JP3737310B2 - Wwwサーバーシステム - Google Patents

Wwwサーバーシステム Download PDF

Info

Publication number
JP3737310B2
JP3737310B2 JP10669199A JP10669199A JP3737310B2 JP 3737310 B2 JP3737310 B2 JP 3737310B2 JP 10669199 A JP10669199 A JP 10669199A JP 10669199 A JP10669199 A JP 10669199A JP 3737310 B2 JP3737310 B2 JP 3737310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
database
client
content
homepage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10669199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000298646A (ja
Inventor
智秀 光安
Original Assignee
株式会社ベストコミュニケーションズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ベストコミュニケーションズ filed Critical 株式会社ベストコミュニケーションズ
Priority to JP10669199A priority Critical patent/JP3737310B2/ja
Publication of JP2000298646A publication Critical patent/JP2000298646A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3737310B2 publication Critical patent/JP3737310B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットまたはイントラネットを介して情報を提供するWWWサーバーシステムの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、インターネットやイントラネット(TCP/IP技術を用いた企業内ネットワーク)に接続したWWW(World Wide Web)サーバーを介して情報を発信することが行われており、WWWサーバーに開設したホームページを介して、パソコンなどのクライアントでは自由に閲覧することができる。
【0003】
特に、企業などにおいては、自社の紹介、自社製品の広告及びサポートに加えて、人材募集等の情報をインターネットから外部へ提供する一方、社内のイントラネットにおいては、データベース等を共有することなどにより、情報伝達の高速化と業務の効率化を図っている。
【0004】
しかし、ホームページ(Webページ)を開設、運用する際には、HTML(Hyper Text Markup Language)の言語等を習得する必要があるのに加え、さらに、このHTMLで記述した書類(HTMLファイル)等を、ftp(File Transfer Protocol)クライアントアプリケーション等によってWWWサーバーの所定のディレクトリ(またはフォルダ)へ転送(アップロード)する必要があり、このftpクライアントアプリケーションの操作についても習熟しておく必要がある。
【0005】
さらに、開設したホームページを運用する際には、HTMLファイルを更新、追加することで、新たな情報を公開する訳であるが、ホームページを構成するHTMLファイルが複数ある場合、各HTMLファイルのリンク状況を常に把握しておかないと、リンク切れのページが発生して、閲覧者が所望の情報を得られなくなって興味を低下させてしまうなどの問題があるため、ホームページの開設、運用及び保守を行うためには、専門知識に加えて多大な労力を必要としていた。
【0006】
そこで、HTML等を習得することなく容易にホームページを作成するものとして、特開平10−283298号公報や特開平10−289206号公報等が知られている。
【0007】
前者は、クライアント側で、予め設定された画像データを、パーツとして選択することでホームページ(HTMLファイルの集合体)を作成しておき、WWWサーバー側では、クライアントのIDとホームページの構成を対応づけておき、クライアントがWWWサーバーと接続したとき、WWWサーバーは、クライアントのIDに応じて記憶していたホームページの内容を、クライアントから送信されたホームページの内容に更新するものである。
【0008】
また、後者は、クライアントから送られてきたテキストデータを、WWWサーバーがホームページに変換して記憶し、この記憶した情報を提供するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、専門的知識を有しない者であっても、ホームページの作成を容易に行うことができるものの、予め設定された画像データの選択や、テキストデータを変換してホームページを構成するため、簡易な構成のホームページを作成するのみにとどまり、例えば、インターネットを介して企業が外部へ公開するホームページのように、お知らせ、製品情報、サービス、人材募集、ライブラリなど、多岐にわたるHTMLファイルからホームページ(=Webサイト)を構成し、テキストデータや画像データ等の情報を作成、管理することが難しいという問題があった。
【0010】
また、ホームページを構築する場合、ディレクトリ構成(ホームページ全体の構成)を決定して、各ディレクトリへHTMLファイルを配置した後は、日々の情報の更新などによって、各ディレクトリのリンクが切れないように、HTMLファイルのリンク状況をチェックする必要があるが、このような管理作業は、結局前記従来例に示したように、ftpクライアントアプリケーション等によって、各HTMLファイル毎に手作業で行わねばならず、専門的知識の習得と多大な労力を要するという問題が残ってしまう。
【0011】
さらに、閲覧者の興味を引きつけるために、ホームページの改修(変更)を行うことも、ホームページの運用に際して重要ではあるが、上記従来例では、背景や挿し絵を統一しながら多数のHTMLファイルを更新することは、結果的に全てのHTMLファイルを書き換える必要があり、多大な労力及び費用を要してしまうという問題があった。
【0012】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、専門的な知識を要することなく、容易かつ迅速にホームページの構築と運用を行うことが可能なWWWサーバーシステムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、インターネットまたはイントラネットを介してホームページを提供するWWWサーバーと、ネットワークを介して前記WWWサーバーに接続されたクライアントとを備えたWWWサーバーシステムにおいて、
前記WWWサーバーは、前記ホームページのURLを含む基本情報と、前記ホームページで使用するカテゴリーを定義したサイト構成情報とを含んでホームページの基本構成に関する情報を格納した第1のデータベースと、前記ホームページを構成する複数のレイアウト情報と、前記ホームページに掲載されるコンテンツ情報を格納した第2のデータベースと、前記クライアントからの入力に基づいて、前記第1のデータベースに格納された前記カテゴリーを選択してホームページの基本構成に関する情報をリアルタイムで設定する基本構成設定手段と、前記クライアントからの入力に基づいて、前記第2のデータベースに格納されたレイアウト情報を選択し、当該レイアウト情報にコンテンツを設定し、前記レイアウト情報に前記カテゴリーを関連付ける詳細内容設定手段と、を含むWebサイト管理部と、前記インターネットまたはイントラネットからホームページの送信要求があったときに、前記Webサイト管理部で設定された基本構成及び関連付けに基づいて、前記第1及び第2のデータベースに格納された情報からホームページを生成するホームページ生成手段とを備え、前記クライアントは、ブラウザを介して前記Webサイト管理部の基本構成設定手段から前記第1のデータベースの設定を行うとともに、前記Webサイト管理部の詳細内容設定手段から前記第2のデータベースに格納されたコンテンツを更新する。
【0015】
また、第2の発明は、前記第1の発明において、前記クライアントからの入力に基づいて、前記詳細内容設定手段は、第2のデータベースに格納されたコンテンツと前記レイアウト情報との関連付けを作成または変更するコンテンツ情報設定手段を有する。
【0016】
また、第3の発明は、前記第1の発明において、前記レイアウト情報は、少なくとも背景情報、画像情報及び配置情報が複数設定されており、前記詳細内容設定手段は、これらのレイアウト情報をそれぞれ選択する。
【0017】
【発明の効果】
したがって、第1の発明は、クライアントはブラウザを介して第1のデータベースに予め設定されたホームページの構成に関する情報を選択することでホームページの基本構成を決定した後、同じく、第2のデータベースに格納されたコンテンツを更新して、ホームページ上で公開する情報を作成または変更するとともに、このコンテンツと基本構成を関連付けておく。
【0018】
WWWサーバーは、インターネットまたはイントラネットからホームページの送信要求があったときに、第1及び第2のデータベースに格納された情報からホームページを生成するようにしたため、ホームページの所有者は、前記従来例のようにHTMLファイルの編集や転送を行う必要がなく、クライアント側のブラウザから、第1のデータベースの設定と、第2のデータベースのコンテンツを更新するだけでよく、専門的な知識を要することなく、容易かつ迅速にホームページの構築と運用を行うことが可能となり、また、ホームページの変更、例えば、レイアウトを変更する場合には、基本構成の選択を変更するだけで良いため、変更に要する労力及び時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0019】
また、クライアント側のブラウザによって、第2のデータベースに予め設定されたレイアウト情報を選択するとともに、各ホームページの関連付けを示すサイト構成情報、すなわちWebページのカテゴリーを選択すると、WWWサーバーは、ホームページの所有者の選択結果に応じてホームページを生成するため、ホームページの構成を変更した場合には、リアルタイムで来訪者(送信要求)へ情報を提供することができ、ホームページの変更を容易にしながら、変更した結果を迅速に反映することができ、また、各ホームページの関連付けは、選択により設定するだけであるため、前記従来例のように、ホームページの運用中の更新などによって、各ページ間の関連付けを喪失することがなくなって、見栄えの良いホームページを維持することができる。
【0020】
また、第2の発明は、第2のデータベースに格納されたコンテンツとレイアウト情報との関連付けを、クライアント側のブラウザを介した選択操作によって作成または変更することができるため、例えば、古いコンテンツと新しいコンテンツの置き換えなどを、前記従来例のように専門的知識を要することなく容易かつ迅速に行うことができる。
【0021】
また、第3の発明は、クライアント側のブラウザから、予め設定された複数の背景情報、画像情報及び配置情報をそれぞれ選択して組み合わせることで、多様なホームページを構成でき、また、各ページの構成はレイアウト情報を選択するだけであるため、統一のとれたホームページを容易に構築でき、さらに、ホームページを変更する際には、配置情報、画像情報または配置情報の選択を任意に変更するだけで良いため、前記従来例のようにHTMLファイルの書き換えなどを行う必要がなく、変更に要する時間を大幅に減少させることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0023】
図1は、WWW(World Wide Web)サーバーシステムの概要を示しており、WWWサーバー1(以下、Webサーバー1とする)は、インターネット10を介して外部へ情報を提供する場合の一例を示し、このWebサーバー1にホームページを開設、運用するクライアント2は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク11を介してWebサーバー1に接続される。なお、Webサーバー1とクライアント2は、図1の破線で示すように、インターネット10を介して接続することも可能である。
【0024】
Webサーバー1のハードウェアとしては、CPU、メモリ、ハードディスク、ディスプレイ及び入力手段(キーボード及びマウスなど)等に加えて、インターネット10や公衆回線と接続するための通信手段(NIC=Network Interface Card、TA=Terminal Adapterあるいはモデム)等が配設される。
【0025】
同様にクライアント2のハードウェアとしては、CPU、メモリ、ハードディスク、ディスプレイ及び入力手段に加えて、LANまたはインターネット10と接続するための通信手段(NIC、TAまたはモデム)が配設される。
【0026】
次に、Webサーバー1のソフトウェアとしては、OS(Operating System)に加えて、ホームページを構成する情報を格納するデータベースサーバーシステム5と、このデータベースサーバーシステム5の情報に基づいて、予め設定されたホームページをリアルタイムでHTMLファイルとして生成するWebサイトシステム3と、Webサーバー1に接続した来訪者のブラウザへ上記HTMLファイルを転送するHTTP(HyperText Transfer Protocol)サーバーシステム4が配設され、インターネット10を介して情報を提供するWebサーバーシステムは、Webサイトシステム3を中心に、データベースサーバーシステム5とHTTPサーバーシステム4より構成される。
【0027】
一方、クライアント2のソフトウェアとしては、OSに加えて、Webサーバー1のデータベースサーバーシステム5と連動するデータベースクライアントシステム8と、Webサイトシステム3に接続してホームページの構成を設定するためのブラウザ6が配設される。
【0028】
ここで、HTMLファイルの集合体であるホームページをWebサイトとし、ホームページを構成する各HTMLファイルをWebページとして、Webサーバーシステムについて、以下に詳述する。
【0029】
まず、図2、図3において、Webサイトシステム3は、Webサイトの基本構成を定義するとともに、この定義に基づいてカバーページやメインメニューを生成するWebサイト構成システム30と、Webサイト構成システム30で定義されたメインメニューにより、関連付けられた各Webページをリアルタイムで生成するWebページ生成システム31と、クライアント2のブラウザ6を介して、WebサイトまたはWebページの構成を設定または変更するWebサイト管理システム32から構成されている。
【0030】
そして、Webサイトシステム3の情報等を格納するデータベースサーバーシステム5は、Webサイトの基本構成に関する情報であるWebサイト構成データベース50(第1のデータベース)と、各Webページの情報を格納したWebページデータベース60(第2のデータベース)に大別される。
【0031】
図2、図3に示すように、Webサイト構成データベース50は、URL(Uniform Resource Locator)またはIPアドレス等のWebサイトの基本的な情報からなる基本情報51と、メニューの構成を定義した情報からなるWebサイト構成情報52から構成される。
【0032】
基本情報51は、Webサイトを構築する際に設定する情報で、URL(またはIPアドレス)やセキュリティ情報、アクセス権等からなり、通常、一旦設定した後は、頻繁に変更することがない。
【0033】
基本情報51は、例えば、図5に示すように、組織名、URLまたはIPアドレス、サイト名、サイトの説明等から構成される。
【0034】
Webサイト構成情報52は、図7、図8、図9に示すように、メニュー構成、すなわち、従来のHTMLファイルを用いるWebサイトにおけるディレクトリ構成を示すものである。
【0035】
例えば、図8、図9に示すように、カバーページ及びメインメニューの下位には、「お知らせ」、「製品のご紹介」、「商品のご紹介」、「サービスのご紹介」、「実績」………「関連リンク集」、「ご意見・ご要望」等のWebページのカテゴリー52Aが予め設定されており、Webページの所有者(または管理者。以下オーナーという。)は、これらカテゴリー52Aの中から、図10に示すように、希望するカテゴリーを順次選択する。すなわち、ラジオボタン52Bを「使用する」に設定してから、設定ボタン52Cをクリックする。
【0036】
そして、各カテゴリーには、図7に示すように、詳細ページ(コンテンツを含むWebページ)をそれぞれ関連付けることができ、選択した各カテゴリーサブメニュー1〜nに、それぞれ詳細ページ1〜nを設定することができる。
【0037】
そして、Webサイト構成情報52には、基本情報51ごと(すなわち、URLまたはIPアドレスごと)に選択したカテゴリーがメニュー構成情報としてそれぞれ格納される。
【0038】
この、Webサイト構成情報52は、Webサイトの構成を変更する際に随時書き換えられるものであり、オーナーがカテゴリーの選択を変更するたびに更新される。
【0039】
次に、Webページデータベース60は、各Webページの構成要素を定義するデータの集合体であり、Webページに表示するデータの位置を定義したレイアウト情報61と、Webページに表示する挿し絵などの画像情報を定義する画像情報62と、Webページの背景の色及び模様を定義する背景情報63と、Webページに掲載するコンテンツ、すなわち、テキストデータや画像、音声、動画などを格納したコンテンツ情報64と、他のWebサイトに接続するリンク情報65及び来訪者からのテキストデータ等を蓄積する問い合わせ情報66を主体に構成される。
【0040】
これらWebページデータベース60のうち、レイアウト情報61、画像情報62、背景情報63は、予めWebページデータベース60に設定された多数のデータの中から、オーナーが選択するものであり、コンテンツ情報64とリンク情報65は、オーナーが作成するものである。
【0041】
もちろん、上記Webサイト構成情報52で、「関連リンク集」、「ご意見・ご要望」が選択されていない場合には、リンク情報65、問い合わせ情報66は使用されない。
【0042】
ここで、Webページデータベース60の各要素について、それぞれ説明する。
【0043】
<1.レイアウト情報>
図11、図12に示すように、レイアウト情報61には、カテゴリーなどに応じて予め多数のレイアウトが設定されており、例えば、図11のレイアウト61A、61Bは、カバーページ用のレイアウトを示す。
【0044】
これらレイアウト61A、61Bでは、図中、「組織名」の位置には、図5に示した基本情報51のうち、組織名が反映され、同じく「サイト名」も基本情報51のサイト名が反映される。また、図中、「画像」の位置には、画像情報62で選択した画像情報、例えば、後述するような挿し絵が表示される。
【0045】
これらレイアウト情報には、表示する情報がデータベースサーバーシステム5のうち、どの情報と関連付けるか、表示する大きさ、位置及びテキストデータであれば書体が予め設定されている。
【0046】
これら、多数のレイアウトの選択は、図11のスクロールバーを操作して、所望のレイアウトを探した後、例えば、図11のレイアウト61Aを選択する場合には、図中名前の欄の「Cover01」をクリックすればよく、このレイアウト61Aは、カバーページで使用するレイアウトを選択したことになる。なお、メインメニューや各Webページで使用するレイアウトには、例えば、「TypeXX」という名称が付される。
【0047】
すなわち、図11のような選択メニューで、各Webページで使用するレイアウトのうち、名前が「Type01」というレイアウトを選択すると、図12のように、メインメニューや各Webページで使用されるレイアウト61C(Type01)が表示される。
【0048】
このレイアウト61Cは、図7〜図9で選択した各カテゴリーまたはメインメニューで使用するレイアウトの一例を示し、組織名、サイト名及び画像は上記と同様であり、「コンテンツ」の位置には、コンテンツ情報64に格納したテキストデータや画像などの情報が掲載され、ページタイトルには、コンテンツ情報64に設定された題名が関連付けられる。
【0049】
さらに、図中、「リンクボタン」には、図7に示したように、各カテゴリーのサブメニューから詳細ページなどへの関連付けが設定され、Webページに表示されたときには、ディスプレイの画面上で、この「リンクボタン」をカーソルでクリック(選択指令)することにより予め設定されたWebページへ移動することができる。
【0050】
そして、該当するレイアウト61CをWebサイトで使用する場合には、図12に示したラジオボタン61D、61Eより、使用「する」、「しない」のいずれか一方を選択した後に、設定ボタン61Fをクリックすることで、表示されたレイアウト情報をどのページで使用するかを設定することができ、この場合、ラジオボタン61Dの使用「する」をチェックすることにより、メインメニューは選択した図示のレイアウト61により構成されることになり、また、ラジオボタン61Eの使用「する」をチェックすることにより、各Webページが選択した図示のレイアウト61Cに統一されることになる。
【0051】
なお、上記設定操作は、クライアント2で起動したブラウザ6によって行われ、後述するように、Webサイトシステム3のWebサイト管理システム32を介して、データベースサーバーシステム5のレイアウト情報61に設定内容が格納される。
【0052】
したがって、Webサイトのレイアウトは、カバーページを「CoverXX」という名前のレイアウトの中から選択し、メインメニューまたは各Webページのレイアウトは、「TypeXX」という名前のレイアウトの中から設定すれば、後述するように、リアルタイムでWebサイトのレイアウトを変更することができ、HTMLやftpの知識を必要とすることなく、簡易かつ迅速に全ページのレイアウトを設定、変更し、かつ、各Webページは、ひとつのレイアウトに統一されて、来訪者にとって、見やすいWebサイトを容易に構成することができる。
【0053】
<2.画像情報>
図13に示すように、カバーページ、メインメニュー及び各Webページに表示される挿し絵などの画像情報62は、予め多数の挿し絵が設定されており、例えば、図13のように、画像情報62の選択画面では、挿し絵62A、62B、62Cが表示され、各挿し絵の使用状況が、図中、「カバーページでの使用」、「MAIN MENUでの使用」及び「各ページでの使用」が○、×によって表示される。なお、「×」は非使用を、「○」は使用中を意味する。
【0054】
これら挿し絵は、上記レイアウト情報61に設定されたレイアウトのうち、図11、図12に示したように、「画像」の位置に、各レイアウト毎に予め設定された大きさで表示されるものである。
【0055】
これら、多数の挿し絵の選択は、図13のスクロールバーを操作して、所望の挿し絵を探した後、例えば、図13の挿し絵62Aを選択する場合には、図中名前の欄の「動物−鳥(大1)」をクリックすればよい。
【0056】
図14は、上記図13の選択メニューから、「地球」という名前の挿し絵62Dを選択した場合を示し、挿し絵62Dのイメージとファイル名などが表示される他、選択した挿し絵62DをWebサイトのどのページに使用するかを選択するラジオボタン62E、62F、62Gより、使用「する」、「しない」のいずれか一方を選択した後に、設定ボタン62Hをクリックすることで、表示された挿し絵62Dを使用するページを選択するだけで設定できる。
【0057】
この場合、ラジオボタン62Eの使用「する」をチェックすることにより、カバーページに選択した挿し絵62Dが表示され、同じくラジオボタン62Fの使用「する」をチェックすることにより、メインメニューに選択した挿し絵62Dが表示され、さらに、ラジオボタン62Gの使用「する」をチェックすることにより、各Webページの画像情報に表示される挿し絵は、選択した62Dに統一されることになる。
【0058】
なお、上記設定操作は、クライアント2で起動したブラウザ6によって行われ、後述するように、Webサイトシステム3のWebサイト管理システム32を介して、データベースサーバーシステム5の画像情報62に設定内容が格納される。
【0059】
したがって、Webサイトの各ページに表示される挿し絵などの画像情報62は、図13、図14の選択メニューより設定すれば、後述するように、リアルタイムでWebサイトに表示される挿し絵などの画像情報62を設定、変更することができ、HTMLやftpの知識を必要とすることなく、簡易かつ迅速に全ページのレイアウトを設定、変更でき、かつ、各Webページは、ひとつのレイアウトに統一されて、来訪者にとって、見やすいWebサイトを容易に構成することができる。
【0060】
<3.背景情報>
Webサイトの各ページには、通常、背景が設定されており、背景情報63は、図15に示す背景の選択メニューは、カバーページ、メインメニュー及び各Webページで表示される背景を、予め設定された多数の背景から選択するものである。
【0061】
これら予め設定された背景は、図15の「名前」に示すように、色または模様で表示され、各背景の使用状況が、図中、「カバーページでの使用」、「MAIN MENUでの使用」及び「各ページでの使用」が○、×によって表示される。なお、「×」は非使用を、「○」は使用中を意味する。
【0062】
これら背景は、上記レイアウト情報61に設定されたレイアウトのうち、図11、図12に示したように、各レイアウトの背面に表示されるものである。
【0063】
これら、多数の背景の選択は、図15のスクロールバーを操作して、所望の挿し絵を探した後、例えば、図15の「煉瓦(オレンジ)&白」という名前の背景63Aを選択する場合には、図中名前の欄をクリックすればよい。
【0064】
図16は、上記図15の選択メニューから、「煉瓦(オレンジ)&白」という名前の背景63Aを選択した場合を示し、背景63Aのイメージとファイル名などが表示される他、選択した背景63AをWebサイトのどのページに使用するかを選択するラジオボタン63B、63C、63Dより、使用「する」、「しない」のいずれか一方を選択した後に、設定ボタン63Eをクリックすることで、表示された背景63Aを、どのページで使用するかを設定することができる。
【0065】
この場合、ラジオボタン63Bの使用「する」をチェックすることにより、カバーページの背景として背景63Aが表示され、同じくラジオボタン63Cの使用「する」をチェックすることにより、メインメニューに選択した背景63Aが表示され、さらに、ラジオボタン63Dの使用「する」をチェックすることにより、各Webページの背景が選択した背景63Aに統一される。
【0066】
なお、上記設定操作は、クライアント2で起動したブラウザ6によって行われ、後述するように、Webサイトシステム3のWebサイト管理システム32を介して、データベースサーバーシステム5の背景情報63に設定内容が格納される。
【0067】
したがって、Webサイトの各ページに表示される背景情報63は、図15、図16の選択メニューからマウスなどで設定するだけであり、後述するように、リアルタイムでWebサイトに表示される背景情報63を設定、変更することができ、HTMLやftpの知識を必要とすることなく、簡易かつ迅速に全ページの背景を設定、変更でき、かつ、各Webページは、ひとつの背景に統一されて、来訪者にとって、見やすいWebサイトを容易に構成することができる。
【0068】
<4.コンテンツ情報>
各Webページには、オーナーが作成したテキストデータや画像、音声、動画等からなるコンテンツ情報64が、図11、図12に示したレイアウト情報61の「コンテンツ」の位置に配置されて、具体的な情報の提供、公開が行われる。
【0069】
このコンテンツ情報64の設定または変更は、図1に示したように、クライアント2のブラウザ6から行う場合と、クライアント2のデータベースクライアントシステム8から行う場合の2通りあり、以下それぞれについて説明する。
【0070】
<4.1 ブラウザからのコンテンツ管理>
クライアント2のブラウザ6からコンテンツ情報64を管理する場合は、図1〜図3に示したWebサイトシステム3のWebサイト管理システム32を介して、データベースサーバーシステム5へコンテンツ情報64を登録または変更する。
【0071】
クライアント2のブラウザ6を起動して、図17に示すコンテンツ管理画面が表示されると、上記図7〜図10に示したように、Webサイト構成情報52で設定されたWebページのカテゴリーが表示される。
【0072】
図17の例では、Webサイト構成情報52に、「FAQ」、「お知らせ」、「メンバー紹介」、「製品・サービス」及び「組織紹介」を選択している場合を示す。
【0073】
コンテンツ情報64を作成あるいは変更したいWebページのカテゴリーを、図17の表示画面からマウスのクリック操作により選択すると、図18に示すように、選択したWebページの種類64A、題名64B、テキスト情報64C、ラジオボタン64D、ファイル添付情報64E、設定ボタン64Fが表示される。
【0074】
クライアント2のブラウザ6から、題名64B、テキスト情報64Cを作成または貼り付け、あるいは変更した後、ラジオボタン64Dを選択して、Webページへ掲載するか否かを選択する。
【0075】
そして、設定ボタン64Fをクリックすることにより、図18に示した、題名64B及びテキスト情報64Cは、予め設定されたWebページ種類64A(カテゴリー)に関連付けられてWebページデータベース60に格納される。
【0076】
また、画像情報などのコンテンツ情報64をテキスト情報64Cに関連付けて掲載する際には、図18に示した、ファイル添付情報64Eに、任意のフォルダ名及びファイル名を挿入すればよい。
【0077】
したがって、コンテンツ情報64の新規作成、変更及び掲載の可否を、ブラウザ6から容易に設定でき、また、ラジオボタンを操作することにより迅速に設定内容を反映させることができ、上記と同様に、特別な知識を必要とすることなく、簡易かつ迅速にコンテンツの作成、変更を行うことが可能となり、また、各コンテンツ情報64は、必ずWebページに関連付けられているため、前記従来例で述べたように、リンク切れなどを起こすのを防いで、Webサイトの管理に要する労力を大幅に低減することが可能となる。
【0078】
<4.2 データベースクライアントシステムからのコンテンツ管理>
クライアント2のデータベースクライアントシステム8によってコンテンツ情報64を管理する場合には、図1〜図3に示したように、データベースクライアントシステム8から直接データベースサーバーシステム5のWebページデータベース60にコンテンツ情報64を登録または更新する。
【0079】
クライアント2のデータベースクライアントシステム8を起動して、図19に示すコンテンツ管理画面が表示されると、上記図7〜図10に示したように、Webサイト構成情報52で設定されたWebページのカテゴリーが表示される。
【0080】
図19の例では、Webサイト構成情報52に、「FAQ」、「お知らせ」、「メンバー紹介」、「製品・サービス」及び「組織紹介」を選択している場合を示す。
【0081】
コンテンツ情報64を作成あるいは変更したいWebページのカテゴリーを、図19の表示画面からマウスのクリック操作により選択すると、図20に示すように、選択したWebページの種類64A’、題名64B’、コンテンツ64G、ラジオボタン64D’、保存ボタン64Hが表示される。
【0082】
なお、図20は、データベースサーバーシステム5を構成するWebページデータベース60の内容を示しており、この例では、新規にコンテンツ情報64を登録する場合の表示画面を示す。
【0083】
クライアント2のデータベースクライアントシステム8から、プルダウンメニューで構成されたWebページの種類64A’を選択し、さらに、題名64B’へテキストを入力するとともに、コンテンツ64Gに画像、グラフィックス、音声データ、動画データ等を貼り付ける。なお、この貼り付けは、クライアント2で作成した任意のファイルをコピー&ペーストなどによって行えばよく、もちろん、テキストデータや、ワードプロセッサや表計算などのアプリケーションで作成した書類を貼り付けることができる。
【0084】
そして、ラジオボタン64D’を選択して、Webページへ掲載するか否かを選択した後、保存ボタン64Hをクリックすることにより、コンテンツ情報64はWebページデータベース60に登録される。
【0085】
こうして、Webページデータベース60に登録された時点から、作成または変更したコンテンツは、後述するように、リアルタイムでWebサイトに掲載される。
【0086】
したがって、テキストデータや画像等の任意のコンテンツ情報64を作成、変更し、さらに掲載の可否の設定を、データベースクライアントシステム8から容易に行うことができ、前記従来例のような、ftpアプリケーションなどの特別な知識を必要とすることなく、簡易かつ迅速にコンテンツの作成、変更を行うことが可能となる。
【0087】
また、各コンテンツ情報64は、必ずWebページに関連付けられているため、前記従来例で述べたように、リンク切れなどを起こすのを防いで、Webサイトの管理に要する労力を大幅に低減することが可能となる。
【0088】
なお、Webページデータベース60に格納される、リンク情報65及び問い合わせ情報66は、基本的にテキストデータであるため、上記コンテンツ情報64と同様にして、作成、変更及び形成の可否を設定すればよい。
【0089】
以上のような情報からデータベースサーバーシステム5には、Webサイト構成データベース50とWebページデータベース60がHTMLファイルを用いることなく構築され、Webサイトシステム3は、図1〜図3に示すように、これらWebサイト構成データベース50とWebページデータベース60の情報を管理するWebサイト管理システム32と、Webサイト構成データベース50に基づいてカバーページ及びメインメニューをリアルタイムで生成するWebサイト構成システム30と、Webページデータベース60に基づいて、各Webページをリアルタイムで生成するWebページ生成システム31の3つのシステムを主体に構成される。
【0090】
まず、Webサイト管理システム32について、図4のフローチャートを参照しながら以下に詳述する。なお、図4は、新規にWebサイトを構築する場合のフローチャートである。
【0091】
まず、クライアント2は、図1〜図3に示したように、ブラウザ6を起動させてWebサーバー1に接続した後、図5に示したサイト管理メニュー50Mを開く(ステップS1)。
【0092】
そして、図5において、サイト管理メニュー50Mのうち、基本情報の設定メニュー51Mを選択して、図示のような、組織名、URLまたはIPアドレス、Webサイトの名前等の基本情報51を入力して、Webサイト構成データベース50に登録する(ステップS2)。
【0093】
次に、図9に示すように、サイト管理メニュー50Mのうち、カテゴリーの設定メニュー52Mを選択して、図8のように、カバーページ及びメインメニューの下位に、予め設定されたカテゴリー52Aの中から、希望するカテゴリーを選択する(ステップS3)。
【0094】
この選択は、図9、図10に示すカテゴリー選択メニューから、ラジオボタン52B(図10参照)を選択することで行われ、図6のフローチャートに示すように、Webサイト構成データベース50のWebサイト構成情報52を読み込む(ステップS20)。
【0095】
そして、各カテゴリー毎に、ラジオボタン52Bの「使用する」、「使用しない」の情報に基づいてフラグのON、OFFを判定する(ステップS21)。なお、ラジオボタン52Bが「使用する」の場合にフラグがONとなる一方、「使用しない」場合にはOFFとなる。
【0096】
そして、フラグがONであれば、選択したカテゴリーをWebサイト構成情報52に設定する。
【0097】
この図6の処理を繰り返すことにより、上記図7に示したように、各カテゴリーサブメニュー1〜nに、それぞれ詳細ページ1〜nが設定される。
【0098】
上記ステップS2、S3でWebサイトの基本構成を決定すると、上記<1.レイアウト情報>で述べたように、カバーページ、メインメニュー及び各Webページのレイアウト情報61の設定を行う(ステップS4)。
【0099】
さらに、ステップS5では、上記<2.画像情報>で述べたように、各ページの挿し絵を選択し、またステップS6では、上記<3.背景情報>で述べたように、各ページの背景を選択する。
【0100】
そして、ステップS7では、オーナーが作成したコンテンツ情報64を、上記<4.コンテンツ情報>で述べたように、選択したカテゴリー毎に設定し、Webページデータベース60に登録する。なお、コンテンツ情報64の登録は、上記<4.2>に示したように、データベースクライアントシステム8によって行っても良い。
【0101】
さらに、上記ステップS3で、図8、図9に示した「関連リンク集」(リンク情報65)または「ご意見・ご要望」(問い合わせ情報66)を選択した場合には、コンテンツ情報64と同様にして、リンク情報65の作成ならびに問い合わせ情報66の準備を行う。
【0102】
上記ステップS1〜S9により、ブラウザ6またはデータベースクライアントシステム8によって、Webサイトの構築が完了する
【0103】
すなわち、Webサイトのオーナーは、前記従来例のようなHTMLやftpアプリケーションに関する知識を要することなく、容易かつ迅速にWebサイトを構成することができるのである。
【0104】
さらに、構築したWebサイトの各Webページは、図12、図14、図16に示したように、統一されたレイアウト、挿し絵及び背景を用いるため、オーナーがページ構成の統一に腐心することがなくなって、従来例に比して、Webサイトの構築に要する時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0105】
また、Webサイトの構成の変更(カテゴリーの変更など)や、コンテンツの変更も上記ステップS1〜S9のうち、必要なものについて実行すればよく、前記従来例のように、HTMLファイルの編集やftpアプリケーションに転送などの複雑かつ専門的な知識を要する作業が不要になり、ブラウザ6によって迅速かつ容易にWebサイトの運用管理を行うことが可能となって、Webサイトの運営にかかる労力または費用を大幅に低減することができるのである。
【0106】
例えば、背景を変更するには、上記ラジオボタン63B〜63Dのうち、必要なものについて「使用する」設定にするだけでよく、この後、設定ボタン63Eをクリックした時点から、Webサイトの背景が変更され、オーナーの設定をリアルタイムで反映することが可能となるのである。なお、いままで使用していた背景は、自動的に「使用しない」設定に変更される。
【0107】
次に、上記Webサイト管理システム32で構築されたWebサイトに、来訪者のアクセスがあると、図1〜図3に示した、Webサイト構成システム30とWebページ生成システム31によって、データベースサーバーシステム5に格納された情報に基づいて、カバーページ、メインメニュー及び各Webページが一時的に生成される。
【0108】
これら各ページの生成は、Webサイト構成情報52、レイアウト情報61及びコンテンツ情報64等の予め設定されたデータを、HTMLファイルに合成して、HTTPサーバーシステム4が来訪者のブラウザへ送信するものである。
【0109】
図21のフローチャートにおいて、まず、ステップS30でURLまたはIPアドレスを読み込むと、ステップS31では、Webサイト構成データベース50の基本情報51を読み込んで、該当するURLのWebサイト構成情報52とレイアウト情報61、画像情報62及び背景情報63に基づいてカバーページを生成する。
【0110】
次に、ステップS32では、上記図6のステップS21で設定されたフラグに基づいて、メインメニューを生成する。
【0111】
すなわち、図22のフローチャートに示すように、ステップS40で、予め設定されたWebサイト構成情報52のカテゴリーを読み込んでから、ステップS41で、上記ステップS21で設定されたフラグより、該当するWebサイトで使用するカテゴリーを判定する。
【0112】
そして、フラグがONとなっているカテゴリーのみを、ステップS42でHTMLファイルとして生成する。
【0113】
上記ステップS40〜S42を、読み込んだ各カテゴリーについてそれぞれ実行することにより、Webサイトのオーナーが上記図4のフローチャートで設定した内容に基づいて、図23に示すように、レイアウト61C(図12参照)、挿し絵62D(図14参照)、背景63A(図16参照)、コンテンツの題名64B、会社名(組織名)、サイトの説明及びサイト名(図5参照)、カテゴリー52A(図8、図9参照)がHTMLファイルとして一時的に生成され、HTTPを介して来訪者のブラウザへ送信され、来訪者側のディスプレイには図23に示すようなメインメニューが表示される。なお、カバーページからメインメニューへの移動は、来訪者側がカバーページに設けたリンクボタン(図示せず)を選択することにより実行される。
【0114】
ここで、Webサイト構成情報52のカテゴリーの設定が、例えば、図22に示すように、カテゴリー1〜3のうち、カテゴリー1がON、カテゴリー2がOFF、カテゴリー3がONの場合には、図23に示すように、カテゴリー1、3が表示され、このカテゴリー1、3に対応するコンテンツ1、3のコンテンツ題名64Bがサブメニューとして表示される。
【0115】
次に、図21のステップS32では、Webページデータベース60に設定されているコンテンツ情報64、リンク情報65及び問い合わせ情報66と上記レイアウト情報61等から各Webページを生成する。
【0116】
各Webページの生成は、図24のフローチャートに示すように、ステップS50で、コンテンツ情報64からテキスト情報64C(図18参照)やコンテンツ64Gを読み込んでから、各コンテンツ情報64の掲載、非掲載を示すラジオボタン64D、64D’(図18、図20参照)のON、OFF(掲載する、しない)の情報をフラグとし、ステップS51では、該当するWebサイトで使用するコンテンツ情報64(またはリンク情報65、問い合わせ情報66)を、フラグの状態に応じて判定する。
【0117】
そして、フラグがONとなっているコンテンツ情報64のみを、ステップS52でHTMLファイルとして生成する。
【0118】
上記ステップS50〜S52を、読み込んだ各コンテンツ情報64についてそれぞれ実行することにより、Webサイトのオーナーが上記図4のフローチャートで設定した内容に基づいて、図25に示すように、レイアウト61C(図12参照)、挿し絵62D(図14参照)、背景63A(図16参照)、コンテンツ64Gまたはテキスト情報64C、会社名(組織名)、カテゴリー52A(図8、図9参照)からなるメニューがHTMLファイルとして一時的に生成されるとともに、HTTPサーバーシステム4を介して来訪者のブラウザへ送信され、来訪者側のディスプレイには図25に示すようなWebページが表示される。
【0119】
このように、Webサイトシステム3のWebサイト構成システム30及びWebページ生成システム31は、来訪者の要求に応じて、データベースサーバーシステム5に設定されたWebサイト構成データベース50とWebページデータベース60より、HTMLファイルを一時的に生成し、情報を提供するもので、一時的に生成される各HTMLファイルは、Webサーバー1の記憶装置である、メモリないしハードディスク上に格納され、来訪者のアクセスが終了してから所定時間経過した後に消去されるものである。
【0120】
したがって、WebサイトのオーナーがHTMLファイルを編集し、ftpアプリケーションによってWebサーバーへ転送する作業が不要となって、Webサイトの構成を予め設定された要素から選択し、コンテンツ情報64、リンク情報65及び問い合わせ情報66のみをWebサーバー1のデータベースサーバーシステム5に登録するだけでよく、この選択、登録及び変更などの作業はブラウザ6を介して、Webサイト管理システム32を操作すればよいため、前記従来例のように専門的な知識を要することなく、容易にWebサイトの構築及び運用を行うことが可能となり、Webサイトの運営にかかる労力または費用を大幅に低減することができるのである。
【0121】
そして、Webサイトの構成やレイアウトの設定は、予め設定された多数のデータを任意に組み合わせることができるため、前記従来例に比して、多岐にわたるWebページを多様なデザインで構成することが可能となる。
【0122】
さらに、Webサイトの構成やコンテンツの変更も、ブラウザ6を介してWebサイト管理システム32を操作するだけでよく、かつ、変更した内容はリアルタイムで来訪者に反映されるため、前記従来例のように、HTMLファイルの編集、ftpアプリケーションによる転送作業などに比して、変更に要する時間を大幅に短縮でき、新しい情報を迅速に来訪者へ提供することが可能となるのである。
【0123】
なお、上記実施形態において、クライアント2にデータベースクライアントシステム8を適用した例を示したが、クライアント2には少なくともブラウザ6があればよく、上記したようにブラウザ6を介してWebサイト管理システム32からデータベースサーバーシステム5の設定、変更を行っても良い。
【0124】
また、上記実施形態では、Webページデータベース60のうち、レイアウト情報61、画像情報62、背景情報63は、予めWebページデータベース60に設定された多数のデータの中から、オーナーが選択するものとしたが、ブラウザ6やデータベースクライアントシステム8等からオーナーが作成したレイアウト情報61、画像情報62または背景情報63を登録、使用するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すクライアントサーバーシステムの概略構成図。
【図2】同じくWebサーバーシステムの構成を示す概念図。
【図3】同じくWebサーバーシステムの詳細概念図。
【図4】Webサイト管理システムの一例を示すフローチャート。
【図5】基本情報設定メニューを表示した画面の一例を示す。
【図6】Webサイトのカテゴリー構成を示すフローチャート。
【図7】メインメニューからWebページまでの階層構造を示す概念図。
【図8】カテゴリーの一例を示し、階層構造を示す概念図。
【図9】カテゴリー選択メニューを表示した画面の一例を示す。
【図10】カテゴリー選択メニューの設定画面の一例を示す。
【図11】レイアウト選択メニューを表示した画面の一例を示す。
【図12】レイアウト選択メニューの設定画面の一例を示す。
【図13】画像情報選択メニューを表示した画面の一例を示す。
【図14】画像情報選択メニューの設定画面の一例を示す。
【図15】背景情報選択メニューを表示した画面の一例を示す。
【図16】背景情報選択メニューの設定画面の一例を示す。
【図17】ブラウザによるコンテンツ管理メニューを表示した画面の一例を示す。
【図18】ブラウザによるコンテンツ管理の設定画面の一例を示す。
【図19】データベースによるコンテンツ管理メニューを表示した画面の一例を示す。
【図20】データベースによるコンテンツ管理の設定画面の一例を示す。
【図21】Webサイト構成システム及びWebページ生成システムの一例を示すフローチャート。
【図22】メインメニュー生成の一例を示すフローチャート。
【図23】生成したメインメニューの一例を示す画面。
【図24】Webページ生成の一例を示すフローチャート。
【図25】生成したWebページの一例を示す画面。
【符号の説明】
1 Webサーバー
2 クライアント
3 Webサイトシステム
4 HTTPサーバーシステム
5 データベースサーバーシステム
6 ブラウザ
8 データベースクライアントシステム
10 インターネット
11 ネットワーク
30 Webサイト構成システム
31 Webページ生成システム
32 Webサイト管理システム
50 Webサイト構成データベース
51 基本情報
52 Webサイト構成情報
60 Webページデータベース
61 レイアウト情報
62 画像情報
63 背景情報
64 コンテンツ情報
65 リンク情報
66 問い合わせ情報

Claims (3)

  1. インターネットまたはイントラネットを介してホームページを提供するWWWサーバーと、
    ネットワークを介して前記WWWサーバーに接続されたクライアントとを備えたWWWサーバーシステムにおいて、
    前記WWWサーバーは、
    前記ホームページのURLを含む基本情報と、前記ホームページで使用するカテゴリーを定義したサイト構成情報とを含んでホームページの基本構成に関する情報を格納した第1のデータベースと、
    前記ホームページを構成する複数のレイアウト情報と、前記ホームページに掲載されるコンテンツ情報を格納した第2のデータベースと、
    前記クライアントからの入力に基づいて、前記第1のデータベースに格納された前記カテゴリーを選択してホームページの基本構成に関する情報をリアルタイムで設定する基本構成設定手段と、前記クライアントからの入力に基づいて、前記第2のデータベースに格納されたレイアウト情報を選択し、当該レイアウト情報にコンテンツを設定し、前記レイアウト情報に前記カテゴリーを関連付ける詳細内容設定手段と、を含むWebサイト管理部と、
    前記インターネットまたはイントラネットからホームページの送信要求があったときに、前記Webサイト管理部で設定された基本構成及び関連付けに基づいて、前記第1及び第2のデータベースに格納された情報からホームページを生成するホームページ生成手段とを備え、
    前記クライアントは、
    ブラウザまたはデータベースクライアントシステムを介して前記Webサイト管理部の基本構成設定手段から前記第1のデータベースの設定を行うとともに、前記Webサイト管理部の詳細内容設定手段から前記第2のデータベースに格納されたコンテンツを更新することを特徴とするWWWサーバーシステム。
  2. 前記詳細内容設定手段は、前記クライアントからの入力に基づいて、第2のデータベースに格納されたコンテンツと前記レイアウト情報との関連付けを作成または変更するコンテンツ情報設定手段を有することを特徴とする請求項1に記載のWWWサーバーシステム。
  3. 前記レイアウト情報は、少なくとも背景情報、画像情報及び配置情報が複数設定されており、前記詳細内容設定手段は、これらのレイアウト情報をそれぞれ選択することを特徴とする請求項1に記載のWWWサーバーシステム。
JP10669199A 1999-04-14 1999-04-14 Wwwサーバーシステム Expired - Fee Related JP3737310B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10669199A JP3737310B2 (ja) 1999-04-14 1999-04-14 Wwwサーバーシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10669199A JP3737310B2 (ja) 1999-04-14 1999-04-14 Wwwサーバーシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000298646A JP2000298646A (ja) 2000-10-24
JP3737310B2 true JP3737310B2 (ja) 2006-01-18

Family

ID=14440076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10669199A Expired - Fee Related JP3737310B2 (ja) 1999-04-14 1999-04-14 Wwwサーバーシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3737310B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002109012A (ja) * 2000-09-28 2002-04-12 Ricoh Co Ltd 提供情報作成装置、提供情報作成方法、及び、記録媒体
JP2002132653A (ja) * 2000-10-27 2002-05-10 Toppan Forms Co Ltd コンテンツページの作成方法及びネットワークシステム
JP2002169757A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Daiwa Securities Group Inc ユーザからの電子メールに対する回答検討方法及びそのシステム
CA2327159C (en) 2000-11-30 2008-10-07 Ibm Canada Limited-Ibm Canada Limitee System and method for dynamically displaying html form elements
JP2002269000A (ja) * 2001-03-12 2002-09-20 A1 Server Kk ホームページ自動作成表示方法及びユーザ情報データベース
JP4753666B2 (ja) * 2005-08-30 2011-08-24 株式会社ユビキタス・ビジネステクノロジー 携帯サイト管理システム
JP2008203965A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Best Communications Inc Webページの生成方法及びプログラム
JP6490863B1 (ja) * 2018-09-07 2019-03-27 一般社団法人ウェブ新聞社 サーバ装置、Webサーバ装置、サーバシステム、サーバ装置用プログラム、Webサーバ装置用プログラムおよびWebサーバ装置の連携方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09330360A (ja) * 1996-06-13 1997-12-22 Hitachi Ltd 電子モールシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000298646A (ja) 2000-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6560639B1 (en) System for web content management based on server-side application
US7039860B1 (en) Creating web pages category list prior to the list being served to a browser
JP3798709B2 (ja) サーバ、情報提供方法およびプログラム
US8095875B2 (en) Method and apparatus for consolidating network information
US6026433A (en) Method of creating and editing a web site in a client-server environment using customizable web site templates
JP3224507B2 (ja) 情報検索装置及びこれを用いた情報検索システム
CA2410747C (en) System and method for saving browsed data
US6732332B1 (en) Automated web site creation system
CN102693247B (zh) 数据综合管理系统及客户终端
US7240294B2 (en) Method of constructing a composite image
US20060149833A1 (en) System and method of web management
US7287229B2 (en) Template-driven process system
US20030041117A1 (en) Method and apparatus for publishing hypermedia documents over wide area networks
KR20090005097A (ko) 웹 커뮤니티 및 웹 애플리케이션에 대해 데이터를 변환하는시스템 및 방법
WO1999017229A1 (fr) Systeme de signets par affichage d'image
US20070220423A1 (en) Page Builder System and Method
US20030177202A1 (en) Method and apparatus for executing an instruction in a web page
CN104321743A (zh) 用于开发在通信网络上查询内容和服务的应用程序的方法和系统
JP5683341B2 (ja) データ統合管理システムおよびクライアント端末
JP3737310B2 (ja) Wwwサーバーシステム
JP2002109012A (ja) 提供情報作成装置、提供情報作成方法、及び、記録媒体
JP4495782B2 (ja) データ統合管理システム及びデータ統合管理プログラム
US20020147775A1 (en) System and method for displaying information provided by a provider
JP4147236B2 (ja) サーバ
US8566698B1 (en) Document management system and method

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050922

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051026

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081104

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111104

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131104

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees