JP2004349835A - デジタルビデオカメラ - Google Patents

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JP2004349835A
JP2004349835A JP2003142193A JP2003142193A JP2004349835A JP 2004349835 A JP2004349835 A JP 2004349835A JP 2003142193 A JP2003142193 A JP 2003142193A JP 2003142193 A JP2003142193 A JP 2003142193A JP 2004349835 A JP2004349835 A JP 2004349835A
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hard disk
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Tasuke Kuroki
太輔 黒木
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

【課題】別の音声再生装置を必要とすることなく、撮影中に既記録された音声の再生が可能となるデジタルビデオカメラを提供すること。
【解決手段】撮像部8からの映像信号と集音部1からの音声信号をハードディスクコントローラ15を介してハードディスク16に記録するとともに、ハードディスク16に記録された映像信号と音声信号をハードディスクコントローラ15を介して映像表示部12と音声出力部41,42で再生するデジタルビデオカメラであって、ハードディスク16に既記録された音声信号をハードディスクコントローラ15を介して再生して記憶する記憶手段19を設け、ハードディスクコントローラ15とハードディスク16を時間分割使用することによって、記憶手段19に記憶された音声信号を、撮影部8による撮影中に音声出力部42で再生すること。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体としてハードディスクを使用するデジタルビデオカメラに係り、特に、映像撮影中の音声再生の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルビデオカメラは高画質と編集のしやすさから普及している。現在一般的に発売されているデジタルビデオカメラは、記録媒体に磁気テープを使用するDV方式(民生デジタルVCR SD仕様)を採用している。DV方式とはデジタルビデオ機器向けの規格である。
【0003】
そして、このDV方式は、1996年に制定されたビデオカセットレコーダ向けの規格である、「Specifications of Consumer−Use Digital VCRs(HD Digital VCR Conference,1996)」に準拠した規格であり、DCT(離散コサイン変換)によるフレーム内の空間的な冗長度の削減と、可変長符号化による符号量削減とを組み合わせて画像圧縮を図る方式である。デジタルビデオカメラにおいて、音声信号と画像信号はトラック上の別エリアに書き込まれるため、撮影後に音声信号のみ上書きをすることが可能になっている。
【0004】
図3は、従来のデジタルビデオカメラの基本的構成を示すブロック図である。図3において、映像部は、CCD58、AD変換部59、カメラ映像信号処理部60、画像コーデック61、から構成されており、音声部は、マイク51、スピーカ71、ヘッドホン72、AD変換部52、DA変換部56、音声コーデック53、から構成されている。また、信号の記録再生のために、メカコントローラ65、DV方式テープ66が構成要素となっている。さらに、デジタルビデオカメラは、全体の回路を制御するためのシステムコントロールマイコン67、LCD62の映像表示部を構成要素としている。
【0005】
図3に示すような一般的なDV方式ビデオカメラ撮影における信号の流れを以下説明する。映像信号はCCD58に入力された信号をAD変換部59してカメラ信号処理部60で信号処理された後、記録フォーマットに従った符号化がエンコード部で行われ記録媒体66に記録される。また、音声信号は、マイクロフォン51から入力された信号をAD変換部52して、記録フォーマットに従った符号化がエンコード部で行われ記録媒体66に記録される。
【0006】
再生は、記録媒体、即ちテープ媒体に記録された信号を映像と音声のそれぞれのデコード部で復号化し、映像信号はLCD62等の表示媒体に出力し、音声信号はスピーカ71等の装置で出力される。
【0007】
そこで、以上説明したようなDV方式のデジタルビデオカメラを使って撮影中に音声信号を聞くには、テープ媒体を記録媒体とする構成では不可能であり、別の音声再生装置が必要になる。
【0008】
また、カメラモードと音楽プレーヤモードを切り替え使用することができる電子カメラの従来技術として、両面使用可能なディスク状記録媒体を用いることが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。この特許文献1によれば、ディスク媒体の片面にアクセス手段をアクセスすることによって、記録媒体の記録内容に関する情報が検出され、その検出結果に応じてカメラモード又はプレーヤモードに自動的に設定されることが開示されている。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−247434
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来のデジタルビデオカメラでは、テープメディアを記録媒体に使用していたため、記録媒体に書き込まれている音声を再生しながら、撮影を行うことはできなかった。また、撮影中に音声再生をするにはデジタルビデオカメラとは別に音声再生装置が必要になっていた。
【0011】
また、特許文献1では、画像と音声の記録媒体としてテープではなくてディスクを用いることが開示されているが、両面使用可能なディスク状記録媒体のいずれの面を装着したかによってカメラモード又はプレーヤモードの切り替えをするものであり、また、発明対象がカメラであるので、撮影中に音声を再生しようとする考え方は開示されていない。
【0012】
本発明は、別の音声再生装置を必要とすることなく、撮影中に音声の再生が可能となるデジタルビデオカメラを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は次のような構成を採用する。
撮像部からの映像信号と集音部からの音声信号をハードディスクコントローラを介してハードディスクに記録するとともに、前記ハードディスクに記録された映像信号と音声信号を前記ハードディスクコントローラを介して映像表示部と音声出力部で再生するデジタルビデオカメラであって、
前記ハードディスクに既記録された音声信号を前記ハードディスクコントローラを介して再生して記憶する記憶手段を設け、
前記ハードディスクコントローラと前記ハードディスクを時間分割使用することによって、前記記憶手段に記憶された音声信号を、前記撮影部による撮影中に前記音声出力部で再生する構成とする。
【0014】
また、前記デジタルビデオカメラにおいて、前記音声出力部はスピーカとヘッドホンを有し、
前記スピーカ又は前記ヘッドホンのいずれかで音声出力するように切り換える音声切換部を設け、
前記記憶手段に記憶された音声信号を前記ヘッドホンで音声出力するように前記音声切換部を切り換える構成とする。
【0015】
このような構成を採用することにより、本発明では、既記録された音声を再生しながら、同時実行でカメラ撮影を可能とすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態に係るデジタルビデオカメラについて、図1と図2を参照しながら以下詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係るデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図である。図2は図1に示す音声再生処理部の詳細構成を示すである。
【0017】
図1及び図2において、1はマイク、2,9はAD変換部、3は音声コーデック(codec)、5は音声切換部、6,13はDA変換部、8はCCD、10はカメラ信号処理部、11は画像コーデック、12はLCD、15はハードディスクコントローラ(図ではHDDコントローラと記述)、16はハードディスク(図ではHDDと記述)、17はシステムコントロールマイコン、18は音声再生処理部、20は音声デコーダ、21はメモリコントローラ、22はDA変換部、41はスピーカ、42はヘッドホン、をそれぞれ表す。
【0018】
図1を参照して、本実施形態に係るデジタルビデオカメラにおける撮影時の動作について説明する。音声信号は、マイク1から入力された信号が、AD変換部2を経て音声コーデック3にて符号化される。符号化された信号は、ハードディスクコントローラ15に送られてハードディスク16に記録される。映像信号は、CCD8から入力された信号が、AD変換部9とカメラ信号処理部10を経て画像コーデック11にて符号化される。符号化された信号は、ハードディスクコントローラ15に送られてハードディスク16に記録される。
【0019】
再生時の動作について説明すると、音声信号は、ハードディスク16から読み出されたデータがハードディスクコントローラ15を経て音声コーデック3で復号化し、DA変換部6を経てスピーカ41に出力される。また、音声はヘッドホン42からも出力され得る。映像信号は、ハードディスク16から読み出されたデータがハードディスクコントローラ15を経て画像コーデック11で復号化し、DA変換部13を経てLCDパネル12に出力される。
【0020】
次に、本発明の特徴を表す音声信号再生と撮影の同時実行について説明する。再生される音声のデータは、あらかじめハードディスク16上に記録されているものである。まず最初に、再生される音声データは、ハードディスク16及びハードディスクコントローラ15から音声再生処理部18を経てバッファメモリ19に格納される。
【0021】
そして、音声再生処理部18で復号化されたデータが音声切換部5に入力され、その音声をヘッドフォン42に出力する。スピーカ41にも出力できるが一般的には、撮影時において、マイク1がスピーカ41からの音声を拾ってしまうことが無いように、音声再生出力はヘッドフォン42から出力する。このような状態で撮影を開始する。図1に示すように、撮影に必要な構成ブロックは、音声再生に影響されることがないため、通常の撮影が継続できることになる。
【0022】
図1に示す音声再生処理部18の詳細構成は図2に示すような回路構成となっている。即ち、音声再生処理部18は、音声デコーダ20、メモリコントローラ21、DA変換部22からなるものである。ただし、ハードディスク16に記録されている音声データは、音声デコーダ20に対応した形式のデータ方式である必要がある。
【0023】
ここにおいて、ハードディスクコントローラ15とハードディスク16は撮影と音声再生の双方の動作に必要なものであるが、両動作を同時実行する上で問題とならない理由、根拠を以下に説明する。
【0024】
まず、映像方式の転送レートとハードディスクの転送レートを比較してみる。一般的に知られているMPEG−2(Moving Picture Experts Group phase2)Video方式の場合、データ転送レートは12Mbpsである。テープメディアを使用するDV方式の場合は、36Mbpsである。最近多く使われているハードディスクのデータ転送レートは、40MB/s以上である。すなわち、上述した転送レートの遅速によって、DV方式のデータを転送する場合でも、常にハードディスクにアクセスしておく必要はない。
【0025】
また、音声データは映像データに比べてデータ量が小さい。非圧縮の場合で1/20程度であるため、撮影でハードディスクにデータを記録していないときに、音声のデータを読み出すことは容易である。よって、ハードディスクコントローラ15とハードディスク16を、時間分割して使用することにより、同時使用が可能になる。
【0026】
以上の説明では、記録媒体としてハードディスクを用いたデジタルビデオカメラを記述したが、勿論、ランダムアクセス可能で高速データ転送が可能な全ての記録媒体に対しても、本発明は適用可能なものである。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、音声を再生しながら、同時実行でカメラ撮影が可能なデジタルビデオカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す音声再生処理部の詳細構成を示すである。
【図3】従来のデジタルビデオカメラの基本的な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 マイク
2,9,52,59 AD変換部
3,53 音声コーデック
5 音声切換部
6,13,56,63 DA変換部
8,58 CCD
10,60 カメラ信号処理部
11,61 画像コーデク
12,62 LCD
15,65 ハードディスクコントローラ
16 ハードディスク
17,67 システムコントロールマイコン
18 音声再生処理部
20 音声デコーダ
21 メモリコントローラ
22 DA変換部
41,71 スピーカ
42,72 ヘッドホン
65 メカコントローラ
66 DV方式テープ

Claims (2)

  1. 撮像部からの映像信号と集音部からの音声信号をハードディスクコントローラを介してハードディスクに記録するとともに、前記ハードディスクに記録された映像信号と音声信号を前記ハードディスクコントローラを介して映像表示部と音声出力部で再生するデジタルビデオカメラであって、
    前記ハードディスクに既記録された音声信号を前記ハードディスクコントローラを介して再生して記憶する記憶手段を設け、
    前記ハードディスクコントローラと前記ハードディスクを時間分割使用することによって、前記記憶手段に記憶された音声信号を、前記撮影部による撮影中に前記音声出力部で再生する
    ことを特徴とするデジタルビデオカメラ。
  2. 請求項1において、
    前記音声出力部はスピーカとヘッドホンを有し、
    前記スピーカ又は前記ヘッドホンのいずれかで音声出力するように切り換える音声切換部を設け、
    前記記憶手段に記憶された音声信号を前記ヘッドホンで音声出力するように前記音声切換部を切り換える
    ことを特徴とするデジタルビデオカメラ。
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