JP2004339135A - 突っ張りのない洗顔化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】充分に洗顔後の突っ張り感を抑制した洗顔料、言い換えれば、洗顔後に皮膚の柔軟さを保持できる洗顔料を提供する。
【解決手段】ポンプフォーマーによって、泡沫状に吐出される、洗顔用の化粧料組成物であって、1)界面活性剤1〜10重量%と2)多価アルコール1〜10重量%と3)水70〜95重量%とを含有する組成物をポンプフォーマーに充填してなる化粧料を提供する。前記界面活性剤として、非イオン性界面活性剤が好ましく、該非イオン性界面活性剤としては、ポリグリセリンの脂肪酸エステルが特に好ましい。前記多価アルコールとしては、1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキシレングリコール及びイソプレングリコールが好ましい。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄用の化粧料組成物及び該組成物を構成要素とする、化粧料の製造に関する。更に詳細には、ポンプフォーマーによって吐出される、化粧料組成物と、該化粧料組成物を構成要素とする、乾燥肌の人に好適に使用される化粧料の製造に関する。
【0002】
【従来の技術】
洗顔は古くから行われている化粧行為であり、美しいメークアップ仕上がりや、健やかな肌状態を保つ為には必須の行為とされている。通常、洗顔には、脂肪酸ナトリウムを主剤とする固形石鹸や脂肪酸カリウムを主剤とする、クリーム状の洗顔料を用いて、水性洗顔される。かかる脂肪酸石鹸を主剤とする洗顔料は、油性汚れ、水性汚れの両者を落とす作用に優れる特性を有しているが、洗顔後に著しい突っ張り感があると言う欠点が存した。本願発明者らの検討によれば、かかる突っ張り感は、洗顔後に皮膚が硬くなる為であることが判明している。かかる突っ張り感は、「乾燥肌」或いは「乾性肌」と言われる人たちに著しく、この様な人たちにおいては、場合によって、アトピー性皮膚炎様の炎症なども起こす場合が存し、重要な問題となっていた。この様な状況に基づいて、この様な突っ張り感、言い換えれば、洗顔後の皮膚の硬直を抑制する手段の開発が種々試みられている。この様な手段としては、例えば、肌性をその性状により厳密に分類し、使用する化粧料のタイプ、種類、使用量、すすぎ方などの使用方法を綿密に規定して、使用方法によって、かかる現象を抑制しようとする技術(例えば、特許文献1参照)、脂肪酸石鹸を主剤とする洗浄料中に、各種添加成分を加え、突っ張り感を抑制しようとする技術(例えば、特許文献2、特許文献3参照)、用時に洗浄組成物に保湿剤を添加し、洗浄時に保湿剤の効果を最大限発揮させる用に剤形を工夫する技術(例えば、特許文献4参照)、又、製剤設計で、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチレンと高純度オレイン酸の石鹸を併用するなど工夫する方法(例えば、特許文献5)等が開発された。この内、添加成分による対応の効果については、あまり明確ではないし、使用法の厳密な規定は、効果はあるものの、その内容を使用者に理解させることに大いなる困難さが存し、実質的な実効を得にくい欠点が存し、製剤設計においては、製剤的な使用勝手の悪さが存したり、効果はあるものの、更なる効果の向上が求められる余地があったりと、何れの開発された技術も、充分に満足する効果を得るには至っていないのが現状であった。即ち、充分に洗顔後の突っ張り感を抑制した洗顔料、言い換えれば、洗顔後に皮膚の柔軟さを保持できる洗顔料の開発が望まれていると言える。
【0003】
一方、洗顔料において、ポンプフォーマーによって、泡沫状に吐出される、洗顔用の化粧料組成物であって、1)界面活性剤1〜10重量%と2)多価アルコール1〜10重量%と3)水70〜95重量%とを含有する組成物を構成要素とする化粧料は知られていないし、かかる化粧料が、乾性肌(或いは乾燥肌)の人にとって、刺激発現の可能性が著しく低く、好適であることも全く知られていない。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−85155号公報
【特許文献2】
特開2000−44997号公報
【特許文献3】
特開平10−25223号公報
【特許文献4】
特開2003−73256号公報
【特許文献5】
特開2003−40761号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、充分に洗顔後の突っ張り感を抑制した洗顔料、言い換えれば、洗顔後に皮膚の柔軟さを保持できる洗顔料を提供することを課題とする。
【0006】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、充分に洗顔後の突っ張り感を抑制した洗顔料、言い換えれば、洗顔後に皮膚の柔軟さを保持できる洗顔料を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、ポンプフォーマーによって、泡沫状に吐出される、洗顔用の化粧料組成物であって、1)界面活性剤1〜10重量%と2)多価アルコール1〜10重量%と3)水70〜95重量%とを含有する組成物をポンプフォーマーに充填してなる化粧料が、この様な特性を有していることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示す技術に関するものである。
(1)ポンプフォーマーによって、泡沫状に吐出される、洗顔用の化粧料組成物であって、1)界面活性剤1〜10重量%と2)多価アルコール1〜10重量%と3)水70〜95重量%とを含有することを特徴とする、組成物。
(2)界面活性剤として、ポリグリセリンの脂肪酸エステルを含有することを特徴とする、(1)に記載の組成物。
(3)界面活性剤として、デカグリセリンモノラウレートを含有することを特徴とする、(1)又は(2)に記載の組成物。
(4)洗顔後、皮膚の柔軟性を保持する作用を有することを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の組成物。
(5)乾性肌の人にもっぱら適用されることを特徴とする、(1)〜(4)何れか1項に記載の組成物。
(6)1)界面活性剤1〜10重量%と2)多価アルコール1〜10重量%と3)水70〜95重量%とを組み合わせの、ポンプフォーマーによって、泡沫状に吐出される形態の、乾燥肌の人にもっぱら使用される、洗顔用の化粧料の製造の為の使用。
(7)1)界面活性剤1〜10重量%と2)多価アルコール1〜10重量%と3)水70〜95重量%とを組み合わせの、ポンプフォーマーによって、泡沫状に吐出される形態の、洗顔後の突っ張り感を回避する目的でもっぱら使用される、洗顔用の化粧料の製造の為の使用。
【0007】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の化粧料組成物の必須成分である界面活性剤
本発明の化粧料組成物は、界面活性剤を必須成分として、1〜10重量%、より好ましくは3〜6重量%含有する。界面活性剤としては、化粧料などで使用されているものであれば、特段の限定無く準用できる。この様な界面活性剤としては、例えば、ソルビタンセスキオレート、ソルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンステアレート、ポリオキシエチレンオレート、ポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル、ポリエキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤、脂肪酸石鹸、ソジウムラウリルステアレート、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、スルホコハク酸エステル塩などのアニオン界面活性剤、4級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、アルキルベタイン等の両性界面活性剤類等が好適に例示でき、刺激発現性の低さからは非イオン性界面活性剤が特に好ましく、非イオン界面活性剤としては、ポリグリセリンの脂肪酸エステルが更に好ましい。ポリグリセリンの脂肪酸エステルの中でも、ラウリン酸ドデカグリセリン、ラウリン酸デカグリセリン、ラウリン酸ヘキサグリセリン、ステアリン酸デカグリセリンなどのポリグリセリン脂肪酸エステル及びポリオキシエチレンイソステアリン酸グリセリル、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル等のポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル等が好適に例示でき、この両者の併用が特に好ましい。この様な組合せが、洗顔後の、皮膚の硬化、言い換えれば、突っ張り感を抑制できるからである。
【0008】
(2)本発明の化粧料組成物の必須成分である多価アルコール
本発明の化粧料組成物は、必須成分として、多価アルコールを1〜10重量%、より好ましくは、2〜5重量%含有することを特徴とする。多価アルコールとしては、通常化粧料で使用されているものであれば特段の限定無く使用することが出来、例えば、グリセリン、ジグリセリン、1,3−ブタンジオール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキシレングリコール、イソプレングリコールなどの多価アルコールが好ましく例示でき、中でも、抗菌性を有する、1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキシレングリコール及びイソプレングリコールから選択される1種乃至は2種以上が好ましく例示できる。本発明の化粧料組成物に於いては、かかる多価アルコールを唯一種含有することも出来るし、二種以上組み合わせて含有することも出来る。本発明の化粧料組成物に於いて多価アルコールは、系の防腐力を維持するとともに、肌に保湿性を持たせ、噴出した泡の肌理を整え、汚れ除去作用を増強する作用を有する。
【0009】
(3)本発明の化粧料組成物の必須成分である水
本発明の化粧料組成物は、水を70〜95重量%、より好ましくは80〜93重量%を含有することを特徴とする。本発明の化粧料組成物に於いて、水を含有することにより、水洗性を向上させる作用を有する。又、かかる割合の水分を含有することにより、発泡性を著しく向上させることが出来る。良好な発泡性により、保湿成分である前記多価アルコールを皮膚中に効率的に配向させることが出来る。これにより、洗顔後も皮膚は柔軟性を損失せず、突っ張り感を伴わない。
【0010】
(4)本発明の化粧料組成物
本発明の化粧料組成物は、おしり拭きの為の泡沫状エアゾール用の組成物であって、上記必須成分を含有することを特徴とする。又、もっぱら洗顔の用途に供せられる特徴も有する。特に好適には、もっぱら、「乾性肌」(「乾燥肌」)の人の洗顔に供せられることである。本発明の化粧料組成物に於いてはこれらの必須成分以外に、通常化粧料で知られている任意成分を含有することが出来る。かかる任意成分としては、例えば、スクワラン、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、マイクロクリスタリンワックス、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチコン、フェメチコン、シクロメチコン、アモジメチコン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーン類、ホホバ油、カルナウバワックス、モクロウ、ミツロウ、ゲイロウ、オレイン酸オクチルドデシル、イソプロピルミリステート、ネオペンチルグリコールジイソステアレート、リンゴ酸ジイソステアレートなどのエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、ベヘン酸、オレイン酸などの脂肪酸類、ベヘニルアルコール、セタノール、オレイルアルコール、オクタデシルアルコールなどの高級アルコール類、ヒマシ油、椰子油、水添椰子油、椿油、小麦胚芽油、イソステアリン酸トリグリセライド、イソオクタン酸トリグリセライド、オリーブオイル等のトリグリセライド類、結晶セルロースや架橋型メチルポリシロキサン、ポリエチレン粉末、アクリル樹脂粉体等の有機粉体類、タルク、マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化鉄、紺青、群青、チタンマイカ、チタンセリサイト、シリカ等の表面処理されていても良い粉体類、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー及び/又はその塩、カルボキシビニルポリマー及び/又はその塩、キサンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増粘剤、レチノール、レチノイン酸、トコフェロール、リボフラビン、ピリドキシン、アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステル塩などのビタミンやグリチルリチン酸塩、グリチルレチン、ウルソール酸、オレアノール酸などのテルペン類、エストラジオール、エチニルエストラジオール、エストリオールなどのステロイド類などの有効成分、フェノキシエタノール、パラベン類、ヒビテングルコネート、塩化ベンザルコニウム等の防腐剤、ジメチルアミノ安息香酸エステル類、桂皮酸エステル類、ベンゾフェノン類などの紫外線吸収剤などが好ましく例示できる。好ましい形態としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤或いは両性界面活性剤などのイオン性界面活性剤を含有しない形態である。これは、使用時の刺激感の発現が抑制できることと、かかる成分が無くとも、非イオン界面活性剤として、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル及び/又はポリグリセリン脂肪酸エステルを含有させることにより、コシの強い泡沫が、得られる為である。又抗菌性を有する、1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキシレングリコール及びイソプレングリコールから選択される1種乃至は2種以上を含有する形態に於いては、抗菌性が高い為、一過性の刺激性の高いパラベン類を防腐剤として使用しなくとも、一過性の刺激の低いフェノキシエタノールを含有させることにより、充分な防腐力が得られる為、この様な条件下、フェノキシエタノールをパラベン類に代えて使用することが好ましい。この様な場合のフェノキシエタノールの好ましい含有量は、0.1〜1重量%である。
【0011】
かかる成分を常法に従って処理することにより、本発明の化粧料組成物は製造することが出来る。かくして得られた本発明の化粧料組成物は、液化ガスとともにエアゾール容器に充填したり、ポンプフォーマー容器に充填するなどのエアゾール形成条件下コシの強い、肌理の細かい優れた泡沫を形成する。かかる泡沫は、その表面積の大きい特質より、皮膚上の水性汚れ、油性汚れを良く馴染ませ、流水によるすすぎによって、かかる汚れをきれいに取り去る作用を有し、その上尚、皮膚の柔軟性を損なうことなく、突っ張り感を感じさせない特質を有する。かかる特質は、「乾性肌」(或いは「乾燥肌」)の人が使用しても、炎症などの好ましくない事象を誘起しにくい。従って、かかるは惰性の人に適用される洗顔料用の化粧料組成物として好適である。
【0012】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて、本発明について、更に詳細に説明を加えるが、本発明が、かかる実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。
【0013】
<実施例1>
以下に示す処方に従って、本発明の化粧料組成物1を作成した。即ち、処方成分を80℃で加熱攪拌し、可溶化した後、攪拌冷却し、本発明の化粧料組成物1を得た。この化粧料組成物1をポンプフォーマーに充填し、洗顔用の化粧料1とした。別途、従来のクリーム状の洗顔料である、比較化粧料1を作成した。これらの化粧料を使用して、洗顔後の突っ張りの評価と、汚れ落とし効果について評価した。洗顔後の突っ張りは、通常の手技で洗顔した後に、タオルで良く水を拭き取り、5分おいて、キュートメータにて、皮膚の柔らかさを評価した。(パネラー4名の平均値)又、この時予め洗顔前の柔らかさも同様に評価した。この数値は引っ張った時にどのくらい皮膚が伸びるかの値であり、変形しうる度合いを示すもので、大きいほど柔らかいことを表す。これらの結果を表1に示す。これらより、本発明の洗顔用の化粧料は、皮膚を硬化させないばかりか、洗顔により柔軟性を与えていることがわかる。又、汚れ落とし効果は、パネラー4名を用いて、下腕内側部に2cm×4cmの部位を設け、ここに下記に示すリップカラーを0.5g塗布し、これに化粧料組成物0.5gを吐出させて良く馴染ませた後、流水で濯いぎ、リップカラー塗布前と洗顔(洗浄)後の色差をΔEとして求めた。この結果も表1に示す。本発明の洗顔料は、通常の洗顔料よりも優れた汚れ落とし効果を有していることも明白である。
(本発明の化粧料用の組成物)
1,3−ブタンジオール 3 重量部
POE(7)ヤシ油脂肪酸グリセリル 2 重量部
POE(20)イソステアリン酸グリセリル 2 重量部
ドデカグリセリンモノラウレート 2 重量部
スクワラン 0.1重量部
フェノキシエタノール 0.5重量部
水 93.4重量部
【0014】
(従来の洗顔料)

ステアリン酸 15 重量部
ミリスチン酸 12 重量部
ラウリン酸 5 重量部
セチルアルコール 0.7重量部
POE(60)硬化ヒマシ油 1 重量部

水 37 重量部
水酸化カリウム 7 重量部
グリセリン 12 重量部
POP・POE 5 重量部
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.3重量部
ソルビトール 10 重量部
【0015】
(評価の為のリップカラー)
マイクロクリスタリンワックス 10 重量部
ポリエチレン 5 重量部
架橋型メチルポリシロキサン 5 重量部
固形パラフィン 5 重量部
モクロウ 5 重量部
カルナウバワックス 5 重量部
ヒマシ油 20 重量部
水添ヤシ油 10 重量部
スクワラン 15 重量部
色素 20 重量部
【0016】
【表1】
Figure 2004339135
【0017】
<実施例2>
実施例1と同様に本発明の化粧料組成物2を作成し、ポンプフォーマーに充填し、化粧料2とした。キュートメータの測定値は、4名の平均で洗顔前0.31、洗顔後0.34であり、色差は0.62であった。
1,3−ブタンジオール 3 重量部
ドデカグリセリンモノラウレート 6 重量部
スクワラン 0.1重量部
フェノキシエタノール 0.5重量部
水 93.4重量部
【0018】
<実施例3>
実施例1と同様に本発明の化粧料組成物3を作成し、ポンプフォーマーに充填し、化粧料3とした。キュートメータの測定値は、4名の平均で洗顔前0.31、洗顔後0.33であり、色差は0.67であった。
1,3−ブタンジオール 3 重量部
ドデカグリセリンモノステアレート 6 重量部
スクワラン 0.1重量部
フェノキシエタノール 0.5重量部
水 93.4重量部
【0019】
<実施例4>
実施例1と同様に本発明の化粧料組成物4を作成し、ポンプフォーマーに充填し、化粧料4とした。キュートメータの測定値は、4名の平均で洗顔前0.31、洗顔後0.32であり、色差は0.66であった。
1,3−ブタンジオール 3 重量部
ドデカグリセリンモノイソステアレート 6 重量部
スクワラン 0.1重量部
フェノキシエタノール 0.5重量部
水 93.4重量部
【0020】
<実施例5>
比較化粧料1(洗顔料)と、化粧料1〜4をそれぞれとを、1群10名の乾性肌を自認するパネラーに使用してもらい、どちらが使用性に優れるかをアンケートによって調べた。評価期間は2週間とし、この期間内に少なくとも比較化粧料1、化粧料の何れかを5回ずつ使用してもらい比較してもらった。結果を表2に出現例数で示す。これより、本発明の化粧料は、突っ張り感の抑制されており、これ故に、乾性肌の人に使用性が良いと評価されていることが明白である。
【0021】
【表2】
Figure 2004339135
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、充分に洗顔後の突っ張り感を抑制した洗顔料、言い換えれば、洗顔後に皮膚の柔軟さを保持できる洗顔料を提供することができる。

Claims (7)

  1. ポンプフォーマーによって、泡沫状に吐出される、洗顔用の化粧料組成物であって、1)界面活性剤1〜10重量%と2)多価アルコール1〜10重量%と3)水70〜95重量%とを含有することを特徴とする、組成物。
  2. 界面活性剤として、ポリグリセリンの脂肪酸エステルを含有することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  3. 界面活性剤として、デカグリセリンモノラウレートを含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 洗顔後、皮膚の柔軟性を保持する作用を有することを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の組成物。
  5. 乾性肌の人にもっぱら適用されることを特徴とする、請求項1〜4何れか1項に記載の組成物。
  6. 1)界面活性剤1〜10重量%と2)多価アルコール1〜10重量%と3)水70〜95重量%とを組み合わせの、ポンプフォーマーによって、泡沫状に吐出される形態の、乾燥肌の人にもっぱら使用される、洗顔用の化粧料の製造の為の使用。
  7. 1)界面活性剤1〜10重量%と2)多価アルコール1〜10重量%と3)水70〜95重量%とを組み合わせの、ポンプフォーマーによって、泡沫状に吐出される形態の、洗顔後の突っ張り感を回避する目的でもっぱら使用される、洗顔用の化粧料の製造の為の使用。
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