JP3868680B2 - クレンジング用組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はクレンジング用組成物に関する。さらに詳しくは、ファンデーション、口紅、アイライナー、マスカラ等のメーキャップ化粧料の除去を目的とし、塗布時にこくがあり、マッサージ感に優れ、高い洗浄力を有しながら、洗浄中にぬめり感を生じず、つっぱり感がなく、さっぱりとした使用感を有するクレンジングクリーム、クレンジングジェル等のクレンジング用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
メーキャップ化粧料を除去する目的でメーク用クレンジング化粧料がある。これは、皮膚に塗布し、のばし、メーキャップとなじませ、メーキャップ化粧料を皮膚から除去するためのもので、クリーム、オイル、油性ジェル、水性ジェル、泡立つジェル等の形態で使用されている。
【0003】
最近のメーキャップ化粧料は、皮膚への密着性が良く、水分や皮脂等に対して化粧崩れしづらい、いわゆる化粧持ちの良いファンデーション、落ちにくい口紅等の開発がなされている。このような化粧持ちが良く、落ちにくいメークを除去するために、高い洗浄効果を有するクレンジング化粧料が求められている。
【0004】
そこで、洗浄効果を向上させるために、メークとのなじみも良く洗浄力が優れている溶解力の強い油分を、クレンジング化粧料に高配合するなどの手段が講じられている。
【0005】
例えば、特開平9−175936号公報には、液状油を1〜60重量%配合させ、さらに、親水性ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、水酸基を有する水溶性化合物及び水を含有し、汚れ浮きや洗浄力に優れ、マッサージし易い、ゲル状又は液状のクレンジング用組成物が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、多量の油分を配合したクレンジング化粧料は、洗い流し時、洗い上がり後に、クレンジング後の油膜感、べたつき感が有り、使用時のさっぱり感が十分ではないという課題がある。
【0007】
これに対して、油分の配合量を制限する事によって、ある程度油性感を低下させることにより、さっぱり感を若干向上させることも可能ではあるが、とても十分に満足するさっぱり感とは言えず、さらに、油分の配合量を減ずると、化粧持ちが良いことを特徴とする最近のメーキャップ化粧料が十分に除去されず、皮膚上のメークが残存し、油膜感、べたつき感を生じるという問題点があった。
【0008】
また、メーキャップ化粧料となじみのよい油分として、シリコーン油を配合したクレンジング化粧料が提案され、例えば、特公平7−2618号公報には、低沸点シリコーン油をアクリル系水溶性増粘剤で水相に分散したメーキャップ除去料が開示されている。
【0009】
しかしながら、水溶性高分子増粘剤でシリコーン油を分散させたクレンジング化粧料は、メーキャップ化粧料となじませマッサージする際の塗布感にこくがなく、水で洗い流しを行う際にもぬめり感を生じて使用感が十分でないという課題があった。
【0010】
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、アニオン界面活性剤と高級アルコールと特定のHLBを有する非イオン界面活性剤とを組み合わせて、水相にシリコーン油を分散させると、最近の化粧持ちが良いメーキャップ化粧料を十分に除去できる優れた洗浄効果を有すると同時に、塗布時にこくがあり、マッサージ感に優れ、洗浄中にぬめり感を生じず、つっぱり感がなく、さっぱりとした使用感を有するクレンジング用組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】
本発明は、化粧持ちの良いメーキャップ化粧料でさえも、良好に除去できる優れた洗浄力を有すると同時に、塗布時にこくがあり、マッサージ感に優れ、高い洗浄力を有しながら、洗浄中にぬめり感を生じず、つっぱり感がなく、さっぱりとした使用感を有するクレンジング用組成物を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、下記成分(A)(B)(C)(D)及び(E)を含有することを特徴とするクレンジング用組成物を提供するものである。
(A)アニオン界面活性剤 1〜20重量%
(B)高級アルコール 1〜20重量%(但し1重量%の配合量は除く)
(C)HLBが7〜10である非イオン界面活性剤 1〜15重量%
(D)シリコーン油 5〜23重量%
(E)水 10〜90重量%
【0013】
また、本発明は、前記成分(A)のアニオン界面活性剤が、カルボン酸系界面活性剤であることを特徴とする前記のクレンジング用組成物を提供するものである。
【0014】
さらに、本発明は、前記成分(B)高級アルコールが、炭素数12〜22の直鎖の高級アルコールであることを特徴とする前記のクレンジング用組成物を提供するものである。
【0015】
また、本発明は、前記成分(C)の非イオン界面活性剤が、シリコーン系界面活性剤であることを特徴とする前記のクレンジング用組成物を提供するものである。
【0016】
さらに、本発明は、前記成分(D)シリコーン油が、揮発性シリコーン油であることを特徴とする前記のクレンジング用組成物を提供するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について詳述する。
【0018】
本発明に用いるアニオン界面活性剤は、一般に化粧品基剤として用いられるアニオン界面活性剤を使用することができ、具体的には、脂肪酸石鹸、α―アシルスルホン酸、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリル、及びアルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、アルキルリン硫酸塩、アルキルアミドリン酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、N―長鎖アシルアミノ酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルヒドロキシエーテルカルボン酸塩、アルキルヒドロキシエーテルカルボン酸塩等であり、その対イオンはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アルカノールアミンやアンモニウム等が挙げられる。これらの中で、特に親水基が―COO-であるカルボン酸系アニオン界面活性剤が、さっぱり感の点で好ましい。
【0019】
アニオン界面活性剤は、単独または任意の2種類以上を組み合わせて使用する事ができ、その配合量は、クレンジング用組成物全量に対して、1〜20重量%、好ましくは、2〜10重量%である。
【0020】
本発明に用いる高級アルコールは、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2-デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。分離安定性の観点及び使用感の優れたクリーム状の性状にするためには、炭素数12〜22の直鎖の高級アルコールが好ましく、具体的には、セタノール、ベヘニルアルコールが好ましい。
【0021】
高級アルコールは、単独または任意の2種類以上を組み合わせて使用する事ができ、その配合量は、クレンジング用組成物全量に対して、1〜20重量%(但し1重量%の配合量は除く)、好ましくは、2〜10重量%である。
【0022】
本発明に用いる非イオン界面活性剤は、HLBが7〜10の範囲にある親油性非イオン界面活性剤及び親水性非イオン界面活性剤でなければならない。
【0023】
親油性非イオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリンポリグリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α, α'-オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。
【0024】
また、親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POE-ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POE-ソルビタンモノオレエート、POE-ソルビタンモノステアレート、POE-ソルビタンモノオレート、POE-ソルビタンテトラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POE-ソルビットモノラウレート、POE-ソルビットモノオレエート、POE-ソルビットペンタオレエート、POE-ソルビットモノステアレート等);POE-グリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POE-グリセリンモノステアレート、POE-グリセリンモノイソステアレート、POE-グリセリントリイソステアレート等のPOE-モノオレエート等);POE-脂肪酸エステル類(例えば、POE-ジステアレート、POE-モノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POE-アルキルエーテル類(例えば、POE-ラウリルエーテル、POE-オレイルエーテル、POE-ステアリルエーテル、POE-ベヘニルエーテル、POE-2-オクチルドデシルエーテル、POE-コレスタノールエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POP-アルキルエーテル類(例えば、POE・POP-セチルエーテル、POE・POP-2-デシルテトラデシルエーテル、POE・POP-モノブチルエーテル、POE・POP-水添ラノリン、POE・POP-グリセリンエーテル等);テトラ POE・テトラPOP-エチレンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック等);POE-ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POE-ヒマシ油、POE-硬化ヒマシ油、POE-硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE-硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE-硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE-硬化ヒマシ油マレイン酸等);POE-ミツロウ・ラノリン誘導体(例えば、POE-ソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POE-プロピレングリコール脂肪酸エステル;POE-アルキルアミン;POE-脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。
【0025】
非イオン界面活性剤は特にシリコーン系界面活性剤が好ましい。シリコーン系界面活性剤とは疎水基がジメチルポリシロキサン、親水基がポリオキシアルキレンモノグリコールエーテル(ポリエーテル)から構成される非イオン界面活性剤のことを言い、その中には、ジメチルポリシロキサンにポリエーテルがペンダント状にグラフトした構造や、ブロック共重合体がある。例えば、ジメチルポリシロキサンポリエチレングリコール、ジメチルポリシロキサン・(ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン)共重合体等が挙げられる。
【0026】
非イオン界面活性剤は、単独または任意の2種類以上を組み合わせて使用する事ができ、その配合量は、クレンジング用組成物全量に対して、1〜15重量%、好ましくは、3〜12重量%である。
【0027】
本発明に用いるシリコーン油としては、例えば、鎖状ポリシロキサン(例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等);環状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等)、3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム、各種変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)等が挙げられる。このうち、オクタメチルポリシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等の揮発性シリコーン油が好ましい。揮発性シリコーン油を用いることで、高い洗浄力が得られる。
【0028】
シリコーン油は、単独または任意の2種類以上を組み合わせて使用する事ができ、その配合量は、クレンジング用組成物全量に対して、5〜23重量%、好ましくは、10〜23重量%である。5重量%未満では洗浄力が劣り、23重量%を越えるとさっぱり感が十分でなくなる場合がある。
【0029】
本発明に用いる水は、上記アニオン界面活性剤と非イオン界面活性剤によってシリコーン油を分散させる水相となるものであり、その配合量は、クレンジング用組成物全量に対して、10〜90重量%である。
【0030】
本発明のクレンジング用組成物は、塗布時のメーキャップとの親和性の向上あるいはメーキャップ洗浄効果を増すために、上記必須成分の他に、エタノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン等の水溶性物質を本発明の効果を損なわない範囲で任意に配合可能である。
【0031】
本発明のクレンジング用組成物は、上記必須成分の他に、必要に応じ、高分子物質、保湿剤、香料、防腐剤、色素、抗酸化剤、美容成分、粉末等を適量添加し、各成分を混合して常法により製造することができる。剤形は特に制限はなく、液体状、ペースト状、クリーム状などの任意の剤形を採ることが出来るが、塗布時のこくという観点から、ペースト状、クリーム状とすることが好ましい。また、メーキャップ化粧料となじませるために行うマッサージの操作性の観点から、その粘度は各成分の配合量を適宜調整して3000〜50000mPa・mとするのが好ましい。なお、チューブに充填する場合は9000Pa・m以上の粘度が好ましい。
【0032】
本発明のクレンジング用組成物は、化粧料を除去するためのクレンジング化粧料として、クレンジングクリーム、クレンジングジェル、クレンジングローション等の製品形態を採ることができる。特にメーキャップ化粧料除去用の洗い流しタイプの洗顔料として好適に使用される。
【0033】
【実施例】
次に、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって制限されるものではない。実施例及び比較例における配合量は重量%を表わす。
【0034】
「表1」、「表2」、「表3」及び「表4」に示す組成のクレンジングクリームを製造し、以下の評価法に従って、メーキャップの洗浄効果、マッサージの使用感触、ぬめり感、さっぱり感、つっぱり感について官能評価した。結果を併せて各表に示す。
【0035】
[製造法]
高級アルコール及びシリコーン油を除いた各成分を70℃で加温攪拌し混合した。これに加温溶解させた高級アルコールを添加して混合した。これを室温付近まで冷却した後にシリコーン油を攪拌混合し、クレンジングクリームを得た。
【0036】
[評価方法]
(1)メーキャプ洗浄効果
任意のメークをした専門パネル30名を用いて、クレンジングクリーム約2.0gを顔に塗り、手で一定の力、速さで一定回数メーキャップとなじませ、水またはぬるま湯ですすいだ後に、以下の基準で官能評価した。
(評価基準)
○:メーキャップが完全に洗浄可能であると評価したパネルが25名以上であった。
△:メーキャップが完全に洗浄可能であると評価したパネルが15名以上25名未満であった。
×:メーキャップが完全に洗浄可能であると評価したパネルが15名未満であった。
【0037】
(2)マッサージの使用感触
任意のメークをした専門パネル30名を用いて、クレンジングクリーム約2.0gを顔に塗り、手で一定の力、速さで一定回数メーキャップとなじませ、以下の基準で官能評価した。
(評価基準)
○:マッサージの使用感触が良好であると評価したパネルが25名以上であった。
△:マッサージの使用感触が良好であると評価したパネルが15名以上25名未満であった。
×:マッサージの使用感触が良好であると評価したパネルが15名未満であった。
【0038】
(3)ぬめり感
任意のメークをした専門パネル30名を用いて、クレンジングクリーム約2.0gを顔に塗り、手で一定の力、速さで一定回数メーキャップとなじませ、水またはぬるま湯ですすいだ後に、以下の基準で官能評価した。
(評価基準)
○:洗い流し時にぬめり感がないと評価したパネルが25名以上であった。
△:洗い流し時にぬめり感がないと評価したパネルが15名以上25名未満であった。
×:洗い流し時にぬめり感がないと評価したパネルが15名未満であった。
【0039】
(4)さっぱり感
任意のメークをした専門パネル30名を用いて、クレンジングクリーム約2.0gを顔に塗り、手で一定の力、速さで一定回数メーキャップとなじませ、水またはぬるま湯ですすいだ後に、以下の基準で官能評価した。
(評価基準)
○:さっぱり感があると評価したパネルが25名以上であった。
△:さっぱり感があると評価したパネルが15名以上25名未満であった。
×:さっぱり感があると評価したパネルが15名未満であった。
【0040】
(5)つっぱり感
任意のメークをした専門パネル30名を用いて、クレンジングクリーム約2.0gを顔に塗り、手で一定の力、速さで一定回数メーキャップとなじませ、水またはぬるま湯ですすぎ、タオルドライした後に、以下の基準で官能評価した。
(評価基準)
○:つっぱり感があると評価したパネルが25名以上であった。
△:つっぱり感があると評価したパネルが15名以上25名未満であった。
×:つっぱり感があると評価したパネルが15名未満であった。
【0041】
【表1】
Figure 0003868680
【表2】
Figure 0003868680
【表3】
Figure 0003868680
【表4】
Figure 0003868680
【0042】
以上の結果より、本発明のクレンジングクリームは、洗浄効果に優れると同時に、マッサージの使用感触、さっぱり感に優れ、ぬめり感、つっぱり感がない優れたクレンジング用組成物であることが分かる。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、優れた洗浄力を有すると同時に、塗布時にこくがあり、マッサージ感に優れ、高い洗浄力を有しながら、洗浄中にぬめり感を生じず、さっぱりとした使用感を有し、つっぱり感を生じないクレンジング用組成物を提供することができる。

Claims (5)

  1. 下記成分(A)(B)(C)(D)及び(E)を含有することを特徴とするクレンジング用組成物。
    (A)アニオン界面活性剤 1〜20重量%
    (B)高級アルコール 1〜20重量%(但し1重量%の配合量は除く)
    (C)HLBが7〜10である非イオン界面活性剤 1〜15重量%
    (D)シリコーン油 5〜23重量%
    (E)水 10〜90重量%
  2. 前記成分(A)のアニオン界面活性剤が、カルボン酸系界面活性剤であることを特徴とする請求項1記載のクレンジング用組成物。
  3. 前記成分 (B)高級アルコールが、炭素数12〜22の直鎖の高級アルコールであることを特徴とする請求項1または2記載のクレンジング用組成物。
  4. 前記成分(C)の非イオン界面活性剤が、シリコーン系界面活性剤であることを特徴とする請求項1,2または3記載のクレンジング用組成物。
  5. 前記成分(D)シリコーン油が、揮発性シリコーン油であることを特徴とする請求項1,2,3または4記載のクレンジング用組成物。
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