JP5454860B2 - 非破壊検査装置 - Google Patents

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本発明は非破壊検査に用いる非破壊検査装置に関し、特に厚肉部と薄肉部とが混在する検査対象物を検査する際に適用して有用なものである。
従来から、構造物などの内部を検査するために、非破壊検査が利用されてきた。非破壊検査方法としては、例えばX線を検査対象物に照射して検査対象物の内部の傷を見つけるX線透過検査方法がその代表的なものとして知られている。
このようなX線透過検査方法を用いた装置として、X線非破壊検査装置がある(例えば特許文献1参照)。X線非破壊検査装置は、X線を照射するX線照射手段とX線を検出するX線検出手段とを具備しており、X線照射手段で発生させたX線を検査対象物に照射し、その検査対象物を透過したX線をX線検出手段で検出することによって検査対象物の状態を検査するものである。
かかるX線非破壊検査装置では、X線検出手段として、従来よりX線フィルム及びイメージングプレートが汎用されている。
特開2006−177841号公報
上述の如くX線非破壊検査装置に用いられる平面状に形成されたX線フィルムやイメージングプレートなどは、用途に応じて自在にその大きさを変えることができることから、構造物の狭隘部に連通する空間内にある検査対象物の検査に用いることができるという利点がある。
しかしながら、X線フィルムを利用した検査では、検査対象物の近傍に取り付けられた後、X線源から照射されたX線によってその一部が感光し、その後検査対象物の近傍から取り外され、感光した部分を検出することによってX線を検出している。ここで、一度使用されたX線フィルムは再利用することができない。また、イメージングプレートも一度使用されるとイメージングプレート消去器を用いてデータを消去しなければ、再使用することができない。したがって、これらのものを用いて、検査対象物をリアルタイムで撮像したり、オンライン計測を行うことは困難である。したがって、リアルタイムやオンライン計測で検査対象物の状態を検査する必要がある場合には、X線フィルムやイメージングプレートを利用したX線非破壊検査装置を用いることができない。
そこで、検査対象物をリアルタイムで平面画像として撮像したり、オンライン計測したりすることができるという利点があるシンチレーションCCDカメラ、X線イメージインテンシファイアーやフラットパネルX線センサを使用して所望の放射線検出装置を構築できれば良いのであるが、既存のものを使用しようとすると用途によっては新たな問題が発生する。例えば、原子力設備の配管等の設備センサを行う場合、当該原子炉設備の配管を非破壊検査の検査対象物としなければならないが、かかる非破壊検査は多くの管路等が入り込んで配設されている場所で行う必要があり、放射線検出部を可及的に小形化する必要がある。一方、検査領域は従来と同様に所定の範囲で行う必要がある。
また、検出感度が高いと検査対象の薄肉部分の画像が飽和してしまい全体の形状を的確に把握できず、逆に検出感度が低いと画像の飽和領域は小さくなるが厚肉部と薄肉部との境界が鮮明にならないというトレードオフの関係にある新たな問題が発生する。
本発明は、上記従来技術に鑑み、狭隘な場所に設置し得る小形の放射線検出部であっても充分広い領域の検査情報を得ることができ、しかも前記検査情報を感度が異なる複数種類のものとすることができる非破壊検査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の態様は、
検査対象物を透過した放射線により前記検査対象物を撮像するとともに、前記放射線を検出する相対的に高感度と相対的に低感度の少なくとも2種類で前記検査対象物の所定の領域の一部をそれぞれ撮像する放射線検出部と、前記放射線検出部を水平方向に移動させる移動手段と、前記放射線検出部により得る複数の領域の画像を同一感度の画像毎に合成して前記検出対象物の前記領域の全部の画像を合成する画像合成手段とを有する放射線検出装置であって、
前記放射線検出部は、感度が異なる少なくとも2種類の素子が、長手方向に沿って列状に配設された棒状に形成されており、
さらに前記移動手段と一体的に移動する調整部に基端部が固着されて鉛直方向に伸縮可能に形成した棒状の支持部材と、前記支持部材の先端部に配設されて前記棒状の放射線検出部の基端部を回動可能に支持することにより前記支持部材に対する前記放射線検出部の角度を調整可能に形成した接続部と、
水平方向に移動する他の移動手段、該移動手段と一体的に移動される他の調整手段、該他の調整手段に基端部が固着されて鉛直方向に伸縮可能に形成された他の支持部材、および前記他の支持部材の先端部に配設された放射線照射部を有するとともに、前記検査対象物を挟んで前記放射線照射部の反対側に配置される放射線照射装置と、
前記移動手段の移動、前記支持部材の伸縮、前記調整部による前記支持部材に対する前記放射線検出手段の角度を制御するとともに、少なくとも前記支持部材の伸縮による狭隘部内における前記放射線検出手段の進入または退出の際には、前記支持部材と放射線検出手段とを支障なく前記進入または退出させ得るように、前記支持部材に対する前記放射線検出器の角度を調整し、さらに前記画像合成手段による所定の画像合成を制御する制御部とを具備することを特徴とする非破壊検査装置にある。
本発明の第2の態様は、
第1の態様に記載する非破壊検査装置において、
前記放射線検出部は、感度が異なる少なくとも2種類の素子が、長手方向に沿って交互に配設されていることを特徴とする非破壊検査装置にある。
本発明の第3の態様は、
第1または第2の態様に記載する非破壊検査装置において、
前記放射線検出部は、2列で構成してあり、各列の基端部が、回動可能に前記接続部に取り付けられており、一方と他方が反対方向に回動し得るように構成してあることを特徴とする非破壊検査装置にある。
本発明の第4の態様は、
第1〜第3の態様の何れか一つに記載する非破壊検査装置において、
前記放射線照射部は、長手方向に伸びる棒状の部材として構成されるとともに、前記他の支持部材の先端部に配設された他の接続部に回動可能に、基端部が取付けられていることを特徴とする非破壊検査装置にある。
本発明によれば、リアルタイムで所望の画像が得られる小形のセンサを利用した放射線検出部であっても所定の広い領域の画像が得られ、しかも検査対象物における同一部位に関して複数の感度の画像が得られるので、両感度の画像を使い分けて検査対象物の適切な放射線による検査情報が得られる。
本発明の第1の実施の形態に係るX線非破壊検査装置を示す概略図である。 検出対象物に対する検査の対象となる画像の全領域と一ショットで撮れる画像の領域との関係を示す説明図である。 図2に示す検出対象物の実際のX線写真を示す図で、(a)は感度が低い場合、(b)は感度が高い場合である。 本発明の第2の実施の形態に示すX線非破壊検査装置を示す概略図である。 図4に示す放射線検出部を抽出・拡大して示す概略正面図である。 図4に示す放射線検出部を狭隘部の上方の空間内に挿入した際の状態を示す概略斜視図である。 図4に示すX線非破壊検査装置の動作時の状態を示す概略斜視図である。 図4に示すX線非破壊検査装置の拡大図で、(a)はその正面図、(b)はその上面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るX線非破壊検査装置の放射線検出部を抽出・拡大して示す概略正面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るX線非破壊検査装置の放射線検出部を抽出・拡大して示す概略正面図である。 本発明の第5の実施の形態に係るX線非破壊検査装置の動作時の状態を示す概略斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は例示であり、本発明の技術思想を限定するものではない。
<第1の実施の形態>
図1は本発明の第1の実施の形態に係る非破壊検査装置を示す概略図である。同図に示すように、本形態に係るX線非破壊検査装置1は、検査対象物100の所定の領域の一部にX線を照射する機能を有するX線照射手段10と、X線照射手段10からの放射線を受けて検査対象物の所定の領域の一部を撮像する機能を有するX線検出装置20と、X線照射手段10及びX線検出装置20のそれぞれに接続されてX線照射手段10及びX線検出装置20の動作を制御する制御部30と、X線検出装置20に接続されてX線検出装置20により得られた検査対象物100の所定の領域の一部の画像をそれぞれ組み合わせて検査対象物100の全体の画像を得る画像合成部40とを具備している。
X線照射手段10は、放射線照射部の一例であるX線を照射するX線照射部11と、X線照射部11に接続された棒状の支持部材12を伸縮させてX線照射部11の鉛直方向の位置(高さ)を調整することができる調整部13と、調整部13の下方に設けられて水平方向に移動するための移動手段15からなり、X線照射部11を三次元的に自在に配置することができるようになっている。
X線照射部11は、構造物の狭隘部内に入ることができる程度に小形のもので、検査対象物100にX線を照射することができるものであれば特に限定されず、たとえばX線管を備えたものや、高エネルギー電子ビームをターゲットに入射させることによりそのターゲットからX線を発生させる機構を備えたものなどが挙げられる。ここで、X線照射部11としては、X線を照射することができるものであれば特に限定されないが、100KeV〜1000KeVの高エネルギーX線を照射することができるものが好ましい。高エネルギーX線はより高い透過性を有するので、高エネルギーX線を照射することができるX線照射部11を用いることにより、より厚みのある検査対象物を撮像することができる。
支持部材12はX線照射部11を保持することができるものであれば特に限定されず、調整部13は支持部材12を鉛直方向に伸縮させてX線照射部11の鉛直方向の位置を調整することができるものであれば特に限定されない。
移動手段15は、上部に載置されるX線照射部11、支持部材12及び調整部13を水平方向に自在に移動させることができるものであれば特に限定されない。本形態の移動手段15は、複数のローラ16とそのローラ16を駆動するための駆動手段(図示せず)とからなる。
一方、X線検出装置20は、検査対象物の一部を透過したX線を受け、そのX線を対応する電気信号に変換する放射線検出部の一例である2個のX線検出部21A,21Bと、X線検出部21A,21Bに接続されてこれらを支持する支持部材22と、支持部材22を伸縮させてX線検出部21A,21Bの鉛直方向の位置(高さ)を調整する調整部23と、調整部23の下方に設けられて駆動手段(図示せず)で駆動されるローラ26により水平方向に移動する移動手段25とからなる。本形態においてはこれら支持部材22、調整部23、移動手段25及びローラ26で走査手段を形成しており、これらの移動の組み合わせでX線検出部21A,21Bを一体的に水平及び垂直方向に移動させてX線検出部21A,21Bが検査対象物100の所定の検査領域の全体を走査するようになっている。このときの走査の軌跡を図1中に矢印101で示す。
ここで、X線検出部21A,21Bは検査対象物100をリアルタイムで撮像し得るものであれば特別な制限はないが、シンチレーションCCDカメラ、X線イメージインテンシファイアー、フラットパネルX線センサ等で好適に構成することができる。また、X線検出部21A,21Bは相対的に低感度と高感度の2種類の感度で検査対象物100の検査領域の一部をそれぞれ撮像する。ここで、感度を変える方法に特別な制限はない。例えばカメラの場合にはシャッタ時間を変えることで容易に感度を調整することができる。また、X線検出部21A,21B自体の感度が低感度のものと高感度のものを使用することによっても感度を調整し得る。これは、例えば素子としてCCDを用いた場合、素子の厚さを変えることにより容易に調整することができる。さらに、X線検出部21A,21Bのゲインを調整することによっても感度を調整することができる。
制御部30は、X線照射手段10及びX線検出装置20の動作を制御するものである。詳細は後述するが、具体的には、X線検出部21A,21Bの感度の調整(例えばシャッタ時間の調整)や検査対象物100の所定の領域の一部を撮像する際の走査制御等を行う。すなわち、X線照射部11とX線検出部21A,21Bとが所定の距離を隔てて配置されるようにX線照射手段10及びX線検出装置20の位置を制御すると共に、検査対象物100の所定の領域の一部を撮像した後、X線照射部11及びX線検出部21A,21Bを移動させてその検査対象物の所定の領域の他の一部分を撮像するようにX線照射部11及びX線検出部21A,21Bの動作を制御する。
ここで、検査対象物100の一部を撮像する際にX線照射部11とX線検出部21A,21Bとが所定の距離を隔てて配置されるように制御する方法は特に限定されない。たとえば、制御部30は以下に説明するようにして制御してもよい。まず、ある地点を基準点としたデカルト座標を設定し、そのデカルト座標において、X線照射手段10及びX線検出装置20が水平方向に移動した距離と、X線照射手段10の支持部材12及びX線検出装置20の支持部材22が伸縮した状態における長さとに基づいて、X線照射部11及びX線検出部21A,21Bのそれぞれが位置する座標を求める。次に、それらの座標からX線照射部11とX線検出部21との距離を算出し、その距離が上述した所定の間隔となるように各移動手段15、25及び各調整部13、23をそれぞれ制御してもよい。また、X線照射部11及びX線検出部21A,21Bにレーザー距離測定器などを取り付け、それを用いてX線照射部11とX線検出部21A,21Bとの距離を測定し、その距離が上述した所定の間隔となるように移動手段15、25及び調整部13、23を制御してもよい。なお、制御部30としては、このような制御を行うことができるものであれば特に限定されず、たとえば一般的なパーソナルコンピュータや専用計算機などが挙げられる。
画像合成部40は、X線検出部21A,21Bによって変換された検査対象物100の所定の領域の一部の画像に対応する電気信号を複数組み合わせて、X線検出部21A,21B毎に検査対象物100の所定の領域全体の画像を合成するものである。具体的には、画像合成部40は、隣接する検査対象物100の所定の領域の一部の画像同士を重複領域がないように重ね合わせ、最終的にX線検出部21Aを用いた低感度の画像とX線検出部21Bを用いた高感度の画像である2種類の画像で検査対象物100の所定の領域全体の画像を合成する。ここで、検査対象物100の所定の領域全体の画像を合成する方法は特に限定されず、既存の様々な方法を用いることができる。画像合成部40としては、このような機能を有するものであれば特に限定されず、一般的なパーソナルコンピュータや専用計算機であってもよく、制御部30の機能を兼ねるように構成しても構わない。
図2は検出対象物(エルボ)100に対する検査の対象となる画像の全領域と一ショットで撮れる画像の領域との関係を示す説明図である。同図中太い点線で示した領域102が、同図中細い点線で示した一ショット領域103を合成して1枚の画像に合成される。上述の如き走査により各一ショット領域103の画像がX線検出部21A、21Bでそれぞれ撮像される。この結果得られる図2に示す検査対象物(エルボ)の実際のX線写真を図3に示す。図3(a)が感度が低い場合(撮影時間が40秒)、図3(b)が感度が高い場合(撮影時間が60秒)である。感度が低い図3(a)に示す場合には全体の形状が明確に把握され、感度が高い図3(b)に示す場合には全体の薄肉部と厚肉部との境界が明確に把握されることが分る。
<第2の実施の形態>
図4は本発明の第2の実施の形態に係る非破壊検査装置を示す概略図である。同図中、図1と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
本形態に係るX線非破壊検査装置2のX線照射手段10は第1の実施の形態と全く同じである。一方、X線検出装置50の構造が若干異なっている。すなわち、相対的に低感度と高感度との2種類のグループに分けられたX線検出部51A,51Bは棒状に形成されており、その幅方向中央部にはリアルタイムで画像を取り込むことができるX線検出センサであるCdTe素子511が長手方向に沿って列状に複数配置されている。具体的には、CdTe素子511が、X線検出部51A,51Bの幅方向中央部に長手方向に沿ってそれぞれ1列に並んで複数配置されている。ここで、X線検出部51A,51Bとしては、構造物の狭隘部内に挿入することができる程度に小形のもので、リアルタイムでX線を検出して検査対象物の一部の画像に対応する電気信号に変換することができるものであれば特に限定されない。なお、X線検出部51A,51Bの長手方向の長さは任意に設定することができる。また、X線として高エネルギーX線を用いる場合には、その高エネルギーX線を十分に受けることができるX線検出部51A,51Bを用いる必要があるのはいうまでもない。例えば、320KeV以上のエネルギーを有するX線を検出する場合には、320KeVより低いエネルギーのX線の検出に用いられるCdTe素子よりもより厚みのあるCdTe素子を用いることなどが挙げられる。
接続部24は、X線検出部51A,51Bと支持部材22との間に設けられて支持部材22に対するX線検出部51A,51Bの角度を調整することができるような構成となっている。この接続部24は、図5に示すように、X線検出部51A,51Bの回動軸としてX線検出部51A,51Bを回動させることができるものであれば特に限定されない。接続部24としては、たとえばX線検出部51A,51Bと支持部材22とを繋ぎ、かつ図示しない駆動モータなどの駆動手段によってX線検出部51A,51Bを回動させて、支持部材22に対するX線検出部51A,51Bの角度を自在に変更することができる自在継手などが挙げられる。
本形態における制御部30及び画像合成部40の機能は第1の実施の形態のものと本質的に変わるものではない。ただ、本形態のおける制御部30は支持部材22に対してX線検出部21A,21Bが所定の角度をなすように接続部24を回動駆動させる制御も行う。
次に、本形態に係るX線非破壊検査装置2を用いて構造物の狭隘部に連通した空間内にある検査対象物の所定の領域を検査する際の動作について図6乃至図8を参照してさらに詳細に説明する。ここで、図6は本形態におけるX線検出装置を狭隘部の上方の空間内に挿入した際の状態を示す概略斜視図、図7は本形態に係るX線非破壊検査装置を用いて構造物の狭隘部に連通した空間内にある検査対象物を検査する際の動作時の状態を示す概略斜視図である。また、図8は、図4に示すX線非破壊検査装置の拡大図で、(a)はその正面図、(b)はその上面図である。
図6に示すように、検査対象となる円柱状の検査対象物100は、2つの障害物200
の間に形成される狭隘部210の上方の空間内に配置されている。なお、図示しないが、検査対象物100には狭隘部210側からしか検査装置等が接近できないような構造となっている。そこで、本形態では、このような検査対象物100を挟むように、狭隘部210内を通してその空間内にX線照射部11及びX線検出部51A,51Bを配置し、以下に説明するようにして検査対象物100の所定の領域の画像を得る。
まず、X線検出部51A,51Bと支持部材22とのなす角が180°となるように、すなわちX線検出部51A,51Bの長手方向と支持部材22の長手方向とが一致するようにX線検出部51A,51Bを回動させ、その状態で狭隘部210内にX線検出装置50を下方から挿入する。この際に、X線検出部51A,51Bと支持部材22とは一直線上に配置されることになるので、狭隘部210内を容易に通過することができる。
そして、X線検出部51A,51Bが狭隘部210の上方の空間内に占位した時点で支持部材22に対してX線検出部51A,51Bが所定の角度をなすようにX線検出部51A,51Bを回動させる。本形態では、図7に示すように、支持部材22とX線検出部51A,51Bとがなす角度が90°となるようにX線検出部51A,51Bを回動させる。ここで、たとえばX線検出装置50として、支持部材22の端部に既存のX線カメラを取付けたものを用いると、図8(a)及び図8(b)に示すように、狭隘部210の直上に位置して狭隘部210の幅Wに対応した幅を有する検査対象物100の領域R2しか撮像することができない。
これに対して、本形態のX線検出装置50を用いると、上述したように、支持部材22に対するX線検出部51A,51Bの角度が90°となるようにX線検出部51A,51Bを回動させて、検査対象物100の領域R2に隣接する領域R1を撮像することができる位置に、X線検出部51A,51Bを占位させることができる。その結果、詳細は後述するが、検査対象物100の領域R2以外に、上述したような従来のX線検出装置では撮像することができなかった検査対象物100の領域R1を撮像することができることになる。
かかる状態で、X線照射部11からX線を照射して検査対象物100の領域R1の一部を撮像する。本形態では、図8(a)に示すように、検査対象物100の領域R1の下方の一部を撮像する。
次に、検査対象物100の領域R1の他の一部を撮像することができる位置にX線照射部11及びX線検出部51A,51Bを移動させる。本実施形態では、図8(a)に示すように、X線照射部11及びX線検出部51A,51Bを上方に僅かに平行移動させる。なお、X線照射部11及びX線検出部51A,51Bを移動させる際に、それらを同時に移動させるようにしてもよいし、何れか一方ずつ個別に移動させるようにしてもよい。そして、その部分を撮像する。
ここで、検査対象物100の一部を撮像する際には、X線照射部11とX線検出部51A,51Bとの鉛直方向の位置(高さ)は等しく、それらの間の距離はDとなっており、さらにX線検出部51A,51Bの長手方向がX線照射部11からX線検出部51A,51Bへ向かう方向に対して垂直となるようにX線照射部11とX線検出部51A,51Bの位置が調整される。すなわち、X線検出部51A,51Bにより得られる検査対象物100の一部の画像のそれぞれは、X線検出部51A,51Bに対して常に同じ距離Dを隔てて配置されたX線照射部11から、X線検出部51A,51Bの受光面に対して垂直方向から照射されたX線を受けて得られるものとなる。したがって、これらの検査対象物100の一部の画像を合成することにより得られる検査対象物100の領域R1の画像は、検査対象物100に沿って距離Dを隔てて配置された板状のX線源からその受光面に対して垂直方向に照射されたX線を受けて得られるものと等しくなる。その結果、検査対象物100の領域Rの正確な画像を得ることができる。
ちなみに、X線フィルムやイメージングプレートなどを用いて、従来から行われていたように検査対象物100全体を撮像すると、X線照射部からは放射状にX線が照射されるので、X線検出部により得られる検査対象物100の画像は、様々な方向から照射されたX線を撮像部が受けて得られるものとなる。したがって、このようにして得られた検査対象物100の画像は、その端部に向かって行くにつれて真の画像とは異なるものとなってしまうという問題がある。
その後、制御部30により、検査対象物100の領域R1全体を撮像したか否かが判断
され、検査対象物100の領域R1全体を撮像していない場合には、検査対象物100全体を撮像するまで上述した処理が繰り返される。
一方、検査対象物100全体を撮像した場合には、画像合成部40により検査対象物
100の領域R1全体の画像を、低感度及び高感度毎に合成する。
なお、検査対象物100の領域R2に隣接する領域R3についても、支持部材22に対するX線検出部51A,51Bの角度が−90°となるようにX線検出部51A,51Bを回動させ、同様に撮像・画像合成をすることによって検査対象物100の領域R3全体の画像を合成することができる。
以上、説明したように、本形態に係るX線非破壊検査装置2によれば、狭隘部210に挿入する際には、X線検出部51A,51Bの長手方向と支持部材22の長手方向とが一致するようにX線検出部51A,51Bを回動させることによってX線検出装置50を棒状に変形させた状態で狭隘部210を通し、X線検出部51A,51Bが狭隘部210の上方の空間内に占位した後、支持部材22に対するX線検出部51A,51Bの角度が90°となるようにX線検出部51A,51Bを回動させることができるので、狭隘部210に連通した空間内にある検査対象物100について、その狭隘部210に対応する検査対象物100の領域R2以外の領域R1,R3を撮像することができる。
<第3の実施の形態>
図9は本発明の第3の実施の形態に係るX線非破壊検査装置の放射線検出部を抽出・拡大して示す概略正面図である。本形態は図5に示すX線検出部51A,51Bの素子の並びを変更したものである。すなわちX線検出部51Aを構成する低感度の素子とX線検出部51Bを構成する高感度の素子とを交互に並べることにより全体を棒状に形成している。なお、図中の符号は錯綜を避けるためX線検出部51A,51Bの「51」を省略し、「A」、「B」のみを示している。すなわち、「A」が51A,「B」が51Bを表している。
かかる本形態によれば1回目の走査で、図9(a)に示す状態で、上下方向にX線検出部51A,51Bを移動させて検査対象物の所定の領域を撮像し、次に2回目の走査では、図9(b)に示すように、図中右方向に素子の1ピッチ分dだけ移動させた位置で同様に上下方向にX線検出部51A,51Bを移動させて検査対象物の1ピッチ分dだけずれた領域を撮像する。
この結果、1回目の走査画像の奇数列、2回目の走査画像の偶数列を選択して合成すれば低感度の画像が得られ、1回目の走査画像の偶数列、2回目の走査画像の奇数列を選択して合成すれば高感度の画像が得られる。
したがって、本形態によれば狭隘部であって水平方向の寸法が小さく同方向におけるX線検出部51A,51Bの移動が制限される場合に特に有用なものとなる。
<第4の実施の形態>
第2の実施の形態に係るX線非破壊検査装置2では、X線検出装置50として、上述したようにX線検出部51A,51Bが支持部材22に対して所定の角度をなすように配置できるものを用いたが、本形態では、図10に示すようなX線検出部61A,61B、62A,62Bを用いている。ちなみに、図10は本形態におけるX線検出装置の一部を抽出して示す概略正面図である。
同図に示すように、本形態に係るX線検出装置60のX線検出部61A,61B及びX線検出部62A,62Bは、支持部材22と同一方向に並列に配置されている2つの棒状の部材となっており、それぞれX線検出部61A,62Aが低感度用、X線検出部61B,62Bが高感度用として形成してある。各X線検出部61A,61B及びX線検出部62A,62BはCdTe素子611を長手方向に沿って列状に複数配置することにより構成してあり、接続部64の駆動によりそれぞれの基端部を介して回動可能に構成してある。かくして、X線検出部61A,61B及びX線検出部62A,62Bの長手方向が共に水平になるようにX線検出部61A,61B及びX線検出部62A,62Bを制御部30の制御に基づき接続部64で独立に回動させることができるようになっている。
なお、本形態におけるX線検出装置60を構成する他の構成要素は、第1乃至第2の実施の形態と同様であるので、同一部分には同一番号を付して重複する説明を省略する。
このようにX線検出装置60を構成することにより、狭隘部210の上方の空間内にある検査対象物100のより広い領域を一度で撮像することができるので、より効率的に検
査対象物100の所定の領域全体の画像を得ることができる。
なお、図10に示す場合も、X線検出部61A,61B,62A,62Bの素子配列を図9に示す第3の実施の形態と同様に構成することができる。この場合には、接続部64の左右両側で第3の実施の形態と同様の撮像を行うことができる。
<第5の実施の形態>
本形態ではX線照射部111として、X線検出部51A,51Bと同様に、支持部材12に対するX線照射部111の角度を変更することが可能な棒状のものを用いている。具体的には、図11に示すように、本形態におけるX線照射部111の幅方向中央部には、X線を放射するX線源が長手方向に沿って列状に配置されている。ここで、X線照射部111は接続部114を介して支持部材12に回動可能に接続されている。したがって、支持部材12に対してX線照射部111が所定の角度をなすように配置できる。
そして、本形態に係るX線非破壊検査装置2では、上述した検査対象物100の領域R1を撮像する際にX線照射部111とX線検出部51A,51Bとが平行になるように配置するとともに、上述したようにX線非破壊検査装置2を動作させることによって検査対象物100の領域R1全体を撮像することができる。
ここで、本形態では、X線照射部111及びX線検出部51A,51Bは、検査対象物100の領域R1の一部を撮像する際に、上述したように、X線照射部111とX線検出部51A,51Bの鉛直方向の位置(高さ)は等しく、それらの間の距離はDであり、さらにX線照射部111とX線検出部51A,51Bとが平行になるように配置されるので、X線検出部51A,51Bにより得られる検査対象物100の領域R1の一部の画像のそれぞれは、X線検出部51A,51Bに対して常に同じ距離Dを隔てて配置されたX線照射部111から、X線検出部51A,51Bに対して垂直方向から照射されたX線を受けて得られるものとなる。その結果、第2の実施の形態に係るX線非破壊検査装置2を用いて得た検査対象物100の領域R1の画像と比較して、より高精度な画像を得ることができる。
<他の実施の形態>
上述した実施の形態では、X線検出部の構成要素としてCdTe素子511,611を例に挙げて説明したがこれに限るものではない。X線検出部はリアルタイムでX線を検出して検査対象物100を撮像することができるものであれば特に限定されない。たとえば、X線検出部51A,51B、61A,61B、62A,62Bとして、CsIからなるシンチレータとCCDカメラとを組み合わせたものをX線検出部(51A,51B)乃至(62A,62B)の長手方向に列状に配置してもよい。
また、上述した実施の形態では、X線検出部(51A,51B)乃至(62A,62B)の長手方向の長さは一定となっていたが、これが伸縮自在となっていてもよい。例えば、X線検出部(51A,51B)乃至(62A,62B)の長手方向の長さを伸ばすことができれば、撮像することができる検査対象物100の領域R1を大きくすることができるという効果を奏する。
さらに、上述した実施の形態では、接続部24,54,64を用いて、支持部材22に対するX線検出部(51A,51B)乃至(62A,62B)の角度や支持部材22に対するX線検出部(51A,51B)乃至(62A,62B)の角度を変更したが、本発明はこれに限定されない。たとえば支持部材22とこれらの構成要素との間に屈曲可能な部材を設け、その部材を屈曲させることによって、支持部材22に対するX線検出部(51A,51B)乃至(62A,62B)の角度や支持部材22に対するX線検出部(51A,51B)乃至(62A,62B)の角度を変更するようにしても良い。
また、上述した実施の形態では、本発明の非破壊検査装置の一例としてX線非破壊検査装置1、2を説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ガンマ線などのX線以外の放射線を照射することができる放射線照射部と、対応する放射線を受けて検査対象物の一部を撮像することができる放射線検出部とを用いて非破壊検査装置を構成してもよい。なお、これらの放射線を用いる場合であっても、照射される放射線のエネルギーの大きさは特に限定されないが、上述したX線の場合と同様に、100KeV〜1000KeVの高エネルギー放射線を用いるのが好ましい。
本発明は放射能線雰囲気の設備の診断を行う必要がある原子炉の保守、点検を行う産業分野で有効に利用することができる。
1、2 X線非破壊検査装置
10,110 X線照射装置
11,111 X線照射部
12、22 支持部材
14,24,64 接続部
20,50,60 X線検出装置
21A,21B,51A,51B,61A,61B,62A,62B X線検出部
30 制御部
40 画像合成部

Claims (4)

  1. 検査対象物を透過した放射線により前記検査対象物を撮像するとともに、前記放射線を検出する相対的に高感度と相対的に低感度の少なくとも2種類で前記検査対象物の所定の領域の一部をそれぞれ撮像する放射線検出部と、前記放射線検出部を水平方向に移動させる移動手段と、前記放射線検出部により得る複数の領域の画像を同一感度の画像毎に合成して前記検出対象物の前記領域の全部の画像を合成する画像合成手段とを有する放射線検出装置であって、
    前記放射線検出部は、感度が異なる少なくとも2種類の素子が、長手方向に沿って列状に配設された棒状に形成されており、
    さらに前記移動手段と一体的に移動する調整部に基端部が固着されて鉛直方向に伸縮可能に形成した棒状の支持部材と、前記支持部材の先端部に配設されて前記棒状の放射線検出部の基端部を回動可能に支持することにより前記支持部材に対する前記放射線検出部の角度を調整可能に形成した接続部と、
    水平方向に移動する他の移動手段、該移動手段と一体的に移動される他の調整手段、該他の調整手段に基端部が固着されて鉛直方向に伸縮可能に形成された他の支持部材、および前記他の支持部材の先端部に配設された放射線照射部を有するとともに、前記検査対象物を挟んで前記放射線照射部の反対側に配置される放射線照射装置と、
    前記移動手段の移動、前記支持部材の伸縮、前記調整部による前記支持部材に対する前記放射線検出手段の角度を制御するとともに、少なくとも前記支持部材の伸縮による狭隘部内における前記放射線検出手段の進入または退出の際には、前記支持部材と放射線検出手段とを支障なく前記進入または退出させ得るように、前記支持部材に対する前記放射線検出器の角度を調整し、さらに前記画像合成手段による所定の画像合成を制御する制御部とを具備することを特徴とする非破壊検査装置。
  2. 請求項1に記載する非破壊検査装置において、
    前記放射線検出部は、感度が異なる少なくとも2種類の素子が、長手方向に沿って交互に配設されていることを特徴とする非破壊検査装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載する非破壊検査装置において、
    前記放射線検出部は、2列で構成してあり、各列の基端部が、回動可能に前記接続部に取り付けられており、一方と他方が反対方向に回動し得るように構成してあることを特徴とする非破壊検査装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一つに記載する非破壊検査装置において、
    前記放射線照射部は、長手方向に伸びる棒状の部材として構成されるとともに、前記他の支持部材の先端部に配設された他の接続部に回動可能に、基端部が取付けられていることを特徴とする非破壊検査装置。
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