JP2004351434A - 溶接装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被溶接配管4、5を突合せ溶接する装置であって、溶接用電極22を有する電極部2と被溶接配管4、5を把持する固定クランプ3とを有する溶接装置本体8と、電極位置表示手段6とを備え、電極位置表示手段6は、溶接用電極22に応じた位置の被溶接配管4、5に、表示光Lを照射することができるようになっている。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管を突合せ溶接する溶接装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガス供給配管を、例えばガスヤード内のガス供給源からクリーンルーム内のユースポイントまで設置する場合には、ガスヤード、建造物の壁面、建造物内部のパイプスペース、クリーンルーム床下等に配管を固定する。
供給配管は、通常、建造物や部屋の壁面等に沿って設置されるため、配管の一部が他の配管に対し垂直または平行に設けられる。
配管の設置位置を比較的自由に選択できる場合、例えばクリーンルームの床下に設置する場合でも同様に、配管は、部屋の間仕切りに対して平行または垂直に設置されることが多い。配管の一部を他の配管に対し斜めに設置すると、スペース的なロスが生じるとともに、メンテナンス等の作業がしにくくなり、しかも美観を損ねるためである。
供給配管の設置にあたっては、配管のクリーン度を考慮して、設置現場での溶接を必要最小限に留めるのが好ましい。このため、クリーン度が管理されたクリーンブース等で、複数の配管を溶接により連結したユニット配管を作製しておき、このユニット配管を、設置現場において設置箇所に合わせて溶接する方法がとられることが多い。
【0003】
配管を溶接する方法としては、特許文献1に記載された方法がある。
特許文献1には、レーザ光の発光部と受光部とを有する開先センサを用い、レーザ光を配管端部の開先に照射し、開先を投影して受光部に到達したレーザ光に基づいて開先形状を検出し、検出した開先の位置に応じて溶接トーチを配置し、配管の溶接を行う方法が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−334564号
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された方法では、開先を投影して受光部に到達したレーザ光に基づいて開先位置を検出するため、開先位置の検出精度が低くなり、溶接位置が配管端部からずれてしまうことがあった。
【0006】
図3ないし図5は、配管を溶接するのに用いられる溶接装置の例を示すもので、ここに示す溶接装置は、ヘッド部1と、電極部2と、被溶接配管4、5を把持する固定クランプ3と、固定クランプ3に設けられたカバー板9とを備えている。
ヘッド部1は、基部11と、基部11の両端から上方に延びる第1および第2延出部12、13とを備えている。
電極部2は、円弧状の回動部材21と、回動部材21に設けられた溶接用電極22とを備えている。
固定クランプ3は、第1および第2クランプ部31、32を備えている。
第1クランプ部31は、一方の被溶接配管4を把持するためのもので、被溶接配管4を上下から挟み込む第1および第2把持部33、34を備えている。
第2クランプ部32は、他方の被溶接配管5を把持するためのもので、被溶接配管5を上下から挟み込む第1および第2把持部37、38を備えている。
第1把持部33、37は、それぞれ被溶接配管4、5の外周面に沿う配管保持凹部33a、37aを有する板状に形成されている。第2把持部34、38は、それぞれ被溶接配管4、5の外周面に沿う配管保持凹部34a、38aを有する板状に形成されている。
カバー板9は、被溶接配管4、5の突合せ端面4a、5aの位置を目視にて確認するための位置確認用開口91を有するカバー板本体92と、開口91を覆う透明な保護板93とを備えている。
この溶接装置は、被溶接配管4、5の突合せ端面4a、5aを、ヘッド部1、固定クランプ3およびカバー板9にて囲まれた略密閉空間S内に配置することができる。
【0007】
次に、上記溶接装置を用いて、被溶接配管4と被溶接配管5とを突合せ溶接する方法について説明する。
図5に示すように、あらかじめ第1クランプ部31の外面と溶接用電極22との距離a1を測定するとともに、第2クランプ部32の外面と溶接用電極22との距離a2を測定しておく。
被溶接配管4の突合せ端面4aから距離a1だけ離れた位置に、ペン等を用いて位置表示51(けがき線)を形成する。同様に、被溶接配管5の突合せ端面5aから距離a2だけ離れた位置に位置表示51(けがき線)を形成する。
【0008】
位置表示51、51の位置をそれぞれクランプ部31、32の外面に合わせて、被溶接配管4、5をヘッド部1の延出部12、13間に配置し、クランプ部31、32によって把持する。これによって、被溶接配管4、5は、突合せ端面4a、5aが互いに突き合わされた状態で位置決めされる。
【0009】
被溶接配管4、5の突合せ端面4a、5aと溶接用電極22との位置(配管4、5の軸方向位置。以下、単に軸方向位置という)を一致させることは、良好な溶接を行うために重要である。
上記方法では、位置表示51、51の位置をクランプ部31、32に合わせることによって、被溶接配管4、5の軸方向の位置決めが行われる。
被溶接配管4、5を位置決めする際には、突合せ端面4a、5aの軸方向位置が溶接用電極22の軸方向位置と一致しているかどうかを、開口91を通して目視にて確認することができる。
良好な溶接を行うには、突合せ端面4a、5aと溶接用電極22との軸方向位置の差は、配管4、5の肉厚の1/2以下が好ましく、通常、1mm以下(好ましくは0.5mm以下)が好適である。
上記位置決めを行った後、電極部2を被溶接配管4、5の周方向に沿って回動させつつ、溶接用電極22を用いて突合せ端面4a、5aを全周にわたって溶接する。これによって、被溶接配管4、5が突合せ溶接される。
【0010】
溶接装置における溶接用電極の位置は装置によりさまざまであり、装置によっては、溶接用電極が2つのクランプ部間の中央位置でなく、いずれかのクランプ部寄りに設けられている場合がある。このため、使用する溶接装置の向きにあわせて、その都度、位置表示51(けがき線)を形成することが必要となる場合がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、配管設置現場で溶接を行う場合には、作業スペースなどの作業環境が良好とはいえない場合が多いため、位置表示51を正確な位置に、かつ適切な幅で形成するのは容易でない。
位置表示51の形成位置が不正確となると、被溶接配管4、5の位置決め精度が低下し、溶接不具合が起こりやすくなる。また、位置表示51が太くなりすぎると、被溶接配管4、5の位置決めが不正確になるおそれがある。位置表示51が細くなりすぎると、目視による確認がしにくくなり、被溶接配管4、5の位置決め作業が難しくなる。
【0012】
また、電極と配管との間には、通常0.5〜3mm程度の間隔があるため、開口91を通して突合せ端面4a、5aの軸方向位置を確認する際に、この軸方向位置を正確に把握するには、被溶接配管4、5の正面方向(軸方向に対し垂直な方向)から確認を行う必要がある。
しかしながら、配管設置現場における作業スペースが限られている場合には、正面方向からの確認が難しくなることがある。また、配管設置現場が暗いため確認作業が難しくなることがある。
このため、突合せ端面4a、5aと溶接用電極22の軸方向位置を正確に一致させるのは容易でなかった。
【0013】
突合せ端面4a、5aと溶接用電極22との軸方向位置がずれると、突合せ端面4a、5aにおいて溶接金属が配管内面まで到達せず、突合せ端面4a、5a間に相当する位置の配管内面に、これら配管の隙間からなる凹部が形成されることになる。
この場合には、パーティクル等がこの凹部に堆積しやすくなり、供給ガスにパーティクル等の不純物が混入するおそれがある。
また、供給ガスが、半導体製造などに用いられる腐食性のガスである場合には、上記凹部から配管が腐食し、この腐食により生成した金属腐食生成物が供給ガスに混入するおそれがある。
【0014】
上記位置ずれによって溶接に不具合が生じた場合でも、溶接部の外観は溶接状態が良好である場合と変わらないことがあるため、溶接が不具合となった配管を識別するのは難しい。また、開先形状がV形やU形の場合には、電極の狙い位置が、管軸方向にずれた場合には電極と配管の距離が正常な場合と異なるため、アーク電圧を監視することによって、位置ずれの良否が判定できるが、I形突合せ溶接の場合には、位置ずれが生じても配管と電極の距離が変化しないため、アーク電圧を監視しても溶接の良否を判定することは困難である。
このため、良好な溶接を確実に行うことができる方法が要望されている。
特に、半導体製造用に用いられる超高純度ガス、毒性ガス(アルシン等)、可燃性ガス(シラン等)に用いられる供給配管の場合には、配管からのガス漏れや、不純物混入を防ぐため、確実に溶接を行うことが求められている。
【0015】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、配管の突合せ溶接を行うにあたって、配管の突合せ端面の位置と溶接用電極との位置を容易かつ正確に一致させ、良好な溶接を行うことができる溶接装置および方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の溶接装置は、2つの被溶接配管を突合せ溶接する装置であって、溶接用電極を有する電極部と被溶接配管を把持する固定クランプとを有する溶接装置本体と、被溶接配管に対する溶接用電極の位置を示す電極位置表示手段とを備え、電極位置表示手段が、溶接用電極に応じた位置の被溶接配管に表示光を照射することができるようになっていることを特徴とする。
電極位置表示手段は、照射位置が溶接用電極の配管軸方向位置に一致するように、表示光を被溶接配管に照射できるようにされていることが好ましい。
溶接装置本体は、突合せ端面を含む部分の被溶接配管を、略密閉空間内に配置することができるように構成することができる。
電極位置表示手段は、溶接装置本体に対し着脱自在に取付けられることが好ましい。
本発明の溶接装置は、溶接装置本体に、電極位置表示手段からの表示光を溶接装置本体内部に導く光通過口が形成され、この光通過口の内径が、電極位置表示手段から出射される表示光の最短径よりも小さくされていることが好ましい。
【0017】
本発明の溶接方法は、2つの被溶接配管を、溶接用電極を有する溶接装置を用いて突合せ溶接する方法であって、溶接用電極に応じた位置の被溶接配管に表示光を照射し、表示光の照射位置に応じて被溶接配管を位置決めした後、溶接用電極を用いて溶接を行うことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1および図2は、本発明の溶接装置の一実施形態を示すものである。以下の説明において、図3ないし図5に示す従来例との共通部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
ここに示す溶接装置は、被溶接配管4、5に対する溶接用電極22の軸方向位置を示す電極位置表示手段6を備えている点で、上記従来装置と異なる。
この溶接装置は、溶接装置本体8と、溶接装置本体8に取り付けられた電極位置表示手段6とを備えている。
溶接装置本体8は、ヘッド部1と、電極部2と、被溶接配管4、5を把持する固定クランプ3と、固定クランプ3に設けられたカバー板9と、カバー板9に設けられた取付部7とを有する。
【0019】
ヘッド部1は、基部11と、基部11の両端から上方に延びる第1および第2延出部12、13とを備えている。
電極部2は、被溶接配管4、5の周方向に回動する円弧状の回動部材21と、回動部材21に設けられた溶接用電極22とを備えている。溶接用電極22は、回動部材21の内方に突出するように形成されている。電極部2は配管周方向にのみ移動し、配管軸方向と径方向には移動しない構造になっている。
【0020】
固定クランプ3は、ヘッド部1の一方面側に設けられた第1クランプ部31と、ヘッド部1の他方面側に設けられた第2クランプ部32とを備えている。
第1クランプ部31は、一方の被溶接配管4を把持するためのもので、被溶接配管4を上下から挟み込む第1および第2把持部33、34を備えている。
第2クランプ部32は、他方の被溶接配管5を把持するためのもので、被溶接配管5を上下から挟み込む第1および第2把持部37、38を備えている。
第1把持部33、37は、それぞれ被溶接配管4、5の外周面に沿う配管保持凹部33a、37aを有する板状に形成されている。第2把持部34、38は、それぞれ被溶接配管4、5の外周面に沿う配管保持凹部34a、38aを有する板状に形成されている。
【0021】
カバー板9は、被溶接配管4、5の突合せ端面4a、5aの位置を目視にて確認するための位置確認用開口91を有するカバー板本体92と、開口91を覆う透明な保護板93とを備えており、第2把持部34の上部に取り付けられている。カバー板9は、第2把持部34の上部から第2把持部38の上部にかけて形成されている。
保護板93には、電極位置表示手段6からのレーザ光(後述)を本体8内に導くレーザ光通過口94が形成されている。レーザ光通過口94は、軸方向位置が溶接用電極22の軸方向位置に一致するように形成するのが好ましい。
【0022】
取付部7は、有底筒状に形成され、保護板93の上面に設けられている。
取付部7の底部には、電極位置表示手段6からのレーザ光(後述)を本体8内に導くレーザ光通過口71が形成されている。レーザ光通過口71の形状は、真円状、正多角形状等とすることができる。
レーザ光通過口71の内径(例えば最大径)は、電極位置表示手段6から出射されるレーザ光の最短径より小さくすることができる。
溶接装置本体8は、被溶接配管4、5の突合せ端面4a、5aを、基部11、第1延出部12、第2延出部13、第1クランプ部31、第2クランプ部32およびカバー板9にて囲まれた略密閉空間S内に配置することができる。
【0023】
電極位置表示手段6は、レーザ発振器61(表示光照射手段)と、レーザ発振器61からのレーザ光が出射する出射部62とを備えており、溶接用電極22に応じた軸方向位置の被溶接配管4、5にレーザ光を照射することができるようになっている。
電極位置表示手段6は、出射部62を介して取付部7に固定してもよいし、取付部7に対し着脱可能としてもよい。
【0024】
上記溶接装置は、電極部2を配管周方向に回転駆動させるモータなどの駆動手段(図示略)と、溶接時の電流値などの溶接条件を制御する制御部(図示略)を備えた自動溶接装置とするのが好ましい。
【0025】
次に、上記溶接装置を用いて、被溶接配管4と被溶接配管5とを突合せ溶接する方法について説明する。
あらかじめ、制御部(図示略)において、溶接用電極22の回動によって変化する溶接姿勢(上向き姿勢、下向き姿勢、横向き姿勢等)に応じた溶接条件(電流値、溶接時間、溶接速度、雰囲気パージ時間、パルス時間など)を設定しておく。
【0026】
被溶接配管4、5をヘッド部1の延出部12、13間に配置する。
この際、以下に示すように、被溶接配管4、5の突合せ端面4a、5aと溶接用電極22との位置(配管の軸方向位置)が一致しているかどうかを確認する。
図2に示すように、電極位置表示手段6のレーザ発振器61を用いて、レーザ光L(表示光)を出射部62から出射させる。レーザ光Lは、被溶接配管4、5の軸方向に対しほぼ垂直な方向から、取付部7のレーザ光通過口71、カバー板9のレーザ光通過口94を経て被溶接配管4、5に照射される。
レーザ光Lは、溶接用電極22に応じた位置の被溶接配管4、5に照射される。
【0027】
この際、被溶接配管4、5を、レーザ光照射位置10に応じて位置決めすることができる。
すなわち、突合せ端面4a、5aとレーザ光照射位置10との軸方向位置が一致していない場合には、被溶接配管4、5を軸方向に沿って移動させ、突合せ端面4a、5aの軸方向位置をレーザ光照射位置10に一致させる。これによって、突合せ端面4a、5aと溶接用電極22の軸方向位置は正確に一致する。
突合せ端面4a、5aおよびレーザ光照射位置10は、基部11、第一延出部12、第2延出部13、第一クランプ部31、第2クランプ部32およびカバー板9にて囲まれた略密閉空間S内にあるにもかかわらず、カバー板9の開口91を通して目視にて確実に確認することができる。
【0028】
次いで、被溶接配管4、5を、クランプ部31、32の第1把持部33、37と第2把持部34、38によって把持する。
これによって、被溶接配管4、5は、突合せ端面4a、5aが互いに突き合わせられた状態で位置決めされる。
【0029】
次いで、溶接装置本体8の略密閉空間S内をシールドガスで置換し、電極部2を被溶接配管4、5の周方向に沿って回動させつつ、溶接用電極22を用いて突合せ端面4a、5aを全周にわたってアーク溶接などにより溶接する。
溶接の際には、上記制御部を用いて溶接条件を最適化しつつ電極部2を駆動させることによって、被溶接配管4、5の自動溶接を行うのが好ましい。
【0030】
上記溶接装置では、溶接用電極22に応じた位置の被溶接配管4、5にレーザ光Lを照射する電極位置表示手段6を備えているので、次に示す効果を奏する。
(1)溶接用電極22の位置に応じたレーザ光Lを、被溶接配管4、5に直接照射し、レーザ光照射位置10に応じて被溶接配管4、5を位置決めすることによって、突合せ端面4a、5aを、容易に、しかも正確に溶接用電極22に応じた位置に配置することができる。
従って、溶接用電極22によって突合せ端面4a、5aを確実に溶接することができ、溶接不良を防ぐことができる。特に、溶接の良否を判定するのが難しいI形突合せ溶接の場合でも、溶接不良を確実に防ぐことができる。
これに対し、配管を投影して受光部に到達したレーザ光に基づいて端部位置を検出する従来方法では、配管に照射されずに受光部に到達したレーザ光量に基づいて間接的に配管端部位置を検出するため、位置検出精度が低くなり、溶接位置が配管端部からずれてしまうことがある。
(2)レーザ光Lの照射によって被溶接配管4、5の位置決めを行うため、暗い作業環境下でも照射位置10を確認しやすく、位置決め作業が容易である。
(3)被溶接配管4、5上のレーザ光照射位置10と突合せ端面4a、5aとの相対位置に基づいて被溶接配管4、5を位置決めすることができるため、観察位置にかかわらず、この相対位置を正確に把握することができる。
従って、作業スペース上の制約のため正面位置からの配管位置確認が難しい場合でも、正確な位置決めが可能である。
(4)上記溶接装置は、図3に示す従来装置に対し、取付部7と電極位置表示手段6とを付加した構成であるので、従来装置を元にして容易に作製することができる。従って、低コスト化を図ることができる。
【0031】
被溶接配管4、5を位置決めする際には、溶接装置本体8に対する電極位置表示手段6の取付位置のわずかなずれ等に起因して、レーザ光Lの位置が所定位置からずれてしまうことがある。
また、レーザ発振器61としては、安価なレーザポインタを利用することができるが、この場合には、被溶接配管4、5に照射されるレーザ光Lの断面形状が真円でなく楕円となり、照射されたレーザ光Lの正確な位置が確認しにくくなることがある。
【0032】
図2に示すように、上記溶接装置では、レーザ光通過口71の内径を、レーザ発振器61から出射されるレーザ光L1(出射レーザ光)の最短径より小さくすることによって、出射レーザ光L1の位置がずれた場合でも、被溶接配管4、5に照射されるレーザ光L2(照射レーザ光)の位置が、レーザ光通過口71に応じた位置となる。
このため、照射レーザ光L2の照射位置10を一定とすることができる。
また照射レーザ光L2の形状をレーザ光通過口71に応じた形状(例えば真円)とすることができ、照射レーザ光L2を確認しやすくすることができる。
従って、被溶接配管4、5の位置決めの際の精度を高めることができる。
また、安価なレーザポインタを用いた場合でも、照射レーザ光L2を確認しやすくすることができるため、低コスト化が可能である。
【0033】
電極位置表示手段6は、レーザ光照射位置10が溶接用電極22の軸方向位置に一致するように、レーザ光を被溶接配管4、5に照射できるようにされているので、突合せ端面4a、5aをレーザ光照射位置10に一致させることによって、突合せ端面4a、5aと溶接用電極22の軸方向位置を一致させることができる。
従って、被溶接配管4、5の位置決めが容易となる。
【0034】
上記溶接装置では、突合せ端面4a、5aが略密閉空間S内に配置されるが、レーザ光照射によって溶接用電極22の位置を被溶接配管4、5上に直接示すので、電極22の位置を視認しやすくなり、被溶接配管4、5の位置あわせが容易となる。
【0035】
径が異なる複数の配管に対応するためには、被溶接配管4、5の径に応じて複数の溶接装置本体8を使い分けることが必要となる。
上記溶接装置では、電極位置表示手段6を、溶接装置本体8に着脱自在とすることによって、溶接装置本体8に応じた数の電極位置表示手段6を用意する必要がなくなる。例えば1つの電極位置表示手段6を複数の溶接装置本体8で共有することができるようになる。このため、コスト面で有利である。
【0036】
上記溶接方法は、溶接用電極22に応じた位置の被溶接配管4、5にレーザ光を照射し、レーザ光照射位置10に応じて被溶接配管4、5を位置決めした後、溶接を行うので、突合せ端面4a、5aを、容易に、しかも正確に溶接用電極22に応じた位置に配置することができる。
従って、突合せ端面4a、5aを確実に溶接することができ、溶接不良を防ぐことができる。
【0037】
なお、径が異なる複数の配管に対応するため、各配管の径に応じた寸法のクランプ部31、32を複数用意しておき、溶接するべき配管に応じて、その配管に適合したクランプ部31、32を選択使用することも可能である。これによって、共通のヘッド部1を、径が異なる複数の配管に使用することができる。
また、あらかじめ被溶接配管4、5を溶接等により互いに仮固定することにより被溶接配管4、5を連結した後に、被溶接配管4、5の位置決めを行うことも可能である。
特に、被溶接配管4、5の径が大きい場合には、配管外径とクランプ部31、32内径との差が大きくなりやすく、位置ずれが起こりやすいため、被溶接配管4、5を仮固定する方法は有効である。被溶接配管4、5を仮固定するかどうかは、被溶接配管4、5が固定クランプ3によって装置に対し確実に位置決めされるかどうかに応じて決めればよい。
【0038】
上記実施形態では、保護板93に設けられた取付部7に電極位置表示手段6が取り付けられる構成を例示したが、電極位置表示手段6の取付位置は、被溶接配管4、5にレーザ光を照射できる位置であれば任意とすることができる。例えば、ヘッド部1に、取付部およびレーザ光通過口を形成することも可能である。
さらに、取付部7は、位置決め調整ねじ等で位置を微修正できる構造にすると、レーザ光通過口71の位置を最適化しやすくなるため尚良い。
また、本発明で用いられる表示光は、レーザ光に限らず、他の光源を用いたものであってもよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明の溶接装置は、溶接用電極に応じた位置の被溶接配管に表示光を照射する電極位置表示手段を備えているので、次に示す効果を奏する。
(1)表示光照射位置に応じて被溶接配管を位置決めすることによって、突合せ端面を、容易に、しかも正確に溶接用電極に応じた位置に配置することができる。
従って、溶接用電極によって突合せ端面を確実に溶接することができ、溶接不良を防ぐことができる。特にI形突合せ溶接の場合には、著しい効果が得られる。
(2)表示光の照射によって被溶接配管の位置決めを行うため、照射位置を確認しやすく、暗い作業環境下でも位置決め作業が容易である。
(3)被溶接配管上の表示光照射位置と突合せ端面との相対位置に基づいて被溶接配管を位置決めすることができるため、観察位置にかかわらず、この相対位置を正確に把握することができる。
従って、作業スペース上の制約のため正面位置からの配管位置確認が難しい場合でも、正確な位置決めが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溶接装置の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す溶接装置のA−A線断面矢視図である。
【図3】従来の溶接装置の一例を示す斜視図である。
【図4】図3に示す溶接装置の要部拡大図である。
【図5】図3に示す溶接装置の断面図である。
【符号の説明】
2・・・電極部、3・・・固定クランプ、4、5・・・被溶接配管、6・・・電極位置表示手段、8・・・溶接装置本体、10・・・レーザ光照射位置、22・・・溶接用電極、61・・・レーザ発振器、71・・・レーザ光通過口、L、L1・・・レーザ光(表示光)、S・・・略密閉空間
Claims (6)
- 2つの被溶接配管(4、5)を突合せ溶接する装置であって、
溶接用電極(22)を有する電極部(2)と被溶接配管を把持する固定クランプ(3)とを有する溶接装置本体(8)と、
被溶接配管に対する溶接用電極の位置を示す電極位置表示手段(6)とを備え、
電極位置表示手段は、溶接用電極に応じた位置の被溶接配管に表示光(L)を照射することができるようになっていることを特徴とする溶接装置。 - 電極位置表示手段は、照射位置(10)が溶接用電極の配管軸方向位置に一致するように、表示光を被溶接配管に照射できるようにされていることを特徴とする請求項1に記載の溶接装置。
- 溶接装置本体は、突合せ端面(4a、5a)を、略密閉空間(S)内に配置することができるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の溶接装置。
- 電極位置表示手段は、溶接装置本体に対し着脱自在に取付けられることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の溶接装置。
- 溶接装置本体には、電極位置表示手段からの表示光を溶接装置本体内部に導く光通過口(71)が形成され、この光通過口の内径が、電極位置表示手段から出射される表示光(L1)の最短径よりも小さくされていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の溶接装置。
- 2つの被溶接配管を、溶接用電極を有する溶接装置を用いて突合せ溶接する方法であって、
溶接用電極に応じた位置の被溶接配管に表示光を照射し、表示光の照射位置に応じて被溶接配管を位置決めした後、溶接用電極を用いて溶接を行うことを特徴とする溶接方法。
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