JP2004344558A - 閉空間の空気質向上方法 - Google Patents
閉空間の空気質向上方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004344558A JP2004344558A JP2003147418A JP2003147418A JP2004344558A JP 2004344558 A JP2004344558 A JP 2004344558A JP 2003147418 A JP2003147418 A JP 2003147418A JP 2003147418 A JP2003147418 A JP 2003147418A JP 2004344558 A JP2004344558 A JP 2004344558A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- closed space
- air quality
- air
- improving
- dehumidifying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Abstract
【課題】押入れ等、閉空間内の空気を、乾燥した、清潔なものとする空気質向上方法を提供する。
【解決手段】閉空間の空気質を向上させる方法であって、閉空間の下部に加熱手段1を設けて閉空間内部の上下に温度差を生じさせ、この温度差から生じる自然対流によって、空気を循環させるとともに、循環空気を除湿エレメント3および除害エレメントと接触させることを特徴とする。好ましくは、上記加熱手段1として電池式加熱装置を用いる。
【選択図】図1
【解決手段】閉空間の空気質を向上させる方法であって、閉空間の下部に加熱手段1を設けて閉空間内部の上下に温度差を生じさせ、この温度差から生じる自然対流によって、空気を循環させるとともに、循環空気を除湿エレメント3および除害エレメントと接触させることを特徴とする。好ましくは、上記加熱手段1として電池式加熱装置を用いる。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気質の向上方法に関する。さらに詳しくは、押入れ等の閉空間の空気質を向上させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、押入れ、洋服タンス、靴収納ケース等、閉空間の空気を除湿剤を充填した除湿エレメントに通して除湿したり、上記除湿エレメントに加熱手段、通風手段等を組み合わせ、さらに除湿を効果的に行なう技術が種々提案されている(例えば、特許文献1、2、3参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−19304号公報(第1−7頁、第1図、第2図)
【特許文献2】
特開2001−227863号公報(第1−7頁、第6図)
【特許文献3】
特開平6−246095号公報(第1−5頁、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、住宅の気密性がよくなるとともに、換気が悪くなり、また、冬季は暖房が行き届くため、押入れを始めとする閉空間は、イガ、コイガ、ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ等、衣類の害虫やダニの発生の温床となり、また、カビが発生し易い環境となっている。一方、消費者からは、除湿のみならず、防虫、防カビや、防ダニ、さらに消臭、抗菌等、種々の空気質の向上機能を押入れ等の閉空間に備えることが求められている。そこで、換気をよくする等の対策が考えられるが、例えば、ファンを設置すると、騒音の発生やコンセント設置等の電気工事が必要となり、手間がかかり、コストもかかるという問題が生じる。
【0005】
本発明はこのような状況の下で考え出されたものであって、閉空間を、除湿剤を充填した除湿エレメントを用いて除湿し、また、防虫剤、防カビ剤、防ダニ剤等の除害剤を充填した除害エレメントにより、衣類の害虫やダニ、あるいはカビ等の発生することのないように除害し、閉空間内の空気を、簡単に、乾燥した、清潔なものとする空気質向上方法を提供することを、その課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、上記課題を解決するために、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、本発明は、閉空間の空気質を向上させる方法であって、閉空間の下部に加熱手段を設けて閉空間内部の上下に温度差を生じさせ、この温度差から生じる自然対流によって、空気を循環させるとともに、循環空気を除湿エレメントおよび除害エレメントと接触させることを特徴とする閉空間の空気質向上方法が提供される。このようにすることによって、除湿剤や除害剤を充填した除湿エレメントや除害エレメントにより、湿気を除き、衣類の害虫、ダニ、あるいはカビ等が発生することのないように除害し、閉空間の内部空気を、乾燥した、清潔なものとすることができる。
【0007】
上記加熱手段としては、家庭用電源によって加熱する電熱式、あるいは電池を電源とする電池式等、とくに限定されるものではないが、コードやコンセント等が不要で簡単に設置できる電池式加熱装置が好ましく用いられる。
【0008】
上記除湿エレメントとして除湿剤を充填した除湿エレメントを用いることが好ましい。除湿剤としては、とくに限定されず、公知の塩化カルシウム、生石灰、シリカゲル等を用いることができる。
【0009】
上記除害エレメントとして、防虫剤、防カビ剤、防ダニ剤、抗菌剤、揮発性有機物質除去剤、消臭剤、芳香剤、イオン発生剤を充填した除害エレメントから選ばれる少なくとも1つが用いられる。上記各種の除害剤としては、とくに限定されず公知の除害剤を閉空間の使用目的に応じて、適宜使い分ければよい。例えば、押入れであれば除湿エレメントに加えて、防虫剤、防カビ剤、防ダニ剤等を充填した除害エレメントを用いることができる。
【0010】
上記加熱手段の上方に通風自在の載置棚を介装することが好ましい。例えば、載置棚を、桟木に板材または角材を横架してスノコ状とすることにより、加熱された空気がスノコの隙間を通って上方に流れ、循環空気が除湿エレメントおよび除害エレメントと効果的に接触して空気質を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して、さらに詳細に説明する。図1は、押入れAに本発明にかかる閉空間の空気質向上方法を実施した形態を示す一部破断斜視図であり、図2は、図1に示す押入れAに布団を収納した状態を示す側断面図である。なお、図1において、襖6等、閉空間の開閉手段の図示は省略している。図1、図2において、壁Wに沿って設けられた押入れAの下部には加熱手段1としての電池式加熱装置が備えられ、その上方にはスノコ状の載置棚2が介装されている。加熱された空気は、スノコの隙間を通って上方に流れ、自然対流する。
【0012】
押入れAには、除湿エレメント3、防虫エレメント4が配置されており、押入れAの下部に設置された加熱手段1によって加熱された空気は、載置棚2の隙間を通って上昇し、自然対流によって循環する。循環する間に、閉空間の内部空気は、除湿エレメント3と接触して空気中の水分を除かれ、また、防虫エレメントと接触して、殺虫剤成分を同伴し、押入れA内を循環して防虫効果を発揮する。かくして、押入れA内の空気は、乾燥した、清潔なものとなり、空気質の向上を図ることができる。
【0013】
図3は、押入れAに載置棚2を2段に介装し、上下2段構造とした場合を示す側断面図である。この場合は、除湿エレメント3、防虫エレメント4に加えて上段に、防カビエレメント5を置き、除湿、防虫に加えて、防カビ機能を循環空気に付与することができる。図4は、電池式加熱装置の概略構成を示す説明図であり、この電池式加熱装置は、電池11、発熱線12、スイッチ13、安全装置14等から構成される。上記電池式加熱装置を稼動する間は、スイッチ13をオンとして加熱状態とするとともに、安全装置14に内蔵されたサーモスタットにより設定温度に保って除湿、除害を行なう。
【0014】
上記は閉空間としての押入れAに本発明の方法を実施した場合について説明したが、本発明は閉空間のみならず、居室、キッチン、トイレ、地下室等の略閉空間についても実施可能である。また、除湿エレメントおよび除害エレメントに加えて調湿建材、消臭建材等を用いたり、これらを組み合わせて用いることにより、さらに効果的に閉空間の空気質の向上を図ることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1に記載の発明は、上記のとおりであり、とくに閉空間の下部に加熱手段1を設けて閉空間内部の上下に温度差を生じさせ、この温度差から生じる自然対流によって、空気を循環させることを特徴とする。このようにすることによって、循環空気を、除湿エレメントや除害エレメントと接触させることにより、湿気を除き、衣類の害虫、ダニ、あるいはカビ等が発生しないように除害し、閉空間の内部空気が、乾燥した、清潔なものとなるよう、空気質の向上を図ることができる。
【0016】
請求項2に記載の発明は、上記加熱手段1として電池式加熱装置が用いられる。このようにすることによって、請求項1に記載の発明の効果に加えて、コードやコンセント等が不要で、簡単に加熱手段1を設置できる閉空間の空気質向上方法を提供することができる。
【0017】
請求項3に記載の発明は、除湿エレメントとして除湿剤を充填した除湿エレメント3が用いられる。除湿剤としては、とくに限定されず、公知の塩化カルシウム、生石灰、シリカゲル等を用いることができる。このようにすることにより、請求項1に記載の発明の効果に加えて、簡単かつ効果的に除湿効果を得ることができる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、除害エレメントとして、防虫剤、防カビ剤、防ダニ剤、抗菌剤、揮発性有機物質除去剤、消臭剤、芳香剤、イオン発生剤を充填した除害エレメントから選ばれる少なくとも1つが用いられる。このようにすることによって、請求項1に記載の発明の効果に加えて、簡単かつ効果的に除害効果を得ることができる。
【0019】
請求項5に記載の発明は、上記加熱手段1の上方に通風自在の載置棚2が設けられる。このようにすることにより、請求項1に記載の発明の効果に加えて、加熱された空気が載置棚2の隙間を通って上方に流れ、循環空気が除湿エレメント3および除害エレメントと接触して効果的に空気質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】押入れに本発明の閉空間の空気質向上方法を実施した形態を示す一部破断斜視図である。
【図2】図1に示す押入れに布団を収納した状態を示す側断面図である。
【図3】2段構造とした押入れに、本発明の閉空間の空気質向上方法を実施した形態を示す側断面図である。
【図4】電池式加熱装置の概略構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 加熱手段
11 電池
12 発熱線
13 スイッチ
14 安全装置
2 載置棚
3 除湿エレメント
4 防虫エレメント
5 防カビエレメント
6 襖
A 押入れ
W 壁
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気質の向上方法に関する。さらに詳しくは、押入れ等の閉空間の空気質を向上させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、押入れ、洋服タンス、靴収納ケース等、閉空間の空気を除湿剤を充填した除湿エレメントに通して除湿したり、上記除湿エレメントに加熱手段、通風手段等を組み合わせ、さらに除湿を効果的に行なう技術が種々提案されている(例えば、特許文献1、2、3参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−19304号公報(第1−7頁、第1図、第2図)
【特許文献2】
特開2001−227863号公報(第1−7頁、第6図)
【特許文献3】
特開平6−246095号公報(第1−5頁、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、住宅の気密性がよくなるとともに、換気が悪くなり、また、冬季は暖房が行き届くため、押入れを始めとする閉空間は、イガ、コイガ、ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ等、衣類の害虫やダニの発生の温床となり、また、カビが発生し易い環境となっている。一方、消費者からは、除湿のみならず、防虫、防カビや、防ダニ、さらに消臭、抗菌等、種々の空気質の向上機能を押入れ等の閉空間に備えることが求められている。そこで、換気をよくする等の対策が考えられるが、例えば、ファンを設置すると、騒音の発生やコンセント設置等の電気工事が必要となり、手間がかかり、コストもかかるという問題が生じる。
【0005】
本発明はこのような状況の下で考え出されたものであって、閉空間を、除湿剤を充填した除湿エレメントを用いて除湿し、また、防虫剤、防カビ剤、防ダニ剤等の除害剤を充填した除害エレメントにより、衣類の害虫やダニ、あるいはカビ等の発生することのないように除害し、閉空間内の空気を、簡単に、乾燥した、清潔なものとする空気質向上方法を提供することを、その課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、上記課題を解決するために、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、本発明は、閉空間の空気質を向上させる方法であって、閉空間の下部に加熱手段を設けて閉空間内部の上下に温度差を生じさせ、この温度差から生じる自然対流によって、空気を循環させるとともに、循環空気を除湿エレメントおよび除害エレメントと接触させることを特徴とする閉空間の空気質向上方法が提供される。このようにすることによって、除湿剤や除害剤を充填した除湿エレメントや除害エレメントにより、湿気を除き、衣類の害虫、ダニ、あるいはカビ等が発生することのないように除害し、閉空間の内部空気を、乾燥した、清潔なものとすることができる。
【0007】
上記加熱手段としては、家庭用電源によって加熱する電熱式、あるいは電池を電源とする電池式等、とくに限定されるものではないが、コードやコンセント等が不要で簡単に設置できる電池式加熱装置が好ましく用いられる。
【0008】
上記除湿エレメントとして除湿剤を充填した除湿エレメントを用いることが好ましい。除湿剤としては、とくに限定されず、公知の塩化カルシウム、生石灰、シリカゲル等を用いることができる。
【0009】
上記除害エレメントとして、防虫剤、防カビ剤、防ダニ剤、抗菌剤、揮発性有機物質除去剤、消臭剤、芳香剤、イオン発生剤を充填した除害エレメントから選ばれる少なくとも1つが用いられる。上記各種の除害剤としては、とくに限定されず公知の除害剤を閉空間の使用目的に応じて、適宜使い分ければよい。例えば、押入れであれば除湿エレメントに加えて、防虫剤、防カビ剤、防ダニ剤等を充填した除害エレメントを用いることができる。
【0010】
上記加熱手段の上方に通風自在の載置棚を介装することが好ましい。例えば、載置棚を、桟木に板材または角材を横架してスノコ状とすることにより、加熱された空気がスノコの隙間を通って上方に流れ、循環空気が除湿エレメントおよび除害エレメントと効果的に接触して空気質を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して、さらに詳細に説明する。図1は、押入れAに本発明にかかる閉空間の空気質向上方法を実施した形態を示す一部破断斜視図であり、図2は、図1に示す押入れAに布団を収納した状態を示す側断面図である。なお、図1において、襖6等、閉空間の開閉手段の図示は省略している。図1、図2において、壁Wに沿って設けられた押入れAの下部には加熱手段1としての電池式加熱装置が備えられ、その上方にはスノコ状の載置棚2が介装されている。加熱された空気は、スノコの隙間を通って上方に流れ、自然対流する。
【0012】
押入れAには、除湿エレメント3、防虫エレメント4が配置されており、押入れAの下部に設置された加熱手段1によって加熱された空気は、載置棚2の隙間を通って上昇し、自然対流によって循環する。循環する間に、閉空間の内部空気は、除湿エレメント3と接触して空気中の水分を除かれ、また、防虫エレメントと接触して、殺虫剤成分を同伴し、押入れA内を循環して防虫効果を発揮する。かくして、押入れA内の空気は、乾燥した、清潔なものとなり、空気質の向上を図ることができる。
【0013】
図3は、押入れAに載置棚2を2段に介装し、上下2段構造とした場合を示す側断面図である。この場合は、除湿エレメント3、防虫エレメント4に加えて上段に、防カビエレメント5を置き、除湿、防虫に加えて、防カビ機能を循環空気に付与することができる。図4は、電池式加熱装置の概略構成を示す説明図であり、この電池式加熱装置は、電池11、発熱線12、スイッチ13、安全装置14等から構成される。上記電池式加熱装置を稼動する間は、スイッチ13をオンとして加熱状態とするとともに、安全装置14に内蔵されたサーモスタットにより設定温度に保って除湿、除害を行なう。
【0014】
上記は閉空間としての押入れAに本発明の方法を実施した場合について説明したが、本発明は閉空間のみならず、居室、キッチン、トイレ、地下室等の略閉空間についても実施可能である。また、除湿エレメントおよび除害エレメントに加えて調湿建材、消臭建材等を用いたり、これらを組み合わせて用いることにより、さらに効果的に閉空間の空気質の向上を図ることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1に記載の発明は、上記のとおりであり、とくに閉空間の下部に加熱手段1を設けて閉空間内部の上下に温度差を生じさせ、この温度差から生じる自然対流によって、空気を循環させることを特徴とする。このようにすることによって、循環空気を、除湿エレメントや除害エレメントと接触させることにより、湿気を除き、衣類の害虫、ダニ、あるいはカビ等が発生しないように除害し、閉空間の内部空気が、乾燥した、清潔なものとなるよう、空気質の向上を図ることができる。
【0016】
請求項2に記載の発明は、上記加熱手段1として電池式加熱装置が用いられる。このようにすることによって、請求項1に記載の発明の効果に加えて、コードやコンセント等が不要で、簡単に加熱手段1を設置できる閉空間の空気質向上方法を提供することができる。
【0017】
請求項3に記載の発明は、除湿エレメントとして除湿剤を充填した除湿エレメント3が用いられる。除湿剤としては、とくに限定されず、公知の塩化カルシウム、生石灰、シリカゲル等を用いることができる。このようにすることにより、請求項1に記載の発明の効果に加えて、簡単かつ効果的に除湿効果を得ることができる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、除害エレメントとして、防虫剤、防カビ剤、防ダニ剤、抗菌剤、揮発性有機物質除去剤、消臭剤、芳香剤、イオン発生剤を充填した除害エレメントから選ばれる少なくとも1つが用いられる。このようにすることによって、請求項1に記載の発明の効果に加えて、簡単かつ効果的に除害効果を得ることができる。
【0019】
請求項5に記載の発明は、上記加熱手段1の上方に通風自在の載置棚2が設けられる。このようにすることにより、請求項1に記載の発明の効果に加えて、加熱された空気が載置棚2の隙間を通って上方に流れ、循環空気が除湿エレメント3および除害エレメントと接触して効果的に空気質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】押入れに本発明の閉空間の空気質向上方法を実施した形態を示す一部破断斜視図である。
【図2】図1に示す押入れに布団を収納した状態を示す側断面図である。
【図3】2段構造とした押入れに、本発明の閉空間の空気質向上方法を実施した形態を示す側断面図である。
【図4】電池式加熱装置の概略構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 加熱手段
11 電池
12 発熱線
13 スイッチ
14 安全装置
2 載置棚
3 除湿エレメント
4 防虫エレメント
5 防カビエレメント
6 襖
A 押入れ
W 壁
Claims (5)
- 閉空間の空気質を向上させる方法であって、閉空間の下部に加熱手段を設けて閉空間内部の上下に温度差を生じさせ、この温度差から生じる自然対流によって、空気を循環させるとともに、循環空気を除湿エレメントおよび除害エレメントと接触させることを特徴とする閉空間の空気質向上方法。
- 上記加熱手段として電池式加熱装置を用いる請求項1に記載の閉空間の空気質向上方法。
- 上記除湿エレメントとして除湿剤を充填した除湿エレメントを用いる請求項1に記載の閉空間の空気質向上方法。
- 上記除害エレメントとして、防虫剤、防カビ剤、防ダニ剤、抗菌剤、揮発性有機物質除去剤、消臭剤、芳香剤、イオン発生剤を充填した除害エレメントから選ばれる少なくとも1つを用いる請求項1に記載の閉空間の空気質向上方法。
- 上記加熱手段の上方に通風自在の載置棚を介装する請求項1に記載の閉空間の空気質向上方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003147418A JP2004344558A (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 閉空間の空気質向上方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003147418A JP2004344558A (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 閉空間の空気質向上方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004344558A true JP2004344558A (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=33533950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003147418A Pending JP2004344558A (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 閉空間の空気質向上方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004344558A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009107814A1 (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-03 | 小林製薬株式会社 | 開閉可能な収納空間用の芳香剤組成物 |
WO2009107813A1 (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-03 | 小林製薬株式会社 | 開閉可能な収納空間用の芳香剤組成物 |
CN113005784A (zh) * | 2021-03-01 | 2021-06-22 | 安徽高梵电子商务有限公司 | 一种用于羽绒制品的防螨去湿储存装置 |
-
2003
- 2003-05-26 JP JP2003147418A patent/JP2004344558A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009107814A1 (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-03 | 小林製薬株式会社 | 開閉可能な収納空間用の芳香剤組成物 |
WO2009107813A1 (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-03 | 小林製薬株式会社 | 開閉可能な収納空間用の芳香剤組成物 |
JP5867999B2 (ja) * | 2008-02-27 | 2016-02-24 | 小林製薬株式会社 | 開閉可能な収納空間用の芳香剤組成物 |
JP5867998B2 (ja) * | 2008-02-27 | 2016-02-24 | 小林製薬株式会社 | 開閉可能な収納空間用の芳香剤組成物 |
CN113005784A (zh) * | 2021-03-01 | 2021-06-22 | 安徽高梵电子商务有限公司 | 一种用于羽绒制品的防螨去湿储存装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2332071C (en) | Sports equipment drying container | |
JP3221712U (ja) | 知能型家用靴箱 | |
JP2001314250A (ja) | オゾン脱臭装置付き下駄箱 | |
JP2008183134A (ja) | 収納庫 | |
JP2001157707A (ja) | 脱臭装置 | |
JP2004344558A (ja) | 閉空間の空気質向上方法 | |
JP3114157U (ja) | 靴浄化装置 | |
JP3140951U (ja) | 室内空気処理装置 | |
KR100433929B1 (ko) | 위생신발장 | |
KR101255727B1 (ko) | 붙박이장 환기구조 | |
KR200283178Y1 (ko) | 신발 관리기 | |
JP2006149822A (ja) | 衣類乾燥機 | |
KR200345449Y1 (ko) | 오존과 열풍을 이용한 신발살균탈취건조기 | |
JP3821060B2 (ja) | 浴室暖房換気乾燥機 | |
JP2002320665A (ja) | オゾンクリーナ | |
JP3135306U (ja) | 芳香する結露水吸収容器 | |
KR100757316B1 (ko) | 건축물에서 발생되는 유해물질 중화에 사용하는 판넬 | |
CN215604047U (zh) | 一种具有除菌除臭功能的鞋柜 | |
JP2004061068A (ja) | 住宅換気システムおよび空気調和システム | |
CN218922048U (zh) | 一种衣物护理设备 | |
KR20090012702U (ko) | 제습가구 | |
KR200384497Y1 (ko) | 습기 및 악취 제거장치 | |
JP2001269230A (ja) | 除湿収納庫 | |
KR200284424Y1 (ko) | 위생 신발장 | |
CN219374115U (zh) | 除味鞋柜 |