JP2004340667A - 可搬式x線撮影装置 - Google Patents

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Minoru Yokoyama
横山  稔
Tsutomu Kawai
努 川合
Kazuo Mizuno
和夫 水野
Hideo Akatsu
秀男 赤津
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Abstract

【課題】既設構造物の検査に用いる可搬式のX線像撮影装置において、簡単な機構で一次元ラインディテクタをその軸に直角な方向に走査することを可能にし、ラインディテクタと走査機構を内蔵するX線検出器をできるかぎり薄型かつ軽量にする。
【解決手段】ラインディテクタ10を走査する駆動用モーター14の軸が走査面上に位置するようにモーターを配置する。また、モーターの軸をラインディテクタの軸と平行にして、モーターの回転運動がその運動方向を変換することなく直接ラインディテクタの往復運動の駆動力として伝達されるように構成する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線透過像の撮影装置に関し、とくに既設構造物の非破壊検査に好適な可搬式のX線撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
原子力プラント、火力プラント、化学プラント等の既設構造物の欠陥、とくに既設配管のひび割れ、肉厚減耗、溶接欠陥等の検査は、一般にX線を用いた非破壊検査により行われる。これは、検査対象物を挟んで可搬式のX線発生器とX線検出器を配置し、X線透過平面画像により欠陥の有無を検査するもので、X線検出器として二次元センサが用いられることが多い。
【0003】
かかるX線検査に用いる二次元センサには、従来のX線フィルムよりも感度や直線性の優れたイメージングプレートが多く用いられる。これは、輝尽性蛍光体を塗布したフィルム状センサにX線透過像を記録し、これをレーザー光等により読み取って、画像処理装置により平面透過画像を形成するものである。しかしこの方式は、イメージングプレートを収めた保持具自体が必ずしも軽量・小型でない上に、読取装置や画像処理装置を合わせると、自動車での運搬を必要とする装置規模になる。
【0004】
また、近年イメージングプレートと画像読取部を一体に組み込んだ二次元センサも開発されているが、このセンサも重量が大で簡便に運搬できない上に、センサの厚みが50cm程度と厚いために、検査対象物と障害物との間隙が狭いような場合には使用できないという問題がある。
さらに、半導体を用いた二次元センサもある。これはマトリックス状に半導体素子を配置し、入射したX線量に対応する電荷を半導体素子に与えるような機構を設けて、半導体素子に蓄積された電荷量をスイッチング素子等により読み出して、これを画像処理してリアルタイムでX線透過像を得るものである。しかし、かかる二次元センサは非常に高価であり、必ずしも軽量小型でない。また、一種の精密機器であるから、作業環境の悪い現場での使用に適さないという問題がある。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−83277号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述の各種のプラントでは、多数の配管が密集して並んでいたり地面又は壁面に沿って並列に配設されていることが多い。かかる場合には、側面からX線透過像を得ることができず、配管の間からX線を照射したり地面又は壁面に向かってX線を照射し、配管の間や地面又は壁面と配管との狭い間隙にX線検出器を配置せざるを得ない。したがって、既設構造物の検査においては、X線検出器の厚みが小さいことがきわめて重要な要件になる。また、自動車が近付けないような高所や屋内の配管等の検査が必要なことも少なくないから、X線撮影装置の各部が、人力で容易に運搬できる重量であることも重要である。
【0007】
一方、二次元センサは一般に高価であるから、安価な一次元ラインセンサを用いて二次元透過画像を得る形式であって、現場使用に適したX線撮影装置を提供することが望まれている。この目的のためには、ラインセンサの走査機構を適切に構成し、この走査機構を内蔵するX線検出器を如何に薄型かつ軽量にするかが課題となる。
また、イオンチェンバー式のラインセンサの場合、その感度はX線の入射角に強く依存し、垂直に近い狭い角度範囲でしか安定した感度を有しない。そのため、上述のようにラインセンサを走査する場合に、走査機構と連動してラインセンサのX線検出面がX線源の方向を指向するような手段を設けることも重要な課題である。
【0008】
そこで本発明は、検査対象の既設構造物を挟んで可搬式のX線源とラインセンサを配置し、ラインセンサを走査して二次元X線透過画像を得るX線撮影装置において、簡単な機構でラインセンサの走査を可能にし、ラインセンサとその走査機構を内蔵するX線検出器をできるかぎり薄型かつ軽量にする手段を提供することを目的とする。また、この走査機構と連動してラインセンサのX線検出面がX線源の方向を指向するような制御手段を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のX線撮影装置の第1は、軸に沿ってX線検出素子列を有するラインディテクタを設けたX線検出器とX線放射源を備え、検査対象物を間に挟んでX線放射源とラインディテクタを配置し、検査対象物のX線透過像を撮影してその検査を行う可搬式のX線撮影装置であって、駆動用モーターによって駆動されてラインディテクタをその軸と直角な方向に往復走行させる走査機構を備え、駆動用モーターを走査機構の走査面延長上においてその軸がラインディテクタの走査面状あるいはその近傍に位置するように配置したことを特徴とする。
これにより、ラインディテクタとその走査機構を内蔵したX線検出器の厚みを、ラインディテクタあるいは駆動用モーターの幅と同程度まで薄くすることができ、検査対象部と障害物との間隙が狭い場合にもX線像の撮影を可能にすることができる。
【0010】
また、この装置は、前記の走査機構が、ラインディテクタをその軸と直角な方向に移動させる案内機構と、モーターの駆動力をラインディテクタに伝達する駆動力伝達機構を備え、モータの軸がラインディテクタの軸と平行になるように配置して、駆動力伝達機構によりモーターの回転運動がその運動方向を変換することなく直接にラインデイテクタの往復運動の駆動力として伝達されるように構成されていることが好ましい。
このように構成することにより、ラインディテクタの走査機構が簡易になるため、X線検出器の薄型化や軽量化を図ることができる。
また、上記の駆動力伝達機構は、プーリーとベルトの組み合わせからなるものであることが好ましく、これによりX線検出器の一層の軽量化を図ることができる。
【0011】
本発明のX線撮影装置の第2は、上記第1発明の構成に加えて、ラインディテクタをその軸の周りに回転可能に支持する支持機構と、ラインディテクタをその軸の周りに回転させる回転駆動機構を備えていることを特徴とする。
また、上記の回転駆動機構は、ラインディテクタの回転角を制御する制御機構を備えていることが好ましい。この制御機構は、少なくともラインディテクタの走査面上における位置又はその走査速度のいずれかの情報及びX線放射源とラインディテクタの中心との距離に関する情報により算出される目標回転角に基づいて、ラインディテクタの回転角を制御するものであってもよい。
【0012】
この第2発明の構成によれば、走査面のいずれの位置においても、ラインディテクタのX線検出面がX線の入射方向と略直角になるようにし得るため、走査面全体で鮮明なX線透過画像を取得することができ、とくにイオンチェンバー式のX線検出素子を用いた場合に本発明による効果が大きい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、実施例に基づいて本発明のX線撮影装置を詳細に説明する。
図1は、本発明の1実施例であるX線撮影装置の構成を示す概念図で、図2は、この装置のX線検出器の構造を示す斜視図である。
この装置は、図1に示すように、X線像撮影の対象物1を挟んで配置された可搬式のX線源2とX線検出器3、画像処理装置4及び遠隔操作用コントローラ5等から構成される。画像処理装置4は、X線検出器3で測定されたX線透過量の信号を処理して、対象物1のX線透過平面画像を表示するもので、ディスプレイ6とキーボード7を備えたパソコン8であってもよい。
【0014】
本発明の要部はX線検出器3にあり、これは軸に沿ってX線検出素子列9が配列されたラインディテクタ10を、その軸と直角な方向に走査して、対象物1の二次元X線透過画像を取得するものである。
図2は、このX線検出器3の内部構造、とくにラインディテクタの走査機構を示す図で、この走査機構はラインディテクタ10をその軸(X線検出素子列9の配列軸)と直角な方向に移動させる案内機構と、ラインディテクタの駆動機構からなっている。
【0015】
本実施例において、案内機構はラインディテクタの軸と直角な方向に平行に配設された1対のガイドポール11と、ラインディテクタ10の両端を支持する1対のスライダ12からなっている。ガイドポール11の上下端は支持部材13により固定され、スライダ12の中央の孔にこのガイドポール11が挿通されて、スライダ12が自在に上下に摺動し得るようになっている。
【0016】
ラインディテクタの駆動機構は、正逆回転可能なモーター14と、その駆動力をラインディテクタに伝達する駆動力伝達機構からなっている。モーター14はラインデイテクタの走査領域の外に配置され、その軸がラインディテクタ10の軸と平行になるように置かれる。
このため、X線検出器の厚さは、ラインディテクタ10の太さあるいはモーター14の幅の程度まで薄くすることができ、従来数10cmあったX線検出器の厚さと比較すると、極めて狭い空隙に挿入して観察することができる。したがって本実施例のX線検出器を用いれば、入り組んだ部品や輻輳した配管についても簡単にX線画像観察をすることができる。
【0017】
モータの駆動力はプーリーとベルトを用いて伝達される。すなわち、駆動力伝達機構は、駆動プーリー15、案内プーリー16、スプリング19により付勢されるテンションプーリー17及びその両端をスライダ12に取り付けられたベルト18から構成される。なお、案内プーリー16とテンションプーリー17は、もう一方のガイドポール11にも同様に配置されている。案内プーリー16は、いずれも軸受20に支持された回転軸21により、一方のプーリーに加えられた駆動力が他方のプーリーに伝達されるように構成されている。
【0018】
上記の構成において、モーター14の軸を一対のガイドポール11の軸心を結ぶ線上に配置することにより、モーターの軸がラインディテクタ10の走査面上に配置され、X線検出器3の厚みを薄くすることができる。すなわち、案内プーリー16及びテンションプーリー17は、その外周が上下の支持部材13の幅の内側に入るような位置に配置されており、かつ上下の支持部材13の幅は、モーター14又はその基台22の幅と同程度かそれ以下になるように構成されている。したがって、X線検出器3の厚みは、モーター14又はラインディテクタ10の幅(通常はモーターの幅の方が大)と同程度まで薄くすることができる。なお、モーター14の軸は、厳密にラインディテクタ10の走査面上にある必要はなく、これに近接してこれと平行な面上にあればよい。
【0019】
遠隔操作用コントローラ5で操作されるモーター14の駆動力は、変速機23を介して駆動プーリー15に伝えられ、ベルト18が往復動して、スライダ12を上下動させる。この際、駆動側の案内プーリー16の駆動力が回転軸21を介して他方の案内プーリーに伝えられ、非駆動側のスライダをより円滑に上下動させることに寄与する。このようにして、遠隔操作によりラインディテクタ10を走査して、連続的に取得したX線検出素子列9の透過X線量の信号より、二次元のX線透過画像を得ることができる。
【0020】
本実施例の装置は、モーター14の軸がラインディテクタ10の軸と平行に配列されているため、モーターの回転運動を、その運動方向を変換することなく直接にラインディテクタの往復運動の駆動力として伝達することができ、走査機構を簡略化することができる。また、モーターの駆動力の伝達にプーリーとベルトを用いるため走査機構が軽量化できて、現場での運搬、据付けの容易な可搬式のX線撮影装置を提供することができる。
【0021】
なお、本発明において、ラインディテクタの案内機構や駆動機構を本実施例の構成に限定する必要はなく、例えば、案内機構として角柱にレールを設けたリニアガイドとこれに骸合するスライダを用いてもよい。また、プーリーシステムにおける案内プーリーの個数を減らしても差し支えない。例えば、下端の案内プーリーを大きくして、これと駆動プーリー15及び小型のテンションプーリーのみでプーリーシステムを構成してもよい。また、必ずしも両側にプーリーを配する必要はなく、駆動側のみのプーリーシステムであってもよい。さらには、モーター14の位置は、必ずしも上部ではなく下部であってもよい。
【0022】
図3は、本発明の第2の実施例であるX線撮影装置のX線検出器の構造を示す斜視図である。この装置も、ラインディテクタを走査するための案内機構や駆動機構は、図2の装置と同様である。しかし、図2の装置ではラインディテクタのX線検出面の向きが不変であるのに対して、本実施例の装置では、これを可変にするためにラインデイテクタの回転機構を備えている点が相違する。
【0023】
すなわち、この装置はラインディテクタをその軸の周りに回転可能に支持する支持機構と、ラインディテクタをその軸の周りに回転させる回転駆動機構を有している。図4は、この第2実施例の装置のラインディテクタの支持部及び回転駆動部の構造を例示する部分断面図である。同図に見られるように、ラインディテクタ10の両端には支軸24が設けられている。また、ガイドポール11に案内されて上下動するスライダ12の内側面には軸受25が設けられ、これに支軸24が骸合して回転可能に支持されている。なお、図4は一方のスライダのみ図示しているが、ラインディテクタの他端にも同様の軸受け構造が用いられている。
【0024】
また、一方のスライダ12には、制御用モーター26が取付部材27により取り付けられ、ラインディテクタ10と一緒に上下動するように構成されている。制御用モーター26の回転軸は、ラインディテクタの支軸24と平行になるように(本実施例では、共に走査面上に位置するように)配置して、X線検出器の幅が徒に大きくならないようにしている。ラインディテクタの支軸24にはプーリー28が、制御用モーター26の回転軸にはプーリー29が取り付けられ、両プーリーはタイミングベルト30で連結されて、制御用モーター26の回転により、ラインディテクタ10が支軸24の周りに正確に回転するように構成されている。
【0025】
このようなラインディテクタの回転機構は、X線検出素子列9の検出面(X線検出面)がX線入射方向と略直角になるように、ラインディテクタの走査に対応して、X線検出面の角度を変えることを目的とするものであるから、この目的に適合するようにラインディテクタの回転角を制御する制御機構が必要である。この制御には、少なくとも二つの情報が必要で、その一つはラインディテクタの走査位置又は走査速度に関する情報であり、他の一つはラインディテクタとX線源との距離に関する情報である。
【0026】
例えば、X線撮影前にX線源とX線検出器を配置する際に、X線源からX線検出器の面に下ろした垂線の長さ、すなわちX線検出器とX線源の距離dと、X線検出面中の垂線の足の位置の情報があれば、走査範囲の始点と終点においてX線検出素子列の面がX線源に向くときの傾斜角θ1,θ2(X線検出面の法線と走査面との間の角)を算定することができる。
さらに、走査中におけるラインディテクタの位置の情報に基づいて、各位置におけるθを計算することができる。なお、走査の始点と走査速度の情報があれば、これを走査位置の情報に変換できるから、同様に8を計算することができることはいうまでもない。
したがって、これらの情報を演算処理手段(通常は画像処理に用いるパソコン)に入力して、ラインディテクタの駆動と連動してX線検出面の目標傾斜角θを逐一計算し、このθに合致するように制御用モーター26でラインディテクタの回転角を制御すればよい。
【0027】
上述のように、ラインディテクタの回転機構と回転角の制御機構を設けることにより、走査面のいずれの位置においても、ラインディテクタのX線検出面がX線の入射方向と略直角になるようにし得るため、走査面全体で鮮明な画像を取得することができる。とくにイオンチェンバー式のX線検出素子では、X線の検出面に対する入射角が直角に近い数度程度の狭い角度範囲でしか安定した感度を示さないため、この回転機構無しでは走査面全体で鮮明な画像を得ることが難しかったが、本発明よりこの課題を解決することができる。
【0028】
本発明において、ラインディテクタの回転機構は、この第二実施例の構成に限定する必要はなく、例えば、ラインディテクタのケースを二重構造にして、外側のケースに制御用モーターを取り付け、内側のケースのみ回転可能に支持するような構造であってもよい。また、制御用モーターで回転駆動する際の駆動力の伝達をプーリー以外の方法、例えばギアの組み合わせによってもよい。ただし、X線検出器の厚みを薄くするという目的から、制御用モーターの軸を走査面上又はこれと平行な面上に配置することが好ましいという点は、走査駆動用のモーターの場合と同様である。
【0029】
【発明の効果】
本発明のX線撮影装置は、安価な一次元ラインセンサを用いているため、二次元センサを用いる場合よりX線検出器の設備コストを大幅に節減することができる。また、本発明のラインディテクタの走査機構及び回転機構によりX線検出器を薄型にしたので狭いところに挿入して観察することができる。さらに、装置が軽量になったので現場での運搬を容易にすることができる。走査機構や回転機構は簡単な構成であるので、保守が容易であって、振動・粉塵等により作業環境の悪い現場での使用に適するという特徴を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例であるX線撮影装置の構成を示す概念図である。
【図2】第一実施例の装置のX線検出器の構造を示す斜視図である。
【図3】本発明の第二の実施例であるX線撮影装置のX線検出器の構造を示す斜視図である。
【図4】第二実施例の装置のラインディテクタの支持部及び回転駆動部の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 撮影対象物
2 X線源
3 X線検出器
4 画像処理装置
5 遠隔操作用コントローラ
6 ディスプレイ
7 キーボード
8 パソコン
9 X線検出素子列
10 ラインディテクタ
11 ガイドポール
12 スライダ
13 支持部材
14 モーター
15 駆動プーリー
16 案内プーリー
17 テンションプーリー
18 ベルト
19 スプリング
20 軸受
21 回転軸
22 基台
23 変速機
24 支軸
25 軸受
26 制御用モーター
27 取付部材
28 プーリー
29 プーリー
30 ベルト

Claims (6)

  1. 軸に沿ってX線検出素子列を有するラインディテクタを設けたX線検出器とX線放射源を備え、検査対象物を間に挟んで前記X線放射源と前記X線検出器を配置し、該検査対象物のX線透過像を撮影してその検査を行う可搬式のX線撮影装置であって、駆動用モーターによって駆動されて前記ラインデイテクタをその軸と直角な方向に往復走行させる走査機構を備え、前記駆動用モーターを前記ラインディテクタの走査領域外に配置しその駆動軸が該ラインディテクタの走査面上あるいはその近傍に位置するように設置したことを特徴とするX線撮影装置。
  2. 前記走査機構が、前記ラインディテクタをその軸と直角な方向に移動させる案内機構と、前記モーターの駆動力を前記ラインディテクタに伝達する駆動力伝達機構を備え、前記モータをその軸が前記ラインディテクタの軸に平行になるように配置すると共に、前記駆動力伝達機構により前記モーターの回転運動がその運動方向を変換することなく直接に前記ラインディテクタの往後運動の駆動力として伝達されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  3. 前記駆動力伝達機横が、プーリーとベルトの組み合わせからなることを特徴とする請求項2記載のX線撮影装置。
  4. さらに、前記ラインディテクタをその軸の周りに回転可能に支持する支持機構と、前記ラインディテクタをその軸の周りに回転させる回転駆動機構を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のX線撮影装置。
  5. 前記回転駆動機構が、前記ラインディテクタの回転角を制御する制御機構を備えることを特徴とする請求項4記載のX線撮影装置。
  6. 前記制御機構が、少なくとも前記ラインディテクタの走査面上における位置又はその走査速度のいずれかの情報及び前記X線放射源と前記X線検出器との距離に関する情報により算出される目標回転角に基づいて、前記ラインディテクタの回転角を制御するものである請求項5記載のX線撮影装置。
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