65に示すメールアドレス)にメールを送信する際に操作される。リンク116は、当該卒業生の学生時代を説明するページを表示する際に操作される。リンク117は、例えば、掲示板の書き込み内容を編集したり、専用HP自体の内容を編集したりするための管理ページを表示する際に操作される。
【0119】
フレーム102には、画像118、コメント119が表示されている。コメント119としては、「プロフィール」、「××ゼミ所属」、「○×部所属」、「△△特許事務所勤務」、「現住所:○○県××市□□町」、および「コメント:特許関係の仕事をしています。」が表示されている。ここで、下線が付されている文字列はリンクが張られているので、当該文字列を操作することにより、リンク先のページに遷移する(対応する情報がフレーム102に表示される)。
【0120】
ステップS56:基本制御モジュール41は、リンクが操作されたか否かを判定し、操作された場合にはステップS57に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。具体的には、フレーム101に表示されているリンク111〜117またはフレーム102に表示されている所定のリンクが操作された場合には、リンク先のページがDB43から読み出されて、クライアント装置に対して送信されたり、リンク先のホームページへ直接遷移したりすることになる。
【0121】
図15は、フレーム102に表示されているリンク「△△特許事務所」が操作された場合に表示される画面の表示例である。この表示例では、フレーム102に、△△特許事務所のホームページが表示されている。すなわち、タイトルとして「△△特許事務所」が表示され、その下にメッセージとして「電気・電子分野バイオテクノロジー分野 メカトロニクス分野 を得意とする特許事務所です。」が表示されている。また、その下には、リンクを示す下線が付された「こちら」を含むメッセージ「ご連絡はこちらまで。」が表示されている。なお、リンクとしての「こちら」が操作された場合には、△△特許事務所のメールアドレス宛にメールを送信することが可能となる。
【0122】
図16は、他の卒業生の専用HPにおける同様の表示例(仕事を説明するためのページの表示例)を示している。この表示例では、フレーム102には、タイトル220として「ヘアーサロン○○」が表示されている。その下には、当該卒業生がデザインした新しいカットを示す画像221が表示されている。その下には、メッセージ222として「2002年の3月に、□□町にヘアーサロン○○をオープンしました。上は、私がデザインした新しいカットです。どうぞよろしくお願いします。」が表示されている。その下には、リンクを示す下線が付された「こちら」を含むメッセージ223として「ご連絡はこちらまで。」が表示されている。なお、リンクとしての「こちら」が操作された場合には、ヘアーサロン○○のメールアドレス宛にメールを送信することが可能となる。
【0123】
図15または図16に示すような表示情報を参照することにより、当該卒業生の現在の状況を知ることができるとともに、当該卒業生の従事している仕事を知ることができるので、自己のビジネスに関連する仕事を行っている卒業生に対して連絡を取り、専門知識等を入手することができるとともに、人的コネクションを拡大することが可能になる。また、また、出身大学が同じであるということから、通常よりも安い金額で仕事を依頼したり、仕事を優先的に処理してもらったりすることが可能になる。
【0124】
図17は、フレーム101のボタン114が操作された場合に表示される掲示板の表示例である。この例では、フレーム102の上部に、テキストボックス230が表示されている。その下にはボタン231が表示され、さらに下には、掲示板の表示部232が表示されている。
【0125】
ここで、テキストボックス230には、投稿しようとするメッセージが入力される。ボタン231は、テキストボックス230に入力されたメッセージを投稿する際に操作される。表示部232は、過去に投稿されたメッセージの一覧が新しい順に表示されている。この例では、第3期の卒業生である○○によって投稿されたメッセージとして「2003/03/20 初めまして ○○ 特許の取得を検討しています。第3期卒業の○○です。ご連絡下さい。」が最上部に表示されている。その下には、管理人である専用HPの所有者からの返答メッセージとして「2003/03/20 こんにちは 管理人 特許取得の件ですが、メールにてご連絡下さい、詳細は後日うち合わせいたします。」が表示されている。さらにその下には、他のユーザによって投稿されたメッセージとして「2003/03/19 相談ですが・・・ ×× 中小企業に勤めている××と申します。弊社の製品の特許侵害事件が発生しており、対応に苦慮しております。・・・・・・・・・・」が表示されている。
【0126】
このような掲示板を用いることにより、専用HPの所有者と時間帯を気にせずに連絡をとることができるのみならず、情報交換を行うことにより、当該所有者の専門知識の確度等を確認することが可能になる。その結果、その後に取引または仕事の依頼をスムーズに行うことができる。
【0127】
つぎに、サイト内における検索処理について説明する。
【0128】
図18は、図10に示す画面140のテキストボックス151にキーワードとして「特許」が入力された状態を示している。このような状態において、ボタン152が操作されると、テキストボックス151に入力されたキーワードは、サーバ装置10に対して送信され、図19に示すフローチャートの処理が開始される。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0129】
ステップS70:基本制御モジュール41は、クライアント装置から送信されてきたキーワードを送受信管理モジュール40を介して取得する。図18に示す例ではキーワードとして「特許」が取得されることになる。
【0130】
ステップS71:基本制御モジュール41は、検索対象となるフォルダを特定する。すなわち、図6に示すように、登録時において、検索対象に設定するか否かをラジオボタン73によって設定されており、検索対象に設定された場合には図7に示すようにフォルダ名の末尾に「#」が付与されている。そこで、基本制御モジュール41は、フォルダ名の末尾に「#」が付与されているフォルダを検索対象として特定する。
【0131】
ステップS72:基本制御モジュール41は、検索の対象の中からフォルダをひとつ選択する。具体的には、例えば、図7に示すフォルダ80bを検索対象として選択する。
【0132】
ステップS73:基本制御モジュール41は、ステップS72において選択されたフォルダの内部に格納されているファイルをひとつずつ取得し、指定されたキーワードがそのファイル中に存在しているか否かを判定し、存在している場合にはステップS74に進み、それ以外の場合にはステップS76に進む。この例では、図6に示すテキストボックス74において、キーワードとして「特許」が設定されており、また、図14に示すように、「△△特許事務所」および「特許関係の仕事をしています。」のような特許を含む文字列が存在することから、キーワードが存在すると判定され、ステップS74に進む。
【0133】
ステップS74:基本制御モジュール41は、キーワードが含まれているファイルが格納されているフォルダのURLを取得する。なお、フォルダ単位ではなく、ファイル単位で取得することも可能である。
【0134】
ステップS75:基本制御モジュール41は、特定されたフォルダに対応する卒業生の氏名を特定する。具体的には、例えば、DB43に、URLと氏名との対応関係を示すテーブルを準備しておき、このテーブルを参照することにより実現できる。具体的には、この例では、「特許太郎」の場合には、「www.○○○.com/tokkyo#」が特定される。
【0135】
ステップS76:基本制御モジュール41は、ステップS71で特定された全てのフォルダの検索が終了したか否かを判定し、終了した場合にはステップS77に進み、それ以外の場合にはステップS72に戻って同様の処理を繰り返す。
【0136】
ステップS77:基本制御モジュール41は、検索結果を示す画面を表示するための情報を生成し、要求を行ったクライアント装置に対して送信する。その結果、要求を行ったクライアント装置の表示装置37には、図20に示すような画面250が表示される。
【0137】
この表示例では、画面250の最上部に、タイトル251として「検索結果」が表示されている。また、その下にはメッセージ252として「キーワード:特許」が表示されている。その下には、下線が付されたリンクを含む検索結果の文字情報253〜255が表示されている。
【0138】
文字情報253〜255が操作されると、図14に示すような、該当する専用HPが表示されることになる。なお、アクセス制限が課されている場合には、まず、図13に示す認証用の画面200が表示されて認証処理が実行された後、認証に成功した場合には図14に示す各専用HPに遷移することになる。
【0139】
例えば、文字情報255が操作された場合には、図13に示す認証用の画面200が表示されて認証処理が実行され、認証に成功した場合には図14に示す「特許太郎」の専用HPに遷移することになる。
【0140】
このような検索処理によれば、キーワードを用いて、卒業生の専用HPから目的とする情報を見つけだすことが可能になるため、例えば、キーワード「特許」であれば、特許関係の専門知識を有する卒業生を簡易かつ迅速に見つけだすことが可能になる。
【0141】
以上に説明したように、本発明の実施の形態によれば、卒業生の各々がアルバムの内容を常に最新の情報にアップデートすることができるので、通常の卒業アルバムと異なり、卒業後の同級生の動向を知ることが可能になる。
【0142】
また、本発明の実施の形態によれば、掲示板等を設けたり、メールアドレスを公開したりすることにより、卒業生同士または卒業生と在校生とがコミュニケーションを図ることが可能になる。したがって、例えば、卒業生が在校生の中から自己が従事している仕事に最適な人材を探し出したり、在校生が自己が興味がある仕事に従事している卒業生に対して、情報の提供を求めたりすることが可能になる。
【0143】
また、サークル等では、在校生がホームページを開設してその運営・管理を行うことが多いが、例えば、代替わり等が行われた場合には、管理の引継がスムーズに行われずに、ホームページの管理が十分に行われなくなる場合がある。しかし、本実施の形態では、卒業生との連絡を密にとることにより、運営・管理の助言を得ることができるので、そのような事態を回避することが可能になる。
【0144】
また、本実施の形態では、ヘアアーティストまたはデザイナーが自己のスキルまたは作品を発表する機会を簡単に得ることができる。また、作品を記載した、いわば、名鑑を作成することにより、そこから、所属のサロンや事務所を逆検索するサイトを簡単かつ低コストに作成することが可能になる。
【0145】
また、大学側としては、卒業生とのつながりを卒業後も維持できることとなり、寄付金等の資金援助を受けやすくなる等のメリットが生じ、大学経営を円滑化することができる。
【0146】
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能である。例えば、以上の実施の形態では、団体として「大学の卒業生」を例に挙げて説明したが、大学だけでなく、小学校、中学校、高等学校、専門学校等の卒業生についても本発明を適用することができる。
【0147】
また、学校の卒業生だけでなく、例えば、同好会または愛好会等のように、所定の目的の下に構成員が集合した団体についても本発明を適用することが可能である。
【0148】
また、以上の実施の形態では、フレーム形式の画面100,100Aを例に挙げて説明したが、フレームを使用しない場合であっても本発明を適用可能であることはいうまでもない。
【0149】
また、以上の実施の形態では、サーバ装置10において全ての処理を実行するようにしたが、例えば、クライアント装置11〜14側に少なくとも一部の処理を分担するようにしてもよい。そのような方法によれば、サーバ装置10にかかる負担を軽減させることが可能になる。
【0150】
また、上記の実施の形態では、クライアント装置11〜14に対して送信される情報としてはHTMLを用いるようにしたが、これ以外にも、例えば、XML等を使用することができる。また、サーバ装置10において実行されるプログラムとしてはCGIプログラムを用いるようにしたが、これ以外にも、例えば、SSI(Server Side Include)等を用いることも可能である。
【0151】
なお、以上の処理機能を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MOなどがある。
【0152】
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
【0153】
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
【0154】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば、構成員が卒業生である場合には、卒業後であっても使用価値の高いアルバムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホームページ公開サーバ装置を含むアルバム管理システムの構成例を示す図である。
【図2】図1に示すホームページ公開サーバ装置およびクライアント装置の詳細な構成例を示す図である。
【図3】図2に示すHDDに格納されているソフトウエアと、CPU、ROM、RAM、HDDが協働することにより実現される処理機能の一例を示す図である。
【図4】図1に示すホームページ公開サーバ装置に新たな卒業生を登録する際に実行される処理の一例を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すホームページ公開サーバ装置に登録する卒業生名簿の一例である。
【図6】図1に示すホームページ公開サーバ装置に新たな卒業生を登録する際にホームページ公開サーバ装置に表示される画面の表示例である。
【図7】図1に示すホームページ公開サーバ装置のDBに作成されるフォルダの一例を説明するための図である。
【図8】図1に示すホームページ公開サーバ装置に対して専用HPを登録する際に実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図9】図1に示すホームページ公開サーバ装置に対して専用HPを登録する際に、クライアント装置側に表示される画面の一例である。
【図10】図1に示すホームページ公開サーバ装置に対してクライアント装置からアクセスされた場合に最初に表示される画面の一例である。
【図11】図10に示す画面において、所定の期の卒業生が選択された場合に実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図12】図10に示す画面において、所定の期の卒業生が選択された場合に表示される画面の一例である。
【図13】図12に示す画面の中から特許太郎が選択された場合において表示される認証用の画面の一例を示す図である。
【図14】図13に示す認証用の画面において正しいIDとパスワードが入力された場合に表示される画面であって、特許太郎の専用HPの表示例を示す画面である。
【図15】図14に示すリンク「△△特許事務所」が操作された場合に表示される画面の一例である。
【図16】図12に示す画面の中から他の卒業生が選択された場合の画面であって、図14に示す場合と同様の表示例を示す図である。
【図17】図14において掲示板を表示するためのリンクが操作された場合に表示される画面の一例である。
【図18】図10に示す画面のテキストボックスに所定のキーワードが入力された場合の表示例である。
【図19】図18に示す画面において検索を開始するためのボタンが操作された場合に実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図20】図10に示す検索開始ボタンが操作された後に表示される画面であって、検索結果の一覧を示す画面の表示例である。
【符号の説明】
10 サーバ装置(ホームページ公開サーバ装置)
11〜14 クライアント装置
15 LAN
16 インターネット
40 送受信管理モジュール(送信手段)
41 基本制御モジュール(一覧表示手段、画像使用制限手段、検索対象防止手段、アクセス制限手段、検索手段、検索対象除外手段)
42 DB管理モジュール(取得手段)
43 DB(格納手段)
44 HP作成管理モジュール(更新手段、ホームページ情報作成手段)
Claims (16)
- クライアント装置からの要求に応じたホームページ情報を提供するホームページ公開サーバ装置において、
所定の団体に属する構成員に関するホームページ情報を格納する格納手段と、
上記クライアント装置からの要求に応じて、上記格納手段に格納されている所定のホームページ情報を取得する取得手段と、
上記取得手段によって取得されたホームページ情報を要求を行ったクライアント装置に対して送信する送信手段と、
上記格納手段に格納されているホームページ情報を更新する更新手段と、
を有することを特徴とするホームページ公開サーバ装置。 - 前記構成員に関するホームページ情報を所定の属性毎に前記クライアント装置側に一覧表示させる一覧表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載のホームページ公開サーバ装置。
- 前記一覧表示手段は、前記構成員の氏名または画像を一覧表示させ、
前記一覧表示手段によって表示された上記氏名または上記画像が選択された場合には、前記取得手段は、対応するホームページ情報を前記格納手段から取得する、
ことを特徴とする請求項2記載のホームページ公開サーバ装置。 - 前記一覧表示手段により一覧表示される画像またはテキスト情報としての氏名の使用を制限する画像使用制限手段をさらに有することを特徴とする請求項3記載のホームページ公開サーバ装置。
- 前記構成員のそれぞれに関するホームページ情報は、構成員の過去の情報と、現在の情報の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1記載のホームページ公開サーバ装置。
- 前記現在の情報は、当該構成員の現在の職業に関する情報を有していることを特徴とする請求項5記載のホームページ公開サーバ装置。
- 前記職業に関する情報は、当該構成員が勤務する企業等のホームページに関する情報を有していることを特徴とする請求項5記載のホームページ公開サーバ装置。
- 前記格納手段は、構成員によって作成されたホームページ情報を有しており、
前記取得手段は、上記ホームページ情報を取得する、
ことを特徴とする請求項1記載のホームページ公開サーバ装置。 - 前記構成員によって作成されたホームページ情報をサーチロボットが検索対象とすることを防止する検索対象防止手段をさらに有することを特徴とする請求項8記載のホームページ公開サーバ装置。
- 前記構成員によって作成されたホームページ情報に対するアクセスを制限するためのアクセス制限手段をさらに有することを特徴とする請求項8記載のホームページ公開サーバ装置。
- 前記構成員によって前記ホームページ情報を作成するためのホームページ情報作成手段をさらに有することを特徴とする請求項8記載のホームページ公開サーバ装置。
- 前記格納手段に格納されているホームページ情報を検索する検索手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載のホームページ公開サーバ装置。
- 前記格納手段に格納されているホームページ情報を、前記検索手段の検索対象から除外する検索対象除外手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載のホームページ公開サーバ装置。
- 前記格納手段に格納されているホームページ情報には、画像、音声、または、動画の少なくとも1つを含んでいることを特徴とする請求項1記載のホームページ公開サーバ装置。
- クライアント装置からの要求に応じたホームページ情報を提供するホームページを利用した情報提供方法において、
所定の団体に属する構成員に関するホームページ情報を格納する格納ステップと、
上記クライアント装置からの要求に応じて、上記格納ステップに格納されている所定のホームページ情報を取得する取得ステップと、
上記取得ステップによって取得された上記ホームページ情報を要求を行ったクライアント装置に対して送信する送信ステップと、
上記格納ステップに格納されているホームページ情報を更新する更新ステップと、
を有することを特徴とするホームページを利用した情報提供方法。 - クライアント装置からの要求に応じたホームページ情報を提供するサーバ装置において実行される処理を実現するコンピュータ読み取り可能なサーバ装置用プログラムにおいて、
コンピュータを、
所定の団体に属する構成員に関するホームページ情報を格納する格納手段、
上記クライアント装置からの要求に応じて、上記格納手段に格納されている所定のホームページ情報を取得する取得手段、
上記取得手段によって取得された上記ホームページ情報を要求を行ったクライアント装置に対して送信する送信手段、
上記格納手段に格納されているホームページ情報を更新する更新手段、
として機能させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能なサーバ装置用プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003152432A JP2004355338A (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | ホームページ公開サーバ装置、ホームページを利用した情報提供方法、およびサーバ装置用プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003152432A JP2004355338A (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | ホームページ公開サーバ装置、ホームページを利用した情報提供方法、およびサーバ装置用プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004355338A true JP2004355338A (ja) | 2004-12-16 |
Family
ID=34047655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003152432A Pending JP2004355338A (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | ホームページ公開サーバ装置、ホームページを利用した情報提供方法、およびサーバ装置用プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004355338A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013097741A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Cybozu Inc | サーバ装置及びサーバ装置の制御方法 |
-
2003
- 2003-05-29 JP JP2003152432A patent/JP2004355338A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013097741A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Cybozu Inc | サーバ装置及びサーバ装置の制御方法 |
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