JP2004347437A - ジェットポンプくさび機構及びその取替方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ジェットポンプくさびを係留するスタッドボルトの一端として、予め、下端に廻り止め機構を具備し、上端をナットで螺合する構造とすれば、原子炉圧力容器の上方から遠隔操作によりアクセスして、スタッドボルトのナットを容易に外すことが可能となる。なお、ナットの廻り止めは、ナットと座金を一体構造として、座金の一部を折り曲げれば容易に達成できる。
【効果】ジェットポンプくさびの取替作業が効率的に行える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子炉圧力容器のダウンカマ部に設置される冷却水循環用のジェットポンプに係り、特に振動を防止するためにインレットミキサに取付けられたジットポンプくさび機構およびその取替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ジェットポンプくさびは、インレットミキサに設けられた上下部ブラケットの間に設置され、スタッドボルトを上部ブラケット貫通孔,くさび係留孔,下部ブラケット貫通孔の順番で、または、下部ブラケット貫通孔,くさび係留孔,上部ブラケット貫通孔の順番に通し、スタッドボルト上端部および下端部にナットで螺合されて、スタッドボルトのねじとナットが廻り止め溶接されている。従って、ジェットポンプくさびの取替えは、当該くさびを係留するスタッドボルトを切断する必要があり、長い取替期間を要していた。また、インレットミキサを取外せば、ジェットポンプくさびの取替えはかなり容易になるものの、この場合はインレットミキサの取外し、また取付けに時間を要することになっていた。
【0003】
尚、従来のジェットポンプの構成の例としては特開平11−264400号に示された構成例が挙げられる。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−264400号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明では、インレットミキサを取付けたままでジェットポンプくさび機構を取替える方法を提供すると共に再度取替えが必要になった場合に備えて容易に取替えられるジェットポンプくさび機構を提供し、取替作業の高効率化及び作業性向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は原子炉圧力容器内部に設けられるジェットポンプインレットミキサ部に設置されているスタッドボルトと、くさびと、ナットと、上下ブラケットからなるジェットポンプくさび機構の取替方法において、くさびを係留するスタッドボルトを切断し、スタッドボルトを抜いてくさびを外し、別なくさびを所定の場所に設置し、回転防止部材を有するスタッドボルトを上部ブラケット貫通孔とくさび係留孔と下部ブラケット貫通孔を介して挿入し、スタッドボルトの回転防止部材により、スタッドボルトの回転を止めてナットを螺合することを特徴としたものである。
【0007】
また、上記目的を達成するために、本発明は原子炉の圧力容器内部に設けられるジェットポンプのライザブラケットと、くさびと、スタッドボルト及び上下部ブラケットからなるジェットポンプくさび機構において、くさびの軸方向に貫通し、くさびを係留するスタッドボルトの一端に取付けられスタットボルトの回転を防止する部材と、スタットボルトの他端に設けられたねじ部と、スタットボルトは下部及び上部ブラケットに設けた貫通孔を介して、くさびを通し、ナットによって螺合することを特徴とするものである。
【0008】
従来のジェットポンプくさび機構のジェットポンプくさびを係留するスタッドボルトは、その両端がナットで螺合されており、ジェットポンプくさびを取外すためには、廻り止め溶接にうちかってナットを回転させる必要があり、そのためには、スタッドボルトを固定する必要があった。
【0009】
本発明のジェットポンプくさび機構及びその取替方法においては、予め当該スタッドボルトの一端に、望ましくは、下端に廻り止め機構を具備し、上端をナットで螺合する構造とすれば、原子炉圧力容器の上方から遠隔操作によりアクセスして、スタッドボルトのナットを容易に外すことが可能となる。なお、ナットの廻り止めは、ナットと座金を一体構造として、座金の一部を折り曲げることでナットを強固に止めることが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例の形態を以下図面を用いて説明する。
【0011】
図3は沸騰水型原子炉の炉心容器を示した概略図である。沸騰水型原子炉は、圧力容器1とその内部に設置された種々の構造物から構成されている。ここで、ジェットポンプ2は、圧力容器1とシュラウド3の間のダウンカマと呼ばれる位置に設置され、循環冷却水を炉心へ供給するものである。
【0012】
図2は図3に記載したジェットポンプ2の構成を詳細に示した構造図である。当該ジェットポンプ2は、大別するとインレットミキサ4,ディフューザ5,ライザ管6から構成され、図2中の矢視Aの部分にはインレットミキサ4の振動を防止するくさび機構が設けられている。
【0013】
図3は、図2の矢視図A部分を拡大したものである。前述のくさび機構は、ライザ管6に取付けられ、インレットミキサ4を囲むように設置されたライザブラケット7と位置決めボルト(図示せず)とくさび8と両端にねじを有するスタッドボルト9とナット10,11と上下部ブラケット12,13からなり、スタッドボルト9はくさび8を軸方向に貫通し、上下部ブラケット12,13の貫通孔を介して、上下のナット10,11によって螺合され、ナット10,11はスタッドボルト9のねじと直接に溶接され固定される。従って、従来はくさび8を取替える場合に、スタッドボルト9を切断する必要があった。
【0014】
図10から図12に本発明の一実施例を示す。図10は正面図、図11は側面図及び図12は上面図を示す。くさび8の軸方向に貫通し、くさび8を係留するスタッドボルト9の一端に、望ましくは、下端にスタットボルトの回転を防止する矩形部材14を取付け、スタッドボルト9の他端、望ましくは、上端にねじ部15を設け、下部ブラケット13に設けた貫通孔を介して、くさび8に通し、上部ブラケット12の貫通孔を介して、座金と一体となったナット16によって螺合することを特徴とする。ここで、下部ブラケット13下面に矩形状のへこみ17を設け、一方、スタッドボルトの一端にへこみ17に合うように矩形部材14を設け、当該矩形部材14を矩形状のへこみ17に嵌合させれば、スタッドボルト9の回転を防止することができ、ナット16を回転させて、くさび機構を構成することができる。下部ブラケット13下面の矩形状のへこみ17は放電加工装置や機械的加工装置(何れも図示しない)によって加工することが可能である。組立て手順としては、後述するようにまず、新たなくさび8をインレットミキサ4とライザブラケット7との間へ差込み、自重で係留しておく。次に、例えば、ロープまたはワイヤを用い、上部ブラケット12の貫通穴、くさび8の係留穴、下部ブラケット13の貫通穴の順に通し、ロープまたはワイヤにナット16を通してから、当該ロープまたはワイヤの先端に、スタッドボルト9のねじ側先端を固定して、ロープまたはワイヤを引抜けば、それぞれの部材を貫通して容易に組立てることが可能となる。さらには、円形状または矩形状の薄板を座金とし、当該座金と一体化したナット16を螺合し、この薄板を折り曲げて、上部ブラケット12の端部に係留することによって廻り止めを形成することでナットを強固に止めることが可能になる。
【0015】
図13から図15はスタッドボルト9の一端に設ける回転防止機能のための機構を示した実施例である。図13はスタッドボルト9の中心からインレットミキサ4外面までの距離よりも大きな幅を有する矩形部材18を設けた実施例で、スタッドボルト9を回転させると矩形部材18はインレットミキサ4の外面にぶつかることから、スタッドボルト9の回転を防止することが可能となる。図14はスタッドボルト9の中心からインレットミキサ4外面までの距離よりも大きな長さを有し、回転軸72を中心に回る回転機構を有する矩形部材19を設けた実施例で、予め、矩形部材19をスタッドボルト9に回転・収納させ、くさび8や上,下部ブラケットを通した後に矩形部材19を90°回転させて、廻り止めとする。図13に示した矩形部材18と同様に、スタッドボルト9を回転させると矩形部材19はインレットミキサ4の外面にぶつかることから、スタッドボルト9の回転を防止することが可能となる。さらに、図15はスタッドボルト9の中心からインレットミキサ4外面までの距離よりも大きな幅を有する複数の矩形部材20を設けた実施例で、予め、複数の矩形部材20をスタッドボルト9に回転軸72を中心に回転・収納させ、くさび8や上,下部ブラケットを通した後に複数の矩形部材20を互に90°回転させて、廻り止めとする。図13に示した矩形部材18と同様に、スタッドボルト9を回転させると矩形部材19はインレットミキサ4の外面にぶつかることから、スタッドボルト9の回転を防止することが可能となる。
【0016】
図16は、スタッドボルト9の上部に二面幅21を設けナット螺合時にナット16とスタッドボルト9の共働を防止すること及びスタッドボルト9の据付け時の落下防止を実現した実施例である。当該スタッドボルト9を上方から上部ブラケット12の貫通孔とくさび8の係留孔と下部ブラケット13の貫通孔を介して挿入した後、スタッドボルト9に設けられた二面幅部21へL形フック(図示しない)を挿入し、上述した矩形部材19をスタッドボルト9と直交するまで回転させてナット16を螺合する。この二面幅部21へ前述のL形フックを挿入し作業することにより、スタッドボルト9の落下を防止すると同時に上部のナット16の螺合時にナット16とスタッドボルト9の共働を防止することができる。なお、矩形部材19の替りに、図10に示した矩形部材14,図13に示した矩形部材18,図15に示した矩形部材20を用いても、効果は同じである。
【0017】
図4から図9を用いてくさび取替えの手順を示す。
【0018】
図4はくさび取替えの手順を示す手順フローである。
【0019】
以下、手順ステップ毎に説明する。
【0020】
(1)旧スタッドボルト下部切断/取外し及び旧スタッドボルト上部取外し(STEP1)
まず、図5に示すように、旧品であるくさび8を係留するスタッドボルト9をくさび8の上方または、下方を(本図では下方での切断を示す)水圧または、空圧によるカッター(何れも図示しない)または、放電加工(図示しない)により切断し、予め用意されている落下防止および回収用を兼ねたバスケット(図示しない)へ収納する。
【0021】
(2)旧スタッドボルト上部取外し(STEP2)
続いて残存部である上方のスタッドボルト9は、スタッドボルト9の頂部のねじ部15へボルト回収用治具(図示しない)を取付け上方へ引き上げるか、または、残存部スタッドボルト9の下部を押し上げるとナット16と上部ブラケット12との間に隙間ができるため、当該隙間に、スタッドボルト9の外径よりも大きな溝を配しかつ、先端部は引上げ時にスタッドボルト9が外れぬように段差を設けたL形フック22を挿入して、当該L型フック22を上方へ引き上げるか、または、ナット16を直接掴む治具(図示しない)により、残存部スタッドボルト9を上方へ引き上げて取外し、前述のバスケットへ回収する。
【0022】
(3)旧くさび取外し(STEP3)
次に、図6に示すように、インレットミキサ4とライザブラケット7間に据付けられているくさび8を回収する。くさび8の胴幅よりも大きな溝を配しかつ、先端部は引き上げ時にくさび8が外れぬように段差を設けたL形フック(図示しない)を挿入して、当該L形フックを上方へ引き上げ、インレットミキサ4から離れるように図中左方に移動させれば、くさび8は容易に取外すことができる。くさび8は取外した後、前述のバスケットへ回収する。
【0023】
(4)新くさび挿入/設定(STEP4)
続いて、図7に示すように、係留孔(図示しない)が設けられている取替用の新くさび8をインレットミキサ4とライザブラケット7との間へ自重により差込んでおく。当該新くさび8は、前述したくさび用のL形フック(図示しない)を用いて、取扱うことができる。
【0024】
(5)新スタッドボルト挿入(STEP5)
続いて、図8に示すように、スタッドボルト9の下端部にくさび8の中心からインレットミキサ4の外面までの距離よりも大きな幅を有する短形部材18を設けてあるスタッドボルト9を下方から下部ブラケット13の貫通孔、新くさび8の係留孔と上部ブラケット12の貫通孔を介して挿入する。この挿入の手段としては例えば、ロープまたはワイヤ(図示しない)を用い、上部ブラット12の貫通穴,新くさび8の係留穴,下部ブラケット13の貫通穴の順に通し、ロープまたはワイヤにナット16を通してから、当該ロープまたはワイヤの先端に、スタッドボルト9のねじ部15側先端を固定して、ロープまたはワイヤを引き抜けば、容易に新スタッドボルト9をそれぞれの貫通孔を通して組立てることが可能となる。
【0025】
(6)新スタッドボルト締付け及び固定用ナット廻り止め(STEP6)
最後に、図9に示すように、スタッドボルト9の上端にナット16を螺合する。
【0026】
この時に、円形状または矩形状の薄板を座金とし、当該座金と一体化したナット16を螺合し、前述の薄板を折り曲げて、上部ブラケット12の端部に係留することによって廻り止めを行う。
【0027】
従来はくさびおよびスタッドボルトの取替えに長い取替期間を要していたが本発明のジェットポンプくさびの取替方法、およびくさび機構によれば、インレットミキサを取付けたままでジェットポンプくさび機構を取替えるようになり、また、再度取替えが必要になった場合でも、ジェットポンプおよびスタッドボルトを容易に取替えることを実現できる。
【0028】
尚、上述した実施例ではスタッドボルトの下端に回転防止部材を設け、上端をナットで止めていたが、スタッドボルトの上端に回転防止部材を設け、下端をナットで止める構成を採用することも可能である。
【0029】
また、上述の実施例では原子炉圧力容器の上方からアクセスしていたが、これを原子炉圧力容器の下方からアクセスすることも可能である。この場合にはスタッドボルトの上端に回転防止部材を設け、かつ、下端をナットで止める構成を採用すれば作業が容易に行える。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、インレットミキサを取付けたままでジェットポンプくさび機構を取替えられるようになり、また、再度取替えが必要になった場合でも、ジェットポンプおよびスタッドボルトを容易に取替えることを実現できる。
【0031】
例えば、本発明によればくさびおよびスタッドボルトを取替える際に、予めスタッドボルトの一端、望ましくは下端に廻り止め機構を具備して、他端をナットで螺合する構造になっているので、原子炉圧力容器の上方から遠隔操作によりアクセスして、スタッドボルトのナットを容易に取外しくさび等を取替えることを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例。
【図2】ジェットポンプの構造。
【図3】インレットミキサに取付けられたくさび機構。
【図4】沸騰水型原子炉の概略図。
【図5】くさび取替えにおける状態図(1)。
【図6】くさび取替えにおける状態図(2)。
【図7】くさび取替えにおける状態図(3)。
【図8】くさび取替えにおける状態図(4)。
【図9】くさび取替えにおける状態図(5)。
【図10】本発明の実施例(正面図)。
【図11】本発明の実施例(側面図)。
【図12】本発明の実施例(上面図)。
【図13】スタッドボルト回転防止機構の例(1)。
【図14】スタッドボルト回転防止機構の例(2)。
【図15】スタッドボルト回転防止機構の例(3)。
【図16】二面幅を設けたスタッドボルトを用いた実施例。
【符号の説明】
1…圧力容器、2…ジェットポンプ、3…シュラウド、4…インレットミキサ、5…ディフューザ、6…ライザ管、7…ライザブラケット、8…くさび、9…スタッドボルト、10…上部ナット、11…下部ナット、12…上部ブラケット、13…下部ブラケット、14,18,19,20…矩形部材、15…ネジ部、16…固定用座金一体型ナット、17…溝、21…二面幅部、22…L形フック。
Claims (6)
- 原子炉圧力容器内部に設けられるジェットポンプインレットミキサ部に設置されているスタッドボルトと、くさびと、ナットと、上下ブラケットからなるジェットポンプくさび機構の取替方法において、
前記くさびを係留するスタッドボルトを切断し、
スタッドボルトを抜いてくさびを外し、
別なくさびを所定の場所に設置し、
回転防止部材を有するスタッドボルトを上部ブラケット貫通孔とくさび係留孔と下部ブラケット貫通孔を介して挿入し、
前記スタッドボルトの回転防止部材により、前記スタッドボルトの回転を止めてナットを螺合することを特徴としたジェットポンプくさび機構の取替方法。 - 請求項1のジェットポンプくさび機構の取替方法において、
前記スタッドボルトの回転防止部材として矩形部材を備え、
前記スタッドボルトと直交するまで前記矩形部材を回転させ、かつ前記スタッドボルトの片側に二面幅を設けて、ナット螺合時にナットとスタッドボルトの共働を防止することを特徴とするジェットポンプくさび機構の取替方法。 - 請求項1又は請求項2のジェットポンプくさび機構の取替方法において、
前記ナット下面に薄板の座面を設け、ナット締付け後その薄板を1箇所または、複数箇所折り曲げることによりナットの回り止めを行うことを特徴としたジェットポンプくさび機構の取替方法。 - 原子炉の圧力容器内部に設けられるジェットポンプのライザブラケットと、くさびと、スタッドボルト及び上下部ブラケットからなるジェットポンプくさび機構において、
前記くさびの軸方向に貫通し、前記くさびを係留する前記スタッドボルトの一端に取付けられスタットボルトの回転を防止する部材と、
前記スタットボルトの他端に設けられたねじ部と、
前記スタットボルトは前記下部及び上部ブラケットに設けた貫通孔を介して、前記くさびを通し、ナットによって螺合することを特徴とするジェットポンプくさび機構。 - 請求項4のジェットポンプくさび機構において、
前記下部ブラケットに矩形状のへこみを設け、前記スタッドボルトの一端部に当該矩形状へこみに嵌合させて回転防止部材を設けたことを特徴とするジェットポンプくさび機構。 - 請求項4のジェットポンプくさび機構において、
スタッドボルト中心からインレットミキサ外面までの距離よりも大きな幅を有する短形部材を設けて回転防止部材としたことを特徴とするジェットポンプくさび機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003144237A JP2004347437A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | ジェットポンプくさび機構及びその取替方法 |
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JP2003144237A Pending JP2004347437A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | ジェットポンプくさび機構及びその取替方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008107345A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | General Electric Co <Ge> | 垂直ばね式くさび |
JP2012027021A (ja) * | 2010-07-20 | 2012-02-09 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Bwrジェットポンプ用メインウェッジの締着方法及び装置 |
JP2013015465A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-01-24 | Toshiba Corp | 配管クランプ装置およびその固定方法 |
JP2015031621A (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-16 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 原子炉圧力容器の上蓋取り外し装置および方法 |
-
2003
- 2003-05-22 JP JP2003144237A patent/JP2004347437A/ja active Pending
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