JP2000137643A - 情報共有システム及び情報共有方法及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報共有システム及び情報共有方法及びそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2000137643A
JP2000137643A JP11054830A JP5483099A JP2000137643A JP 2000137643 A JP2000137643 A JP 2000137643A JP 11054830 A JP11054830 A JP 11054830A JP 5483099 A JP5483099 A JP 5483099A JP 2000137643 A JP2000137643 A JP 2000137643A
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JP11054830A
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Kosaku Shibata
耕作 柴田
Shoichi Toyoda
祥一 豊田
Shogan Shu
笑岩 朱
Satoshi Saito
聡 齊藤
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションプログラムとデータベース
の分離性を向上させ、情報共有システムの変更に対して
迅速かつ柔軟に対応できる情報共有システムを提供す
る。 【解決手段】 共有情報に、入力者を示す識別子と、情
報を共有するグループを示す識別子と、共有情報を入力
・表示・編集する際に使用する機能を示す識別子の3種
類の識別子を付してリレーショナル・データベース・シ
ステムに格納する。そして、共有情報を利用する場合に
は、これら3種類の識別子を用いて共有情報を検索し、
インターネット端末に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報共有システム
に関し、特にインターネットに接続可能なサーバから提
供される情報を、ユーザ情報と、ユーザが所属するグル
ープ情報と、サーバが提供する機能情報によって管理制
御するようにした情報共有システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットに接続されている
サーバを用いる情報共有システムは、テキストデータを
基礎としたデータベース構成を採用しているものが多
い。このシステムは、共有される情報の入力フォーマッ
トを定義しテンプレート化しておき、このテンプレート
に共有情報を入力したテキストデータの集合をデータベ
ースとしている。
【0003】このようなテキストデータを基礎とするデ
ータベースを採用する場合、データベース構造がアプリ
ケーション部分と密接に関連しており、アプリケーショ
ン部分の変更に際してデータベース構造の変更が不可欠
となる。
【0004】さらに、機能の異なるアプリケーションで
データベースを共有しようとする場合、あらかじめ共有
可能なようにデータベース構造を用意しておく必要があ
り、共有データの機能に対する汎用性が低い。
【0005】ところで、最近のインターネット技術の発
展に伴い、情報共有システムもインターネット上の標準
技術を取り入れる方向にある。このような動きのなか、
データベースに標準的なリレーショナル・データベース
・システムを採用し、アプリケーションから分離した製
品も登場している。しかしながら現状の製品では、デー
タの格納手段が分離したのみで、テーブル構造とアプリ
ケーションの関係が依然として強く、前述の問題点が基
本的に解決されたとは言い難い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
情報共有システムでは、データの格納手段であるリレー
ショナル・データベース・システムのテーブル構造とア
プリケーションの関係が強く、アプリケーション部分の
変更に際してデータベース構造の変更が不可欠となる問
題点がある。さらに、機能の異なるアプリケーション間
でデータベースを共有しようとする場合、あらかじめ使
用される共有機能を想定してデータベース構造を定義し
ておく必要があるという問題もある。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、共有情報を格納するデータベースのテーブル構成
を、よりアプリケーションから分離でき、アプリケーシ
ョン部分の変更に際してデータベース構造の変更を減少
させ、機能の追加、変更に対するシステムの柔軟性を向
上させる情報共有システム及び情報共有方法及びそのプ
ログラムを記録した記録媒体を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の情報共有システ
ムは、情報管理部と共有情報を蓄積する情報蓄積部とか
らなり、インターネットに接続可能な情報共有システム
において、前記情報管理部は、情報管理手段と複数から
なる情報提供手段を備え、前記情報管理手段は、ネット
ワークを介した端末からの情報入出力要求に係り、該端
末と前記情報管理部間の共有情報の入出力を管理制御
し、前記情報提供手段は、前記情報管理手段と前記情報
蓄積部との間で、前記情報入出力要求に応じて前記情報
蓄積部より対応する共有情報の入出力を行うとともに、
該共有情報を送出する際には前記情報提供手段に固有の
形式で前記共有情報を送出する。
【0009】前記情報蓄積部は、前記端末から前記情報
共有システムを利用する使用者毎に、該使用者が所属す
る共有グループおよび該使用者が利用可能な前記情報提
供手段を設定可能とする。
【0010】前記共有情報は、該共有情報に含まれるデ
ータを入力した入力者を示す識別子と、前記共有情報を
共有するグループを示す識別子と、前記共有情報の入出
力に際し使用する前記情報提供手段を示す識別子の3種
の識別子をさらに付したデータからなり、前記情報管理
手段および前記情報提供手段は前記3種の識別子を利用
して前記共有情報の入出力を管理制御する。
【0011】前記情報蓄積部は、前記3種の識別子の其
々に対し該識別子の管理情報を格納する3つの主テーブ
ルと、前記3種の識別子の内2種間の関係情報を格納す
る少なくとも1つの副テーブルと、前記共有情報を格納
する少なくとも1つのデータテーブルを備えたテーブル
構造を有す。
【0012】また、前記情報管理手段は、情報入出力要
求の際に、共有情報が分類され、該共有情報が格納され
るまたは格納されたディレクトリを示し、共有情報を入
出力するディレクトリの選択がなされる共有情報分類フ
ィールドと、共有情報の出力要求の際に、共有情報の一
覧を表示し、該共有情報の選択がなされる共有情報一覧
表示フィールドと、共有情報の入力要求の際に、共有情
報の内容を表示する共有情報内容表示フィールドと、を
含む入出力画面を前記端末に表示させる入出力画面表示
情報を送出することを特徴とする。なお本発明は、前記
入出力画面から共有情報を簡単な手順で利用できるよう
にするものである。
【0013】また、前記情報管理部は、さらに公衆電話
回線網を介したFAX受信可能であり、前記情報管理手
段は、FAX機からの接続の認証を行ない、該接続が正
当であると判断すると、前記FAX機から発信された定
型情報を受信し、該定型情報を前記共有情報として、ま
た、該定型情報を復元可能な形式で、前記情報提供手段
の1つを介し前記情報蓄積部に保存し、前記情報提供手
段の1つは、前記定型情報を送出する際には該定型情報
を復元可能とする形式のファイルを送出することを特徴
とする。なお、復元可能とは、共有情報として保存され
た定型文書等の定型情報を、もとの形式で再現表示(出
力)できることとする。また、前記定型情報は、例えば
画像データとして保存してよい。本発明によれば、例え
ば遠隔地で作成された紙を用いる文書(例えば定型文
書)等の定型情報の内容を共有することができる。
【0014】本発明の情報共有方法は、使用者情報を入
力させる手順と、前記使用者情報を元に、個人情報を管
理する主テーブルより前記使用者情報に対応する個人情
報を取得する手順と、前記個人情報を元に、個人と共有
グループ間の関係情報を管理する副テーブルより、対応
する共有グループを示す識別子を取得する手順と、前記
共有グループを示す識別子を元に、すべての共有グルー
プを管理する主テーブルより、該共有グループの組織情
報を取得する手順と、さらに、前記共有グループを示す
識別子を元に、すべての共有グループと前記の各情報提
供手段との関係情報を管理する副テーブルより、使用可
能な情報提供手段を示す識別子を取得する手順と、前記
情報提供手段を示す識別子を元に、各情報提供手段を示
すすべての識別子を管理する主テーブルより、前記情報
提供手段に対応する機能情報を取得する手順と、前記情
報提供手段を選択させる手順とからなる。
【0015】請求項6記載の発明は、使用者情報を入力
させる手順と、前記使用者情報を元に、個人情報を管理
する主テーブルより前記使用者情報に対応する個人情報
を取得する手順と、前記個人情報を元に、個人と共有グ
ループ間の関係情報を管理する副テーブルより、対応す
る共有グループを示す識別子を取得する手順と、前記共
有グループを示す識別子を元に、すべての共有グループ
を管理する主テーブルより、該共有グループの組織情報
を取得する手順と、さらに、前記共有グループを示す識
別子を元に、すべての共有グループと前記の各情報提供
手段との関係情報を管理する副テーブルより、使用可能
な情報提供手段を示す識別子を取得する手順と、前記情
報提供手段を示す識別子を元に、各情報提供手段を示す
すべての識別子を管理する主テーブルより、前記情報提
供手段に対応する機能情報を取得する手順と、前記情報
提供手段を選択させる手順とをコンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体からなる。このように、情報共有システム
の各機能をコンピュータに実現させるプログラムを記録
媒体に記録し、該記録媒体からコンピュータへ前記プロ
グラムを読み込むことで、コンピュータを用いて容易に
情報共有システムを実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施形態であるシステ
ム構成を示す。本実施形態の情報共有システムはインタ
ーネットに接続可能な情報管理部であるWebサーバ1
と情報蓄積部であるDBサーバ2(データベース・サー
バ)によって構成される。またインターネットには複数
の端末3(図では1台のみ図示)が接続され、これら端
末3からは、端末3に装備されるインターネット・ブラ
ウザ(以下、ブラウザと略す)によって本システムにア
クセスする。なお、本実施形態の情報共有システムは複
数のWebサーバ1およびDBサーバ2から構成されて
もよく、また、Webサーバ1とDBサーバ2は、同一
のコンピュータで構成されてもよい。また、DBサーバ
2上のデータベースは、リレーショナル・データベース
である。
【0018】図2は、Webサーバ1のプログラム構成
を示す。端末3からの接続要求はすべて情報管理手段で
あるプラットフォームプログラムによって処理され、情
報共有環境を端末3に提供する。情報提供手段であるサ
ービスアイテムプログラムは複数からなり、プラットフ
ォームプログラムから識別子によって指定されたサービ
スアイテムプログラムがDBサーバ2上のデータベース
にアクセスする。なお、各サービスアイテムプログラム
は、別途定められる固有の機能をもつ。そして、各サー
ビスアイテムプログラムが処理するデータの種類と端末
3のブラウザにおけるデータの表示形式は、サービスア
イテムプログラム毎に固有のものが別途定義される。ま
た、本実施形態の場合、プラットフォームプログラムか
ら端末3のブラウザへ送られる共有情報はHTMLドキ
ュメントとして送られるものとするがその他でもよい。
【0019】図3は、DBサーバ2のテーブル構造を示
す図である。テーブルは、識別子ごとの管理情報を格納
する主テーブルである3種類のマスタテーブル(メンバ
マスタテーブル、チームマスタテーブル、アイテムマス
タテーブル)と、識別子どうしの関係情報を格納する副
テーブルであるサブマスタテーブル(メンバ・チーム・
サブマスタテーブル、チーム・アイテム・サブマスタテ
ーブル)、共有情報を格納するデータテーブルの3種類
に大別される。なお、これらのテーブルはDBサーバ2
において別途定められる設定方法により設定可能である
ものとする。そして、端末3より本実施形態の情報共有
システムを利用する使用者毎に、その所属する共有グル
ープおよび利用可能なサービスアイテムプログラムによ
り提供される機能が、これらのテーブルを元に管理され
る。
【0020】図4は、Webサーバ1のプログラムとそ
れらがアクセスするDBサーバ2のテーブルとの関係を
示す。プラットフォームプログラムはマスタテーブルと
サブマスタテーブルにアクセスし、情報共有環境を構築
する。サービスアイテムプログラムは、主としてデータ
テーブルにアクセスし、情報共有を行う。また、サービ
スアイテムプログラムは、必要に応じてマスタテーブル
とサブマスタテーブルを参照する。
【0021】図5は、マスタテーブルの一例を示す。マ
スタテーブルは1種類の識別子(コード)情報を含むテ
ーブルで、入力者情報を管理するマスタテーブル(メン
バマスタテーブル)、共有グループ情報を管理するマス
タテーブル(チームマスタテーブル)、サービスアイテ
ムプログラムによって実現される機能に係る機能情報を
管理するマスタテーブル(アイテムマスタテーブル)、
の3つのテーブルによって構成される。図5の例では、
メンバマスタテーブルの場合、メンバコード、ログイン
ID、パスワード、氏名情報からなり、チームマスタテ
ーブルの場合、チームコード、組織の名称からなり、ま
た、アイテムマスタテーブルの場合、アイテムコード、
機能の名称、プログラムファイル名からなる。
【0022】図6は、サブマスタテーブルの一例を示
す。サブマスタテーブルは2種類の識別子(コード)情
報を含み、マスタテーブルによって管理される各要素間
の関係を記録する。サブマスタテーブルは、入力者と所
属テーブル間の関係テーブル(メンバ・チーム・サブマ
スタテーブル)と所属グループと機能間の関係テーブル
(チーム・アイテム・サブマスタテーブル)の2つのテ
ーブルによって構成される。図6の例では、メンバ・チ
ーム・サブマスタテーブルの場合、メンバコード、チー
ムコード情報からなり、チーム・アイテム・サブマスタ
テーブルの場合、チームコード、アイテムコード情報か
らなる。
【0023】図7は、データテーブルの一例を示す。デ
ータテーブルは3種類の識別子(コード)情報を含み、
共有しようとするデータを格納する。この例では、「住
所録」機能と「電話帳」機能によって共有される場合の
データテーブル例を示しており、メンバコード、チーム
コード、アイテムコード、名前、電話番号、郵便番号、
住所情報からなる。
【0024】次に、このように構成された本実施形態の
情報共有システムのインターネット接続された端末3か
らの操作に対する動作について説明する。
【0025】図8に、プラットフォームプログラムの処
理を示す。共有情報に端末3からアクセスしようとする
ユーザは、ログイン画面においてログインIDとパスワ
ードを入力する(ステップS1)。これらログインID
とパスワードは、端末3のブラウザによりインターネッ
トを通してプラットフォームプログラムへ送られる。
【0026】プラットフォームプログラムは、ステップ
S1において入力されたログインデータをDBサーバ2
に転送し、DBサーバ2は、メンバマスタテーブルを検
索する(ステップS2)。
【0027】ステップS2において、ログインIDとパ
スワードに対応するメンバコードが存在する場合、DB
サーバ2は、メンバコードとそれに付随する関連情報
(氏名等)をプラットフォームプログラムに転送する
(ステップS3)。
【0028】プラットフォームプログラムは、これらの
データを受け付けて氏名等の付随する関連情報をインタ
ーネットを通して端末3のブラウザに送り、ブラウザが
端末3の画面に表示することによりログイン操作を完了
する(ステップS4)。
【0029】そして、プラットフォームプログラムは、
メンバコードをプラットフォームプログラムが使用する
Webサーバ1のメモリ領域に格納する(ステップS
5)。
【0030】次に、プラットフォームプログラムは、メ
モリ領域に格納されたメンバコードをDBサーバ2に転
送し、DBサーバ2は、メンバ・チーム・サブマスタテ
ーブルを検索する(ステップS6)。
【0031】ステップS6において、メンバコードに対
応するチームコードが存在する場合、DBサーバ2はチ
ームコードをプラットフォームプログラムに転送する。
対応するチームコードが複数存在する場合には、すべて
のチームコードを転送する(ステップS7)。
【0032】次に、プラットフォームプログラムはこれ
らのチームコードを受け付けるとともに、これらのチー
ムコードをDBサーバ2へ転送し、DBサーバ2は、チ
ームマスタテーブルを検索する(ステップS8)。
【0033】そして、DBサーバ2は、対応する組織名
称等の付随する関連情報をプラットフォームプログラム
に転送する(ステップS9)。
【0034】プラットフォームプログラムは、これらの
データを受け付けて組織名称一覧をインターネットを通
して端末3のブラウザに送り、このブラウザが組織名称
一覧を端末3の画面に表示する。ユーザは端末3の画面
に表示された組織名称一覧を参照し、目的とする組織を
選択する(ステップS10)。ここで選択された組織情
報はブラウザによりインターネットを通してプラットフ
ォームプログラムへ送られる。
【0035】プラットフォームプログラムは、ステップ
S10で選択された組織のチームコードをプラットフォ
ームプログラムが使用するWebサーバ1のメモリ領域
に格納する(ステップS11)。
【0036】次に、プラットフォームプログラムは、メ
モリ領域に格納されたチームコードをDBサーバ2に転
送し、DBサーバ2は、チーム・アイテム・サブマスタ
テーブルを検索する(ステップS12)。
【0037】ステップS12において、チームコードに
対応するアイテムコードが存在する場合、DBサーバ2
はアイテムコードをプラットフォームプログラムに転送
する。対応するアイテムコードが複数存在する場合に
は、すべてのアイテムコードを転送する(ステップS1
3)。
【0038】次に、プラットフォームプログラムは、こ
れらのアイテムコードを受け付けるとともに、これらの
アイテムコードをDBサーバ2へ転送し、DBサーバ2
は、アイテムマスタテーブルを検索する(ステップS1
4)。
【0039】そして、DBサーバ2は対応する機能名称
等の付随する関連情報をプラットフォームプログラムに
転送する(ステップS15)。
【0040】プラットフォームプログラムはこれらのデ
ータを受け付けて、機能名称一覧をインターネットを通
して端末3のブラウザに送り、このブラウザが端末3の
画面に機能名称一覧を表示する(ステップS16)。
【0041】ユーザはステップ16において端末3の画
面に表示された機能名称一覧を参照し、目的とする機能
を選択する。端末3のブラウザは、この選択情報をイン
ターネットを通してプラットフォームプログラムに送
る。そして、プラットフォームプログラムは、選択され
た機能のアイテムコードをプラットフォームプログラム
が使用するWebサーバ1のメモリ領域に格納する(ス
テップS17)。
【0042】ステップS17の処理が終了した時点で、
メモリ領域に3つのコード(メンバコード、チームコー
ド、アイテムコード)すべてが格納され、アイテムコー
ドによって指定されるサービスアイテムプログラムを実
行するための環境が整う。以上までがプラットフォーム
プログラムを中心として説明した本実施形態の処理であ
る。
【0043】次に、プラットフォームプログラムの処理
の具体例を図9を参照しながら説明する。以下に、「田
中」氏が「営業」組織の「電話帳」機能を利用する場合
の例を説明する。なお、処理の流れは上述したとおりで
あり、動作の詳細は省略する。図10に示すログイン画
面において、ログインID「tanaka」、パスワー
ド「ta111」を入力する(ステップS1)。図5に
示すメンバマスタテーブルの検索により、メンバコード
「m1」、氏名「田中」がプラットフォームプログラム
に転送される(ステップS3)。ログイン完了画面が表
示されると、引き続きメンバコード「m1」が所属する
チーム所属するチームコード「t1,t5,t9」が検
索され(ステップS6、S7)、「田中」氏が所属する
「営業、経営戦略、野球部」の情報が端末3に表示され
る(ステップS10)。
【0044】ユーザは、図11に示される所属組織一覧
から目的とする組織「営業」を選択する(ステップS1
0)。「営業」に対応するチームコードは「t1」であ
り、引き続きチームコード「t1」に対応するアイテム
コード「i1,i3,i7,i10」が検索され(ステ
ップS13)、「営業」組織に登録されている「スケジ
ュール、電話帳、報告書、備忘録」機能の情報が端末3
に表示される(ステップS16)。
【0045】ユーザは、図12に示される機能一覧から
目的とする機能「電話帳」を選択する(ステップS1
6)。「電話帳」に対応するアイテムコードは「i3」
である。ここまでの操作により、「田中」氏が「営業」
組織の「電話帳」機能を利用する環境が整い、プラット
フォームプログラムは、アイテムコード「i3」に対応
するサービスアイテムプログラムを実行させ、端末3の
ブラウザに「電話帳」機能もつHTMLドキュメントを
送り表示させる。
【0046】図13は、サービスアイテムプログラムの
処理を示す図である。サービスアイテムプログラムは、
Webサーバ1のメモリに格納されたメンバコード、チ
ームコード、アイテムコードを用いて処理を行う。サー
ビスアイテムプログラムの処理は別途定められるもので
あるが、その機能により様々であり、ここでは代表的な
処理であるデータの表示、追加、編集(更新、削除)に
ついて一例を示す。
【0047】まず共有データの表示について説明する。
Webサーバ1のメモリに格納されたチームコード、ア
イテムコードは、ステップS18においてDBサーバ2
に転送されDBサーバ2がデータテーブルを検索する。
ここでチームコード、アイテムコードに対応するデータ
が存在する場合には、それが表示レコードとなる。表示
レコードはステップS19においてサービスアイテムプ
ログラムを通してプラットフォームプログラムに転送さ
れ、さらに、プラットフォームプログラムはインターネ
ットを通して端末3のブラウザに転送し、端末3のブラ
ウザを通して画面に表示させる。
【0048】次に共有データの追加について説明する。
まず追加しようとするレコードが、ステップS20にお
いて端末3より入力される。端末3のブラウザは、この
追加レコードをインターンネットを通してプラットフォ
ームプログラムに転送する。そして、この追加レコード
はステップS21において、メンバコード、チームコー
ド、アイテムコードとともにDBサーバ2に転送され、
所定のデータテーブルに格納される。なお、格納先のデ
ータテーブルは、サービスアイテムプログラムにより指
定される。
【0049】次にデータの編集(更新、削除)について
説明する。ステップS22において、共有データが表示
されている状態から、ユーザは編集対象となるデータを
指定する。そして編集対象の指定に伴う情報がブラウザ
からプラットフォームプログラムへ送られ、さらにサー
ビスアイテムプログラムへ送られる。サービスアイテム
プログラムは、ステップS23においてメンバコード、
チームコード、アイテムコードを指定されたデータのも
つメンバコード、チームコード、アイテムコードと対照
する。ユーザが指定されたデータの編集権限をもつ場合
には、インターネットを通して端末3のブラウザに編集
画面を表示させ、ユーザはブラウザを通して編集作業を
行う。そして更新された共有データは、ブラウザよりプ
ラットフォームプログラムへ、そしてプラットフォーム
プログラムからサービスアイテムプログラムへ送られ、
サービスアイテムプログラムによりメンバコード、チー
ムコード、アイテムコードとともにDBサーバ2に転送
され、所定のデータテーブルに格納される。以上までが
サービスアイテムプログラムによる処理である。
【0050】次に、サービスアイテムプログラムの処理
の具体例を図14を参照して説明する。以下に、「田
中」氏が「営業」組織の「電話帳」機能を利用する場合
の例を説明する。なお、処理の流れは上述したとおりで
あり、動作の詳細は省略する。Webサーバ1のメモリ
にはメンバコード「m1」チームコード「t1」アイテ
ムコード「i3」が格納されているものとする。
【0051】まず共有データの表示について説明する。
図7で示したデータテーブルに対してチームコード「t
1」アイテムコード「i3」を検索し(ステップS1
8、S19)、図15に示す検索結果例1を得る。これ
が「営業」組織の「電話帳」機能を利用する場合に「田
中」氏が閲覧可能な共有データである。図16に、端末
3での表示例を示す。
【0052】次に共有データの追加について説明する。
「田中」氏が入力画面より、名前「石井」、電話番号
「543−2100」を入力する(ステップS20)。
入力データは、メンバコード「m1」チームコード「t
1」アイテムコード「i3」とともにデータテーブルに
新規データとして登録される(ステップS21)。
【0053】次に共有データの編集について説明する。
図16に示された電話番号一覧より編集データを指定す
る(ステップS22)。「荻原」のデータを編集しよう
とする場合には、このデータのもつメンバコード「m
1」はユーザである「田名」氏のメンバコードと一致する
ため編集画面が表示される(ステップS23)。「田
崎」のデータを編集しようとする場合には、このデータ
のもつメンバコード「m2」はユーザである「田中」氏
のメンバコードと一致しないため「田中」氏にはこのデ
ータに対する編集権限が与えられておらず、編集画面は
表示されない。
【0054】次に、2種類の機能でデータテーブルを共
有する場合について具体例をあげて説明する。なお、動
作の詳細は上述したとおりであり、その説明は省略す
る。また、各機能は対応するサービスアイテムプログラ
ムにより実現されるものである。図7で示したデータテ
ーブルはアイテムコード「i3」で識別される「電話
帳」機能の他にアイテムコード「i2」で識別される
「住所録」機能のデータも格納している。「住所録」機
能は、チームコード「t5」で識別される「経営戦略」
組織に登録されており、メンバコード「m1」で識別さ
れる「田中」氏は「経営戦略」組織にも所属するため
「住所録」の閲覧権限をもつ。図7で示したデータテー
ブルからチームコード「t1」アイテムコード「i2」
を検索し、図17に示す検索結果を得る。このようにし
てデータテーブルは複数機能により共有することが可能
となる。図18に、端末3での表示例を示す。
【0055】次に、図19に端末3における入出力画面
(以下、この入出力画面およびこの入出力画面を形成さ
せる情報(プログラム)をファイルキャビネットと称
す)の一例を示し、画像情報を含む共有情報の入出力に
係る情報共有システムの入出力動作例を説明する。なお
ファイルキャビネットは、請求項の入出力画面表示情報
に対応する。
【0056】以下の説明では、プラットフォームプログ
ラムにより、共有情報発信者の認証処理が行なわれた
後、ファイルキャビネットが端末3へ転送され表示され
ているものとする。なおこのファイルキャビネットに
は、各種メニューを含むメニューフィールド11と、共
有情報分類フィールドとしてのファイル分類用フォルダ
表示フィールド12と、共有情報一覧表示フィールドお
よび共有情報内容表示フィールドとしてのファイル一覧
/内容表示フィールド13を含むものである。
【0057】(1)利用者により共有情報がアップロー
ドされる場合:プラットフォームプログラムは、利用者
によりファイルキャビネットに入力された共有情報が端
末3よりWebサーバ1へ転送されると、この共有情報
をファイルキャビネットに対応するサービスアイテムプ
ログラムに渡す。なお端末3においては、ファイルキャ
ビネットのファイル分類用フォルダ表示フィールド12
に表示されたフォルダ(ディレクトリ)を利用者が選択
することを起点として、ファイルキャビネット上に共有
情報入力用フォーム(ウィンドウ:図示せず)が表示さ
れる。利用者はこのフォームを利用してアップロードす
るファイルの指定や付加するデータを入力する。そして
アップロードされたファイルの内容は、ファイル一覧/
内容表示フィールド13に表示される。上記、共有情報
をアップロードするフォルダを指定(選択)する際、図
のフォルダ新規作成ボタン14を指定して新たにアップ
ロードするフォルダを作成してもよい。また、上記した
「指定」、「選択」とは、マウスによるクリックまたは
キーボードからの入力により実施されるものである(以
下同様)。
【0058】上記サービスアイテムプログラムは、プラ
ットフォームプログラムから共有情報を受け取ると、利
用者により指定された、DBサーバ2のフォルダ(ディ
レクトリ)にこの共有情報を保存する。
【0059】(2)利用者により共有情報がダウンロー
ドされる場合:プラットフォームプログラムは、端末3
のファイルキャビネットからファイル一覧表示要求を受
けると、ファイルキャビネットに対応したサービスアイ
テムプログラムを介してDBサーバ2のデータベースを
参照し、ファイル一覧のデータを端末3へ送信する。な
お、上記ファイル一覧表示要求は、ファイルキャビネッ
トのファイル分類用フォルダ表示フィールド12に表示
されたフォルダ(ディレクトリ)の1つが利用者による
選択を起点として、ファイルキャビネットよりWebサ
ーバ1へ送られる。また、Webサーバ1から端末3へ
送られたファイル一覧のデータは、ファイルキャビネッ
トのファイル一覧/内容表示フィールド13に表示され
る。
【0060】次に、上記プラットフォームプログラム
は、端末3のファイルキャビネットからファイルダウン
ロード要求を受けると、ファイルキャビネットに対応し
たサービスアイテムプログラムを介してDBサーバ2の
データベースから指定されたファイルを取得し端末3へ
転送する。なお、上記ファイルダウンロード要求は、フ
ァイルキャビネットのファイル一覧/内容表示フィール
ド13に表示されたファイル一覧の中から、利用者によ
る選択を起点として、ファイルキャビネットよりWeb
サーバ1へ送られる。ここでの選択は、ファイル一覧
に、例えば閲覧フィールド(図示せず)を設けこの閲覧
フィールドを指定することで選択するようにしてもよ
い。また、Webサーバ1から端末3へ送られたファイ
ルの内容は、ファイルキャビネットのファイル一覧/内
容表示フィールド13に表示される。
【0061】(3)利用者により共有情報が検索される
場合:プラットフォームプログラムは、端末3のファイ
ルキャビネットから検索条件を含むファイル検索要求を
受けると、ファイルキャビネットに対応したサービスア
イテムプログラムを介してDBサーバ2のデータベース
を検索し、検索結果のデータを端末3へ送信する。な
お、図の検索ボタン15の指定を起点として検索用フォ
ーム(ウィンドウ:図示せず)がファイルキャビネット
上に表示される。この検索用フォームの入力領域に、利
用者が検索条件としての検索文字列を入力し検索用フォ
ーム上の送信ボタン(図示せず)を指定することで検索
条件を含むファイル検索要求がWebサーバ1へ送られ
る。また、検索ボタン15が指定される前に、ファイル
分類用フォルダ表示フィールド12において検索対象と
なるフォルダが利用者により指定されると、指定された
フォルダを検索対象とし、指定されない場合はすべての
フォルダを検索対象とする。以上、ファイルキャビネッ
トを用いた共有情報の入出力動作を説明した。
【0062】次に、情報共有システムの他の実施の形態
を図20を参照して説明する。本実施の形態は、前記実
施の形態のWebサーバ1にさらにモデム21を接続し
た構成をとり、また公衆電話回線網を介してFAX機2
2が接続される利用形態をとる。
【0063】次に、本実施形態の動作を説明する。はじ
めに、Webサーバ1のプラットフォームプログラム
は、FAX機22から送られた本人特定データを受信す
ると、発信者の認証を行う。ここで本人特定データが正
当でないと判断された場合、接続を中断する。なお、こ
の本人特定データは、チームコード、メンバコード、パ
スワードを含むデータからなり、例えばプッシュ回線に
おけるプッシュボタン操作によりWebサーバ1へ送ら
れる。また、上記認証の処理は、先の実施形態における
認証処理と同様である。
【0064】次に、上記認証処理で本人特定データが正
当であると判断された場合、プラットフォームプログラ
ムは、FAX機から送信されるデータの格納場所を特定
した後、FAX機から送信される共有情報を受信する。
次にプラットフォームプログラムは、本実施の形態に対
応するサービスアイテムプログラムの1つを介し、受信
した共有情報を画像ファイルもしくは別途定められる形
式のファイルとして、DBサーバ2へ保存する。ここ
で、FAX機から送信される共有情報は定型文書や写真
等である。なお、図21に定型文書の一例を示し、図2
2に写真(図では略図として表している)を含む定型文
書の一例を示している。また、DBサーバ2に保存され
た共有情報は、前記実施形態の情報共有システムと同様
に閲覧できる。上記のように本実施の形態によれば、遠
隔地にある、所定の形式をもつ紙を用いた定型文書や写
真等を共有することができる。以上、他の実施形態を説
明した。
【0065】なお、上記実施形態では、インターネット
を例として説明しているが、LANやダイアルアップに
よるネットワークを利用してもよい。また、本発明の情
報共有システム及び情報共有方法を実現するための情報
共有プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコ
ンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより
情報共有を行ってもよい。すなわち、この情報共有プロ
グラムは、前記情報管理手段の機能と、前記情報提供手
段の機能とをコンピュータに実現させる。なお、ここで
いう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等
のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュー
タ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピーディス
ク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可般媒
体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク
等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み
取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネット
ワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送
信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプロ
グラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアン
トとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのよ
うに、一定時間プログラムを保持しているものも含むも
のとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部
を実現するためのものであってもよく、さらに前述した
機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプ
ログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよ
い。
【0066】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、識別子を用いてデータを格納することにより共
有情報を格納するデータベースのテーブル構成を、情報
提供手段であるアプリケーション・プログラムから、よ
り分離することが可能となる。このことにより、アプリ
ケーション部分の変更に際してデータベース構造の変更
が少なくなり、機能の追加、変更に対するシステムの柔
軟性が向上する。
【0067】また、複数の情報提供手段でテーブルを共
有することにより、情報提供手段の追加に伴うデータベ
ース構造の変更が少なくなり、またテーブルを共有する
ことによりテーブル数の増加を抑えることができ共有情
報の管理が容易となる。
【0068】入出力画面表示情報により表示される端末
の入出力画面から、共有情報が保存されるディレクトリ
の指定と共有情報および付加データの入力・送信の実行
のみで共有情報を前記情報蓄積部へ保存でき、また共有
情報が保存されたディレクトリの指定と閲覧するファイ
ルの指定のみで共有情報の閲覧ができるので、共有情報
の利用が簡便となる。
【0069】また、共有情報の入力手段として一般に普
及しているFAX機を用いるので安価に利用でき、ま
た、遠隔地にある、所定の形式をもち紙を用いた定型文
書や写真等の定型情報を共有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態であるシステム構成図
【図2】 一実施形態である情報共有システムにおける
Webサーバのプログラム構成図
【図3】 一実施形態である情報共有システムにおける
DBサーバのテーブル構成図
【図4】 プラットフォームプログラム及びサービスア
イテムプログラムとデータベーステーブルのアクセス関
係図
【図5】 マスタテーブルの構成の一例
【図6】 サブマスタテーブルの構成の一例
【図7】 データテーブルの構成の一例
【図8】 プラットフォームプログラム処理のフロー図
【図9】 プラットフォームプログラムの処理例
【図10】 端末表示例(ログイン画面)
【図11】 端末表示例(所属組織一覧)
【図12】 端末表示例(機能一覧)
【図13】 サービスアイテムプログラム処理のフロー
【図14】 サービスアイテムプログラムの処理例
【図15】 検索結果例1
【図16】 端末表示例(検索結果1)
【図17】 検索結果例2
【図18】 端末表示例(検索結果2)
【図19】 ファイルキャビネットの表示例である。
【図20】 本発明の他の実施形態の利用形態を示す図
である。
【図21】 FAX機から送信される定型文書の一例で
ある。
【図22】 FAX機から送信される写真を含む定型文
書の一例である。
【符号の説明】
1 Webサーバ 2 DBサーバ 3 端末 11 メニューフィールド 12 ファイル分類用フォルダ表示フィールド 13 ファイル一覧/内容表示フィールド 14 フォルダ新規作成ボタン 15 検索ボタン 21 モデム 22 FAX機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朱 笑岩 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 (72)発明者 齊藤 聡 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 5B045 DD15 DD18 5B082 GA03 GA07 GA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報管理部と共有情報を蓄積する情報蓄
    積部とからなり、インターネットに接続可能な情報共有
    システムにおいて、 前記情報管理部は、情報管理手段と複数からなる情報提
    供手段を備え、 前記情報管理手段は、ネットワークを介した端末からの
    情報入出力要求に係り、該端末と前記情報管理部間の共
    有情報の入出力を管理制御し、 前記情報提供手段は、前記情報管理手段と前記情報蓄積
    部との間で、前記情報入出力要求に応じて前記情報蓄積
    部より対応する共有情報の入出力を行うとともに、該共
    有情報を送出する際には前記情報提供手段に固有の形式
    で前記共有情報を送出することを特徴とする情報共有シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記情報蓄積部は、前記端末から前記情
    報共有システムを利用する使用者毎に、該使用者が所属
    する共有グループおよび該使用者が利用可能な前記情報
    提供手段を設定可能とすることを特徴とする請求項1記
    載の情報共有システム。
  3. 【請求項3】 前記共有情報は、該共有情報に含まれる
    データを入力した入力者を示す識別子と、前記共有情報
    を共有するグループを示す識別子と、前記共有情報の入
    出力に際し使用する前記情報提供手段を示す識別子の3
    種の識別子をさらに付したデータからなり、前記情報管
    理手段および前記情報提供手段は前記3種の識別子を利
    用して前記共有情報の入出力を管理制御することを特徴
    とする請求項2記載の情報共有システム。
  4. 【請求項4】 前記情報蓄積部は、前記3種の識別子の
    其々に対し該識別子の管理情報を格納する3つの主テー
    ブルと、前記3種の識別子の内2種間の関係情報を格納
    する少なくとも1つの副テーブルと、前記共有情報を格
    納する少なくとも1つのデータテーブルを備えたテーブ
    ル構造を有すことを特徴とする請求項3記載の情報共有
    システム。
  5. 【請求項5】 前記情報管理手段は、 情報入出力要求の際に、共有情報が分類され、該共有情
    報が格納されるまたは格納されたディレクトリを示し、
    共有情報を入出力するディレクトリの選択がなされる共
    有情報分類フィールドと、 共有情報の出力要求の際に、共有情報の一覧を表示し、
    該共有情報の選択がなされる共有情報一覧表示フィール
    ドと、 共有情報の入力要求の際に、共有情報の内容を表示する
    共有情報内容表示フィールドと、 を含む入出力画面を前記端末に表示させる入出力画面表
    示情報を送出することを特徴とする請求項1ないし請求
    項4のいずれかに記載の情報共有システム。
  6. 【請求項6】 前記情報管理部は、 さらに公衆電話回線網を介したFAX受信可能であり、 前記情報管理手段は、 FAX機からの接続の認証を行ない、該接続が正当であ
    ると判断すると、 前記FAX機から発信された定型情報を受信し、該定型
    情報を前記共有情報として、また、該定型情報を復元可
    能な形式で、前記情報提供手段の1つを介し前記情報蓄
    積部に保存し、 前記情報提供手段の1つは、 前記定型情報を送出する際には該定型情報を復元可能と
    する形式のファイルを送出することを特徴とする請求項
    1ないし請求項4のいずれかに記載の情報共有システ
    ム。
  7. 【請求項7】 使用者情報を入力させる手順と、 前記使用者情報を元に、個人情報を管理する主テーブル
    より前記使用者情報に対応する個人情報を取得する手順
    と、 前記個人情報を元に、個人と共有グループ間の関係情報
    を管理する副テーブルより、対応する共有グループを示
    す識別子を取得する手順と、 前記共有グループを示す識別子を元に、すべての共有グ
    ループを管理する主テーブルより、該共有グループの組
    織情報を取得する手順と、 さらに、前記共有グループを示す識別子を元に、すべて
    の共有グループと前記の各情報提供手段との関係情報を
    管理する副テーブルより、使用可能な情報提供手段を示
    す識別子を取得する手順と、 前記情報提供手段を示す識別子を元に、各情報提供手段
    を示すすべての識別子を管理する主テーブルより、前記
    情報提供手段に対応する機能情報を取得する手順と、 前記情報提供手段を選択させる手順とからなることを特
    徴とする情報共有方法。
  8. 【請求項8】 使用者情報を入力させる手順と、 前記使用者情報を元に、個人情報を管理する主テーブル
    より前記使用者情報に対応する個人情報を取得する手順
    と、 前記個人情報を元に、個人と共有グループ間の関係情報
    を管理する副テーブルより、対応する共有グループを示
    す識別子を取得する手順と、 前記共有グループを示す識別子を元に、すべての共有グ
    ループを管理する主テーブルより、該共有グループの組
    織情報を取得する手順と、 さらに、前記共有グループを示す識別子を元に、すべて
    の共有グループと前記の各情報提供手段との関係情報を
    管理する副テーブルより、使用可能な情報提供手段を示
    す識別子を取得する手順と、 前記情報提供手段を示す識別子を元に、各情報提供手段
    を示すすべての識別子を管理する主テーブルより、前記
    情報提供手段に対応する機能情報を取得する手順と、 前記情報提供手段を選択させる手順とをコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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