JP2004339720A - 高速道路などの道路側部の法面に設けた排水路の周辺部の防草及び洗掘防止用のシール方法。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】高速道路などの道路側部の法面1に設けた断面U字状の排水溝ブロック3を据えつけて排水路2とし、排水溝ブロック3の両側の周辺部8の地面14の一定幅を不陸調整し、排水溝ブロック3の側壁4の上面5の内壁端6から排水溝ブロック3の周辺部8の不陸調整した一定幅の地面14を防水シート9として塩化ビニールシート9’で被覆した。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
高速道路の側溝に接続する道路側部の法面に設けた縦方向排水路あるいは道路側部の法面に形成の小段部に設けた横方向排水路に関する。
【0002】
【従来の技術】
高速道路の側溝に接続する道路側部の下降法面に設けた縦方向の排水路あるいは道路側部の下降法面に道路と平行に延びる小段部に設けた横方向の小段排水路を設け、これらの排水路により高速道路における降雨の排水の便を図っている。これらの縦方向の排水路あるいは横方向の小段排水路では、排水路周辺の地面の土砂が排水路からの跳水により洗掘される結果、排水路が崩壊することがある。さらに、排水路周辺の地面に生い茂った雑草が排水路内へ垂れ込み、排水路を閉塞することがある。そこで、この跳水の洗掘による排水路の崩壊を防止する目的で、あるいは、排水路周辺に繁茂した草などが排水路内へ垂れ込むことを防止する目的で、従来からこれらの排水路の周辺の地面に500〜700mm幅で厚さ50〜100mmの張りコンクリートからなるベルトを施工して下部の土壌をシールしている。
【0003】
しかしながら、この高速道路側部から下降する法面の傾斜面において、排水路の周囲にベルト状に張りコンクリートを敷設することは容易でなく、さらに、ベルト状に張りコンクリートを敷設したとき、緑の草で覆われた法面の傾斜面内にベルト状に白い張りコンクリートが敷設されているので、法面の景観が悪化し、さらにベルト状の張りコンクリートの剛性が高いため、その下部の土壌が雨水等により洗掘されたとしても、外部から判明し難く、かつ、張りコンクリートは洗掘された地盤の変化に追従できず、このため時として排水路やベルト状の張りコンクリートが突然に崩壊することとなり、法面の大きな災害を起こしかねないなどの種々の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、従来の上記した種々の問題を解決することであり、道路側部法面の排水路の周辺のベルト状の張りコンクリートの代わりとなり、かつ排水路内へ垂れ下がる雑草などの繁茂を防ぎ、道路脇の法面の景観を良好に保ち、さらに排水路の跳ね水による洗掘を直ちに外部から目視して判明でき、そこで災害の防止が容易であり、また洗掘による地盤の変化に追従できる排水路周辺のシール手段を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本発明の手段は、請求項1の発明では、高速道路などの道路側部の法面1に設けた断面U字状の排水溝ブロック3を据えつけて排水路2とし、排水溝ブロック3の両側の周辺部8の地面14の一定幅を不陸調整し、排水溝ブロック3の側壁4の上面5の内壁端6から排水溝ブロック3の周辺部8の不陸調整した一定幅の地面14を防水シート9で被覆したことを特徴とする高速道路などの道路側部の法面1に設けた排水路2の周辺部8の防草及び洗掘防止用のシール方法である。
【0006】
請求項2の発明では、道路側部の法面1に設けた排水路2は、法面1の傾斜方向に敷設された排水路2であることを特徴とする請求項1の手段の高速道路などの道路側部の法面1に設けた排水路2の周辺部4の防草及び洗掘防止用のシール方法である。
【0007】
請求項3の発明では、道路側部の法面1に設けた排水路2は、法面1の傾斜方向を横切る方向に設けた小段部12に道路と平行に敷設された排水路2であることを特徴とする請求項1の手段の高速道路などの道路側部の法面1に設けた排水路2の周辺部7の防草及び洗掘防止用のシール方法である。
【0008】
請求項4の発明では、排水溝ブロック3の側壁4の上面5の内壁端6から排水溝ブロック3の両側の周辺部8の不陸調整した一定幅の地面14に対する防水シート9による被覆は、排水溝ブロック3の側壁4の上面5の内壁端6から側壁4の上面5の外壁端7にフラットバー10をアンカーボルトプラグ11で排水溝ブロック3に固定し、フラットバー10に溶剤を塗布して防水シート9の一端側を溶着し、防水シート9の他端側を複数本の離間配置した逆U字状のアンカーピン13により地面14に押さえて固定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項の手段の高速道路などの道路側部の法面に設けた排水路の周辺部の防草及び洗掘防止用のシール方法である。
【0009】
請求項5の発明では、排水溝ブロックの側壁の上面の内壁端から排水溝ブロックの両側の周辺部の不陸調整した一定幅の地面に対する防水シートによる被覆は、排水溝ブロックの側壁の内壁上端部にカーテンレールを取り付け、取り付けた該カーテンレールに防水シートの一端側を付着したカーテンレール挿入金具を挿入して固定し、防水シートの他端側を複数本の離間配置した逆U字状のアンカーピンにより地面に押さえて固定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項の手段の高速道路などの道路側部の法面に設けた排水路の周辺部の防草及び洗掘防止用のシール方法である。
【0010】
請求項6の発明では、排水溝ブロックの側壁の上面の内壁端から排水溝ブロックの両側の周辺部の不陸調整した一定幅の地面に対する防水シートによる被覆は、予め防水シートの一端側を逆U字状の防水シート取付け鋼板の胴体部に付着し、該防水シート付着の防水シート取付け鋼板の逆U字状の足部を排水溝ブロックの側壁の上端から側壁の内壁面及び外壁面に嵌合固定し、防水シートの他端側を複数本の離間配置した逆U字状のアンカーピンにより地面に押さえて固定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項の手段の高速道路などの道路側部の法面に設けた排水路の周辺部の防草及び洗掘防止用のシール方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態である法面に縦方向に設けた排水路の断面を示す図である。図2は、図1の排水路の上面から見た模式図である。図3は、本発明の他の実施の形態である小段部に横方向に設けた排水路を一部断面で示す模式図である。図4は、図3の排水路の断面を示す図である。図5は、本発明における排水溝ブロックの側壁上に敷いた防水シートとして塩化ビニールシートからなる防草及び洗掘防止用シートの取付け部を示す拡大図である。図6は、本発明の地中に打ち込んだ逆U字状のアンカーピンの配列を模式的に示す図である。図7は、本発明の他の実施の形態の防草及び洗掘防止用の防水シートの取付けを示す模式図で、(a)はカーテンレールの部分の拡大図で、(b)は排水溝ブロックの側壁への取付け構造を示す図である。図8は、本発明のさらに他の実施の形態の防草及び洗掘防止用の防水シートの取付けを示す模式図で、(a)は左右の防水シート取付け鋼板と塩化ビニールシートを示し、(b)は排水溝ブロックの側壁への取付け構造を示す図である。
【0012】
先ず、1番目の実施の形態は、高速道路の道路脇に敷設の側溝から道路側部を下降する法面1に沿って上方から下方に排水するために設置する排水路2用の断面U字状の排水溝ブロック3の周辺部8に雑草が繁茂することを防ぐため及び排水路2の跳水による周辺部の洗掘を防止するために防草及び洗掘防止用シールを実施する方法である。この場合、図1に示すように法面1の上方から下方に断面U字状の排水溝ブロック3を設置するための幅と深さの縦方向の溝孔を掘削する。掘削した縦方向の溝孔にプレキャストコンクリート製の断面U字状の排水溝ブロック3を慣用手段により所定の吊り金具で吊って据えつける。この場合、断面U字状の排水溝ブロック3の端部に幅広に形成の接続用のソケット15を法面勾配の高い側に向けて設置する。次いで、法面に設置した排水溝ブロック3の左右側部の法面1の地面14上に防水シート9として厚さ1.5mmの塩化ビニールシート9’を敷くものとする。この場合、それぞれの側部の塩化ビニールシート9’の幅は、例えば法面1に縦方向の排水路2を設けるとき、排水溝ブロック3に接する両側にそれぞれ760mm幅の塩化ビニールシート9’で覆い防草及び洗掘防止用のシールとする。
【0013】
防水シート9として塩化ビニールシート9’による防草及び洗掘防止用のシールを行う方法は、上記のように排水溝ブロック3を設置した後、排水溝ブロック3の側壁4の上面5を清掃した後、その両側の周辺部8の塩化ビニールシート9’で覆う地面14を不陸調整をして整地する。次いで、排水溝ブロック3の側壁4の上面5に塩化ビニール被覆鋼製プレートからなるフラットバー10の塩化ビニール被覆層17を上面として載置し、さらに径6mmで長さ25mmのアンカーボルトプラグ11をフラットバー10の上から排水溝ブロック3の側壁4の上面5に穿孔した所定位置のアンカー穴16に打ち込み、フラットバー10を排水溝ブロック3に固定する。さらに、フラットバー10を取り付けた排水溝ブロック3の側壁4の上面5の内壁端6に塩化ビニールシート9’の端部を載置し、さらに塩化ビニールシート9’の他端を不陸調整した法面1の地面14上に延ばす。次いで、フラットバー10の塩化ビニール被覆層17の上に塩ビ溶剤を塗布して塩化ビニールシート9’の端部をフラットバー10の上面に溶着する。一方、塩化ビニールシート9’の他端は幅150mmで足長さ250mmの逆U字状の径9mmの溶融亜鉛メッキした鋼鉄製のアンカーピン13の複数個で等間隔に押さえて塩化ビニールシート9’の他端をアンカーピン13の足に巻き込みながら打ち込んで法面1の地中に係止する。
【0014】
次に、他の実施の形態について説明する。高速道路の側部の下降する法面1の途中に道路方向に水平に延びる小段部12を形成する。この小段部12に道路方向の排水路2である断面U字状の排水溝ブロック3を設置し、高速道路の側溝からの排水をこの小段部12に配設した排水溝ブロック3によりさらに排水する場合の防草及び洗掘防止用のシール方法である。すなわち、この実施の形態は、この小段部12に設けた排水路2である断面U字状の排水溝ブロック3の周辺部8を防草するための防草及び洗掘防止用のシール方法である。
【0015】
このシール方法について説明すると、図3に示すように、道路側部の法面1に道路と平行に設けられた小段部12に断面U字状の排水溝ブロック3を設置するもので、この排水溝ブロック3を設置するための幅と深さの溝孔を小段部12に掘削する。掘削した溝孔にプレキャストコンクリート製の断面U字状の排水溝ブロック3を慣用手段により所定の吊り金具で吊って据えつける。この場合、排水溝ブロック3の端部に幅広に形成の接続用のソケット15は小段部12の勾配の高いほうに向けて設置するものとする。次いで、小段部12に設置した排水溝ブロック3の左右の両側の周辺部8の地面上に厚さ1.5mmの塩化ビニールシート9’を敷く。この場合、それぞれの周辺部8の塩化ビニールシート9’の幅は、例えば法面1の高所側に続く小段部12とそれに続く法面1に敷くときは、排水溝ブロック3に隣接する小段部12における300mm幅のものとさらにそれに続く法面1の高所側の勾配部分の300mm幅のものとの計600mm幅の塩化ビニールシート9’で被覆する。他の側の低い方の法面に続く小段部12に敷くときは760mm幅の塩化ビニールシート9’で被覆し、それぞれを防草及び洗掘防止用のシールとする。
【0016】
塩化ビニールシート9’からなる防草及び洗掘防止用のシールを敷設する方法は、上記の第1の実施の形態と同様である。すなわち、断面U字状の排水溝ブロック3を小段部12に掘った溝中に設置した後、排水溝ブロック3の側壁4の上面5を清掃した後、その両側の周辺部8の塩化ビニールシート9’で覆う部分の地面を不陸調整して整形する。次いで、排水溝ブロック3の側壁4の上面5に塩化ビニール被覆鋼製プレートからなるフラットバー10の塩化ビニール面側を上にして載置する。さらに径6mmで長さ25mmのアンカーボルトプラグ11をフラットバー10の上から排水溝ブロック3の側壁4の上面5から穿孔されている所定位置のアンカー孔16に打ち込み、フラットバー10を排水溝ブロック3に固定する。さらに、排水溝ブロック3の側壁4の上面5に取り付けたフラットバー10上面の内端6に塩化ビニールシート9の端部を合わせて載置し、さらに塩化ビニールシート9’の他端部を不陸調整した法面1の地面14上に延ばす。次いで、フラットバー10上面に塩ビの溶剤を塗布して、塩化ビニールシート9’の端部をフラットバー10の塩化ビニール被覆層17に溶着する。一方、塩化ビニールシート9’の他端はその部分の地面14に設けた溝孔に幅150mmで足長さ250mmの逆U字状の径9mmの溶融亜鉛メッキ鋼鉄製の複数個のアンカーピン13で等間隔に地中に巻き込みながら打ち込み係止する。この場合、排水溝方向で隣接する塩化ビニールシート9’同士は100mmの重ね合わせをする。
【0017】
防水シート9の取り付け方法における他の実施の形態である請求項5に係る発明では、排水溝ブロック3の側壁4の上面5の内壁端6から排水溝ブロック3の両側の周辺部8の不陸調整した一定幅の地面に対する防水シート9による被覆は、図7に示すように、排水溝ブロック3の側壁4の内壁上端部6’に設けたインサート穴20に市販のシングルブラケットのカーテンレール18をその取付け金具27を介して取付けボルト19により取り付ける。取り付けたこれらのカーテンレール18に防水シート9である塩化ビニールシート9’の一端側を溶着剤により付着したカーテンレール挿入金具21を挿入して固定する。さらに塩化ビニールシート9’の他端部を不陸調整した法面1の地面14上に延ばす。この伸ばした塩化ビニールシート9’の他端は、上記の実施の形態と同様に、その部分の地面14に設けた溝孔に幅150mmで足長さ250mmの逆U字状の径9mmの溶融亜鉛メッキ鋼鉄製の複数個のアンカーピン13で等間隔に地中に巻き込みながら打ち込み係止する。この場合、排水溝方向で隣接する塩化ビニールシート9’同士は100mmの重ね合わせをする。
【0018】
防水シート9の取付け方法におけるさらに他の実施の形態である請求項6に係る発明では、排水溝ブロック3の側壁4の上面5の内壁端6から排水溝ブロック3の両側の周辺部8の不陸調整した一定幅の地面に対する防水シート9による被覆は、図8に示すように、予め防水シート9としての塩化ビニールシート9’の一端側を逆U字状の防水シート取付け鋼板22の胴体部23に塩ビ溶剤により溶着し、塩化ビニールシート9’を接着の防水シート取付け鋼板22の逆U字状の足部24を排水溝ブロック3の側壁4の上端から内壁面25及び外壁面26に鋼板の弾性により嵌合固定する。さらに塩化ビニールシート9’の他端部を不陸調整した法面1の地面14上に延ばす。この伸ばした塩化ビニールシート9’の他端は、上記の実施の形態と同様に、その部分の地面14に設けた溝孔に幅150mmで足長さ250mmの逆U字状の径9mmの溶融亜鉛メッキ鋼鉄製の複数個のアンカーピン13で等間隔に地中に巻き込みながら打ち込み係止する。この場合、排水溝方向で隣接する塩化ビニールシート9’同士は100mmの重ね合わせをする。
【0019】
上記の実施の形態では、防水シート9として塩化ビニールシートを使用している。しかし、本発明に適用可能な防水シート9としては、塩化ビニールシート9’に限られるものでなく、耐候性や非透水性であるプラスチックフィルムやゴムフィルムであれば良い。例えば、ポリプロピレンシートその他のポリオレフィン系シートなど種々のプラスチックフィルムやあるいはゴム引きシートなどが適用可能である。
【0020】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明は高速道路などに降った雨などを排水する排水路の周辺部に雑草が繁茂することを防止するためのシールにおいて、跳ね水によりシールの下面が洗掘された際に、洗掘が外部から容易に判明するので災害の予防が容易であり、また洗掘に地面が追従して沈下することで、洗掘による突然の崩壊を防止し、かつ、排水路の周辺部の雑草の繁茂を防止することができ、さらに排水路周辺の景観を損なうことなく、容易に防草及び洗掘防止用のシールが施工できるなどの優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である法面に縦方向に設けた排水路の断面を示す図である。
【図2】図1の排水路の上面から見た模式図である。
【図3】本発明の他の実施の形態である小段部に横方向に設けた排水路を一部断面で示す模式図である。
【図4】図3の排水路の断面を示す図である。
【図5】本発明における排水溝ブロックの側壁上に敷いた塩化ビニールシートの取付け部を示す拡大図である。
【図6】本発明の地中に打ち込んだ逆U字状のアンカーピンの配列を模式的に示す図である。
【図7】本発明の他の実施の形態の防草及び洗掘防止用の防水シートの取付けを示す模式図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態の防草及び洗掘防止用の防水シートの取付けを示す模式図である。
【符号の説明】
1 法面
2 排水路
3 排水溝ブロック
4 側壁
5 上面
6 内壁端
7 外壁端
8 周辺部
9 防水シート
9’ 塩化ビニールシート
10 フラットバー
11 アンカーボルトプラグ
12 小段部
13 アンカーピン
14 地面
15 ソケット
16 アンカー穴
17 塩化ビニール被覆層
18 カーテンレール
19 取付けボルト
20 インサート穴
21 カーテンレール挿入金具
22 防水シート取付け鋼板
23 胴体部
24 足部
25 内壁面
26 外壁面
27 取付け金具
Claims (6)
- 高速道路などの道路側部の法面に設けた断面U字状の排水溝ブロックを据えつけて排水路とし、排水溝ブロックの両側の周辺部の地面の一定幅を不陸調整し、排水溝ブロックの側壁の上面の内壁端から排水溝ブロックの周辺の不陸調整した一定幅の地面を防水シートで被覆したことを特徴とする高速道路などの道路側部の法面に設けた排水路の周辺部の防草及び洗掘防止用のシール方法。
- 道路側部の法面に設けた排水路は、法面の傾斜方向に敷設された排水路であることを特徴とする請求項1に記載の高速道路などの道路側部の法面に設けた排水路の周辺部の防草及び洗掘防止用のシール方法。
- 道路側部の法面に設けた排水路は、法面の傾斜方向を横切る方向に設けた小段部に道路と平行に敷設された排水路であることを特徴とする請求項1に記載の高速道路などの道路側部の法面に設けた排水路の周辺部の防草及び洗掘防止用のシール方法。
- 排水溝ブロックの側壁の上面の内壁端から排水溝ブロックの両側の周辺部の不陸調整した一定幅の地面に対する防水シートによる被覆は、排水溝ブロックの側壁の上面の内壁端から側壁の上面の外壁端にフラットバーをアンカープラグで排水溝ブロックに固定し、フラットバーに溶剤を塗布して防水シートの一端側を溶着し、防水シートの他端側を複数本の離間配置した逆U字状のアンカーピンにより地面に押さえて固定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の高速道路などの道路側部の法面に設けた排水路の周辺部の防草及び洗掘防止用のシール方法。
- 排水溝ブロックの側壁の上面の内壁端から排水溝ブロックの両側の周辺部の不陸調整した一定幅の地面に対する防水シートによる被覆は、排水溝ブロックの側壁の内壁上端部にカーテンレールを取り付け、取り付けた該カーテンレールに防水シートの一端側を付着したカーテンレール挿入金具を挿入して固定し、防水シートの他端側を複数本の離間配置した逆U字状のアンカーピンにより地面に押さえて固定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の高速道路などの道路側部の法面に設けた排水路の周辺部の防草及び洗掘防止用のシール方法。
- 排水溝ブロックの側壁の上面の内壁端から排水溝ブロックの両側の周辺部の不陸調整した一定幅の地面に対する防水シートによる被覆は、予め防水シートの一端側を逆U字状の防水シート取付け鋼板の胴体部に付着し、該防水シート付着の防水シート取付け鋼板の逆U字状の足部を排水溝ブロックの側壁の上端から側壁の内壁面及び外壁面に嵌合固定し、防水シートの他端側を複数本の離間配置した逆U字状のアンカーピンにより地面に押さえて固定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の高速道路などの道路側部の法面に設けた排水路の周辺部の防草及び洗掘防止用のシール方法。
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