JP2004344830A - 発泡樹脂廃材減容処理装置 - Google Patents

発泡樹脂廃材減容処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小さな設置スペースで済むと共に、加熱溶融する際に生じる排ガスを周囲に極力飛散させることのない発泡樹脂廃材減容処理装置を提供する。
【解決手段】発泡樹脂廃材を破砕処理する破砕機2と、減容処理する減容機3とを並設し、この減容機3に備える加熱溶融用の減容パイプ19を垂設して省スペース化を図る。また、減容機3の投入ホッパ17と破砕機2の排出口10とを管状のシュート16にて連結し、破砕機2の有する破砕刃12にて破砕した発泡樹脂廃材をシュート16内に充満させながら減容機3の投入ホッパ17へ押し出すように構成し、減容機3内にて加熱溶融時に発生する臭気がシュート16を通って破砕機2の投入ホッパ5から外部へ漏出するのを防止する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、産業廃棄物として発生する廃発泡スチロールなどの発泡樹脂廃材を加熱溶融して減容処理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、発泡スチロールなどの発泡樹脂材は食品や電化製品などの梱包材として幅広く使用されており、使用後の発泡スチロールはゴミ収集車にて回収して処理施設まで運搬されている。ところで、発泡スチロールは嵩張るものであるため、ゴミ収集車の積載効率が悪く、何度も往復して運搬しなければならないこともあって回収コストが高くなるという問題点を有している。
【0003】
前記問題点を解決する装置として、例えば、実開平6−45713号公報に示される発泡樹脂廃材の減容処理装置がある。前記装置は、発泡樹脂廃材を投入するホッパの下方に破砕室を配設し、該破砕室内に一部を開口した筒体を水平に配設し、該筒体の内部には回転スクリュを内装すると共に、筒体の先端側周囲にはヒータを周設し、筒体の先端上部にはノズルを備える一方、ホッパの側方には下底に前記ノズルを嵌め入れる穴を有した金型筒を着脱自在に装架し、該金型筒内にノズルから押し出された発泡樹脂廃材が一定量に達したときには回転スクリューの動作を停止させるリミットスイッチを備えたものである。
【0004】
そして、前記装置にて発泡樹脂廃材を減容処理するには、先ず、ホッパの上端開口部より発泡樹脂廃材を投入する。ホッパ内に投入した発泡樹脂廃材は下位の破砕室に順次落下していき、破砕室に備えた回転刃にて細かく破砕される。破砕された発泡樹脂廃材は筒体内に送られ、回転スクリューにて順次先端側へと送り出されていく。このとき、筒体内の発泡樹脂廃材はヒータにて加熱溶融される。溶融した発泡樹脂廃材は筒体先端部のノズルより押し出されていき、金型筒内に下側から充填されていく。そして、金型筒内に一定量の発泡樹脂廃材が充填されればリミットスイッチによって回転スクリューの動作は停止し、その後は金型筒を取り外して冷却後、固化した樹脂を金型筒より取り出して処理を完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記装置は長尺の回転スクリューを水平に配置しているため、自ずと装置サイズが横長となり、それに伴って大きな設置スペースを必要とする上、発泡樹脂廃材を加熱溶融した際に生じる臭気性を帯びた排ガスは、筒体と回転スクリューとの隙間から破砕室側へと排出されて投入ホッパの上端開口部から大気中に放出されやすいものとなっている。
【0006】
本発明は上記の点に鑑み、小さな設置スペースで済むと共に、加熱溶融する際に生じる排ガスを周囲に極力飛散させることのない発泡樹脂廃材減容処理装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の発泡樹脂廃材減容処理装置にあっては、発泡樹脂廃材を細片に破砕処理する破砕機と、発泡樹脂廃材を加熱溶融して減容処理する減容機とを並設して成る発泡樹脂廃材減容処理装置であって、前記減容機は、所定高さ位置に円筒形状の減容パイプを垂設し、該減容パイプの上端開口部に投入ホッパを備え、減容パイプの内部には発泡樹脂廃材を下方向へ送り出すスクリューを内装し、減容パイプの外周面にはパイプ内の発泡樹脂廃材を加熱溶融するための電気ヒータを周設し、減容パイプの下端部には溶融した発泡樹脂廃材を吐出する吐出口を備えると共に、該吐出口の下位には溶融した発泡樹脂廃材を貯留する貯留タンクを着脱自在に備え、該貯留タンク内に溶融した発泡樹脂廃材が所定量貯留されると前記スクリューによる送り出し動作を停止するリミットスイッチを備えて成る一方、減容機の投入ホッパと破砕機の排出口とを管状のシュートにて連結し、破砕機の有する破砕刃にて破砕した発泡樹脂廃材をシュート内に充満させながら投入ホッパへ押し出すように構成したことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の発泡樹脂廃材減容処理装置によれば、発泡スチロールなどの発泡樹脂廃材の発生施設または回収施設に本発明の発泡樹脂廃材減容処理装置を設置しておき、発泡樹脂廃材が一定量ストックされると、この発泡樹脂廃材を破砕機の投入口に投入する。破砕機に投入された発泡樹脂廃材は細かく破砕処理された後、破砕刃によって掻き上げられて管状のシュート内へと送られ、シュート内を発泡樹脂廃材の細片で充満させながら所謂ところてん式に減容機の減容パイプ上端開口部に備えた投入ホッパへと押し出される。このとき、発泡樹脂廃材の供給中はシュート内を発泡樹脂廃材で充満させることとなり、減容機で発泡樹脂廃材を加熱溶融した際に生じる臭気がシュートを通って破砕機の投入ホッパから外部へと漏出することを極力阻止できるように図っている。
【0009】
投入ホッパに投入された発泡樹脂廃材は、その下位に垂設した減容パイプの下方向へスクリューにて送り出されていき、この間に電気ヒータによって加熱溶融されて徐々に減容処理がなされる。溶融された発泡樹脂廃材は、減容パイプの下端部に備えた吐出口より押し出された後、吐出口の下位に配置した貯留タンク内に流下し、貯留タンク内を満たしていく。そして、貯留タンク内に所定量の発泡樹脂廃材が貯留されれば、リミットスイッチによってスクリュの送り出し動作は停止する。そして、貯留タンクを取り外して冷却した後、固化した樹脂を貯留タンクより取り出して減容処理を完了する。このように、減容機において、発泡樹脂廃材を加熱溶融するための減容パイプとスクリューを縦向きに垂設すると共に、この減容パイプと投入ホッパ、及び貯留タンクを上下位置に配置するように構成したので、設置場所の省スペース化が図れる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】
発泡樹脂廃材減容処理装置1は、発泡樹脂廃材を細片に破砕処理する破砕機2と、発泡樹脂廃材を加熱溶融して減容処理する減容機3とを並設して構成している。前記破砕機2は、減容機3で発泡樹脂廃材を効率良く減容処理できるように予め細かく破砕処理するためのものであって、ケーシング4の上流側には発泡樹脂廃材投入用の投入口5を開口し、該投入口5には開閉蓋6を開閉自在に備えると共に、下流側には破砕済みの発泡樹脂廃材排出用の排出口7を開口している。
【0012】
前記ケーシング4内部の投入口5の下位には、送りローラ8を回転自在に軸支すると共に、三軸の破砕軸9a、9b、9cを近接させて回転自在に軸支し、各破砕軸9a、9b、9cの周囲には鍵型の破砕刃10を周設しており、駆動装置(図示せず)にて各破砕軸9a、9b、9cをそれぞれ図中の矢印方向に回転させるようにしている。そして、投入口5より発泡樹脂廃材を投入すると、発泡樹脂廃材の塊状物は送りローラ8にてケーシング4奥部へ送り込まれ、各破砕軸9a、9b、9c間の隙間を通過していく間にそれぞれの破砕刃10にて破砕されて細片化していく。
【0013】
また、前記破砕軸9a、9b、9cの下流側にも別途破砕軸11を回転自在に軸支し、該破砕軸11には略棒形状の破砕刃12を所定間隔でかつ放射状に固着しており、駆動装置(図示せず)にて破砕軸11を回転させると、それに伴って破砕刃12の先端が描く回転軌跡がケーシング4の底面をなぞるように構成している一方、ケーシング4の底面には破砕刃12と対向する固定刃13、14を破砕刃12と接触しないように複数本立設させており、破砕刃12は固定刃13、14の間をすり抜けながら回転するようにしている。そして、破砕軸9a、9b、9cでの破砕を免れてくる塊状の発泡樹脂廃材は固定刃13、14に堰き止められ、そこへ回転してくる破砕刃12との衝撃によって確実に細かく破砕できるようにしている。そして、破砕後の発泡樹脂廃材は破砕刃12の回転によって下流側へ送り出されていく。
【0014】
ケーシング4内の天井壁には櫛状の戻り防止板15を破砕軸11に向けて垂下させてケーシング4内部を投入側Aと排出側Bとに区画し、前記破砕軸11の破砕刃12は戻り防止板15の櫛歯間を摺り抜けながら回転するようにしており、破砕して細片となった発泡樹脂廃材が破砕刃12によって投入側Aから排出側Bへと送り出された後に、破砕刃12の巻き上げによって再度投入側Aへと逆流するのを阻止し、排出側Bには破砕済みの発泡樹脂廃材のみが滞留していくように構成している。
【0015】
16は破砕機2の排出口7と減容機3の投入ホッパ17とを連結している管状のシュートであって、該シュート16内は破砕機2の排出側Bに次々と送り出されてくる発泡樹脂廃材が充満するために、減容機3内にて発生する臭気ガスがシュート16を通って破砕機2側に漏出せず、開閉蓋6が開放中でも臭気が外部に漏れることを極力阻止できるようにしている。そして、シュート16内の発泡樹脂廃材は破砕刃12の回転によって所謂ところてん式に押し出されて減容機3へ投入される。
【0016】
減容機3は、図に示すように、フレーム18の略中央高さ位置に、円筒形状の一対の減容パイプ19を平行に垂設し、各減容パイプ19の上端開口部に前記投入ホッパ17の下端開口部を連結している。また、各減容パイプ19の内部には投入された発泡樹脂廃材を下方向へ順次送り出すスクリュー20を内装しており、各スクリュ20ーの上端部には軸体21を連結し、該軸体21を駆動装置22にて回転させることでスクリュ20ーを回転させるようにしている。
【0017】
また、減容パイプ19の外周面には、減容パイプ19内の発泡樹脂廃材を加熱して溶融するための電気ヒータ23を周設し、該電気ヒータ23の表面を保温材などで被覆することで加熱保温構造とする一方、減容パイプ19の下端部には、溶融した発泡樹脂廃材を吐出するための吐出口24を備えている。そして、発泡樹脂廃材はスクリュー20にて減容パイプ19内を下方へ送り出される最中に電気ヒータ23からの加熱を受けて次第に溶融していき、減容パイプ19の下部付近まで送られたときには低粘度の流動体となっており、スクリュー20の送り出し動作に応じて吐出口24よりスムーズに押し出されていく。
【0018】
前記吐出口24の下位には溶融した発泡樹脂廃材を受け止めて貯留するための貯留タンク25を着脱自在に備えている。該貯留タンク25は、軸体26を軸としたアーム27の一端側に載置している一方、アーム27の他端側には所定重量のウエイト28を予め載置しており、貯留タンク25内に溶融された発泡樹脂廃材が貯留されるにしたがい、ウエイト28側に傾斜していたアーム27が貯留タンク25側に傾斜するようにしている。そして、フレーム18にはリミットスイッチ29、30を備え付けており、アーム27が貯留タンク25側に所定角度以上傾斜すれば前記リミットスイッチ29、30が作動し、前記スクリュ20による発泡樹脂廃材の送り出し動作が停止する構成としている。また、31は破砕機2を、32は減容機3をそれぞれ制御するための制御盤である。
【0019】
しかして、上記発泡樹脂廃材減容処理装置1にて発泡スチロールなどの発泡樹脂廃材を減容処理する時は、発泡樹脂廃材の発生施設または回収施設に本装置を設置しておき、発泡樹脂廃材がある程度の量溜まると、破砕機2のケーシング4内に投入口5の開閉蓋6を開放して適宜量の発泡樹脂廃材を投入していく。投入された発泡樹脂廃材は、ケーシング4の投入側Aにて回転する破砕軸9a、9b、9c間を通過する間に、各破砕刃10による剪断作用を受けてその大半が細かく破砕され、破砕を免れてすり抜けてくる塊状物も下流側の破砕軸11の破砕刃12によって残らず細片化される。そして、破砕された発泡樹脂廃材は破砕刃12によってケーシング4の投入側Aから排出側Bへと送り出されていく。
【0020】
このとき、送り出された発泡樹脂廃材は直ちに減容機3へと投入されず、一旦ケーシング4内の排出側B、及びシュート16内に滞留する。そして、ケーシング4内の排出側B、及びシュート16内は破砕済みの発泡樹脂廃材にて次第に満たされていき、シュート16内の発泡樹脂廃材は破砕刃12の回転による送り出しによって所謂ところてん式に押し出され、順次減容機3の投入ホッパ17を介して減容パイプ19内へと投入されていく。
【0021】
このように、破砕機2の排出口10と減容機3の投入ホッパ17とを連結する管状のシュート16内に破砕済みの発泡樹脂廃材を充満させながら、破砕刃12の回転によってところてん式に順次減容機3へ押し出して投入するようにすれば、減容機3内で発生する臭気がシュート16を通って破砕機2の投入ホッパ5から外部に漏れることを極力阻止できる。
【0022】
減容機3の減容パイプ19内に投入された発泡樹脂廃材は、減容パイプ19内をスクリュー20によって下方へと送り出されつつ、その間に電気ヒータ23によって加熱溶融されて減容処理されていく。そして、溶融された発泡樹脂廃材は、スクリュー20の送り出し動作に応じて減容パイプ19下端部の吐出口24より外部へと押し出されていき、下位に配置した貯留タンク25内に流下して貯留されていく。ここで、貯留タンク25内に発泡樹脂廃材が予め設定しておいた量だけ貯留されれば、リミットスイッチ29、30が作動してスクリュー20の送り出し動作は自動的に停止する。そして、貯留タンク25を取り外し、冷却処理した後、固化した発泡樹脂廃材を取り出して減容処理を完了する。また、処理を続ける場合には、別の貯留タンク25を取り付ければ直ちに再開することができる。このようにして、発泡樹脂廃材を減容処理し、嵩を低くして保管に要するスペースを抑えると共に、処理施設などへの運搬も低コストで行えるようにする。
【0023】
このように、減容機3は、発泡樹脂廃材を加熱溶融するための減容パイプ19とスクリュー20とを縦向きに垂設すると共に、この減容パイプ19と、投入ホッパ17、及び貯留タンク25をそれぞれ上下位置に配置するように構成したので、装置構成のコンパクト化が図れ、設置スペースを抑えることができる。
【0024】
なお、本実施例では、減容機3に備える減容パイプ19を二基としているが、発泡樹脂廃材の処理量が少ない場合には一基とすることもできるし、逆に多い場合には三基以上とするなど適宜変更すれば良い。
【0025】
【発明の効果】
以上のように本発明の発泡樹脂廃材減容処理装置によれば、発泡樹脂廃材を細片に破砕処理する破砕機と、発泡樹脂廃材を加熱溶融して減容処理する減容機とを並設して成る発泡樹脂廃材減容処理装置であって、前記減容機は、所定高さ位置に円筒形状の減容パイプを垂設し、該減容パイプの上端開口部に投入ホッパを備え、減容パイプの内部には発泡樹脂廃材を下方向へ送り出すスクリューを内装し、減容パイプの外周面にはパイプ内の発泡樹脂廃材を加熱溶融するための電気ヒータを周設し、減容パイプの下端部には溶融した発泡樹脂廃材を吐出する吐出口を備えると共に、該吐出口の下位には溶融した発泡樹脂廃材を貯留する貯留タンクを着脱自在に備え、該貯留タンク内に溶融した発泡樹脂廃材が所定量貯留されると前記スクリューによる送り出し動作を停止するリミットスイッチを備えて成る一方、減容機の投入ホッパと破砕機の排出口とを管状のシュートにて連結し、破砕機の有する破砕刃にて破砕した発泡樹脂廃材をシュート内に充満させながら投入ホッパへ押し出すように構成したので、装置構成のコンパクト化が図れ、設置スペースを抑えることができる。また、破砕機から排出する発泡樹脂廃材をシュート内に充満させながら減容機に押し出すようにしたので、減容処理中に減容機内にて発生する臭気がシュートを通って破砕機の投入ホッパから外部へ漏れ出ることを極力阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発泡樹脂廃材減容処理装置の一部切り欠き正面図である。
【図2】図1の一部を省略した一部切り欠き側面図である。
【符号の説明】
1…発泡樹脂廃材減容処理装置
2…破砕機 3…減容機
4…ケーシング 5…投入口
7…排出口 9a、9b、9c、11…破砕軸
10、12…破砕刃 13、14…固定刃
16…シュート 17…投入ホッパ
19…減容パイプ 20…スクリュー
23…電気ヒータ 24…吐出口
25…貯留タンク 29、30…リミットスイッチ

Claims (1)

  1. 発泡樹脂廃材を細片に破砕処理する破砕機と、発泡樹脂廃材を加熱溶融して減容処理する減容機とを並設して成る発泡樹脂廃材減容処理装置であって、前記減容機は、所定高さ位置に円筒形状の減容パイプを垂設し、該減容パイプの上端開口部に投入ホッパを備え、減容パイプの内部には発泡樹脂廃材を下方向へ送り出すスクリューを内装し、減容パイプの外周面にはパイプ内の発泡樹脂廃材を加熱溶融するための電気ヒータを周設し、減容パイプの下端部には溶融した発泡樹脂廃材を吐出する吐出口を備えると共に、該吐出口の下位には溶融した発泡樹脂廃材を貯留する貯留タンクを着脱自在に備え、該貯留タンク内に溶融した発泡樹脂廃材が所定量貯留されると前記スクリューによる送り出し動作を停止するリミットスイッチを備えて成る一方、減容機の投入ホッパと破砕機の排出口とを管状のシュートにて連結し、破砕機の有する破砕刃にて破砕した発泡樹脂廃材をシュート内に充満させながら投入ホッパへ押し出すように構成したことを特徴とする発泡樹脂廃材減容処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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