JP2004338486A - 車両用送風制御装置 - Google Patents

車両用送風制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004338486A
JP2004338486A JP2003135871A JP2003135871A JP2004338486A JP 2004338486 A JP2004338486 A JP 2004338486A JP 2003135871 A JP2003135871 A JP 2003135871A JP 2003135871 A JP2003135871 A JP 2003135871A JP 2004338486 A JP2004338486 A JP 2004338486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
electric motors
air blowing
vehicle
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003135871A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4127115B2 (ja
Inventor
Shinsuke Kawashima
伸介 川嶋
Kazuhiro Saito
和広 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2003135871A priority Critical patent/JP4127115B2/ja
Publication of JP2004338486A publication Critical patent/JP2004338486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4127115B2 publication Critical patent/JP4127115B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】Hiモードの設定時にて、コストの増加を抑えつつ、送風ファンB1〜B10による送風量を増やす。
【解決手段】送風ファンB1〜B8による送風量を多段階に変化させるために電動モータM1〜M8を制御する各送風モードを設定可能であるバス用空調装置であって、送風ファンB9、B10をそれぞれ駆動するための電動モータM9、M10と、Hiモードの設定時にて、リレースイッチRL11、RL13、RL14により車載バッテリBに対し電動モータM9、M10の個々を並列に接続し、また各送風モードのうちHiモード以外のモードの設定時にて、リレースイッチRL11、RL13、RL14により車載バッテリBに対し電動モータM9、M10の個々を直列に接続させて、電動モータM9、M10の回転数、ひいては送風ファンB9、B10による送風量を増やすことになる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送風ファンによる送風量を変化させることのできる車両用送風制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各送風ファンと、各送風ファンをそれぞれ回転させる複数の電動モータと、複数の電動モータを制御して各送風ファンから発生する空調風の風量を調整する制御装置と、を有するバス用空調装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
以下、この種の空調装置において、ブロアの送風制御回路の概略構成について図8を参照して説明する。送風制御回路は、電動モータM1〜M8、リレースイッチRL1〜RL10、および、レジスタ(抵抗素子)R1〜R4から構成されている。図8に示すように、電動モータM1〜M8は、車載バッテリBとグランドとの間に並列に配列されて、個々に送風ファンB1〜B8を回転させる。
【0004】
リレースイッチRL1は、電動モータM1、M2の入力側端子と車載バッテリBの正極側端子の間に接続されており、リレースイッチRL3は、電動モータM1、M2の出力側端子とグランドとの間に接続されている。
【0005】
リレースイッチRL2は、リレースイッチRL3と電動モータM1、M2の出力側端子との間に接続されており、リレースイッチRL4は、電動モータM3、M4の入力側端子と車載バッテリBの正極端子との間に接続されている。
【0006】
また、リレースイッチRL5は、電動モータM3、M4とグランドとの間に接続されており、レジスタR1は、電動モータM1、M2と直列に接続されている。また、レジスタR2は、電動モータM3、M4と直列に接続されている。
【0007】
また、電動モータM5〜M8、リレースイッチRL6〜RL10、および、レジスタR3、R4は、電動モータM1〜M4、リレースイッチRL1〜RL5、および、レジスタR1、R2と同様に構成されている。なお、電動モータM5〜M8は、電動モータM1〜M4に相当し、リレースイッチRL6〜RL10は、リレースイッチRL1〜RL5に相当し、レジスタR3、R4は、レジスタR1、R2に相当する。
【0008】
以上のように構成されて、リレースイッチRL1〜RL10の個々をオン、オフさせて、車載バッテリBに対する電動モータM1〜M10のいずれかを直列接続させたり、並列接続させたりして、電動モータM1〜M10にかかる電圧を切り換えることにより、送風量を多段階に変化させるための複数の送風モードを設定可能になっている。
【0009】
【特許文献1】
特公平7−25257号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した送風制御回路では、最大送風量を発生させる最大送風モードが設定されているときの、送風量を従来に比べて大きくすることが望まれている。
【0011】
そこで、本発明者等は、2つの送風ファンを追加するために電動モータM9、M10を図8の送風制御回路に対し追加して図9の送風制御回路について検討した。
【0012】
先ず、図9では、H1モード(最大送風モード)時においては、リレースイッチRL12、RL15のオン状態で、リレースイッチRL11、RL14により電動モータM9、M10の入力側端子を車載バッテリBの正極端子に接続させて、リレースイッチRL13により電動モータM9の出力側端子をグランドに接続させる。
【0013】
このとき、電動モータM9、M10の個々は、車載バッテリBに対し並列に接続されて、電動モータM9、M10の個々に最大電圧がかかることにより、電動モータM9、M10による回転される各送風ファンからは、最大送風量の空調風が、送風される。
【0014】
また、Me2モード(第2の中間モード)時では、H1モード(最大送風モード)時からリレースイッチRL12、RL15をオフ状態に切り換えることにより、電動モータM9に対してレジスタR5が直列接続され、かつ、モータM10に対してレジスタR6が直列接続されることになる。このとき、電動モータM9、M10の個々にかかる電圧は減少して電動モータM9、M10の回転数は減少する。これに伴い、各送風ファンから発生する送風量が少なくなる。
【0015】
また、Me1モード(第1の中間モード)時においては、リレースイッチRL11、RL12、RL15のオン状態で、リレースイッチRL13、RL14を切換接続して電動モータM9の出力側端子をモータM10の入力側端子に接続させる。
【0016】
このとき、電動モータM9、M10の個々は、車載バッテリBおよびグランドの間で直列接続されて、電動モータM9、M10の個々にかかる電圧は、Me2モード時に比べて減少する。これに伴い、電動モータM9、M10の回転数は、より一層減少し、各送風ファンから発生する送風量が、少なくなる。
【0017】
さらに、Loモード(最小送風量モード)時には、Me2モード時からリレースイッチRL12、RL15をオフ状態に切り換えることにより、電動モータM9に対してレジスタR5が直列接続され、かつ、モータM10に対してレジスタR6が直列接続されることになる。
【0018】
このとき、電動モータM9、M10の個々にかかる電圧は減少して電動モータM9、M10の回転数は減少する。これに伴い、Me1モード時に比べて、各送風ファンから発生する送風量が少なくなる。
【0019】
以上のように、Hiモード、Me2モード、Me1モード、Loモードといったモードの切換で、送風量を多段階に切り換えることができるものの、リレースイッチRL11〜RL15、レジスタR5、R6など数多くの部品を追加する必要があり、コスト増加を招くことになる。
【0020】
本発明は、上記点に鑑み、コスト上昇を抑えつつ、最大送風量モードの設定時の送風量を増加させるようにした車両用送風制御装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、複数の第1送風ファン(B1〜B8)をそれぞれ駆動するための複数の第1電動モータ(M1〜M8)を有し、複数の第1送風ファンによる送風量を変化させるために複数の電動モータを制御する各送風モードを設定可能である車両用送風制御装置であって、複数の第2送風ファン(B9、B10)をそれぞれ駆動するための複数の第2電動モータ(M9、M10)と、各送風モードのうち最大送風量モードの設定時にて、車載バッテリ(B)に対し複数の第2電動モータの個々を並列に接続し、また各送風モードのうち最大送風量モード以外のモードの設定時にて、車載バッテリに対し複数の第2電動モータの個々を直列に接続させる接続制御手段(RL11、13、RL14、30)と、を有することを特徴とする。
【0022】
以上により、最大送風量モードの設定時には、従来通り車載バッテリに対し複数の第2電動モータの個々を並列に接続させることにより最大送風量を確保することができ、最大送風量モード以外のモードの設定時には単に複数の第2電動モータを直列に接続させることにより、送風量を変化させることができるため、リレースイッチやレジスタの数の増加を抑えることができる。これに伴い、コストの増加を抑えつつ、最大送風量モードの設定時にて、第2送風ファンによる送風量を増やすことができる。
【0023】
請求項2に記載の発明では、複数の第2送風ファンのいずれかは、第1送風ファンの中央部に配置されていることを特徴とする。
【0024】
ここで、第2送風ファンの送風量は、請求項1に記載の発明に示すように、2段階しか調整することができないが、請求項2に記載の発明のように、複数の第2送風ファンのいずれかを、第1送風ファンの中央部に配置すれば、風量分布の乱れを抑えることができる。
【0025】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係るバス用空調装置の実装状態を示す空調ユニットの上面図、図2は空調装置の制御系を示すブロック図である。図1において、冷房ユニット1等がバスの天井側に配置されており、冷房ユニット1内には減圧器および蒸発器等が配設され、凝縮器3、減圧器および蒸発器等は冷媒を圧縮する圧縮機と共に周知の冷凍サイクルを構成する。この圧縮機は走行用のエンジンによってベルトおよび電磁クラッチを介して駆動される。
【0027】
冷房ユニット1内には、送風ファンB1〜B10と送風ファンB1〜B10を駆動する電動モータM1〜M10が設けられている。
【0028】
ここで、送風ファンB1〜B4、B10は、車両左側にて一列に配置されており、送風ファンB10は、送風ファンB1〜B4の中央部に配置されている。送風ファンB5〜B8、B9は、車両右側にて一列に配置されており、送風ファンB9は、送風ファンB5〜B8の中央部に配置されている。このようなブロワB1〜B10により送風される空調風は、冷房ユニット1内の蒸発器を通過する際に冷媒と熱交換して冷却・除湿された後、空調ダクトを介して車室内に吹き出される。
【0029】
次に、空調風の送風量を調整するための電動モータM1〜M10の送風制御回路について図2を用いて説明する。
【0030】
送風制御回路は、主回路10、および追加回路20から構成されており、主回路10は、図8の送風制御回路と同様であり、追加回路20は、電動モータM9、M10、およびリレースイッチRL11、13、14から構成されている。また、電動モータM9は、送風ファンB9を回転させて送風を発生させるものであり、電動モータM10は、送風ファンB10を回転させて送風を発生させるものである。
【0031】
リレースイッチRL11は、車載バッテリB及び電動モータM9間で直列に接続されており、リレースイッチRL13は、電動モータM9及びグランド間で直列に接続されている。また、リレースイッチRL14は、車載バッテリB及び電動モータM10間で直列に接続されている。なお、リレースイッチRL1〜RL14及び電動モータM1〜M10は、電子制御装置(ECU)30により、制御されるものである。
【0032】
次に、本実施形態の作動について図3〜図7を用いて説明する。
【0033】
先ず、図3に示すように、電子制御装置30により、電動モータM1〜M8の回転数をHiモード、Me2モード、Me1モード、Loモードに切り換え、かつ電動モータM9、M10の回転数をHiモード、Me1モードに切り換えることにより、送風ファンB1〜B10による送風量の多段階に調整可能になっている。
【0034】
なお、Hiモード(最大送風量モード)は、送風ファンB1〜B10により最大の送風量させるモード、Me2モード(第2の中間モード)は、Hiモードに比べて少ない送風量を発生させるモード、Me1モード(第1の中間モード)は、Me2モードに比べて少ない送風量を発生させるモード、Loモード(最小送風量モード)は、最小の送風量を発生させるモードである。以下、モード毎に分けて送風制御回路の作動について説明する。
【0035】
(Hiモード)
このモードでは、リレースイッチRL1により、車載バッテリBの正極端子及び電動モータM1、M2の入力側端子を接続し、リレースイッチRL2、3により、電動モータM1、M2の出力側端子及びグランドを接続する。そして、リレースイッチRL4により、車載バッテリBの正極端子及び電動モータM3、M4の入力側端子を接続し、リレースイッチRL5により、電動モータM3、M4の出力側端子及びグランドを接続する。
【0036】
また、リレースイッチRL6により、車載バッテリBの正極端子及び電動モータM5、M6の入力側端子を接続し、リレースイッチRL7、8により、電動モータM5、M6の出力側端子及びグランドを接続する。そして、リレースイッチRL9により、車載バッテリBの正極端子及び電動モータM7、M8の入力側端子を接続し、リレースイッチRL10により、電動モータM7、M8の出力側端子及びグランドを接続する。
【0037】
さらに、リレースイッチRL11により、車載バッテリBの正極端子及び電動モータM9の入力側端子を接続し、リレースイッチRL13により、電動モータM9の出力側端子及びグランドを接続する。そして、リレースイッチRL14により、車載バッテリBの正極端子及び電動モータM10の入力側端子を接続することになる。
【0038】
以上により、電動モータM1〜M10が、車載バッテリB及びグランド間で並列に接続されるので、電動モータM1〜M10に対し、車載バッテリBからの電流を図4の太線の如く流れて、電動モータM1〜M10が最大回転数Rmaxにて、回転して送風ファンB1〜B10により最大の送風量を発生させることになる。
【0039】
(Me2モード)
次に、HiモードからMe2モードに切り換えられると、リレースイッチRL2をオフさせて、電動モータM1、M2の出力側端子及びグランド間をレジスタR1を介して接続させる。また、リレースイッチRL5をオフさせて、電動モータM3、M4の出力側端子及びグランド間をレジスタR2を介して接続させる。
【0040】
また、リレースイッチRL7をオフさせて、電動モータM5、M6の出力側端子及びグランド間をレジスタR3を介して接続させる。また、リレースイッチRL10をオフさせて、電動モータM7、M8の出力側端子及びグランド間をレジスタR4を介して接続させる。
【0041】
また、リレースイッチRL13、14をオフさせて電動モータM9、M10を直列に接続させる。
【0042】
以上により、電動モータM1〜M10に対し、車載バッテリBからの電流が図5の太線の如く流れて、電動モータM1〜M10の回転数は、最大回転数Rmaxよりも減少して回転数R1(<Rmax)になる。これに伴い、送風ファンB1〜B10による送風量は、Hiモードよりも低下する。
【0043】
(Me1モード)
次に、Me2モードからMe1モードに切り換えられると、リレースイッチRL2、RL5をオンさせるとともに、リレースイッチRL3、RL4の可動端子の接続を切り換えて、車載バッテリBの正極端子及びグランド間で電動モータM1、M2が並列に接続されて、かつ、電動モータM1、M2の出力側端子及びグランド間で電動モータM3、M4を並列に接続させる。
【0044】
また、リレースイッチRL7、RL10をオンさせるとともに、リレースイッチRL8、RL9の可動端子の接続を切り換えて、車載バッテリBの正極端子及びグランド間で電動モータM5、M6が並列に接続されて、かつ、電動モータM5、M6の出力側端子及びグランド間で電動モータM7、M8を並列に接続させる。
【0045】
また、リレースイッチRL11、RL13、RL14の可動接点は、変動せず、Me2モードと同様に、電動モータM9、M10は、回転数R1に回転して、送風ファンB9、B10による送風量は、Me2モードと同一になる。
【0046】
以上により、電動モータM1〜M10に対し、車載バッテリBからの電流が図6の太線の如く流れて、電動モータM1〜M10の回転数は、回転数R1よりも減少して回転数R2(<R1)になる。これに伴い、送風ファンB1〜B10による送風量は、Me2モードよりも低下する。
【0047】
(Loモード)
次に、Me1モードからLoモードに切り換えられると、リレースイッチRL2、RL5、RL7、RL10をオフさせる。これに伴い、電動モータM1、M2の出力側端子及び電動モータM3、M4の入力側端子間を、レジスタR1を介して接続させて、かつ、電動モータM3、M4の出力側端子及びグランド間を、レジスタR52を介して接続させる。また電動モータM5、M6の出力側端子及び電動モータM7、M8の入力側端子間を、レジスタR3を介して接続させて、かつ、電動モータM7、M8の出力側端子及びグランド間を、レジスタR4を介して接続させる。
【0048】
また、リレースイッチRL11、RL13、RL14の可動接点は、変動せず、Me2モードと同様に、電動モータM9、M10は、回転数R1に回転して、送風ファンB9、B10による送風量は、Me2モードと同一になる。
【0049】
以上により、電動モータM1〜M10に対し、車載バッテリBからの電流が図7の太線の如く流れて、電動モータM1〜M10の回転数は、回転数R2よりも減少して回転数R3(<R2)になる。これに伴い、送風ファンB1〜B10による送風量は、Me1モードよりも低下する。
【0050】
以下、本実施形態の作用効果につき述べる。送風ファンB1〜B8をそれぞれ駆動するための電動モータM1〜M8を有し、送風ファンB1〜B8による送風量を変化させるために電動モータM1〜M8を制御する送風モード(Hiモード、Me2モード、Me1モード、Loモード)を設定可能であるバス用空調装置であって、送風ファンB9、B10をそれぞれ駆動するための電動モータM9、M10と、Hiモードの設定時にて、リレースイッチRL11、RL13、RL14により車載バッテリBに対し電動モータM9、M10の個々を並列に接続し、また各送風モードのうちHiモード以外のモードの設定時にて、リレースイッチRL11、RL13、RL14により車載バッテリBに対し電動モータM9、M10の個々を直列に接続させる。
【0051】
以上により、Hiモードの設定時には、従来通り車載バッテリBに対し電動モータM9、M10の個々を並列に接続させることにより最大送風量を確保することができ、Hiモード以外のモードの設定時には単に電動モータM9、M10を直列に接続させることにより、送風量を変化させることができるため、リレースイッチやレジスタの数の増加を抑えることができる。これに伴い、コストの増加を抑えつつ、Hiモードの設定時にて送風ファンB1〜B10による送風量を増やすことができる。
【0052】
ここで、送風ファンB1〜B8は、4段階に制御できる一方で、送風ファンB9、B10は、2段階にしか送風量を制御できない。そこで、本実施形態では、送風ファンB9を送風ファンB5〜B8の中央部に配置し、送風ファンB10を送風ファンB1〜B4の中央部に配置しているので、送風ファンB1〜B10による風量分布の乱れを抑えることができる。
【0053】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、車両用送風制御装置をバス用空調装置に適用した例を示したが、これに限らず、複数の送風ファンを備えた機器ならば、各種の装置に適用するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るバス用空調装置の実装状態を示す空調ユニットの上面図である。
【図2】図1の各電動モータの送風制御回路を示す電気回路図である。
【図3】図1の各電動モータの作動を示す図表である。
【図4】図3のHiモード時の送風制御回路の作動を示す図である。
【図5】図3のMe2モード時の送風制御回路の作動を示す図である。
【図6】図3のMe1モード時の送風制御回路の作動を示す図である。
【図7】図3のLOモード時の送風制御回路の作動を示す図である。
【図8】従来の送風制御回路の構成を示す図である。
【図9】送風制御回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
B1〜B10…送風ファン、M1〜M10…電動モータ、
RL1〜RL15…リレースイッチ、R1〜R6…レジスタ。

Claims (2)

  1. 複数の第1送風ファン(B1〜B8)をそれぞれ駆動するための複数の第1電動モータ(M1〜M8)を有し、
    前記複数の第1送風ファンによる送風量を変化させるために前記複数の電動モータを制御する各送風モードを設定可能である車両用送風制御装置であって、
    複数の第2送風ファン(B9、B10)をそれぞれ駆動するための複数の第2電動モータ(M9、M10)と、
    前記各送風モードのうち最大送風量モードの設定時にて、車載バッテリ(B)に対し前記複数の第2電動モータの個々を並列に接続し、また前記各送風モードのうち最大送風量モード以外のモードの設定時にて、前記車載バッテリに対し前記複数の第2電動モータの個々を直列に接続させる接続制御手段(RL11、13、RL14、30)と、を有することを特徴とする車両用送風制御装置。
  2. 前記複数の第2送風ファンのいずれかは、前記第1送風ファンの中央部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用送風制御装置。
JP2003135871A 2003-05-14 2003-05-14 車両用送風制御装置 Expired - Fee Related JP4127115B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003135871A JP4127115B2 (ja) 2003-05-14 2003-05-14 車両用送風制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003135871A JP4127115B2 (ja) 2003-05-14 2003-05-14 車両用送風制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004338486A true JP2004338486A (ja) 2004-12-02
JP4127115B2 JP4127115B2 (ja) 2008-07-30

Family

ID=33526007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003135871A Expired - Fee Related JP4127115B2 (ja) 2003-05-14 2003-05-14 車両用送風制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4127115B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018167704A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社デンソー 空調装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007249003A (ja) 2006-03-17 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 光走査装置、画像形成装置および走査線変化補正方法
US8457530B2 (en) 2009-09-08 2013-06-04 Ricoh Company, Ltd. Plastic optical element, optical scanning device, and image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018167704A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社デンソー 空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4127115B2 (ja) 2008-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1397449A (zh) 用于控制空调座椅的电路
JP4127115B2 (ja) 車両用送風制御装置
JPH06117657A (ja) 送風装置
JP3316014B2 (ja) 電気自動車の空調装置
JPH032083B2 (ja)
CN109667779B (zh) 鼓风机调节器
JP3801411B2 (ja) 車両用空気調和装置
JP2919056B2 (ja) 車両用空調装置
JP2002325497A (ja) 車両用空調装置
JP3141620B2 (ja) 車両用空調装置
KR0115358Y1 (ko) 이중 블로위 휀 모터장치
JPS626822A (ja) 車両用空調システム
JP2783061B2 (ja) 車両のファンモータ制御装置
JPH07108816A (ja) 車両用空気調和装置
JP4709618B2 (ja) 車両用空気調和機およびその送風制御装置
JPH07144531A (ja) 自動車用電動空気調和装置の制御装置
JP2005016344A (ja) 車両用制御装置
JP2004242400A (ja) 電動モータの異常検出システム
JPS6242813Y2 (ja)
JPH07228135A (ja) 車両用空調制御方法
JPH08142658A (ja) 車両用空調装置
JPS6374711A (ja) 自動車用空調装置
JPH0630495Y2 (ja) 空調ブロアファンの制御機構
JP3306567B2 (ja) ステップモータ制御装置およびこれを用いた車両用空調装置
JPS5873417A (ja) 車両用冷房装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A521 Written amendment

Effective date: 20071225

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080422

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20080505

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees