JP2004353371A - スライドドア開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プーリアッシー24はプーリ31の軸方向に組み合わされる第1と第2のケース半体41,42を有している。第1のケース半体41にはプーリ31を収容するプーリ収容部47が設けられており、このプーリ収容部47にプーリ31を予め収容した後、第1と第2のケース半体41,42が組み付けられる。これにより、組み付け時にワイヤ22aがプーリ31から外れることがなく作業が容易となる。また、プーリ31が予めプーリ収容部47に収容されることによりワイヤ22aが第1と第2のケース半体41,42の間に挟まれることがなく、また、作動中のワイヤ22aが第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部に接触することがない。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の側部に前記車両のアウターパネルの外側に沿って前後方向に移動自在に装着されたスライドドアを自動的に開閉するスライドドア開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ワゴン車やワンボックス車等の車両としては、車両側面にスライド式に開閉するスライドドアを設け、車両側方からの乗降や荷物の積み下ろし等を容易に行い得るようにしたものが多く見られる。
【0003】
スライドドアは車両側部に固定されたガイドレールに案内されて車両のアウターパネルの外側を車両前後方向に移動するようになっており、開閉時に必要とされる車両側方の開放スペースを小さくすることができる。しかし、スライドドアは比較的大きな開口部に適用されることが多く、大型化する傾向にあるので、スライドドアの重量が増加し、女性や子供ではその開閉を自在に行うことが難しい場合もあった。特に坂道では、スライドドアの自重により容易に開けられないなどの問題点があった。
【0004】
そこで、ワンボックス車等のファミリーユースが増加している状況の下、女性や子供でも容易に開閉できるように、スライドドア開閉装置を搭載した車両が登場し、その利便性から増加する傾向にある。
【0005】
このようなスライドドア開閉装置としては、スライドドアに連結されたワイヤをスライドアクチュエータにより駆動してスライドドアを開閉動作させるようにしたものが知られている。この場合、スライドドアには2本のワイヤが連結されており、それぞれのワイヤはガイドレールに沿って車両前方側もしくは後方側からスライドアクチュエータに案内されている。スライドアクチュエータはアウターパネルの内側に配置されており、ワイヤが巻き付けられるドラムとドラムを回転駆動させる電動モータとを備えている。そして、電動モータによりドラムが回転駆動されると、車両前方側もしくは後方側のいずれか一方のワイヤがドラムに巻き取られてスライドドアがワイヤに引かれながら開閉動作するようになっている。
【0006】
一方、アウターパネルにはガイドレールの両端部に位置して開口部が設けられており、各ワイヤはこれらの開口部に設けられたプーリを介してスライドアクチュエータに案内されるようになっている。
【0007】
プーリはアウターパネルに固定されたプーリケースの内部に収容されており、ワイヤはプーリケースに形成された2つのワイヤ出入孔を介してプーリケース内に挿通されてプーリに掛け渡されている。そして、ワイヤはこのプーリによりその移動方向がガイドレールに沿う方向に変換され、その両端がそれぞれ車両前方側もしくは後方側からスライドドアに接続されている。これにより、ドラムが回転すると、スライドドアはワイヤにより車両前方側もしくは後方側のいずれか一方側に引かれながら開閉動作することになる。
【0008】
プーリケースは内部にプーリを収容するためにプーリに対して軸方向に2分割されるようになっており、ワイヤが掛け渡されたプーリを挟み込むようにこれらのケース半体を組み合わせてケース状に形成されるようになっている(たとえば、非特許文献1参照)。
【0009】
【非特許文献1】
(「ホンダ サービスマニュアル MOBIL10 構造・整備偏(追補版)」、2002年12月3日、第13−12頁)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような開閉装置では、プーリの組立作業においてワイヤが掛け渡されたプーリを挟み込むようにプーリケースを結合することになるが、その際、ワイヤがその弾性力によりプーリから離れる方向に膨らんでケースの端部に擦れたりケースの間に挟まれる恐れがあった。そして、このような場合には、錆等を防止するためにワイヤ表面に施された樹脂コーティングに傷が付く恐れがあった。そのため、ワイヤのプーリからの離脱を防止するためにワイヤを抑えたり、ワイヤに張力を加えて、ワイヤが第1のケース半体と第2のケース半体との間に挟み込まれることを防止することが必要となり、このプーリアッシーの製造は煩雑なものとなっていた。
【0011】
また、開閉作動中のスライドドアに外力等が加えられると、ワイヤの張力が緩む場合がある。この場合、ワイヤが外側に膨らんでプーリケースの合わせ部に擦れてワイヤ表面の樹脂コーティングに傷が付き、ワイヤの防錆性が低下して、このスライドドア開閉装置の耐久性を低下させていた。
【0012】
本発明の目的は、スライドドア開閉装置の製造を容易にすることにある。
【0013】
本発明の他の目的は、ワイヤを保護してこのスライドドア開閉装置の耐久性を向上させることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明のスライドドア開閉装置は、車両の側部に前記車両のアウターパネルの外側に沿って前後方向に移動自在に装着されるスライドドアを自動的に開閉するスライドドア開閉装置であって、前記スライドドアに連結されるワイヤと、前記アウターパネルの内側に設けられ、前記ワイヤを駆動して前記スライドドアを開閉させる駆動源と、前記ワイヤの移動方向を前記スライドドアと前記駆動源との間で変換するプーリと、前記プーリの軸方向に組み合わされる第1と第2のケース半体を備え、少なくとも前記第1と第2のケース半体の一方から他方に向けて前記プーリのワイヤ係合部と対向する壁部を備えたプーリケースとを有することを特徴とする。
【0015】
本発明にあっては、プーリに掛け渡されたワイヤは壁部と対向して第1と第2のケース半体の組み付け時にプーリから脱落することが無いので、このスライドドア開閉装置の製造は容易となる。
【0016】
また、本発明にあっては、プーリに掛け渡されたワイヤは壁部と対向するので、第1と第2のケース半体の組み合わせ部にワイヤが挟み込まれたり、作動中のワイヤが第1と第2のケース半体の組み合わせ部に擦れることが防止される。したがって、ワイヤが保護されてこのスライドドア開閉装置の耐久性を向上させることができる。
【0017】
さらに、本発明にあっては、ワイヤ出入孔から侵入した水が直接、第1と第2のケース半体の組み合わせ部に当たることが防止されるので、第1と第2のケース半体の組み合わせ部からの水漏れを抑制することができる。
【0018】
本発明のスライドドア開閉装置は、前記壁部は少なくとも前記プーリのワイヤ巻回部の外周にあることを特徴とする。
【0019】
本発明にあっては、プーリに掛け渡されたワイヤは少なくともプーリと係合する範囲においては壁部と対向するので、第1と第2のケース半体の組み付け時にプーリから脱落することが無く、このスライドドア開閉装置の製造は容易となる。
【0020】
また、本発明にあっては、プーリに掛け渡されたワイヤは少なくともプーリと係合する範囲においては壁部と対向するので、第1と第2のケース半体の組み合わせ部にワイヤが挟み込まれたり、作動中のワイヤが第1と第2のケース半体の組み合わせ部に擦れることが防止される。したがって、ワイヤが保護されてこのスライドドア開閉装置の耐久性を向上させることができる。
【0021】
本発明のスライドドア開閉装置は、前記壁部は、プーリ収容部を構成することを特徴とする。
【0022】
本発明にあっては、ワイヤが掛け渡されたプーリは予めプーリ収容部に収容され、その後、第1と第2のケース半体が組み付けられるので、第1と第2のケース半体の組み付け時にワイヤがプーリから脱落することが無く、このスライドドア開閉装置の製造は容易となる。
【0023】
本発明のスライドドア開閉装置は、前記プーリケース内に連通するとともに軸方向に広がる水溜部を有することを特徴とする。
【0024】
本発明にあっては、水溜部に収容された水の水位が第1と第2のケース半体の組み合わせ部に達する頻度が減少するので、第1と第2のケース半体の組み合わせ部からのアウターパネル内への水漏れを防止することができる。
【0025】
本発明のスライドドア開閉装置は、前記プーリは前後一対からなり、前記水溜部を少なくとも後側の前記プーリに設けたことを特徴とする。
【0026】
本発明にあっては、スライドドアを閉じたときであっても外部に露出する後側のプーリに水溜部を設けるようにしたので、後側のプーリからアウターパネル内への水漏れを防止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0028】
図1は本発明の一実施の形態であるスライドドア開閉装置が装着された車両の一部を示す説明図であり、図2は図1に示すスライドドア開閉装置の詳細を示す斜視図である。
【0029】
図1に示すように、車両11の側部にはスライドドア12が装着されており、車両11に設けられる2列目シート13や3列目シート14への乗降や荷物の積み下ろし等は、このスライドドア12を開いて行われるようになっている。
【0030】
車両11のアウターパネル(外板)15には車両11の前後方向に延びる凹溝15aが形成されており、この凹溝15aにはアウターパネル15の外側に位置して車両11の前後方向に延びるガイドレール16が固定されている。
【0031】
スライドドア12にはローラアッシー17が設けられており、このローラアッシー17がガイドレール16に沿って案内されることにより、スライドドア12は図中実線で示す全開位置と一点鎖線で示す全閉位置との間でアウターパネル15の外側に沿って車両11の前後方向に移動自在つまり開閉自在となっている。
また、ガイドレール16の車両前方端には曲部16aが形成されており、ローラアッシー17がこの曲部16aに案内されることにより、スライドドア12は一点鎖線で示すように車両11の内側に入り込んで閉じられる。
【0032】
この車両11にはスライドドア開閉装置21(以下、開閉装置21とする)が設けられており、スライドドア12はこの開閉装置21により自動的に開閉されるようになっている。
【0033】
開閉装置21はスライドドア12に連結される2本のワイヤ22a,22bとワイヤ22a,22bを駆動するスライドアクチュエータ23およびワイヤ22a,22bの移動方向を変換するプーリアッシー24,25を有している。
【0034】
ワイヤ22a,22bは、それぞれ車両11の前方側もしくは後方側からローラアッシー17に連結されており、一方のワイヤ22aはローラアッシー17からガイドレール16に沿って車両11の後方に導かれ、他方のワイヤ22bはローラアッシー17からガイドレール16に沿って車両11の前方に導かれている。また、これらのワイヤ22a,22bの外面は樹脂によりコーティングされており、ワイヤ22a,22bを錆等から保護するようになっている。
【0035】
スライドアクチュエータ23はワイヤ22a,22bが巻き付けられる図示しないドラムとドラムを駆動する駆動源としての電動モータ26とを有しており、図示しないCPUやメモリ等を備えた制御ユニット27に接続されてこの制御ユニット27により駆動制御されるようになっている。
【0036】
各ワイヤ22a,22bはドラムに対して互いに逆方向に巻き付けられており、制御ユニット27からの指令により電動モータ26が作動すると、車両11の前方側もしくは後方側のいずれか一方のワイヤ22a,22bがドラムに巻き取られてスライドドア12はワイヤ22a,22bに引かれながら開閉動作するようになっている。このように、スライドドア12は電動モータ26がワイヤ22a,22bを駆動することにより自動的に開閉動作されるようになっており、その開閉方向は電動モータ26の回転方向により決まるようになっている。
【0037】
この開閉装置21では、スライドアクチュエータ23はアウターパネル15の内側に配置されている。そのため、アウターパネル15には、それぞれガイドレール16の両端部に位置して開口部15bが設けられており、各ワイヤ22a,22bはこれらの開口部15bに設けられたプーリアッシー24,25を介してスライドドア12とスライドアクチュエータ23との間で取り回されている。つまりワイヤ22a,22bは、それぞれプーリアッシー24,25によりスライドドア12とスライドアクチュエータ23との間でその移動方向が変換されるとともに、これらのプーリアッシー24,25を介してアウターパネル15の内外に案内されるようになっている。なお、各プーリアッシー24,25とスライドアクチュエータ23の間においてはワイヤ22a,22bはアウターチューブ28a,28bに挿通されており、これらのアウターチューブ28a,28bの長さをスライドアクチュエータ23に設けられた図示しないテンショナーで調整することによりワイヤ22a,22bの張力が所定の値に調整されるようになっている。
【0038】
本実施の形態に示す開閉装置21には2つのプーリアッシー24,25が設けられているが、本発明は特に車両11の後方側に配置されるプーリアッシー24に適用されるので、以下にはプーリアッシー24の詳細についてのみ説明する。
【0039】
図3は図2に示すプーリアッシーの詳細を示す断面図であり、図4は図3に示すA−A線に沿う断面図である。また、図5は図3に示すプーリアッシーの分解斜視図であり、図6は図3に示す第1のケース半体の詳細を示す斜視図である。さらに、図7は図3に示すB−B線に沿う断面図である。
【0040】
図3に示すように、プーリアッシー24はワイヤ22aが掛け渡されるプーリ31(図3中では破線で示す)とプーリ31を収容するプーリケース32とを有しており、プーリケース32に設けられた取付部33においてボルト34とナット35とによりアウターパネル15に固定されている。このとき、プーリケース32は、その一部がアウターパネル15の内側から開口部15bに挿通されてアウターパネル15を跨ぐように配置されている。また、プーリケース32にはそれぞれアウターパネル15の外側もしくは内側に開口する2つのワイヤ出入孔36,37が形成されており、ワイヤ22a,22bはこれらのワイヤ出入孔36,37を介してプーリ31に案内されている。
【0041】
図4に示すように、プーリ31は樹脂により形成されており、その外周には断面V字状のワイヤ係合部31aが形成されている。そして、ワイヤ22aはこのワイヤ係合部31aにおいてプーリ31に掛け渡されている。
【0042】
一方、図5に示すように、プーリケース32はそれぞれ樹脂により形成される第1と第2のケース半体41,42を有しており、これらのケース半体41,42をプーリ31の軸方向に組み合わせることによりケース状に形成されるようになっている。また、このプーリケース32の開口部15bに挿通される部分にはプーリケース32と開口部15bとの間からの水や埃等の侵入を防止するゴム製のカバー43が取り付けられており、車両11の外側に開口するワイヤ出入孔36はこのカバー43に設けられている。また、車両11の内側に開口するワイヤ出入孔37は第1と第2のケース半体41,42に2分割されるようになっており、このワイヤ出入孔37にはアウターチューブ28aの接続部44が固定されるようになっている。なお、符号45は取付部33に設けられたボルト挿通孔であり、符号46はプーリケース32の取付部33に固定され、ボルト挿通孔45とボルト34との間に介装される金属製のブッシュである。
【0043】
車両11に対して下側に配置される第1のケース半体41にはプーリ31を収容するプーリ収容部47が設けられており、プーリ31はこのプーリ収容部47に収容されるようになっている。また、プーリ収容部47はその外周部を区画してプーリ収容部47を構成する壁部47aを有しており、この壁部47aは第1のケース半体41から第2のケース半体42に向けてプーリ収容部47に収容されたプーリ31のワイヤ係合部31aと対向するように形成されている。この場合、壁部47aは少なくともプーリ31のワイヤ巻回部つまりワイヤ22aが実際に係合する範囲におけるプーリ31の外周に位置している。そして、このプーリ収容部47は第1と第2のケース半体41,42を組み合わせたときに第2のケース半体42により閉塞されるようになっている。つまり、プーリ31は第1のケース半体41に形成されたプーリ収容部47においてプーリケース32の内部に収容されている。
【0044】
また、プーリケース32にはプーリ収容部47の軸心を貫通するプーリ軸48が設けられている。このプーリ軸48は第1のケース半体41側から第2のケース半体42に向けて挿通されており、その鍔部48aにより第1のケース半体41に係合するとともに先端において第2のケース半体42に留め輪49で留められている。これにより、プーリ31はこのプーリ軸48に支持されてプーリ収容部47の内部で回転自在とされており、プーリ31に掛け渡されたワイヤ22aは、このプーリ31が回転することにより、その移動方向がスライドドア12とスライドアクチュエータ23との間で変換されることになる。
【0045】
このプーリアッシー24はスライドドア12が閉じた状態であっても外部に露出しており、また、アウターパネル15の外側に開口するワイヤ出入孔36を有しているので、洗車時等において高圧シャワーによる高圧の水がワイヤ出入孔36に直接吹き付けられると、このワイヤ出入孔36からプーリケース32の内部に高圧の水が侵入する場合がある。そのため、このプーリケース32には、プーリケース32の内部に侵入した水を収容する水溜部51が設けられている。
【0046】
図4に示すように、水溜部51はアウターパネル15より内側に位置して設けられており、プーリ収容部47と連通するとともにプーリ収容部47に対してプーリ31の軸方向つまり車両11の上下方向に広がるように形成されている。例えば、第1のケース半体41においては、図6に示すように、水溜部51はプーリ収容部47と連通するとともにプーリ収容部47に対して車両11の下側に広がるように形成されており、第2のケース半体42においては水溜部51はプーリ収容部47に対して車両11の上側に広がるように形成されている。これにより、プーリケース32の容積は、この水溜部51が設けられることにより、プーリ収容部47のみが形成されたプーリケースに対して拡大されている。
【0047】
したがって、プーリケース32の内部に高圧の水が侵入した場合であっても、その水がプーリ収容部47を介して水溜部51に収容され、これによりプーリケース32の内部の水圧の急激な高まりが抑制されることになる。そして、これにより、第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部等からの水の噴出が抑制されることになる。
【0048】
このように、この開閉装置21では、ワイヤ出入孔36から侵入した水を収容する水溜部51をプーリケース32に設けたので、プーリケース32の容積が拡大されてプーリケース32の内部の急激な水圧の高まりが抑えられて、第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部等からアウターパネル15の内側への水の噴出が防止される。また、アウターパネル15の内側への水の噴出が防止されることにより、アウターパネル15の内側に、例えば制御ユニット27等の電子機器を配置した場合であっても、これらの電子機器への被水を防止することができる。
【0049】
また、水溜部51はアウターパネル15の内側にのみ形成されているので、プーリケース32の開口部15bに挿通される部分の大きさは、水溜部51が設けられないプーリケースと同等である。したがって、プーリケース32に水溜部51を設けてプーリケース32の容積を拡大した場合であっても、アウターパネル15の開口部15bは拡大されず、アウターパネル15つまり車両11の剛性低下が防止される。
【0050】
このように、この開閉装置21では、プーリケース32に設けられる水溜部51をアウターパネル15の内側にのみ形成したので、アウターパネル15に形成される開口部15bの面積を最小限にとどめて車両11の剛性低下を防止することができる。
【0051】
プーリケース32には2つの排出孔52,53が設けられており、水溜部51に収容された水はこれらの排出孔52,53から排出されるようになっている。
【0052】
図6に示すように、排出孔52は第1のケース半体41に設けられており、図7に示すように、この排出孔52は水溜部51に連通するとともに水溜部51より下方に位置して開口している。したがって、水溜部51に収容された水は、随時排出孔52から排出されることになり、プーリケース32の内部に高圧の水が侵入した場合におけるプーリケース32内の水圧の上昇はさらに抑制されることになる。
【0053】
このように、この開閉装置21では、プーリケース32に排出孔52を設けて水溜部51に収容された水をこの排出孔52からプーリケース32の外部に排出するようにしたので、プーリケース32の内部に水が侵入した際におけるプーリケース32内の水圧上昇をさらに抑制して、アウターパネル15の内側への水の噴出を防止することができる。
【0054】
一方、排出孔53は第2のケース半体42に設けられており、図7に示すように、この排出孔53は水溜部51に連通するとともに水溜部51より上方に位置して開口している。そして、水溜部51の内部が水で満たされた場合には、第1のケース半体41に設けられた排出孔52に加えてこの排出孔53からも水を排出することができるようになっている。これにより、水溜部51からの水の排出効率が高まることになり、プーリケース32の内部に高圧の水が侵入した場合におけるプーリケース32内の水圧の上昇をさらに抑制させることができる。
【0055】
このように、この開閉装置21では、プーリケース32の軸方向の一方側と他方側とに排出孔52,53を設けたので、水が侵入した際におけるプーリケース32内の水圧上昇をさらに抑制して、アウターパネル15の内側への水の噴出を防止することができる。
【0056】
また、排出孔52、53は、図4から解るように、このプーリケース32がアウターパネル15に固定されたときにアウターパネル15に対向するように配置されている。したがって、排出孔52,53から排出される水はアウターパネル15に沿って抜け落ちることになり、アウターパネル15の内部に飛散することがない。
【0057】
このように、この開閉装置21では、プーリケース32に設けられる排出孔52,53をアウターパネル15に対向させて配置したので、排出孔52,53から排出された水をアウターパネル15に沿って抜け落ちさせて、アウターパネル15の内側に飛散することを防止することができる。また、アウターパネル15の内側への水の飛散が防止されることにより、アウターパネル15の内側に、例えば制御ユニット27等の電子機器を配置した場合であっても、これらの電子機器への被水を防止することができる。
【0058】
ところで、図5から解るように、このプーリアッシー24を組み立てる際には、ワイヤ22aが掛け渡されたプーリ31を第1のケース半体41のプーリ収容部47に収容し、次いで第1のケース半体41に第2のケース半体42をプーリ31の軸方向から組み付けることになる。つまり、このプーリアッシー24を組み立てる際にはワイヤ22aが掛け渡されたプーリ31は第1のケース半体41のプーリ収容部47に予め収容されることになり、このときワイヤ巻回部は壁部47aと対向している。したがって、第1と第2のケース半体41,42を組み合わせる際にワイヤ22aがその弾性力によりプーリ31から離れる方向に膨らんでも、ワイヤ22aは壁部47aに接してプーリ31から離脱することがない。これにより、ワイヤ22aのプーリ31からの離脱を防止するためにワイヤ22aを押さえたり、ワイヤ22aに張力を加えたりすることが不要となる。
【0059】
また、ワイヤ22aは壁部47aと対向して第1のケース半体41と第2のケース半体42との間に挟み込まれることが防止されるので、このプーリアッシー24の製造は容易となり、この開閉装置21の製造工数を低減することができる。
【0060】
このように、この開閉装置21では、プーリ31に掛け渡されたワイヤ22aは壁部47aと対向して第1と第2のケース半体41,42の組み付け時にプーリ31から脱落することが無いので、プーリ31のプーリケース32内への収容が容易となり、この開閉装置21の製造工数を低減することができる。
【0061】
また、このプーリアッシー24では、プーリ31をプーリケース32に収容する際にワイヤ22aが第1と第2のケース半体41,42との間に挟み込まれることが防止されるので、このワイヤ22aの表面に施された樹脂コーティングが傷つくことが防止される。さらに、このような開閉装置21では、作動中のスライドドア12に外力等が加えられるとワイヤ22aの張力が低下してワイヤ22aがプーリ31から離れる方向に膨らむ場合がある。この場合、ワイヤ22aが第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部に接触すると、この組み合わせ部のバリや僅かなずれ等によりワイヤ22aのコーティングが傷つき、防錆性が損なわれる場合がある。しかし、この開閉装置21では、プーリ31はプーリ収容部47において壁部47aに対向しており、膨らんだワイヤ22aは壁部47aに接触して第1と第2のケース半体41,42との合わせ部に接触することがないので、ワイヤ22aの表面の樹脂のコーティングが傷つくことがない。
【0062】
このように、この開閉装置21では、プーリ31に掛け渡されたワイヤ22aはプーリ収容部47において壁部47aと対向するので、第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部にワイヤ22aが挟み込まれたり、作動中のワイヤ22aが第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部に擦れることが防止される。したがって、ワイヤ22aが保護されることになり、この開閉装置21の耐久性を向上させることができる。
【0063】
さらに、車両11に対して下側に配置される第1のケース半体41にプーリ収容部47を設けた場合には、このプーリケース32の分割位置がプーリ31に対して車両11の上方側にずれることになるので、第1のケース半体41における水溜部51の容積は第2のケース半体42における水溜部51の容積より大きくなる。したがって、水溜部51に収容された水の水位が第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部に達する頻度が減少して、第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部からアウターパネル15内への水漏れを抑制することができる。
【0064】
このように、この開閉装置21では、車両11に対して下側に配置される第1のケース半体41にプーリ収容部47を設けて第1のケース半体41における水溜部51の容積を第2のケース半体42における水溜部51の容積より大きくしたので、水溜部51に収容された水の水位が第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部に達する頻度が減少して、第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部からアウターパネル15内への水漏れを抑制することができる。
【0065】
さらに、このプーリケース32では、第1のケース半体41にプーリ収容部47を設けることにより、第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部はワイヤ出入孔36の軸心に対して軸方向にずれることになる。したがって、ワイヤ出入孔36から侵入した水が直接、第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部に当たることが防止され、第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部からの水漏れを抑制することができる。
【0066】
このように、このプーリケース32では、ワイヤ出入孔36から侵入した水が直接、第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部に当たることが防止されるので、第1と第2のケース半体41,42の組み合わせ部からの水漏れを抑制することができる。
【0067】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、本実施の形態においては、車両11に対して下側に配置される第1のケース半体41に壁部47aが設定されているが、第2のケース半体42に設定してもよい。さらに、第1と第2のケース半体41,42それぞれに設定してもよい。また、本実施の形態においては、第1のケース半体41にはワイヤ巻回部以外にも壁部47aが設定されているが、プーリ31のワイヤ巻回部の外周であれば、部分的に設定してもよい。
つまり、少なくともプーリ31のワイヤ巻回部の外周に壁部47aがあれば、本発明の目的は達せられる。
【0068】
また、本実施の形態においては、車両11の後方側に配置されるプーリアッシー24に本発明が適用されているが、これに限らず、車両11の前方側に配置されるプーリアッシー25に適用するようにしてもよい。また、本実施の形態おいては、開閉装置21を助手席側に設けられたスライドドア12を開閉駆動するものとしているが、これに限らず、運転席側に設けられたスライドドアを自動的に開閉する開閉装置に適用するようにしてもよい。これらの場合においては、プーリアッシー24のプーリケース32には水溜部51がプーリ31の軸方向の両側に広がるように形成されており、また、排出孔52,53もプーリケース32の軸方向の両側に設けられているので、プーリケース32の上下を反転させて取付方向を変更することにより、運転席側と助手席側の開閉装置に同一のプーリアッシー24を用いてこの開閉装置21の製造コストを低減させることができる。
【0069】
また、本実施の形態においては、プーリケース32に形成された水溜部51はワイヤ出入孔36から侵入した水を収容するようにしているが、この水としては、洗車時に用いられる石鹸水等の洗浄液や雨水、泥水等、純粋な水以外であってもよい。
【0070】
【発明の効果】
本発明によれば、プーリに掛け渡されたワイヤは壁部と対向して第1と第2のケース半体の組み付け時にプーリから脱落することが無いので、このスライドドア開閉装置の製造を容易にすることができる。
【0071】
また、本発明によれば、プーリに掛け渡されたワイヤは壁部と対向するので、第1と第2のケース半体の組み合わせ部にワイヤが挟み込まれたり、作動中のワイヤが第1と第2のケース半体の組み合わせ部に擦れることが防止される。したがって、ワイヤが保護されてこのスライドドア開閉装置の耐久性を向上させることができる。
【0072】
さらに、本発明によれば、水溜部に収容された水の水位が第1と第2のケース半体の組み合わせ部に達する頻度が減少するので、第1と第2のケース半体の組み合わせ部からのアウターパネル内への水漏れを防止することができる。
【0073】
さらに、本発明によれば、ワイヤ出入孔から侵入した水が直接、第1と第2のケース半体の組み合わせ部に当たることが防止されるので、第1と第2のケース半体の組み合わせ部からの水漏れを抑制することができる。
【0074】
さらに、本発明によれば、スライドドアを閉じたときに外部に露出する後側のプーリに水溜部を設けるようにしたので、後側のプーリからアウターパネル内への水漏れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるスライドドア開閉装置が装着された車両の一部を示す説明図である。
【図2】図1に示すスライドドア開閉装置の詳細を示す斜視図である。
【図3】図2に示すプーリアッシーの詳細を示す断面図である。
【図4】図3に示すA−A線に沿う断面図である。
【図5】図3に示すプーリアッシーの分解斜視図である。
【図6】図3に示す第1のケース半体の詳細を示す斜視図である。
【図7】図3に示すB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
11 車両
12 スライドドア
13 2列目シート
14 3列目シート
15 アウターパネル
15a 凹溝
15b 開口部
16 ガイドレール
16a 曲部
17 ローラアッシー
21 スライドドア開閉装置
22a,22b ワイヤ
23 スライドアクチュエータ
24,25 プーリアッシー
26 電動モータ
27 制御ユニット
28a,28b アウターチューブ
31 プーリ
31a ワイヤ係合部
32 プーリケース
33 取付部
34 ボルト
35 ナット
36,37 ワイヤ出入孔
41 第1のケース半体
42 第2のケース半体
43 カバー
44 接続部
45 ボルト挿通孔
46 ブッシュ
47 プーリ収容部
47a 壁部
48 プーリ軸
48a 鍔部
49 留め輪
51 水溜部
52,53 排出孔
Claims (5)
- 車両の側部に前記車両のアウターパネルの外側に沿って前後方向に移動自在に装着されるスライドドアを自動的に開閉するスライドドア開閉装置であって、
前記スライドドアに連結されるワイヤと、
前記アウターパネルの内側に設けられ、前記ワイヤを駆動して前記スライドドアを開閉させる駆動源と、
前記ワイヤの移動方向を前記スライドドアと前記駆動源との間で変換するプーリと、
前記プーリの軸方向に組み合わされる第1と第2のケース半体を備え、少なくとも前記第1と第2のケース半体の一方から他方に向けて前記プーリのワイヤ係合部と対向する壁部を備えたプーリケースとを有することを特徴とするスライドドア開閉装置。 - 請求項1記載のスライドドア開閉装置において、前記壁部は少なくとも前記プーリのワイヤ巻回部の外周にあることを特徴とするスライドドア開閉装置。
- 請求項1または2記載のスライドドア開閉装置において、前記壁部は、プーリ収容部を構成することを特徴とするスライドドア開閉装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のスライドドア開閉装置において、前記プーリケース内に連通するとともに軸方向に広がる水溜部を有することを特徴とするスライドドア開閉装置。
- 請求項4記載のスライドドア開閉装置において、前記プーリは前後一対からなり、前記水溜部を少なくとも後側の前記プーリに設けたことを特徴とするスライドドア開閉装置。
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