JP2004345725A - ラベル貼付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンのみを使って被貼付物の適正位置にラベルを貼付するラベル貼付装置を提供することを課題とする。
【解決手段】ラベル印字発行装置2と、このラベル印字発行装置2より繰り出されたラベルを吸着する吸着装置3と、この吸着装置3を被貼付物に対し移動・位置決め可能な位置決め装置4とを備えたラベル貼付装置であって、吸着装置3は、複数の吸引孔を備えた吸着面と、前記吸引孔を列にて連接する中空溝、および、複数列設けられた前記中空溝を連接する連接溝より形成される中空ボックス13と、中空ボックス13に接し吸着面の他面に設けられたファンを有するファンボックス14と、中空ボックス13とファンボックス14との間を連通する狭隘な連通路と、を備え、吸着面に繰り出されたラベルを、ファンの作動により中空ボックス13を介して吸引孔より吸引したエアーにて吸着し、かつ、吸着面に吸引されたラベルを位置決め装置4を用いて三次元方向で移動することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、エアーコンプレッサを使わずに、ファンのみを使って被貼付物の適正位置にラベルを貼付するラベル貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラベル貼付装置(ラベリングロボット)は、吸着盤にラベルを吸着させるためにエアーコンプレッサ(以下、適宜、単にコンプレッサという)を必要としている(例えば、特許文献1参照)。
多数のラベル貼付装置を使用する工場においては、大型のコンプレッサ室を設置し、このコンプレッサ室よりラベル貼付装置を使用する場所までエアー管を配管するなど設備投資が高額となるばかりでなく、オフピーク時に少ない台数のラベル貼付装置を使用する場合であっても大型のコンプレッサを稼動する必要があり、コンプレッサ駆動時の騒音や排気による空気汚染など、環境に悪影響を及ぼすという問題があった。
【0003】
また、ラベル貼付装置は、被貼付物が搬送されてくるコンベア近くに設置するため(例えば、特許文献2参照)、ラベル貼付装置と、前記コンプレッサ室から配管されたエアー管の先端との間を可撓性のチューブなどで接続する必要があり、設置位置が限定されたり、あるいは、接続用のチューブが床に剥き出し状態になって邪魔になるという問題があった。
【0004】
上記問題点を解決するため、架台に第2保持部としての真空発生器(コンプレッサ)を搭載したラベル貼付装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。この提案によれば、小型の真空発生器(コンプレッサ)がラベル貼付装置の架台に搭載されたことにより、工場内に大型の真空発生器(コンプレッサ室)よりの配管、および配管されたエアー管の先端とラベル貼付装置との間のチューブが不要となるので、従来にみられた、設備投資が高額になり、かつ、チューブが邪魔になるという問題は解消されるものの、騒音や空気汚染など環境に及ぼす悪影響はまだ解決されないという問題があった。
【0005】
そこで、出願人は、かつて、エアーコンプレッサを使用せず、ファンのみを使ったラベル貼付装置を提案した(例えば、特許文献4参照)。本件は、これの改良提案である。
【0006】
【特許文献1】
特開昭61−69536号公報(第1図)
【特許文献2】
特開昭62−193937号公報(第2図、第3図、第6図〜第9図)
【特許文献3】
特開平5−147634号(図11)
【特許文献4】
特開平7−33129号公報(図1、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであって、ファンのみを使って被貼付物の適正位置にラベルを貼付するラベル貼付装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明に係るラベル貼付装置は、ラベル印字発行装置と、このラベル印字発行装置より繰り出されたラベルを吸着する吸着装置と、この吸着装置を被貼付物に対し移動・位置決め可能な位置決め装置とを備えたラベル貼付装置であって、前記吸着装置は、複数の吸引孔を備えた吸着面と、前記吸引孔を列にて連接する中空溝、および、複数列設けられた前記中空溝を連接する連接溝より形成される中空ボックスと、この中空ボックスに接し前記吸着面の他面に設けられたファンを有するファンボックスと、前記中空ボックスと前記ファンボックスとの間を連通する狭隘な連通路と、を備え、前記吸着面に繰り出されたラベルを、ファンの作動により中空ボックスを介して吸引孔より吸引したエアーにて吸着し、かつ、前記吸着面に吸引されたラベルを前記位置決め装置を用いて三次元方向で移動することを特徴とする。
また、位置決め装置は、吸着装置を支持するシャフトと、このシャフトを第1のスライド用パルスモータにて支持するとともに、回転に応じた距離、シャフトを介して取付けられた吸着装置を進退動自在に摺動する第1の移動体と、この第1の移動体を第2のスライド用パルスモータにて支持するとともに、回転に応じた距離、第1の移動体をラベルの幅方向で摺動する第2の移動体と、この第2の移動体を第3のスライド用パルスモータにて支持するとともに、回転に応じた距離、第2の移動体をラベルの長手方向で摺動する第3の移動体と、を備えるようにできる。
また、吸着面によるラベルの保持が完了するまで、吸着中のラベルに対しエアーを吹付ける、ファンを用いた補助ノズルを備えるようにできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図5を参照して、本発明の好適な一実施の形態を説明する。
図1は、ラベル貼付装置の主要構成を示す概略斜視説明図、図2は、同概略側面図である。同図に示すように、ラベル貼付装置1は、ラベル印字発行装置2と、吸着装置3と、位置決め装置4と、補助ノズル70と、前記各装置を制御する制御部10と、に大別される。
【0010】
ラベル印字発行装置2は、印字ヘッド50およびプラテンローラ51を有する印字機5と、ラベル供給部6と、剥離板7と、位置検出用センサ52と、前記プラテンローラ51をベルト53を介して回転する駆動用モータ54と、後述する表示器37と、を備える。そして、台紙8にラベルLが仮着されたラベル連続体9をラベル供給部6に装着して印字機5側へと繰り出し、印字ヘッド50とプラテンローラ51とにより挟持し、駆動用モータ54およびベルト53を介してプラテンローラ51を回転し、ラベル連続体9を搬送しつつ、印字機5においてラベルLに所望の印字を行ったのち、剥離板7にて台紙8のみを「転向」と称する方向変換を行うことにより、台紙8からラベルLが徐々に剥離される。剥離されたラベルLは、後端部が前記剥離板7上に止まるようになっており、ベルトコンベアなどの搬送手段Cにより搬送されてきた被貼付物Mに対し、同期(タイミング)をとって貼り付けられるようになっている。なお、印字機5における台紙8上のラベルLへの印字、あるいは、台紙8より剥離したラベルLを剥離板7上に止めるなどの検出は、位置検出用センサ52を介して行っている。
【0011】
主に、図3および図4に従い、吸着装置3を説明する。図3は、吸着装置3を底面部側から見た概略斜視説明図であり、図4は、図3中、矢示IV方向から見た概略側面図である。
図示するように、吸着装置3は、吸着面12と、中空ボックス13と、ファンボックス14と、連通路15とを備えている。
吸着面12は、ゴムなどの弾力性のある素材で作製されており、複数の吸引孔11が形成されている(図3の例では、1列6個が4列)。また、吸着面12には、貼付けセンサ55が設けられている。
中空ボックス13は、前記吸引孔11を長手方向Yで連接する中空溝16、16…と、この中空溝16、16…を長手方向Yとは交差する方向で連接する連接溝17とにより形成された「中空部」となっており、アルミなどにより作製されている。
ファンボックス14は、ファン18を有しており、前記吸着面12とは異なった中空ボックス13の反対面に内接して形成されている。また、ファン18を挟んで中空ボックス13の反対面には、開口部19が形成されている。
前記中空ボックス13とファンボックス14との間には、狭隘な連通路15が形成されている。この連通路15は、前記連接溝17と連通する狭隘な連通管60と、この連通管60とファンボックス14とを連通する狭隘部61より形成され、ファンボックス14のファン18が作動すると、開口部19よりエアーAを外に排出するとともに、前記中空溝16および連接溝17並びに連通路15を介して吸引孔11よりエアーAを吸引するものであり、前記吸引孔11が中空溝16、16…と、連接溝17の「溝」から成る「中空部」と連通されることにより、従来の、「溝」ではなく広がりのある1つの「中空部」と連接されていたときに比べ、吸引孔11に対する吸引力は増大するものであり、更に、狭隘な連通管60および狭隘部61により形成された連通路15を通してエアーが吸引されるので、剥離板7で台紙8より徐々に剥がされたラベルLに対する吸引孔11からの吸引力は、より増長される。
【0012】
位置決め装置4は、主に、図1に示すように、シャフト20、第1の移動体21、第2の移動体22および第3の移動体23を備える。
シャフト20は、前記吸着装置3の中空ボックス13に取り付けられ、中空ボックス13を支持している。
第1の移動体21は、後述する第1のスライド用パルスモータ(以下、適宜単に第1のパルスモータ、あるいはパルスモータという)24を備えている。このパルスモータ24は、前記シャフト20を摺動自在に支持しており、パルスモータ24の1ステッピングごとの回転に対応した微細な距離、シャフト20を図1における高さ方向(Z方向)に摺動して移動する。
第2の移動体22は、後述する第2のスライド用パルスモータ(以下、適宜単に第2のパルスモータ、あるいはパルスモータという)25を備えている。このパルスモータ25は、前記第1の移動体21を摺動自在に支持しており、パルスモータ25の1ステッピングごとの回転に対応した微細な距離、第1の移動体21をラベルLの幅方向(図1におけるX方向)に摺動して移動する。
第3の移動体23は、後述する第3のスライド用パルスモータ(以下、適宜単に第3のパルスモータ、あるいはパルスモータという)26を備えている。このパルスモータ26は、前記第2の移動体22を摺動自在に支持しており、パルスモータ26の1ステッピングごとの回転に対応した微細な距離、第2の移動体22をラベルLの長手方向(図1におけるY方向)に摺動して移動する。
したがって、シャフト20を介して取り付けられた吸着装置3は、第1の移動体21により高さ方向Zに移動され、かつ、第2の移動体22によりX方向に移動され、更に、第3の移動体23によりY方向に移動され、しかも、第1、第2および第3の各移動体21、22、23は、スライド用パルスモータ24、25、26の各々の回転を受けて微細な距離、摺動するようになっているため、究極的に中空ボックス13が三次元方向で正確に位置決め可能となる。
【0013】
補助ノズル70は、一端がファン72を備えた補助ノズル用のファン部71に接続され、ファン72の回転により先端部からエアーを吹出すようになっている。そして、剥離板7にて徐々に剥離されたラベルLが垂れ下がらないようエアーを吹付けるため装置であり、剥離板7近辺に設けられている。
【0014】
図5は、主に、本実施の形態に係るラベル貼付装置1の電気的な構成例を示すブロック図である。
同図に示すように、制御部10は、所定の制御プログラムを記憶するROM(read only memory)31と、ROM31に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU(central processing unit)32と、CPU32が動作する上で必要となる各種データを一時的に記憶するRAM(random access memory)33と、駆動用モータ54を駆動制御する印字駆動モータ制御部34と、CPU32から供給される印字すべき文字、図形、バーコード等の印字データに対応する制御信号を生成して印字ヘッド50に供給し、印字動作を行わせる印字制御部35と、CPU32の制御下、位置検出用センサ52の発光部から出射された電気信号を受光部にて受け取り、ディジタルのデータに変換して位置検出データとしてCPU32に供給する位置センサ制御部36と、各種操作の入力および各種情報の表示を行う表示器37から入力されたオペレーションを解析すると共に表示するための表示制御部38と、前記吸着面12に設けられ、被貼付物Mに対する貼付け終了を検出する貼付けセンサ55を制御する貼付けセンサ制御部56と、インタフェース部39と、前記第1のパルスモータ24を駆動制御する第1のパルスモータ制御部40と、前記第2のパルスモータ25を駆動制御する第2のパルスモータ制御部41と、前記第3のパルスモータ26を駆動制御する第3のパルスモータ制御部42と、前記ファン18を制御するDCモータ制御用のファン制御部44と、前記補助ノズル70用のファン72を制御するファン制御部73と、を備えており、前記インタフェース部39を介して外部に接続された機器、例えば、ホストコンピュータ(図示省略)との間で各種データやコマンドの送受信を行うことができるようになっている。
なお、ラベルLの被貼付物Mに対する貼付け位置、すなわち、ラベルLを吸着した吸着装置3のX、Y、Zの三次元方向における位置は、第1、第2および第3のスライド用パルスモータ24、25、26の回転ステップ数に見合う距離に換算され、X方向、Y方向、およびZ方向の絶対距離に変換して表示器37より入力できるようになっている。
【0015】
次に、本実施の形態に係るラベル貼付装置の使用例を説明する。
【0016】
ラベル貼付装置1を立ち上げると、駆動用モータ54が回転し、ラベル連続体9を印字ヘッド50側へと搬送する。印字機5にてラベルLに所望の印字を行ったのちラベルLは台紙8より剥がされたタイミングで、吸着装置3に吸着される。すなわち、剥離板7の下流に待機する吸着装置3のファン18が回転し、開口部19よりエアーAを外に排出するとともに、中空溝16および連接溝17よりなる「中空部」、並びに、狭隘な連通管60および狭隘部61により形成された連通路15を介し吸引孔11よりエアーを吸引し、剥離板7にて台紙8より徐々に剥がされるラベルLを徐々に吸着面12に吸着する。
このとき、補助ノズル用のファン部71のファン72が回転し、補助ノズル70よりラベルLに対しエアーを吹付けるので、吸着面12に対するラベルLの保持はより確実なものとなる。なお、吸着面12に対するラベルLの保持が完了するとファン72が停止し、補助ノズル70よりのエアーの吹き出しは止まる。
【0017】
次に、第2のパルスモータ25が回転し、第2の移動体22を図1におけるX方向に移動することにより、ラベルLを吸着している吸着装置3がX方向に移動し、X方向の所定位置に達すると、更に、第3のパルスモータ26が回転し、Y方向に移動する。
【0018】
次いで、第1のパルスモータ24が回転し、ラベルLを吸着している吸着装置3をZ方向、すなわち、高さ方向で移動し、被貼付物Mに吸着面12を押し付ける。被貼付物MにラベルLが押し付けられると、貼付けセンサ55がラベルLの被貼付物Mへの貼付け終了を検出し、ファン18の回転を停止し、吸引孔11よりのエアーの吸引を停止する。
【0019】
そして、先とは逆の順序で、第1のパルスモータ24、第3のパルスモータ26および第2のパルスモータ25の順に各モータが回転し、剥離板7下流のラベル吸着位置に吸着装置3を戻す。
【0020】
上述したように、ファン18を使ったのみでラベル貼付装置が実現できるため、従来のようにコンプレッサを使う必要がない分、安価に導入でき、かつ、コンプレッサ駆動による騒音や排気による空気汚染などの環境に与える悪影響が回避される。
【0021】
また、ファン18の作動により、中空溝16および連接溝17より形成される「中空部」、並びに狭隘な連通管60および狭隘部61により形成された連通路15を介して吸引孔11よりエアーAを吸引するものであり、前記吸引孔11が中空溝16、16…と、連接溝17の「溝」から成る「中空部」と連通されることにより、「溝」でなく広がりのある1つの「中空部」と連接されていた従来に比べ、吸引孔11に対する吸引力は増大するものであり、更に、狭隘な連通路15を通してエアーがファンボックス14に吸引されるので、吸引力がより増長される。
【0022】
また、シャフト20を介して取り付けられた吸着装置3は、第1の移動体21により高さ方向(Z方向)に移動され、かつ、第2の移動体22によりX方向に移動され、更に、第3の移動体23によりY方向に移動され、しかも、各移動体21、22、23は、パルスモータ24、25、26の回転を受けて微細な距離、摺動するようになっているため、ラベルLの被貼付物Mに対する貼付け位置の位置決めが、エアシリンダを使った従来に比し、正確に行われる。
【0023】
【発明の効果】
この発明に係るラベル貼付装置は、以上説明したように、ファンを使ったのみでラベル貼付装置が実現できるため、従来のようにコンプレッサを使う必要がない分、安価に導入でき、かつ、コンプレッサ駆動による騒音や排気による空気汚染などの環境に与える悪影響がないという効果がある。
【0024】
また、ファンの作動により、中空溝および連接溝、並びに狭隘な連通路を介して吸引孔よりエアーを吸引するので、吸引孔が、中空溝と連接溝の溝から成る中空ボックスと連通され、更に、狭隘な連通路を通してエアーが吸引されるので、吸引力がより増長されるという効果がある。
【0025】
また、請求項2によれば、シャフトを介して取り付けられた吸着装置は、第1のスライド用パルスモータの回転を受けて微細な距離、高さ方向に摺動し、かつ、第2の移動体によりラベルの幅方向に移動され、更に、第3の移動体によりラベルの長手方向に移動され、しかも、第1乃至第3の各移動体は、第1乃至第3のスライド用パルスモータにより、微細な距離、移動可能となっているため、被貼付物に対するラベルの貼付けが正確に位置決めできるという効果がある。
【0026】
また、請求項3によれば、吸着面によるラベルの保持が完了するまで、吸着中のラベルに対しエアーを吹付ける、ファンを用いた補助ノズルを備えるので、吸着面に対するラベルの保持が確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るラベル貼付装置の主要構成を示す概略斜視説明図である。
【図2】同、概略側面図である。
【図3】同、吸着装置を底面部側から見た概略斜視説明図である。
【図4】図4は、図3中、矢示IV方向から見た概略側面説明図である。
【図5】同、ラベル貼付装置の電気的な構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
L ラベル
M 被貼付物
C 搬送手段
X ラベルLの幅方向
Y ラベルLの長手方向
1 ラベル貼付装置
2 印字発行装置
3 吸着装置
4 位置決め装置
5 印字機
6 ラベル供給部
7 剥離板
8 台紙
9 ラベル連続体
10 制御部
11 吸引孔
12 吸着面
13 中空ボックス
14 ファンボックス
15 連通路
16 中空溝
17 連通溝
18 ファン
19 開口部
20 シャフト
21 第1の移動体
22 第2の移動体
23 第3の移動体
24 第1のスライド用パルスモータ
25 第2のスライド用パルスモータ
26 第3のスライド用パルスモータ
31 ROM
32 CPU
33 RAM
34 印字駆動モータ制御部
35 印字制御部
36 位置センサ制御部
37 表示器
38 表示制御部
39 インタフェース部
40 第1のパルスモータ制御部
41 第2のパルスモータ制御部
42 第3のパルスモータ制御部
50 印字ヘッド
51 プラテンローラ
52 位置検出用センサ
53 ベルト
54 駆動用モータ
55 貼付けセンサ
60 連通管
61 狭隘部
70 補助ノズル
71 補助ノズル用のファン部
72 ファン
73 ファン制御部

Claims (3)

  1. ラベル印字発行装置と、このラベル印字発行装置より繰り出されたラベルを吸着する吸着装置と、この吸着装置を被貼付物に対し移動・位置決め可能な位置決め装置とを備えたラベル貼付装置であって、
    前記吸着装置は、
    複数の吸引孔を備えた吸着面と、
    前記吸引孔を列にて連接する中空溝、および、複数列設けられた前記中空溝を連接する連接溝より形成される中空ボックスと、
    この中空ボックスに接し前記吸着面の他面に設けられたファンを有するファンボックスと、
    前記中空ボックスと前記ファンボックスとの間を連通する狭隘な連通路と、
    を備え、
    前記吸着面に繰り出されたラベルを、ファンの作動により中空ボックスを介して吸引孔より吸引したエアーにて吸着し、かつ、前記吸着面に吸引されたラベルを前記位置決め装置を用いて三次元方向で移動することを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 前記位置決め装置は、
    前記吸着装置を支持するシャフトと、
    このシャフトを第1のスライド用パルスモータにて支持するとともに、回転に応じた距離、シャフトを介して取付けられた前記吸着装置を進退動自在に摺動する第1の移動体と、
    この第1の移動体を第2のスライド用パルスモータにて支持するとともに、回転に応じた距離、前記第1の移動体をラベルの幅方向で摺動する第2の移動体と、
    この第2の移動体を第3のスライド用パルスモータにて支持するとともに、回転に応じた距離、前記第2の移動体をラベルの長手方向で摺動する第3の移動体と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
  3. 前記吸着面によるラベルの保持が完了するまで、吸着中のラベルに対しエアーを吹付ける、ファンを用いた補助ノズルを備えることを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
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