JP2004353906A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来、加熱室7への焼網挿入や取り出しの際、焼網が不所望に傾き、焼網からの食品落下や、焼網自体の落下により加熱室内を損傷する恐れがあった。
【解決手段】加熱室7の両側に設けた上部棚レール11、13間に渡して設置する焼網17は、食品を載置する載置面をなす支え棒19と、平面部に載置したときに前記載置面を所定間隔離して載置するための脚部20とを有し、また前記脚部20は、前記焼網17を前記上部棚レール11、13に載置したとき、焼網17の一方の前記棚レール側を中心に他方の前記棚レール側を上方へ持ち上げようとしても前記脚部20が前記他方の棚レールに当接して前記棚レールから前記焼網17が離脱しない位置に設けられている構成である。
【選択図】 図4
【解決手段】加熱室7の両側に設けた上部棚レール11、13間に渡して設置する焼網17は、食品を載置する載置面をなす支え棒19と、平面部に載置したときに前記載置面を所定間隔離して載置するための脚部20とを有し、また前記脚部20は、前記焼網17を前記上部棚レール11、13に載置したとき、焼網17の一方の前記棚レール側を中心に他方の前記棚レール側を上方へ持ち上げようとしても前記脚部20が前記他方の棚レールに当接して前記棚レールから前記焼網17が離脱しない位置に設けられている構成である。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は食品載置台を使用して食品を加熱する加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の加熱調理器は、加熱室内の食品をマイクロ波加熱するために加熱室内にマイクロ波を供給するマグネトロンと、加熱室内の食品を焦げ目付け加熱するために上面及び下面に配置したヒータと、加熱を指示する操作部と、加熱室の両側壁に突設された複数段の棚レールと、該棚レールに載置され、ステンレス製の線材から形成された焼網とを備えている。斯かる構成において、焼網を用いて食品を加熱調理する場合、例えばトースト調理の場合、焼網に食品を載置して、該焼網を棚レールに載置した後、操作部を操作してヒータ加熱を実行するのである(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−288344号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の構成では、例えば、使用者が調理終了後、食品を載置した焼網を持ち上げて加熱室から出そうとしたとき、食品の重量で食品の載置面を略水平に保てず重い側に傾こうとする。このとき、焼網は斜めとなって水平方向の幅が狭くなり、加熱室両側の棚レール間隔より短くなって、下方に焼網を落としてしまう恐れがあった。
【0005】
本発明は、斯かる課題を解決するために為されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に記載の加熱調理器は、前面に開口を有し、該開口から食品が収納可能な加熱室と、該加熱室内の食品を加熱する加熱手段と、前記加熱室の両側に設けた棚レールと、前記加熱室に挿入しうる大きさの外周を有し、前記加熱室両側の前記棚レール間に渡して前記外周を設置する食品載置台とを備え、
前記食品載置台は、前記食品を載置する載置面と、平面状に載置したときに前記載置面を所定間隔離して載置するための脚部とを有し、また前記脚部は、前記食品載置台を前記棚レールに載置したとき、前記加熱室両側のうち一方の前記棚レール位置を中心に他方の前記棚レール側を上方へ持ち上げようとしても前記脚部が前記他方の棚レールに当接して前記棚レールから前記食品載置台が離脱しない位置に設けられていることを特徴とする。
【0007】
また、前記食品載置台は、前記外周を線材で形成し、また前記載置面を前記外周の線材のうち対向する線材間に、前記食品が下方に落下しない程度の間隔で支え棒を配置することで形成した焼網により構成する。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1において、1は加熱調理器の一実施例となるオーブンレンジを示し、2は本体、3はドアである。
【0009】
4は本体2の外郭を覆う外装部、5はドア3閉塞時にドア3と対向する前面板、6は本体2の前面に備えられ、使用者が各種情報を入力するための操作パネル、7は外装部4内に配置した加熱室である。
【0010】
前記加熱室7は、ドア3により開閉される前面開口8と、右側面上部に配置され、後述する赤外線センサの検出経路部材が外壁に接続される検出孔9と、底部にシリコンで外周をシール止めしたマイクロ波透過性材料の底板10と、から構成されている。
【0011】
前記検出経路部材は、箱形形状であり、該箱形形状の底面には赤外線センサが取り付けられ、該底面に赤外線センサで赤外線を検出するための貫通孔が設けられている。
【0012】
前記加熱室7は、上面壁7a、底面壁7b、左側壁7c、右側壁7d及び後面壁7eとから構成されている。
【0013】
また前記加熱室7内には、加熱される食品13が収納され、後述するマグネトロンからのマイクロ波などにより加熱される。また前記赤外線センサは、加熱室7内の食品13の温度を前記赤外線センサにより検出して加熱進行を検出するためのものである。
【0014】
11は左側壁7c上部に配置した上部棚レール、12は左側壁7c下部に配置した下部棚レール、13は右側壁7dの上部で前記左側壁7cの上部棚レール11に対向する位置に配置した上部棚レール、14は右側壁7dの下部棚レール12に対向する位置に配置した下部棚レールである。前記上部棚レール11、13及び下部棚レール12、14は、本発明の棚レールに相当する。
【0015】
15は食品16を載置する金属製角皿である。該金属製角皿15は、図2に示すように、周囲をプレス加工して段部15aを形成し、中央部に平面の食品載置部15bを形成する。この食品載置部15bに食品16を載置し、上部棚レール11、13または下部棚レール12、14に額部15aを摺動しながら加熱室7内に収納したり取り出したりする。この金属製角皿15は、ヒータによる加熱、例えばピザやケーキなどの焦げ目付け調理時に使用されるのである。
【0016】
図3において、17は本発明の食品載置台に相当する焼網である。該焼網17は、略長方形にステンレス製線材を折曲形成し、長手方向の線材18a、18b及び短手方向の線材18c、18dを有する外形18と、該外形18の対向する長手方向の線材18aと線材18bとの間に、載置した食品が下方に落下しない程度の間隔で配置し、長手方向の線材18a、18bに溶接などで固定された複数本のステンレス製線材の支え棒19と、該支え棒19のうち両側部、即ち外形18の短手方向の両線材18c、18dに最も近い支え棒19a、19bに、それぞれ下方に突出させ設けた脚部20とを形成している。
【0017】
前記複数本の支え棒19は、水平方向に並び、この上に食品を載置可能とし、本発明の載置面を形成している。また前記脚部20は、平面部に焼網17を載置した際、該平面部に当接し、平面部より所定間隔離れるように焼網17を支えるよう形成されている。
【0018】
さらに前記焼網17の長手方向の寸法は、加熱室7の幅方向、すなわち上部棚レール11、13または下部棚レール12、14の間隔と略等しい寸法としている。したがって、加熱室7への焼網17の収納時または取り出し時、外形18の短手方向の線材18c、18dを上部棚レール11及び13、または下部棚レール12、14に沿って移動可能となるのである。
【0019】
なお、マイクロ波を発振するマグネトロンは操作パネル6の後方に配置し、底板10から加熱室7内にマイクロ波を放射できるよう構成され、また輻射熱を発生するシーズヒータなどのヒータは、上面壁7aの外壁及び底板10の下面に配置され、輻射熱を各壁を介して食品に到達させて焦げ目付け加熱を実行するのである。
【0020】
以下、焼網17の構成について図3に基づいてさらに詳述する。
【0021】
焼網17は、例えばトースト調理などを実行する際、焼網17の支え棒19上に載置し、使用者が焼網の長手方向の線材18a、18bのいずれか一方側付近を握って持ち上げ、上部棚レール11、13または下部棚レール12、14の少し上部で棚レールに沿って加熱室7内に挿入する。挿入が完了後は、焼網17をおろして上部棚レール11、13又は下部棚レール12、14上に載置し設置する。加熱室7から焼網17を取り出すときは、逆の動作を行う。
【0022】
このとき使用者の焼網17を持つ位置が短手方向の線材18c、18dのいずれかに偏っていた場合、焼網17が斜めに傾いてしまう。焼網17が傾いていると、焼網17の水平方向の幅が、水平な状態のときの幅より短くなってしまう。そのため、使用者の手から例えば滑って焼網17が離れた場合、加熱室7の下方に落下してしまい、食品を焼網17から落としたり、焼網17で加熱室7内を傷つけたりする恐れがある。
【0023】
また、使用者が焼網17を落下させなくとも、焼網17の傾きが大きくなれば支え棒19で形成する食品の載置面の傾きも大きくなり、この載置面から食品が滑り落ちてしまうことにもなりかねない。
【0024】
そこで、焼網17の脚部20は、焼網17のうち前記上部棚レール11及び下部棚レール12側または上部棚レール13及び下部棚レール14側のうち一方側を中心に他方側を上方へ持ち上げようとしても前記脚部20が前記他方の棚レールに当接して前記棚レールから前記焼網17が離脱しない位置に形成されている。すなわち、図4に示すように、加熱室7内に焼網17が挿入されたとき、脚部20が上部棚レール11、13に接触しない程度に近接して配置されているのである。
【0025】
斯かる構成により、加熱室7内で焼網17が使用者の意図に反して、不所望に傾き、焼網17からの食品落下や、焼網17自体の落下による加熱室7内の損傷を防止することができるのである。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、使用者の意図に反して、食品載置台が不所望に傾き、載置面からの食品落下や、食品載置台自体の落下による加熱室内の損傷を防止することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のオーブンレンジのドアを開放したときの外観図である。
【図2】金属製角皿の外観図である。
【図3】焼網の外観図である。
【図4】焼網を加熱室内に収納したときの図である。
【符号の説明】
1 オーブンレンジ
6 操作パネル
7 加熱室
11、13 上部棚レール
12、14 下部棚レール
17 焼網
18 外形
19 支え棒
20 脚部
【発明の属する技術分野】
本発明は食品載置台を使用して食品を加熱する加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の加熱調理器は、加熱室内の食品をマイクロ波加熱するために加熱室内にマイクロ波を供給するマグネトロンと、加熱室内の食品を焦げ目付け加熱するために上面及び下面に配置したヒータと、加熱を指示する操作部と、加熱室の両側壁に突設された複数段の棚レールと、該棚レールに載置され、ステンレス製の線材から形成された焼網とを備えている。斯かる構成において、焼網を用いて食品を加熱調理する場合、例えばトースト調理の場合、焼網に食品を載置して、該焼網を棚レールに載置した後、操作部を操作してヒータ加熱を実行するのである(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−288344号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の構成では、例えば、使用者が調理終了後、食品を載置した焼網を持ち上げて加熱室から出そうとしたとき、食品の重量で食品の載置面を略水平に保てず重い側に傾こうとする。このとき、焼網は斜めとなって水平方向の幅が狭くなり、加熱室両側の棚レール間隔より短くなって、下方に焼網を落としてしまう恐れがあった。
【0005】
本発明は、斯かる課題を解決するために為されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に記載の加熱調理器は、前面に開口を有し、該開口から食品が収納可能な加熱室と、該加熱室内の食品を加熱する加熱手段と、前記加熱室の両側に設けた棚レールと、前記加熱室に挿入しうる大きさの外周を有し、前記加熱室両側の前記棚レール間に渡して前記外周を設置する食品載置台とを備え、
前記食品載置台は、前記食品を載置する載置面と、平面状に載置したときに前記載置面を所定間隔離して載置するための脚部とを有し、また前記脚部は、前記食品載置台を前記棚レールに載置したとき、前記加熱室両側のうち一方の前記棚レール位置を中心に他方の前記棚レール側を上方へ持ち上げようとしても前記脚部が前記他方の棚レールに当接して前記棚レールから前記食品載置台が離脱しない位置に設けられていることを特徴とする。
【0007】
また、前記食品載置台は、前記外周を線材で形成し、また前記載置面を前記外周の線材のうち対向する線材間に、前記食品が下方に落下しない程度の間隔で支え棒を配置することで形成した焼網により構成する。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1において、1は加熱調理器の一実施例となるオーブンレンジを示し、2は本体、3はドアである。
【0009】
4は本体2の外郭を覆う外装部、5はドア3閉塞時にドア3と対向する前面板、6は本体2の前面に備えられ、使用者が各種情報を入力するための操作パネル、7は外装部4内に配置した加熱室である。
【0010】
前記加熱室7は、ドア3により開閉される前面開口8と、右側面上部に配置され、後述する赤外線センサの検出経路部材が外壁に接続される検出孔9と、底部にシリコンで外周をシール止めしたマイクロ波透過性材料の底板10と、から構成されている。
【0011】
前記検出経路部材は、箱形形状であり、該箱形形状の底面には赤外線センサが取り付けられ、該底面に赤外線センサで赤外線を検出するための貫通孔が設けられている。
【0012】
前記加熱室7は、上面壁7a、底面壁7b、左側壁7c、右側壁7d及び後面壁7eとから構成されている。
【0013】
また前記加熱室7内には、加熱される食品13が収納され、後述するマグネトロンからのマイクロ波などにより加熱される。また前記赤外線センサは、加熱室7内の食品13の温度を前記赤外線センサにより検出して加熱進行を検出するためのものである。
【0014】
11は左側壁7c上部に配置した上部棚レール、12は左側壁7c下部に配置した下部棚レール、13は右側壁7dの上部で前記左側壁7cの上部棚レール11に対向する位置に配置した上部棚レール、14は右側壁7dの下部棚レール12に対向する位置に配置した下部棚レールである。前記上部棚レール11、13及び下部棚レール12、14は、本発明の棚レールに相当する。
【0015】
15は食品16を載置する金属製角皿である。該金属製角皿15は、図2に示すように、周囲をプレス加工して段部15aを形成し、中央部に平面の食品載置部15bを形成する。この食品載置部15bに食品16を載置し、上部棚レール11、13または下部棚レール12、14に額部15aを摺動しながら加熱室7内に収納したり取り出したりする。この金属製角皿15は、ヒータによる加熱、例えばピザやケーキなどの焦げ目付け調理時に使用されるのである。
【0016】
図3において、17は本発明の食品載置台に相当する焼網である。該焼網17は、略長方形にステンレス製線材を折曲形成し、長手方向の線材18a、18b及び短手方向の線材18c、18dを有する外形18と、該外形18の対向する長手方向の線材18aと線材18bとの間に、載置した食品が下方に落下しない程度の間隔で配置し、長手方向の線材18a、18bに溶接などで固定された複数本のステンレス製線材の支え棒19と、該支え棒19のうち両側部、即ち外形18の短手方向の両線材18c、18dに最も近い支え棒19a、19bに、それぞれ下方に突出させ設けた脚部20とを形成している。
【0017】
前記複数本の支え棒19は、水平方向に並び、この上に食品を載置可能とし、本発明の載置面を形成している。また前記脚部20は、平面部に焼網17を載置した際、該平面部に当接し、平面部より所定間隔離れるように焼網17を支えるよう形成されている。
【0018】
さらに前記焼網17の長手方向の寸法は、加熱室7の幅方向、すなわち上部棚レール11、13または下部棚レール12、14の間隔と略等しい寸法としている。したがって、加熱室7への焼網17の収納時または取り出し時、外形18の短手方向の線材18c、18dを上部棚レール11及び13、または下部棚レール12、14に沿って移動可能となるのである。
【0019】
なお、マイクロ波を発振するマグネトロンは操作パネル6の後方に配置し、底板10から加熱室7内にマイクロ波を放射できるよう構成され、また輻射熱を発生するシーズヒータなどのヒータは、上面壁7aの外壁及び底板10の下面に配置され、輻射熱を各壁を介して食品に到達させて焦げ目付け加熱を実行するのである。
【0020】
以下、焼網17の構成について図3に基づいてさらに詳述する。
【0021】
焼網17は、例えばトースト調理などを実行する際、焼網17の支え棒19上に載置し、使用者が焼網の長手方向の線材18a、18bのいずれか一方側付近を握って持ち上げ、上部棚レール11、13または下部棚レール12、14の少し上部で棚レールに沿って加熱室7内に挿入する。挿入が完了後は、焼網17をおろして上部棚レール11、13又は下部棚レール12、14上に載置し設置する。加熱室7から焼網17を取り出すときは、逆の動作を行う。
【0022】
このとき使用者の焼網17を持つ位置が短手方向の線材18c、18dのいずれかに偏っていた場合、焼網17が斜めに傾いてしまう。焼網17が傾いていると、焼網17の水平方向の幅が、水平な状態のときの幅より短くなってしまう。そのため、使用者の手から例えば滑って焼網17が離れた場合、加熱室7の下方に落下してしまい、食品を焼網17から落としたり、焼網17で加熱室7内を傷つけたりする恐れがある。
【0023】
また、使用者が焼網17を落下させなくとも、焼網17の傾きが大きくなれば支え棒19で形成する食品の載置面の傾きも大きくなり、この載置面から食品が滑り落ちてしまうことにもなりかねない。
【0024】
そこで、焼網17の脚部20は、焼網17のうち前記上部棚レール11及び下部棚レール12側または上部棚レール13及び下部棚レール14側のうち一方側を中心に他方側を上方へ持ち上げようとしても前記脚部20が前記他方の棚レールに当接して前記棚レールから前記焼網17が離脱しない位置に形成されている。すなわち、図4に示すように、加熱室7内に焼網17が挿入されたとき、脚部20が上部棚レール11、13に接触しない程度に近接して配置されているのである。
【0025】
斯かる構成により、加熱室7内で焼網17が使用者の意図に反して、不所望に傾き、焼網17からの食品落下や、焼網17自体の落下による加熱室7内の損傷を防止することができるのである。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、使用者の意図に反して、食品載置台が不所望に傾き、載置面からの食品落下や、食品載置台自体の落下による加熱室内の損傷を防止することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のオーブンレンジのドアを開放したときの外観図である。
【図2】金属製角皿の外観図である。
【図3】焼網の外観図である。
【図4】焼網を加熱室内に収納したときの図である。
【符号の説明】
1 オーブンレンジ
6 操作パネル
7 加熱室
11、13 上部棚レール
12、14 下部棚レール
17 焼網
18 外形
19 支え棒
20 脚部
Claims (2)
- 前面に開口を有し、該開口から食品が収納可能な加熱室と、該加熱室内の食品を加熱する加熱手段と、前記加熱室の両側に設けた棚レールと、前記加熱室に挿入しうる大きさの外周を有し、前記加熱室両側の前記棚レール間に渡して前記外周を設置する食品載置台とを備え、
前記食品載置台は、前記食品を載置する載置面と、平面状に載置したときに前記載置面を所定間隔離して載置するための脚部とを有し、また前記脚部は、前記食品載置台を前記棚レールに載置したとき、前記加熱室両側のうち一方の前記棚レール位置を中心に他方の前記棚レール側を上方へ持ち上げようとしても前記脚部が前記他方の棚レールに当接して前記棚レールから前記食品載置台が離脱しない位置に設けられていることを特徴とする加熱調理器。 - 前記食品載置台は、前記外周を線材で形成し、また前記載置面を前記外周の線材のうち対向する線材間に、前記食品が下方に落下しない程度の間隔で支え棒を配置することで形成した焼網により構成することを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
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2004
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