JP2004344073A - 動物用糞尿処理剤 - Google Patents
動物用糞尿処理剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004344073A JP2004344073A JP2003145308A JP2003145308A JP2004344073A JP 2004344073 A JP2004344073 A JP 2004344073A JP 2003145308 A JP2003145308 A JP 2003145308A JP 2003145308 A JP2003145308 A JP 2003145308A JP 2004344073 A JP2004344073 A JP 2004344073A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- acrylic acid
- treating agent
- animal excrement
- treatment agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Abstract
【課題】動物、特に犬・猫の糞尿を不快感なく簡便に処理できる手法の開発を課題とする。
【解決手段】高分子吸収ポリマーとセルロース系接着剤を含有する処理剤を使用することで解決できる。
【選択図】 なし
【解決手段】高分子吸収ポリマーとセルロース系接着剤を含有する処理剤を使用することで解決できる。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動物、特に犬・猫用糞尿処理剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、犬を散歩に連れ出すときは、糞収納袋の携帯は必須であった。そして、糞・尿を排泄した際袋を裏返しにして手でとり、糞収納袋に収納するわけであるが、糞の感触が手に残るとともに、色、臭いも不快で犬の散歩に苦慮しているのが現状である。
また、家庭においても同様に犬や猫の糞・尿の処理に頭を痛めている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−45201号公報
【特許文献2】
特開昭63−23662号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
動物、特に犬・猫の糞尿を不快感なく簡便に処理できる手法の開発を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記課題の解決に鋭意努力した結果、高分子吸収ポリマーとセルロース系接着剤を含有する処理剤を開発することに成功した。
【0006】
すなわち、本発明は
(1)高分子吸収ポリマーとセルロース系接着剤を含有することを特徴とする動物用糞尿処理剤、
(2)高分子吸収ポリマーがアクリル酸系デンプンポリマー、アクリル酸アミド系ポリマー、アクリル酸塩モノマー又はポリアクリル酸塩のいずれか1以上であることを特徴とする(1)記載の動物用糞尿処理剤、
(3)セルロース系接着剤がデンプン、デキストリン、セルロース、ポリビニルアルコール又はポリビニルピロリドンのいずれか1以上であることを特徴とする(1)又は(2)記載の動物用糞尿処理剤、
(4)高分子吸収ポリマー40〜60重量%とセルロース系接着剤35〜45重量%を含有することを特徴とする(1)、(2)又は(3)記載の動物用糞尿処理剤
に関する。
【0007】
本発明の動物用糞尿処理剤は、粉末であるためビン又はプラスチック容器等に収納するか、あるいは1回又は数回分の量を袋に入れて持ち歩く方法をとることができる。
【0008】
犬あるいは猫が糞尿を排泄したら、本発明の動物用糞尿処理剤を上から糞尿が見えなくなるまでふりかけて、糞尿を凝固させ糞尿収納袋を裏返しにして収納するか、あるいはシャベルで取り上げ収納袋に収納することができる。
【0009】
糞尿は凝固しているので、取り易いと同時に糞尿を直視することなく、また糞の感触もなくなるので、糞尿の処理を極めて容易に行うことができる。
更に、本発明の動物用糞尿処理剤は、その色調を道路と同じものとしたので、糞尿を取った後が目立たず公衆道徳上からも好ましい。
【0010】
高分子吸収ポリマーとしては、限定されるものではないが、特にアクリル酸系デンプンポリマー、アクリル酸アミド系ポリマー、アクリル酸塩モノマー又はポリアクリル酸塩が好ましく、いずれか単体でも複数のものを用いてもかまわない。
【0011】
また、セルロース系接着剤も限定されるものではないが、好ましくはデンプン、デキストリン、セルロース、ポリビニルアルコール又はポリビニルピロリドンの単体もしくは複数のものが用いられる。
【0012】
高分子吸収ポリマーとセルロース系接着剤との配合比は、高分子吸収ポリマーが40〜60重量%で、セルロース系接着剤が35〜45重量%が好ましい。
そして、粉体の色を道路と同じ色にするために、顔料または染料を添加するとよい。
【0013】
従来、乗り物酔い等のエチケット袋として、水分を吸収する高分子ポリマーが封入された吸水パットを袋内に備えたものがある(特開平10−45201号公報(特許文献1))。また、紙おしめや生理用品等において高吸収性ポリマーを吸水剤として用いたものはある(特開昭63−23662号公報(特許文献2))。
【0014】
しかしながら、これらは水分の吸収を意図したもので、本発明のように高分子吸収ポリマーとセルロース系接着剤とを用いて軟粘状物を凝固させる発想は従来全くなかった。
本発明をより具体的に説明するために、実施例を示すが本発明はこれに限定されるものではない。
【0015】
【発明の実施の態様】
【実施例】
高分子吸収ポリマーとしてアクリル酸系デンプンポリマーを50gと、セルロース系接着剤としてポリビニルアルコールを40g、それに顔料として白色顔料を1gミキサーにかけて混合し、本発明の動物用糞尿処理剤を作成した。
これを犬の糞にふりかけたところ、約30秒で凝固したので、収納袋に収納した。極めて簡便にかつ不快感なく収納することができた。
【0016】
【発明の効果】
本発明により、動物、特に犬・猫の糞尿を簡便かつ不快感なく処理することができる。
【発明の属する技術分野】
本発明は、動物、特に犬・猫用糞尿処理剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、犬を散歩に連れ出すときは、糞収納袋の携帯は必須であった。そして、糞・尿を排泄した際袋を裏返しにして手でとり、糞収納袋に収納するわけであるが、糞の感触が手に残るとともに、色、臭いも不快で犬の散歩に苦慮しているのが現状である。
また、家庭においても同様に犬や猫の糞・尿の処理に頭を痛めている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−45201号公報
【特許文献2】
特開昭63−23662号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
動物、特に犬・猫の糞尿を不快感なく簡便に処理できる手法の開発を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記課題の解決に鋭意努力した結果、高分子吸収ポリマーとセルロース系接着剤を含有する処理剤を開発することに成功した。
【0006】
すなわち、本発明は
(1)高分子吸収ポリマーとセルロース系接着剤を含有することを特徴とする動物用糞尿処理剤、
(2)高分子吸収ポリマーがアクリル酸系デンプンポリマー、アクリル酸アミド系ポリマー、アクリル酸塩モノマー又はポリアクリル酸塩のいずれか1以上であることを特徴とする(1)記載の動物用糞尿処理剤、
(3)セルロース系接着剤がデンプン、デキストリン、セルロース、ポリビニルアルコール又はポリビニルピロリドンのいずれか1以上であることを特徴とする(1)又は(2)記載の動物用糞尿処理剤、
(4)高分子吸収ポリマー40〜60重量%とセルロース系接着剤35〜45重量%を含有することを特徴とする(1)、(2)又は(3)記載の動物用糞尿処理剤
に関する。
【0007】
本発明の動物用糞尿処理剤は、粉末であるためビン又はプラスチック容器等に収納するか、あるいは1回又は数回分の量を袋に入れて持ち歩く方法をとることができる。
【0008】
犬あるいは猫が糞尿を排泄したら、本発明の動物用糞尿処理剤を上から糞尿が見えなくなるまでふりかけて、糞尿を凝固させ糞尿収納袋を裏返しにして収納するか、あるいはシャベルで取り上げ収納袋に収納することができる。
【0009】
糞尿は凝固しているので、取り易いと同時に糞尿を直視することなく、また糞の感触もなくなるので、糞尿の処理を極めて容易に行うことができる。
更に、本発明の動物用糞尿処理剤は、その色調を道路と同じものとしたので、糞尿を取った後が目立たず公衆道徳上からも好ましい。
【0010】
高分子吸収ポリマーとしては、限定されるものではないが、特にアクリル酸系デンプンポリマー、アクリル酸アミド系ポリマー、アクリル酸塩モノマー又はポリアクリル酸塩が好ましく、いずれか単体でも複数のものを用いてもかまわない。
【0011】
また、セルロース系接着剤も限定されるものではないが、好ましくはデンプン、デキストリン、セルロース、ポリビニルアルコール又はポリビニルピロリドンの単体もしくは複数のものが用いられる。
【0012】
高分子吸収ポリマーとセルロース系接着剤との配合比は、高分子吸収ポリマーが40〜60重量%で、セルロース系接着剤が35〜45重量%が好ましい。
そして、粉体の色を道路と同じ色にするために、顔料または染料を添加するとよい。
【0013】
従来、乗り物酔い等のエチケット袋として、水分を吸収する高分子ポリマーが封入された吸水パットを袋内に備えたものがある(特開平10−45201号公報(特許文献1))。また、紙おしめや生理用品等において高吸収性ポリマーを吸水剤として用いたものはある(特開昭63−23662号公報(特許文献2))。
【0014】
しかしながら、これらは水分の吸収を意図したもので、本発明のように高分子吸収ポリマーとセルロース系接着剤とを用いて軟粘状物を凝固させる発想は従来全くなかった。
本発明をより具体的に説明するために、実施例を示すが本発明はこれに限定されるものではない。
【0015】
【発明の実施の態様】
【実施例】
高分子吸収ポリマーとしてアクリル酸系デンプンポリマーを50gと、セルロース系接着剤としてポリビニルアルコールを40g、それに顔料として白色顔料を1gミキサーにかけて混合し、本発明の動物用糞尿処理剤を作成した。
これを犬の糞にふりかけたところ、約30秒で凝固したので、収納袋に収納した。極めて簡便にかつ不快感なく収納することができた。
【0016】
【発明の効果】
本発明により、動物、特に犬・猫の糞尿を簡便かつ不快感なく処理することができる。
Claims (4)
- 高分子吸収ポリマーとセルロース系接着剤を含有することを特徴とする動物用糞尿処理剤。
- 高分子吸収ポリマーがアクリル酸系デンプンポリマー、アクリル酸アミド系ポリマー、アクリル酸塩モノマー又はポリアクリル酸塩のいずれか1以上であることを特徴とする請求項1記載の動物用糞尿処理剤。
- セルロース系接着剤がデンプン、デキストリン、セルロース、ポリビニルアルコール又はポリビニルピロリドンのいずれか1以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の動物用糞尿処理剤。
- 高分子吸収ポリマー40〜60重量%とセルロース系接着剤35〜45重量%を含有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の動物用糞尿処理剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003145308A JP2004344073A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | 動物用糞尿処理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003145308A JP2004344073A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | 動物用糞尿処理剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004344073A true JP2004344073A (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=33532524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003145308A Pending JP2004344073A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | 動物用糞尿処理剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004344073A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015532829A (ja) * | 2012-09-11 | 2015-11-16 | パイオニア ペット プロダクツ エルエルシーPioneer Pet Products,Llc | 押出成形された自己凝集する動物用リターおよび押出成形された自己凝集する動物用リターの製造方法 |
-
2003
- 2003-05-22 JP JP2003145308A patent/JP2004344073A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015532829A (ja) * | 2012-09-11 | 2015-11-16 | パイオニア ペット プロダクツ エルエルシーPioneer Pet Products,Llc | 押出成形された自己凝集する動物用リターおよび押出成形された自己凝集する動物用リターの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4495305B2 (ja) | トイレに流し捨てることができる動物用排泄物処理材 | |
AU2004202675B2 (en) | Liquid-absorbing sheet for animal litter box | |
JP6444065B2 (ja) | 排泄物処理材 | |
WO2006096874A2 (en) | Clumping, non-dusting calcium carbonate-based animal litter | |
JP3899323B2 (ja) | ペット用消臭剤 | |
JP2004344073A (ja) | 動物用糞尿処理剤 | |
JPS59179114A (ja) | 排泄物処理剤 | |
JP6176603B2 (ja) | 排泄物処理剤および該処理剤を用いた排泄物の処理方法 | |
JP2007037553A (ja) | 吸水具 | |
GB2346791A (en) | Pet litter tray and liner | |
JPH0499424A (ja) | 飼育動物用の吸尿粒子 | |
JP2001507970A (ja) | ヒトおよび動物の排泄物臭を除去するための組成物 | |
JP2006320885A (ja) | 排泄物の凝固処理剤 | |
JPH0269123A (ja) | ペット類の排せつ物始末用薬剤及びこれを使用した排せつ物処理具 | |
JP2001161197A (ja) | ペット用トイレ砂とその添加剤 | |
HK1082641A1 (en) | Disposable toilet-box for cats | |
JPH0930901A (ja) | 抗菌性吸水剤 | |
AU7413200A (en) | Use of substances capable of swelling as binding agents for liquid animal excreta and fertilization methods | |
JPH05260873A (ja) | 動物の排泄物処理材 | |
JP2004201520A (ja) | 動物用排泄物処理材 | |
JPH05269164A (ja) | 排泄物処理剤 | |
JPS61202637A (ja) | ペツト排泄物の処理材 | |
JP3298498B2 (ja) | ペット用消臭・フン固め剤 | |
JP3921481B2 (ja) | 粒状の排泄物処理材の製造方法 | |
JP2762284B2 (ja) | 消臭粉体 |