JP2004355293A - 信号制御装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】右折車の台数を自動的に計数可能にする。
【解決手段】赤信号で交差点で停止している複数の車両をビデオカメラ20により撮影し、その撮影結果の画像の中の右折のために点滅しているウィンカー画像の個数を検出し、その検出結果を右折車両台数とする。
【選択図】 図2
【解決手段】赤信号で交差点で停止している複数の車両をビデオカメラ20により撮影し、その撮影結果の画像の中の右折のために点滅しているウィンカー画像の個数を検出し、その検出結果を右折車両台数とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交差点で右折のために待機している車両(右折車両)をビデオカメラにより撮影し、その撮影結果を画像解析して右折車両の台数を取得して信号機を制御する信号制御装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、交差点で右折のために待機している車両(以下,右折車と称する)を検出する方法としては、以下の方法が知られている。
(1)交差点に画像センサ(特許文献1)やレーザセンサ(特許文献2)を設置し、これらのセンサにより右折車の有無を検出する方法
【0003】
また、このような検出方法を使用して、交差点から所定距離だけ離れた地点に右折車両があるかどうかを判定し、右折車両ありの判定が得られた場合には、右折車両は渋滞とみなして、交差点の信号機の信号灯の切り替えタイミングを可変設定する信号制御装置も提案されている。(特許文献1)
【0004】
【特許文献1】
特開2001−08486号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平07−200990号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の右折車両検出方法では、特定地点に車両が存在いるか否かを画像センサやレーザセンサの検出結果で判定しているので、従来方法には次のような問題が生じていた。
(1)上記センサは右折専用レーンに車両が存在するか否かを検出するので、右折専用レーンが存在しない交差点では、右折車両と直進車両の識別ができない。
(2)右折車両、直進車両および左折車両が混在して1車線の道路に存在する場合に、正確な台数を計数することができない。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑みて、右折車両の判別精度を高め、道路環境の影響を受けにくい信号制御装置および方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、交差点で赤信号により停止している右折車両の台数を検出し、その検出結果に基づいて信号機の信号灯の制御を行う信号制御装置において、前記停止している右折車両の右側ウィンカーを撮影可能に配置された撮影手段と、前記撮影手段により得られた撮影画像の中の右折のために点滅するウィンカーの画像を検出する検出手段とを有し、前記検出手段により検出された、右折のために点滅するウィンカーの画像の個数を右折車両の台数の検出結果とすることを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1に記載の信号制御装置において、前記検出手段により検出した、点滅するウィンカーの画像の画素位置および前記右折のために点滅するウィンカーの画像の個数に基づいて、赤信号により停止している全車両および/または左折車両の台数を推定する手段をさらに具えたことを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1に記載の信号制御装置において、前記検出手段は異なる時点の2つの撮影画像の差分を計算し、その計算結果により右折のために点滅するウィンカーの画像を検出することを特徴とする。
【0011】
請求項4の発明は、交差点で赤信号により停止している右折車両の台数を検出し、その検出結果に基づいて信号機の信号灯の制御を行う信号制御装置の信号制御方法において、前記信号制御装置は、撮影手段と、該撮影手段により得られた撮影画像の中の右折のために点滅するウィンカーの画像を検出する検出手段とを有し、前記停止している右折車両の右側ウィンカーを撮影可能に前記撮影手段を予め配置しておき、前記撮影手段により得られた撮影画像の中の右折のために点滅するウィンカーの画像を前記検出手段により検出し、前記検出手段により検出された、右折のために点滅するウィンカーの画像の個数を右折車両の台数の検出結果とすることを特徴とする。
【0012】
請求項5の発明は、請求項4に記載の信号制御装置の信号制御方法において、前記検出手段により検出した、点滅するウィンカーの画像の画素位置および前記右折のために点滅するウィンカーの画像の個数に基づいて、赤信号により停止している全車両および/または左折車両の台数を推定する手段をさらに具え、該手段により、前記検出手段により検出した、点滅するウィンカーの画像の画素位置および前記右折のために点滅するウィンカーの画像の個数に基づいて、赤信号により停止している全車両および/または左折車両の台数を推定することを特徴とする。
【0013】
請求項6の発明は、請求項4に記載の信号制御装置の信号制御方法において、前記検出手段は異なる時点の2つの撮影画像の差分を計算し、その計算結果により右折のために点滅するウィンカー画像を検出することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明を適用した信号制御装置のシステム構成を示す。図1において、20は交差点に設置され、右折車両を撮影するためのビデオカメラである。ビデオカメラ20は図2に示すように、複数台の右折車両22が赤信号で待機する領域を撮影可能なように、右折車両に向って左側右方に設置される。この例では支柱21にビデオカメラ20が設置されている。2つの道路が交差する交差点では、4つの進行方向それぞれについて右折車両を撮影するために4台のビデオカメラ20を用意すればよい。
【0016】
30は、本発明に係わる制御装置であり、入出力インターフェース(I/Oと略記する)31、35、システムメモリ32、CPU23、ハードディスク34を少なくとも有している。I/O31はビデオカメラ20と接続し、ビデオカメラ20の撮影画像を取り込む。
【0017】
システムメモリ32はROMおよびRAMを有し、CPU33で使用する種々のデータを一時記憶する。
【0018】
CPU33は、後述の信号制御プログラムを実行して、右折車両の台数を計数し、その計数結果に応じて、信号機の信号灯の点灯切り替えタイミングを制御する。
【0019】
ハードディスク34は、信号制御プログラムやこのプログラムで使用する固定データを保存のために記憶する。I/O35は信号機10と接続し、信号灯を点灯/消灯するための制御信号を信号機10に送信する。
【0020】
このようなシステムで実行される信号制御処理を図3および図4のフローチャートを参照して説明する。図3は、信号制御処理のメイン手順を示すフローチャートであり、図4は図3の画像解析処理(S20)の詳細手順を示すフローチャートである。図3および図4に示す処理手順は、実際にはCPU33が実行可能なプログラム言語のプログラムがハードディスク34に保存される。実行時には、ハードディスク34からシステムメモリ32にロードされて、CPU33により実行される。説明の都合上、車両の1つの進行方向での右折車両の検出および信号制御を説明するが、実際には4つの進行方向について、後述の信号制御処理が行われる。
【0021】
図3の処理手順は非常に短い周期で繰り返し実行される。最初に、CPU33は、制御対象の信号機の信号灯が赤、すなわち、右折車両が交差点で待機する色になったか否かを判定する(ステップS10)。否の判定の場合には、右折車両の台数に応じた信号制御をする必要がないとみなし、他の制御処理を実行する(S40)。
【0022】
一方、赤信号になったことを検出すると(ステップS10がYES判定)、CPU33は、ビデオカメラ20の撮影画像をI/O35をシステムメモリ32に取り込む。なお、システムメモリ32に記憶容量の制限がある場合にはハードディスク34に撮影画像を取り込む。
【0023】
本発明は右折車は車両の右のウィンカーを点滅させる点に着目し、撮影画像の中から、右折車の画像特徴として撮影領域内の、右折のために点滅する車両の右のウィンカーの画像を検出し、その検出結果に基づいて右折車の台数を計数するようにしたことに新規特徴がある。
【0024】
このための画像解析処理がステップS20で行われる。この画像解析処理については図4を使用して後で詳細に説明する。
【0025】
画像解析処理で得られた右折車両台数に応じて右折許可信号灯の点灯時間が定められ、信号機の右折許可のための信号制御がステップS30で行われる。
【0026】
以上の信号処理が4つの信号機ごとに繰り返し行われる。
【0027】
次に図3のステップ20の画像解析処理を説明する。図4において、CPU33は少なくとも3フレーム分、ビデオカメラ20から撮影画像(動画像)を取り込み、システムメモリ32に一時記憶する。次にシステムメモリに記憶された動画像から道路の地面や路肩、道路に面する建物の画像等の背景画像を除去する(S100)。このための画像処理方法としては、車両が存在しない背景画像、すなわち、道路の地面や路肩、道路に面する建物の画像を予め取得しておき、この背景画像を使用して撮影画像に対してマスク処理することにより車両以外の画像を除去することができる。
【0028】
背景画像が除去された画像を図5に模式的に示す。背景画像が除去された画像に対して、製図法変換(周知の画像処理方法)を施して、道路方向の距離と撮影画像の画素上の距離とを比例させる(S110)。図5の画像に対して製図法変換処理を施した画像を図6に示す。
【0029】
ステップS110で得られた撮影画像の各フレーム画像(動画像を構成する複数の静止画像の各々)の中からウィンカーの点滅画像を検出する。ウィンカーはオレンジ色で1〜2Hzの周波数で点灯および消灯(点滅)を繰り返すので、本実施形態では、最初にウィンカーの点滅画像を検出する。具体的には、動画像の中の連続する3つのフレーム画像を使用して、Fc−Fp,F−Fppが最大となるフレーム画像を検出する。
【0030】
ここで、Fcは3つの連続するフレーム画像の最後のフレーム画像の1画面分の画像データ群である。Fpは3つの連続するグレーム画像の中の中央のフレーム画像の1画面分の画像データ群である。Fppは3つの連続するフレーム画像の最後のフレーム画像の1画面分の画像データ群である。
【0031】
このようにして2つのフレーム画像の差分を計算することによって、同じ画像データ値を有する画素が除去されて、ウィンカーが消灯から点灯した場合のウィンカー画像部分の画素を検出することができる。検出された画素がウィンカーの画像部分であることをさらに確認すべく、本実施形態では、その画素位置のR(赤の画像データの値)、G(緑の画像データの値)およびB(青の画像データの値)が次式を満足するかを判定する。次式を満足するフレーム画像中の画素位置がウィンカーの画像部分であると特定される。
T1<R/B<T2 および T3<R/G<T4
ここで、T1〜T4は予め定めたしきい値である。
【0032】
このようして、撮影した動画像の中から点滅するオレンジ色のウィンカー画像を有するフレーム画像の画素位置(図6の丸で囲んだ画像の画素位置)を検出するとCPU33は検出した画素位置をシステムメモリ32に一時記憶しておく。
【0033】
次に、システムメモリ32に記憶した上記検出結果を使用して、赤信号において、右折のために待機している車両の台数を推定する。
具体的にはCPU33は以下の情報処理を行う。
【0034】
最初に、システムメモリ32に記憶された1以上の画素位置に基づいて、ウィンカーの道路上の水平位置および高さを求める。これは予め定めた換算式を使用すればよい。
【0035】
ウィンカーの水平位置により、点滅するウィンカーが車両の右のウィンカーか左のウィンカーであるかを判別することができる。また、ウィンカーの高さにより、そのウィンカーを有する車両の長さやその車両が小型車であるか大型車であるかを推定することができる。また、複数の右折用ウィンカー(点滅)画像を検出した場合には、その中の隣接する2つのウィンカー画像の画素位置と上述の車両推定長さ等を使用する、2つのウィンカー画像の間に何台の車両があるかを推定することができる。そこで、検出した画素位置をパラメータとする換算式を予め定めておき、この換算式を使用して、赤信号のために交差点で待機している全車両台数(右折、直進および左折が混在する全車両数)を計算する。
【0036】
なお、右折車のみの台数は検出したウィンカー画像の画素数を単に計数することで得られる。
【0037】
以上のような画像解析を行うことにより、赤信号により交差点で停止、待機している全車両の台数および右折のための車両の台数を推定することができる。なお、必要があれば、左折のための車両の台数は全車両台数から右折のための車両台数を減算することで得られる。
【0038】
得られた台数が信号機の信号灯の点灯切り替え制御のために使用される。たとえば、車両全台数は青信号の点灯時間を計算する式のパラメータとして使用できるであろう。また、右折用の車両台数は右折許可信号の点灯時間を計算する式のパラメータとして使用することができる。左折用車両台数も同様である。
【0039】
このようにして得られる点灯時間に基づいてCPU33は信号機の信号灯の制御を行う。
【0040】
上述の実施形態の他に次の形態を実施できる。
1)上述の実施形態で説明したハードウェア構成は、実施形態に限定する必要はなく、同等の機能を有する他のハードウェアを使用することができる。たとえば、本発明の撮影手段として、上述の実施形態ではビデオカメラを使用しているが、デジタルカメラを使用してもよい。また、ハードディスクに代わり他の記憶装置を使用してもよいこと勿論である。
2)上述の実施形態では、連続する3つのフレーム画像のうちの異なる時点の2つの画像の差分値を計算して点滅のウィンカー画像を検出している。しかしながら、どの時点の2つのフレーム画像を選択するかは、ビデオカメラの撮影速度に応じて適宜、定めればよい。
3)上述の実施形態ではビデオカメラが撮影した撮影画像の中には左折車の左点滅ウィンカー画像は写らないようにビデオカメラを配置することを前提としているが、左点滅ウィンカー画像が撮影画像の中に混在する場合には、次の処理を行うとよい。たとえば、右折車の右点滅ウィンカー画像は道路の中心線にもっとも近い所定幅の画像領域に存在する。図7に示すような撮影画像では画面200内の領域201内に右ウィンカー点滅画像は存在する。したがって、上述の画像解析処理を領域201内の画像について施すことにより、右ウィンカー点滅画像のみを確実に検出することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、赤信号のために停止している車両を撮影し、その撮影画像の中の、右折のために点滅するウィンカーの画像を検出することにより、右折車の台数を計数することができる。また、ウィンカーの画像位置は、撮影画面中の特定範囲内に位置することから左折のために点滅するウィンカー画像とを右折用のウィンカーの点滅画像とを識別することも可能となる。このため、直進車、右折車、左折者が1車線上に混在するような場合にも右折車両の台数を正確に計数することができる。
【0042】
さらに本発明によれば、複数の右折用の点滅のウィンカー画像の位置により、全車両の台数を推定可能であるので、右折許可信号だけでなく、いわゆる青色信号(直進許可信号)などの制御に全車両の台数をパラメタ−として使用することができる。
【0043】
本発明では、異なる2つの撮影画像の差分計算という簡単な計算で点滅するウィンカー画像を検出することができるので、リアルタイムの信号制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】ビデオカメラの配置を示す斜視図である。
【図3】制御装置のCPUが実行する主制御手順を示すフローチャートである。
【図4】図3の画像解析処理の詳細手順を示すフローチャートである。
【図5】撮影画像を模式的に示す説明図である。
【図6】撮影画像に対して製図法変換した画像を模式的に示す説明図である。
【図7】右ウィンカーの点滅画像が存在する領域を示す説明図である。
【符号の説明】
10 信号機
20 ビデオカメラ
30 制御装置
31、35 I/O
32 システムメモリ
33 CPU
34 ハードディスク
【発明の属する技術分野】
本発明は、交差点で右折のために待機している車両(右折車両)をビデオカメラにより撮影し、その撮影結果を画像解析して右折車両の台数を取得して信号機を制御する信号制御装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、交差点で右折のために待機している車両(以下,右折車と称する)を検出する方法としては、以下の方法が知られている。
(1)交差点に画像センサ(特許文献1)やレーザセンサ(特許文献2)を設置し、これらのセンサにより右折車の有無を検出する方法
【0003】
また、このような検出方法を使用して、交差点から所定距離だけ離れた地点に右折車両があるかどうかを判定し、右折車両ありの判定が得られた場合には、右折車両は渋滞とみなして、交差点の信号機の信号灯の切り替えタイミングを可変設定する信号制御装置も提案されている。(特許文献1)
【0004】
【特許文献1】
特開2001−08486号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平07−200990号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の右折車両検出方法では、特定地点に車両が存在いるか否かを画像センサやレーザセンサの検出結果で判定しているので、従来方法には次のような問題が生じていた。
(1)上記センサは右折専用レーンに車両が存在するか否かを検出するので、右折専用レーンが存在しない交差点では、右折車両と直進車両の識別ができない。
(2)右折車両、直進車両および左折車両が混在して1車線の道路に存在する場合に、正確な台数を計数することができない。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑みて、右折車両の判別精度を高め、道路環境の影響を受けにくい信号制御装置および方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、交差点で赤信号により停止している右折車両の台数を検出し、その検出結果に基づいて信号機の信号灯の制御を行う信号制御装置において、前記停止している右折車両の右側ウィンカーを撮影可能に配置された撮影手段と、前記撮影手段により得られた撮影画像の中の右折のために点滅するウィンカーの画像を検出する検出手段とを有し、前記検出手段により検出された、右折のために点滅するウィンカーの画像の個数を右折車両の台数の検出結果とすることを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1に記載の信号制御装置において、前記検出手段により検出した、点滅するウィンカーの画像の画素位置および前記右折のために点滅するウィンカーの画像の個数に基づいて、赤信号により停止している全車両および/または左折車両の台数を推定する手段をさらに具えたことを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1に記載の信号制御装置において、前記検出手段は異なる時点の2つの撮影画像の差分を計算し、その計算結果により右折のために点滅するウィンカーの画像を検出することを特徴とする。
【0011】
請求項4の発明は、交差点で赤信号により停止している右折車両の台数を検出し、その検出結果に基づいて信号機の信号灯の制御を行う信号制御装置の信号制御方法において、前記信号制御装置は、撮影手段と、該撮影手段により得られた撮影画像の中の右折のために点滅するウィンカーの画像を検出する検出手段とを有し、前記停止している右折車両の右側ウィンカーを撮影可能に前記撮影手段を予め配置しておき、前記撮影手段により得られた撮影画像の中の右折のために点滅するウィンカーの画像を前記検出手段により検出し、前記検出手段により検出された、右折のために点滅するウィンカーの画像の個数を右折車両の台数の検出結果とすることを特徴とする。
【0012】
請求項5の発明は、請求項4に記載の信号制御装置の信号制御方法において、前記検出手段により検出した、点滅するウィンカーの画像の画素位置および前記右折のために点滅するウィンカーの画像の個数に基づいて、赤信号により停止している全車両および/または左折車両の台数を推定する手段をさらに具え、該手段により、前記検出手段により検出した、点滅するウィンカーの画像の画素位置および前記右折のために点滅するウィンカーの画像の個数に基づいて、赤信号により停止している全車両および/または左折車両の台数を推定することを特徴とする。
【0013】
請求項6の発明は、請求項4に記載の信号制御装置の信号制御方法において、前記検出手段は異なる時点の2つの撮影画像の差分を計算し、その計算結果により右折のために点滅するウィンカー画像を検出することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明を適用した信号制御装置のシステム構成を示す。図1において、20は交差点に設置され、右折車両を撮影するためのビデオカメラである。ビデオカメラ20は図2に示すように、複数台の右折車両22が赤信号で待機する領域を撮影可能なように、右折車両に向って左側右方に設置される。この例では支柱21にビデオカメラ20が設置されている。2つの道路が交差する交差点では、4つの進行方向それぞれについて右折車両を撮影するために4台のビデオカメラ20を用意すればよい。
【0016】
30は、本発明に係わる制御装置であり、入出力インターフェース(I/Oと略記する)31、35、システムメモリ32、CPU23、ハードディスク34を少なくとも有している。I/O31はビデオカメラ20と接続し、ビデオカメラ20の撮影画像を取り込む。
【0017】
システムメモリ32はROMおよびRAMを有し、CPU33で使用する種々のデータを一時記憶する。
【0018】
CPU33は、後述の信号制御プログラムを実行して、右折車両の台数を計数し、その計数結果に応じて、信号機の信号灯の点灯切り替えタイミングを制御する。
【0019】
ハードディスク34は、信号制御プログラムやこのプログラムで使用する固定データを保存のために記憶する。I/O35は信号機10と接続し、信号灯を点灯/消灯するための制御信号を信号機10に送信する。
【0020】
このようなシステムで実行される信号制御処理を図3および図4のフローチャートを参照して説明する。図3は、信号制御処理のメイン手順を示すフローチャートであり、図4は図3の画像解析処理(S20)の詳細手順を示すフローチャートである。図3および図4に示す処理手順は、実際にはCPU33が実行可能なプログラム言語のプログラムがハードディスク34に保存される。実行時には、ハードディスク34からシステムメモリ32にロードされて、CPU33により実行される。説明の都合上、車両の1つの進行方向での右折車両の検出および信号制御を説明するが、実際には4つの進行方向について、後述の信号制御処理が行われる。
【0021】
図3の処理手順は非常に短い周期で繰り返し実行される。最初に、CPU33は、制御対象の信号機の信号灯が赤、すなわち、右折車両が交差点で待機する色になったか否かを判定する(ステップS10)。否の判定の場合には、右折車両の台数に応じた信号制御をする必要がないとみなし、他の制御処理を実行する(S40)。
【0022】
一方、赤信号になったことを検出すると(ステップS10がYES判定)、CPU33は、ビデオカメラ20の撮影画像をI/O35をシステムメモリ32に取り込む。なお、システムメモリ32に記憶容量の制限がある場合にはハードディスク34に撮影画像を取り込む。
【0023】
本発明は右折車は車両の右のウィンカーを点滅させる点に着目し、撮影画像の中から、右折車の画像特徴として撮影領域内の、右折のために点滅する車両の右のウィンカーの画像を検出し、その検出結果に基づいて右折車の台数を計数するようにしたことに新規特徴がある。
【0024】
このための画像解析処理がステップS20で行われる。この画像解析処理については図4を使用して後で詳細に説明する。
【0025】
画像解析処理で得られた右折車両台数に応じて右折許可信号灯の点灯時間が定められ、信号機の右折許可のための信号制御がステップS30で行われる。
【0026】
以上の信号処理が4つの信号機ごとに繰り返し行われる。
【0027】
次に図3のステップ20の画像解析処理を説明する。図4において、CPU33は少なくとも3フレーム分、ビデオカメラ20から撮影画像(動画像)を取り込み、システムメモリ32に一時記憶する。次にシステムメモリに記憶された動画像から道路の地面や路肩、道路に面する建物の画像等の背景画像を除去する(S100)。このための画像処理方法としては、車両が存在しない背景画像、すなわち、道路の地面や路肩、道路に面する建物の画像を予め取得しておき、この背景画像を使用して撮影画像に対してマスク処理することにより車両以外の画像を除去することができる。
【0028】
背景画像が除去された画像を図5に模式的に示す。背景画像が除去された画像に対して、製図法変換(周知の画像処理方法)を施して、道路方向の距離と撮影画像の画素上の距離とを比例させる(S110)。図5の画像に対して製図法変換処理を施した画像を図6に示す。
【0029】
ステップS110で得られた撮影画像の各フレーム画像(動画像を構成する複数の静止画像の各々)の中からウィンカーの点滅画像を検出する。ウィンカーはオレンジ色で1〜2Hzの周波数で点灯および消灯(点滅)を繰り返すので、本実施形態では、最初にウィンカーの点滅画像を検出する。具体的には、動画像の中の連続する3つのフレーム画像を使用して、Fc−Fp,F−Fppが最大となるフレーム画像を検出する。
【0030】
ここで、Fcは3つの連続するフレーム画像の最後のフレーム画像の1画面分の画像データ群である。Fpは3つの連続するグレーム画像の中の中央のフレーム画像の1画面分の画像データ群である。Fppは3つの連続するフレーム画像の最後のフレーム画像の1画面分の画像データ群である。
【0031】
このようにして2つのフレーム画像の差分を計算することによって、同じ画像データ値を有する画素が除去されて、ウィンカーが消灯から点灯した場合のウィンカー画像部分の画素を検出することができる。検出された画素がウィンカーの画像部分であることをさらに確認すべく、本実施形態では、その画素位置のR(赤の画像データの値)、G(緑の画像データの値)およびB(青の画像データの値)が次式を満足するかを判定する。次式を満足するフレーム画像中の画素位置がウィンカーの画像部分であると特定される。
T1<R/B<T2 および T3<R/G<T4
ここで、T1〜T4は予め定めたしきい値である。
【0032】
このようして、撮影した動画像の中から点滅するオレンジ色のウィンカー画像を有するフレーム画像の画素位置(図6の丸で囲んだ画像の画素位置)を検出するとCPU33は検出した画素位置をシステムメモリ32に一時記憶しておく。
【0033】
次に、システムメモリ32に記憶した上記検出結果を使用して、赤信号において、右折のために待機している車両の台数を推定する。
具体的にはCPU33は以下の情報処理を行う。
【0034】
最初に、システムメモリ32に記憶された1以上の画素位置に基づいて、ウィンカーの道路上の水平位置および高さを求める。これは予め定めた換算式を使用すればよい。
【0035】
ウィンカーの水平位置により、点滅するウィンカーが車両の右のウィンカーか左のウィンカーであるかを判別することができる。また、ウィンカーの高さにより、そのウィンカーを有する車両の長さやその車両が小型車であるか大型車であるかを推定することができる。また、複数の右折用ウィンカー(点滅)画像を検出した場合には、その中の隣接する2つのウィンカー画像の画素位置と上述の車両推定長さ等を使用する、2つのウィンカー画像の間に何台の車両があるかを推定することができる。そこで、検出した画素位置をパラメータとする換算式を予め定めておき、この換算式を使用して、赤信号のために交差点で待機している全車両台数(右折、直進および左折が混在する全車両数)を計算する。
【0036】
なお、右折車のみの台数は検出したウィンカー画像の画素数を単に計数することで得られる。
【0037】
以上のような画像解析を行うことにより、赤信号により交差点で停止、待機している全車両の台数および右折のための車両の台数を推定することができる。なお、必要があれば、左折のための車両の台数は全車両台数から右折のための車両台数を減算することで得られる。
【0038】
得られた台数が信号機の信号灯の点灯切り替え制御のために使用される。たとえば、車両全台数は青信号の点灯時間を計算する式のパラメータとして使用できるであろう。また、右折用の車両台数は右折許可信号の点灯時間を計算する式のパラメータとして使用することができる。左折用車両台数も同様である。
【0039】
このようにして得られる点灯時間に基づいてCPU33は信号機の信号灯の制御を行う。
【0040】
上述の実施形態の他に次の形態を実施できる。
1)上述の実施形態で説明したハードウェア構成は、実施形態に限定する必要はなく、同等の機能を有する他のハードウェアを使用することができる。たとえば、本発明の撮影手段として、上述の実施形態ではビデオカメラを使用しているが、デジタルカメラを使用してもよい。また、ハードディスクに代わり他の記憶装置を使用してもよいこと勿論である。
2)上述の実施形態では、連続する3つのフレーム画像のうちの異なる時点の2つの画像の差分値を計算して点滅のウィンカー画像を検出している。しかしながら、どの時点の2つのフレーム画像を選択するかは、ビデオカメラの撮影速度に応じて適宜、定めればよい。
3)上述の実施形態ではビデオカメラが撮影した撮影画像の中には左折車の左点滅ウィンカー画像は写らないようにビデオカメラを配置することを前提としているが、左点滅ウィンカー画像が撮影画像の中に混在する場合には、次の処理を行うとよい。たとえば、右折車の右点滅ウィンカー画像は道路の中心線にもっとも近い所定幅の画像領域に存在する。図7に示すような撮影画像では画面200内の領域201内に右ウィンカー点滅画像は存在する。したがって、上述の画像解析処理を領域201内の画像について施すことにより、右ウィンカー点滅画像のみを確実に検出することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、赤信号のために停止している車両を撮影し、その撮影画像の中の、右折のために点滅するウィンカーの画像を検出することにより、右折車の台数を計数することができる。また、ウィンカーの画像位置は、撮影画面中の特定範囲内に位置することから左折のために点滅するウィンカー画像とを右折用のウィンカーの点滅画像とを識別することも可能となる。このため、直進車、右折車、左折者が1車線上に混在するような場合にも右折車両の台数を正確に計数することができる。
【0042】
さらに本発明によれば、複数の右折用の点滅のウィンカー画像の位置により、全車両の台数を推定可能であるので、右折許可信号だけでなく、いわゆる青色信号(直進許可信号)などの制御に全車両の台数をパラメタ−として使用することができる。
【0043】
本発明では、異なる2つの撮影画像の差分計算という簡単な計算で点滅するウィンカー画像を検出することができるので、リアルタイムの信号制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】ビデオカメラの配置を示す斜視図である。
【図3】制御装置のCPUが実行する主制御手順を示すフローチャートである。
【図4】図3の画像解析処理の詳細手順を示すフローチャートである。
【図5】撮影画像を模式的に示す説明図である。
【図6】撮影画像に対して製図法変換した画像を模式的に示す説明図である。
【図7】右ウィンカーの点滅画像が存在する領域を示す説明図である。
【符号の説明】
10 信号機
20 ビデオカメラ
30 制御装置
31、35 I/O
32 システムメモリ
33 CPU
34 ハードディスク
Claims (6)
- 交差点で赤信号により停止している右折車両の台数を検出し、その検出結果に基づいて信号機の信号灯の制御を行う信号制御装置において、
前記停止している右折車両の右側ウィンカーを撮影可能に配置された撮影手段と、
前記撮影手段により得られた撮影画像の中の右折のために点滅するウィンカーの画像を検出する検出手段とを有し、
前記検出手段により検出された、右折のために点滅するウィンカーの画像の個数を右折車両の台数の検出結果とすることを特徴とする信号制御装置。 - 請求項1に記載の信号制御装置において、前記検出手段により検出した、点滅するウィンカーの画像の画素位置および前記右折のために点滅するウィンカーの画像の個数に基づいて、赤信号により停止している全車両および/または左折車両の台数を推定する手段をさらに具えたことを特徴とする信号制御装置。
- 請求項1に記載の信号制御装置において、前記検出手段は異なる時点の2つの撮影画像の差分を計算し、その計算結果により右折のために点滅するウィンカーの画像を検出することを特徴とする信号制御装置。
- 交差点で赤信号により停止している右折車両の台数を検出し、その検出結果に基づいて信号機の信号灯の制御を行う信号制御装置の信号制御方法において、
前記信号制御装置は、撮影手段と、該撮影手段により得られた撮影画像の中の右折のために点滅するウィンカーの画像を検出する検出手段とを有し、
前記停止している右折車両の右側ウィンカーを撮影可能に前記撮影手段を予め配置しておき、
前記撮影手段により得られた撮影画像の中の右折のために点滅するウィンカーの画像を前記検出手段により検出し、
前記検出手段により検出された、右折のために点滅するウィンカーの画像の個数を右折車両の台数の検出結果とすることを特徴とする信号制御装置の信号制御方法。 - 請求項4に記載の信号制御装置の信号制御方法において、前記検出手段により検出した、点滅するウィンカーの画像の画素位置および前記右折のために点滅するウィンカーの画像の個数に基づいて、赤信号により停止している全車両および/または左折車両の台数を推定する手段をさらに具え、該手段により、前記検出手段により検出した、点滅するウィンカーの画像の画素位置および前記右折のために点滅するウィンカーの画像の個数に基づいて、赤信号により停止している全車両および/または左折車両の台数を推定することを特徴とする信号制御装置の信号制御方法。
- 請求項4に記載の信号制御装置の信号制御方法において、前記検出手段は異なる時点の2つの撮影画像の差分を計算し、その計算結果により右折のために点滅するウィンカー画像を検出することを特徴とする信号制御装置の信号制御方法。
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- 2003-05-29 JP JP2003151718A patent/JP2004355293A/ja active Pending
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