JP2002082964A - 画像管理システム、画像管理方法及びそのプログラム - Google Patents
画像管理システム、画像管理方法及びそのプログラムInfo
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- JP2002082964A JP2002082964A JP2001187995A JP2001187995A JP2002082964A JP 2002082964 A JP2002082964 A JP 2002082964A JP 2001187995 A JP2001187995 A JP 2001187995A JP 2001187995 A JP2001187995 A JP 2001187995A JP 2002082964 A JP2002082964 A JP 2002082964A
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- Japan
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- image data
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- management
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】サーバ・クライアント型画像管理システムへの
移行が容易であると共に、サーバ・クライアント型画像
管理システム、及びスタンドアロン型画像管理システム
として運用することができ、さらに両システム利用時の
ユーザの操作を統一した画像管理システムを提供する。 【解決手段】 画像管理端末は、ユーザからの指示によ
り、画像管理端末内にて管理されている画像データと管
理情報を画像管理サーバに送信する移行制御手段を備
え、また、上記画像管理サーバは、上記画像管理端末よ
り取得した画像データ及び管理情報を記憶手段に登録す
る移行画像登録手段を備える画像管理システムを提供す
る。
移行が容易であると共に、サーバ・クライアント型画像
管理システム、及びスタンドアロン型画像管理システム
として運用することができ、さらに両システム利用時の
ユーザの操作を統一した画像管理システムを提供する。 【解決手段】 画像管理端末は、ユーザからの指示によ
り、画像管理端末内にて管理されている画像データと管
理情報を画像管理サーバに送信する移行制御手段を備
え、また、上記画像管理サーバは、上記画像管理端末よ
り取得した画像データ及び管理情報を記憶手段に登録す
る移行画像登録手段を備える画像管理システムを提供す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子化された画像デ
ータの管理を行う画像管理システム、画像管理端末、画
像管理サーバ、画像管理方法及びそのプログラムに関す
るものである。
ータの管理を行う画像管理システム、画像管理端末、画
像管理サーバ、画像管理方法及びそのプログラムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータの普及に伴い、
例えば仕事上で利用する文書を電子化し、文書データと
して記憶・管理するといった文書管理が行われている。
上記記憶された文書データを利用するにあたり、紙を使
用する必要が無いために、コスト的、環境的に優れた利
用形態といえる。また、文書データとして記憶すること
で、例えばキーワードを用いて目的とする文書を検索す
ることが可能であり、大量の文書データから目的とする
文書データを瞬時に取得することができる点でも、従来
の紙を用いた文書管理より優れているといえる。
例えば仕事上で利用する文書を電子化し、文書データと
して記憶・管理するといった文書管理が行われている。
上記記憶された文書データを利用するにあたり、紙を使
用する必要が無いために、コスト的、環境的に優れた利
用形態といえる。また、文書データとして記憶すること
で、例えばキーワードを用いて目的とする文書を検索す
ることが可能であり、大量の文書データから目的とする
文書データを瞬時に取得することができる点でも、従来
の紙を用いた文書管理より優れているといえる。
【0003】さらに近年、上記文書データに加えて、ス
キャナ等の入力装置から読み込まれた画像データを、上
記文書データと同様に電子化して記憶・管理するといっ
た画像管理が行われている。上記画像データは通常、上
記文書データよりもファイルサイズが大きくなるが、デ
ータ記憶装置の記憶容量が著しく増加してきている点
が、画像管理を普及させる理由の一つとなっている。
キャナ等の入力装置から読み込まれた画像データを、上
記文書データと同様に電子化して記憶・管理するといっ
た画像管理が行われている。上記画像データは通常、上
記文書データよりもファイルサイズが大きくなるが、デ
ータ記憶装置の記憶容量が著しく増加してきている点
が、画像管理を普及させる理由の一つとなっている。
【0004】以上のような画像管理の方法は、大きく分
けて次の二種類に分類することができる。
けて次の二種類に分類することができる。
【0005】即ち、単一のコンピュータ内で個人的に画
像を記憶、管理するスタンドアロン型画像管理システム
と、複数の人で共有可能なサーバを設け、当該サーバに
記憶された画像データをクライアントコンピュータで共
有するサーバ・クライアント型画像管理システムであ
る。
像を記憶、管理するスタンドアロン型画像管理システム
と、複数の人で共有可能なサーバを設け、当該サーバに
記憶された画像データをクライアントコンピュータで共
有するサーバ・クライアント型画像管理システムであ
る。
【0006】上記スタンドアロン型画像管理システムの
場合、入力された画像データは主にユーザが個人的に利
用することを目的としており、複数人で画像データを共
有することはできないが、費用的には比較的安価に導入
できるといえる。
場合、入力された画像データは主にユーザが個人的に利
用することを目的としており、複数人で画像データを共
有することはできないが、費用的には比較的安価に導入
できるといえる。
【0007】一方、上記サーバ・クライアント型画像管
理システムの場合は、あるユーザが入力した画像データ
を他のユーザも閲覧することができ、即ち画像データを
複数のユーザで共有することが可能となるが、システム
の構成や管理が複雑になり、費用的に高価になるといえ
る。
理システムの場合は、あるユーザが入力した画像データ
を他のユーザも閲覧することができ、即ち画像データを
複数のユーザで共有することが可能となるが、システム
の構成や管理が複雑になり、費用的に高価になるといえ
る。
【0008】このような背景から、画像管理システムを
導入する場合には、まずスタンドアロン型画像管理シス
テムを導入して小規模な画像データの記憶・管理から始
め、後に画像データを複数のユーザで共有する必要が生
じたときにサーバ・クライアント型画像管理システムに
移行するという運用形態が多く用いられている。
導入する場合には、まずスタンドアロン型画像管理シス
テムを導入して小規模な画像データの記憶・管理から始
め、後に画像データを複数のユーザで共有する必要が生
じたときにサーバ・クライアント型画像管理システムに
移行するという運用形態が多く用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像管
理システムでは、スタンドアロン型画像管理システムと
サーバ・クライアント型画像管理システムは完全に独立
したシステムとして構築(提供)されていたため、画像
管理システムをスタンドアロン型からサーバ・クライア
ント型へ移行する場合には、画像データや各画像データ
に付随する情報を、サーバ・クライアント型画像管理シ
ステムに最初から登録しなおす必要が生じていた。即
ち、上記画像データを管理するにあたり当該画像データ
は、上記文書データとは異なり、画像データ自体を検索
する情報を備えていない。このため、画像データを検索
可能とするためには、上記画像データに例えば当該画像
データに関連するキーワードを示すキーワード情報(テ
キスト情報)等を付加した特殊な形式で管理する必要が
ある。
理システムでは、スタンドアロン型画像管理システムと
サーバ・クライアント型画像管理システムは完全に独立
したシステムとして構築(提供)されていたため、画像
管理システムをスタンドアロン型からサーバ・クライア
ント型へ移行する場合には、画像データや各画像データ
に付随する情報を、サーバ・クライアント型画像管理シ
ステムに最初から登録しなおす必要が生じていた。即
ち、上記画像データを管理するにあたり当該画像データ
は、上記文書データとは異なり、画像データ自体を検索
する情報を備えていない。このため、画像データを検索
可能とするためには、上記画像データに例えば当該画像
データに関連するキーワードを示すキーワード情報(テ
キスト情報)等を付加した特殊な形式で管理する必要が
ある。
【0010】従って、上記画像管理システムの移行の際
には、文書管理における移行と異なり、画像データをク
ライアントからサーバにコピー(移動)するといった作
業のみでは、画像データと当該画像データに付随する情
報との整合性が保てないといった問題が生じていた。こ
のため、上記画像データや各画像データに付随する情報
を、サーバ・クライアント型画像管理システムに最初か
ら登録しなおす必要が生じていた。
には、文書管理における移行と異なり、画像データをク
ライアントからサーバにコピー(移動)するといった作
業のみでは、画像データと当該画像データに付随する情
報との整合性が保てないといった問題が生じていた。こ
のため、上記画像データや各画像データに付随する情報
を、サーバ・クライアント型画像管理システムに最初か
ら登録しなおす必要が生じていた。
【0011】また、スタンドアロン型画像管理システム
と、サーバ・クライアント型画像管理システムはそれぞ
れ異なるシステムとして提供される。このためにユーザ
は、移行したサーバ・クライアント型画像管理システム
の操作方法を新たに学習する必要が生じ、移行に伴う労
力は多大なものとなっていた。
と、サーバ・クライアント型画像管理システムはそれぞ
れ異なるシステムとして提供される。このためにユーザ
は、移行したサーバ・クライアント型画像管理システム
の操作方法を新たに学習する必要が生じ、移行に伴う労
力は多大なものとなっていた。
【0012】本発明は、上記従来の事情に基づいて提案
されたものであって、サーバ・クライアント型画像管理
システムへの移行が容易であると共に、サーバ・クライ
アント型画像管理システム、及びスタンドアロン型画像
管理システムとして運用することができ、さらに両シス
テム利用時のユーザの操作を統一した画像管理システ
ム、画像管理端末、画像管理サーバ、画像管理方法及び
そのプログラムを提供することを目的とする。
されたものであって、サーバ・クライアント型画像管理
システムへの移行が容易であると共に、サーバ・クライ
アント型画像管理システム、及びスタンドアロン型画像
管理システムとして運用することができ、さらに両シス
テム利用時のユーザの操作を統一した画像管理システ
ム、画像管理端末、画像管理サーバ、画像管理方法及び
そのプログラムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の手段を備える。
成するために以下の手段を備える。
【0014】即ち、画像管理端末及び画像管理サーバよ
り構成され、電子化された画像データを、当該画像デー
タを管理するための管理情報を用いて管理する画像管理
システムを前提としている。ここで、上記画像管理シス
テムを構成する画像管理端末は、ユーザからの指示によ
り、画像管理端末内にて管理されている画像データと、
当該画像データに対応する管理情報を画像管理サーバに
送信する移行制御手段を備えている。 また、上記画像
管理サーバは、上記画像管理端末より取得した画像デー
タ及び管理情報を記憶手段に登録する移行画像登録手段
を備えている。
り構成され、電子化された画像データを、当該画像デー
タを管理するための管理情報を用いて管理する画像管理
システムを前提としている。ここで、上記画像管理シス
テムを構成する画像管理端末は、ユーザからの指示によ
り、画像管理端末内にて管理されている画像データと、
当該画像データに対応する管理情報を画像管理サーバに
送信する移行制御手段を備えている。 また、上記画像
管理サーバは、上記画像管理端末より取得した画像デー
タ及び管理情報を記憶手段に登録する移行画像登録手段
を備えている。
【0015】以上の構成では、管理情報を移行する移行
制御手段、及び移行画像登録手段を設けることで、新た
に画像データを最初から登録することなく、画像管理端
末から画像管理サーバへの画像データ及び管理情報の移
行、即ちスタンドアロン型画像管理システムから、サー
バ・クライアント型画像管理システムへの移行に要する
手間を大幅に削減することができる。
制御手段、及び移行画像登録手段を設けることで、新た
に画像データを最初から登録することなく、画像管理端
末から画像管理サーバへの画像データ及び管理情報の移
行、即ちスタンドアロン型画像管理システムから、サー
バ・クライアント型画像管理システムへの移行に要する
手間を大幅に削減することができる。
【0016】また、上記画像管理端末が記憶する管理情
報に公開属性情報を備えると共に、上記移行制御手段
が、公開属性情報に基づいて上記画像データ及び管理情
報の送信を行うようにしてもよい。
報に公開属性情報を備えると共に、上記移行制御手段
が、公開属性情報に基づいて上記画像データ及び管理情
報の送信を行うようにしてもよい。
【0017】この構成では、ユーザによる画像データの
選択が不要であるため、ユーザに負担をかけることなく
一層容易に画像データの移行をすることが可能となる。
選択が不要であるため、ユーザに負担をかけることなく
一層容易に画像データの移行をすることが可能となる。
【0018】さらに、上記画像管理端末が、ユーザが選
択した画像データが上記画像管理サーバ又は上記画像管
理端末のどちらに格納されているかを判断する格納場所
判断手段を備え、端末データ制御手段が、当該格納場所
判断手段による判断に基づいて、上記選択した画像デー
タに対する制御命令を転送又は実行する構成としてもよ
い。
択した画像データが上記画像管理サーバ又は上記画像管
理端末のどちらに格納されているかを判断する格納場所
判断手段を備え、端末データ制御手段が、当該格納場所
判断手段による判断に基づいて、上記選択した画像デー
タに対する制御命令を転送又は実行する構成としてもよ
い。
【0019】以上の構成では、スタンドアロン型画像管
理システムからサーバ・クライアント型画像管理システ
ムに移行した際においても、ユーザは同一のインターフ
ェイスより操作可能であるため新たな操作方法を学習す
る必要がない。
理システムからサーバ・クライアント型画像管理システ
ムに移行した際においても、ユーザは同一のインターフ
ェイスより操作可能であるため新たな操作方法を学習す
る必要がない。
【0020】さらに、更新情報作成手段が、画像管理サ
ーバが格納する画像データ又は管理情報が追加又は更新
された際に、当該更新の内容を示す更新情報を作成し、
メール送信手段が、上記更新情報を電子メールにて所定
のユーザに送信する構成でも良い。
ーバが格納する画像データ又は管理情報が追加又は更新
された際に、当該更新の内容を示す更新情報を作成し、
メール送信手段が、上記更新情報を電子メールにて所定
のユーザに送信する構成でも良い。
【0021】上記構成では、画像データや管理情報を変
更したユーザ以外の他のユーザも更新情報をすぐに確認
できるようになる。
更したユーザ以外の他のユーザも更新情報をすぐに確認
できるようになる。
【0022】尚、上記画像管理端末、及び画像管理サー
バはそれぞれコンピュータとして提供されると共に、上
記画像管理端末、及び画像管理サーバが備える各手段、
即ち移行制御手段、移行画像登録手段、格納場所判断手
段、更新情報作成手段、メール送信手段等がプログラム
として提供され、CPUにより読み出されて実行される
ことで上記各機能を提供しても良い。
バはそれぞれコンピュータとして提供されると共に、上
記画像管理端末、及び画像管理サーバが備える各手段、
即ち移行制御手段、移行画像登録手段、格納場所判断手
段、更新情報作成手段、メール送信手段等がプログラム
として提供され、CPUにより読み出されて実行される
ことで上記各機能を提供しても良い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。尚、図1は本発明における画像管理システムの概略
ブロック図である。
明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。尚、図1は本発明における画像管理システムの概略
ブロック図である。
【0024】図1において、画像管理サーバ10は、サ
ーバ・クライアント型画像管理システムにおけるサーバ
側の装置であり、サーバデータ記憶手段11、サーバ通
信制御手段12、更新情報作成手段13、メール送信手
段14、サーバデータ制御手段15から構成される。
ーバ・クライアント型画像管理システムにおけるサーバ
側の装置であり、サーバデータ記憶手段11、サーバ通
信制御手段12、更新情報作成手段13、メール送信手
段14、サーバデータ制御手段15から構成される。
【0025】又、画像管理端末20は、サーバ・クライ
アント型画像管理システムにおけるクライアント側の装
置、又はスタンドアロン型画像管理システムを構成し、
端末データ記憶手段21、端末通信制御手段22、入出
力制御手段23、端末データ制御手段24から構成され
る。さらに、当該画像管理端末20には、キーボードや
ポインティングデバイスに代表される入力装置32、及
びディスプレイ等の表示装置31が接続されている。上
記画像管理サーバ10、及び画像管理端末20は、例え
ばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area
Network)、インターネット、電話回線網等のネットワ
ーク30にて通信可能に接続されている。尚、上記各手
段の処理の詳細については、順を追って説明する。
アント型画像管理システムにおけるクライアント側の装
置、又はスタンドアロン型画像管理システムを構成し、
端末データ記憶手段21、端末通信制御手段22、入出
力制御手段23、端末データ制御手段24から構成され
る。さらに、当該画像管理端末20には、キーボードや
ポインティングデバイスに代表される入力装置32、及
びディスプレイ等の表示装置31が接続されている。上
記画像管理サーバ10、及び画像管理端末20は、例え
ばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area
Network)、インターネット、電話回線網等のネットワ
ーク30にて通信可能に接続されている。尚、上記各手
段の処理の詳細については、順を追って説明する。
【0026】〔記憶手段に格納されているデータ〕最初
に、上記画像管理サーバ10及び画像管理端末20にお
ける各手段の処理を説明するに先立ち、サーバデータ記
憶手段11、及び端末データ記憶手段21に格納されて
いる各種データについて説明する。尚、下記各種データ
は、画像管理システムとして機能するために必要なデー
タであるが、必ずしもすべてが必要ではなく、ユーザが
目的とする画像管理システムに必要なデータがあればよ
い。
に、上記画像管理サーバ10及び画像管理端末20にお
ける各手段の処理を説明するに先立ち、サーバデータ記
憶手段11、及び端末データ記憶手段21に格納されて
いる各種データについて説明する。尚、下記各種データ
は、画像管理システムとして機能するために必要なデー
タであるが、必ずしもすべてが必要ではなく、ユーザが
目的とする画像管理システムに必要なデータがあればよ
い。
【0027】さて、上記サーバデータ記憶手段11、及
び端末データ記憶手段21には、管理の対象となる画像
データが記憶されている。ここで、当該画像データのフ
ァイル形式は、例えばJPEG(Joint Photographic E
xperts Group)形式、GIF(Graphics Interchange F
ormat)、TIFF(Tagged Image File Format)等の
従来用いられているものでよく、特に限定しない。
び端末データ記憶手段21には、管理の対象となる画像
データが記憶されている。ここで、当該画像データのフ
ァイル形式は、例えばJPEG(Joint Photographic E
xperts Group)形式、GIF(Graphics Interchange F
ormat)、TIFF(Tagged Image File Format)等の
従来用いられているものでよく、特に限定しない。
【0028】また更に、サーバデータ記憶手段11、及
び端末データ記憶手段21には、上記画像データに加え
て当該画像データを管理するための情報、即ち管理情報
が記憶されている。尚、当該管理情報は、例えばデータ
ベース化されたテーブルとして格納されるが、単独のフ
ァイルとして格納してもかまわない。ここでは、上記テ
ーブルを構成する1レコードが、1つの画像データに対
応する1つの管理情報を構成するものとする。
び端末データ記憶手段21には、上記画像データに加え
て当該画像データを管理するための情報、即ち管理情報
が記憶されている。尚、当該管理情報は、例えばデータ
ベース化されたテーブルとして格納されるが、単独のフ
ァイルとして格納してもかまわない。ここでは、上記テ
ーブルを構成する1レコードが、1つの画像データに対
応する1つの管理情報を構成するものとする。
【0029】上記管理情報の具体例として、サーバデー
タ記憶手段11に格納されているサーバ画像管理情報を
図2の100a〜100jに、端末データ記憶手段21
に格納されている端末画像管理情報を図3の200a〜
200g及び200kに示す。
タ記憶手段11に格納されているサーバ画像管理情報を
図2の100a〜100jに、端末データ記憶手段21
に格納されている端末画像管理情報を図3の200a〜
200g及び200kに示す。
【0030】図2、及び図3に示したサーバ画像テーブ
ル100a及び端末画像テーブル200aは、画像ID
と画像データへのポインタ及び画像ファイル名を対応付
けて格納している。ここに、画像IDとは、例えば画像
管理サーバ10及び画像管理端末20に画像が登録され
た順にそれぞれ付与された番号であり、当該画像IDに
より画像データを一意に特定可能な情報である。また、
画像データへのポインタはサーバデータ記憶手段11ま
たは端末データ記憶手段21に記憶されている画像デー
タの位置情報を示し、当該ポインタにより対応する画像
データが格納される記憶領域を特定することができる。
また、画像ファイル名は例えばユーザが画像に付けた名
称である。
ル100a及び端末画像テーブル200aは、画像ID
と画像データへのポインタ及び画像ファイル名を対応付
けて格納している。ここに、画像IDとは、例えば画像
管理サーバ10及び画像管理端末20に画像が登録され
た順にそれぞれ付与された番号であり、当該画像IDに
より画像データを一意に特定可能な情報である。また、
画像データへのポインタはサーバデータ記憶手段11ま
たは端末データ記憶手段21に記憶されている画像デー
タの位置情報を示し、当該ポインタにより対応する画像
データが格納される記憶領域を特定することができる。
また、画像ファイル名は例えばユーザが画像に付けた名
称である。
【0031】次に、サーバフォルダテーブル100b及
び端末フォルダテーブル200bは、フォルダIDとフ
ォルダのパス(格納場所)を対応付けて格納している。
フォルダIDとは、画像管理サーバ10または画像管理
端末20において、例えば画像を分類するためのフォル
ダが作成された順にそれぞれ付与された番号であり、当
該フォルダIDにより画像データが格納されているフォ
ルダを一意に特定可能な情報である。
び端末フォルダテーブル200bは、フォルダIDとフ
ォルダのパス(格納場所)を対応付けて格納している。
フォルダIDとは、画像管理サーバ10または画像管理
端末20において、例えば画像を分類するためのフォル
ダが作成された順にそれぞれ付与された番号であり、当
該フォルダIDにより画像データが格納されているフォ
ルダを一意に特定可能な情報である。
【0032】次に、サーバ画像フォルダテーブル100
c及び端末画像フォルダテーブル200cは、上記画像
IDとフォルダIDを対応付けて格納している。当該テ
ーブルにより、各画像が格納されているフォルダを特定
することができる。例えば、上記サーバ画像テーブル1
00aが示す画像ID「1」(201)の画像データ
と、上記サーバ画像フォルダテーブル100cの画像I
D「1」(202)とより、フォルダID「3」(20
3)が決定し、サーバフォルダテーブル100bのフォ
ルダID「3」(204)を参照することにより、画像
データ「会計報告書」の格納場所(パス)を「画像管理
サーバ:\Aチーム\会計報告」と決定することができる。
c及び端末画像フォルダテーブル200cは、上記画像
IDとフォルダIDを対応付けて格納している。当該テ
ーブルにより、各画像が格納されているフォルダを特定
することができる。例えば、上記サーバ画像テーブル1
00aが示す画像ID「1」(201)の画像データ
と、上記サーバ画像フォルダテーブル100cの画像I
D「1」(202)とより、フォルダID「3」(20
3)が決定し、サーバフォルダテーブル100bのフォ
ルダID「3」(204)を参照することにより、画像
データ「会計報告書」の格納場所(パス)を「画像管理
サーバ:\Aチーム\会計報告」と決定することができる。
【0033】次に、サーバ画像回転テーブル100d及
び端末画像回転テーブル200dは、上記画像ID、ペ
ージ番号、及び回転角度を対応付けて格納している。当
該画像回転テーブルに基づいて、画像データの各ページ
を表示または印刷するときに当該画像データを回転させ
る角度を決定している。尚、上記各ページとは、例えば
TIFF(Tagged Image File Format)等の画像データ
のように、1つのファイルに複数の画像データを格納可
能である画像形式を利用した際の、各画像データが表示
されるページを指す。
び端末画像回転テーブル200dは、上記画像ID、ペ
ージ番号、及び回転角度を対応付けて格納している。当
該画像回転テーブルに基づいて、画像データの各ページ
を表示または印刷するときに当該画像データを回転させ
る角度を決定している。尚、上記各ページとは、例えば
TIFF(Tagged Image File Format)等の画像データ
のように、1つのファイルに複数の画像データを格納可
能である画像形式を利用した際の、各画像データが表示
されるページを指す。
【0034】次に、サーバ画像キーワードテーブル10
0eおよび端末画像キーワードテーブル200eは、上
記画像ID、及びキーワードを対応付けて格納してい
る。キーワードとは、各画像データに関連する検索用文
字列のことである。当該サーバ画像キーワードテーブル
100eおよび端末画像キーワードテーブル200eに
より、画像データから連想される上記キーワードを用い
て、特定の画像データを検索することができる。
0eおよび端末画像キーワードテーブル200eは、上
記画像ID、及びキーワードを対応付けて格納してい
る。キーワードとは、各画像データに関連する検索用文
字列のことである。当該サーバ画像キーワードテーブル
100eおよび端末画像キーワードテーブル200eに
より、画像データから連想される上記キーワードを用い
て、特定の画像データを検索することができる。
【0035】次に、サーバ画像OCRテーブル100f
及び端末画像OCRテーブル200fは、画像ID、ペ
ージ番号、テキスト情報、及びレイアウト情報を対応付
けて格納している。ここで上記レイアウト情報とは、画
像データにレイアウト認識処理を行って得られる情報で
あって、当該画像データに含まれる写真や文字、罫線等
を単位情報として、当該単位情報の種類や位置等を示す
情報である。尚、上記レイアウト情報は、例えば画像デ
ータを電子文書に変換する際に利用される。また、上記
テキスト情報とは、例えば上記レイアウト情報、及びレ
イアウト認識処理によって文字領域と判定された領域に
文字認識処理(OCR:Optical Character Recognitio
n)を行って得られたテキスト情報である。これらの情
報を画像データと関連付けておくことにより、全文検索
による画像データの検索や、画像データの電子文書化が
可能になる。尚、上記テキスト情報、及びレイアウト情
報は、例えば当該情報の格納領域へのポインタとして与
えられる。
及び端末画像OCRテーブル200fは、画像ID、ペ
ージ番号、テキスト情報、及びレイアウト情報を対応付
けて格納している。ここで上記レイアウト情報とは、画
像データにレイアウト認識処理を行って得られる情報で
あって、当該画像データに含まれる写真や文字、罫線等
を単位情報として、当該単位情報の種類や位置等を示す
情報である。尚、上記レイアウト情報は、例えば画像デ
ータを電子文書に変換する際に利用される。また、上記
テキスト情報とは、例えば上記レイアウト情報、及びレ
イアウト認識処理によって文字領域と判定された領域に
文字認識処理(OCR:Optical Character Recognitio
n)を行って得られたテキスト情報である。これらの情
報を画像データと関連付けておくことにより、全文検索
による画像データの検索や、画像データの電子文書化が
可能になる。尚、上記テキスト情報、及びレイアウト情
報は、例えば当該情報の格納領域へのポインタとして与
えられる。
【0036】次に、サーバ画像リンクテーブル100g
および端末画像リンクテーブル200gは、画像ID、
ページ番号、リンク先画像ID、リンク先ページ番号を
対応付けて格納している。ここで、上記リンク先画像I
Dとは、当該画像データとは異なる画像データであって
当該画像データと関連のある画像データの画像IDであ
る。また、リンク先ページ番号とは、リンク先の画像デ
ータが複数のページより構成される場合に、当該複数ペ
ージの画像データから、所定の画像データを指し示す情
報である。上記サーバ画像リンクテーブル100gおよ
び端末画像リンクテーブル200gを用いて、ある画像
データの特定ページから同じ画像データまたは他の画像
データを参照することができる。
および端末画像リンクテーブル200gは、画像ID、
ページ番号、リンク先画像ID、リンク先ページ番号を
対応付けて格納している。ここで、上記リンク先画像I
Dとは、当該画像データとは異なる画像データであって
当該画像データと関連のある画像データの画像IDであ
る。また、リンク先ページ番号とは、リンク先の画像デ
ータが複数のページより構成される場合に、当該複数ペ
ージの画像データから、所定の画像データを指し示す情
報である。上記サーバ画像リンクテーブル100gおよ
び端末画像リンクテーブル200gを用いて、ある画像
データの特定ページから同じ画像データまたは他の画像
データを参照することができる。
【0037】次に、サーバ登録ユーザテーブル100h
は、ユーザID、ログイン名、パスワード、メールアド
レスを対応付けて格納することで、画像管理サーバ10
における当該画像管理システムを使用可能な登録ユーザ
の情報を管理している。ここで上記ユーザIDとは、例
えばユーザを画像管理サーバ10に登録した順に付けら
れた一意の番号である。また、ログイン名及びパスワー
ドは、ユーザが画像管理サーバ10に接続する際の認証
に用いる情報である。また、メールアドレスは例えば画
像データが更新された際に、当該更新された旨を示す情
報を送信すべき対象となる電子メールアドレスであるが
詳細は後述する。
は、ユーザID、ログイン名、パスワード、メールアド
レスを対応付けて格納することで、画像管理サーバ10
における当該画像管理システムを使用可能な登録ユーザ
の情報を管理している。ここで上記ユーザIDとは、例
えばユーザを画像管理サーバ10に登録した順に付けら
れた一意の番号である。また、ログイン名及びパスワー
ドは、ユーザが画像管理サーバ10に接続する際の認証
に用いる情報である。また、メールアドレスは例えば画
像データが更新された際に、当該更新された旨を示す情
報を送信すべき対象となる電子メールアドレスであるが
詳細は後述する。
【0038】次に、サーバ登録グループテーブル100
iは、グループIDとグループ名を対応付けて格納して
いる。上記グループIDとは、例えば画像管理サーバ1
0においてグループが作成された順につけられた各グル
ープ一意の番号である。
iは、グループIDとグループ名を対応付けて格納して
いる。上記グループIDとは、例えば画像管理サーバ1
0においてグループが作成された順につけられた各グル
ープ一意の番号である。
【0039】次に、サーバ登録ユーザグループテーブル
100jは、ユーザIDとグループIDを対応付けて格
納している。これにより、各登録ユーザが属しているグ
ループが特定される。なお、一人のユーザが複数のグル
ープに属することも可能である。
100jは、ユーザIDとグループIDを対応付けて格
納している。これにより、各登録ユーザが属しているグ
ループが特定される。なお、一人のユーザが複数のグル
ープに属することも可能である。
【0040】次に、端末公開可能画像指定テーブル20
0kは、画像IDと公開属性を対応付けて格納してい
る。当該端末公開可能画像指定テーブル200kにおい
て、例えばユーザが画像データを画像管理端末20に登
録した際に、当該画像データ毎に上記公開属性を「公開
可能」や「公開不可」と設定することができる。結果と
して、端末データ記憶手段21に格納されている各画像
データを、画像管理システムの移行の際に、サーバデー
タ記憶手段11に登録して公開することが可能な画像デ
ータであるかどうかを予め指定することができる。
0kは、画像IDと公開属性を対応付けて格納してい
る。当該端末公開可能画像指定テーブル200kにおい
て、例えばユーザが画像データを画像管理端末20に登
録した際に、当該画像データ毎に上記公開属性を「公開
可能」や「公開不可」と設定することができる。結果と
して、端末データ記憶手段21に格納されている各画像
データを、画像管理システムの移行の際に、サーバデー
タ記憶手段11に登録して公開することが可能な画像デ
ータであるかどうかを予め指定することができる。
【0041】尚、上記サーバ登録ユーザテーブル100
h、サーバ登録グループテーブル100i、サーバ登録
ユーザグループテーブル100jは、ユーザ認証が必要
な画像管理サーバ10にのみ設けられている。また、端
末公開可能画像指定テーブル200kは、サーバ・クラ
イアント型画像管理システムへの移行の際に画像管理端
末20のみで必要であるため、画像管理端末20にのみ
設けられたテーブルである。
h、サーバ登録グループテーブル100i、サーバ登録
ユーザグループテーブル100jは、ユーザ認証が必要
な画像管理サーバ10にのみ設けられている。また、端
末公開可能画像指定テーブル200kは、サーバ・クラ
イアント型画像管理システムへの移行の際に画像管理端
末20のみで必要であるため、画像管理端末20にのみ
設けられたテーブルである。
【0042】以上のように、画像管理サーバ10及び画
像管理端末20にて、画像管理に関する管理情報のフォ
ーマットの構成を一部、または全部共通とすることで、
スタンドアロン型画像管理システムから、サーバ・クラ
イアント型画像管理システムへの移行が容易になると共
に、ユーザインターフェイスを共通にすることが可能に
なる。
像管理端末20にて、画像管理に関する管理情報のフォ
ーマットの構成を一部、または全部共通とすることで、
スタンドアロン型画像管理システムから、サーバ・クラ
イアント型画像管理システムへの移行が容易になると共
に、ユーザインターフェイスを共通にすることが可能に
なる。
【0043】[スタンドアロン型画像管理システムとし
ての処理]次に、上記画像管理システムがスタンドアロ
ン型画像管理システムとして動作する場合の処理につい
て説明する。尚、上記スタンドアロン型画像管理システ
ムは、一般的に例えばサーバ・クライアント型画像管理
システムの導入前の運用形態として利用される。このた
め、スタンドアロン型画像管理システムとして運用する
際には、上記画像管理サーバ10は必ずしも必要ではな
い。
ての処理]次に、上記画像管理システムがスタンドアロ
ン型画像管理システムとして動作する場合の処理につい
て説明する。尚、上記スタンドアロン型画像管理システ
ムは、一般的に例えばサーバ・クライアント型画像管理
システムの導入前の運用形態として利用される。このた
め、スタンドアロン型画像管理システムとして運用する
際には、上記画像管理サーバ10は必ずしも必要ではな
い。
【0044】まず、スタンドアロン型画像管理システム
として動作する場合の、画像データを操作するためのユ
ーザインターフェイスの一例を図4に示す。
として動作する場合の、画像データを操作するためのユ
ーザインターフェイスの一例を図4に示す。
【0045】図4において、スタンドアロン型画像管理
システムにおけるユーザインターフェイスのフォルダ表
示エリア301には、端末フォルダテーブル200bに
登録されているフォルダの情報がツリー構造で表示され
る。また、画像表示エリア302には、選択されている
フォルダ内の画像データがサムネイル形式で表示され
る。尚、上記フォルダの情報、及び画像データのサムネ
イル等の表示は、端末データ制御手段24が端末データ
記憶手段21より当該表示に関する管理情報を取得し、
入出力制御手段23に対して当該管理情報に基づいた表
示を指示することにより行われる。
システムにおけるユーザインターフェイスのフォルダ表
示エリア301には、端末フォルダテーブル200bに
登録されているフォルダの情報がツリー構造で表示され
る。また、画像表示エリア302には、選択されている
フォルダ内の画像データがサムネイル形式で表示され
る。尚、上記フォルダの情報、及び画像データのサムネ
イル等の表示は、端末データ制御手段24が端末データ
記憶手段21より当該表示に関する管理情報を取得し、
入出力制御手段23に対して当該管理情報に基づいた表
示を指示することにより行われる。
【0046】また更に、操作指示エリア303には、画
像データ及び管理情報に対して様々な操作を行うための
操作指示ボタンが配置される。ここで操作指示ボタンの
例を以下に示す。即ち、 a)画像表示エリア302に表示されている画像のう
ち、入力装置32を介して選択された画像の印刷指示を
行うための印刷ボタン310。
像データ及び管理情報に対して様々な操作を行うための
操作指示ボタンが配置される。ここで操作指示ボタンの
例を以下に示す。即ち、 a)画像表示エリア302に表示されている画像のう
ち、入力装置32を介して選択された画像の印刷指示を
行うための印刷ボタン310。
【0047】b)キーワードや文字認識結果のテキスト
情報に基づいて画像検索を行うための検索ボタン31
1。
情報に基づいて画像検索を行うための検索ボタン31
1。
【0048】c)OCR処理結果のテキスト情報及びレ
イアウト情報から電子文書を再構成する電子文書作成ボ
タン312。
イアウト情報から電子文書を再構成する電子文書作成ボ
タン312。
【0049】d)端末データ記憶手段21に記憶されて
いる画像データのうち、ユーザが選択した画像データを
管理情報と共に画像管理サーバ10のサーバデータ記憶
手段11に登録するためのサーバ登録ボタン313。
いる画像データのうち、ユーザが選択した画像データを
管理情報と共に画像管理サーバ10のサーバデータ記憶
手段11に登録するためのサーバ登録ボタン313。
【0050】e)端末データ記憶手段21に記憶されて
いる画像データのうち公開属性に「公開可能」が付与さ
れている画像データを全て画像管理サーバ10のサーバ
データ記憶手段11に登録するための一括サーバ登録ボ
タン314などが挙げられる。
いる画像データのうち公開属性に「公開可能」が付与さ
れている画像データを全て画像管理サーバ10のサーバ
データ記憶手段11に登録するための一括サーバ登録ボ
タン314などが挙げられる。
【0051】次に、ユーザが所定の画像データを選択
し、上記各操作指示ボタンを押下した後の処理を下記に
示す。
し、上記各操作指示ボタンを押下した後の処理を下記に
示す。
【0052】まず、上記各ボタンにより提供される各種
機能、即ち、表示や登録、更新等の処理を希望するユー
ザは、入力装置32を用いて上記表示装置31に表示さ
れる画像データを選択する。次に、上記ユーザは、上記
各操作指定ボタン310〜314の中から目的とするボ
タンを押下して、当該選択された画像データに対する処
理、即ち操作指示を入力する。尚、上記操作指示は端末
データ記憶手段21に記憶されている画像データ、及び
管理情報に対して行うことが可能である。
機能、即ち、表示や登録、更新等の処理を希望するユー
ザは、入力装置32を用いて上記表示装置31に表示さ
れる画像データを選択する。次に、上記ユーザは、上記
各操作指定ボタン310〜314の中から目的とするボ
タンを押下して、当該選択された画像データに対する処
理、即ち操作指示を入力する。尚、上記操作指示は端末
データ記憶手段21に記憶されている画像データ、及び
管理情報に対して行うことが可能である。
【0053】上記入力装置32から操作指示が入力され
ると、当該入力された操作指示は、上記画像管理端末2
0を構成する入出力制御手段23を介して端末データ制
御手段24に送信される。ここで、操作指示の対象とな
る画像データ、または管理情報の記憶先が端末データ記
憶手段21であるため、端末データ制御手段24は端末
データ記憶手段21に記憶されている画像データ、また
は管理情報に対して、上記操作指示に対応する処理、即
ち表示、登録、更新等を行う。
ると、当該入力された操作指示は、上記画像管理端末2
0を構成する入出力制御手段23を介して端末データ制
御手段24に送信される。ここで、操作指示の対象とな
る画像データ、または管理情報の記憶先が端末データ記
憶手段21であるため、端末データ制御手段24は端末
データ記憶手段21に記憶されている画像データ、また
は管理情報に対して、上記操作指示に対応する処理、即
ち表示、登録、更新等を行う。
【0054】さて、具体的に上記操作指示が表示であっ
た場合は、以下のような処理となる。但し、上記表示の
操作指示は、操作ボタンを選択した際に実行されるので
はなく、例えばフォルダ表示エリアにて所定のフォルダ
を選択した場合に下記処理が実行される。
た場合は、以下のような処理となる。但し、上記表示の
操作指示は、操作ボタンを選択した際に実行されるので
はなく、例えばフォルダ表示エリアにて所定のフォルダ
を選択した場合に下記処理が実行される。
【0055】即ち、まず、端末データ制御手段24は、
端末フォルダテーブル200bを参照し、選択されたフ
ォルダのフォルダIDを特定する。この際、当該フォル
ダIDが示すフォルダに格納されている画像データは、
端末画像フォルダテーブル200cに示した上記フォル
ダIDに対応する画像IDより特定される。続いて端末
データ制御手段24は、当該画像IDを持つ画像データ
を、端末画像テーブル200aから特定されるポインタ
を用いて読み出すとともに、画像データのファイル名も
取得する。
端末フォルダテーブル200bを参照し、選択されたフ
ォルダのフォルダIDを特定する。この際、当該フォル
ダIDが示すフォルダに格納されている画像データは、
端末画像フォルダテーブル200cに示した上記フォル
ダIDに対応する画像IDより特定される。続いて端末
データ制御手段24は、当該画像IDを持つ画像データ
を、端末画像テーブル200aから特定されるポインタ
を用いて読み出すとともに、画像データのファイル名も
取得する。
【0056】次に、上記端末データ制御手段24は、上
記画像データ、及び各テーブル200a〜200kに格
納されている管理情報を取得した後、当該画像データ、
及び管理情報を入出力制御手段23に送信する。上記入
出力制御手段23は、画像データ、及び管理情報を受信
すると、当該管理情報に基づいて適切な形式に出力制御
した後に表示装置31に送信し、当該表示装置31は、
適切な形式に出力制御された画像データを例えばディス
プレイ等に表示する。
記画像データ、及び各テーブル200a〜200kに格
納されている管理情報を取得した後、当該画像データ、
及び管理情報を入出力制御手段23に送信する。上記入
出力制御手段23は、画像データ、及び管理情報を受信
すると、当該管理情報に基づいて適切な形式に出力制御
した後に表示装置31に送信し、当該表示装置31は、
適切な形式に出力制御された画像データを例えばディス
プレイ等に表示する。
【0057】尚、図4において、画像データは画像表示
エリア302にサムネイル画像320として表示される
が、ここで、例えば各サムネイル画像を表示する際の回
転角度情報は、上記端末データ制御手段24が端末画像
回転テーブル200dを参照することで取得することが
できる。即ち、取得した上記回転角度(管理情報)に基
づいて、入出力制御手段23が当該画像データを回転し
た状態で表示するのである。即ち、上記管理情報に基づ
いて画像データの表示が制御されている。
エリア302にサムネイル画像320として表示される
が、ここで、例えば各サムネイル画像を表示する際の回
転角度情報は、上記端末データ制御手段24が端末画像
回転テーブル200dを参照することで取得することが
できる。即ち、取得した上記回転角度(管理情報)に基
づいて、入出力制御手段23が当該画像データを回転し
た状態で表示するのである。即ち、上記管理情報に基づ
いて画像データの表示が制御されている。
【0058】また、各サムネイル画像を表示した背景部
分には、それぞれ背景エリア321が表示される。ここ
で、端末データ記憶手段21に記憶されている画像の背
景エリア321は例えば青色で表示される。ここに、上
記青色は、当該画像データが端末データ記憶手段21に
格納されていることを示す。
分には、それぞれ背景エリア321が表示される。ここ
で、端末データ記憶手段21に記憶されている画像の背
景エリア321は例えば青色で表示される。ここに、上
記青色は、当該画像データが端末データ記憶手段21に
格納されていることを示す。
【0059】その他、操作対象として選択されている画
像、即ち注目画像には、注目画像枠322が表示され
る。また更に、リンク情報が端末画像リンクテーブル2
00gに格納されている場合には、画像リンクボタン3
23を、当該リンク情報を有するサムネイル画像320
の上に表示する。ここで、入力装置32を介して当該画
像リンクボタン323を例えば押下した場合には、リン
ク先の画像が注目画像となるように表示を切り替える。
像、即ち注目画像には、注目画像枠322が表示され
る。また更に、リンク情報が端末画像リンクテーブル2
00gに格納されている場合には、画像リンクボタン3
23を、当該リンク情報を有するサムネイル画像320
の上に表示する。ここで、入力装置32を介して当該画
像リンクボタン323を例えば押下した場合には、リン
ク先の画像が注目画像となるように表示を切り替える。
【0060】次に、入力装置32を介して操作指示エリ
ア303の各操作指示ボタンを押下した場合の具体的な
動作について説明する。
ア303の各操作指示ボタンを押下した場合の具体的な
動作について説明する。
【0061】上記印刷ボタン310を押下した場合、当
該押下による操作指示は端末データ制御手段24にて受
信される。続いて、当該端末データ制御手段24は端末
画像回転テーブル200dを参照して、注目画像の画像
IDから回転角度情報を特定し、格納されていた回転角
度情報にしたがって回転させた画像データを印刷出力す
る。
該押下による操作指示は端末データ制御手段24にて受
信される。続いて、当該端末データ制御手段24は端末
画像回転テーブル200dを参照して、注目画像の画像
IDから回転角度情報を特定し、格納されていた回転角
度情報にしたがって回転させた画像データを印刷出力す
る。
【0062】また、上記検索ボタン311を押下した場
合、当該押下による操作指示は入出力制御手段23を介
して端末データ制御手段24にて受信され、当該端末デ
ータ制御手段24は当該操作指示を受信すると、入出力
制御手段23を介して表示装置31に検索文字列の入力
画面を表示する。
合、当該押下による操作指示は入出力制御手段23を介
して端末データ制御手段24にて受信され、当該端末デ
ータ制御手段24は当該操作指示を受信すると、入出力
制御手段23を介して表示装置31に検索文字列の入力
画面を表示する。
【0063】上記入力画面に対してユーザが、入力装置
32を用いて検索用の文字列を入力すると、当該文字列
は端末データ制御手段23に送信される。次に、端末デ
ータ制御手段24は、ユーザが入力した文字列と一致す
るキーワードが端末画像キーワードテーブル200eの
文字列の中に存在するか否かを調べる。キーワードと文
字列が一致した場合には、当該一致した画像データに対
応する画像IDに基づいて、端末画像テーブル200a
から特定した画像データだけを表示装置31に一覧表示
する。なお、キーワード検索には、画像データに対して
OCR処理を行って得られたテキスト情報を用いること
も可能である。この場合には、端末画像OCRテーブル
200fのテキスト情報へのポインタが示す領域に格納
されているテキスト情報を調べて、文字列と当該テキス
ト情報の一部が一致した画像だけを一覧表示する。
32を用いて検索用の文字列を入力すると、当該文字列
は端末データ制御手段23に送信される。次に、端末デ
ータ制御手段24は、ユーザが入力した文字列と一致す
るキーワードが端末画像キーワードテーブル200eの
文字列の中に存在するか否かを調べる。キーワードと文
字列が一致した場合には、当該一致した画像データに対
応する画像IDに基づいて、端末画像テーブル200a
から特定した画像データだけを表示装置31に一覧表示
する。なお、キーワード検索には、画像データに対して
OCR処理を行って得られたテキスト情報を用いること
も可能である。この場合には、端末画像OCRテーブル
200fのテキスト情報へのポインタが示す領域に格納
されているテキスト情報を調べて、文字列と当該テキス
ト情報の一部が一致した画像だけを一覧表示する。
【0064】また、電子文書作成ボタン312を押下し
た場合、当該押下による操作指示は入出力制御手段23
を介して端末データ制御手段24にて受信される。続い
て、上記端末データ制御手段24は、端末画像OCRテ
ーブル200fを参照して、注目画像に関するOCR処
理より得られるテキスト情報及びレイアウト情報を特定
し、このテキスト情報及びレイアウト情報から電子文書
の再構成を行う。
た場合、当該押下による操作指示は入出力制御手段23
を介して端末データ制御手段24にて受信される。続い
て、上記端末データ制御手段24は、端末画像OCRテ
ーブル200fを参照して、注目画像に関するOCR処
理より得られるテキスト情報及びレイアウト情報を特定
し、このテキスト情報及びレイアウト情報から電子文書
の再構成を行う。
【0065】以上が、スタンドアロン型画像管理システ
ムにて提供される一般的な機能である。尚、当該機能は
他にも様々なものがあるが、本発明は画像管理システム
の機能を説明するものではないため、他の機能について
は割愛する。
ムにて提供される一般的な機能である。尚、当該機能は
他にも様々なものがあるが、本発明は画像管理システム
の機能を説明するものではないため、他の機能について
は割愛する。
【0066】以上のように、上記画像管理端末20は、
スタンドアロン型画像管理システムとして動作すること
ができる。
スタンドアロン型画像管理システムとして動作すること
ができる。
【0067】[サーバ・クライアント型画像管理システ
ムへの移行]続いて、スタンドアロン型画像管理システ
ムから、サーバ・クライアント画像管理システムへの移
行に伴う処理を説明する。尚、当該移行に伴い、ユーザ
は、画像管理サーバ10を設ける必要がある事はいうま
でもない。
ムへの移行]続いて、スタンドアロン型画像管理システ
ムから、サーバ・クライアント画像管理システムへの移
行に伴う処理を説明する。尚、当該移行に伴い、ユーザ
は、画像管理サーバ10を設ける必要がある事はいうま
でもない。
【0068】スタンドアロン型画像管理システムから
の、サーバ・クライアント画像管理システムへの移行に
際して、ユーザは、例えば上記図4に示したユーザイン
ターフェイスにて、他のユーザと共有すべき(公開すべ
き)画像データを選択する。続いてユーザは、入力装置
32を用いて、表示装置31に表示されたサーバ登録ボ
タン313を押下する(図6:S601)。
の、サーバ・クライアント画像管理システムへの移行に
際して、ユーザは、例えば上記図4に示したユーザイン
ターフェイスにて、他のユーザと共有すべき(公開すべ
き)画像データを選択する。続いてユーザは、入力装置
32を用いて、表示装置31に表示されたサーバ登録ボ
タン313を押下する(図6:S601)。
【0069】上記ユーザがサーバ登録ボタン313を押
下すると、端末データ制御手段24を構成する移行制御
手段25は、当該登録ボタンが押下された旨を受信し、
現在選択されている画像、即ち注目画像に基づいて、画
像管理サーバ10に登録すべき画像データの画像IDを
特定する(図6:S602→S604)。
下すると、端末データ制御手段24を構成する移行制御
手段25は、当該登録ボタンが押下された旨を受信し、
現在選択されている画像、即ち注目画像に基づいて、画
像管理サーバ10に登録すべき画像データの画像IDを
特定する(図6:S602→S604)。
【0070】次に、上記移行制御手段25は、注目画像
の画像データを端末データ記憶手段21から取得すると
共に、注目画像に関連する管理情報についても端末デー
タ記憶手段21の各テーブルから取得する(図6:S6
05)。ここで取得する管理情報は、ファイル名、フォ
ルダ情報、回転角度情報、キーワード情報、OCR処理
結果のテキスト情報およびレイアウト情報、及びリンク
情報である。
の画像データを端末データ記憶手段21から取得すると
共に、注目画像に関連する管理情報についても端末デー
タ記憶手段21の各テーブルから取得する(図6:S6
05)。ここで取得する管理情報は、ファイル名、フォ
ルダ情報、回転角度情報、キーワード情報、OCR処理
結果のテキスト情報およびレイアウト情報、及びリンク
情報である。
【0071】上記ファイル名は注目画像の画像IDに基
づいて、端末画像テーブル200aから特定される。上
記フォルダ情報は、当該画像データが分類されているフ
ォルダのフォルダIDを注目画像の画像IDに基づいて
端末画像フォルダテーブル200cから特定した後、当
該フォルダIDに基づいて、端末フォルダテーブル20
0bからフォルダのパスを特定することで得られる。
上記回転角度情報は、注目画像の画像IDに基づいて、
端末画像回転テーブル200dから、ページ番号ととも
に特定される。
づいて、端末画像テーブル200aから特定される。上
記フォルダ情報は、当該画像データが分類されているフ
ォルダのフォルダIDを注目画像の画像IDに基づいて
端末画像フォルダテーブル200cから特定した後、当
該フォルダIDに基づいて、端末フォルダテーブル20
0bからフォルダのパスを特定することで得られる。
上記回転角度情報は、注目画像の画像IDに基づいて、
端末画像回転テーブル200dから、ページ番号ととも
に特定される。
【0072】上記キーワード情報は、注目画像の画像I
Dに基づいて、端末画像キーワードテーブル200eか
ら特定する。
Dに基づいて、端末画像キーワードテーブル200eか
ら特定する。
【0073】上記OCR処理結果のテキスト情報および
レイアウト情報は、注目画像の画像IDに基づいて、端
末画像OCRテーブル200fからページ番号とともに
特定される。
レイアウト情報は、注目画像の画像IDに基づいて、端
末画像OCRテーブル200fからページ番号とともに
特定される。
【0074】以上のようにして取得された画像データお
よび管理情報は、上記移行制御手段25から端末通信制
御手段22に送信される。このとき同時に、移行制御手
段25は端末通信制御手段22に対して、画像管理サー
バ10に当該注目画像を登録する旨を示すサーバ登録命
令を送信するように指示する。これを受けて、端末通信
制御手段22は、注目画像の画像データ、管理情報、及
び上記サーバ登録命令を画像管理サーバ10に送信す
る。
よび管理情報は、上記移行制御手段25から端末通信制
御手段22に送信される。このとき同時に、移行制御手
段25は端末通信制御手段22に対して、画像管理サー
バ10に当該注目画像を登録する旨を示すサーバ登録命
令を送信するように指示する。これを受けて、端末通信
制御手段22は、注目画像の画像データ、管理情報、及
び上記サーバ登録命令を画像管理サーバ10に送信す
る。
【0075】続いて、上記画像管理サーバ10を構成す
るサーバ通信制御手段12は、上記画像データ、管理情
報をサーバ登録命令とともに受信し、これらをサーバデ
ータ制御手段に送信する(図6:S606)。
るサーバ通信制御手段12は、上記画像データ、管理情
報をサーバ登録命令とともに受信し、これらをサーバデ
ータ制御手段に送信する(図6:S606)。
【0076】次に、サーバデータ制御手段15を構成す
る移行画像登録手段16は、サーバ登録命令に基づい
て、注目画像の画像データおよび管理情報をサーバデー
タ記憶手段11に登録する処理を行う(図6:S60
7)。
る移行画像登録手段16は、サーバ登録命令に基づい
て、注目画像の画像データおよび管理情報をサーバデー
タ記憶手段11に登録する処理を行う(図6:S60
7)。
【0077】上記移行画像登録手段16による上記画像
データ、及び登録情報の登録処理は例えば次の順序で行
われる。即ち、まず、受信した注目画像の画像データを
サーバデータ記憶手段11に格納する。次に当該格納先
を示すポインタ情報を、上記移行画像登録手段16にて
新たに付与した新規画像ID、および上記画像管理端末
より送信されたファイル名とともにサーバ画像テーブル
100aに登録する。また、上記画像管理端末より送信
された回転角度情報とページ番号の情報を、新規画像I
Dとともにサーバ画像回転テーブル100dに格納す
る。
データ、及び登録情報の登録処理は例えば次の順序で行
われる。即ち、まず、受信した注目画像の画像データを
サーバデータ記憶手段11に格納する。次に当該格納先
を示すポインタ情報を、上記移行画像登録手段16にて
新たに付与した新規画像ID、および上記画像管理端末
より送信されたファイル名とともにサーバ画像テーブル
100aに登録する。また、上記画像管理端末より送信
された回転角度情報とページ番号の情報を、新規画像I
Dとともにサーバ画像回転テーブル100dに格納す
る。
【0078】さらに、OCR処理結果のテキスト情報お
よびレイアウト情報をサーバデータ記憶手段11に格納
し、これらの格納先を示すポインタ情報とページ番号の
情報を、新規画像IDとともにサーバ画像OCRテーブ
ル100fに格納する。さらに、キーワード情報を新規
画像IDとともにサーバ画像キーワードテーブル100
eに格納する。
よびレイアウト情報をサーバデータ記憶手段11に格納
し、これらの格納先を示すポインタ情報とページ番号の
情報を、新規画像IDとともにサーバ画像OCRテーブ
ル100fに格納する。さらに、キーワード情報を新規
画像IDとともにサーバ画像キーワードテーブル100
eに格納する。
【0079】尚、フォルダ情報に関しては、以下の処理
が行われる。
が行われる。
【0080】即ち、送信されたフォルダ情報と同一のパ
スが、サーバフォルダテーブル100bに存在している
場合、そのフォルダIDを新規画像IDとともにサーバ
画像フォルダテーブル100cに登録する。
スが、サーバフォルダテーブル100bに存在している
場合、そのフォルダIDを新規画像IDとともにサーバ
画像フォルダテーブル100cに登録する。
【0081】送信されたフォルダ情報のパスが、サーバ
フォルダテーブル100bに存在しない場合、転送され
たフォルダ情報のパスを新規フォルダIDとともにサー
バフォルダテーブル100bに登録し、当該新規フォル
ダIDを新規画像IDとともに、サーバ画像フォルダテ
ーブル100cに登録する。
フォルダテーブル100bに存在しない場合、転送され
たフォルダ情報のパスを新規フォルダIDとともにサー
バフォルダテーブル100bに登録し、当該新規フォル
ダIDを新規画像IDとともに、サーバ画像フォルダテ
ーブル100cに登録する。
【0082】但し、サーバ・クライアント型の画像管理
装置では複数のユーザが画像管理サーバ10に画像を登
録できる。このため、異なるユーザが別々の端末で、そ
れぞれ同じパスのフォルダに画像を管理していた場合に
は、上記の方法で画像管理サーバ10に画像データを登
録すると、画像管理サーバ10では同一のフォルダに複
数のユーザが登録した画像が存在することになる。そこ
で、異なるユーザの画像データは画像管理サーバ10で
必ず異なるフォルダに分類したい場合には、例えばユー
ザ認証時に用いられる画像管理サーバ10へのログイン
名をフォルダのパス情報の一部に用いることが有効とな
る。
装置では複数のユーザが画像管理サーバ10に画像を登
録できる。このため、異なるユーザが別々の端末で、そ
れぞれ同じパスのフォルダに画像を管理していた場合に
は、上記の方法で画像管理サーバ10に画像データを登
録すると、画像管理サーバ10では同一のフォルダに複
数のユーザが登録した画像が存在することになる。そこ
で、異なるユーザの画像データは画像管理サーバ10で
必ず異なるフォルダに分類したい場合には、例えばユー
ザ認証時に用いられる画像管理サーバ10へのログイン
名をフォルダのパス情報の一部に用いることが有効とな
る。
【0083】具体的には、端末データ記憶手段21にお
いて注目画像が分類されていたフォルダのパスの末端に
あたるフォルダの名称に、登録ユーザのログイン名を付
け加えた名称を、サーバ上でのフォルダの名称とする方
法である。すなわち、「USER1」というログイン名
のユーザが、端末データ記憶手段21で「画像管理端
末:\会議資料」という名称のフォルダに注目画像を分
類していた場合、サーバ上では「画像管理サーバ:\会
議資料_USER1」というフォルダに登録することを
意味する。また、別の方法としては、端末データ記憶手
段21において注目画像が分類されていたフォルダの最
上位階層に位置するフォルダのさらに上位層に、ユーザ
のログイン名を持つフォルダを追加する方法である。即
ち、「USER1」というログイン名のユーザが、端末
データ記憶手段21で「画像管理端末:\会議資料」と
いう名称のフォルダに注目画像を分類していた場合、画
像管理サーバ上では「画像管理サーバ:\USER1\会
議資料」というフォルダに登録することを意味する。
いて注目画像が分類されていたフォルダのパスの末端に
あたるフォルダの名称に、登録ユーザのログイン名を付
け加えた名称を、サーバ上でのフォルダの名称とする方
法である。すなわち、「USER1」というログイン名
のユーザが、端末データ記憶手段21で「画像管理端
末:\会議資料」という名称のフォルダに注目画像を分
類していた場合、サーバ上では「画像管理サーバ:\会
議資料_USER1」というフォルダに登録することを
意味する。また、別の方法としては、端末データ記憶手
段21において注目画像が分類されていたフォルダの最
上位階層に位置するフォルダのさらに上位層に、ユーザ
のログイン名を持つフォルダを追加する方法である。即
ち、「USER1」というログイン名のユーザが、端末
データ記憶手段21で「画像管理端末:\会議資料」と
いう名称のフォルダに注目画像を分類していた場合、画
像管理サーバ上では「画像管理サーバ:\USER1\会
議資料」というフォルダに登録することを意味する。
【0084】なお、リンク情報に関しては、リンク元と
リンク先の画像を注目画像として一度に選択してサーバ
登録ボタン313を押下した場合のみ、サーバデータ記
憶手段11に登録された後にも当該リンク情報が保持さ
れるものとする。すなわち、他の管理情報と同様に、移
行制御手段25は、注目画像の画像IDに基づいて、端
末画像リンクテーブル200gからリンク元のページ番
号とともにリンク先画像IDおよびリンク先ページ番号
を特定する。次に、これらの情報を移行画像登録手段1
6がサーバデータ記憶手段11に格納する際に、リンク
元およびリンク先のページ情報を、リンク元の画像とリ
ンク先の画像にそれぞれ付与された新規画像IDととも
にサーバ画像リンクテーブル100gへ登録することを
意味する。尚、1つのファイル(画像データ)に複数の
画像データを格納可能である画像データを移行するに際
して、上記リンク元の画像データとリンク先の画像デー
タが同一ファイルとなる場合にもリンク情報は保持され
る。
リンク先の画像を注目画像として一度に選択してサーバ
登録ボタン313を押下した場合のみ、サーバデータ記
憶手段11に登録された後にも当該リンク情報が保持さ
れるものとする。すなわち、他の管理情報と同様に、移
行制御手段25は、注目画像の画像IDに基づいて、端
末画像リンクテーブル200gからリンク元のページ番
号とともにリンク先画像IDおよびリンク先ページ番号
を特定する。次に、これらの情報を移行画像登録手段1
6がサーバデータ記憶手段11に格納する際に、リンク
元およびリンク先のページ情報を、リンク元の画像とリ
ンク先の画像にそれぞれ付与された新規画像IDととも
にサーバ画像リンクテーブル100gへ登録することを
意味する。尚、1つのファイル(画像データ)に複数の
画像データを格納可能である画像データを移行するに際
して、上記リンク元の画像データとリンク先の画像デー
タが同一ファイルとなる場合にもリンク情報は保持され
る。
【0085】以上が、希望する1又は複数の画像データ
を、画像管理端末20から画像管理サーバ10に移行す
る際の処理である。
を、画像管理端末20から画像管理サーバ10に移行す
る際の処理である。
【0086】以上のように、画像管理サーバに格納され
る管理情報及び画像管理端末に格納される管理情報の、
一部又は全部を同一の構成とし、さらに管理情報を移行
する移行制御手段、及び移行画像登録手段を設けること
で、新たに画像データを最初から登録することなく、画
像管理端末から画像管理サーバへの画像の移行を容易に
することが可能である。
る管理情報及び画像管理端末に格納される管理情報の、
一部又は全部を同一の構成とし、さらに管理情報を移行
する移行制御手段、及び移行画像登録手段を設けること
で、新たに画像データを最初から登録することなく、画
像管理端末から画像管理サーバへの画像の移行を容易に
することが可能である。
【0087】尚、上記移行では、ユーザが希望する画像
データを画像管理サーバ10に移行する際には、一旦ユ
ーザが画像データを選択しなければならないため、多数
の画像データがある場合には面倒である。そこで、上述
した端末公開可能画像指定テーブル200kを設けるこ
とにより、一括移行を可能にしている。
データを画像管理サーバ10に移行する際には、一旦ユ
ーザが画像データを選択しなければならないため、多数
の画像データがある場合には面倒である。そこで、上述
した端末公開可能画像指定テーブル200kを設けるこ
とにより、一括移行を可能にしている。
【0088】即ち、ユーザが一括サーバ登録ボタン31
4に対して操作指示した場合には、上記移行制御手段2
5は、端末データ記憶手段21の端末公開可能画像指定
テーブル200kから、公開属性が「公開可能」である
画像データの画像IDを取得する(図6:S603→S
611)。次に、ここで得られた画像IDを有する画像
データおよび管理情報を画像管理サーバ10に登録する
処理を行う。なお、画像管理サーバ10に画像データお
よび管理情報を登録する処理は、上述したサーバ登録ボ
タン313に対して操作指示した場合と同様の処理によ
って実現することができる(図6:S605→S60
7)。
4に対して操作指示した場合には、上記移行制御手段2
5は、端末データ記憶手段21の端末公開可能画像指定
テーブル200kから、公開属性が「公開可能」である
画像データの画像IDを取得する(図6:S603→S
611)。次に、ここで得られた画像IDを有する画像
データおよび管理情報を画像管理サーバ10に登録する
処理を行う。なお、画像管理サーバ10に画像データお
よび管理情報を登録する処理は、上述したサーバ登録ボ
タン313に対して操作指示した場合と同様の処理によ
って実現することができる(図6:S605→S60
7)。
【0089】以上のように、端末公開可能画像指定テー
ブル200kを設け、所定の画像データのみを一括して
移行可能とすることで、ユーザに負担をかけることなく
画像データの移行をすることが可能となる。
ブル200kを設け、所定の画像データのみを一括して
移行可能とすることで、ユーザに負担をかけることなく
画像データの移行をすることが可能となる。
【0090】また、サーバに移行する画像データをユー
ザが任意に選択可能とすることで、他のユーザには閲覧
を許可したくないような非公開データについては端末デ
ータ記憶手段21に記憶し、他のユーザも閲覧すること
ができる公開データについては、サーバデータ記憶手段
11に記憶するという運用を行うことができる。この場
合、画像管理サーバ10に格納された各画像データに対
する複雑なアクセス制御は不要となり、運用を簡易にす
ることが可能となるだけでなく、非公開データについて
は画像管理サーバ10に登録さえしていないため、強固
なセキュリティが実現できる。
ザが任意に選択可能とすることで、他のユーザには閲覧
を許可したくないような非公開データについては端末デ
ータ記憶手段21に記憶し、他のユーザも閲覧すること
ができる公開データについては、サーバデータ記憶手段
11に記憶するという運用を行うことができる。この場
合、画像管理サーバ10に格納された各画像データに対
する複雑なアクセス制御は不要となり、運用を簡易にす
ることが可能となるだけでなく、非公開データについて
は画像管理サーバ10に登録さえしていないため、強固
なセキュリティが実現できる。
【0091】[サーバ・クライアント型画像管理システ
ムとしての処理]次に、例えば上記スタンドアロン型画
像管理システムからサーバ・クライアント型画像管理シ
ステムへの移行後の運用形態、即ち上記画像管理システ
ムがサーバ・クライアント型画像管理システムとして動
作する場合の処理について説明する。
ムとしての処理]次に、例えば上記スタンドアロン型画
像管理システムからサーバ・クライアント型画像管理シ
ステムへの移行後の運用形態、即ち上記画像管理システ
ムがサーバ・クライアント型画像管理システムとして動
作する場合の処理について説明する。
【0092】まず、サーバ・クライアント型画像管理シ
ステムとして動作する場合の、画像データを操作するた
めのユーザインターフェイスの一例を図5に示す。
ステムとして動作する場合の、画像データを操作するた
めのユーザインターフェイスの一例を図5に示す。
【0093】図5において、サーバ・クライアント型画
像管理システムにおけるユーザインターフェイスのフォ
ルダ表示エリア301には、端末フォルダテーブル20
0bに加えて、サーバフォルダテーブル100bに登録
されているフォルダの情報がツリー構造で表示される
(図5破線部:サーバデータ表示エリア501)。尚、
上記ユーザインターフェイスは、例えば上記画像管理端
末20における表示である。また、画像表示エリア30
2には、選択されているフォルダ内の画像データがサム
ネイル形式で表示されるのは、スタンドアロン型画像管
理システムと同様である。但し、サーバデータ記憶手段
11に記憶されている画像の背景エリア321は例えば
赤色で分類表示される。ここに、上記赤色は、当該画像
データがサーバデータ記憶手段11に格納されているこ
とを示し、上述した青色の分類表示と比較することでユ
ーザが当該画像データの格納場所を一目で判断できるよ
うにしている。尚、上記色に変えて背景エリアの模様の
違いによって格納場所を表しても良い。
像管理システムにおけるユーザインターフェイスのフォ
ルダ表示エリア301には、端末フォルダテーブル20
0bに加えて、サーバフォルダテーブル100bに登録
されているフォルダの情報がツリー構造で表示される
(図5破線部:サーバデータ表示エリア501)。尚、
上記ユーザインターフェイスは、例えば上記画像管理端
末20における表示である。また、画像表示エリア30
2には、選択されているフォルダ内の画像データがサム
ネイル形式で表示されるのは、スタンドアロン型画像管
理システムと同様である。但し、サーバデータ記憶手段
11に記憶されている画像の背景エリア321は例えば
赤色で分類表示される。ここに、上記赤色は、当該画像
データがサーバデータ記憶手段11に格納されているこ
とを示し、上述した青色の分類表示と比較することでユ
ーザが当該画像データの格納場所を一目で判断できるよ
うにしている。尚、上記色に変えて背景エリアの模様の
違いによって格納場所を表しても良い。
【0094】次に、サーバ・クライアント型画像管理シ
ステムの基本的な動作手順、即ち、ユーザが入力装置3
2より画像データや管理情報に対する指示を入力した場
合に、画像管理端末20が、サーバデータ記憶手段11
又は端末データ記憶手段21から画像データ又は管理情
報を表示する処理について説明する。尚、以後上記画像
データ及び管理情報をまとめて対象データと称する。
ステムの基本的な動作手順、即ち、ユーザが入力装置3
2より画像データや管理情報に対する指示を入力した場
合に、画像管理端末20が、サーバデータ記憶手段11
又は端末データ記憶手段21から画像データ又は管理情
報を表示する処理について説明する。尚、以後上記画像
データ及び管理情報をまとめて対象データと称する。
【0095】まず、画像データの表示や登録、更新等の
処理を希望するユーザは、入力装置32より例えば図5
に示したインターフェイスを介して目的とする画像デー
タを選択し、所望とする処理に対応するボタンを押下し
て所定の操作を指示する点は、上記スタンドアロン型画
像管理システムにおける操作と同様である(図7:S7
01)。
処理を希望するユーザは、入力装置32より例えば図5
に示したインターフェイスを介して目的とする画像デー
タを選択し、所望とする処理に対応するボタンを押下し
て所定の操作を指示する点は、上記スタンドアロン型画
像管理システムにおける操作と同様である(図7:S7
01)。
【0096】但し、サーバ・クライアント型画像管理シ
ステムにおける上記操作の指示は、サーバデータ記憶手
段11、及び端末データ記憶手段21に記憶されている
画像データの双方に対して行うことが可能である。
ステムにおける上記操作の指示は、サーバデータ記憶手
段11、及び端末データ記憶手段21に記憶されている
画像データの双方に対して行うことが可能である。
【0097】上記入力装置32から操作の指示が入力さ
れると当該入力された操作指示は、入出力制御手段23
を介して端末データ制御手段24を構成する格納場所判
断手段26に送信される(図7:S702)。尚、図1
中の格納場所判断手段26は、端末データ制御手段24
内に設けられているが、上記端末データ制御手段24と
は独立して設けられていても良い。
れると当該入力された操作指示は、入出力制御手段23
を介して端末データ制御手段24を構成する格納場所判
断手段26に送信される(図7:S702)。尚、図1
中の格納場所判断手段26は、端末データ制御手段24
内に設けられているが、上記端末データ制御手段24と
は独立して設けられていても良い。
【0098】次に、上記格納場所判断手段26は、上記
操作指示がサーバデータ記憶手段11に格納されている
画像データに対するものか、あるいは端末データ記憶手
段21に格納されている画像データに対するものかを判
断する(図7:S703)。当該判断は、例えばユーザ
インターフェイスにて選択しているフォルダの情報や画
像IDより判断しても良いし、端末データ記憶手段21
を参照し、当該端末データ記憶手段21における画像デ
ータの有無により判断しても良い。
操作指示がサーバデータ記憶手段11に格納されている
画像データに対するものか、あるいは端末データ記憶手
段21に格納されている画像データに対するものかを判
断する(図7:S703)。当該判断は、例えばユーザ
インターフェイスにて選択しているフォルダの情報や画
像IDより判断しても良いし、端末データ記憶手段21
を参照し、当該端末データ記憶手段21における画像デ
ータの有無により判断しても良い。
【0099】ここで、上記格納場所判断手段26が、操
作指示の対象となる画像データの記憶先を端末データ記
憶手段21であると判断した場合、端末データ制御手段
24は端末データ記憶手段21に記憶されている対象デ
ータに対して、上記操作指示に対応する処理、即ち表
示、登録、更新等を行う(図7:S703→S70
4)。
作指示の対象となる画像データの記憶先を端末データ記
憶手段21であると判断した場合、端末データ制御手段
24は端末データ記憶手段21に記憶されている対象デ
ータに対して、上記操作指示に対応する処理、即ち表
示、登録、更新等を行う(図7:S703→S70
4)。
【0100】一方、上記格納場所判断手段26が、操作
指示の対象となる画像データの記憶先をサーバデータ記
憶手段11であると判断した場合、端末データ制御手段
24は端末通信制御手段22に対して画像管理サーバ1
0に画像データまたは管理情報の表示、登録、または、
更新等をする旨の制御命令を送信(転送)するように指
示する。当該指示を受けた端末通信制御手段22は、こ
の指示に基づいて画像管理サーバ10に上記制御命令を
送信する。
指示の対象となる画像データの記憶先をサーバデータ記
憶手段11であると判断した場合、端末データ制御手段
24は端末通信制御手段22に対して画像管理サーバ1
0に画像データまたは管理情報の表示、登録、または、
更新等をする旨の制御命令を送信(転送)するように指
示する。当該指示を受けた端末通信制御手段22は、こ
の指示に基づいて画像管理サーバ10に上記制御命令を
送信する。
【0101】上記制御命令は、ネットワーク30を介し
てサーバ通信制御手段12で受信されてサーバデータ制
御手段15に転送される(図7:S703→S70
5)。
てサーバ通信制御手段12で受信されてサーバデータ制
御手段15に転送される(図7:S703→S70
5)。
【0102】次に、上記制御命令を受信したサーバデー
タ制御手段15は、当該制御命令に基づいて、サーバデ
ータ記憶手段11に記憶されている対象データに対し
て、上記制御命令に対応する処理を行う(図7:S70
6)。
タ制御手段15は、当該制御命令に基づいて、サーバデ
ータ記憶手段11に記憶されている対象データに対し
て、上記制御命令に対応する処理を行う(図7:S70
6)。
【0103】ここで上記制御命令が、画像データの表示
であった場合を例にあげると、上記サーバデータ制御手
段15は、サーバ通信制御手段12に取得した対象デー
タを送信するとともに、当該対象データを画像管理端末
20に送信するように指示する。続いて、上記通信制御
手段12は、上記サーバデータ制御手段15より受信し
た上記対象データを、ネットワーク30を介して画像管
理端末20を構成する端末通信制御手段22に送信す
る。
であった場合を例にあげると、上記サーバデータ制御手
段15は、サーバ通信制御手段12に取得した対象デー
タを送信するとともに、当該対象データを画像管理端末
20に送信するように指示する。続いて、上記通信制御
手段12は、上記サーバデータ制御手段15より受信し
た上記対象データを、ネットワーク30を介して画像管
理端末20を構成する端末通信制御手段22に送信す
る。
【0104】上記対象データを受信した端末通信制御手
段22は、当該対象データを端末データ制御手段24に
送信し、上記端末データ制御手段24は、取得した対象
データを入出力制御手段23に送信する。上記入出力制
御手段23は、対象データを受信すると、管理情報に基
づいて適切な形式に出力制御した後に表示装置31に送
信し、当該表示装置31は、適切な形式に出力制御され
た画像データを例えばディスプレイ等に表示する。
段22は、当該対象データを端末データ制御手段24に
送信し、上記端末データ制御手段24は、取得した対象
データを入出力制御手段23に送信する。上記入出力制
御手段23は、対象データを受信すると、管理情報に基
づいて適切な形式に出力制御した後に表示装置31に送
信し、当該表示装置31は、適切な形式に出力制御され
た画像データを例えばディスプレイ等に表示する。
【0105】以上が画像管理システムにおける画像管理
端末20と画像管理サーバ10との、対象データの基本
的な送受信手順である。尚、上記サーバ・クライアント
型画像管理システムにおいては、画像データの表示時の
例を述べたが、その他、画像データの検索処理等、各処
理時に管理情報を参照して画像データの処理を行う点
も、上記スタンドアロン型画像管理システムと同様であ
る。ここで、上記画像管理サーバ10及び画像管理端末
20に格納されている、上記画像データの管理に関する
管理情報のフォーマットを共通としているために、サー
バ・クライアント型画像管理システムにおいても格納場
所を判断するのみでスタンドアロン型画像管理システム
と同様の処理が可能になる。
端末20と画像管理サーバ10との、対象データの基本
的な送受信手順である。尚、上記サーバ・クライアント
型画像管理システムにおいては、画像データの表示時の
例を述べたが、その他、画像データの検索処理等、各処
理時に管理情報を参照して画像データの処理を行う点
も、上記スタンドアロン型画像管理システムと同様であ
る。ここで、上記画像管理サーバ10及び画像管理端末
20に格納されている、上記画像データの管理に関する
管理情報のフォーマットを共通としているために、サー
バ・クライアント型画像管理システムにおいても格納場
所を判断するのみでスタンドアロン型画像管理システム
と同様の処理が可能になる。
【0106】以上のように、画像管理サーバ10及び画
像管理端末20各々に格納される画像データに対する指
示を共通のユーザインターフェイスより入力すると共
に、当該指示の対象となる画像データの格納場所を格納
場所判断手段にて自動的判断することにより、ユーザ
は、スタンドアロン型画像管理システムからサーバ・ク
ライアント型画像管理システムに移行した際において
も、新たな操作方法を学習する必要がない。
像管理端末20各々に格納される画像データに対する指
示を共通のユーザインターフェイスより入力すると共
に、当該指示の対象となる画像データの格納場所を格納
場所判断手段にて自動的判断することにより、ユーザ
は、スタンドアロン型画像管理システムからサーバ・ク
ライアント型画像管理システムに移行した際において
も、新たな操作方法を学習する必要がない。
【0107】また、上記画像管理サーバ10及び画像管
理端末20に格納されている、上記画像データの管理に
関する管理情報のフォーマットを共通としているため
に、画像管理端末はスタンドアロン型画像管理システ
ム、及びサーバ・クライアント型画像管理システムの端
末として容易に動作可能となる。但し、例えば画像管理
端末の管理情報を画像管理サーバが認識可能な管理情報
の形式への変換が可能であれば、上記管理情報は必ずし
も同一である必要は無い。
理端末20に格納されている、上記画像データの管理に
関する管理情報のフォーマットを共通としているため
に、画像管理端末はスタンドアロン型画像管理システ
ム、及びサーバ・クライアント型画像管理システムの端
末として容易に動作可能となる。但し、例えば画像管理
端末の管理情報を画像管理サーバが認識可能な管理情報
の形式への変換が可能であれば、上記管理情報は必ずし
も同一である必要は無い。
【0108】[画像管理サーバにおけるユーザ認証]な
お、サーバ・クライアント型画像管理システムとして動
作する場合であって、当該システムの利用にユーザの認
証が必要な場合には、始めに、入出力制御手段23はユ
ーザに対してログイン名とパスワードを要求する認証用
画面を表示装置31に表示する。ここで、ユーザが入力
したログイン名及びパスワードは、入出力制御手段23
から端末データ制御手段24に転送される。次に、端末
データ制御手段24は、認証確認命令(上記制御命令の
一例)を画像管理サーバ10に送信するように端末通信
制御手段22に指示し、端末通信制御手段22は、ログ
イン名、パスワードとともに認証確認命令を画像管理サ
ーバ10へ送信する。
お、サーバ・クライアント型画像管理システムとして動
作する場合であって、当該システムの利用にユーザの認
証が必要な場合には、始めに、入出力制御手段23はユ
ーザに対してログイン名とパスワードを要求する認証用
画面を表示装置31に表示する。ここで、ユーザが入力
したログイン名及びパスワードは、入出力制御手段23
から端末データ制御手段24に転送される。次に、端末
データ制御手段24は、認証確認命令(上記制御命令の
一例)を画像管理サーバ10に送信するように端末通信
制御手段22に指示し、端末通信制御手段22は、ログ
イン名、パスワードとともに認証確認命令を画像管理サ
ーバ10へ送信する。
【0109】上記認証確認命令は、サーバ通信制御手段
12で受信されてサーバデータ制御手段15に転送され
る。サーバデータ制御手段15は、転送されてきたログ
イン名及びパスワードと一致する登録ユーザが存在する
かどうかを、上記サーバ登録ユーザテーブル100hか
ら検索し、一致する登録ユーザが存在した場合には、画
像管理サーバ10への接続を許可する。一度、画像管理
サーバ10への接続が許可されると、その後は接続を切
断するまで、端末データ制御手段24において、画像管
理サーバ10へ接続している登録ユーザのログイン名が
保持される。
12で受信されてサーバデータ制御手段15に転送され
る。サーバデータ制御手段15は、転送されてきたログ
イン名及びパスワードと一致する登録ユーザが存在する
かどうかを、上記サーバ登録ユーザテーブル100hか
ら検索し、一致する登録ユーザが存在した場合には、画
像管理サーバ10への接続を許可する。一度、画像管理
サーバ10への接続が許可されると、その後は接続を切
断するまで、端末データ制御手段24において、画像管
理サーバ10へ接続している登録ユーザのログイン名が
保持される。
【0110】[電子メール]また、画像管理サーバ10の
別の機能として、サーバデータ記憶手段11に記憶され
ている画像データまたは管理情報に対して何らかの更新
(例えば図6:S607に示した操作)や追加が行われ
た場合に、その更新あるいは追加内容を更新情報作成手
段13において自動的に記録記憶する機能が挙げられる
(図6:S608)。ここで作成される更新情報として
は、画像データの登録または削除情報、および、管理情
報に関して変更された項目および変更内容をリスト化し
たものが挙げられる。
別の機能として、サーバデータ記憶手段11に記憶され
ている画像データまたは管理情報に対して何らかの更新
(例えば図6:S607に示した操作)や追加が行われ
た場合に、その更新あるいは追加内容を更新情報作成手
段13において自動的に記録記憶する機能が挙げられる
(図6:S608)。ここで作成される更新情報として
は、画像データの登録または削除情報、および、管理情
報に関して変更された項目および変更内容をリスト化し
たものが挙げられる。
【0111】上記更新情報は、サーバデータ制御手段1
5によってメール送信手段14に送られる(図6:S6
09)。この際にサーバデータ制御手段15は、サーバ
データ記憶手段11のサーバ登録ユーザテーブル100
hに登録されているユーザのメールアドレスについても
メール送信手段14に転送する。次に、上記メール送信
手段14は、上記メールアドレスに対して更新情報を記
した電子メールを送信する(図6:S610)。
5によってメール送信手段14に送られる(図6:S6
09)。この際にサーバデータ制御手段15は、サーバ
データ記憶手段11のサーバ登録ユーザテーブル100
hに登録されているユーザのメールアドレスについても
メール送信手段14に転送する。次に、上記メール送信
手段14は、上記メールアドレスに対して更新情報を記
した電子メールを送信する(図6:S610)。
【0112】以上のように、更新情報を電子メールにて
ユーザに送信することにより、ユーザは、画像データや
管理情報が更新された旨、及び更新情報をすぐに知るこ
とが可能となる。
ユーザに送信することにより、ユーザは、画像データや
管理情報が更新された旨、及び更新情報をすぐに知るこ
とが可能となる。
【0113】なお、電子メールを送信するユーザとして
は、画像管理サーバ10に登録されているユーザ全員を
対象とする以外に、サーバデータ記憶手段11に記憶さ
れている画像データまたは管理情報に対して操作を行っ
たユーザと同一グループに所属するユーザのみを対象と
することもできる。
は、画像管理サーバ10に登録されているユーザ全員を
対象とする以外に、サーバデータ記憶手段11に記憶さ
れている画像データまたは管理情報に対して操作を行っ
たユーザと同一グループに所属するユーザのみを対象と
することもできる。
【0114】画像管理サーバ10に登録されているユー
ザ全員に電子メールを送信する場合は、サーバ登録ユー
ザテーブル100hに登録されている全ユーザのメール
アドレスを取得してメール送信手段14に転送する。
ザ全員に電子メールを送信する場合は、サーバ登録ユー
ザテーブル100hに登録されている全ユーザのメール
アドレスを取得してメール送信手段14に転送する。
【0115】一方、画像データや管理情報を更新したユ
ーザと同一のグループに属するユーザのみに電子メール
を送信する場合には以下の処理を行う。即ち、サーバデ
ータ制御手段15は、サーバ登録ユーザグループテーブ
ル100jに基づいて、データを更新したユーザのユー
ザIDから、このユーザが所属するグループIDを特定
する。次に、当該グループIDに所属するユーザのユー
ザIDを特定し、当該ユーザIDから、サーバ登録ユー
ザテーブル100hの情報に基づいてメールアドレスを
取得してメール送信手段14に転送する。
ーザと同一のグループに属するユーザのみに電子メール
を送信する場合には以下の処理を行う。即ち、サーバデ
ータ制御手段15は、サーバ登録ユーザグループテーブ
ル100jに基づいて、データを更新したユーザのユー
ザIDから、このユーザが所属するグループIDを特定
する。次に、当該グループIDに所属するユーザのユー
ザIDを特定し、当該ユーザIDから、サーバ登録ユー
ザテーブル100hの情報に基づいてメールアドレスを
取得してメール送信手段14に転送する。
【0116】尚、更新情報を作成して電子メールで通知
するタイミングとしては、サーバデータが更新されるた
びに送信することが可能である。この場合には、各ユー
ザは管理情報や画像データの追加・更新についての情報
である更新情報を非常に早く認識することができる。ま
た別の方法としては、所定時間の間に更新されたサーバ
データ記憶手段11に関する更新情報を更新情報作成手
段13において順に追加する形で一覧情報を作成し、所
定時間が経過した時点で、この一覧情報を電子メールで
送信することも可能である。この場合には、電子メール
の送信回数が減ることによりネットワークへの負荷が低
減されるとともに、他のユーザは更新情報を一覧形式の
見やすい形で受けることができる。
するタイミングとしては、サーバデータが更新されるた
びに送信することが可能である。この場合には、各ユー
ザは管理情報や画像データの追加・更新についての情報
である更新情報を非常に早く認識することができる。ま
た別の方法としては、所定時間の間に更新されたサーバ
データ記憶手段11に関する更新情報を更新情報作成手
段13において順に追加する形で一覧情報を作成し、所
定時間が経過した時点で、この一覧情報を電子メールで
送信することも可能である。この場合には、電子メール
の送信回数が減ることによりネットワークへの負荷が低
減されるとともに、他のユーザは更新情報を一覧形式の
見やすい形で受けることができる。
【0117】
【発明の効果】以上のように、画像管理サーバに格納さ
れる管理情報及び画像管理端末に格納される管理情報
の、一部又は全部を同一の構成とし、さらに管理情報を
移行する移行制御手段、及び移行画像登録手段を設ける
ことで、新たに画像データを最初から登録することな
く、画像管理端末から画像管理サーバへの画像の移行、
即ちスタンドアロン型画像管理システムから、サーバ・
クライアント型画像管理システムへの移行に要する手間
を大幅に削減することができる。
れる管理情報及び画像管理端末に格納される管理情報
の、一部又は全部を同一の構成とし、さらに管理情報を
移行する移行制御手段、及び移行画像登録手段を設ける
ことで、新たに画像データを最初から登録することな
く、画像管理端末から画像管理サーバへの画像の移行、
即ちスタンドアロン型画像管理システムから、サーバ・
クライアント型画像管理システムへの移行に要する手間
を大幅に削減することができる。
【0118】また、端末公開可能画像指定テーブルを設
け、所定の画像データのみを一括して移行可能とするこ
とで、ユーザに負担をかけることなく一層容易に画像デ
ータの移行をすることが可能となる。
け、所定の画像データのみを一括して移行可能とするこ
とで、ユーザに負担をかけることなく一層容易に画像デ
ータの移行をすることが可能となる。
【0119】また更に、サーバに移行する画像データを
ユーザが任意に選択可能とすることで、他のユーザには
閲覧を許可したくないような非公開データについては端
末データ記憶手段21に記憶し、他のユーザも閲覧する
ことができる公開データについては、サーバデータ記憶
手段11に記憶するという運用を行うことができる。こ
の場合、画像管理サーバ10に格納された各画像データ
に対する複雑なアクセス制御は不要となり、運用を簡易
にすることが可能となるだけでなく、非公開データにつ
いては画像管理サーバに登録さえしていないため、強固
なセキュリティが実現できる。
ユーザが任意に選択可能とすることで、他のユーザには
閲覧を許可したくないような非公開データについては端
末データ記憶手段21に記憶し、他のユーザも閲覧する
ことができる公開データについては、サーバデータ記憶
手段11に記憶するという運用を行うことができる。こ
の場合、画像管理サーバ10に格納された各画像データ
に対する複雑なアクセス制御は不要となり、運用を簡易
にすることが可能となるだけでなく、非公開データにつ
いては画像管理サーバに登録さえしていないため、強固
なセキュリティが実現できる。
【0120】また更に、画像管理サーバ及び画像管理端
末各々に格納される画像データに対する指示を共通のユ
ーザインターフェイスより入力すると共に、当該指示の
対象となる画像データの格納場所を格納場所判断手段に
て自動的判断することにより、ユーザは、スタンドアロ
ン型画像管理システムからサーバ・クライアント型画像
管理システムに移行した際においても、新たな操作方法
を学習する必要がない。
末各々に格納される画像データに対する指示を共通のユ
ーザインターフェイスより入力すると共に、当該指示の
対象となる画像データの格納場所を格納場所判断手段に
て自動的判断することにより、ユーザは、スタンドアロ
ン型画像管理システムからサーバ・クライアント型画像
管理システムに移行した際においても、新たな操作方法
を学習する必要がない。
【0121】また更に、上記画像管理サーバ10及び画
像管理端末20に格納されている、上記画像データの管
理に関する管理情報のフォーマットを共通としているた
めに、画像管理端末はスタンドアロン型画像管理システ
ム、及びサーバ・クライアント型画像管理システムの端
末として動作可能となる。
像管理端末20に格納されている、上記画像データの管
理に関する管理情報のフォーマットを共通としているた
めに、画像管理端末はスタンドアロン型画像管理システ
ム、及びサーバ・クライアント型画像管理システムの端
末として動作可能となる。
【0122】また更に、画像管理サーバに格納する画像
データまたは管理情報に対して何らかの変更が加えられ
た場合に、この更新情報を画像管理サーバの登録ユーザ
に自動的に電子メールで通知する機能を設けたことによ
り、他のユーザも更新情報をすぐに確認できるようにな
る。
データまたは管理情報に対して何らかの変更が加えられ
た場合に、この更新情報を画像管理サーバの登録ユーザ
に自動的に電子メールで通知する機能を設けたことによ
り、他のユーザも更新情報をすぐに確認できるようにな
る。
【図1】本発明に係る画像管理システムの概略ブロック
図。
図。
【図2】サーバ画像テーブルの一例を示す図
【図3】端末画像テーブルの一例を示す図
【図4】スタンドアロン型画像管理システムにおけるユ
ーザインターフェイスの一例
ーザインターフェイスの一例
【図5】サーバ・クライアント型画像管理システムにお
けるユーザインターフェイスの一例
けるユーザインターフェイスの一例
【図6】サーバ登録/一括サーバ登録の処理手順を示す
フローチャート
フローチャート
【図7】画像管理サーバ、及び画像管理端末に指示を振
り分ける処理手順を示すフローチャート
り分ける処理手順を示すフローチャート
10 画像管理サーバ 11 サーバデータ記憶手段 12 サーバ通信制御手段 13 更新情報作成手段 14 メール送信手段 15 サーバデータ制御手段 16 移行画像登録手段 20 画像管理端末 21 端末データ記憶手段 22 端末通信制御手段 23 入出力制御手段 24 端末データ制御手段 25 移行制御手段 26 格納場所判断手段 30 ネットワーク 31 表示装置 32 入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/00 520 G06F 12/00 520E G06T 1/00 200 G06T 1/00 200D
Claims (19)
- 【請求項1】 画像管理端末及び画像管理サーバより構
成され、電子化された画像データを、当該画像データを
管理するための管理情報を用いて管理する画像管理シス
テムにおいて、 上記画像管理端末は、 ユーザの指示に基づいて、当該画像管理端末に記憶され
た上記画像データ及び上記管理情報を上記画像管理サー
バに送信する移行制御手段を備えると共に、 上記画像管理サーバは、 上記画像管理端末より取得した上記画像データ及び上記
管理情報を所定の記憶手段に登録する移行画像登録手段
を備えることを特徴とする画像管理システム。 - 【請求項2】 上記画像管理端末に記憶された管理情報
が、当該管理情報に対応する画像データの上記画像管理
サーバへの送信の可不可を示す公開属性情報を備えると
共に、 上記移行制御手段は、上記公開属性情報に基づいて上記
画像データ及び管理情報の送信を行う請求項1に記載の
画像管理システム。 - 【請求項3】 上記画像管理端末は、ユーザが選択した
画像データが上記画像管理サーバ又は上記画像管理端末
のどちらに格納されているかを判断する格納場所判断手
段と、 上記格納場所判断手段による判断に基づいて、上記選択
した画像データに対する制御命令を転送又は実行する端
末データ制御手段とを備える請求項1又は2に記載の画
像管理システム。 - 【請求項4】 画像管理端末及び画像管理サーバより構
成され、電子化された画像データを、当該画像データを
管理するための管理情報を用いて管理する画像管理シス
テムにおいて、 上記画像管理端末に、当該画像管理端末を使用するユー
ザのみが利用する上記画像データ及び上記管理情報を格
納し、 上記画像管理サーバに、複数のユーザにて共有する上記
画像データ及び上記管理情報を格納すると共に、 上記画像管理端末は、当該画像管理端末に格納される画
像データ、及び上記画像管理サーバに格納される画像デ
ータの双方を管理する端末データ制御手段を具備するこ
とを特徴とする画像管理システム。 - 【請求項5】 上記画像管理端末は、上記画像データを
表示するに際して、上記画像管理サーバに格納される画
像データと上記画像管理端末に格納される画像データを
判別可能に表示する請求項4に記載の画像管理システ
ム。 - 【請求項6】 上記判別可能な表示は、表示画面におけ
る上記画像データの背景エリアに異なる色を使用する請
求項5に記載の画像管理システム。 - 【請求項7】 上記判別可能な表示は、表示画面におけ
る上記画像データの背景エリアに異なる模様を使用する
請求項5に記載の画像管理システム。 - 【請求項8】 さらに、上記画像管理サーバは、当該画
像管理サーバが格納する画像データ又は管理情報が追加
又は更新された際に、当該更新の内容を示す更新情報を
作成する更新情報作成手段と、 上記更新情報を電子メールにて所定のユーザに送信する
メール送信手段とを備える請求項1又は4に記載の画像
管理システム。 - 【請求項9】 さらに、上記画像管理サーバは、当該画
像管理サーバを利用するユーザをグループ分けした情報
を保持し、 上記メール送信手段は、上記画像データまたは管理情報
を変更したユーザと同一グループに所属するユーザにの
み、上記電子メールを送信する請求項8に記載の画像管
理システム。 - 【請求項10】 さらに、上記更新情報作成手段は、所
定時間内に作成された更新情報の一覧である更新情報一
覧を作成すると共に、 上記メール送信手段は、上記更新情報一覧を送信する請
求項9に記載の画像管理システム。 - 【請求項11】 上記管理情報は、 当該管理情報に対応する画像データのキーワード情報、 当該管理情報に対応する画像データに関連する画像デー
タへのリンク情報、 当該管理情報に対応する画像データをOCR(Optical
Character Recognition)処理して得られるテキスト情
報、 当該管理情報に対応する画像データに含まれる単位情報
の、種類や位置を示すレイアウト情報、 当該管理情報に対応する画像データを表示・印刷する際
の当該画像データの回転角度を示す回転角度情報、 当該管理情報に対応する画像データを分類保存するため
のフォルダ情報のいずれか1つを含む請求項1又は4に
記載の画像管理システム。 - 【請求項12】 電子化された画像データを、当該画像
データを管理するための管理情報を用いて管理する画像
管理端末において、 ユーザの指示に基づいて、上記画像管理端末に記憶され
た上記画像データ及び上記管理情報を所定の画像管理サ
ーバに送信する移行制御手段を備えることを特徴とする
画像管理端末。 - 【請求項13】 上記管理情報が、当該管理情報に対応
する画像データの上記画像管理サーバへの送信の可不可
を示す公開属性情報を備えると共に、 上記移行制御手段は、上記公開属性情報に基づいて上記
画像データ及び管理情報の送信を行う請求項12に記載
の画像管理端末。 - 【請求項14】 さらに、ユーザが選択した画像データ
が上記画像管理サーバ又は上記画像管理端末のどちらに
格納されているかを判断する格納場所判断手段と、 上記格納場所判断手段による判断に基づいて、上記選択
した画像データに対する制御命令を転送又は実行する端
末データ制御手段とを備える請求項12又は13に記載
の画像管理端末。 - 【請求項15】 電子化された画像データを、当該画像
データを管理するための管理情報を用いて管理する画像
管理サーバにおいて、 所定の画像管理端末より取得した上記画像データ及び上
記管理情報を所定の記憶手段に登録する移行画像登録手
段を備えることを特徴とする画像管理サーバ。 - 【請求項16】 電子化された画像データを、当該画像
データを管理するための管理情報を用いて管理する画像
管理方法において、 ユーザの指示に基づいて、所定の画像管理端末に記憶さ
れた上記画像データ及び上記管理情報を所定の画像管理
サーバに送信する移行ステップと、 上記画像管理端末より取得した上記画像データ及び上記
管理情報を所定の記憶手段に登録する移行画像登録ステ
ップとを備えることを特徴とする画像管理方法。 - 【請求項17】 上記移行ステップは、 上記管理情報が備える、当該管理情報に対応する画像デ
ータの上記画像管理サーバへの送信の可不可を示す公開
属性情報に基づいて上記画像データ及び管理情報の送信
を行う請求項16に記載の画像管理方法。 - 【請求項18】 電子化された画像データを、当該画像
データを管理するための管理情報を用いて管理する画像
管理端末に、 ユーザの指示を受け付ける指示受信ステップと、 上記指示受信ステップに基づいて、上記画像管理端末に
記憶された上記画像データ及び上記管理情報を所定の画
像管理サーバに送信する移行ステップとを実行させるこ
とを特徴とするプログラム。 - 【請求項19】 さらに上記移行ステップは、 上記管理情報に含まれる、当該管理情報に対応する画像
データの上記画像管理サーバへの送信の可不可を示す公
開属性情報に基づいて上記画像データ及び管理情報を送
信する請求項18に記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001187995A JP2002082964A (ja) | 2000-06-27 | 2001-06-21 | 画像管理システム、画像管理方法及びそのプログラム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-192268 | 2000-06-27 | ||
JP2000192268 | 2000-06-27 | ||
JP2001187995A JP2002082964A (ja) | 2000-06-27 | 2001-06-21 | 画像管理システム、画像管理方法及びそのプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002082964A true JP2002082964A (ja) | 2002-03-22 |
Family
ID=26594735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001187995A Pending JP2002082964A (ja) | 2000-06-27 | 2001-06-21 | 画像管理システム、画像管理方法及びそのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002082964A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008052552A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Brother Ind Ltd | プリンタ制御装置、プログラム、及び記録媒体 |
JP2010079924A (ja) * | 2009-12-11 | 2010-04-08 | Casio Computer Co Ltd | 通信端末装置および通信情報処理のプログラム |
JP2010231475A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理装置、電子ファイル管理装置、電子ファイル管理システムおよび電子ファイル管理プログラム |
JP2018014134A (ja) * | 2017-10-11 | 2018-01-25 | 株式会社リコー | ファイル交換システム、方法、モバイル機器及びプログラム |
US10148733B2 (en) | 2010-06-09 | 2018-12-04 | Ricoh Company, Ltd. | Mobile device, network system, and control method for the same |
JP7490858B2 (ja) | 2019-07-18 | 2024-05-27 | キヤノン株式会社 | 画像処理システム、画像形成装置、画像処理システムの制御方法、画像形成装置の制御方法、及びプログラム |
-
2001
- 2001-06-21 JP JP2001187995A patent/JP2002082964A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008052552A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Brother Ind Ltd | プリンタ制御装置、プログラム、及び記録媒体 |
US8041693B2 (en) | 2006-08-25 | 2011-10-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Storing image data in and retrieving image data from memory in print controlling system |
JP2010231475A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理装置、電子ファイル管理装置、電子ファイル管理システムおよび電子ファイル管理プログラム |
JP4730715B2 (ja) * | 2009-03-27 | 2011-07-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、電子ファイル管理装置、電子ファイル管理システムおよび電子ファイル管理プログラム |
JP2010079924A (ja) * | 2009-12-11 | 2010-04-08 | Casio Computer Co Ltd | 通信端末装置および通信情報処理のプログラム |
US10148733B2 (en) | 2010-06-09 | 2018-12-04 | Ricoh Company, Ltd. | Mobile device, network system, and control method for the same |
US11005916B2 (en) | 2010-06-09 | 2021-05-11 | Ricoh Company, Ltd. | Mobile device, network system, and control method for the same |
US12058199B2 (en) | 2010-06-09 | 2024-08-06 | Ricoh Company, Ltd. | Mobile device, network system, and control method for the same |
JP2018014134A (ja) * | 2017-10-11 | 2018-01-25 | 株式会社リコー | ファイル交換システム、方法、モバイル機器及びプログラム |
JP7490858B2 (ja) | 2019-07-18 | 2024-05-27 | キヤノン株式会社 | 画像処理システム、画像形成装置、画像処理システムの制御方法、画像形成装置の制御方法、及びプログラム |
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