JP2004350473A - 回転電機の回転子 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転電機の特性を低下させることなく、爪状磁極の遠心力による変形や振動に伴う騒音を低下させることが可能な回転電機の回転子を得る。
【解決手段】界磁巻線15を有する円筒部13aおよび14aと、円筒部部13aおよび14aから延長して設けられた円板部13bおよび14bと、この円板部部13bおよび14bから界磁巻線15の外周を覆うように設けられた爪状磁極13cおよび14cとからなり、爪状磁極13cおよび14cは交互に異極をなし噛み合うように形成された一対のクローポール型の回転子鉄心13および14と、爪状磁極13cおよび14cに装着された非磁性体の変形抑止部材18とを備え、爪状磁極13cまたは14cに装着された変形抑止部材18が隣接する爪状磁極13cまたは14cの側面を所定の押圧力により押圧するように構成したものである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両に搭載される回転電機の回転子の構造、特に、高速回転に耐え、騒音を低減する回転子の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両に搭載される回転電機、特に交流発電機は内燃機関から増速されて使用されるため、限界に近い高速回転で回転することになり、回転子の遠心力対策や騒音対策について各種の提案がなされている。特許文献1には騒音対策として、ランデル型の交流発電機において、回転子の両端に非磁性鋼のリング(キャップ)を嵌着し、非磁性鋼のリングには他方の爪状磁極の先端部を押圧する舌片を設けることにより、低速時における風切り音と高速時における爪状磁極の振動による騒音とを低減する技術が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、回転子の磁極数と等しい数の平坦部を持ち、プレスにより一体成形された非磁性鋼板のリングを回転子の両側に設け、回転子の円板部に当接する平坦部の面は円板部と溶接し、回転子の爪状磁極先端部に当接する平坦部の面は爪状磁極先端部と溶接することにより、あるいは、係合させることにより、爪状磁極先端部を隣接する回転子の円板部に固定し、高速回転時における磁極先端部の遠心力による広がりを防止する技術が開示されている。
【0004】
さらに、特許文献3には、クローポール型の多数の爪状磁極が形成された第1のロータコアと第二のロータコアとを有する回転子において、一方の爪状磁極の先端と他方の爪状磁極の根元とを結合する非磁性リングを設け、爪状磁極にはこの非磁性リングを嵌め込む溝を設け、各爪状磁極部に非磁性リングを溶接することにより、高速回転時における遠心力で爪状磁極の先端部が外側に変形するのを防止する技術が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特許番号第2903574号公報(第3頁、第4頁、第3図〜第5図)
【特許文献2】
特開平6−078479号公報(第2頁、第3頁、第1図〜第5図)
【特許文献3】
特開平7−131946号公報(第3頁、第1図、第2図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、車載の回転電機において、爪状磁極に非磁性リングを取り付けるのは遠心力による変形の防止や、振動や騒音を低減するためである。しかし従来の上記の技術においては、非磁性リングを取り付けるために磁路を形成する爪状磁極を部分的に削り取っており、磁路の断面積の低下や空隙面積の低下を来すものであり、性能の低下は避けられない。
【0007】
例えば特許文献1に開示された技術では、磁路断面積の若干の低下を来すことになり、また遠心力が大きい状態では爪状磁極の先端部が非磁性体のリングから外れて振動抑制効果が働かず、騒音防止の効果が低下することになり、さらに冷却効果も低下して回転電機としての出力を犠牲にせざるを得ないものである。また、特許文献2や特許文献3に開示された技術においても、磁気回路の断面積の低下や空隙面積の低下は避けられないものであり、特に特許文献3の場合は、溶接後の後処理が完全でない場合には、固定子側のコイルエンドに傷を付ける虞も有するものである。
【0008】
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、磁気回路の特性を低下させることなく、従って、回転電機の特性を低下させることなく、遠心力による変形や爪状磁極の振動に伴う騒音を低下させることが可能な回転電機の回転子を得ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る回転電機の回転子は、回転軸に固定され、界磁巻線を有する円筒部と、円筒部から延長して設けられた円板部と、この円板部から界磁巻線の外周を覆うように設けられた爪状磁極とからなり、爪状磁極は交互に異極をなすと共に噛み合うように形成された一対のクローポール型の回転子鉄心と、回転子鉄心の爪状磁極に装着された非磁性体の変形抑止部材とを備え、爪状磁極に装着された変形抑止部材が隣接する爪状磁極の側面を所定の押圧力により押圧するように構成したものである。
【0010】
また、回転軸に固定され、界磁巻線を有する円筒部と、円筒部から延長して設けられた円板部と、この円板部から界磁巻線の外周を覆うように設けられた爪状磁極とからなり、爪状磁極は交互に異極をなすと共に噛み合うように形成された一対のクローポール型の回転子鉄心と、回転子鉄心の爪状磁極に装着された非磁性体の変形抑止部材とを備え、変形抑止部材は双方の極性の爪状磁極に装着されており、爪状磁極間において、変形抑止部材が隣り合う変形抑止部材と干渉し合うように構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1ないし図3は、この発明の実施の形態1による回転電機の回転子を説明するもので、図1は、回転電機の全体構成を説明する断面図、図2は、回転子の構成を示す斜視図、図3は、図2の構成を補足説明するもので、回転子を回転軸に垂直な面にて断面した断面図であり、この回転電機は車両用交流発電機として、また、車両用同期電動機として使用されるものである。
【0012】
回転電機の全体構成につき説明すると次の通りである。図1において、回転電機は、アルミニウム製のフロントブラケット1およびリヤブラケット2と、これらに挟持され、電機子巻線3を有する電機子鉄心4と、リヤブラケット2に設けられ、ブラシ5を有するブラシ保持器6と、電機子巻線3の出力する交流電力を整流する整流器7と、電機子巻線3の出力電圧を制御するレギュレータ8などからなる固定子9と、以下に述べる回転子10とから構成されている。
【0013】
回転子10は、一端部にプーリ11が固定された回転軸12と、この回転軸12に固定された一対のクローポール型の回転子鉄心13および14と、回転子鉄心13および14に巻回された界磁巻線15と、回転子鉄心13および14の両端面に固定されたファン16と、回転軸12の他端部に固定され、ブラシ5からの電流を界磁巻線15に供給するスリップリング17などから構成されている。回転子鉄心13および14は磁性体であり、界磁巻線15が巻装される円筒部13aおよび14aと、この円筒部13aおよび14aから延長して設けられた円板部13bおよび14bとを有している。
【0014】
円板部13bと14bの外縁には界磁巻線15の外周を覆うように、また、電機子鉄心4の内周とは所定の空隙を有するように、相互に噛み合う爪状磁極13cと14cとがそれぞれ複数設けられ、爪状磁極13cと14cとは界磁巻線15の励磁により、交互に異極となるように磁化される。また、回転子10はクローポール型の回転子であり、図2に示すように、爪状磁極13cと14cとは交互に噛み合うように形成されると共に、円板部13bと14bから先端に至るほど厚みと幅が小さくなるように形成されている。
【0015】
回転子10には、図2および図3に示すように、爪状磁極13cと14cの内径側に変形抑止部材18が設けられ、この変形抑止部材18は両端が回転子10の外径側に折れ曲がって隣り合う爪状磁極の側面を押圧するように形成されている。すなわち、爪状磁極14cに設けられた変形抑止部材18は両隣の爪状磁極13cの側面を両側より押圧し、爪状磁極13cに設けられた変形抑止部材18は両隣の爪状磁極14cの側面を両側より押圧する。
【0016】
そしてその押圧力は、爪状磁極13cおよび14cに対する摩擦力が、少なくとも回転子10の回転により爪状磁極13cおよび14cに働く遠心力による爪状磁極13cおよび14cの外側への拡がり力と同レベル以上に設定される。また、変形抑制部材18は、軸方向への通風路を塞がないように、さらに、相隣る爪状磁極13cおよび14cとの磁束の漏れがないように非磁性鋼の板材にて形成される。
【0017】
このように構成されたこの発明の実施の形態1による回転電機の回転子によれば、回転子10の冷却効果を阻害することなく、また磁気回路の特性を低下させることなく、遠心力により爪状磁極13cおよび14cの先端部が外側に変形するのを防止することができるもので、高速回転に耐えると共に、爪状磁極の振動による騒音を低下させることが可能になるものである。
【0018】
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2による回転電機の回転子を説明するもので、この実施の形態による回転電機の回転子は、変形抑止部材18が爪状磁極13cおよび14cの双方に設けられるものでなく、いずれか一方に設けられるようにしたものである。図4では爪状磁極13cにのみ変形抑止部材18が設けられた状態を示している。このように構成することのより、組立性がよく、従って、生産性が向上し、材料も少なくなるのでコストを低減することができ、爪状磁極13cおよび14cの振動を抑えることにより騒音の小さな回転電機の回転子を得ることができるものである。
【0019】
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3による回転電機の回転子を説明するもので、この実施の形態による回転電機の回転子は、爪状磁極13cおよび14cに設けられた変形抑止部材18同士が、爪状磁極13cおよび14cの中間において、相互に押圧し合うように当接させたものである。また、この当接が、当初は線接触であり、回転速度の上昇と共に遠心力で面接触に移行するようにすることもできるものであり、変形抑止部材18を爪状磁極13cおよび14cの内径側ではなく側面に取り付けることもできるものである。
【0020】
このように構成することのより、変形抑制部材18が隣り合う変形抑制部材18と干渉し、干渉される側の変形抑制部材は干渉する側の変形抑制部材により変形を阻害されて確実に変形が抑制され、爪状磁極13cまたは14cの振動を抑制して騒音の小さな回転電機の回転子を得ることができるものである。
【0021】
実施の形態4.
図6は、この発明の実施の形態4による回転電機の回転子を説明するもので、この実施の形態による回転電機の回転子は、爪状磁極13cと14cの内径側に変形抑止部材18が設けられ、この変形抑止部材18は爪状磁極13cと14cの中間にて外径側に屈曲するように形成されると共に、一部が隣接する変形抑止部材18の屈曲した外径側を覆う変形抑止部18aを有するように形成される。そして組立状態において、この変形抑止部18aが隣接する変形抑止部材18の屈曲した外径側と爪状磁極13cと14cの先端側において当接するように構成される。
【0022】
このように構成されたこの発明の実施の形態4による回転電機の回転子では、当接する変形抑止部材18の屈曲した外径側が爪状磁極13cと14cの先端側にあるため、変形抑止部18aは爪状磁極13cおよび14cの根本側、すなわち、円板部13bと14b側に位置することになり、変形しやすい爪状磁極13cと14cとの先端側が変形しにくい爪状磁極13cおよび14cの根本側に抑え込まれる状態となり、爪状磁極13cと14cとの先端側の変形が抑制されて振動による騒音や遠心力による変形が低減することになる。
【0023】
実施の形態5.
図7は、この発明の実施の形態5による回転電機の回転子を説明するもので、この実施の形態による回転電機の回転子は、上記した変形抑止部材18の取り付け法に関するものである。この実施の形態においては図7に示すように、変形抑止部材18が爪状磁極13cおよび14cの円周方向における側面に溶接により取り付けられる。なお、この取り付けは溶接ではなくカシメや接着であっても良い。また、変形抑止部材18の相互間の干渉形状は、上記の実施の形態1から実施の形態4までの構成または形状がとれるものである。
【0024】
このように構成することにより、変形抑止部材18の取り付けが容易なものとなり、材料費の低減が可能になると共に遠心力に対しても充分に耐えることが可能な回転子10の構成が得られるものである。
【0025】
実施の形態6.
図8は、この発明の実施の形態6による回転電機の回転子を説明するもので、この実施の形態による回転電機の回転子も、上記した変形抑止部材18の取り付け法に関するものであり、図8に示すように、変形抑止部材18は爪状磁極13cおよび14cの内径側に溶接により取り付けられており、この溶接は、カシメや嵌め合い、または、接着に置き換えることができる。当然のことながら、接合位置は、図の位置、すなわち、変形抑止部材18の両端でなく、変形抑止部材18と爪状磁極13cまたは14cとの接している面であれば接合する位置は問わない。
【0026】
このように構成することにより、変形抑止部材18の遠心力に対する耐性は充分な強度が得られることになり、また、変形抑止部材18が非磁性体である限り溶接部に盛り上がりなどがあり、溶接熱による磁性の変化があっても磁気回路には影響を及ぼさず、回転電機の性能に影響のない構成とすることができる。
【0027】
実施の形態7.
図9は、この発明の実施の形態7による回転電機の回転子を説明するもので、この実施の形態による回転電機の回転子は、各爪状磁極13cおよび14cに変形抑止部材18を取り付けた後、隣接する変形抑止部材18間の固定、または、変形抑止部材18と隣接する爪状磁極13cまたは14cとの間の固定に関するものである。変形抑止部材18間の固定、または、変形抑止部材18と隣接する爪状磁極13cまたは14cとの間の固定は、熱硬化性の接着剤、シリコン系の接着剤など、樹脂系の接着剤が使用され、接着すべき両者間には接着に必要な空隙が設けられる。
【0028】
このように構成することにより、爪状磁極13cおよび14cの両者間には振動抑制効果が生じ、振動に伴う異音の抑制が可能になる。また、変形抑止部材18間全面の固定、または、変形抑止部材18と隣接する爪状磁極13cまたは14cとの間の全面固定が可能になるので、遠心力に対する耐性も増加することになる。
【0029】
実施の形態8.
図10は、この発明の実施の形態7による回転電機の回転子を説明する斜視図であり、この実施の形態による回転電機の回転子は、各爪状磁極13cおよび14cと変形抑止部材18との間に、永久磁石19を保持するようにしたものである。永久磁石19に加わる遠心力は変形抑止部材18が支えると共に、相隣る変形抑止部材18間には実施の形態3や4および7で述べたように相互間の固定がなされ、爪状磁極13cまたは14cに対する振動抑止策や遠心力対策がなされる。また、永久磁石19自体は当接する各爪状磁極13cおよび14cとは同一磁極に磁化される。
【0030】
このように構成することにより、爪状磁極13cと14c間の漏洩磁束の抑制が可能となり、回転電機の性能向上ができると共に、永久磁石19に加わる遠心力は変形抑止部材18が支えるので、永久磁石19の付加による最高回転速度の低下がなく、また、爪状磁極13cと14cとの先端側の変形が抑制されて振動による騒音の低下が可能になるものである。
【0031】
【発明の効果】
この発明に係る回転電機の回転子は、界磁巻線を有する円筒部と、円筒部から延長して設けられた円板部と、この円板部から界磁巻線の外周を覆うように設けられた爪状磁極とからなり、爪状磁極は交互に異極をなすと共に噛み合うように形成された一対のクローポール型の回転子鉄心と、回転子鉄心の爪状磁極に装着された非磁性体の変形抑止部材とを備え、爪状磁極に装着された変形抑止部材が隣接する爪状磁極の側面を所定の押圧力により押圧するように構成したので、回転子の冷却効果を阻害せず、また、磁気回路の特性を低下させず、従って、回転電機の性能を低下させることなく、遠心力による爪状磁極先端部の変形を防止することができ、高速回転に耐えると共に、爪状磁極の振動による騒音を低下させることが可能な回転電機の回転子を得ることができるものである。
【0032】
また、変形抑止部材が双方の極性の爪状磁極に装着されており、爪状磁極間において、この変形抑止部材が隣り合う変形抑止部材と干渉し合うように構成したので、変形抑制部材が隣り合う変形抑制部材と干渉することにより、干渉される側は干渉する側の変形抑制部材により変形を阻害されて確実に変形が抑制され、爪状磁極の振動を抑制して騒音の小さな回転電機の回転子を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による回転電機の回転子を説明する回転電機全体構成を説明する断面図である。
【図2】この発明の実施の形態1による回転電機の回転子を説明する斜視図である。
【図3】この発明の実施の形態1による回転電機の回転子の構成を説明する説明図である。
【図4】この発明の実施の形態2による回転電機の回転子を説明する斜視図である。
【図5】この発明の実施の形態3による回転電機の回転子を説明する斜視図である。
【図6】この発明の実施の形態4による回転電機の回転子を説明する斜視図である。
【図7】この発明の実施の形態5による回転電機の回転子を説明する斜視図である。
【図8】この発明の実施の形態6による回転電機の回転子を説明する斜視図である。
【図9】この発明の実施の形態7による回転電機の回転子を説明する斜視図である。
【図10】この発明の実施の形態8による回転電機の回転子を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントブラケット、2 リヤブラケット、3 電機子巻線、
4 電機子鉄心、5 ブラシ、6 ブラシ保持器、7 整流器、
8 レギュレータ、9 固定子、10 回転子、11 プーリ、
12 回転軸、13、14 回転子鉄心、13a、14a 円筒部、
13b、14b 円板部、13c、14c 爪状磁極、
15 界磁巻線、16 ファン、17 スリップリング、
18 変形抑止部材、19 永久磁石。

Claims (8)

  1. 回転軸に固定され、界磁巻線を有する円筒部と、前記円筒部から延長して設けられた円板部と、この円板部から前記界磁巻線の外周を覆うように設けられた爪状磁極とからなり、前記爪状磁極は交互に異極をなすと共に噛み合うように形成された一対のクローポール型の回転子鉄心、前記回転子鉄心の前記爪状磁極に装着された非磁性体の変形抑止部材を備え、前記爪状磁極に装着された前記変形抑止部材が隣接する前記爪状磁極の側面を所定の押圧力により押圧するように構成したことを特徴とする回転電機の回転子。
  2. 前記爪状磁極は前記界磁巻線により交互に異極になるように磁化されており、前記変形抑止部材が一方の極性の前記爪状磁極にのみ装着されたことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の回転子。
  3. 回転軸に固定され、界磁巻線を有する円筒部と、前記円筒部から延長して設けられた円板部と、この円板部から前記界磁巻線の外周を覆うように設けられた爪状磁極とからなり、前記爪状磁極は交互に異極をなすと共に噛み合うように形成された一対のクローポール型の回転子鉄心、前記回転子鉄心の前記爪状磁極に装着された非磁性体の変形抑止部材を備え、前記変形抑止部材は双方の極性の前記爪状磁極に装着されており、前記爪状磁極間において、前記変形抑止部材が隣り合う前記変形抑止部材と干渉し合うように構成したことを特徴とする回転電機の回転子。
  4. 前記変形抑止部材が双方の極性の前記爪状磁極に装着されており、一方の前記変形抑止部材が隣り合う前記変形抑止部材の外径側と当接するように構成したことを特徴とする請求項3に記載の回転電機の回転子。
  5. 前記変形抑止部材は、前記爪状磁極の円周方向側面に取り付けられたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の回転電機の回転子。
  6. 前記変形抑止部材は、前記爪状磁極の内径面に取り付けられたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の回転電機の回転子。
  7. 隣接する前記変形抑止部材間、または、前記変形抑止部材と前記爪状磁極とが干渉し合うように構成され、干渉し合う双方の間に、接着性の樹脂が充填されたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の回転電機の回転子。
  8. 前記爪状磁極に設けられた前記変形抑止部材と前記爪状磁極間に、磁化された永久磁石が装着されたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の回転電機の回転子。
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