JP2004347548A - 荷重検出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来より実際に近い荷重を検出することができる偏心揺動型減速機を提供すること。
【解決手段】荷重検出システムは、偏心揺動型減速機100と、偏心揺動型減速機100に加わる荷重を算出する荷重算出部320とを備え、偏心揺動型減速機100は、内周に内歯を有したケースと、ケースに回転可能に支持された支持体と、内歯に噛み合う外歯を外周に有した外歯歯車と、支持体及び外歯歯車に回転可能に支持されて外部から入力される回転運動に応じてケースに対して外歯歯車を偏心回転させるクランク軸と、支持体に貼られた歪みゲージとを有し、荷重算出部320は、ケース及び支持体が相対的に回転するときの回転軸を中心とした回転方向に偏心揺動型減速機100に加わる荷重と、回転軸に直交する軸を中心とした回転方向に前記偏心揺動型減速機100に加わる荷重との少なくとも一方を歪みゲージの出力に基づいて算出する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、産業用ロボットなどの機械に使用される偏心揺動型減速機に加わる荷重を検出する荷重検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、減速機に加わる荷重を検出する荷重検出システムとして、減速機の回転軸を中心とした回転方向に減速機に加わる荷重を、減速機に回転運動を入力するモータの電流に基づいて算出するものが知られている(例えば、特許文献1、2及び3参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭59−129682号公報(第2頁)
【0004】
【特許文献2】
特開昭62−292544号公報(第2頁、第2図)
【0005】
【特許文献3】
特開平8−25260号公報(第3−4頁)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の荷重検出システムにおいては、減速機に加わる荷重をモータの電流に基づいて間接的に検出するので、実際に減速機に加わる荷重に加え、減速機自体の効率やモータ自体の効率などによって生じる荷重をも、減速機に加わる荷重として検出するという問題が有った。
【0007】
そこで、本発明は、従来より実際に近い荷重を検出することができる荷重検出システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の荷重検出システムは、偏心揺動型減速機と、前記偏心揺動型減速機に加わる荷重を算出する荷重算出手段とを備え、前記偏心揺動型減速機は、内周に内歯を有したケースと、前記ケースに回転可能に支持された支持体と、前記内歯に噛み合う外歯を外周に有した外歯歯車と、前記支持体及び前記外歯歯車に回転可能に支持されて外部から入力される回転運動に応じて前記ケースに対して前記外歯歯車を偏心回転させるクランク軸と、前記支持体に貼られた歪みゲージとを有し、前記荷重算出手段は、前記ケース及び前記支持体が相対的に回転するときの回転軸を中心とした回転方向に前記偏心揺動型減速機に加わる荷重と、前記回転軸に直交する軸を中心とした回転方向に前記偏心揺動型減速機に加わる荷重との少なくとも一方を前記歪みゲージの出力に基づいて算出する構成を有している。
【0009】
この構成により、本発明の荷重検出システムは、偏心揺動型減速機の支持体に貼られた歪みゲージの出力に基づいて偏心揺動型減速機に加わる荷重を検出するので、従来より実際に近い荷重を検出することができる。
【0010】
また、本発明の荷重検出システムは、前記支持体は、前記ケースに回転可能に支持されて互いに離隔した複数の支持部と、前記複数の支持部を連結する連結部とを有し、前記歪みゲージは、前記連結部に複数貼られた構成を有している。
【0011】
この構成により、本発明の荷重検出システムは、ケース及び支持体が相対的に回転するときの回転軸を中心とした回転方向に偏心揺動型減速機に加わる荷重(以下「トルク荷重」という。)と、回転軸に直交する軸を中心とした回転方向に偏心揺動型減速機に加わる荷重(以下「モーメント荷重」という。)との両方が作用する連結部に歪みゲージが複数貼られているので、偏心揺動型減速機に加わるトルク荷重及びモーメント荷重を同時に検出することができる。
【0012】
また、本発明のモータ制御システムは、荷重検出システムと、前記クランク軸に回転運動を入力するモータと、前記荷重算出手段によって算出された前記荷重に基づいて前記モータを制御するモータ制御手段とを備えた構成を有している。
【0013】
この構成により、本発明のモータ制御システムは、従来より実際に近く検出された荷重に基づいてモータを制御するので、従来より高精度で機械を動作させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0015】
(第1の実施の形態)
【0016】
まず、本発明の第1の実施の形態に係る産業用ロボットの構成について説明する。
【0017】
図1に示すように、本実施の形態に係る産業用ロボット10は、地面21に固定された台座31と、アーム32〜37と、台座31及びアーム32を回転可能に連結した関節部41と、アーム32及び33を回転可能に連結した関節部42と、アーム33及び34を回転可能に連結した関節部43と、アーム34及び35を回転可能に連結した関節部44と、アーム35及び36を回転可能に連結した関節部45と、アーム36及び37を回転可能に連結した関節部46とを備えている。
【0018】
ここで、関節部41の回転軸の延在方向は、台座31の延在方向、及び、アーム32のうち関節部41と連結している部分の延在方向と略同一である。関節部42の回転軸の延在方向は、アーム32のうち関節部42と連結している部分の延在方向、及び、アーム33の延在方向と略直交している。関節部43の回転軸の延在方向は、アーム33の延在方向、及び、アーム34の延在方向と略直交している。関節部44の回転軸の延在方向は、アーム34の延在方向、及び、アーム35の延在方向と略同一である。関節部45の回転軸の延在方向は、アーム35の延在方向、及び、アーム36の延在方向と略直交している。関節部46の回転軸の延在方向は、アーム36の延在方向、及び、アーム37のうち関節部46と連結している部分の延在方向と略同一である。
【0019】
なお、関節部41〜46は、図2に示すように、図示していない2本のアームを回転可能に連結した偏心揺動型減速機100と、偏心揺動型減速機100に回転運動を入力するモータ311と、偏心揺動型減速機100の回転角度を検出するエンコーダ312とをそれぞれ備えている。
【0020】
また、産業用ロボット10は、偏心揺動型減速機100に加わる荷重を算出する荷重算出手段としての荷重算出部320を関節部41〜46毎に備えている。即ち、偏心揺動型減速機100及び荷重算出部320は、本発明の荷重検出システムを構成している。
【0021】
また、産業用ロボット10は、エンコーダ312によって検出される偏心揺動型減速機100の回転角度と実際の回転角度との差(以下「角度差」という。)を荷重算出部320によって算出された荷重に基づいて算出する角度差算出部330と、外部から入力される偏心揺動型減速機100の目標の回転角度、エンコーダ312によって検出された偏心揺動型減速機100の回転角度、及び、角度差算出部330によって算出された角度差に基づいてモータ311に供給する電流を算出する供給電流算出部340と、供給電流算出部340によって算出された電流をモータ311に供給する電流供給部350とを関節部41〜46毎に備えている。即ち、角度差算出部330、供給電流算出部340及び電流供給部350は、荷重算出部320によって算出された荷重に基づいてモータ311を制御するモータ制御手段を構成しており、偏心揺動型減速機100、モータ311、エンコーダ312、荷重算出部320、角度差算出部330、供給電流算出部340及び電流供給部350は、本発明のモータ制御システムを構成している。
【0022】
また、偏心揺動型減速機100は、図3及び図4に示すように、ピンで形成された内歯110aを内周に有したケース110を備えている。ここで、ケース110は、内歯110aを有した筒状部111と、筒状部111の内部を覆う蓋部112と、蓋部112を筒状部111に固定した複数のボルト113とを有している。また、ケース110には、偏心揺動型減速機100によって互いに回転可能に連結される2本のアームのうちの1本が連結されている。
【0023】
また、偏心揺動型減速機100は、ケース110に収納された玉軸受121及び122と、玉軸受121及び122を介してケース110に回転可能に支持された支持体130と、ケース110の内歯110aに噛み合う外歯141aを外周に有した外歯歯車141と、ケース110の内歯110aに噛み合う外歯142aを外周に有した外歯歯車142と、玉軸受121及び122に軸方向の予圧を付与するディスタンスピース123とを備えている。
【0024】
ここで、支持体130は、玉軸受121を介してケース110に回転可能に支持された支持部132を有した支持部材131と、玉軸受122を介してケース110に回転可能に支持されて支持部132と離隔した支持部136と、支持部材131に対して支持部136の位置決めを行う複数のピン137と、支持部136を支持部材131に固定した複数のボルト138とを有している。また、支持部材131は、図5及び図6に示すように、支持部132及び支持部136を連結する3つの連結部133、134及び135を有しており、連結部133、134及び135は、それぞれ複数の平坦部133a、134a及び135aを有している。
【0025】
なお、支持体130には、偏心揺動型減速機100によって互いに回転可能に連結される2本のアームのうち、ケース110に連結されていない方のアームが連結されている。
【0026】
また、図3及び図4に示すように、偏心揺動型減速機100は、支持体130に収納されたころ軸受150及び151と、外歯歯車141に収納されたころ軸受152と、外歯歯車142に収納されたころ軸受153と、支持体130に対するころ軸受150〜153の軸方向の移動を規制する止め輪154、止め輪155、ワッシャ156及びワッシャ157と、ころ軸受150〜153を介して支持体130、外歯歯車141及び外歯歯車142に回転可能に支持されたクランク軸161と、クランク軸161に回転方向に固定された平歯車171と、クランク軸161に対する平歯車171の軸方向の移動を規制する止め輪158及び159とを備えている。同様に、偏心揺動型減速機100は、支持体130、外歯歯車141及び外歯歯車142に回転可能に支持されたクランク軸162及び163と、クランク軸162及び163に回転方向及び軸方向にそれぞれ固定された平歯車172及び173とを備えている。
【0027】
また、偏心揺動型減速機100は、支持体130に収納された玉軸受181と、玉軸受181を介して支持体130に回転可能に支持されて外部のモータ311(図2参照)から回転運動が入力される入力軸190と、支持体130に対する玉軸受181の軸方向の移動を規制する止め輪182及び183と、入力軸190に対する玉軸受181の軸方向の移動を規制する止め輪184及び185とを備えている。ここで、入力軸190は、外部のモータ311から回転運動が入力される入力部190aを一端に有しているとともに、平歯車171、172及び173に噛み合うピニオン190bを他端に有しており、外部のモータ311から入力される回転運動をピニオン190b及び平歯車171、172及び173を介してクランク軸161、162及び163に伝達するようになっている。即ち、クランク軸161、162及び163は、入力軸190と、平歯車171、172及び173とを介して外部のモータ311から入力される回転運動に応じてケース110に対して外歯歯車141及び142を偏心回転させるようになっている。
【0028】
また、偏心揺動型減速機100は、ケース110、支持体130及び入力軸190に囲まれた空間に潤滑剤が入れられており、ケース110及び支持体130の間から潤滑剤が漏洩することを防止するオイルシール201と、支持体130及び入力軸190の間から潤滑剤が漏洩することを防止するオイルシール202とを備えている。
【0029】
また、偏心揺動型減速機100は、図5及び図6に示すように、支持体130(図3参照)の連結部133の平坦部133aに貼られた歪みゲージ211及び212と、支持体130の連結部134の平坦部134aに貼られた歪みゲージ213及び214と、支持体130の連結部135の平坦部135aに貼られた歪みゲージ215及び216とを備えている。ここで、歪みゲージ211〜216には、偏心揺動型減速機100の内部の潤滑剤から保護するためのコーティングが施されている。また、支持体130の支持部132には、歪みゲージ211〜216の出力を伝達する電線217を偏心揺動型減速機100の内部から外部に出すための複数の穴132aが形成されており、電線217が通された穴132aは、偏心揺動型減速機100の内部の潤滑剤が偏心揺動型減速機100の外部に漏洩することを防止するために、エポキシ系樹脂などの樹脂で埋められている。
【0030】
なお、支持体130は、歪みゲージ211〜216の電線217が断線しないように、荷重算出部320(図2参照)に対して相対的に自転しないようになっている。
【0031】
また、図3及び図4に示すように、荷重算出部320(図2参照)は、ケース110及び支持体130が相対的に回転するときの回転軸221を中心とした矢印222で示す回転方向に偏心揺動型減速機100に加わる荷重、即ち、トルク荷重と、回転軸221に直交する軸を中心とした回転方向(例えば軸223を中心とした矢印224で示す回転方向)に偏心揺動型減速機100に加わる荷重、即ち、モーメント荷重とを歪みゲージ211〜216の出力に基づいて算出するようになっている。
【0032】
以下、荷重算出部320によるモーメント荷重及びトルク荷重の算出方法について説明する。
【0033】
歪みゲージ211、212が貼られた部分に発生する応力をそれぞれσ1、σ2とし、σ1及びσ2に基づいて算出されるトルク荷重をTA1とし、σ1及びσ2に基づいて算出されるモーメント荷重をMA1とし、TA1に乗じられることでσ1のうちトルク荷重に起因する応力が算出可能である荷重係数をT1とし、TA1に乗じられることでσ2のうちトルク荷重に起因する応力が算出可能である荷重係数をT2とし、支持体130に加わるモーメント荷重の回転軸221を中心とした作用角をφとし、MA1に乗じられることでσ1のうちモーメント荷重に起因する応力が算出可能である荷重係数をφの関数であるM1(φ)とし、MA1に乗じられることでσ2のうちモーメント荷重に起因する応力が算出可能である荷重係数をφの関数であるM2(φ)とすると、σ1、σ2、TA1、MA1、T1、T2、M1(φ)及びM2(φ)の間で数1に示す関係が成り立つ。なお、M1(φ)やM2(φ)がφの関数であるのは、σ1のうちモーメント荷重に起因する応力や、σ2のうちモーメント荷重に起因する応力がケース110及び支持体130の相対回転に応じて変化するためである。
【数1】
Figure 2004347548
ここで、数1から数2及び数3に示す関係が成り立つ。
【数2】
Figure 2004347548
【数3】
Figure 2004347548
また、歪みゲージ213、214が貼られた部分に発生する応力をそれぞれσ3、σ4とし、σ3及びσ4に基づいて算出されるトルク荷重をTA2とし、σ3及びσ4に基づいて算出されるモーメント荷重をMA2とし、TA2に乗じられることでσ3のうちトルク荷重に起因する応力が算出可能である荷重係数をT3とし、TA2に乗じられることでσ4のうちトルク荷重に起因する応力が算出可能である荷重係数をT4とし、MA2に乗じられることでσ3のうちモーメント荷重に起因する応力が算出可能である荷重係数をφの関数であるM3(φ)とし、MA2に乗じられることでσ4のうちモーメント荷重に起因する応力が算出可能である荷重係数をφの関数であるM4(φ)とすると、σ3、σ4、TA2、MA2、T3、T4、M3(φ)及びM4(φ)の間で数4に示す関係が成り立つ。なお、M3(φ)やM4(φ)がφの関数であるのは、σ3のうちモーメント荷重に起因する応力や、σ4のうちモーメント荷重に起因する応力がケース110及び支持体130の相対回転に応じて変化するためである。
【数4】
Figure 2004347548
ここで、数4から数5及び数6に示す関係が成り立つ。
【数5】
Figure 2004347548
【数6】
Figure 2004347548
また、歪みゲージ215、216が貼られた部分に発生する応力をそれぞれσ5、σ6とし、σ5及びσ6に基づいて算出されるトルク荷重をTA3とし、σ5及びσ6に基づいて算出されるモーメント荷重をMA3とし、TA3に乗じられることでσ5のうちトルク荷重に起因する応力が算出可能である荷重係数をT5とし、TA3に乗じられることでσ6のうちトルク荷重に起因する応力が算出可能である荷重係数をT6とし、MA3に乗じられることでσ5のうちモーメント荷重に起因する応力が算出可能である荷重係数をφの関数であるM5(φ)とし、MA3に乗じられることでσ6のうちモーメント荷重に起因する応力が算出可能である荷重係数をφの関数であるM6(φ)とすると、σ5、σ6、TA3、MA3、T5、T6、M5(φ)及びM6(φ)の間で数7に示す関係が成り立つ。なお、M5(φ)やM6(φ)がφの関数であるのは、σ5のうちモーメント荷重に起因する応力や、σ6のうちモーメント荷重に起因する応力がケース110及び支持体130の相対回転に応じて変化するためである。
【数7】
Figure 2004347548
ここで、数7から数8及び数9に示す関係が成り立つ。
【数8】
Figure 2004347548
【数9】
Figure 2004347548
なお、TA1、TA2、TA3は理論上同一の値になるので、TA1、TA2、TA3が互いに最も近い値のときのφが、モーメント荷重の実際の作用角に最も近い。同様に、MA1、MA2、MA3は理論上同一の値になるので、MA1、MA2、MA3が互いに最も近い値のときのφが、モーメント荷重の実際の作用角に最も近い。即ち、数10に示す関数δ(φ)が最小値をとるときのφが、モーメント荷重の実際の作用角に最も近い。
【数10】
Figure 2004347548
したがって、荷重算出部320は、数2、3、5、6、8、9、10に基づいて関数δ(φ)が最小値をとるときのφを算出することによって、モーメント荷重の実際の作用角に最も近いφを算出するようになっている。ここで、荷重算出部320は、歪みゲージ211〜216の出力に基づいてσ1〜σ6をそれぞれ算出することができる。また、T1〜T6、M1(φ)〜M6(φ)は、それぞれ荷重試験によって予め測定されている。
【0034】
次いで、荷重算出部320は、算出したφに基づいて、数2、3、5、6、8、9からTA1、TA2、TA3、MA1、MA2、MA3を算出するようになっている。
【0035】
最後に、荷重算出部320は、算出したTA1、TA2、TA3、MA1、MA2、MA3に基づいて、偏心揺動型減速機100に加わるトルク荷重であるTと、偏心揺動型減速機100に加わるトルク荷重であるMとを数11及び数12から算出するようになっている。
【数11】
Figure 2004347548
【数12】
Figure 2004347548
次に、本実施の形態に係る産業用ロボットの動作について説明する。
【0036】
図1に示すように、産業用ロボット10は、アーム37の先端に製品やスポットガンなどのワーク11を持っていてワーク11によって矢印11aで示す荷重が加えられているとき、関節部41、44、46の偏心揺動型減速機100にモーメント荷重が作用し、関節部42、43、45の偏心揺動型減速機100にトルク荷重が作用する。
【0037】
ここで、産業用ロボット10が図7に実線で示す状態になるように、関節部41〜46毎に備えられた供給電流算出部340に偏心揺動型減速機100の目標の回転角度が外部からそれぞれ入力されると、関節部42に対応して備えられた供給電流算出部340に角度差算出部330によって算出された角度差が入力されない場合、関節部42の偏心揺動型減速機100のトルク荷重による変形によって産業用ロボット10は図7に点線で示す状態になる。
【0038】
しかしながら、実際には、関節部42に対応して備えられた供給電流算出部340に角度差算出部330によって算出された角度差が入力されるので、産業用ロボット10は図7に実線で示す目標の状態になることができる。
【0039】
なお、以上においては関節部42について説明したが、関節部43、45についても同様である。
【0040】
また、産業用ロボット10が図8に実線で示す状態になるように、関節部41〜46毎に備えられた供給電流算出部340に偏心揺動型減速機100の目標の回転角度が外部からそれぞれ入力されると、関節部44に対応して備えられた供給電流算出部340に角度差算出部330によって算出された角度差が入力されない場合、関節部44の偏心揺動型減速機100のモーメント荷重による変形によって産業用ロボット10は図8に点線で示す状態になる。
【0041】
しかしながら、実際には、関節部44に対応して備えられた供給電流算出部340に角度差算出部330によって算出された角度差が入力されるので、産業用ロボット10は図8に実線で示す目標の状態になることができる。
【0042】
なお、以上においては関節部44について説明したが、関節部41、46についても同様である。
【0043】
以上に説明したように、本実施の形態に係る荷重検出システムは、偏心揺動型減速機100の支持体130に貼られた歪みゲージ211〜216の出力に基づいて偏心揺動型減速機100に加わるトルク荷重及びモーメント荷重を検出するので、従来より実際に近い荷重を検出することができる。
【0044】
また、本実施の形態に係る荷重検出システムは、偏心揺動型減速機100に加わるトルク荷重及びモーメント荷重の両方が作用する支持体130の連結部133〜135に複数の歪みゲージ211〜216が貼られているので、偏心揺動型減速機100に加わるトルク荷重及びモーメント荷重を同時に検出することができる。
【0045】
なお、連結部133〜135のうち支持部132又は136の近傍の部分には特に応力が集中するので、連結部133〜135のうち支持部132又は136の近傍の部分に歪みゲージ211〜216が貼られている場合、連結部133〜135のうち支持部132又は136の近傍以外の部分に歪みゲージ211〜216が貼られている場合と比較して、本実施の形態に係る荷重検出システムは、実際に近いトルク荷重及びモーメント荷重を検出することができる。
【0046】
また、本実施の形態に係るモータ制御システムは、従来より実際に近く検出されたトルク荷重及びモーメント荷重に基づいてモータを制御するので、従来より高精度で産業用ロボット10を動作させることができる。したがって、産業用ロボット10は、例えばオフラインティーチングを行ったとしても、従来の産業用ロボットより高精度で動作することができる。
【0047】
なお、本実施の形態に係るモータ制御システムは、産業用ロボット10に備えられているが、産業用ロボット10以外の機械に備えられていても良い。
【0048】
また、本実施の形態に係る荷重検出システムは、モータ制御システムに備えられているが、モータの制御以外の用途に使用されても良い。例えば、本実施の形態に係る荷重検出システムは、組立ロボットによるトルクの制御や、計測ロボットによる計測など、偏心揺動型減速機100に加わるトルク荷重及びモーメント荷重の情報を利用可能な様々な用途に使用されることができる。
【0049】
また、本実施の形態に係る荷重検出システムは、支持体130の複数の連結部133〜135に歪みゲージ211〜216が貼られており、歪みゲージ211〜216に応じて算出したTA1、TA2、TA3やMA1、MA2、MA3を平均して荷重算出部320がTやMを算出するので、1つの連結部に複数の歪みゲージが貼られている場合と比較して、高精度にトルク荷重やモーメント荷重を検出することができる。なお、本実施の形態に係る荷重検出システムは、支持体130の3つの連結部133〜135に歪みゲージ211〜216が貼られているが、3つ以外の複数の連結部にそれぞれ複数の歪みゲージが貼られていても良いし、1つの連結部に複数の歪みゲージが貼られていても良い。
【0050】
(第2の実施の形態)
【0051】
本発明の第2の実施の形態に係るモータ制御システムについて説明する。
【0052】
なお、本実施の形態に係るモータ制御システムの構成のうち第1の実施の形態に係るモータ制御システムの構成と同様である構成については、第1の実施の形態に係るモータ制御システムの構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0053】
本実施の形態に係るモータ制御システムの構成は、第1の実施の形態に係るモータ制御システムが、図9に示すように、歪みゲージ212〜216(図6参照)を備えていない構成と同様である。
【0054】
また、本実施の形態に係るモータ制御システムの荷重算出部320は、偏心揺動型減速機に加わるトルク荷重を歪みゲージ211の出力に基づいて算出するようになっている。
【0055】
以下、荷重算出部320によるトルク荷重の算出方法について説明する。
【0056】
偏心揺動型減速機に加わるトルク荷重であるTに乗じられることでσ1が算出可能である荷重係数をT4とすると、σ1、T4、Tの間で数13に示す関係が成り立つ。したがって、荷重算出部320は、σ1、T4に基づいて、数13からTを算出するようになっている。なお、T4は、荷重試験によって予め測定されている。
【数13】
Figure 2004347548
以上に説明したように、本実施の形態に係る荷重検出システムは、偏心揺動型減速機の支持体130(図3参照)の連結部133に貼られた歪みゲージ211の出力に基づいて偏心揺動型減速機に加わるトルク荷重を検出するので、従来より実際に近いトルク荷重を検出することができる。
【0057】
なお、連結部133のうち支持部132又は136(図3参照)の近傍の部分には特に応力が集中するので、連結部133のうち支持部132又は136の近傍の部分に歪みゲージ211が貼られている場合、連結部133のうち支持部132又は136の近傍以外の部分に歪みゲージ211が貼られている場合と比較して、本実施の形態に係る荷重検出システムは、実際に近いトルク荷重を検出することができる。
【0058】
また、本実施の形態に係るモータ制御システムは、従来より実際に近く検出されたトルク荷重に基づいてモータを制御するので、従来より高精度で機械を動作させることができる。
【0059】
また、本実施の形態に係る荷重検出システムは、モータ制御システムに備えられているが、モータの制御以外の用途に使用されても良い。例えば、本実施の形態に係る荷重検出システムは、組立ロボットによるトルクの制御や、計測ロボットによる計測など、偏心揺動型減速機に加わるトルク荷重の情報を利用可能な様々な用途に使用されることができる。
【0060】
また、本実施の形態に係る荷重検出システムは、支持体130の連結部133に1つの歪みゲージ211が貼られているが、第1の実施の形態に係る荷重検出システムのように、連結部133〜135に貼られた歪みゲージが複数であって、その複数の歪みゲージに応じて算出したトルク荷重を平均して荷重算出部320がTを算出するようにすれば、より高精度にトルク荷重を検出することができる。
【0061】
(第3の実施の形態)
【0062】
本発明の第3の実施の形態に係るモータ制御システムについて説明する。
【0063】
なお、本実施の形態に係るモータ制御システムの構成のうち第1の実施の形態に係るモータ制御システムの構成と同様である構成については、第1の実施の形態に係るモータ制御システムの構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0064】
本実施の形態に係るモータ制御システムの構成は、第1の実施の形態に係るモータ制御システムが偏心揺動型減速機100(図3及び図4参照)に代えて図10及び図11に示す偏心揺動型減速機400を備えた構成と同様である。
【0065】
また、偏心揺動型減速機400の構成は、支持体430及び歪みゲージ511〜513を、支持体130(図3参照)及び歪みゲージ211〜216(図6参照)に代えて偏心揺動型減速機100が備えた構成と同様である。
【0066】
また、支持体430の構成は、穴430aを穴132a(図6参照)に代えて支持体130が形成した構成と同様である。
【0067】
歪みゲージ511〜513は、同一円周上に等間隔に支持部136に貼られている。ここで、歪みゲージ511〜513には、偏心揺動型減速機400の内部の潤滑剤から保護するためのコーティングが施されている。また、支持体430の穴430aは、歪みゲージ511〜513の出力を伝達する電線514を偏心揺動型減速機400の内部から外部に出すためのものであり、電線514が通された穴430aは、偏心揺動型減速機400の内部の潤滑剤が偏心揺動型減速機400の外部に漏洩することを防止するために、エポキシ系樹脂などの樹脂で埋められている。
【0068】
また、本実施の形態に係るモータ制御システムの荷重算出部320は、偏心揺動型減速機400に加わるモーメント荷重を歪みゲージ511〜513の出力に基づいて算出するようになっている。
【0069】
以下、荷重算出部320によるモーメント荷重の算出方法について説明する。
【0070】
歪みゲージ511〜513が貼られた部分に発生する応力をそれぞれσ7、σ8、σ9とし、σ7、σ8、σ9に基づいて算出されるモーメント荷重をそれぞれMA4、MA5、MA6とし、MA4に乗じられることでσ7が算出可能である荷重係数をφの関数であるM4(φ)とし、MA5に乗じられることでσ8が算出可能である荷重係数をφの関数であるM5(φ)とし、MA6に乗じられることでσ9が算出可能である荷重係数をφの関数であるM6(φ)とすると、σ7、MA4及びM4(φ)の間で数14に示す関係が成り立ち、σ8、MA5及びM5(φ)の間で数15に示す関係が成り立ち、σ9、MA6及びM6(φ)の間で数16に示す関係が成り立つ。なお、M4(φ)やM5(φ)やM6(φ)がφの関数であるのは、σ7や、σ8や、σ9がケース110及び支持体430の相対回転に応じて変化するためである。
【数14】
Figure 2004347548
【数15】
Figure 2004347548
【数16】
Figure 2004347548
なお、MA4、MA5、MA6は理論上同一の値になるので、MA4、MA5、MA6が互いに最も近い値のときのφが、モーメント荷重の実際の作用角に最も近い。即ち、数17に示す関数δ(φ)が最小値をとるときのφが、モーメント荷重の実際の作用角に最も近い。
【数17】
Figure 2004347548
したがって、荷重算出部320は、数14〜17に基づいて関数δ(φ)が最小値をとるときのφを算出することによって、モーメント荷重の実際の作用角に最も近いφを算出するようになっている。ここで、荷重算出部320は、歪みゲージ511〜513の出力に基づいてσ7〜σ9をそれぞれ算出することができる。また、M7(φ)〜M9(φ)は、それぞれ荷重試験によって予め測定されている。
【0071】
次いで、荷重算出部320は、算出したφに基づいて、数14〜16からMA4、MA5、MA6を算出するようになっている。
【0072】
最後に、荷重算出部320は、算出したMA4、MA5、MA6に基づいて、偏心揺動型減速機400に加わるモーメント荷重であるMを数18から算出するようになっている。
【数18】
Figure 2004347548
以上に説明したように、本実施の形態に係る荷重検出システムは、偏心揺動型減速機400の支持体430に貼られた歪みゲージ511〜513の出力に基づいて偏心揺動型減速機400に加わるモーメント荷重を検出するので、従来より実際に近いモーメント荷重を検出することができる。
【0073】
また、本実施の形態に係るモータ制御システムは、従来より実際に近く検出されたモーメント荷重に基づいてモータを制御するので、従来より高精度で機械を動作させることができる。
【0074】
また、本実施の形態に係る荷重検出システムは、モータ制御システムに備えられているが、モータの制御以外の用途に使用されても良い。例えば、本実施の形態に係る荷重検出システムは、計測ロボットによる計測など、偏心揺動型減速機400に加わるモーメント荷重の情報を利用可能な様々な用途に使用されることができる。
【0075】
また、本実施の形態に係る荷重検出システムは、同一円周上に等間隔に支持体430に3つの歪みゲージ511〜513が貼られているが、同一円周上に等間隔に支持体430に3つ以外の複数の歪みゲージが貼られていても良い。
【0076】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、従来より実際に近い荷重を検出することができる偏心揺動型減速機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る産業用ロボットの概略側面図
【図2】図1に示す産業用ロボットのモータ制御システムのブロック図
【図3】図2に示すモータ制御システムの偏心揺動型減速機の側面断面図
【図4】図3のA矢視断面図
【図5】図3に示す偏心揺動型減速機の支持部材の側面図
【図6】図5に示す支持部材の正面図
【図7】図1に示す状態とは異なる状態での図1に示す産業用ロボットの概略側面図
【図8】図1及び図7に示す状態とは異なる状態での図1に示す産業用ロボットの概略側面図
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るモータ制御システムの支持部材の正面図
【図10】本発明の第3の実施の形態に係るモータ制御システムの偏心揺動型減速機の側面断面図
【図11】図10のB矢視断面図
【符号の説明】
100 偏心揺動型減速機
110 ケース
110a 内歯
130 支持体
132 支持部
133、134、135 連結部
136 支持部
141 外歯歯車
141a 外歯
142 外歯歯車
142a 外歯
161〜163 クランク軸
211〜216 歪みゲージ
221 回転軸
223 軸
311 モータ
320 荷重算出部(荷重算出手段)
330 角度差算出部(モータ制御手段)
340 供給電流算出部(モータ制御手段)
350 電流供給部(モータ制御手段)
400 偏心揺動型減速機
430 支持体
511〜513 歪みゲージ

Claims (3)

  1. 偏心揺動型減速機と、前記偏心揺動型減速機に加わる荷重を算出する荷重算出手段とを備え、
    前記偏心揺動型減速機は、内周に内歯を有したケースと、前記ケースに回転可能に支持された支持体と、前記内歯に噛み合う外歯を外周に有した外歯歯車と、前記支持体及び前記外歯歯車に回転可能に支持されて外部から入力される回転運動に応じて前記ケースに対して前記外歯歯車を偏心回転させるクランク軸と、前記支持体に貼られた歪みゲージとを有し、
    前記荷重算出手段は、前記ケース及び前記支持体が相対的に回転するときの回転軸を中心とした回転方向に前記偏心揺動型減速機に加わる荷重と、前記回転軸に直交する軸を中心とした回転方向に前記偏心揺動型減速機に加わる荷重との少なくとも一方を前記歪みゲージの出力に基づいて算出することを特徴とする荷重検出システム。
  2. 前記支持体は、前記ケースに回転可能に支持されて互いに離隔した複数の支持部と、前記複数の支持部を連結する連結部とを有し、
    前記歪みゲージは、前記連結部に複数貼られたことを特徴とする請求項1に記載の荷重検出システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の荷重検出システムと、前記クランク軸に回転運動を入力するモータと、前記荷重算出手段によって算出された前記荷重に基づいて前記モータを制御するモータ制御手段とを備えたことを特徴とするモータ制御システム。
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