JP2004352244A - 自動車用変速機制御装置 - Google Patents

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淳一 野田
Hiroshi Kuroiwa
弘 黒岩
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Abstract

【課題】
任意の運転状態で変速時間を一定にでき、かつ変速ショックの少ない自動変速機の制御装置を提供すること。
【解決手段】
自動変速機2に入力されるトルクに基づいてギヤトレイン16の変速比を切換えるクラッチの摩擦部材に対する締結力を制御し、更に入力トルクと入力回転数に基づいて入力トルクを補正制御するようにしたもの。
【選択図】図1


Description

本発明は、自動変速機の制御装置に係り、特に多段式歯車減速機構の変速比を摩擦クラッチ機構により切換える方式の自動変速機を用いた自動車用の自動変速機を対象とした制御装置に関する。
自動車の動力伝達系には一般に変速機を要するが、近年、この変速機として、流体式トルクコンバータに多段式歯車機構を組合わせ、その多段式歯車減速機構の変速比を摩擦クラッチ機構により切換える方式の自動変速機が多用されるようになり、これにより自動車の滑らかな運行と、運転性の向上に大きく寄与している。
ところで、自動変速機の制御に際しては、変速ショックが小さく、且つ変速時間が所定時間以内になるようにする必要がある。変速ショックが大きいと乗り心地が悪くなり、変速に要する時間が長くなると、摩擦部材の摩耗が多くなって変速機の耐用時間に影響が現れてしまうからである。
なお、ここで摩擦部材とは、開放状態ではトルクを伝達させず、締結により必要なトルクの伝達が得られるようにするもので、摩擦クラッチ機構を構成する部材のことである。
ここで、変速ショックを小さくするためには、この摩擦部材をゆっくりと締結させ、伝達トルクの立上りを緩やかにしてやれば良いが、反面、変速時間が長くなってしまうので、変速ショックの低減と変速時間の短縮の両立を図る必要がある。
従来技術では、このような変速ショックの低減と変速時間の短縮を両立させるため、点火時期の遅角(リタード)や、燃料カットにより一時的に低下させたり、変速中の摩擦部材の作用力を運転状態によってテーブル化し、実験的或は経験的に制御していた。
上記従来技術は、運転モードの切換えについて配慮がされておらず、多大な工数を要したり、運転性が悪化したりするという問題があった。
すなわち、従来技術では、作用圧のテーブルを作成する場合、例えばエコノミィモードやパワーモード等の運転状態毎に各モード毎に作用圧を決める必要があり、従って、多大な工数を要することになり、マニュアルモードのように、乗員が任意に変速を実施できるようにした自動変速機では、変速ショックが悪化したり、変速時間が所定以内にならない領域を避けるため、変速許可領域を制限しなければならず、運転性が悪化してしまうのである。
本発明の目的は、任意の運転状態で変速時間を一定にでき、かつ変速ショックの少ない自動変速機の制御装置を提供することにある。
上記目的は、摩擦部材の締結及び解放により変速比を変える方式の自動変速機を用いた自動車用変速機の制御装置において、前記摩擦部材の入力トルクを演算する入力トルク演算手段と、前記入力トルクに基いて前記摩擦部材が締結されたときの伝達トルクを演算する伝達トルク演算手段と、前記伝達トルクに基いて前記摩擦部材の締結圧を制御する締結圧制御手段と、前記摩擦部材の入力回転数を取込む入力回転取込手段と、前記入力回転数と前記入力トルクに基いてエンジントルク補正量を演算するエンジントルク補正量演算手段と、
前記エンジントルク補正量に基づいてエンジンのトルクを補正するエンジントルク補正手段とを設けることにより達成される。
このとき、エンジンの点火時期を補正する点火時期補正手段又は燃料供給をカットする燃料カット手段の少なくとも一方の手段と、前記エンジンに供給する空気量を補正する吸入空気量補正手段とで、前記エンジントルク補正手段が構成されるようにしても上記目的を達成することができる。
また、同じく、このとき、前記点火時期補正手段と燃料カット手段は、変速開始時、最初から動作された後、前記吸入空気量補正手段の動作が終了する前に動作を終了するようにしても上記目的を達成することができる。
同じく、このとき、前記吸入空気量補正手段を、変速開始時、一時的に、前記エンジントルク補正量より大きな補正量に制御されるように構成しても上記目的が達成できる。
同じく、このとき、前記伝達トルクの大きさが、変速前の出力軸トルクの大きさと変速後の出力軸トルクの大きさの間の値に定められているようにしても上記目的を達成する構成とができる。
同じく、このとき、前記吸入空気量補正手段による補正が得られなくなったとき、前記入力トルクと前記入力回転数から前記伝達トルクを演算し、前記締結圧制御手段に供給するようにしても、上記目的を達成することができる。
同じく、このとき、前記エンジンが、電気モータ又は電気モータと内燃機関で構成され、前記エンジントルク補正手段が、モータ駆動電流制御手段で構成されているようにしても、上記目的を達成することができる。
本発明によれば、出力軸トルクに応じて最適なクラッチの伝達トルクが決められるので、変速ショックを充分に小さく抑えることができ、快適な乗り心地を容易に得ることができる。
また、本発明によれば、入力トルクであるタービントルクと、入力回転数となるタービン回転数からトルク補正量が求められ、更にトルク補正制御の精度と応答性の両立が容易に得られるので、変速時間が安定して制御でき、自動変速機の耐用期間を伸ばすことができる。
以下、本発明による自動車用変速機制御装置について、図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明を、電子制御スロットル方式のエンジンが搭載された自動車に適用した場合の一実施形態で、1はエンジン、2は自動変速機(AT)、3はプロペラシャフト、4は差動装置、5は駆動輪、6は自動変速機の油圧回路、7は絞り弁制御器、8は自動変速機制御ユニット(ATCU)、9はエンジン制御ユニット(ECU)、10は絞り弁制御ユニット(THCU)であり、自動変速機制御ユニット8とエンジン制御ユニット9、それに絞り弁制御ユニット10はCANなどの通信線で結ばれていて、相互に信号の授受ができるように構成されている。
更に、11はエアークリーナ、12はエアーフローセンサ(吸入空気流量計)、13は吸気マニホールド、14はインジェクタ(燃料噴射弁)である。なお、この実施形態では、一例として4気筒のエンジンを対象としているので、インジェクタ14は4基ある。
自動変速機2は、大きく分けてトルクコンバータ15とギアトレイン16で構成されており、更にトルクコンバータ15のトルク出力側となるタービンの回転数を検出するための回転数センサ17と、自動変速機2の出力軸に接合されているプロペラシャフト3の回転数を検出する出力軸回転数センサ18が付設されている。
エンジン制御ユニット9は、エンジン1の回転数を計測するためのクランク角センサ
19,エアーフローセンサ12から信号を取込み、エンジン回転数Ne を計測し、燃料噴射量などエンジンの制御に必要なデータを演算し、インジェクタ14に開弁駆動信号を出力して燃料噴射量TP を制御する。このとき、各気筒毎にインジェクタ14及び駆動回路を設けることにより、任意の気筒の燃料をカットすることができる。
また、エンジン制御ユニット9は、図示していないが、クランク角センサ19の信号に基づいて点火プラグに点火信号を出力し、点火時期を制御する。
そして、エンジン制御ユニット9は、点火時期のリタード(遅れ)を制御する点火時期補正手段としての機能と、燃料のカット(供給停止)を制御する燃料カット制御手段としての機能を果たすように構成してあり、これにより、自動変速機制御ユニット8からの要求により、必要なとき、点火時期をリタード(遅れ)させ、燃料をカットさせてエンジン1のトルクを低下させることができる。
絞り弁制御ユニット10は、乗員によるアクセルペダルの踏込み量を計測するアクセルポジションセンサ20(APS)の信号と、絞り弁の開度を計測するスロットルセンサ21の信号、それにエンジン制御ユニット9と自動変速機制御ユニット8から供給されるスロットル補正信号に基づいて、絞り弁制御器7に信号を送り、所定のスロットル開度を得るように制御する。
自動変速機制御ユニット8は、タービン回転数センサ17から供給されるタービン回転数Nt と、出力軸回転数センサ18から供給される出力回転数No、自動変速機油温センサ(ATF)22から供給される変速機油の温度Tafなど各種の信号と、エンジン制御ユニット8から供給されるエンジン回転数Ne、絞り弁制御ユニット10から供給されるスロットル開度TVOなどの車両状態情報により、必要とする各種の演算を実行し、最適変速比を選択する。
そして、選択された最適変速比に応じて油圧回路6の電磁弁23aには開弁駆動信号を、そして制御ソレノイド23bには制御信号を、夫々供給し、電磁弁23aにより油圧回路6の油圧経路の切換えを行い、制御ソレノイド23bにより油圧回路6の油圧PL を制御する。ここで、この油圧PL は、ギアトレイン16による変速比を切換えるための摩擦クラッチ機構に供給される油の圧力であり、これにより摩擦クラッチ機構の摩擦部材を締結させる力が決まるものである。
次に、図2により、自動変速機2のギヤトレイン16について説明する。
この実施形態は、ギヤトレイン16として、2組の遊星ギヤと5基の摩擦クラッチ機構を備えた多段式歯車減速機構を用い、これにより1速から4速まで前進4段のギヤ位置が与えられるように構成したもので、このギヤトレイン16の入力回転軸、つまりトルクコンバータ15のタービンの回転軸には、ハイクラッチ24の一方の軸とリヤ側サンギヤ
25、それにリバースクラッチ26の一方の軸が結合されている。そして、ハイクラッチ24の他方の軸は、フロントピニオンギヤ27と、ロークラッチ28の一方の軸、それにロー&リバースブレーキ29の回転側に結合されている。
次に、リバースクラッチ26の他方の軸は“24”ブレーキ30の回転側とフロントサンギヤ31に結合され、ロークラッチ28の他方の軸はリアインターナルギヤ32に結合され、更にロー&リバースブレーキ29の固定側及び“24”ブレーキ30の固定側は、何れも自動変速機2の本体に固定されている。
そして、フロントインターナルギヤ33とリアピニオンギヤ34が出力回転軸に結合されている。
従って、このギヤトレイン16による各ギヤ位置と、各クラッチの開放・締結との関係は、表1に示すようになる。
Figure 2004352244
そして、この表1から、例えば1速から2速にアップシフトするときは、ロー&リバースブレーキ29を解放し、“24”ブレーキ30を締結してやれば良いことが判る。
従って、ギヤトレイン16の各ブレーキ及びクラッチの解放,締結を制御することにより任意の変速比が得られることになり、このための制御は、自動変速機制御ユニット8により電磁弁23aを制御して油圧回路6を切換えることにより得ることができる。
次に、図3の動作チャートにより、変速に伴うトルクの伝達関係について説明する。
この図3は、アップシフト、つまりギヤ位置を変速比が小さくなる方向に制御したときの動作チャートを示したもので、ここで、変速開始時点は、これまで繋がっていたクラッチが解放され、新たに締結されるクラッチにトルクの伝達が切換った時点のことであり、図ではSで示してある。
なお、アップシフトでは、解放側のクラッチは、変速開始まで伝達トルクを入力トルクと同じトルクに制御し、ギヤ比(ギヤ位置)の変化や、出力回転数の落ち込み等により、変速開始であると判断されたら一気に制御油圧を抜き、変速中はトルク伝達に関わらないようしており、従って、基本的に締結側のクラッチの制御だけで得られるので、ここでは、締結側のクラッチの制御に重点をおいて説明する。
まず、時点Sで変速が開始されると、出力軸トルクは、図示のように、一旦、変速後のトルクTo2 まで落ち込む(トルク相という)。
そして、この後、ギヤ比が、変速前のギヤ比gr1から変速後のギヤ比gr2まで低下するので、入力回転数であるタービン回転数もNt1からNt2に低下してゆき、この結果、この回転数の低下により慣性エネルギが消費され、これによるトルクが、(1)式で示す慣性トルクTjとして発生する(イナーシャ相という)。
Tj=J・dωt/dt …………(1)
ここで、Jは慣性モーメントで、ωtは入力回転軸の回転角速度である。
なお、通常はエンジン1による慣性モーメントが最も大きいので、J=エンジン1の慣性モーメントと考えても問題ない。
そして、この慣性トルクTjの大きさは、図示のように、このとき締結されるクラッチの伝達トルクTcで制限されるが、このときクラッチに供給された作用油圧をPcとすると、クラッチの伝達トルクTcは、次の(2)式で表すことができる。
Tc=μ・R・N・(A・Pc −F) …………(2)
ここで、μはクラッチの摩擦係数、Rはクラッチの有効半径、Nはクラッチ枚数、Aはクラッチ操作用ピストンの受圧面積、そしてFはクラッチ反力である。
従って、慣性トルクTjは、次の(3)式で表す大きさになる。
Tj=Tc−To2 …………(3)
次に、このときの慣性エネルギを全て慣性トルクTjとして消費するのに要する時間が変速時間Δtであるが、この変速時間は通常0.5s 程度であり、この間、車速は一定であるとすると、変速後のタービン回転数Nt2は次の(4)式で表される。
Nt2=gr2/gr1・Nt1 …………(4)
ここで、Nt1は変速後のタービン回転数である。
また、ここで、
dωt/dt∝(Nt1−Nt2)/Δt …………(5)
であり、従って、これら(4)式と(5)式から、
dωt/dt=kw・Nt1/Δt …………(6)
と表される。ここで、kwは変速種毎に決まる定数である。
そこで、(3)式を、(1)式と(6)式、及びタービントルクTtと変速前タービン回転数
Nt1により整理すると、次の(7)式が得られる。
Tc=gr2・Tt+J・kw・Nt1/Δt …………(7)
従って、クラッチの伝達トルクTcを(7)式で求め、これから(2)式を用いて作用油圧
Pcを決めてやれば、所望の変速時間Δtにより変速することができる。
しかし、実際には、自動車の種々の運転状態において、タービントルクTtと変速前タービン回転数Nt1は任意の値となる。
従って、クラッチの伝達トルクTcは不定値になるので、特に変速前タービン回転数
Nt1が高い領域では、伝達トルクTcが、変速前の出力軸トルクTo1より高くなり、突き上げるようなショックが発生してしまう。
従って、このような変速ショックを常に最適な状態にするためには、伝達トルクTcを、次の(8)式を満足する値に決めてやればよい。
To1>Tc>To2 …………(8)
この(8)式が満足されている状態の一例を図4に示す。
そして、この実施形態では、伝達トルクTcが、図4に示すように、変速前後の出力軸トルクの中間にくるように制御するように構成してあり、この場合、伝達トルクTcは、次の(9)式で表す値にする。
Tc=(To1+To2)/2 …………(9)
なお、この伝達トルクTcについては、必ずしもこの(9)式によって決めなければならないという訳ではない。
例えばマニュアル変速モードにしたときなど、変速時間を短くしたい場合は、次の(10)式によって決めても良い。
Tc=To1 …………(10)
そして、この場合は、変速時間Δtも通常より短くなるよう決めればよい。
ところで、この(9)式により伝達トルクTcを決めた場合、上記したように、このままでは変速時間が不定になる。
そこで、この実施形態では、(7)式に、トルク補正量Tdw(トルクダウン量)の項を加えた次の(11)式により、伝達トルクTcを導出するようにしている。
Tc=gr2・(Tt−Tdw)+J・kw・Nt1/Δt ……(11)
こうして、(9)式と(11)式によりトルク補正量Tdwを求めると、次の(12)式が得られる。
Tdw=kα・Tt+kβ・Nt1/Δt …………(12)
ここで、kα、kβは変速種毎に決まる定数である。
このように、入力トルクをトルク補正量Tdwだけ補正すれば、常に(9)式で決まる変速ショックの小さい伝達トルクTcにより、所望の変速時間Δtのもとで制御できる。
ところで、内燃機関のトルクは、吸入空気量によって制御できる。
そこで、この実施形態では、自動変速機制御ユニット8から、スロットル開度TVOを補正(補正量TVOe)し、吸入空気量を制御するように、絞り弁制御ユニット10に要求することにより、内燃機関のトルクが制御されるようにしている。
また、内燃機関のトルクは、点火時期や燃料カットによっても制御できる。
これら点火時期や燃料カットによる方法は、トルクの正確な制御という点では劣るが、応答性の点でははるかに優れている。
そこで、この実施形態では、自動変速機制御ユニット8から、点火時期リタード(制御量Agr)や、任意の気筒に対する燃料カット(要求指令Fc) を、エンジン制御ユニット9に対して要求することにより実現するようにしている。
また、エンジンとして、電気モータ或いは電気モータと内燃機関を併用する自動車では、トルク補正の方法として、電気モータの電流を制御(モータ駆動電流制御手段)することで実現される。
次に、この実施形態において、変速時の制御に用いる基本制御量を算出する方法について、図5により説明する。
まず、演算処理40は、スロットル開度TVOとエンジン回転数Neを取り込み、予めテーブルデータとして設定してあるエンジントルクマップからエンジントルクTeを算出する。このときのスロットル開度TVOは絞り弁制御ユニット10から供給され、エンジン回転数Neはエンジン制御ユニット9から供給される。
ここで算出されるスロットル開度TVOは、自動変速機制御ユニット8から要求されるスロットル補正量TVOeを含まない開度である。
一方、演算処理41により、タービン回転数Ntとエンジン回転数Neの比をとって速度比eを求め、演算処理42では、この速度比eから、予めテーブルデータとして設定してあるトルク比テーブルを用いてトルク比tを算出する。
ここで、このトルク比tとは、トルクコンバータ15によるトルクの増幅率のことである。
次に、演算処理43で、このトルク比tと演算手段40で求めたエンジントルクTeを乗算してタービントルクTtを求め、このタービントルクTtに、演算処理44で、変速種毎に決まっている定数kpを乗算してクラッチの伝達トルクTc を算出する。
ここで、(9)式の場合には、定数kpは、次の(13)式で表される値になる。
kp=(gr1+gr2)/2 …………(13)
次に、演算処理45では、予めテーブルデータとして設定してあるテーブルを用い、この伝達トルクTcからクラッチ作用圧Pcを算出する。
次に、演算処理46では、変速前のギヤ比gr1 に出力軸回転数Noを掛けて変速前のタービン回転数Nt1を求める。
ここで実際のタービン回転数Ntを使わない理由は次の通りである。
すなわち、上記したように、タービン回転数Ntは、変速したときのギヤ比の変化により変速後の回転数に低下するため、変速前の回転数を求めるためには、タイマ或いはギヤ比の変化で判断しなければならない。
それに対して、出力軸回転数に変速前のギヤ比を掛けてやれば、変速中でも変速前のタービン回転数を特別な処理なしで求めることになるからであり、これにより、処理が簡素化できるからである。
演算処理47では、この変速前タービン回転数Nt1 と、先に求めたタービントルク
Tt、及び目標変速時間Δtを(12) 式に代入し、トルク補正量Tdwを求め、更にトルク補正量Tdwをトルク比tで除算し、エンジンのトルクに対するエンジントルク補正量
Tdw'を求める。
また、演算処理48では、トルク補正を含まないエンジントルクTeからエンジントルク補正量Tdw' を差し引き、目標エンジントルクTesを求め、次いで演算処理49では、予めテーブルデータとして設定してあるテーブルを用い、エンジン回転数Neと目標エンジントルクTes から目標スロットル開度TVOsを求め、更に演算処理50では、現在のスロットル開度TVOから目標スロットル開度TVOsを差し引いてスロットル補正量TVOeを求めるのである。
一方、演算処理51では、エンジントルク補正量Tdw'により、エンジンの点火時期リタード量Agrと燃料カット指令Fcを算出する。
これは、上記したように、スロットル補正だけでは応答遅れがあるので、応答性の良い点火時期リタードや気筒カットにより補正開始時の応答を補償するためである。
ここで、電気モータの場合は、電流変化に対するトルクの応答遅れが少ないので、エンジントルク補正量Tdw'によりモータの駆動電流補正量を求めて制御すればよい。
ところで、これまで計算してきた内容では、エンジントルクをベースにして結果が求められており、このため、エアコンなどの負荷によりエンジントルクがずれると制御に誤差が生じてしまう。
そこで、この実施形態では、非変速状態のき、図6に示すようにしてトルクを求め、エンジントルク誤差ΔTによりタービントルクTtを補正し、これにより精度よくトルクが算出できるようにしており、以下、この点について説明する。
図6において、まず演算処理90では、タービン回転数Ntをエンジン回転数Neで除算し、トルクコンバータ15のスリップ比eを求める。そして、演算処理91では、このスリップ比eから、トルク比テーブルを用いてトルク比tを算出し、これと並行して演算処理92では、ポンプ容量係数テーブルを用いてポンプ容量係数τを算出する。
演算処理93ではエンジン回転数Neの2乗を求め、演算処理94では、このエンジン回転数Neの2乗にトルク比tとポンプ容量係数τを乗算し、トルコン特性タービントルクTttを算出する。
また、演算処理95では、スロットル開度TVOとエンジン回転数Neから、エンジンのトルクマップを用いてエンジントルクTeを算出する。
演算処理96では、エンジン回転数Neの前回値との差をとり、エンジン回転数変化量ΔNeを算出し、次いで、このエンジン回転数変化量ΔNeに、演算処理97により慣性モーメントJeを乗算して、その値を演算処理98でエンジントルクTeに加算し、慣性トルクTe'を算出する。
演算処理99では、この慣性トルクTe' に、先に演算処理92で算出したトルク比tを乗算して、エンジン特性タービントルクTteを算出する。
演算処理101では、エンジン特性タービントルクTte から、定数設定手段100から与えられる補機補正トルクΔTを差し引いて、補正エンジン側タービントルクTte'を算出する。
演算処理102では、スリップ比eの値が1の近傍にあるか否か、及び変速機が変速中であるか否かを判定し、何れも真ならばタービントルクTtとして補正エンジン側タービントルクTte'を選択し、何れかが否ならばタービントルクTtとしてトルコン特性タービントルクTttを選択する。
この演算処理102は、図10に示すように、ポンプ容量係数τの特性がスリップ比eの1近傍で0となり、このときはトルコン特性タービントルクTttが計算不能になるのを回避する点と、目標トルクとして計算される補正エンジン側タービントルクTte'を使うことにより、変速中のトルク計算の応答性が補償されるという点で、二重の意味がある。
ここで、定数設定手段100による補機補正トルクΔTは、スリップ比eが1近傍になく、且つ、エンジン負荷が安定しているとき、次の(14)式により求めれば良い。
ΔT=Tte−Ttt …………(14)
なお、上記のように差分から求める方法以外にも、エアコンの状態やステアリングの状態等の補記動作状態から推定してもよい。
しかし、上記の方法によれば、タービントルクが常に補記分、正しく補正されるので、演算処理44(図5)と演算処理47における演算誤差が少くなり、精度よく制御できる。
次に、このようにして算出した基本制御量を、変速制御に使用する方法について、図7のタイムチャートと図8のフローチャートにより説明する。
なお、ここでは、アップシフト時で、且つトルクを低下させる制御の場合について説明する。
図7は、変速前ギヤ比gr1から変速後ギヤ比gr2に変速した状態を時間軸で表わしたもので、ここで、まずgrs は、変速が開始されたことを判定するギヤ比レベルで、変速前ギヤ比gr1 より若干小さい値で、回転計測誤差によるばらつきよりも大きな値に設定する。
次に、期間tdは、ギヤ比がレベルgrs 以下になってからの所定時間で、この値は、スロットル変化に対するトルクの応答遅れ時間となるもので、定数としてもよいが、現在のスロットル開度TVOの関数、或いはその他エンジン運転状態量の関数として求めるようにしてもよい。
そして、この期間tdの間、算出したスロットル補正量TVOeにオーバーシュート量aTVOeを加算し、このオーバーシュート量aTVOeを経過時間とともに減少させて行き、最終的にスロットル補正量TVOeに近づけるよう制御する。
更に、この期間tdの間に点火時期リタード又は燃料カットを実施することにより応答遅れを補償する。
これにより、応答時間を速くすることができる。
なお、期間td以降は、スロットル補正により所望のトルクが安定して選られるようになるので、トルク補正量が正確に制御し難い点火時期リタードや燃料カットは止めるが、この際、トルクに段差が出ないよう徐々に復帰するようしている。
次にgreは、変速の終了を判定するギヤ比レベルで、トルク補正を終了させるトリガ
(契機)となるものであり、その値は、変速後ギヤ比gr2 より若干大きい値で、スロットル変化に対するトルクの応答遅れ時間を考慮して実際の終了より速く終わらせるように設定する。
次に、図8により説明すると、このフローチャートは、変速指令が出てから所定時間
(例えば10ms)毎に実行される処理である。
まず、処理60で、現在のギヤ比grが変速開始判定ギヤ比レベルgrs以下になったか否かを判定し、不成立(N)であれば処理61に進み、ここでスロットル開度オーバーシュートタイマTmeと、点火時期の実制御量rAgr、それに実スロットル補正量rTVOeを夫々0にし、これにより補正が行われないようにする。
しかして、処理60で成立(Y)したときは、まず処理62で、スロットル開度オーバーシュートタイマTmeを調べ、それがトルクの応答遅れ時間tdを経過したか否かを判定し、未経過(N)の場合は処理63に進み、ここで計算されたTVOeとオーバーシュート量aTVOe及びスロットル開度オーバーシュートタイマTmeの経過状況から実スロットル補正量rTVOeを計算する。
ここで、処理63の算出式を使うことで、スロットル補正量のオーバーシュート量が最大値aTVOeから時間の経過毎に減少し、最終的にスロットル補正量TVOeに収束させることができる。
処理64では、実点火時期リタード量rAgrを計算された値Agrとする。
ここで、点火時期リタードに代えて、例えば燃料カットを実施してもよく、この場合、カットする気筒数は、エンジントルク補正量Tdw'に応じて決めればよい。
そして、処理65では、スロットル開度オーバーシュートタイマTmeを1インクリメントさせる。
一方、処理62が成立(Y)の場合は、処理66で現在のギヤ比grが変速終了判定ギヤ比gre以下になったか否かを判定し、不成立(N)のときは処理67で実点火時期リタード量rAgrを所定量kAgrだけ戻し、処理68と処理69で点火時期リタード量rAgrが0まで戻ったか判断する。
このように、点火時期リタード量rAgrを徐々に戻すことにより、トルクの段差を小さくできる。
点火時期リタードに代え、燃料カットにした場合も同様で、カットする気筒数を段階的に戻すことによりトルク段差を小さくできる。
処理70では、実スロットル補正量rTVOeを、計算されたスロットル補正量TVOeにする。
一方、処理66が成立(Y)の場合は、処理71で、実点火時期リタード量rAgrと実スロットル補正量rTVOeを共に0にして補正を終了する。
そして、処理72で、計算された油圧Pcを、制御に用いる実油圧rPcに入れるのであるが、このとき、より変速ショックをより小さくするため、図9に示すクラッチの摩擦係数μの条件で油圧Pcを算出するようにしてもよい。
この場合は、例えば(14)式により、クラッチ間速度ΔNcを算出し、これにより、図9の特性から摩擦係数μを求め、上記した(2) 式により油圧Pcを求めるようにすればよい。
ΔNc=Nt−gr2・No …………(15)
処理73では、各フローで求めた実圧力rPcと実点火時期リタード量rAgr、それに実スロットル補正量rTVOeを夫々制御ソレノイド23b、エンジン制御ユニット9、絞り弁制御ユニット10に出力する。
ここで、絞り弁制御ユニット10の故障などにより、所望のトルク制御ができない場合は、(7)式により伝達トルクTcを決めるようにしてもよい。
こうすれば、トルク制御ができなくなったときでも、変速時間が長くなってしまうことがなくなり、クラッチが故障してしまう虞れを無くすことができる。
従って、この実施形態によれば、出力軸トルクに応じて最適なクラッチの伝達トルクが決められ、クラッチ油圧が制御されるので、変速ショックを充分に小さく抑えることができる。
また、この実施形態によれば、入力トルクであるタービントルクTtと、入力回転数であるタービン回転数NtとNt1 からトルク補正量が求められ、応答の速い点火時期リタード及び燃料カットによる補正と、トルクの補正精度が高いスロットル開度補正が併用されるので、所望の変速時間を安定して得ることができる。
さらに、この実施形態では、動力源に電気モータを持つ自動車の場合、電気モータの駆動電流によりトルクが制御できるので、所望の変速時間が安定して得られる。
また、この実施形態では、故障などによりトルク制御ができなくなってしまったときでも、変速時間を所望にする伝達トルクが自動的に選択されるので、変速時間の間延びによるクラッチ摩耗を確実に防止することができる。
本発明による自動車用自動変速機制御装置の一実施形態を示すシステム構成図である。 本発明の一実施形態で用いられている自動変速機の説明図である。 自動変速機の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の一実施形態におけるトルク制御の一例を示すタイミング図である。 本発明の一実施形態による基本制御量算出処理を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態による定常時のトルク算出処理を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態におけるトルク補正動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の一実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 自動変速機におけるクラッチ摩擦係数特性の一例を示す特性図である。 トルクコンバータのトルク比及びポンプ容量特性の一例を示す特性図である。
符号の説明
1…エンジン、2…自動変速機(AT)、6…油圧回路、7…絞り弁制御器、8…自動変速機制御ユニット(ATCU)、9…エンジン制御ユニット(ECU)、10…絞り弁制御ユニット(THCU)、15…トルクコンバータ、16…ギヤトレイン、17…タービン回転数センサ、18…出力軸回転数センサ、24…ハイクラッチ、25…リヤ側サンギヤ、
26…リバースクラッチ、27…フロントピニオンギヤ、28…ロークラッチ、29…ロー&リバースブレーキ、30…“24”ブレーキ、31…フロントサンギヤ、32…リアインターナルギヤ、33…フロントインターナルギヤ、34…リアピニオンギヤ。

Claims (7)

  1. 摩擦部材の締結及び解放により変速比を変える方式の自動変速機を用いた自動車用変速機の制御装置において、
    前記摩擦部材の入力トルクを演算する入力トルク演算手段と、
    前記入力トルクに基いて前記摩擦部材が締結されたときの伝達トルクを演算する伝達トルク演算手段と、
    前記伝達トルクに基いて前記摩擦部材の締結圧を制御する締結圧制御手段と、
    前記摩擦部材の入力回転数を取込む入力回転取込手段と、
    前記入力回転数と前記入力トルクに基いてエンジントルク補正量を演算するエンジントルク補正量演算手段と、
    前記エンジントルク補正量に基づいてエンジンのトルクを補正するエンジントルク補正手段と、
    を備えたことを特徴とする自動車用変速機制御装置。
  2. 請求項1に記載の発明において、
    エンジンの点火時期を補正する点火時期補正手段又は燃料供給をカットする燃料カット手段の少なくとも一方の手段と、前記エンジンに供給する空気量を補正する吸入空気量補正手段とで、前記エンジントルク補正手段が構成されていることを特徴とする自動車用変速機制御装置。
  3. 請求項2に記載の発明において、
    前記点火時期補正手段と燃料カット手段は、変速開始時、最初から動作された後、前記吸入空気量補正手段の動作が終了する前に動作を終了するように構成されていることを特徴とする自動車用変速機制御装置。
  4. 請求項2に記載の発明において、
    前記吸入空気量補正手段は、変速開始時、一時的に、前記エンジントルク補正量より大きな補正量に制御されるように構成されていることを特徴とする自動車用変速機制御装置。
  5. 請求項2に記載の発明において、
    前記伝達トルクの大きさは、変速前の出力軸トルクの大きさと変速後の出力軸トルクの大きさの間の値に定められていることを特徴とする自動車用変速機制御装置。
  6. 請求項2に記載の発明において、
    前記吸入空気量補正手段による補正が得られなくなったとき、前記入力トルクと前記入力回転数から前記伝達トルクを演算し、前記締結圧制御手段に供給することを特徴とする自動車用変速機制御装置。
  7. 請求項1に記載の発明において、
    前記エンジンが、電気モータ又は電気モータと内燃機関で構成され、
    前記エンジントルク補正手段が、モータ駆動電流制御手段で構成されていることを特徴とする自動車用変速機制御装置。
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