JP2004312195A - スローモーション再生システム及びスローモーション再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】受信側のデコーダの負担を増加させることなく、かつ、記録媒体の容量を増加させることなく滑らかなスローモーション再生を可能にするシステム及びスローモーション再生装置を提供する。
【解決手段】レシーバ5が60iの映像(動画)データを通常速度として再生し、また、映像ソース(カメラ1)がレシーバの60iより高速度の60pで撮像して圧縮する場合、フレームレートデータ置き換え部2−1がパケットヘッダ内のDTSとPTSを2倍にして置き換えた後にMPEGデコーダ3が圧縮データをデコードする。
【選択図】 図1
【解決手段】レシーバ5が60iの映像(動画)データを通常速度として再生し、また、映像ソース(カメラ1)がレシーバの60iより高速度の60pで撮像して圧縮する場合、フレームレートデータ置き換え部2−1がパケットヘッダ内のDTSとPTSを2倍にして置き換えた後にMPEGデコーダ3が圧縮データをデコードする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画をいわゆるコマ落としすることなくスローモーション再生するシステム及びスローモーション再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
動画(映像)を記録・再生する場合、その画像データを一定時間内に送るべく、その映像の品質に応じた形式の所定のデータ量を受像(記録)側に送る必要がある。この画像データをデジタル信号として送出する規格として、アメリカ映画・テレビ技術協会(Society of Motion Picture and Television Engineers)のSMPTE259Mがある。この規格は、オリジナルのアナログ規格の信号タイミングをデジタル化するためのものであり、そのフレーム(コマ)の切り替わりのタイミングは、オリジナルのアナログ信号のタイミングをそのままデジタル化したものと等価である。この規格のデータ形式の場合には、信号の再生クロックが、そのデータのサンプリング周波数となり、結果として、そのクロック周波数でその映像のフレームレート(1秒間の映像フレーム数)が決定される。
【0003】
また、動画の記録再生は、通常、その記録レートをそのまま再生に使用することが基本的な考え方になっている。したがって、オリジナルの再生フレームレートを半分にするには、同じコマをメモリなどの記憶装置を使用して、2度出力するなどの方法を取るのが一般的である。しかし、この方法では、再生画の滑らかさに欠けるという問題が残る。
【0004】
そこで、上述のようないわゆるコマ落としではない、滑らかな再生映像を供するスローモーション記録再生装置では、再生フレームレートの整数倍(通常2倍若しくは3倍)の記録レートで記録を行い、再生時にはその映像のフレームレートを1/2倍若しくは1/3倍に下げて再生を行うことにより、記録信号の再生速度を1/2倍若しくは1/3倍にすること、例えば60p(pはプログレッシブ映像)の記録信号を30pで再生する、すなわち30pの信号出力タイミングでの再生を行うことで対応してきた。これは、既存の30p=60i(iはインターレース映像)を基本とした設備との互換性を考慮したものであると言える。しかしながら、この方式では、SMPTE259Mのデータをそのまま記録媒体に記録する必要があり、また再生時にもそのデータ量をそのまま記録媒体から出力する必要があるので、記録媒体の容量や、再生データの送出ライン上の単位時間当たりの伝送量が大きいという制約が伴う。
【0005】
このため、業務用器材などにおいては、最終的に得ようとするスローモーション速度の整数倍のフレームレートでの映像信号記録を行い、その再生を所定の速度で行うという方法を取っているが、記録した結果の再生時のクロック周波数や、記録データ量の大きさ、単位時間当たりの多量の再生データ、及びその利用側でのダウンレートを行う装置の必要性など、信号処理上の高速処理にまつわる制約、伝送帯域の制約、設備の経済的問題が存在している。
【0006】
【特許文献】
なし
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年の動画圧縮技術の向上により、動画の圧縮における映像データの削減と、その結果としての単位時間当たりの伝送データの削減は、様々な効果を生み出している。この伝送データの削減において、そのオリジナルデータのフレームレートの情報(若しくは情報表示タイミング)は、必須の構成要素であり、この情報と、画像データのフレーム単位の送出、さらには、画像メモリを用いることで、様々なフレームレートの送出、利用が可能になっている。
【0008】
そこで、記録媒体の容量を従来のスローモーション装置(システム)と比較して大幅に削減しながら滑らかなスローモーション再生をする方法として、高速度で撮影した映像データをエンコーダにより圧縮して記録媒体を介して伝送し、受信側ではこれをデコーダにより伸長した後にスローモーション再生をする方法が考えられる。しかしながら、この方法では、受信側のデコーダは、高速度で撮影した映像データを撮影時と同じフレームレートで処理する必要があるので、単位時間当たりのデコード量が多くデコーダが高負荷になるという問題点がある。
【0009】
本発明は上記従来例の問題点に鑑み、受信側のデコーダの負担をスローモーション再生を実現するために増加させることなく、かつ、記録媒体の容量を増加させることなく滑らかなスローモーション再生が可能なスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、再生フレームレートの整数倍の速度で撮像された映像データを圧縮したデータに対して付加する撮像フレームレートを、再生フレームレート情報に置き換えた後にデコードするようにしたものである。
【0011】
すなわち本発明によれば、再生フレームレートの整数倍の速度で撮像された映像データを圧縮するとともに、その圧縮された映像データに対して前記映像データの撮像フレームレート情報を付加する手段を有する第1の装置と、
前記撮像フレームレート情報を再生フレームレート情報に置き換える手段を有する第2の装置とを備えたスローモーション再生システムであって、
前記圧縮された映像データを、前記置き換えられた再生フレームレート情報に基づいてデコードするよう構成された、スローモーション再生システムが提供される。
【0012】
また本発明によれば、再生フレームレートの整数倍の速度で撮像された映像データを圧縮した圧縮データと、前記映像データの撮像フレームレート情報を含むパケットに基づいてスローモーション再生する装置であって、
前記パケット内の撮像フレームレート情報を再生フレームレート情報に置き換える手段と、
前記パケット内の前記圧縮データを、前記置き換えられた再生フレームレート情報に基づいてデコードするデコード手段とを、
備えたスローモーション再生装置が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係るスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【0014】
<第1の実施の形態>
図1は一例として、レシーバ5が60iの映像(動画)データを通常速度として再生し、また、映像ソースがレシーバ5の60iより高速度の60pで撮像される高速度撮像カメラ(以下単にカメラと記す)1の場合のシステムを示している。ここで、カメラ1は60pの撮像データをMPEG−2方式で圧縮してMPEG−2 TS(トランスポート・ストリーム)として出力するMPEG−2エンコーダ(不図示)を備えている。
【0015】
ところで、MPEG−2方式では、デコーダ側が圧縮データ(I、P、Bピクチャ)を正しく復号再生可能なように、復号の時間管理情報であるDTS(Decoding Time Stamp)と、再生出力の時間管理情報であるPTS(Presentation Time Stamp)がパケットヘッダに付加される。この場合、カメラ1のエンコーダが付加するDTSとPTSは、60pに対応した33ビットのフレームレート情報である。
【0016】
図1において、カメラ1が出力する60pのMPEG−2 TSは、フレームレートコンバータ2を経由してMPEGデコーダ3に印加される。フレームレートコンバータ2はフレームレートデータ置き換え部2−1と、FIFOメモリであるMPEGフレームバッファ2−2と、FIFOリード/ライトコントローラ2−3を備え、フレームレートデータ置き換え部2−1は、この例では60pを60i(30p)でスローモーション再生するので、パケットヘッダ内のDTSとPTSを2倍にして置き換える。
【0017】
また、DTSとPTSを2倍に置き換えただけでは、後段のMPEGデコーダ3の単位時間当たりの受信データ量が減らず、MPEGデコーダ3の処理能力(若しくはMPEGデコーダ3内の画像バッファ3aの容量)が足りないので、フレームレートコンバータ2では、MPEGフレームバッファ2−2とFIFOリード/ライトコントローラ2−3により、MPEGデコーダ3に印加するデータレートを30pに調整する。したがって、MPEGデコーダ3は60pではなく30pのMPEG−2 TSをデコードするので、MPEGデコーダ3の処理能力(若しくはMPEGデコーダ3内の画像バッファ3aの容量)を低減させることができる。
【0018】
MPEGデコーダ3によりデコードされた30pの映像データは、フレームバッファ4内の1フレーム分(2フィールド分)のフレームメモリ4aに格納され、次いでフレームメモリ4aからは奇数ラインの第1フィールドが読み出された後に偶数ラインの第2フィールドが読み出されて60iの映像データがレシーバ5に印加される。これによりレシーバ5が60iの映像データを再生すると、元の60pの映像がコマ落としされることなく2倍の再生時間でスローモーション再生される。
【0019】
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、映像ソースであるカメラ1により撮像されている映像をリアルタイムでスローモーション再生するので、連続再生時間がフレームレートコンバータ2内のMPEGフレームバッファ2−2の容量により制限される。そこで、高速度撮影した映像を圧縮して大容量の記録媒体に記録し、記録媒体からの読み出しを制御することにより、連続再生時間がMPEGフレームバッファ2−2の容量により制限されないようにすることができる。
【0020】
図2は映像ソースの他の例として、90p又は60pで撮像してMPEG−2圧縮して記憶装置1−1に記録するカムコーダ1aを用いた場合を第2の実施の形態として示している。この場合、フレームレートコンバータ2a内のFIFOリード/ライトコントローラ2−3aは、MPEGフレームバッファ2−2のライト/リードを制御する際に、MPEGフレームバッファ2−2がフル状態に近づくとカムコーダ1a内の記憶装置1−1からのリードをストップし、MPEGフレームバッファ2−2内に余裕ができると記憶装置1−1からのリードを再スタートすることにより、連続再生時間がMPEGフレームバッファ2−2の容量により制限されないようにすることができる。
【0021】
<第3の実施の形態>
第1、第2の実施の形態では、映像ソース側の撮像速度が1種類の場合について説明したが、第3の実施の形態では、複数種類の場合にもレシーバ5の再生速度に対応するように構成されている。図3は一例として、映像ソースとしてカムコーダ1aを用いた第2の実施の形態の変形例として第3の実施の形態を示し、カムコーダ1a内の記憶装置1−1には90pと60pで撮像してMPEG−2圧縮されたTSが記録されているものとする。
【0022】
フレームレートコンバータ2bにはフレームレート検出部2−4が追加され、フレームレート検出部2−4は記憶装置1−1から読み出されたTSからパケットヘッダ内のDTSとPTSを検出して90pモードか60pモードかを判断する。FIFOリード/ライトコントローラ2−3bはフレームレートデータ置き換え部2−1に対し、90pモードの場合にはDTSとPTSを3倍に置き換えるように制御し、60pモードの場合にはDTSとPTSを2倍に置き換えるように制御する。これにより、映像ソースが90p、60pにかかわらずレシーバ5には60i(=30p)の映像が印加される。
【0023】
<第4の実施の形態>
図4は第4の実施の形態として、高速度撮影された映像を通常速度で再生(ノーマル再生)するかスロー再生するかを選択可能にしたシステム構成を示している。まず、スロー再生の場合には、第1〜第3の実施の形態と同様に、映像ソース(図4ではカメラ1)からのデータ(60pのMPEG−2 TS)は、フレームレートデータ置き換え部2−1、MPEGフレームバッファ2−2、切替器2−5、MPEGデコーダ3、フレームバッファ4内のフレームメモリ4−1、切替器4−3を経由してレシーバ5に送られる。
【0024】
これに対し、ノーマル再生の場合には、カメラ1からの60pのMPEG−2TSは、切替器2−5を経由してMPEGデコーダ3に送られて60pの映像データにデコードされる。この60pの映像データはフレームバッファ4内の2フレーム分のフレームメモリ4−2に格納された後、フレームメモリ4−2からは前フレームの偶数フィールドと後フレームの奇数フィールドが読み出されてレシーバ5に送られる。すなわち、前フレームの奇数フィールドと後フレームの偶数フィールドが間引かれてレシーバ5により通常速度で再生される。ただし、この実施の形態におけるMPEGデコーダ3は、60pの処理速度に対応する必要がある。
【0025】
<第5の実施の形態>
図5は第5の実施の形態として、映像ソースとして図4におけるカメラ1の代わりに、ビデオデータレコーダ(VDR)1bを用いたシステム構成を示している。他の構成は図4の第4の実施の形態と同様である。
【0026】
<第6の実施の形態>
図6は第6の実施の形態として、映像ソースとして図4におけるカメラ1の代わりに、ビデオカセットレコーダ(VCR)1cを用いたシステム構成を示している。他の構成は図4の第4の実施の形態と同様である。
【0027】
<第7の実施の形態>
第1〜第6の実施の形態では、置き換えを行うフレームレート情報としてDTSとPTSを例にしたが、MPEG−2では画像の表示周期を示す4ビットのFRC(Frame Rate Code)が定義されているので、MPEGデコーダ3がこのFRCに対応する場合にはFRCを置き換えるようにしてもよい。
【0028】
<第8の実施の形態>
第1〜第7の実施の形態では、フレームレート情報の置き換えなどの処理をハードウエアにより実現する場合について説明したが、ソフトウエアでも実現することができる。この場合には、このソフトウエアをPCにロードすることにより、PC側で滑らかなスローモーション再生を可能にすることができる。
【0029】
図7は第8の実施の形態として、映像信号入力回路を具備したコンピュータとそのソフトウエアに置き換えた例を示し、図7では、一般に流通している60iのDV方式デジタルビデオカメラ用の編集ソフトウエア10に、その入力データを与えるためのデータキャプチャと、そのデータをDV方式のデータ形式へ変換するための機能を持った編集ソフトウエア用プラグインソフトウエア20が示されている。編集ソフトウエア10はDVデータインポート部11と、編集部12と、編集部12により編集された映像データを外部のDVDプレーヤ1eに出力して記録するためのDVDオーサリング部13と、編集部12により編集された映像データを外部のVCR1cやカムコーダ1fに出力して記録するためのDVデータ書き出し部14により構成される。
【0030】
プラグインソフトウエア20は、MPEG−2 TSキャプチャ部21と、フレームレートコンバート部22と、MPEG−2 TS−PESコンバータ23とDVデータエンコーダ24により構成される。第1〜第6の実施の形態におけるMPEGフレームバッファ(FIFOメモリ)2−2は、コンピュータ上のメモリ若しくはハードディスクなどの記憶装置に相当する。フレームレートコンバータ2は、コンピュータのメモリ上でのフレームレートデータ検索、及び当該データ入れ替えソフトウエアにより実現することができる。
【0031】
図2のソース側記憶装置1−1は、ソースデータのキャプチャ機能を持ったコンピュータのハードディスク装置などの記憶装置に相当する。すなわち、第8の実施の形態では、いったんコンピュータに取り込んだデータの利用量を適正に管理することで図2の構成に相当する制御を行うことになる。第4〜第6の実施の形態におけるノーマル再生は、キャプチャしたデータをデコード後に間引くソフトウエアにより実現することができる。
【0032】
<第9の実施の形態>
第1〜第8の実施の形態では、NTSC方式の60iレシーバ5でスローモーション再生するために60pなどで高速度撮影する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばPAL方式の50iレシーバでスローモーション再生するために50pなどの整数倍で高速度撮影する場合にも適用することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、再生フレームレートの整数倍の速度で撮像された映像データを圧縮したデータに対して付加する撮像フレームレートを再生フレームレート情報に置き換えた後にデコードするようにしたので、受信側のデコーダの負担を増加させることなく、かつ、記録媒体の容量を増加させることなく滑らかなスローモーション再生を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態のスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態のスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態のスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を示すブロック図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態のスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を示すブロック図である。
【図7】本発明の第8の実施の形態のスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラ
1a、1f カムコーダ
1b ビデオデータレコーダ(VDR)
1c ビデオカセットレコーダ(VCR)
1e DVDプレーヤ
1−1 記憶装置
2、2a、2b フレームレートコンバータ
2−1 フレームレートデータ置き換え部
2−2 MPEGフレームバッファ
2−3、2−3a、2−3b FIFOリード/ライトコントローラ
2−4 フレームレート検出部
2−5、4−3 切替器
3 MPEGデコーダ
3a 画像バッファ
4 フレームバッファ
4a、4−1、4−2 フレームメモリ
5 レシーバ
10 編集ソフトウエア
11 DVデータインポート部
12 編集部
13 DVDオーサリング部
14 DVデータ書き出し部
20 プラグインソフトウエア
21 MPEG−2 TSキャプチャ部
22 フレームレートコンバート部
23 MPEG−2 TS−PESコンバータ
24 DVデータエンコーダ
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画をいわゆるコマ落としすることなくスローモーション再生するシステム及びスローモーション再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
動画(映像)を記録・再生する場合、その画像データを一定時間内に送るべく、その映像の品質に応じた形式の所定のデータ量を受像(記録)側に送る必要がある。この画像データをデジタル信号として送出する規格として、アメリカ映画・テレビ技術協会(Society of Motion Picture and Television Engineers)のSMPTE259Mがある。この規格は、オリジナルのアナログ規格の信号タイミングをデジタル化するためのものであり、そのフレーム(コマ)の切り替わりのタイミングは、オリジナルのアナログ信号のタイミングをそのままデジタル化したものと等価である。この規格のデータ形式の場合には、信号の再生クロックが、そのデータのサンプリング周波数となり、結果として、そのクロック周波数でその映像のフレームレート(1秒間の映像フレーム数)が決定される。
【0003】
また、動画の記録再生は、通常、その記録レートをそのまま再生に使用することが基本的な考え方になっている。したがって、オリジナルの再生フレームレートを半分にするには、同じコマをメモリなどの記憶装置を使用して、2度出力するなどの方法を取るのが一般的である。しかし、この方法では、再生画の滑らかさに欠けるという問題が残る。
【0004】
そこで、上述のようないわゆるコマ落としではない、滑らかな再生映像を供するスローモーション記録再生装置では、再生フレームレートの整数倍(通常2倍若しくは3倍)の記録レートで記録を行い、再生時にはその映像のフレームレートを1/2倍若しくは1/3倍に下げて再生を行うことにより、記録信号の再生速度を1/2倍若しくは1/3倍にすること、例えば60p(pはプログレッシブ映像)の記録信号を30pで再生する、すなわち30pの信号出力タイミングでの再生を行うことで対応してきた。これは、既存の30p=60i(iはインターレース映像)を基本とした設備との互換性を考慮したものであると言える。しかしながら、この方式では、SMPTE259Mのデータをそのまま記録媒体に記録する必要があり、また再生時にもそのデータ量をそのまま記録媒体から出力する必要があるので、記録媒体の容量や、再生データの送出ライン上の単位時間当たりの伝送量が大きいという制約が伴う。
【0005】
このため、業務用器材などにおいては、最終的に得ようとするスローモーション速度の整数倍のフレームレートでの映像信号記録を行い、その再生を所定の速度で行うという方法を取っているが、記録した結果の再生時のクロック周波数や、記録データ量の大きさ、単位時間当たりの多量の再生データ、及びその利用側でのダウンレートを行う装置の必要性など、信号処理上の高速処理にまつわる制約、伝送帯域の制約、設備の経済的問題が存在している。
【0006】
【特許文献】
なし
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年の動画圧縮技術の向上により、動画の圧縮における映像データの削減と、その結果としての単位時間当たりの伝送データの削減は、様々な効果を生み出している。この伝送データの削減において、そのオリジナルデータのフレームレートの情報(若しくは情報表示タイミング)は、必須の構成要素であり、この情報と、画像データのフレーム単位の送出、さらには、画像メモリを用いることで、様々なフレームレートの送出、利用が可能になっている。
【0008】
そこで、記録媒体の容量を従来のスローモーション装置(システム)と比較して大幅に削減しながら滑らかなスローモーション再生をする方法として、高速度で撮影した映像データをエンコーダにより圧縮して記録媒体を介して伝送し、受信側ではこれをデコーダにより伸長した後にスローモーション再生をする方法が考えられる。しかしながら、この方法では、受信側のデコーダは、高速度で撮影した映像データを撮影時と同じフレームレートで処理する必要があるので、単位時間当たりのデコード量が多くデコーダが高負荷になるという問題点がある。
【0009】
本発明は上記従来例の問題点に鑑み、受信側のデコーダの負担をスローモーション再生を実現するために増加させることなく、かつ、記録媒体の容量を増加させることなく滑らかなスローモーション再生が可能なスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、再生フレームレートの整数倍の速度で撮像された映像データを圧縮したデータに対して付加する撮像フレームレートを、再生フレームレート情報に置き換えた後にデコードするようにしたものである。
【0011】
すなわち本発明によれば、再生フレームレートの整数倍の速度で撮像された映像データを圧縮するとともに、その圧縮された映像データに対して前記映像データの撮像フレームレート情報を付加する手段を有する第1の装置と、
前記撮像フレームレート情報を再生フレームレート情報に置き換える手段を有する第2の装置とを備えたスローモーション再生システムであって、
前記圧縮された映像データを、前記置き換えられた再生フレームレート情報に基づいてデコードするよう構成された、スローモーション再生システムが提供される。
【0012】
また本発明によれば、再生フレームレートの整数倍の速度で撮像された映像データを圧縮した圧縮データと、前記映像データの撮像フレームレート情報を含むパケットに基づいてスローモーション再生する装置であって、
前記パケット内の撮像フレームレート情報を再生フレームレート情報に置き換える手段と、
前記パケット内の前記圧縮データを、前記置き換えられた再生フレームレート情報に基づいてデコードするデコード手段とを、
備えたスローモーション再生装置が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係るスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【0014】
<第1の実施の形態>
図1は一例として、レシーバ5が60iの映像(動画)データを通常速度として再生し、また、映像ソースがレシーバ5の60iより高速度の60pで撮像される高速度撮像カメラ(以下単にカメラと記す)1の場合のシステムを示している。ここで、カメラ1は60pの撮像データをMPEG−2方式で圧縮してMPEG−2 TS(トランスポート・ストリーム)として出力するMPEG−2エンコーダ(不図示)を備えている。
【0015】
ところで、MPEG−2方式では、デコーダ側が圧縮データ(I、P、Bピクチャ)を正しく復号再生可能なように、復号の時間管理情報であるDTS(Decoding Time Stamp)と、再生出力の時間管理情報であるPTS(Presentation Time Stamp)がパケットヘッダに付加される。この場合、カメラ1のエンコーダが付加するDTSとPTSは、60pに対応した33ビットのフレームレート情報である。
【0016】
図1において、カメラ1が出力する60pのMPEG−2 TSは、フレームレートコンバータ2を経由してMPEGデコーダ3に印加される。フレームレートコンバータ2はフレームレートデータ置き換え部2−1と、FIFOメモリであるMPEGフレームバッファ2−2と、FIFOリード/ライトコントローラ2−3を備え、フレームレートデータ置き換え部2−1は、この例では60pを60i(30p)でスローモーション再生するので、パケットヘッダ内のDTSとPTSを2倍にして置き換える。
【0017】
また、DTSとPTSを2倍に置き換えただけでは、後段のMPEGデコーダ3の単位時間当たりの受信データ量が減らず、MPEGデコーダ3の処理能力(若しくはMPEGデコーダ3内の画像バッファ3aの容量)が足りないので、フレームレートコンバータ2では、MPEGフレームバッファ2−2とFIFOリード/ライトコントローラ2−3により、MPEGデコーダ3に印加するデータレートを30pに調整する。したがって、MPEGデコーダ3は60pではなく30pのMPEG−2 TSをデコードするので、MPEGデコーダ3の処理能力(若しくはMPEGデコーダ3内の画像バッファ3aの容量)を低減させることができる。
【0018】
MPEGデコーダ3によりデコードされた30pの映像データは、フレームバッファ4内の1フレーム分(2フィールド分)のフレームメモリ4aに格納され、次いでフレームメモリ4aからは奇数ラインの第1フィールドが読み出された後に偶数ラインの第2フィールドが読み出されて60iの映像データがレシーバ5に印加される。これによりレシーバ5が60iの映像データを再生すると、元の60pの映像がコマ落としされることなく2倍の再生時間でスローモーション再生される。
【0019】
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、映像ソースであるカメラ1により撮像されている映像をリアルタイムでスローモーション再生するので、連続再生時間がフレームレートコンバータ2内のMPEGフレームバッファ2−2の容量により制限される。そこで、高速度撮影した映像を圧縮して大容量の記録媒体に記録し、記録媒体からの読み出しを制御することにより、連続再生時間がMPEGフレームバッファ2−2の容量により制限されないようにすることができる。
【0020】
図2は映像ソースの他の例として、90p又は60pで撮像してMPEG−2圧縮して記憶装置1−1に記録するカムコーダ1aを用いた場合を第2の実施の形態として示している。この場合、フレームレートコンバータ2a内のFIFOリード/ライトコントローラ2−3aは、MPEGフレームバッファ2−2のライト/リードを制御する際に、MPEGフレームバッファ2−2がフル状態に近づくとカムコーダ1a内の記憶装置1−1からのリードをストップし、MPEGフレームバッファ2−2内に余裕ができると記憶装置1−1からのリードを再スタートすることにより、連続再生時間がMPEGフレームバッファ2−2の容量により制限されないようにすることができる。
【0021】
<第3の実施の形態>
第1、第2の実施の形態では、映像ソース側の撮像速度が1種類の場合について説明したが、第3の実施の形態では、複数種類の場合にもレシーバ5の再生速度に対応するように構成されている。図3は一例として、映像ソースとしてカムコーダ1aを用いた第2の実施の形態の変形例として第3の実施の形態を示し、カムコーダ1a内の記憶装置1−1には90pと60pで撮像してMPEG−2圧縮されたTSが記録されているものとする。
【0022】
フレームレートコンバータ2bにはフレームレート検出部2−4が追加され、フレームレート検出部2−4は記憶装置1−1から読み出されたTSからパケットヘッダ内のDTSとPTSを検出して90pモードか60pモードかを判断する。FIFOリード/ライトコントローラ2−3bはフレームレートデータ置き換え部2−1に対し、90pモードの場合にはDTSとPTSを3倍に置き換えるように制御し、60pモードの場合にはDTSとPTSを2倍に置き換えるように制御する。これにより、映像ソースが90p、60pにかかわらずレシーバ5には60i(=30p)の映像が印加される。
【0023】
<第4の実施の形態>
図4は第4の実施の形態として、高速度撮影された映像を通常速度で再生(ノーマル再生)するかスロー再生するかを選択可能にしたシステム構成を示している。まず、スロー再生の場合には、第1〜第3の実施の形態と同様に、映像ソース(図4ではカメラ1)からのデータ(60pのMPEG−2 TS)は、フレームレートデータ置き換え部2−1、MPEGフレームバッファ2−2、切替器2−5、MPEGデコーダ3、フレームバッファ4内のフレームメモリ4−1、切替器4−3を経由してレシーバ5に送られる。
【0024】
これに対し、ノーマル再生の場合には、カメラ1からの60pのMPEG−2TSは、切替器2−5を経由してMPEGデコーダ3に送られて60pの映像データにデコードされる。この60pの映像データはフレームバッファ4内の2フレーム分のフレームメモリ4−2に格納された後、フレームメモリ4−2からは前フレームの偶数フィールドと後フレームの奇数フィールドが読み出されてレシーバ5に送られる。すなわち、前フレームの奇数フィールドと後フレームの偶数フィールドが間引かれてレシーバ5により通常速度で再生される。ただし、この実施の形態におけるMPEGデコーダ3は、60pの処理速度に対応する必要がある。
【0025】
<第5の実施の形態>
図5は第5の実施の形態として、映像ソースとして図4におけるカメラ1の代わりに、ビデオデータレコーダ(VDR)1bを用いたシステム構成を示している。他の構成は図4の第4の実施の形態と同様である。
【0026】
<第6の実施の形態>
図6は第6の実施の形態として、映像ソースとして図4におけるカメラ1の代わりに、ビデオカセットレコーダ(VCR)1cを用いたシステム構成を示している。他の構成は図4の第4の実施の形態と同様である。
【0027】
<第7の実施の形態>
第1〜第6の実施の形態では、置き換えを行うフレームレート情報としてDTSとPTSを例にしたが、MPEG−2では画像の表示周期を示す4ビットのFRC(Frame Rate Code)が定義されているので、MPEGデコーダ3がこのFRCに対応する場合にはFRCを置き換えるようにしてもよい。
【0028】
<第8の実施の形態>
第1〜第7の実施の形態では、フレームレート情報の置き換えなどの処理をハードウエアにより実現する場合について説明したが、ソフトウエアでも実現することができる。この場合には、このソフトウエアをPCにロードすることにより、PC側で滑らかなスローモーション再生を可能にすることができる。
【0029】
図7は第8の実施の形態として、映像信号入力回路を具備したコンピュータとそのソフトウエアに置き換えた例を示し、図7では、一般に流通している60iのDV方式デジタルビデオカメラ用の編集ソフトウエア10に、その入力データを与えるためのデータキャプチャと、そのデータをDV方式のデータ形式へ変換するための機能を持った編集ソフトウエア用プラグインソフトウエア20が示されている。編集ソフトウエア10はDVデータインポート部11と、編集部12と、編集部12により編集された映像データを外部のDVDプレーヤ1eに出力して記録するためのDVDオーサリング部13と、編集部12により編集された映像データを外部のVCR1cやカムコーダ1fに出力して記録するためのDVデータ書き出し部14により構成される。
【0030】
プラグインソフトウエア20は、MPEG−2 TSキャプチャ部21と、フレームレートコンバート部22と、MPEG−2 TS−PESコンバータ23とDVデータエンコーダ24により構成される。第1〜第6の実施の形態におけるMPEGフレームバッファ(FIFOメモリ)2−2は、コンピュータ上のメモリ若しくはハードディスクなどの記憶装置に相当する。フレームレートコンバータ2は、コンピュータのメモリ上でのフレームレートデータ検索、及び当該データ入れ替えソフトウエアにより実現することができる。
【0031】
図2のソース側記憶装置1−1は、ソースデータのキャプチャ機能を持ったコンピュータのハードディスク装置などの記憶装置に相当する。すなわち、第8の実施の形態では、いったんコンピュータに取り込んだデータの利用量を適正に管理することで図2の構成に相当する制御を行うことになる。第4〜第6の実施の形態におけるノーマル再生は、キャプチャしたデータをデコード後に間引くソフトウエアにより実現することができる。
【0032】
<第9の実施の形態>
第1〜第8の実施の形態では、NTSC方式の60iレシーバ5でスローモーション再生するために60pなどで高速度撮影する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばPAL方式の50iレシーバでスローモーション再生するために50pなどの整数倍で高速度撮影する場合にも適用することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、再生フレームレートの整数倍の速度で撮像された映像データを圧縮したデータに対して付加する撮像フレームレートを再生フレームレート情報に置き換えた後にデコードするようにしたので、受信側のデコーダの負担を増加させることなく、かつ、記録媒体の容量を増加させることなく滑らかなスローモーション再生を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態のスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態のスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態のスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を示すブロック図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態のスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を示すブロック図である。
【図7】本発明の第8の実施の形態のスローモーション再生システム及びスローモーション再生装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラ
1a、1f カムコーダ
1b ビデオデータレコーダ(VDR)
1c ビデオカセットレコーダ(VCR)
1e DVDプレーヤ
1−1 記憶装置
2、2a、2b フレームレートコンバータ
2−1 フレームレートデータ置き換え部
2−2 MPEGフレームバッファ
2−3、2−3a、2−3b FIFOリード/ライトコントローラ
2−4 フレームレート検出部
2−5、4−3 切替器
3 MPEGデコーダ
3a 画像バッファ
4 フレームバッファ
4a、4−1、4−2 フレームメモリ
5 レシーバ
10 編集ソフトウエア
11 DVデータインポート部
12 編集部
13 DVDオーサリング部
14 DVデータ書き出し部
20 プラグインソフトウエア
21 MPEG−2 TSキャプチャ部
22 フレームレートコンバート部
23 MPEG−2 TS−PESコンバータ
24 DVデータエンコーダ
Claims (2)
- 再生フレームレートの整数倍の速度で撮像された映像データを圧縮するとともに、その圧縮された映像データに対して前記映像データの撮像フレームレート情報を付加する手段を有する第1の装置と、
前記撮像フレームレート情報を再生フレームレート情報に置き換える手段を有する第2の装置とを備えたスローモーション再生システムであって、
前記圧縮された映像データを、前記置き換えられた再生フレームレート情報に基づいてデコードするよう構成された、スローモーション再生システム。 - 再生フレームレートの整数倍の速度で撮像された映像データを圧縮した圧縮データと、前記映像データの撮像フレームレート情報を含むパケットに基づいてスローモーション再生する装置であって、
前記パケット内の撮像フレームレート情報を再生フレームレート情報に置き換える手段と、
前記パケット内の前記圧縮データを、前記置き換えられた再生フレームレート情報に基づいてデコードするデコード手段とを、
備えたスローモーション再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003100854A JP2004312195A (ja) | 2003-04-03 | 2003-04-03 | スローモーション再生システム及びスローモーション再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003100854A JP2004312195A (ja) | 2003-04-03 | 2003-04-03 | スローモーション再生システム及びスローモーション再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004312195A true JP2004312195A (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=33464854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003100854A Pending JP2004312195A (ja) | 2003-04-03 | 2003-04-03 | スローモーション再生システム及びスローモーション再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004312195A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101848325A (zh) * | 2009-03-24 | 2010-09-29 | 奥林巴斯映像株式会社 | 摄影装置 |
CN107666581A (zh) * | 2016-07-29 | 2018-02-06 | 三星电子株式会社 | 提供视频内容的方法和支持该方法的电子装置 |
-
2003
- 2003-04-03 JP JP2003100854A patent/JP2004312195A/ja active Pending
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