JP2004352723A - 皮膚、特に顔をメイクアップする及び/又はケアするための化粧料組成物。 - Google Patents

皮膚、特に顔をメイクアップする及び/又はケアするための化粧料組成物。 Download PDF

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Abstract

【課題】長時間にわたって良好な持続力を有するメイクアップ効果を与えることのできる化粧料組成物の提供。
【解決手段】少なくとも1の液状脂肪相を含む、皮膚及び/又は口唇をケアする及び/又はメイクアップするための化粧料組成物であって、該脂肪相は少なくとも1のフィルム形成性ポリマー及びアモルファスのケイ酸塩粒子を含むものである。顔のためのメイクアップ製品となるもので、メイクアップのマット効果が持続されるため、経時的な視覚上の質の低下が大きく減少する。
【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚、特に顔をメイクアップする及び/又はケアするための化粧料組成物に関する。
本組成物は特に、棒又は皿の形に成形された製品の形態、例えば口紅又はリップバーム、成形されたファンデーション、コンシーラー製品、アイシャドウ又はメイクアップルージュ、多かれ少なかれ流動性のあるペースト又はクリームの形、例えば流動性のファンデーション又は口紅、アイライナー、日焼け防止組成物又は皮膚着色組成物、又はボディメイクアップ組成物であり得る。
ヒトの皮膚又は口唇のためのメイクアップ又はケア製品、例えばファンデーション又は口紅は一般的に、オイル及び/又はワックス、顔料及び/又はフィラー、及び任意的な添加剤、例えば化粧料又は皮膚科学活性剤に基づく脂肪相を含む。
より詳細には、本発明にしたがって考慮中の組成物は、例えば顔のためのメイクアップ製品を構成することができ、そのメイクアップのマット効果の長時間にわたる持続力が延長され、すなわち、経時的な視覚上のその質の低下が大きく減少されている。
定義によるとマット性の製品は、皮膚のてかりを防ぎ顔色を統一する製品である。
マット性の効果を有する組成物を使用することはすでに公知の慣習である。しかし、これらの組成物は完全に満足できるものではない。それらは一般に、長時間持続するマット効果を与えることを可能にせず、期待される効果を確保するために、それの塗布は定期的に、特に4時間の放置を越えると化粧直しされる必要がある。
したがって、長時間にわたって良好な持続力を有するマットなメイクアップ効果を与えることのできる化粧料組成物に対する需要がある。
本発明者らは意外なことに、少なくとも1のフィルム形成性化合物と併用して特定のケイ酸塩粒子をこのタイプの組成物の脂肪相に取り込むことにより、上述された欠点を克服できることを見出した。
その結果、その特徴の1つにしたがって、本発明は、少なくとも1の液状脂肪相を含み、該脂肪相は少なくとも1のフィルム形成性ポリマー及びアモルファスのケイ酸塩粒子を含む、皮膚及び/又は口唇をケアする及び/又はメイクアップするための化粧料組成物に関する。
そのもう1つの特徴にしたがって本発明の課題は、皮膚及び/又は口唇へ本発明の組成物を塗布する少なくとも1の段階を含む美容のためのケア及び/又はメイクアップ方法でもある。
そのもう1つの特徴にしたがって、本発明は、長時間にわたって持続するマット効果を得るためのケイ酸塩粒子の使用、特に、マット性化粧料組成物における本発明に従うアモルファスの形における使用にもまた向けられる。
ケイ酸塩
本発明のケイ酸塩は、BET法に従って測定されて100m2/g、特に200m2/g、とりわけ250m2/g以上の比表面積を特に有しうる。
“BET比表面積”はThe Journal of the American Chemical Society、第60巻、309頁、1938年2月及び対応する国際標準ISO5794/1(付録D)に記載されたBET(Bruanuer-Emmet-Teller)法に従って測定される。BETの比表面積は考慮中のケイ酸塩の総比表面積(従って微細孔を含む)に対応する。
本発明のケイ酸塩は、そのサイズが大きく変化し得る粒子の形態である。このサイズは一般的に考慮中の化粧料配合物に適合される。
特にケイ酸塩粒子の90%超、特に95%超、とりわけ98%超が100μm以下、特に75μm以下、とりわけ、50μm以下、さらに30μm以下の数平均サイズを有しうる。
ケイ酸塩は結晶、あるいは好ましくはアモルファスの形態で存在し得る。それらはタルクタイプのケイ酸塩(当然にラメラである)からこの点で区別される。本発明のアモルファスのケイ酸塩もまた一般的に多孔質である。
本発明の1の特定の変形に従ってこれらのケイ酸塩は混合されたケイ酸塩である。
本発明の目的のため、“混合されたケイ酸塩”とは、周期表の少なくとも2の異なる族に属する少なくとも2のカチオン、より詳細には以下の群、
アルカリ金属、例えばナトリウム、リチウム、又はカリウム
アルカリ土類金属、例えばベリリウム、マグネシウム又はカルシウム
遷移金属、及び
アルミニウム、
から選択される少なくとも2のカチオンを含む天然又は合成起源のケイ酸塩を意味する。
1の特定の実施態様に従って、該混合されたケイ酸塩はカチオンとして、特に少なくとも1のアルカリ土類金属カチオン、特にマグネシウムと組み合わせて、少なくとも1のアルミニウムカチオンを含む。
本発明に適するアモルファスの混合されたケイ酸塩の非制限的な例として、特にケイ酸マグネシウムアルミニウム、特にFuji Chemical社により年eusilinグレードUFL2媒の名前の下で販売されている製品が挙げられる。
ケイ酸塩粒子は、組成物の合計重量に対して0.1〜20重量%、特に0.5〜15重量%、とりわけ1〜10重量%の範囲の含有量において本発明の化粧料組成物に存在し得る。
フィルム形成性ポリマー
本発明の組成物は、脂溶性のフィルム形成性ポリマー及び脂肪分散性のフィルム形成性ポリマー及びそれらの混合物から選択され得る、少なくとも1のフィルム形成性ポリマーを含む。
脂溶性ポリマー
脂溶性ポリマーは、任意の化学的性質を有し、特に以下のa)、b)、c)を含む:
a)オレフィン、シクロオレフィン、ブタジエン、イソプレン、スチレン、ビニルエーテル、エステル又はアミド、又は直鎖、分岐、又は環状のC4〜C50アルキル基を含む(メタ)アクリル酸エステル又はアミドの脂溶性、非晶質のホモポリマー及びコポリマー。脂溶性ホモポリマー及びコポリマーは、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、イソペンチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、及びステアリル(メタ)アクリレート、又はそれらの混合物からなる群から選択されたモノマーから得られたものから特に選択されうる。挙げられる例は、Phoenix Chem社によりGiovarez AC-5099MLの名前の下に販売されるアルキルアクリレート/シクロアルキルアクリレートを含む。
また挙げられ得る脂溶性フィルム形成性ポリマーは、ビニルピロリドン(VP)コポリマー、特にビニルピロリドンとC2〜C40、特にC3~C20のアルケンとのコポリマーを含む。本発明において使用され得るVP コポリマーの例として、VP/酢酸ビニル、VP/メタクリル酸エチル、VP/メタクリル酸エチル/メタクリル酸、VP/エイコセン、VP/ヘキサデセン、VP/トリアコンテン、VP/スチレン、VP/アクリル酸/メタクリル酸ラウリル及びブチル化されたポリビニルピロリドン(PVP)が挙げられ得る。
また挙げられ得る特定の脂溶性コポリマーは以下を含む:
i)シリコーン骨格及びアクリルグラフトを含む、又はアクリル骨格及びシリコーングラフトを含むアクリル−シリコーングラフトポリマー、例えば3Mにより“SA 70.5”、“SA 70”及び“VS80”の名前の下で販売されている製品、及び米国特許第5725882、米国特許第5209924号、米国特許第4972037号、米国特許第4981903号、米国特許第4981902号、米国特許第5468477号、米国特許第5219560号、欧州特許第0388582号、米国特許第5032460号、及び国際特許公開第93/23009号に特に記載されたもの、
ii)上述された種類の1に属し、かつフルオロ基を有する脂溶性ポリマー、特に米国特許第5948393号に記載されたもの、及び欧州特許出願公開第0815836号及び米国特許第5849318号に記載されたアルキル(メタ)アクリレート/パーフルオロアルキル(メタ)アクリレートコポリマー、
iii)1以上のエチレン性結合を含むエチレン性モノマー(好ましくは共役している(あるいはジエン))の重合化又は共重合化から生じるポリマー又はコポリマー。これ又はこれらの剤は特にビニル、アクリル又はメタクリルコポリマーであり、それらはブロック型、特にジブロック又はトリブロック型であり得、さらに多ブロック又は星型でもよい。
エチレン性フィルム形成性ポリマーは特にスチレン(S)ブロック、アルキルスチレン(AS)ブロック、エチレン/ブチレン(EB)ブロック、エチレン/プロピレン(EP)ブロック、ブタジエン(B)ブロック、イソプレン(I)ブロック、アクリレート(A)ブロック、メタクリレート(MA)ブロック又はこれらのブロックの組み合わせを含み得る。
特に、使用されるフィルム形成性ポリマーは、少なくとも1のスチレンブロックを含むコポリマーであり得る。最も特に、トリブロックコポリマーが使用され得、特にポリスチレン/ポリイソプレン又はポリスチレン/ポリブタジエンタイプのもの、例えば猫uvitol HSB媒の名前の下でBASFにより販売されているもの、及びポリスチレン/コポリ(エチレン−プロピレン)タイプのもの、又はポリスチレン/コポリ(エチレン−ブチレン)タイプのもの、例えば“Kraton”の商品名の下でShell Chemical社により販売されているもの、又はPenreco社によりGelled Permethyl 99Aの商品名の下で販売されているものが使用され得る。スチレン−メタクリレートコポリマーもまた使用され得る。
本発明の組成物において使用され得るフィルム形成性ポリマーとして、挙げられ得る例は、Kraton G1650(SEBS)、Kraton G1651(SEBS)、Kraton 1652(SEBS)、Kraton G1657X(SEBS)、Kraton G1701X(SEP)、Kraton G1702X(SEP)、Kraton G1726X(SEB)、Kraton G1750X(EP)マルチアーム、Kraton G1765X(EP)マルチアーム、Kraton D−1101(SBS)、Kraton D−1102(SBS)、Kraton D−1107(SiS)、Gelled Permethyl 99A−750、Gelled Permethyl 99A−753−58(トリブロックと星型ブロックポリマーとのブレンド)、Gelled Permethyl 99A−753−59(トリブロックと星型ブロックポリマーとのブレンド)、Penreco製のVersagel 5970及びVersagel 5960(イソドデカン中のトリブロックと星型ポリマーとの混合物)、及びLubrizol製のOS129880、OS129881、及びOS84383(スチレン−メタクリレートコポリマー);
b)アモルファス、脂溶性の重縮合物、特に水素結合を与える基を含まないもの、特にC4〜C50のアルキル側鎖を含むポリエステル、又は脂肪酸二量体の縮合から生じるポリエステル、又はブロック、グラフト、又は末端基の形でシリコーン部位を含むポリエステル(例えば、フランス国特許出願公開第2831430号において定義されるように室温において固体である);
c)アルキル(エーテル又はエステル)側鎖を含むアモルファスの脂溶性多糖類、特に直鎖又は分岐状の、飽和又は不飽和のC1〜C8のアルキル基を含むアルキルセルロース、例えばエチルセルロース及びプロピルセルロース。
一般的に、本発明のフィルム形成性脂溶性ポリマーは、1000〜500000、特に2000〜250000の範囲の重量平均分子量、及び−100℃〜+300℃、特に−50℃〜+100℃、特に−10℃〜+90℃のガラス転移温度を有しうる。
脂肪分散性ポリマー
この脂肪分散性ポリマーは、一般的に液状脂肪相における粒子の安定な分散物の形態において存在し、該粒子は一般的に球形かつ固体である。これらの分散物は特に分散物におけるポリマーナノ粒子の形態であり得る。これらのナノ粒子は、5〜600nm、特に50〜250nmの範囲のサイズを有しうる。
本発明の組成物において使用され得る分散された粒子のポリマーは、約2000〜10,000,000の範囲の重量平均分子量を有しうる。
該ポリマーは−100℃〜+300℃、特に−10℃〜+50℃、より特に約+40℃以下のガラス転移温度(Tg)を有しうる。
脂肪相中に分散された粒子の形態において本発明において使用されるポリマーは任意の性質である得る。したがって遊離基ポリマー、重縮合物、又は天然起源のポリマーでさえ、及びそれらの混合物が使用され得る。ポリマーはその性質に基づいて当業者により選択され得る。
より詳細には、“フィルム形成性”ポリマー、すなわち単離可能なフィルムを単独で、あるいは可塑剤と組み合わせて形成することのできるポリマーである。
挙げられ得るフィルム形成性ポリマーの例はアクリル又はビニル遊離基ホモポリマーおよびコポリマー、特に約+40℃以下、特に−10℃〜+30℃の範囲のガラス転移温度を有するもの、及びそれらの混合物を含む。
表現“遊離基ポリマー”は、不飽和、特にエチレン性不飽和を含むモノマー、各モノマーは(重縮合物とは異なり)ホモ重合化することができる、の重合化により得られるポリマーを意味する。遊離基ポリマーは特にビニルポリマー又はコポリマー、特にアクリルポリマーであり得る。
ビニルポリマーは、少なくとも1の酸基及び/又はこれらの酸性モノマーのエステル及び/又はこれらの酸のアミドを含むエチレン性の不飽和モノマーの重合化から生じ得る。
酸基を有するモノマーとして、α,β―エチレン性不飽和カルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、又はイタコン酸を使用することが可能である。(メタ)アクリル酸、及びクロトン酸が好ましく使用され、より好ましくは(メタ)アクリル酸が使用される。
酸性モノマーのエステルは、(メタ)アクリル酸のエステル((メタ)アクリレートとしてもまた公知である)、例えばアルキル、特にC1〜C20、好ましくはC1〜C8アルキルの(メタ)アクリレート、アリール特にC6〜C10アリールの(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル特にC2〜C6のヒドロキシアルキルの(メタ)アクリレートから有利に選択される。
挙げられうるアルキル(メタ)アクリレートは、メチル、エチル、ブチル、イソブチル、2−エチルヘキシル、及びラウリル(メタ)アクリレートを含む。
挙げられ得るヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートは、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート及び2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートを含む。
挙げられ得るアリール(メタ)アクリレートはベンジル又はフェニルアクリレートを含む。
特に好まれる(メタ)アクリル酸エステルはアルキル(メタ)アクリレートである。
特に使用され得る遊離基ポリマーは、(メタ)アクリル酸とアルキル(メタ)アクリレート特にC1〜C4のアルキルとのコポリマーを含む。より詳細には、任意的にアクリル酸と共重合化されていてもよいメチルアクリレート、例えばポリ(メチルアクリレート/アクリル酸)タイプの共重合体が使用され得る。
挙げられ得る酸性モノマーのアミドは(メタ)アクリルアミド、特にN―アルキル(メタ)アクリルアミド、特にC2〜C12のアルキル、例えばN−エチルアクリルアミド、N−t−ブチルアクリルアミド、及びN−オクチルアクリルアミド;N−ジ(C1〜C4)アルキル(メタ)アクリルアミドを含む。
ビニルポリマーは、遊離の形態、又は部分的に若しくは全体的に中和された形態、あるいは部分的に若しくは全体的に4級化された形態における少なくとも1のアミン基を含むエチレン性不飽和モノマーの重合化からもまた生じ得る。そのようなモノマーは例えばジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチルメタアクリルアミド、ビニルアミン、ビニルピリジン、又はジアリルジメチルアンモニウムクロライドである。
ビニルポリマーは、ビニルエステル及びスチレンモノマーから選択された少なくとも1のモノマーのホモ重合化又は共重合化からもまた生じる。特に、これらのモノマーは酸性モノマー及び/又はそれらのエステル及び/又はそれらのアミド、例えば上述されたものと共に重合化され得る。
挙げられ得るビニルエステルの例は、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ネオデカン酸ビニル、ピバリン酸ビニル、安息香酸ビニル、t−ブチル安息香酸ビニルを含む。
挙げられ得るスチレンモノマーはスチレン及びα―メチルスチレンを含む。
与えられたモノマーのリストは制限するものではなく、アクリル及びビニルモノマー(シリコーン鎖で変性されたモノマーを含む)のカテゴリー内であれば、当業者に公知である任意のモノマーを使用することが可能である。
使用され得る他のビニルモノマーとして、
− N―ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタム、ビニル−N−(C1〜C6)アルキルピロール、ビニルオキゾール、ビニルチアゾール、ビニルピリミジン及びビニルイミダゾール、及び
− オレフィン、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン、イソプレン、及びブタジエン、
もまた挙げられ得る。
ビニルポリマーは、特に少なくとも2のエチレン性不飽和を含む2官能性モノマー、例えばエチレングリコールジメタクリレート又はジアリルフタレートを用いて架橋され得る。
非制限的な方法で、本発明のポリマーは以下の重合体又は共重合体、すなわちポリウレタン、ポリウレタン−アクリル、ポリウレア、ポリウレア−ポリウレタン、ポリエステル−ポリウレタン、ポリエーテル−ポリウレタン、ポリエステル、ポリエステルアミド、脂肪鎖ポリエステル、アルキド、アクリル及び/又はビニルポリマー又はコポリマー;アクリル−シリコーン共重合体;ポリアクリルアミド;シリコーンポリマー、フルオロポリマー、及びそれらの重合体から選択され得る。
本発明の1の特定の変形にしたがって、脂肪分散性ポリマーは少なくとも1の脂溶性ポリマー、例えば下に記載されるもの又は欧州特許出願第1002528号に記載されるもので表面が安定化され得る。
フィルム形成性ポリマーの分散物は、書類欧州特許出願公開第749747号、又は書類欧州特許出願公開第1002528号に記載されるように製造され得る。より具体的には、重合化は分散物中で行われ、すなわち製造されたポリマーの沈殿により行われ、形成された粒子は安定化剤により保護される。安定化剤は特に欧州特許出願公開第749747号に記載されている。
一般的に、本発明の組成物は、該組成物の合計重量に対して、0.1〜25重量%、特に1〜20重量%、とりわけ5〜16重量%の範囲の固体含有量でフィルム形成性ポリマーを含みうる。
本発明の組成物は、フィルム形成性ポリマーとともにフィルムの形成を促進する少なくとも1の補助のフィルム形成剤を含みうる。そのようなフィルム形成剤は所望される機能を満足することができるとして当業者に公知である任意の化合物から選択され得、特に可塑剤及びコアレッサー(coalescer)から選択され得る。
本発明において使用され得るコアレッサー又は可塑剤は特に書類フランス国特許出願公開第2782917号において挙げられているものである。
液状脂肪相
組成物の液状脂肪相は、1以上の化粧料的又は皮膚科学的に許容可能であり、かつ一般的に生理学的に許容可能なオイルを含みうる。
従って、それは少なくとも1のオイル(それは鉱物、動物、植物、又は合成起源の炭素をベースとする、炭化水素をベースとする、フルオロベースの、及び/又はシリコーンをベースとするオイルから単独で又は混合物として選択され得る)を含み得る。ただしそれらが均一で、安定な混合物を形成し、それらが意図された用途と両立するならばという条件つきである。
用語“液状脂肪相”は、室温(25℃)及び大気圧において液状である任意の非水性媒体を意味する。この脂肪相は揮発性の液状脂肪相及び/又は非揮発性の脂肪相を含み得る。
用語“揮発性脂肪相”とは、1時間未満内に皮膚又は口唇から蒸発できる任意の非水性媒体を意味する。この揮発性相は室温及び大気圧において、10-3〜300mmHg(0.13Pa〜40000Pa)の範囲の蒸気圧を特に有する。
本発明の液状脂肪相は、炭化水素をベースとするオイル例えば液状パラフィン又は液状石油ゼリー、ミンク油、タートル油、大豆油、ペルヒドロスクワレン、スイートアーモンド油、ビューティリーフオイル、パーム油、グレープシード油、ゴマ種油、トウモロコシ油、パーレアムオイル、アララ油、菜種油、ヒマワリ油、綿実油、アプリコット油、ひまし油、アボガド油、ホホバ油、オリーブ油、又は、穀物胚芽油;ラノリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、又はステアリン酸のエステル;脂肪エステル、例えばミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、アジピン酸ジイソプロピル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ラウリン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−オクチルデシル、ミリスチン酸又は乳酸の2−オクチルドデシルエステル、琥珀酸2−ジエチルヘキシル、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸グリセリル又はトリイソステアリン酸ジグリセリル;高級脂肪酸例えばミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸又はイソステアリン酸;高級脂肪アルコール例えばセタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、イソステアリルアルコール又はオクチルドデカノール;シリコーンオイル例えばポリジメチルシロキサン(PDMS)(任意的にフェニル化されていてもよい)例えばフェニルトリメチコン、又は任意的に脂肪族及び/又は芳香族基(該基は任意的にフッ素化されていてもよく、又は官能基例えばヒドロキシル、チオール及び/又はアミン基で任意的に置換されていてもよい)で置換されていてもよい;脂肪酸、脂肪アルコール、又はポリオキシアルキレンで変性されたポリシロキサン、フルオロシリコーン、及びパーフルオロオイルから選択される化合物を含み得る。
室温において揮発性である1以上のオイルが有利に使用され得る。
それらは炭化水素をベースとするオイル又はシリコーンオイルであり得、シリコーン鎖のペンダント状であるか又は末端にあるところのアルキル又はアルコキシ基を任意的に含み得る。
本発明において使用され得る揮発性オイルとして、2〜7の珪素原子を含む直鎖又は環状シリコーン(これらのシリコーンは1〜10の炭素原子を含むアルキル又はアルコキシ基を任意的に含んでいてもよい)が挙げられ得、特にオクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ヘキサデカメチルシクロヘキサシロキサン、ヘプタメチルヘキシルトリシロキサン及びヘプタメチルオクチルトリシロキサン、またC8〜C16のイソパラフィン例えばIsopar(商標)及びPermethyl(商標)製品、特にイソドデカンが挙げられ得る。
組成物の液状脂肪相は、該組成物の合計重量に対して5〜97重量%、特に20〜85重量%に相当し得る。非揮発性部分は、該組成物の合計重量に対して0.1〜80重量%、特に1〜50重量%に相当し得る。
固体脂肪質物質
本組成物の脂肪相は、例えばワックス、ガム及びそれらの混合物から選択される、室温においてペースト状又は固体である少なくとも1の脂肪質物質をもまた含み得る。
本発明の目的のため、用語“ワックス”は室温(25℃)において固体であり、可逆的な固体/液体の状態変化を有し、30℃より高く、200℃までであり得る融点及び0.5MPaより高い硬度、及び固体状態において異方性のある結晶組織を有する親油性の脂肪質化合物を意味する。該ワックスをその融点にまで至らせることにより、それを油と混和性にすることができ、微視的に均一な混合物を形成することができるが、該混合物の温度を室温に戻すと混合物のオイル中のワックスの再結晶化が得られる。
ワックスの硬度は、Rheo社によりTA−XT2iの商品名の下に販売されるテクスチャー分析器(0.1mm/秒の測定速度で移動し、該ワックスに0.3mmの浸透深さまで浸透する直径2mmのステンレススチールのシリンダーが装備されている)を用いて20℃において測定された圧縮力を測定することにより決定される。硬度測定するために、ワックスはワックスの融点+20℃の温度において溶融される。溶融されたワックスは直径30mm、深さ20mmの容器に注がれる。ワックスは室温(25℃)において24時間再結晶化され、次に、硬度の測定の前に20℃において少なくとも1時間貯蔵される。硬度の値は、測定された圧縮力をワックスと接触しているテクスチャー分析器のシリンダーの面積で割ったものである。
本特許出願の目的のため、ワックスは炭化水素をベースとするワックス、シリコーンワックス及び/又はフルオロワックスであり得、任意的にエステル又はヒドロキシ官能基を含み得る。それらは特に天然又は合成起源であり得る。特に挙げられ得るワックスの非制限的な例は、任意的に変性された蜜蝋、カルナウバ蝋、キャンデリラ蝋、オウリキュリー蝋、木蝋、コルクファイバー蝋、又はサトウキビ蝋、セレシン、パラフィンワックス、リグナイト蝋、微結晶ワックス、ラノリン蝋、モンタン蝋、オゾケライ、水素化オイル、例えば水素化ホホバ油又はエチレンの共重合化オイル、フィッシャー−トロプシュ合成により得られたワックス、45℃において固体であるところの脂肪酸エステル及びグリセリド、シリコーンワックス、例えば10〜45の炭素原子を含み45℃において固体であるところのポリ(ジ)メチルシロキサンのアルキル、アルコキシ及び/又はエステル、及びある脂肪酸例えばステアリン酸、ミリスチン酸、又はベヘン酸、及びそれらの混合物を含む。
本発明の組成物は、該組成物の合計重量に対して0.1〜20重量%、特に2〜15重量%、とりわけ3〜12重量%の範囲の含有量で少なくとも1のワックスを含み得る。
水性相
本発明の組成物は水を含む水性相をもまた含み得る。水はフローラフウォーター例えばコーンフラワー水及び/又はミネラルウォーター例えばオードビッテル、オードルーカス、又はオードロシュポッセイ及び/又は湧水であり得る。
水性相は水以外の溶媒、例えば1級アルコール例えばエタノール及びイソプロパノール、グリコール例えばグリセロール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、グリコールエーテル、例えばモノ、ジ−、又はトリプロピレングリコール、又はモノ−、ジ−、又はトリエチレングリコールのC1〜C4のアルキルエーテル、及びそれらの混合物をもまた含みうる。
水性相は、安定化剤、例えば塩化ナトリウム、2塩化マグネシウム、及び硫酸マグネシウムをもまた含み得る。
水性相は、水性相と相溶性のある水溶性又は水分散性化合物、例えばゲル化剤、フィルム形成性ポリマー、増粘剤及び界面活性剤及びそれらの混合物をもまた含み得る。
水性相特に水は、組成物の合計重量に対して2〜75重量%、特に5〜50重量%の範囲の含有量で組成物中に存在し得る。
組成物は水中油型(O/W)又は油中水型(W/O)エマルジョンの形態で存在し得る。それは無水の形態においてもまた存在し得る。
本発明の組成物がエマルジョンの形であるとき、それは一般的にそのHLB(疎水性/親油性バランス)値が安定化されるべきエマルジョンの性質に合わされた界面活性剤又は界面活性剤の混合物をもまた含み得る。
本発明において使用され得る界面活性剤(それはW/Oエマルジョンを生成するために適する)として、7未満のHLB値を有するもの、特にポリオールの脂肪酸エステル、例えばモノ−、ジ−、トリ−又はセスキオレイン酸のグリセリル又はソルビトールエステル、及びラウリン酸のグリセリル又はポリエチレングリコールエステル;例えば6〜22の炭素原子を含むシリコーン骨格のペンダント状である、又は末端にあるアルキル又はアルコキシ鎖を含むアルキル又はアルコキシジメチコンコポリオールが挙げられうる。O/Wエマルジョンを生成するために本発明において使用され得る界面活性剤として、7より大きいHLB値を有するもの、例えばポリエチレングリコールの脂肪酸エステル(ポリエチレングリコールモノステアレート又はモノラウレート);ソルビトールのポリオキシエチレン化された脂肪酸エステル(ステアレート又はオレエート);ポリオキシエチレン化されたアルキル(ラウリル、セチル、ステアリル、又はオクチル)エーテル及びジメチコンコポリオールが挙げられ得る。一般的に、任意の両親媒性イオン(カチオン又はアニオン)性界面活性剤及び任意のノニオン性界面活性剤(これらは当業者に周知である)が使用され得る。
界面活性剤は、組成物の合計重量に対して0.3〜10重量%、特に1〜5重量%の範囲の含有量で組成物中に存在し得る。
本発明の組成物は、少なくとも1の追加の粉末化合物、すなわち本発明に従って考慮されているケイ酸塩以外の化合物をもまた含みうる。該追加の粉末化合物はフィラー、粉末染料、例えば顔料及び真珠光沢物質、及びそれらの混合物から選択され得る。
用語“フィラー”とは白色又は無色の、鉱物又は合成の、ラメラ又は非ラメラの粒子を意味すると理解されるべきである。
これらのフィラーはタルク、マイカ、シリカ、カオリン、ポリ−β−アラニン粉末、ポリエチレン粉末、ラウロイルリジンの粉末、澱粉、窒化ホウ素、中空のポリマー微小球、例えばポリビニリデンクロライド/アクリロニトリル、例えばExpancel(商標)(Nobel Industrie)、アクリルポリマー粒子、特にアクリル酸コポリマー、例えばPolytrap(商標)(Dow Corning)、ポリウレタン粉末、シリコーン樹脂ミクロビーズ(例えば東芝製のTospearls(商標))、沈殿された炭酸カルシウム、リン酸ジカルシウム、炭酸マグネシウム、及び重炭酸マグネシウム、ハイドロキシアパタイト、中空シリカ微小球(Maprecos製のシリカビーズ(商標))、ガラス又はセラミックのマイクロカプセル、8〜22、好ましくは12〜18の炭素原子を含む有機カルボン酸から誘導される金属石鹸、例えばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、又はステアリン酸リチウム、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、及びそれらの混合物から選択され得る。
これらのフィラーは特にそれらを親油性にするために表面処理されていても又はされなくてもよい。
これらのフィラーは該組成物の合計重量の0.1〜30重量%、特に0.1〜10重量%の範囲の含有量で組成物中に存在し得る。
本発明の目的のため、用語“顔料”は、液状有機相に不溶性の、白色又は無色の、鉱物又は有機の粒子を意味することを意図され、それは該組成物を着色すること及び/又は不透明にすることを意図される。
顔料は鉱物及び/又は有機の顔料であり得る。使用され得る顔料は金属酸化物、例えば酸化鉄(特に黄色、赤、褐色、又は黒色の酸化鉄)、二酸化チタン、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、及び酸化クロム;マンガン紫、群青、紺青、第2鉄青、オキシ塩化ビスマス、天然の真珠層(mother-of-pearl)、オキシ塩化チタン又はビスマスで被覆されたマイカ、着色された真珠光沢のある顔料、例えば酸化鉄で被覆されたチタンマイカ、特に第2鉄青又は酸化クロムで被覆されたチタンマイカ、上述されたタイプの有機顔料で被覆されたチタンマイカ、及びオキシ塩化ビスマスに基づく真珠光沢のある顔料、及びそれらの混合物を含む。
酸化鉄又は二酸化チタン顔料が特に使用される。
顔料は、適切な場合には、該組成物の脂肪相と相溶性にするために疎水性剤で処理され得る。
そのような疎水処理された顔料は、特に欧州特許出願公開第1086683号に記載される。
本発明の目的のため、用語“真珠光沢のある物質”とは特にある種の軟体動物によりその殻の中で生産、あるいは合成され、該組成物の媒体に不溶性であるところの虹色の粒子を意味することを意図される。
粉末染料は、組成物の合計重量に対して0.5〜30重量%、特に5〜20重量%、とりわけ6〜15重量%の範囲の含有量で存在し得る。
組成物は少なくとも1の親油性染料及び/又は少なくとも1の疎水性染料をもまた含みうる。
本発明の目的のため、用語“染料”は、一般的に有機化合物(該化合物は脂肪質物質、例えばオイル中に又は水性アルコール相中に可溶である)を示すことを意図される。
本発明に従って使用され得る脂溶性染料の中で、スーダンレッド、D&Cレッド17番、D&Cグリーン6番、β-カロチン、大豆油、スーダンブラウン、D&C イエロー11番、D&Cバイオレット2番、D&C オレンジ5番、及びキノリンイエロー、アナトー及びブロモ酸が挙げられ得る。
本発明の組成物は、化粧料において一般的である1以上の助剤、例えば親水性又は親油性ゲル化剤、及び/又は増粘剤、;保湿剤、柔軟剤;親水性又は親油性の活性剤;遊離基捕捉剤、封鎖剤;抗酸化剤;保存剤;塩基性化又は酸性化剤;香料;及びそれらの混合物をもまた含みうる。
本発明において使用され得る活性化剤として、例えばモイスチャライザー、例えば蛋白質加水解物及び、ポリオール例えばグリセロール、グリコール、例えばポリエチレングリコール、及び糖誘導体;天然抽出物;抗炎症剤;プロシアニドールオリゴマー;ビタミン例えばビタミンA(レチノール)、ビタミンE(トコフェロール)、ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンB5(パンテノール)、ビタミンB3(ニアシナミド)、これらのビタミンの誘導体(特にエステル)、及びそれらの混合物;尿素;カフェイン;サリチル酸及びその誘導体;畚och-ヒドロキシ酸、例えば乳酸及びグリコール酸及びそれらの誘導体;レチノイド例えばカロチノイド及びビタミンA誘導体;サンスクリーン剤;ヒドロコルチゾン;メラトニン;海藻、茸、植物、酵母またはバクテリアの抽出物;酵素;ステロイド;抗菌性活性剤、例えば2,4,4´―トリクロロ−2´−ヒドロキシジフェニルエーテル(又はトリクロサン)、3,4,4´−トリクロロカルバニリド(トリクロカルバン)及び上に示された酸、特にサリチル酸及びその誘導体、界面活性剤、及びそれらの混合物が挙げられ得る。
本発明の組成物は少なくとも1のサンスクリーン(又はUV遮蔽剤)をもまた含みうる。この剤は有機遮蔽剤及び物理的なサンブロックそれらの混合物から選択され得る。
本発明の組成物において使用され得る化学サンスクリーンとして、本発明の組成物は、化粧料において使用され得る任意のUVA及びUVB遮蔽剤を含み得る。
言うまでもなく、本発明の組成物と本質的に関連する有利な性質が考慮されている添加により悪影響を及ぼされないように、あるいは実質的に及ぼされないように、本発明に従って組成物に添加される任意的な助剤を選択しその量を調節するように、当業者は気をつける。
以下の例が、制限性なしに本発明を説明するために与えられる。
実施例1:フィルム形成性ポリマーの分散物の製造
イソデカン中で85/15の比におけるメチルアクリレート及びアクリル酸の架橋されていないコポリマーの分散物が書類欧州特許出願公開第749747号の実施例7の方法に従って製造される。Kraton G1701(Shell)の名前の下で販売されるポリスチレン/コポリ(エチレン−プロピレン)ジブロックコポリマーでイソドデカン中で表面安定化されたポリ (メチルアクリレート/アクリル酸)粒子の分散物(22.6重量%の固体含有量、175nmの平均粒子サイズ(多分散性:0.05)、および20℃のTgを有する)がその結果得られる。このコポリマーは室温(25℃)においてフィルムを形成することができる。
実施例2
下の組成を有する油中水型エマルジョンの形におけるファンデーションが製造された:
Figure 2004352723
エマルジョンは、室温においてオイル相の成分を一緒に攪拌し、次に前もって製造された水性相を添加、攪拌することにより製造される。
このファンデーションは皮膚に容易に伸び、良好なクリーミィ感を有し、得られるメイクアップの結果は柔らかな堆積物を与え、塗布時のマット効果は満足のいくものであり、4時間を越えても十分に持続する。

Claims (43)

  1. 皮膚、及び/又は口唇をケアする及び/又はメイクアップするための化粧料組成物であって、少なくとも1の液状脂肪相を含み、該脂肪相は少なくとも1のフィルム形成性ポリマー及びアモルファスのケイ酸塩粒子を含む化粧料組成物。
  2. アモルファスのケイ酸塩が混合されたケイ酸塩であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  3. 混合されたケイ酸塩が、アルカリ金属の族、アルカリ土類金属の族、遷移金属の族及びアルミニウムから選択される、周期表の少なくとも2の異なる族に属する少なくとも2のカチオンを含むことを特徴とする、請求項2に記載の組成物。
  4. 混合されたケイ酸塩が少なくとも1のアルミニウムカチオンを含むことを特徴とする、請求項2及び3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. アルミニウムカチオンが、アルカリ土類金属の族からの少なくとも1のカチオンと併用されることを特徴とする、請求項4に記載の組成物。
  6. 混合されたケイ酸塩がケイ酸マグネシウムアルミニウムであることを特徴とする、請求項2〜5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. アモルファスのケイ酸塩粒子の90%超が、100μm以下の数平均サイズを有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. アモルファスのケイ酸塩粒子の95%超が100μm以下の数平均サイズを有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. アモルファスのケイ酸塩粒子の98%超が100μm以下の数平均サイズを有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. アモルファスのケイ酸塩粒子が、100m2/g以上のBET法に従って測定された比表面積を有することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. アモルファスのケイ酸塩粒子が、200m2/g以上のBET法に従って測定された比表面積を有することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物。
  12. アモルファスのケイ酸塩粒子が、250m2/g以上のBET法に従って測定された比表面積を有することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成物。
  13. アモルファスのケイ酸塩粒子が多孔質であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 組成物がアモルファスのケイ酸塩粒子を、組成物の合計重量に対して0.1〜20重量%の範囲の含有量で含むことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物。
  15. 組成物が組成物の合計重量に対して0.5〜15重量%の範囲の含有量でアモルファスのケイ酸塩粒子を含むことを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 組成物が組成物の合計重量に対して1〜10重量%の範囲の含有量でアモルファスのケイ酸塩粒子を含むことを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の組成物。
  17. フィルム形成性ポリマーが、脂溶性及び脂肪分散性のフィルム形成性ポリマー及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載の組成物。
  18. 脂溶性のフィルム形成性ポリマーが、オレフィン、環状オレフィン、ブタジエン、イソプレン、スチレン、ビニルエーテル、エステル又はアミド、又は直鎖、分岐状又は環状のC4〜C50のアルキル基を含む(メタ)アクリル酸エステル又はアミドの、脂溶性の、アモルファスのホモポリマー及びコポリマー;アモルファスの、脂溶性の重縮合物;アルキル(エーテル又はエステル)側鎖を含む脂溶性の、アモルファスの多糖類;ビニルピロリドン(VP)コポリマー;アクリル骨格及びシリコーングラフトを含む、又はシリコーン骨格及びアクリルグラフトを含むアクリルシリコーングラフト化ポリマー;及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項17に記載の組成物。
  19. フィルム形成性ポリマーが少なくとも1のトリブロックコポリマーを含むことを特徴とする、請求項17又は18に記載の組成物。
  20. トリブロックコポリマーが、ポリスチレン/ポリイソプレン又はポリスチレン/ポリブタジエン型あるいはポリスチレン/コポリ(エチレン−ブチレン)又はポリスチレン/コポリ(エチレン−プロピレン)型であることを特徴とする請求項19に記載の組成物。
  21. 脂肪分散性ポリマーがポリウレタン、ポリウレタン−アクリル、ポリウレア、ポリウレア−ポリウレタン、ポリエステル−ポリウレタン、ポリエーテル−ポリウレタン、ポリエステル、ポリエステルアミド、脂肪鎖ポリエステル、アルキド、アクリル及び/又はビニルポリマー又はコポリマー、アクリル−シリコーンコポリマー、ポリアクリルアミド、シリコーンポリマー、及びフルオロポリマー及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項17〜20のいずれか1項に記載の組成物。
  22. 脂肪分散性ポリマーが、アクリル又はビニルの遊離基ホモポリマー及びコポリマーから選択されることを特徴とする、請求項21に記載の組成物。
  23. 脂肪分散性ポリマー及びそれらの混合物が40℃以下のガラス転移温度(Tg)を有することを特徴とする、請求項22に記載の組成物。
  24. 脂肪分散性ポリマーが−10℃〜30℃の範囲のガラス転移温度(Tg)を有することを特徴とする、請求項23に記載の組成物。
  25. 脂肪分散性ポリマーがポリ(メチルアクリレート/アクリル酸)型のアクリルポリマーであることを特徴とする、請求項21〜24のいずれか1項に記載の組成物。
  26. 上記脂肪分散性のフィルム形成性ポリマーが少なくとも1の脂溶性フィルム形成性ポリマーで表面安定化されていることを特徴とする、請求項21〜25のいずれか1項に記載の組成物。
  27. 脂溶性のフィルム形成性ポリマーが請求項18及び19のいずれか1項に従って定義されることを特徴とする、請求項26に記載の組成物。
  28. フィルム形成性ポリマーが、組成物の合計重量に対して0.1〜25重量%の範囲の固体含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜27のいずれか1項に記載の組成物。
  29. フィルム形成性ポリマーが、組成物の合計重量に対して1〜20重量%の範囲の固体含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜28のいずれか1項に記載の組成物。
  30. フィルム形成性ポリマーが、組成物の合計重量に対して5〜16重量%の範囲の固体含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜29のいずれか1項に記載の組成物。
  31. 脂肪相が、鉱物、動物、植物、又は合成起源の、炭素をベースとする、炭化水素をベースとする、フルオロベースの及び/又はシリコーンベースのオイルから選択される少なくとも1のオイルを含むことを特徴とする、請求項1〜30のいずれか1項に記載の組成物。
  32. 液状脂肪相が、液状パラフィン又は液状石油ゼリー、ミンク油、タートル油、大豆油、ペルヒドロスクワレン、スイートアーモンド油、ビューティリーフオイル、パーム油、パーレアム油、グレープシード油、ゴマ種油、トウモロコシ油、菜種油、ヒマワリ油、綿実油、アプリコット油、ひまし油、アボガド油、ホホバ油、オリーブ油、又は穀物胚芽油;ラノリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、又はステアリン酸のエステル;脂肪エステル;高級脂肪酸;高級脂肪アルコール;シリコーンオイル;脂肪酸、脂肪アルコール又はポリオキシアルキレンで変性されたポリシロキサン、フルオロオイル、パーフルオロオイル;揮発性オイルから選択される少なくとも1の化合物を含むことを特徴とする、請求項1〜31のいずれか1項に記載の組成物。
  33. 液状脂肪相が、組成物の合計重量に対して5〜97重量%の範囲の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜32のいずれか1項に記載の組成物。
  34. 組成物が、ワックス、ガム、及びそれらの混合物から選択される、室温においてペースト状又は固体状であるところの少なくとも1の脂肪質物質をもまた含むことを特徴とする、請求項1〜33のいずれか1項に記載の組成物。
  35. 組成物が、油中水型又は水中油型エマルジョンの形であることを特徴とする、請求項1〜34のいずれか1項に記載の組成物。
  36. 組成物が無水であることを特徴とする、請求項1〜34のいずれか1項に記載の組成物。
  37. 組成物が、フィラー、顔料、及び真珠光沢物質、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1の追加の粉末化合物をもまた含むことを特徴とする、請求項1〜36のいずれか1項に記載の組成物。
  38. 組成物がメイクアップ組成物の形態であることを特徴とする、請求項1〜37のいずれか1項に記載の組成物。
  39. 組成物がファンデーション、コンシーラー製品、アイシャドウ、メイクアップルージュ、アイライナー、日焼け防止組成物、皮膚着色組成物又はボディメイクアップ組成物の形態であることを特徴とする、請求項1〜38のいずれか1項に記載の組成物。
  40. 組成物がファンデーションであることを特徴とする、請求項39に記載の組成物。
  41. 請求項1〜40のいずれか1項に記載の組成物を皮膚及び/又は口唇に塗布する少なくとも1の段階を含む、皮膚及び/又は口唇をケアする及び/又はメイクアップするための化粧方法。
  42. 長く続くマット効果を得るためのマット性化粧料組成物において、請求項1〜16のいずれか1項に従って定義されたケイ酸塩粒子を使用する方法。
  43. 化粧料組成物が、請求項1〜40のいずれか1項に従って定義されたとおりであることを特徴とする、請求項42に記載の方法。
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