JP2004344265A - 睡眠診断支援サーバおよびプログラム - Google Patents

睡眠診断支援サーバおよびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004344265A
JP2004344265A JP2003142810A JP2003142810A JP2004344265A JP 2004344265 A JP2004344265 A JP 2004344265A JP 2003142810 A JP2003142810 A JP 2003142810A JP 2003142810 A JP2003142810 A JP 2003142810A JP 2004344265 A JP2004344265 A JP 2004344265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleep
diagnosis
result
subject
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003142810A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Sakai
英隆 阪井
Yoshihisa Fujiwara
義久 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2003142810A priority Critical patent/JP2004344265A/ja
Publication of JP2004344265A publication Critical patent/JP2004344265A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】睡眠診断を簡易に受けることができ、且つ、被験者の睡眠状態に専門的病状の疑いがある場合に、医師による診断を受け得る睡眠診断システムを提供する。
【解決手段】被験者から受信した計測データは、データ加工処理部104、睡眠深度推定処理部105および簡易診断処理部106により所定の睡眠タイプに分類される。そして、分類された睡眠タイプが専門的病状の睡眠タイプに該当するかが品断要否判定処理部107により判定され、これに該当する場合、データ加工処理部104、睡眠深度推定処理部105および簡易診断処理部106における処理データが、診断要求と共に、通信処理部101から医師端末に送信される。これに応答して診断結果を医師端末から受信すると、この診断結果と上記睡眠タイプを組み込んだ診断結果表示画面が作成され、これが被験者端末に送信される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、睡眠診断支援サーバに関し、特に、インターネット等のネットワークを介して被験者に睡眠診断結果および睡眠アドバイスを提供する睡眠支援システムに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
これまでの睡眠の診断は、たとえば図20に示す睡眠深度のグラフを専門医師が参照・分析することにより行われるのが一般的であった。
【0003】
同図のグラフは、被験者の一日の睡眠状態をデータ化したものであり、横軸は入床後の経過時間、縦軸は睡眠深度である。ここで、睡眠深度のレベルは、たとえば図示の如く、覚醒状態(W)、REM(Round Eye Moving)状態(R)の他、眠りの深さに応じた4段階のレベルが設定される。なお、同図のデータは、通常、被験者に計測機器を装着して脳波、心拍、呼吸、皮膚温度等を計測し、この計測データを既存のポリグラフ法を用いて処理することにより算出される。この他、出願人が学校法人立命館と共同で出願した以下の特許文献1の手法を採用すれば、被験者の睡眠深度を無拘束且つ高精度に推定することもできる。
【0004】
【特許文献1】
特願2002−251394号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の睡眠診断は、医師が睡眠深度データを検討・分析することにより行われていたが、かかる手法によれば、被験者が病院に出向く等の手間が必要となるため、多少の不具合を自覚したような場合には、なかなか利用し難いものであった。しかし、近年の高齢化・高ストレス化社会の進行に伴って睡眠の問題が深刻化しており、このような状況下では、早期の段階から手軽に診断を受け得るシステムの構築が望まれる。
【0006】
他方、睡眠診断手法を知識データベースとして格納した睡眠診断装置を利用することにより、医師にかかることなく手軽に睡眠診断を受けることが可能となるが、睡眠診断には高度の専門性が要求されるため、かかる睡眠診断装置にて信頼性の高い診断結果を全ての被験者に一律に提供するのには自ずと限界が生じる。特に、被験者が専門的病状にある場合に、定型化した診断結果を安易に提供すると、却って被験者の病状を進行させる結果ともなり兼ねず、利便性を追求したシステムによって却って公益が害されてしまうとの問題が起こり得る。
【0007】
そこで、本発明は、睡眠診断を簡易・迅速に受けることができ、且つ、被験者の睡眠状態に専門的病状の疑いがある場合には、専門的医師による細やかな診断を適切に受け得る睡眠診断システムを提供することを課題とする。加えて、睡眠診断の結果に応じた睡眠支援を被験者に提供し、同時に、睡眠支援に関するビジネスの拡張を図ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、インターネット等のネットワークを用いて被験者の睡眠計測データを収集すると共に収集した睡眠計測データを処理して当該被験者の睡眠診断を行い、この診断結果を当該被験者に提供するものである。この際、当該被験者が専門的病状にあるか等、医師による診断の要否を判別し、医師による診断が必要である場合には、予め提携した医師による診断を、ネットワーク経由による医師の診断または被験者に対する医師の紹介により、適切に受け得るようにするものである。さらに、被験者の診断結果に応じて、快眠サプリメントや快眠機器等の商品を被験者に提示するものである。
【0009】
各請求項に記載の発明は、それぞれ以下の特徴を有する。
【0010】
請求項1の発明は、睡眠診断支援サーバに関するものであって、被験者の計測データを被験者側端末からネットワークを介して受信する計測データ受信手段と、受信した計測データに基づき睡眠診断処理を実行する診断処理手段と、前記診断処理手段による処理データおよび/もしくは前記計測データに基づいて医師による診断の要否を判別する診断要否判別手段と、前記診断要否判別手段によって診断が必要と判別された場合に、当該被験者の睡眠に関するデータをネットワークを介して医師側端末に送信する医師側端末送信手段と、前記データの送信に応じて受信した診断結果に関するデータおよび/もしくは前記診断処理手段による処理結果に基づいて被験者側端末に診断結果を提供する診断結果提供手段とを有することを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1に記載の睡眠支援サーバにおいて、前記診断結果に関するデータは、当該被験者に対する質問に関するデータとその回答結果に応じて予め準備された診断結果に関するデータを含み、前記診断結果提供手段は、当該被験者に対し前記質問が設定されている場合、対応する質問を前記被験者側端末に提供し、その回答結果に応じて、当該被験者に対する医師からの診断結果を決定することを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明は、睡眠支援サーバに関するものであって、被験者の計測データを被験者側端末からネットワークを介して受信する計測データ受信手段と、受信した計測データに基づき睡眠診断処理を実行する診断処理手段と、前記診断処理手段による処理データおよび/もしくは前記計測データに基づいて専門病状に該当するか否かを判別する専門病状判別手段と、前記専門病状判別手段による判別結果および/もしくは前記診断処理手段による処理結果に基づいて被験者側端末に診断結果を提供する診断結果提供手段とを有することを特徴とする。
【0013】
請求項4の発明は、請求項3に記載の睡眠支援サーバにおいて、さらに、前記診断処理手段による処理結果に応じて医師による診断結果を予め分類して記憶する診断結果記憶手段を備え、前記診断結果提供手段は、前記専門病状判別手段によって専門病状に該当すると判別されたとき、前記診断処理手段による処理結果に対応する診断結果を前記診断結果記憶手段から読み出し、この診断結果またはこの診断結果と前記診断処理手段による処理結果に基づいて、被験者側端末に診断結果を提供することを特徴とする。
【0014】
請求項5の発明は、請求項4に記載の睡眠支援サーバにおいて、前記診断結果記憶手段に記憶されているデータは、前記診断結果を導き出すに必要な質問に関するデータを含み、前記診断結果提供手段は、当該被験者に対し前記質問が設定されている場合、対応する質問を前記被験者側端末に提供し、その回答結果に応じて、当該被験者に対する医師からの診断結果を決定することを特徴とする。
【0015】
請求項6の発明は、請求項1ないし5の何れか一つに記載の睡眠支援サーバにおいて、前記診断結果提供手段によって提供される診断結果は、睡眠タイプ、医師による診断結果および/もしくは睡眠に関するアドバイスを含むことを特徴とする。
【0016】
請求項7の発明は、請求項1ないし6の何れか一つに記載の睡眠支援サーバにおいて、さらに、睡眠支援機器および/もしくは睡眠支援薬品に関するデータを提供者側端末からネットワークを介して受信する支援データ受信手段と、前記診断処理手段による処理結果に応じて前記睡眠支援機器および/もしくは睡眠支援薬品を分類して記憶する支援データ記憶手段とを備え、前記診断結果提供手段は、前記診断処理手段による処理結果に対応する前記睡眠支援機器および/もしくは睡眠支援薬品に関する情報を被験者側端末に提供することを特徴とする。
【0017】
請求項8の発明は、請求項7に記載の睡眠支援サーバにおいて、前記支援データ記憶手段は、前記睡眠支援機器および/もしくは睡眠支援薬品を提供者毎に分類して記憶し、前記診断結果提供手段は、前記睡眠支援機器および/もしくは睡眠支援薬品の購入の問い合わせを被験者側端末に提供し、当該睡眠診断支援サーバは、さらに、前記問い合わせ対する購入希望の返信を受信したことに応じて、当該購入希望の睡眠支援機器および/もしくは睡眠支援薬品を当該被験者に販売するための発注書に関するデータを、ネットワークを介して、対応する提供者側端末に送信する提供者側端末送信手段を備えることを特徴とする。
【0018】
請求項9の発明は、上記請求項1ないし請求項7の何れかに記載された睡眠診断支援サーバの機能をコンピュータに付与するプログラムである。
【0019】
本発明の特徴は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。
ただし、以下の実施の形態は、あくまでも本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
【0021】
まず、図1に実施の形態に係る睡眠支援システムの構成を示す。図示のとおり、睡眠支援システムは、サーバ装置100と、医師端末200と、薬局端末300と、メーカ端末400と、被験者端末502が、インターネットに接続される形態にて構成されている。
【0022】
サーバ装置100は、インターネットを介して被験者端末502から計測データを受信すると共に、受信した計測データをもとに睡眠の簡易診断を行う。また、医師による診断が必要であるかを判別し、必要と判断した場合には、当該被験者の睡眠に関するデータを付加した診断要求を、インターネットを介して医師端末200に送信する。そして、医師から返信された診断結果と、上記簡易診断による診断結果の両方を含む表示画面を生成し、当該表示画面のURLを、インターネットを介して被験者端末502に送信する。
【0023】
さらに、かかるサーバ装置100は、薬局端末300およびメーカ端末400からインターネットを介して、快眠サプリメントおよび快眠機器のラインナップ情報を逐次受信し、受信したラインナップ情報を、上記簡易診断結果(睡眠タイプ)に応じて分類して、データベースに記憶する。
【0024】
なお、被験者に提供される上記表示画面には、快眠サプリメントおよび快眠機器を購入するためのアイコンが含まれており、このアイコンが被験者によってクリックされると、サーバ装置100は、当該簡易診断結果に応じた快眠サプリメントおよび快眠機器を上記データベースから抽出し、抽出した快眠サプリメントおよび快眠機器を選択候補として、被験者側に提供する。被験者がこのうち何れかを選択して購入手続を進めると、薬局端末300またはメーカ端末400に対して当該商品の発注書が送信される。
【0025】
なお、かかるサーバ装置100の詳細については追って説明する。
【0026】
医師端末200は、インターネットを介して被験者の睡眠に関するデータをサーバ装置100から受信すると共に、当該データをもとに診断した医師の診断結果に関するデータをサーバ装置100に送信する。ここで、医師は、睡眠診断を行うに追加の質問が必要であると判断した場合、追加の質問とその回答結果に応じた診断結果を、医師端末200からサーバ装置100に送信する。
【0027】
なお、診断結果および追加質問の送信は、サーバ装置100から提供された入力画面に医師が必要情報を入力することにより行われる。かかる入力画面は、上記被験者の睡眠に関するデータが送信される際に、サーバ装置100から医師端末200に送信される。
【0028】
薬局端末300は、快眠薬品・サプリメントのラインナップデータを、インターネットを介してサーバ装置100に送信する。ラインナップデータの送信は、サーバ装置100へのアクセス時に薬局端末300に提供される入力画面に対して必要情報を入力することにより行われる。なお、かかる入力画面には、登録すべき薬局・サプリメントに関する情報(名称、金額、効能、等)の入力項目と、当該薬局・サプリメントが使用されるべき簡易診断結果(睡眠タイプ)を特定するための入力項目が準備されている。
【0029】
また、薬局端末300は、薬品・サプリメントの発注書を、サーバ装置100から受信する。かかる発注処理については、追って詳述する。
【0030】
メーカ端末400は、快眠機器のラインナップデータを、インターネットを介してサーバ装置100に送信する。ラインナップデータの送信は、サーバ装置100へのアクセス時にメーカ端末400に提供される入力画面に対して必要情報を入力することにより行われる。なお、かかる入力画面には、登録すべき快眠機器に関する情報(名称、金額、効能、等)の入力項目と、当該快眠機器が使用されるべき簡易診断結果(睡眠タイプ)を特定するための入力項目が準備されている。
【0031】
また、メーカ端末400は、快眠機器の発注書を、サーバ装置100から受信する。かかる発注処理については追って詳述する。
【0032】
被験者端末502は、被験者の睡眠状態を計測する計測装置501からの計測データを、インターネットを介してサーバ装置100に送信する。また、当該被験者の睡眠診断結果を表示する表示画面のURLを、インターネットを介してサーバ装置100から受信する。被験者は、当該URLにアクセスすることにより、診断結果を見ることができる。
【0033】
URLへのアクセスは、予めサーバ装置100に登録された携帯端末(たとえば被験者所有の携帯電話機等)503によっても行うこともできる。なお、計測装置501としては、たとえば、上記特許文献1の手法を採用した無拘束計測装置を用いることができる。また、かかる計測装置501にインターネット通信機能および表示機能を付加すれば、被験者端末502を省略することもできる。
【0034】
図2に、上記サーバ装置100の機能ブロック図を示す。
【0035】
通信処理部101は、インターネットを介した通信処理を実行する。表示・通知作成処理部102は、診断結果を表示する表示画面の作成や、この表示画面のURLを通知するための通知文の作成等を行う。顧客確認処理部103は、ユーザ登録DB113を参照して、アクセス元端末(被験者端末502、携帯端末503、医師端末200、薬局端末300、メーカ端末400)の適否を判別する。
【0036】
データ加工処理部104は、睡眠時生理データDB114に格納された被験者の計測データを処理して心拍数、呼吸数、体動等のデータを算出し、これを算出DB115に格納する。睡眠深度推定処理部105は、算出された心拍数、呼吸数、体動等のデータから睡眠深度データを算出し、これを算出DB115に格納する。なお、かかる睡眠深度データの算出には上記特許文献1の手法を採用できる。
【0037】
簡易診断処理部106は、簡易診断判断基準DBに格納された診断規則に従って睡眠深度データを処理することにより簡易診断結果(睡眠タイプ)を求め、これを簡易診断結果DB117に格納する。なお、かかる簡易診断処理の詳細については、追って詳述する。
【0038】
診断要否判定処理部107は、簡易診断処理部106による診断結果から、医師による診断の要否を判別する。追加質問処理部108は、上記医師端末200からの返信データに追加質問が含まれている場合にこれを抽出して追加質問DB118に格納する。診断結果判断処理部109は、上記医師端末200からの返信データに含まれている診断結果を抽出して医師診断結果DB119に格納すると共に、追加質問に対する被験者側からの回答に応じた診断結果を、後述の如く生成する。
【0039】
快眠支援機器DB110は、上記メーカ端末400から受信した快眠支援機器のラインナップ情報を、メーカIDと共に、睡眠パターン(簡易診断処理部106における処理結果)毎に区分して記憶する(図3(a)参照)。大衆薬・サプリメントDB111は、上記薬局端末300から受信した快眠支援薬品・サプリメントのラインナップ情報を、メーカIDと共に、睡眠パターン毎に区分して記憶する(図3(b)参照)。
【0040】
睡眠アドバイスDB112は、予め準備された睡眠に関するアドバイスを睡眠パターン毎に区分して記憶する。ユーザ登録DB113は、本システムに加入登録した顧客(被験者)、医師、薬局、メーカの通信アドレスを、加入登録時に付与されたIDに対応付けて記憶する。ここで、各ユーザがメインの通信アドレスの他、サブの通信アドレス(たとえば、携帯端末503の通信アドレス)を登録した場合には、同一のIDに対してメインとサブの通信アドレスが対応付けられる。
【0041】
睡眠時生理データDB114は、被験者端末502から受信した計測データを被験者IDに対応付けて記憶する。算出DB115は、データ加工処理部104にて算出された心拍数、呼吸数等のデータ、および、睡眠深度推定処理部105にて算出された睡眠深度データを、被験者IDに対応付けて記憶する。
【0042】
簡易診断判断基準DB116は、予め準備された簡易診断処理部106における簡易診断規則を記憶する。なお、ここに格納されている簡易診断規則の詳細は、追って詳述する。
【0043】
簡易診断結果DB117は、簡易診断処理部106における処理結果(睡眠タイプ)を、被験者IDに対応付けて記憶する。追加質問DB118は、医師端末200から受信した追加質問を、被験者IDに対応付けて記憶する。
【0044】
医師診断結果DB119は、医師端末200から受信した診断結果を被験者IDに対応付けて記憶する。なお、診断結果に追加質問が付されている場合には、追加質問の回答毎に区分して診断結果が記憶される。
【0045】
かかる医師診断結果DB117の記憶形態の一例を図4に示す。図において、各被験者A、B、Cには、追加質問(Q1、Q2)がYes−No形式で付されており、各追加質問に対する被験者の回答がYes(○)であるかNo(×)かに応じて個別に診断結果が設定されている。なお、被験者Dには、追加質問が付されておらず、診断結果のみが設定されている。
【0046】
次に、上記簡易診断処理部106における簡易診断処理手法について説明する。なお、以下に示す簡易診断処理は、出願人が先に出願した特願2003−137845号の処理手法に従うものである。
【0047】
まず、簡易診断処理部106は、睡眠深度推定処理部105にて算出した睡眠深度データからn分間毎の移動出現比率n−M.A.R.(s,t)を、以下の数式に従って算出する。
【0048】
【数1】
Figure 2004344265
【0049】
ここで、エポックナンバー(epoch number)とは、上記n分間をT分間毎に区分したときの区分番号のことである。したがって、エポックナンバーtのタイミングにおける睡眠深度Stage(t)が設定値sにあるときSS(s,t)=Tとなり、設定値s以外のときSS(s,t)=0となる。上記式(1)は、全てのエポックナンバーにおけるSS(s,t)を加算し、この加算値が当該n分間に占める割合から、当該n分間における移動出現比率n−M.A.R.(s,t)を算出する。
【0050】
次に、簡易診断処理部106は、算出された移動出現比率データを、簡易診断判断基準DB116に記憶された評価規則に従って処理し、「睡眠のリズム」、「頭の休息」、「体の休息」、「寝つきのよさ」、「目覚めのよさ」の評価要素に対する評価結果を算出する。同時に、簡易診断処理部106は、睡眠深度推定処理部105にて算出された睡眠深度データを、簡易診断判断基準DB116に記憶された評価規則に従って処理して「中途覚醒」の評価要素に対する評価結果を算出する。
【0051】
ここで、簡易診断判断基準DB116は、「睡眠のリズム」、「頭の休息」、「体の休息」、「寝つきのよさ」、「目覚めのよさ」および「中途覚醒」の評価要素に対する評価規則を記憶している。また、各評価規則にて参照するための点数テーブルを記憶している。
【0052】
しかる後、簡易診断判断基準DB116は、上記評価結果から当該被験者の睡眠タイプを生成し、これを簡易診断結果DB117に格納する。すなわち、「睡眠のリズム」、「頭の休息」、「体の休息」、「寝つきのよさ」、「目覚めのよさ」および「中途覚醒」の評価要素に対する評価結果を、被験者の性別、年齢、身長、体重等の個人情報および季節、入床時刻、起床時刻等の環境情報に基づいて補正・正規化して評価要素毎にランクを求め、このランクから、当該被験者の睡眠タイプを分類する。そして、判別した睡眠タイプを、当該被験者のIDに対応付けて簡易診断結果DB117に格納する。
【0053】
図5を参照して、上記簡易診断処理部106における具体的処理動作について説明する。
【0054】
睡眠深度推定処理部105によって当該被験者の睡眠深度データが算出されると(S301)、簡易診断処理部106は、これを簡易診断判断基準DB116中の「中途覚醒」の評価規則に従って処理して当該評価要素に対する評価点を算出する(S302)。
【0055】
ここで、「中途覚醒」の評価規則は、全計測期間における睡眠深度=W(覚醒)の回数(すなわち一晩の覚醒回数)が0回であるときに100点とし、睡眠深度=W(覚醒)の回数が増加する毎に点数が減少するよう規定されている。
【0056】
なお、一晩で6回以上の覚醒が起こった場合には不眠である恐れがあるとされていることから、睡眠深度=W(覚醒)の回数が6回以上のときの得点を0点とするように規定しても良い。
【0057】
さらに、睡眠時間を前半部分と後半部分、あるいはさらに細かく区分し、どの時間帯に覚醒が生じたかに応じて点数に重み付けを設定するようにしても良い。たとえば、中途覚醒が起こる人は睡眠の時間経過に伴って覚醒が増える傾向にあることから、睡眠の前半に起こる中途覚醒は不眠の度合が比較的重く、睡眠の後半に起こる中途覚醒は不眠の度合が比較的軽いと判断できる。したがって、覚醒回数が同じときの得点を、前半部分を小さくし、後半に向かうほど大きくようにしても良い。
【0058】
上記S302において、簡易診断処理部106は、まず、睡眠深度データから睡眠深度=W(覚醒)の回数を検出する。たとえば、図20に示す例では、睡眠深度=W(覚醒)の回数は2回である。そして、この検出結果を上記評価規則に従って処理して「中途覚醒」に対する評価点を算出する。
【0059】
次に、簡易診断処理部106は、睡眠深度推定処理部105によって算出された睡眠深度データから、上記式(1)に従って、睡眠深度の設定値S≧2(深睡眠:SWS)の移動出現比率n−M.A.R.を算出する(S303)。図6は、n=10分、T=0.5分として、図20の睡眠深度データからSWSの移動出現比率n−M.A.R.を算出したときの算出例を示すものである。
【0060】
しかる後、簡易診断処理部106は、算出された移動出現比率データを、簡易診断判断基準DB116中の「睡眠リズム」の評価規則に従って処理して当該評価要素に対する評価点を算出する(S304)。
【0061】
ここで、「睡眠リズム」の評価規則は、以下のように規定されている。
【0062】
1.サイクルの設定
SWSの移動出現比率n−M.A.R.が0%から立ち上がり、所定の閾値レベルS1(たとえば40%)を越え、再び0%となった後、次に立ち上がるまでの期間を1サイクルとする。
2.サイクル毎の得点
1サイクル時間が所定の時間レンジR1内にあるときに100点とし、このレンジR1から離れるに従って点数を減少させる。たとえば、ノンレム睡眠の開始からこれ引き続くレム睡眠の終了までの周期は90分から100分が適当とされていることから(たとえば、1984年朝倉書店発行「睡眠の科学」P34参照)、90分≦R1≦100分とする。また、この時間レンジR1の前後30分の範囲を段階的に区分して、R1から離れるに従って各区分の得点が小さくなるように、得点を設定する(時間レンジR1の前後30分を越える場合は0点)。
3.「睡眠リズム」の得点
各サイクルにおける得点を総計したものを、「睡眠リズム」の得点とする。
【0063】
上記ステップS304において、簡易診断処理部106は、まず、上記SWSの移動出現比率n−M.A.R.から上記サイクルとサイクル時間を検出する。たとえば、図6に示す例では、かかるサイクルは5つである。そして、この検出結果を上記評価規則に従って処理して「睡眠リズム」に対する評価点を算出する。
【0064】
次に、簡易診断処理部106は、上記SWSの移動出現比率データを簡易診断判断基準DB116中の「頭の休息」の評価規則に従って処理して当該評価要素に対する評価点を算出する(S305)。
【0065】
ここで、「頭の休息」の評価規則は、ノンレム睡眠が脳の睡眠と位置付けられていることから(たとえば、1994年朝倉書店発行「睡眠学ハンドブック」P32参照)、以下のように規定されている。
【0066】
1.サイクルの設定
SWSの移動出現比率n−M.A.R.が0%から立ち上がり、所定の閾値レベルS1(たとえば40%)を越え、再び0%となった後、次に立ち上がるまでの期間を1サイクルとする。
2.サイクル毎の得点
1サイクルの期間内における上記SWSの移動出現比率n−M.A.R.のピークが100%に達するときに100点とし、当該ピークが100%から減少するに従って点数を減少させる。なお、睡眠時間が進行するほど移動出現比率n−M.A.R.のピークが100%に達し難いので、睡眠時間を前半部分と後半部分、あるいはさらに細かく区分し、後半に向かうほど100点とするピーク値閾値を100%から次第に下げるようにしても良い。
3.「頭の休息」の得点
各サイクルにおける得点を総計したものを、「頭の休息」の得点とする。
【0067】
上記ステップS305において、簡易診断処理部106は、まず、上記SWSの移動出現比率n−M.A.R.から上記サイクルと各サイクルにおける移動出現比率n−M.A.R.のピークを検出する。たとえば、図6に示す例では、かかるサイクルは5つであり、1番目と2番目および5番目のサイクルにおいてピークが100%に到達している。そして、この検出結果を上記評価規則に従って処理して「頭の休息」に対する評価点を算出する。
【0068】
次に、簡易診断処理部106は、上記SWSの移動出現比率データを簡易診断判断基準DB116中の「寝つきのよさ」の評価規則に従って処理して当該評価要素に対する評価点を算出する(S306)。
【0069】
ここで、「寝つきのよさ」は入床から睡眠に入るまでの時間で評価できることから、当該「寝つきのよさ」の評価規則は、入床から上記SWSの移動出現比率n−M.A.R.が立ち上がるまでの時間により規定されている。たとえば、入床から移動出現比率n−M.A.R.が立ち上がるまでの時間が20分以内であるときを100点とし、20分から60分までを10分毎に区分して、20分から離れるに従って点数が減少するように、各区分に得点を設定する(60分を越える場合は0点)。
【0070】
上記ステップS306において、簡易診断処理部106は、まず、入床から上記SWSの移動出現比率n−M.A.R.が立ち上がるまでの時間を、上記SWSの移動出現比率n−M.A.R.から検出する。そして、この検出結果を上記評価規則に従って処理して「寝つきのよさ」に対する評価点を算出する。
【0071】
以上のようにしてSWSの移動出現比率データを用いた評価処理が終了すると、次に、簡易診断処理部106は、睡眠深度推定処理部105によって算出された睡眠深度データから、上記式(1)に従って、睡眠深度の設定値S=R(レム睡眠:REM)の移動出現比率n−M.A.R.を算出する(S307)。図7は、n=10分、T=0.5分として、図20の睡眠深度データからREMの移動出現比率n−M.A.R.を算出したときの算出例を示すものである。
【0072】
しかる後、簡易診断処理部106は、格納されたREMの移動出現比率データを、簡易診断判断基準DB116中の「体の休息」の評価規則に従って処理して当該評価要素に対する評価点を算出する(S308)。
【0073】
ここで、「体の休息」の評価規則は、レム睡眠が体の睡眠と位置付けられていることから(たとえば、1994年朝倉書店発行「睡眠学ハンドブック」P32参照)、以下のように規定されている。
【0074】
1.サイクルの設定
REMの移動出現比率n−M.A.R.が0%から立ち上がり、所定の閾値レベルS1(たとえば40%)を越え、再び0%となった後、次に立ち上がるまでの期間を1サイクルとする。
2.サイクル毎の得点
1サイクルの期間内における上記REMの移動出現比率n−M.A.R.のピークが100%に達するときに100点とし、当該ピークが100%から減少するに従って点数を減少させる。なお、睡眠時間が進行するほど移動出現比率n−M.A.R.のピークが100%に達し難いので、睡眠時間を前半部分と後半部分、あるいはさらに細かく区分し、後半に向かうほど100点とするピーク値閾値を100%から下げるようにしても良い。
3.「体の休息」の得点
各サイクルにおける得点を総計したものを、「体の休息」の得点とする。
【0075】
上記ステップS308において、簡易診断処理部106は、まず、上記REMの移動出現比率n−M.A.R.から上記サイクルと各サイクルにおける移動出現比率n−M.A.R.のピークを検出する。たとえば、図7に示す例では、かかるサイクルは4つである。そして、この検出結果を上記評価規則に従って処理して「体の休息」に対する評価点を算出する。
【0076】
以上のようにして、「中途覚醒」、「睡眠リズム」、「頭の休息」、「寝つきのよさ」、「体の休息」の評価要素に対する評価得点の算出処理が終了すると、次に、簡易診断処理部106は、算出された各評価要素の評価得点を補正・正規化し、上記の如く、当該被験者の睡眠タイプを分類する(S309)。睡眠タイプの一例を、図8に示す。
【0077】
次に、上記睡眠支援システムの動作を、図9〜図13を参照して説明する。
【0078】
まず、図9を参照して、計測データの受信から診断終了通知の送信までの動作について説明する。
【0079】
被験者端末502から一晩の計測データがサーバ装置100に送信されると(S101)、サーバ装置100の顧客確認処理部103は、ユーザ登録DB113を参照して、当該データ送信が登録ユーザ(被験者)からなされたものであるかを判別する(S102)。ここで、登録ユーザからのデータ送信であると判別されると、かかる計測データは、睡眠時生理データDB114に格納されると共に(S103)、データ加工処理部104に送られる。
【0080】
データ加工処理部104は、受信した計測データを加工処理して心拍数、呼吸数等の加工データを算出する(S104)。かかる加工データは、算出データDB115に格納された後(S105)、睡眠深度推定処理部105によって読み出される。睡眠深度推定処理部105は読み出した加工データを処理して睡眠深度データを算出する(S106)。そして、算出した睡眠深度データを算出データDB115に格納する(S107)。
【0081】
しかる後、簡易診断処理部106は、算出データDB115から睡眠深度データを読み出し、上記簡易診断処理を実行する(S108)。そして、その処理結果(睡眠タイプ)を、簡易診断結果DB117に格納する(S109)。
【0082】
しかる後、診断要否判定処理部107は、簡易診断結果DB117から当該被験者の簡易診断結果を読み出し、この簡易診断結果(睡眠タイプ)が予め設定された専門的病状の睡眠タイプに該当するかを判別する(S110)。
【0083】
かかる判別の結果、当該被験者の睡眠タイプが専門的病状の睡眠タイプに該当すると判別されると、医師に対する診断要求の通知文が表示・通知作成処理部102によって作成され、これが通信処理部101に送られる。かかる通知文を受信した通信処理部101は、当該被験者の加工データ、睡眠深度データおよび簡易診断結果を算出データDB115および簡易診断結果DB116から読み出し、これを上記通知文に添付して、医師端末200に送信する(S111)。
【0084】
かかる診断要求に応じて、医師は、受信した加工データ、睡眠深度データおよび簡易診断結果をもとに、当該被験者の睡眠診断を行う。そして、追加質問が必要な場合には、追加質問とその回答に応じた診断結果が、医師端末200からサーバ装置100に送信される(S112)。かかる追加質問と診断結果は、上記の如く、追加質問DB118および医師診断結果DB119に記憶される(S113)。
【0085】
また、追加質問が不要の場合には、診断結果のみが医師端末200からサーバ装置100に送信される(S114)。かかる診断結果は、医師診断結果DB119に記憶される(S115)。
【0086】
しかして、医師による診断処理が終了すると、診断結果に応じた表示画面が表示・通知作成処理部102によって作成され、これが表示・通知作成処理部102内のデータベースに格納される(S116)。ここで、作成される表示画面は、追加質問が必要な場合は追加質問用の画面とされ、追加質問が不要の場合は診断結果表示用の画面とされる(画面例は追って示す)。
【0087】
なお、上記S110にて専門的病状ではないと判別された場合には、医師による診断ステップ(S111〜S115)を経ることなく、直接S116にて診断結果表示用の画面が作成される。この際、かかる表示画面には、医師による診断結果は含まれない。
【0088】
しかる後、表示・通知作成処理部102は、診断終了の通知文を作成し、この通知文と、上記S116にて作成した表示画面のURLを通信処理部101に送る。通信処理部101は、受け取った通知文に上記表示画面のURLを添付して被験者端末100に送信する(S117)。かかる通知文を受け取った被験者は、通知文に添付されたURLにアクセスすることによって、自己の睡眠診断結果(あるいは追加質問)を見ることができる。
【0089】
図10を参照して、診断結果を見る場合における睡眠支援システムの動作を説明する。
【0090】
被験者が、たとえば被験者端末502を用いて、通知されたURLにアクセスすると(S201)、サーバ装置100の顧客確認処理部103は、ユーザ登録DB113を参照して、当該アクセスが登録ユーザ(被験者)からなされたものであるかを判別する(S202)。当該アクセスが登録ユーザからのものであると判別されると、次に、追加質問処理部108は、当該被験者のユーザIDをもとに、当該被験者に対して追加質問が設定されているかを判別する(S203)。
【0091】
ここで、当該被験者に対し追加質問が設定されていれば、上記URLの表示画面(追加質問用)を被験者用端末502に送信した後(S204)、当該質問に対する回答が被験者から返信されるのを待つ。図11に、追加質問用の表示画面例を示す。
【0092】
かかる追加質問に対する回答が被験者端末502から送信されると(S205)、これを受信した通信処理部101は、かかる回答を診断結果判断処理部109に転送する。診断結果判断処理部109は、受け取った回答と医師診断結果DB119に格納されている当該被験者の診断結果(図4参照)とを比較し、当該回答に対応する診断結果を医師診断結果DB119から読み出し(S206)、これを表示・通知作成処理部102に送る。同時に、かかる診断結果を、当該被験者のユーザIDに対応付けて、医師診断結果DB119に格納する(S207)。
【0093】
診断結果を受けとった表示・通知作成処理部102は、かかる診断結果を組み込んだ診断結果用表示画面を作成し(208)、この表示画面を自己のデータベースに格納し、さらに、この表示画面を通信処理部101に送る。通信処理部101は、かかる表示画面を被験者端末502に送信する(S209)。これにより、被験者端末502上に当該被験者の診断結果が表示される。
【0094】
なお、上記S203にて追加質問が設定されていないと判別された場合には、追加質問の回答ステップ(S204〜S208)を経ることなく、直接S209にて診断結果表示用の画面(通知文に付されたURLの画面)が送信される。
【0095】
図12に、診断結果表示用の表示画面の構成例を示す。図示の如く、かかる表示画面には、“睡眠タイプ”と、“医師診断結果”と、“睡眠アドバイス”と、“おすすめ商品”のパートが含まれている。ここで、“睡眠タイプ”には、上記簡易診断処理部106による診断結果が表示され、“医師診断結果”には、上記診断結果判断処理部109による診断結果(医師による診断結果)が表示される。したがって、医師による診断を受けていない場合(図9のS110にてNoと判別された場合)には、“医師診断結果”のパートは空欄となる。
【0096】
なお、“睡眠アドバイス”のパートには、当該被験者の睡眠タイプに応じた睡眠アドバイスが表示される。すなわち、上記診断結果表示画面の作成処理ステップ(S116、S209)において、表示・通知作成処理部102は、当該被験者の睡眠タイプに対応した睡眠アドバイスを睡眠アドバイスDB112から読み出し、これを診断結果表示用の表示画面に組み込む。
【0097】
なお、図12の表示画面には、“おすすめ商品”のパートに「薬品・サプリメント」のアイコンが組み込まれており、このアイコンをクリックすると、当該被験者の睡眠タイプに対応した薬品・サプリメントのラインナップが表示される。同様に、“おすすめ商品”のパートに組み込まれた「快眠機器」のアイコンをクリックすると、当該被験者の睡眠タイプに対応した快眠機器のラインナップが表示される。
【0098】
かかる表示画面は、表示・通知作成処理部102が、当該被験者の睡眠タイプに対応する「薬品・サプリメント」または「快眠機器」のラインアップ情報を、大衆薬サプリメントDB111または快眠支援機器DB110から読み出すことにより作成される。
【0099】
図13に、「薬品・サプリメント」のアイコンがクリックされたときの表示例を示す。かかる表示画面において、「詳細」のアイコンがクリックされると、当該薬品・サプリメントの効能、製造元等の詳細情報が表示される。また、「購入」のアイコンがクリックされた後「購入手続」のアイコンがクリックされると、選択された薬品・サプリメントの発注処理が行われる。
【0100】
しかして、購入要求が被験者端末502から送信されると(S210)、表示・通知作成処理部102は、購入要求された「薬品・サプリメント」および「快眠機器」の発注書をユーザ毎(薬局、メーカ)に作成し、これを通信処理部101に送る。通信処理部101は、ユーザ登録DB113から発注先ユーザのアドレスを読み出し、このアドレスに向かって、受け取った発注書を送信する(S211)。これにより、発注書が対応ユーザに受け渡され、当該被験者と商品提供者(薬局、メーカ)との間に商品購入の契約が成立する。
【0101】
以上、本実施の形態によれば、比較的信頼性の高い睡眠診断を手軽に受けることができ、もって、睡眠診断を受ける際の被験者の利便性を向上させることができる。また、被験者に専門的病状の疑いがあるときには、医師による専門的な診断を重ねて受けることができるので、誤った診断結果を提供することによる被験者の病状の悪化を回避することができる。
【0102】
また、診断結果の表示画面には、睡眠タイプと共に、診断結果に応じた睡眠アドバイスが表示されるので、被験者は、かかる診断結果から自己の睡眠の問題点や対処方法を把握することができ、これにより、睡眠改善に向けた生活パターンの実践が可能となる。
【0103】
さらに、睡眠タイプに応じた「薬品・サプリメント」または「快眠機器」を診断結果の表示画面から簡易に購入できるので、購入時に置ける被験者の利便性を向上させることができ、また、薬局・機器メーカにとっては、当該商品のビジネスシーンを拡張できる。
【0104】
なお、上記実施の形態では、被験者の睡眠タイプが専門的病状に該当する場合に、医師端末200を介して医師による診断を受けるようにしたが、かかる場合に、被験者に医師を紹介し、医師による直接の診断を受け得るようにすることもできる。
【0105】
図14にかかる場合におけるサーバ装置100の機能ブロック図を示す。なお、上記図2の機能ブロック図と同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。
【0106】
図において、専門病状判定処理部121は、簡易診断処理部106における処理結果(睡眠タイプ)が予め設定された睡眠タイプに該当するかを判別し、当該睡眠タイプに該当する場合に、当該睡眠タイプに対応する追加質問を追加質問DB122から読み出して、これを表示・通知作成処理部120に送る。
【0107】
追加質問DB122は、専門病状の疑いがあるとされる睡眠パターンと、各睡眠パターンにおいて診断時に必要とされる追加質問とが、互いに対応付けて記憶されている。
【0108】
表示・通知作成処理部120は、専門病状判定処理部121から追加質問を受け取ったとき、これを組み込んだ表示画面を生成する。
【0109】
以下、図15〜図19を参照して、当該サーバ装置100を利用した睡眠支援システムの動作について説明する。
【0110】
図15は、被験者より計測データを受け取ってから被験者に診断済みを通知するまでの動作を示すものである。なお、上記図9におけるステップと同一ステップには同一符号を付し、説明を省略する。
【0111】
S101〜S109の処理により簡易診断処理が終了すると、次に、専門病状判定処理部121において、当該被験者の睡眠タイプが専門病状の睡眠タイプに該当するかが判別される(S121)。ここで、専門病状に該当すると判別されると、追加質問フラグがセットされ(S122)、表示・通知作成処理部120により、追加質問用の表示画面と診断結果表示用の表示画面が作成される(S123)。他方、専門病状に該当しないと判別されると、診断結果表示用の表示画面のみが作成される。
【0112】
なお、本実施の形態では、医師端末200から医師の診断結果を受信しないので、S123で作成される診断結果表示用の表示画面には、医師による診断結果は組み込まれない。すなわち、診断結果の表示画面は、上記図12の表示画面から“医師診断結果”のパートを省略したものとなる。
【0113】
このようにして表示画面が作成された後、上記と同様、診断済みの通知文が作成され、これに表示画面のURLが付加されて、当該被験者の被験者端末502に送信される(S124)。なお、上記S123にて追加質問用と診断結果表示用の2つの表示画面が作成された場合には(S121にてYESとされたとき)、通知文に付加されるURLは、追加質問用の表示画面のURLとされる。
【0114】
図16に、被験者が診断結果を見るときの動作フローチャートを示す。なお、上記図10におけるステップと同一ステップには同一符号を付し、説明を省略する。
【0115】
S201〜S202にてユーザ認証がなされた後、追加質問が設定されているかが判別される(S203)。ここで、追加質問が設定されていなければ(質問フラグOFF)、当該URLに応じた表示画面(診断結果表示用)が被験者端末502に送信され、診断結果が被験者の閲覧に供される。他方、追加質問が設定されていれば(質問フラグON)、図17のS221に進み、医師紹介処理が実行される。
【0116】
かかる医師紹介処理においては、S221にて、当該URLに応じた表示画面(追加質問用)が被験者端末502に送信される(S221)。かかる表示画面(追加質問用)の表示例を図18に示す。被験者が医師の紹介を希望する場合、かかる表示画面に回答を入力し、「次へ」のアイコンをクリックする。これにより、たとえば図19に示す医師リストが表示される。
【0117】
かかる表示画面において、「詳細」のアイコンをクリックすると、当該医師の専門分野、医院名、電話番号等の詳細情報が表示される。また、「希望」のアイコンをクリックした後「医師紹介手続」のアイコンをクリックすると、選択された医師に対する紹介処理が行われる。
【0118】
しかして、医師紹介要求が被験者端末502から送信されると(S222)、表示・通知作成処理部102は、紹介要求された医師に対する紹介状を作成し、これを通信処理部101に送る(S223)。通信処理部101は、当該被験者の加工データ、睡眠深度データおよび簡易診断結果を各データベースから読み出す(S224)。さらに、ユーザ登録DB113から紹介先医師の医師端末アドレスを読み出し、このアドレスに向かって、S224にて読み出したデータとS223にて受け取った紹介状を送信する(S225)。これにより、紹介状と睡眠に関するデータが紹介先医師に受け渡され、当該被験者に対する直接の診断が円滑に行われるようになる。
【0119】
なお、医師による診断を希望しない場合、被験者は、図18の表示画面にて「終了」のアイコンをクリックする。これにより、医師による診断を希望しない旨の通知が被験者端末502からサーバ装置100に送信される。
【0120】
しかして、医師紹介処理が終了すると、図16のS220に進み、表示画面の送信処理が実行される。この際、当該被験者の診断結果を表示するための表示画面(図15のS223にて作成)が、被験者端末502に送信される。
【0121】
以上、本実施の形態によれば、専門的病状に該当する場合、医師による直接の診断を円滑に受けることができるから、被験者の通院が必要となるものの、先の実施の形態に比べてより細やかな睡眠診断を受けることができるようになる。
【0122】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、これ以外の変更も適宜可能なものである。
【0123】
たとえば、上記診断要否判定処理部107および専門病状判定処理部121における判定処理は、簡易診断処理部106における診断結果(睡眠パターン)に基づいて行うものであったが、これ以外に、または、これに加えて、睡眠深度推定処理部105における睡眠深度データやデータ加工処理部104における加工データ、さらには被験者端末502からの計測データに基づいて、当該判定処理を行うようにしても良い。
【0124】
また、被験者に提供される診断結果の画面は、図12に示すものに限定されるものではなく、たとえば、医師による診断を受けたときは簡易診断結果(睡眠タイプ)を表示画面に組み込まず、医師による診断結果のみを組み込むようにしても良い。
【0125】
また、上記実施の形態では、データ加工処理部104をサーバ装置100側に配するようにしたが、この機能を被験者端末502または計測装置501に側に移行し、加工処理後のデータ(心拍数、呼吸数、体動等のデータ)を被験者端末502からサーバ装置100に送信するようにしてもよい。さらに、睡眠深度推定処理部105の機能を被験者端末502または計測装置501に側に移行し、推定処理後のデータ(睡眠深度データ)を被験者側からサーバ装置100に送信するようにしてもよい。
【0126】
また、上記サーバ装置100における各処理部およびデータベースの機能を実行するためのプログラムを被験者端末502(ホームサーバ等)にダウンロードすることにより、上記睡眠診断を被験者宅内で受けることができるようになる。かかるプログラムは、たとえば当該プログラムを格納した記憶媒体(光ディスク等)を被験者端末502に装着することにより、あるいは配信サーバからインターネットを介して当該プログラムを受信することにより、被験者端末502の主記憶装置(ハードディスク等)にインストールされる。
【0127】
この他、本発明の実施の形態は、本発明の技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
【0128】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、睡眠診断を簡易・迅速に受けることができ、且つ、被験者の睡眠状態に専門的病状の疑いがある場合には、専門的医師による細やかな診断を適切に受け得る睡眠診断システムを提供することができる。加えて、睡眠診断の結果に応じた睡眠支援(睡眠アドバイスや睡眠支援機器、睡眠支援薬品)に関する情報を被験者に提供するものであるから、被験者の睡眠状態の改善を円滑に促すことができる。さらに、睡眠支援商品に関する情報を被験者に提供することにより、当該商品の購買を促し、これにより当該商品のビジネスシーンの拡張を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る睡眠支援システムの構成を示す図
【図2】実施の形態に係るサーバ装置の機能ブロックを示す図
【図3】データベースにおけるデータの記憶状態を示す図
【図4】データベースにおけるデータの記憶状態を示す図
【図5】簡易睡眠診断処理の流れを示すフローチャート
【図6】簡易診断処理におけるSWSの移動出現比率の算出例を示す図
【図7】簡易診断処理におけるREMの移動出現比率の算出例を示す図
【図8】簡易診断処理における睡眠パターンの一例を示す図
【図9】実施の形態に係る睡眠支援システムの動作フローチャート
【図10】実施の形態に係る睡眠支援システムの動作フローチャート
【図11】表示画面(追加質問)の一例を示す図
【図12】表示画面(診断結果)の一例を示す図
【図13】表示画面(睡眠支援薬品のラインナップ)の一例を示す図
【図14】他の実施の形態に係るサーバ装置の機能ブロックを示す図
【図15】他の実施の形態に係る睡眠支援システムの動作フローチャート
【図16】他の実施の形態に係る睡眠支援システムの動作フローチャート
【図17】他の実施の形態に係る睡眠支援システムの動作フローチャート
【図18】表示画面(追加質問)の一例を示す図
【図19】表示画面(医師リスト)の一例を示す図
【図20】睡眠深度データの一例を示す図
【符号の説明】
101 通信処理部
102 表示・通知作成処理部
104 データ加工処理部
105 睡眠深度推定処理部
106 簡易診断処理部
107 診断要否判定処理部
108 追加質問処理部
109 診断結果判断処理部
110 快眠支援機器DB
111 大衆薬・サプリメントDB
112 睡眠アドバイスDB
114 睡眠時生理データDB
115 算出データDB
116 簡易診断判断基準DB
117 簡易診断結果DB
118 追加質問DB
119 医師診断結果DB
120 表示・通知作成処理部
121 専門病状判定処理部
122 追加質問DB

Claims (9)

  1. 被験者の計測データを被験者側端末からネットワークを介して受信する計測データ受信手段と、
    受信した計測データに基づき睡眠診断処理を実行する診断処理手段と、
    前記診断処理手段による処理データおよび/もしくは前記計測データに基づいて医師による診断の要否を判別する診断要否判別手段と、
    前記診断要否判別手段によって診断が必要と判別された場合に、当該被験者の睡眠に関するデータをネットワークを介して医師側端末に送信する医師側端末送信手段と、
    前記データの送信に応じて受信した診断結果に関するデータおよび/もしくは前記診断処理手段による処理結果に基づいて被験者側端末に診断結果を提供する診断結果提供手段と、
    を有することを特徴とする睡眠診断支援サーバ。
  2. 請求項1において、
    前記診断結果に関するデータは、当該被験者に対する質問に関するデータとその回答結果に応じて予め準備された診断結果に関するデータを含み、
    前記診断結果提供手段は、当該被験者に対し前記質問が設定されている場合、対応する質問を前記被験者側端末に提供し、その回答結果に応じて、当該被験者に対する医師からの診断結果を決定する、
    ことを特徴とする睡眠診断支援サーバ。
  3. 被験者の計測データを被験者側端末からネットワークを介して受信する計測データ受信手段と、
    受信した計測データに基づき睡眠診断処理を実行する診断処理手段と、
    前記診断処理手段による処理データおよび/もしくは前記計測データに基づいて専門病状に該当するか否かを判別する専門病状判別手段と、
    前記専門病状判別手段による判別結果および/もしくは前記診断処理手段による処理結果に基づいて被験者側端末に診断結果を提供する診断結果提供手段と、を有することを特徴とする睡眠診断支援サーバ。
  4. 請求項3において、
    当該睡眠診断支援サーバは、さらに、
    前記診断処理手段による処理結果に応じて医師による診断結果を予め分類して記憶する診断結果記憶手段を備え、
    前記診断結果提供手段は、前記専門病状判別手段によって専門病状に該当すると判別されたとき、前記診断処理手段による処理結果に対応する診断結果を前記診断結果記憶手段から読み出し、この診断結果またはこの診断結果と前記診断処理手段による処理結果に基づいて、被験者側端末に診断結果を提供する、
    ことを特徴とする睡眠診断支援サーバ。
  5. 請求項4において、
    前記診断結果記憶手段に記憶されているデータは、前記診断結果を導き出すに必要な質問に関するデータを含み、
    前記診断結果提供手段は、当該被験者に対し前記質問が設定されている場合、対応する質問を前記被験者側端末に提供し、その回答結果に応じて、当該被験者に対する医師からの診断結果を決定する、
    ことを特徴とする睡眠診断支援サーバ。
  6. 請求項1ないし5の何れかにおいて、
    前記診断結果提供手段によって提供される診断結果は、睡眠タイプ、医師による診断結果および/もしくは睡眠に関するアドバイスを含む、
    ことを特徴とする睡眠診断支援サーバ。
  7. 請求項1ないし6の何れかにおいて、
    当該睡眠診断支援サーバは、さらに、
    睡眠支援機器および/もしくは睡眠支援薬品に関するデータを提供者側端末からネットワークを介して受信する支援データ受信手段と、
    前記診断処理手段による処理結果に応じて前記睡眠支援機器および/もしくは睡眠支援薬品を分類して記憶する支援データ記憶手段とを備え、
    前記診断結果提供手段は、前記診断処理手段による処理結果に対応する前記睡眠支援機器および/もしくは睡眠支援薬品に関する情報を被験者側端末に提供する、
    ことを特徴とする睡眠診断支援サーバ。
  8. 請求項7において、
    前記支援データ記憶手段は、前記睡眠支援機器および/もしくは睡眠支援薬品を提供者毎に分類して記憶し、
    前記診断結果提供手段は、前記睡眠支援機器および/もしくは睡眠支援薬品の購入の問い合わせを被験者側端末に提供し、
    当該睡眠診断支援サーバは、さらに、
    前記問い合わせ対する購入希望の返信を受信したことに応じて、当該購入希望の睡眠支援機器および/もしくは睡眠支援薬品を当該被験者に販売するための発注書に関するデータを、ネットワークを介して、対応する提供者側端末に送信する提供者側端末送信手段を備える、
    ことを特徴とする睡眠診断支援サーバ。
  9. 上記請求項1ないし請求項7の何れかに記載された睡眠診断支援サーバの機能をコンピュータに付与するプログラム。
JP2003142810A 2003-05-21 2003-05-21 睡眠診断支援サーバおよびプログラム Pending JP2004344265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003142810A JP2004344265A (ja) 2003-05-21 2003-05-21 睡眠診断支援サーバおよびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003142810A JP2004344265A (ja) 2003-05-21 2003-05-21 睡眠診断支援サーバおよびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004344265A true JP2004344265A (ja) 2004-12-09

Family

ID=33530769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003142810A Pending JP2004344265A (ja) 2003-05-21 2003-05-21 睡眠診断支援サーバおよびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004344265A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007130181A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Toshiba Corp 睡眠状態計測装置、睡眠状態計測方法及び睡眠状態計測システム
JP2007190126A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Daikin Ind Ltd 睡眠情報管理システム
JP2009028352A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Daikin Ind Ltd 睡眠情報提供システム
JP2010088890A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Samsung Electronics Co Ltd 患者を管理する方法及び装置
JP2011019909A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Sharp Corp 世話をする人の世話になる人間または動物の睡眠行動を改善するための睡眠管理方法およびシステム
WO2012124235A1 (ja) * 2011-03-14 2012-09-20 オムロンヘルスケア株式会社 睡眠評価装置および睡眠評価方法
JP2013208283A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Tanita Corp 睡眠管理システム及び睡眠計
JP2015223215A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 アイシン精機株式会社 睡眠評価装置
JP2016099768A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 株式会社ニコン 電子機器
JP2016526225A (ja) * 2013-05-31 2016-09-01 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 睡眠検査データのようなデータを自動的にダウンロードするためのシステム及び方法
WO2022059318A1 (ja) * 2020-09-18 2022-03-24 江崎グリコ株式会社 睡眠ケア装置
WO2022163016A1 (ja) * 2021-01-29 2022-08-04 株式会社ナインアワーズ 睡眠監視カプセル及び睡眠監視システム
WO2024079815A1 (ja) * 2022-10-12 2024-04-18 日本電気株式会社 学習支援システム及び学習支援方法

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8078269B2 (en) 2005-11-09 2011-12-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus, method and system of measuring sleep state
JP4528710B2 (ja) * 2005-11-09 2010-08-18 株式会社東芝 睡眠状態計測装置、睡眠状態計測方法及び睡眠状態計測システム
JP2007130181A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Toshiba Corp 睡眠状態計測装置、睡眠状態計測方法及び睡眠状態計測システム
JP2007190126A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Daikin Ind Ltd 睡眠情報管理システム
JP2009028352A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Daikin Ind Ltd 睡眠情報提供システム
JP2010088890A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Samsung Electronics Co Ltd 患者を管理する方法及び装置
US8398538B2 (en) 2009-07-17 2013-03-19 Sharp Kabushiki Kaisha Sleep management method and system for improving sleep behaviour of a human or animal in the care of a carer
JP2012232146A (ja) * 2009-07-17 2012-11-29 Sharp Corp 世話をする人の世話になる人間または動物の睡眠行動を改善するための睡眠管理方法およびシステム
JP2011019909A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Sharp Corp 世話をする人の世話になる人間または動物の睡眠行動を改善するための睡眠管理方法およびシステム
JP2012187349A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Omron Healthcare Co Ltd 睡眠評価装置および睡眠評価方法
CN103415249A (zh) * 2011-03-14 2013-11-27 欧姆龙健康医疗事业株式会社 睡眠评价装置和睡眠评价方法
US9072491B2 (en) 2011-03-14 2015-07-07 Omron Healthcare Co., Ltd. Sleep evaluation device and sleep evaluation method
WO2012124235A1 (ja) * 2011-03-14 2012-09-20 オムロンヘルスケア株式会社 睡眠評価装置および睡眠評価方法
JP2013208283A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Tanita Corp 睡眠管理システム及び睡眠計
US10630756B2 (en) 2013-05-31 2020-04-21 Koninklijke Philips N.V. System and method for automatically downloading data such as sleep study data
JP2016526225A (ja) * 2013-05-31 2016-09-01 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 睡眠検査データのようなデータを自動的にダウンロードするためのシステム及び方法
JP2015223215A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 アイシン精機株式会社 睡眠評価装置
JP2016099768A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 株式会社ニコン 電子機器
WO2022059318A1 (ja) * 2020-09-18 2022-03-24 江崎グリコ株式会社 睡眠ケア装置
WO2022163016A1 (ja) * 2021-01-29 2022-08-04 株式会社ナインアワーズ 睡眠監視カプセル及び睡眠監視システム
JPWO2022163016A1 (ja) * 2021-01-29 2022-08-04
JP7294707B2 (ja) 2021-01-29 2023-06-20 株式会社ナインアワーズ 睡眠監視カプセル及び睡眠監視システム
WO2024079815A1 (ja) * 2022-10-12 2024-04-18 日本電気株式会社 学習支援システム及び学習支援方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6662535B2 (ja) 生活習慣管理支援装置および生活習慣管理支援方法
KR102549216B1 (ko) 사용자 프로파일을 생성하기 위한 전자 장치 및 방법
ES2430549T3 (es) Sistema para supervisar la salud, el bienestar y la forma física
US20140257055A1 (en) System for monitoring and presenting health, wellness and fitness trend data with feedback and coaching engine
JP2004344265A (ja) 睡眠診断支援サーバおよびプログラム
WO2013155002A1 (en) Wireless telemedicine system
JPWO2007023818A1 (ja) リアルタイム情報収集・利用者支援システムおよびそれに用いられるサーバ制御プログラム
JP2011508302A (ja) 前検査医療データ取得システム
JP2009233027A (ja) 睡眠改善装置及び睡眠改善プログラム
KR20160145244A (ko) 스마트 건강관리 정보 서비스 방법 및 그 방법을 실행하는 컴퓨터프로그램
WO2020059794A1 (ja) 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム
JPWO2007072816A1 (ja) 生活習慣改善支援装置および生活習慣改善支援方法
JP2010113668A (ja) 保健指導支援装置及び保健指導支援プログラム
US11049592B2 (en) Monitoring adherence to healthcare guidelines
US20150310574A1 (en) Protocol builder for managing patient care
JP4063618B2 (ja) 睡眠モニタリングシステム及びモニタリング装置
JP2004135762A (ja) 健康管理端末
Ghahari et al. Using cardiac implantable electronic device data to facilitate health decision making: a design study
JPH09103413A (ja) 健康管理支援装置
JP2004234118A (ja) 健康管理支援システム、情報管理サーバ及び健康管理支援方法、ならびに、コンピュータプログラム
JP5599600B2 (ja) 自動問診装置
JP2004030346A (ja) 在宅健康維持方法、在宅健康維持システム、在宅健康維持システムとして機能させるコンピュータにおいて実行可能なコンピュータプログラム及び健康状態判断手段
JP2014140521A (ja) 評価画面生成システム
JP2005052343A (ja) 自動問診装置
JP2005168908A (ja) 自動車を用いた運転者の健康管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081202