JP2004338254A - 蒸着紙 - Google Patents
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Abstract
【課題】紙からなる基材層に目止め層、アルミニウムの蒸着薄膜層、オーバーコート層を積層した積層体であって、高い金属光沢感を有する蒸着紙を提供することにある。
【解決手段】片面若しくは両面にコート層を有する紙(2)からなる基材層(1)の一方のコート層面にメラミン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂のいずれか1種若しくはそれらの混合物の樹脂からなる目止め層(5)、アルミニウムの蒸着薄膜層(6)、オーバーコート層(7)を積層した積層体であって、少なくとも、目止め層(5)側のコート層(3)表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下であると共に、オーバーコート層(7)表面の20度鏡面光沢度が90%以上のものからなることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】片面若しくは両面にコート層を有する紙(2)からなる基材層(1)の一方のコート層面にメラミン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂のいずれか1種若しくはそれらの混合物の樹脂からなる目止め層(5)、アルミニウムの蒸着薄膜層(6)、オーバーコート層(7)を積層した積層体であって、少なくとも、目止め層(5)側のコート層(3)表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下であると共に、オーバーコート層(7)表面の20度鏡面光沢度が90%以上のものからなることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙からなる基材層の一方の面にアルミニウムの蒸着薄膜層を積層した蒸着紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
紙からなる基材層の一方の面にアルミニウムの蒸着薄膜層、オーバーコート層を積層した蒸着紙は、各種食品類やタバコなどのガスバリア性、遮光性、さらに金属光沢感を求める包装用途に多く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の蒸着紙をデザイン的に特徴のあるラベルなどの用途に利用する場合、その金属光沢感が不十分であり、より高い金属光沢感を有するものが要望されていた。
【0004】
本発明の課題は、紙からなる基材層に目止め層、アルミニウムの蒸着薄膜層、オーバーコート層を積層した積層体であって、より高い金属光沢感を有する蒸着紙を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、片面若しくは両面にコート層を有する紙からなる基材層の一方のコート層面に目止め層、アルミニウムの蒸着薄膜層、オーバーコート層を積層した積層体であって、少なくとも、目止め層側のコート層表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下であると共に、オーバーコート層表面の20度鏡面光沢度が90%以上のものからなることを特徴とする蒸着紙である。
【0006】
本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る発明において、前記目止め層がメラミン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂のいずれか1種若しくはそれらの混合物の樹脂からなることを特徴とする蒸着紙である。
【0007】
【作用】
本発明によれば、片面若しくは両面にコート層を有する紙からなる基材層の一方のコート層面にメラミン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂のいずれか1種若しくはそれらの混合物の樹脂からなる目止め層、アルミニウムの蒸着薄膜層、オーバーコート層を積層した積層体であって、少なくとも、目止め層側のコート層表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下であると共に、オーバーコート層表面の20度鏡面光沢度が90%以上になっているので、優れた金属光沢感のものが得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の蒸着紙を実施の形態に沿って以下に詳細に説明する。
【0009】
図1(a)は本発明の蒸着紙の一実施例の側断面図であり、紙(2)の一方の面にコート層(3)を積層したものからなる基材層(1)のコート層(3)面に、目止め層(5)、アルミニウムの蒸着薄膜層(6)、オーバーコート層(7)が積層されており、(b)は他の実施例の側断面図であり、紙(2)の一方の面にコート層(3)を積層し、他方の面にコート層(4)を積層したものからなる基材層(1)のコート層(3)面に目止め層(5)、アルミニウムの蒸着薄膜層(6)、オーバーコート層(7)が積層されている。
【0010】
前記基材層(1)は、坪量30〜100g/m2 の紙(2)の一方の面にコート層(3)を積層したものか、あるいは紙(2)の一方の面にコート層(3)を積層し、他方の面にコート層(4)を積層したものからなっている。前記コート層(3)及び(4)は、主にデンプン、カゼイン又はスチレン・ブタジエン系樹脂を主成分とするものからなっていると共に、少なくともコート層(3)表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下である。
【0011】
前記目止め層(5)は、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂のいずれか1種若しくはそれらの混合物の樹脂からなる。積層方法は前記樹脂からなるコート液を公知のロールコート法、リバースロールコート法等で積層するのが好ましく、塗布量は0.1〜4.0g/m2(乾燥状態)の範囲が好ましい。
【0012】
前記蒸着薄膜層(6)は、蒸発原材料としてアルミニウム金属を使用し、その原材料を抵抗加熱方式、誘導加熱方式又は電子ビーム方式で加熱蒸発させ、目止め層(5)上に積層する。その膜厚は20〜100nmの範囲である。
【0013】
前記オーバーコート層(7)は、アルミニウムの蒸着薄膜層(6)を保護する為と、その上に積層される層との接着性を向上させる為に設ける。従って、その上に積層される層に使用されている樹脂と同一タイプの樹脂を使用するのが好ましく、例えば、印刷層を積層する場合は、印刷インキに使用されているバインダー樹脂と同一の樹脂を使用する。印刷インキのバインダー樹脂としては、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂等が多く使用される。積層方法はグラビアロールコート法等で塗布量が0.1〜1.0g/m2(乾燥状態)の範囲になるように塗布することにより、表面の20度鏡面光沢度が90%以上ものが得られる。
【0014】
前記の如く、基材層(1)の少なくともコート層(3)表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下であると共に、オーバーコート層(7)の表面がJIS−Z−8741の鏡面光沢度測定方法による測定で、20度鏡面光沢度が90%以上になっているので、高い金属光沢感が得られる。
【0015】
【実施例】
本発明の蒸着紙を具体的な実施例に沿って以下に説明する。
【0016】
〈実施例1〉
基材層(1)として、坪量50g/m2 の紙の片面に表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.42μmのコート層(3)を積層したコート紙(名古屋パルプ(株)、商品名:リュウオーコート紙)を使用し、そのコート紙のコート層(3)面に、アルキッド樹脂からなる塗布液を用いて、塗布量0.2g/m2(乾燥状態)の目止め層(5)を積層し、その上に厚さ45nmのアルミニウムの蒸着薄膜層(6)を積層し、さらにその上にアクリル樹脂からなる塗布液を塗布量が0.3g/m2 (乾燥状態)になるように塗布、乾燥してオーバーコート層(7)を積層し、本発明の蒸着紙を作成した。
【0017】
〈実施例2〉
実施例1において、基材層(1)として、坪量84g/m2 の紙の片面に表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.41μmのコート層(3)を積層したコート紙(日本加工紙(株)、商品名:ラベルアート)を使用した以外は、同様にして本発明の蒸着紙を作成した。
【0018】
〈比較例1〉
基材層として、坪量85g/m2 の紙の片面に表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.51μmのコート層を積層したコート紙(王子製紙(株)、商品名:Gアート)を使用した以外は、実施例1と同様にして比較用の蒸着紙を作成した。
【0019】
〈評価〉
実施例1〜2及び比較例1の蒸着紙のオーバーコート層表面の20度鏡面光沢度を、JIS−Z−8741の鏡面光沢度測定方法で測定し、評価した。その結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
表1から、実施例1〜2の蒸着紙のオーバーコート層表面の20度鏡面光沢度が90%以上になっているので、高い金属光沢感のある蒸着紙が得られ、比較例1の蒸着紙のオーバーコート層表面の20度鏡面光沢度は70%であるので、蒸着紙の金属光沢感が低い。
【0022】
【発明の効果】
本発明の蒸着紙は、片面若しくは両面にコート層を有する紙からなる基材層の一方のコート層面にメラミン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂のいずれか1種若しくはそれらの混合物の樹脂からなる目止め層、アルミニウムの蒸着薄膜層、オーバーコート層を積層した積層体であって、少なくとも、目止め層側のコート層表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下であると共に、オーバーコート層表面の20度鏡面光沢度が90%以上になっているので、非常に高い金属光沢感のある蒸着紙が得られ、ラベル等の高い金属光沢感が要求される用途に広く使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の蒸着紙の一実施例の側断面図であり、(b)は他の実施例の側断面図である。
【符号の説明】
1…基材層
2…紙
3,4…コート層
5…目止め層
6…蒸着薄膜層
7…オーバーコート層
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙からなる基材層の一方の面にアルミニウムの蒸着薄膜層を積層した蒸着紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
紙からなる基材層の一方の面にアルミニウムの蒸着薄膜層、オーバーコート層を積層した蒸着紙は、各種食品類やタバコなどのガスバリア性、遮光性、さらに金属光沢感を求める包装用途に多く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の蒸着紙をデザイン的に特徴のあるラベルなどの用途に利用する場合、その金属光沢感が不十分であり、より高い金属光沢感を有するものが要望されていた。
【0004】
本発明の課題は、紙からなる基材層に目止め層、アルミニウムの蒸着薄膜層、オーバーコート層を積層した積層体であって、より高い金属光沢感を有する蒸着紙を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、片面若しくは両面にコート層を有する紙からなる基材層の一方のコート層面に目止め層、アルミニウムの蒸着薄膜層、オーバーコート層を積層した積層体であって、少なくとも、目止め層側のコート層表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下であると共に、オーバーコート層表面の20度鏡面光沢度が90%以上のものからなることを特徴とする蒸着紙である。
【0006】
本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る発明において、前記目止め層がメラミン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂のいずれか1種若しくはそれらの混合物の樹脂からなることを特徴とする蒸着紙である。
【0007】
【作用】
本発明によれば、片面若しくは両面にコート層を有する紙からなる基材層の一方のコート層面にメラミン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂のいずれか1種若しくはそれらの混合物の樹脂からなる目止め層、アルミニウムの蒸着薄膜層、オーバーコート層を積層した積層体であって、少なくとも、目止め層側のコート層表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下であると共に、オーバーコート層表面の20度鏡面光沢度が90%以上になっているので、優れた金属光沢感のものが得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の蒸着紙を実施の形態に沿って以下に詳細に説明する。
【0009】
図1(a)は本発明の蒸着紙の一実施例の側断面図であり、紙(2)の一方の面にコート層(3)を積層したものからなる基材層(1)のコート層(3)面に、目止め層(5)、アルミニウムの蒸着薄膜層(6)、オーバーコート層(7)が積層されており、(b)は他の実施例の側断面図であり、紙(2)の一方の面にコート層(3)を積層し、他方の面にコート層(4)を積層したものからなる基材層(1)のコート層(3)面に目止め層(5)、アルミニウムの蒸着薄膜層(6)、オーバーコート層(7)が積層されている。
【0010】
前記基材層(1)は、坪量30〜100g/m2 の紙(2)の一方の面にコート層(3)を積層したものか、あるいは紙(2)の一方の面にコート層(3)を積層し、他方の面にコート層(4)を積層したものからなっている。前記コート層(3)及び(4)は、主にデンプン、カゼイン又はスチレン・ブタジエン系樹脂を主成分とするものからなっていると共に、少なくともコート層(3)表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下である。
【0011】
前記目止め層(5)は、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂のいずれか1種若しくはそれらの混合物の樹脂からなる。積層方法は前記樹脂からなるコート液を公知のロールコート法、リバースロールコート法等で積層するのが好ましく、塗布量は0.1〜4.0g/m2(乾燥状態)の範囲が好ましい。
【0012】
前記蒸着薄膜層(6)は、蒸発原材料としてアルミニウム金属を使用し、その原材料を抵抗加熱方式、誘導加熱方式又は電子ビーム方式で加熱蒸発させ、目止め層(5)上に積層する。その膜厚は20〜100nmの範囲である。
【0013】
前記オーバーコート層(7)は、アルミニウムの蒸着薄膜層(6)を保護する為と、その上に積層される層との接着性を向上させる為に設ける。従って、その上に積層される層に使用されている樹脂と同一タイプの樹脂を使用するのが好ましく、例えば、印刷層を積層する場合は、印刷インキに使用されているバインダー樹脂と同一の樹脂を使用する。印刷インキのバインダー樹脂としては、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂等が多く使用される。積層方法はグラビアロールコート法等で塗布量が0.1〜1.0g/m2(乾燥状態)の範囲になるように塗布することにより、表面の20度鏡面光沢度が90%以上ものが得られる。
【0014】
前記の如く、基材層(1)の少なくともコート層(3)表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下であると共に、オーバーコート層(7)の表面がJIS−Z−8741の鏡面光沢度測定方法による測定で、20度鏡面光沢度が90%以上になっているので、高い金属光沢感が得られる。
【0015】
【実施例】
本発明の蒸着紙を具体的な実施例に沿って以下に説明する。
【0016】
〈実施例1〉
基材層(1)として、坪量50g/m2 の紙の片面に表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.42μmのコート層(3)を積層したコート紙(名古屋パルプ(株)、商品名:リュウオーコート紙)を使用し、そのコート紙のコート層(3)面に、アルキッド樹脂からなる塗布液を用いて、塗布量0.2g/m2(乾燥状態)の目止め層(5)を積層し、その上に厚さ45nmのアルミニウムの蒸着薄膜層(6)を積層し、さらにその上にアクリル樹脂からなる塗布液を塗布量が0.3g/m2 (乾燥状態)になるように塗布、乾燥してオーバーコート層(7)を積層し、本発明の蒸着紙を作成した。
【0017】
〈実施例2〉
実施例1において、基材層(1)として、坪量84g/m2 の紙の片面に表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.41μmのコート層(3)を積層したコート紙(日本加工紙(株)、商品名:ラベルアート)を使用した以外は、同様にして本発明の蒸着紙を作成した。
【0018】
〈比較例1〉
基材層として、坪量85g/m2 の紙の片面に表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.51μmのコート層を積層したコート紙(王子製紙(株)、商品名:Gアート)を使用した以外は、実施例1と同様にして比較用の蒸着紙を作成した。
【0019】
〈評価〉
実施例1〜2及び比較例1の蒸着紙のオーバーコート層表面の20度鏡面光沢度を、JIS−Z−8741の鏡面光沢度測定方法で測定し、評価した。その結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
表1から、実施例1〜2の蒸着紙のオーバーコート層表面の20度鏡面光沢度が90%以上になっているので、高い金属光沢感のある蒸着紙が得られ、比較例1の蒸着紙のオーバーコート層表面の20度鏡面光沢度は70%であるので、蒸着紙の金属光沢感が低い。
【0022】
【発明の効果】
本発明の蒸着紙は、片面若しくは両面にコート層を有する紙からなる基材層の一方のコート層面にメラミン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂のいずれか1種若しくはそれらの混合物の樹脂からなる目止め層、アルミニウムの蒸着薄膜層、オーバーコート層を積層した積層体であって、少なくとも、目止め層側のコート層表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下であると共に、オーバーコート層表面の20度鏡面光沢度が90%以上になっているので、非常に高い金属光沢感のある蒸着紙が得られ、ラベル等の高い金属光沢感が要求される用途に広く使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の蒸着紙の一実施例の側断面図であり、(b)は他の実施例の側断面図である。
【符号の説明】
1…基材層
2…紙
3,4…コート層
5…目止め層
6…蒸着薄膜層
7…オーバーコート層
Claims (2)
- 片面若しくは両面にコート層を有する紙からなる基材層の一方のコート層面に目止め層、アルミニウムの蒸着薄膜層、オーバーコート層を積層した積層体であって、少なくとも、目止め層側のコート層表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下であると共に、オーバーコート層表面の20度鏡面光沢度が90%以上のものからなることを特徴とする蒸着紙。
- 前記目止め層がメラミン樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂のいずれか1種若しくはそれらの混合物の樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の蒸着紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003138315A JP2004338254A (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | 蒸着紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003138315A JP2004338254A (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | 蒸着紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004338254A true JP2004338254A (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=33527723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003138315A Pending JP2004338254A (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | 蒸着紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004338254A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080003446A1 (en) * | 2004-12-08 | 2008-01-03 | Nippon Steel Corporation | Precoated Metal Sheet and Method of Production of Precoated Metal Sheet |
JP2011253003A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Pilot Ink Co Ltd | 金属光沢調可逆熱変色性表示体 |
JP2019005940A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 大日本印刷株式会社 | 装飾シート及び該装飾シートを用いた容器 |
-
2003
- 2003-05-16 JP JP2003138315A patent/JP2004338254A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080003446A1 (en) * | 2004-12-08 | 2008-01-03 | Nippon Steel Corporation | Precoated Metal Sheet and Method of Production of Precoated Metal Sheet |
EP2671718A1 (en) * | 2004-12-08 | 2013-12-11 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Precoated metal sheet and method of production of precoated metal sheet |
US8968881B2 (en) | 2004-12-08 | 2015-03-03 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Precoated metal sheet and method of production of precoated metal sheet |
JP2011253003A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Pilot Ink Co Ltd | 金属光沢調可逆熱変色性表示体 |
JP2019005940A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 大日本印刷株式会社 | 装飾シート及び該装飾シートを用いた容器 |
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