JP2004337358A - 内視鏡保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、所望とする位置で外套管の位置決めを高精度に行い得るようにすることにある。
【解決手段】体壁に穿刺される外套管32を移動自在に配して、この外套管32に遊挿される内視鏡37を、外套管32に対して回動部材33及びアーム機構部36を介して移動自在に配し、内視鏡37を、外套管32と一体的に移動させたり、外套管32に対して独立して移動調整可能に構成したものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば医療分野における脳神経外科等の各種の手術に供する内視鏡を設置するのに用いられる内視鏡保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
体腔内の患部に処置を施す際に、細長で比較的径の大きな外套管を体壁側から穿刺して留置し、この外套管の内部空間に内視鏡や処置具を挿通して患部に処置を施す手法が知られている。この手法を実施するために、径の大きな外套管の内壁に内視鏡挿通用チャンネルが設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10―192297号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記外套管は、体腔内に遊挿されているだけであり、術者の所望とする位置で外套管を固定して使用することができず、外套管を安定して固定できる部位を有する場合にしか使用することができない。
【0005】
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、所望とする位置で外套管の位置決めを行うことができるようになる内視鏡保持装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、体壁に穿刺される外套管を移動自在に保持する第1の支持部材と、前記外套管内に挿通される内視鏡を保持し、前記外套管に移動自在の支持される第2の支持部材と、前記第1及び第2の支持部材を制御して前記外套管及び内視鏡を移動調整する制御手段とを備えて内視鏡保持装置を構成した。
【0007】
上記構成によれば、内視鏡は、外套管に対して第2の支持部材を介して支持されることにより、外套管が制御手段により第1の支持部材を介して移動されると、これに連動して第2の支持部材とともに移動され、相互間が初期状態に保たれて移動され、この移動位置から制御手段を介して第2の支持部材が移動されると、外套管に対して移動調整される。
【0008】
従って、内視鏡と外套管とは、第2の支持部材を介して所望の位置に位置決めされ、その位置決め状態を基準として内視鏡を第2の支持部材を介して外套管に対して移動調整し、所望の観察視野を採ることができることにより、高精度な調整を簡便にして容易に行うことができる。
【0009】
また、この発明は、体壁に穿刺される外套管を移動自在に保持する第1の支持部材と、前記外套管内に挿通される内視鏡を移動自在に保持する第2の支持部材と、前記外套管及び内視鏡の位置情報に基づいて前記第1及び第2の支持部材を制御し、前記外套管及び内視鏡を移動調整する制御手段とを備えて内視鏡保持装置を構成した。
【0010】
上記構成によれば、第2の支持部材を介して移動自在に配された内視鏡は、第1の支持部材を介して移動自在に配された外套管内に遊挿されると、制御手段が第1及び第2の支持部材を制御して外套管に対する位置を設定し、その設定位置から外套管に対して移動調整される。
【0011】
従って、内視鏡と外套管とは、制御手段により、第1及び第2の支持部材を介して所望の位置に独立して位置決めされ、その位置決め状態を基準として、第2の支持部材を移動調整して、内視鏡を所望の観察視野に設定することができることにより、高精度な調整を簡便にして容易に行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
(第1の実施の形態)
図1は、この発明の第1の実施の形態に係る内視鏡保持装置を示すもので、取付け部1は、例えば手術台等の基台に着脱可能に装着される。この取付け部1には、第1の支持部材を構成する垂直ロッド2が鉛直方向に沿って立設される。この垂直ロッド2は、取付け部1に対し制御手段を構成する第1の電磁ブレーキ3を介して鉛直な回転軸O1 を中心に回動可能に連結される。この第1の電磁ブレーキ3は、取付け部1に対して垂直ロッド2が回転する動きを選択的に制動する。
【0014】
また、上記垂直ロッド2の上端部には、手術器具を保持する平行四辺形リンクからなるリンク機構部4の支持部材5が連結される。この支持部材5は、垂直ロッド2の回転軸O1 と直交する水平方向の第2の回転軸O2 を中心に回動可能に連結される。
【0015】
さらに、支持部材5には、縦方向に延設された旋回アーム6の下端部および横方向に延設された下方ロッド7の一端部がそれぞれ第2の回転軸O2 を中心に回動可能に支持されているとともに、第2の回転軸O2 上に配置された第2の電磁ブレーキ8が連結されている。この第2の電磁ブレーキ8は、支持部材5に対して旋回アーム6が回動する動きを選択的に制動する。
【0016】
また、旋回アーム6の上端部には、下方ロッド7と平行に配置された上方ロッド9の中途部が関節部10を介して第2の回転軸O2 と平行な第3の回転軸O3 を中心に回動可能に支持される。
【0017】
さらに、下方ロッド7の他端部と上方ロッド9の一端部は、第2,第3の回転軸O2 ,O3 と平行な第4,第5の回転軸O4 ,O5 を中心に回動可能な関節部11,12を介して旋回アーム6と平行に配置された連結ロッド13により、平行となるように接続される。そして、これら旋回アーム6、上方ロッド9、下方ロッド7、連結ロッド13によって、変形可能な平行四辺形リンクからなるリンク機構部4が構成される。
【0018】
また、上方ロッド9における関節部12側の端部と逆側の端部は、関節部10を経て外側に延出され、この延出部に手術器具の保持部14が連結される。この保持部14には、図2に示すようにL字型アーム15と、L字型接続部材16とが設けられる。ここで、L字型アーム15の一方のL字構成部151は、上方ロッド9の延出部に第3の電磁ブレーキ17を介してこの上方ロッド9の中心軸である回転軸O6 まわりに回動可能に連結される。この第3の電磁ブレーキ17は、選択的に上方ロッド9に対して保持部14が回転する動きを制動する。
【0019】
さらに、L字型アーム15の他方のL字構成部152の先端部には、L字型接続部材16における一方のL字構成部161の先端部が回転軸O6 と直交する回転軸O7 まわりに第4の電磁ブレーキ18を介して回動可能に連結される。この第4の電磁ブレーキ18は、L字構成部152の回転軸O7 に対してL字型接続部材16が回転する動きを選択的に制動する。
【0020】
L字型接続部材16には、第1のスイッチ30が操作自在に配される。この第1のスイッチは、図3に示すように駆動制御回路31を介して上記第1乃至第4の電磁ブレーキ3,8,17,18の入力端に接続され、そのオンオフ切り換え操作に連動して駆動制御回路31を介して第1乃至第4の電磁ブレーキ3,8,17,18を移動可能なフリー状態、あるいは位置決め制動するロック状態に動作制御する。
【0021】
また、L字型接続部材16における他方のL字構成部162は、例えばリング状に形成され、このL字構成部162には、シースと称する筒状の外套管32の一端部が取り付けられる。この外套管32の周囲には、第2の支持部材を構成するリング状の回動部材33が第5の電磁ブレーキ34を介して外套管31の周囲に回動自在に取付けられる。この第5の電磁ブレーキ34は、その一方の信号入力端が上記駆動制御回路31を介して上記第1のスイッチ30の出力端が接続され、この第1のスイッチ30のオンオフ切り換え操作に連動して上記第1乃至第4の電磁ブレーキ3,8,17,18と共に、移動可能なフリー状態、あるいは位置決め制動するロック状態に動作制御される。
【0022】
なお、回動部材33の回転中心となる回転軸O8 は、回転軸O7 と直交する状態で配置され、上記回転軸O6 ,O7 ,O8 とは交点Cで交差される。
【0023】
上記回動部材33には、ロータリーソレノイド35を介してアーム機構部36が制御自在に配される。このアーム機構部36は、例えばコマ361と球体362を、図示しないワイヤーを介して連設した、いわゆる蛇腹式のアーム構造に形成され、そのアーム先端部には、内視鏡37を着脱自在に保持する内視鏡保持部363が設けられる。そして、この内視鏡保持部363には、例えば第2のスイッチ38が配される。
【0024】
第2のスイッチ38は、上記駆動制御回路31を介して第5の電磁ブレーキ34の他方の信号入力端に接続されると共に、ロータリーソレノイド35の信号入力端に接続され、そのオンオフ切り換え操作に連動して駆動制御回路31が第5の電磁ブレーキ34及びロータリーソレノイド35を移動可能なフリー状態、あるいは位置決め制動するロック状態に動作制御する。rここで、ロータリーソレノイド35は、その一方に回転されると、アーム機構部36の上記ワイヤー(図示せず)が緩んでコマ361と球体362との間の摩擦力を弱めて、該アーム機構部36を自在状に移動可能とする。そして、ロータリーソレノイド35は、反転されると、上記ワイヤー(図示せず)が引っ張られてコマ361と球体362との間を圧接して相互間の摩擦力を高めて、内視鏡37を外套管32内の調整位置に位置決めする。
【0025】
上記内視鏡37は、アーム機構部36の内視鏡保持部363に保持された状態で、その先端部が、例えば頭蓋骨を含む所望の体壁に穿刺された外套管32内に遊挿されて、所望の観察視野の光学像を取得する。この内視鏡37の基端部には、図4に示すようにTVアダプター371を介してTVカメラヘッド370が装着され、このTVカメラヘッド370の出力端には、カメラコントローラ(CCU)39を介してモニター40が接続される。これにより、内視鏡37で取り込んだ光学像は、TVカメラヘッド370で電気信号に変換されて、この電気信号をCCU39で信号処理して映像信号が生成され、この映像信号がモニター40に表示される。
【0026】
上記TVアダプター371には、第1及び第2のライトガイド接続部372,373が設けられ、この第1及び第2のライトガイド接続部372,373には、例えば2分岐型ライトガイド411を介して照明光源41が接続される。このうち第1のライトガイド接続部372に導かれた照明光は、内視鏡視野Aを照明する。他方の第2のライトガイド接続部373には、リング照明部374が設けられ、照明光源41からの照明光をリング照明部374を介して内視鏡先端部の周囲部Bを照明する。
【0027】
また、上記平行四辺形リンクからなるリンク機構部4には、手術器具としての内視鏡37が遊挿されたアーム機構部36の配された外套管32を含む保持部14に対して釣り合わせた状態で第1及び第2のカウンターウェイト24,25が配される。このうち第1のカウンターウェイト24は、下方ロッド7のシャフト26に沿って移動可能に取付けられる。他方、第2のカウンターウェイト25は、支持部材5に旋回アーム6と同軸上に、かつ、旋回アーム6とは、反対側に配置されたガイドアーム27に沿って移動可能に取付けられる。
【0028】
上記構成において、外套管32及び内視鏡37を、所望の位置に設置する場合は、図5に示す手順で行われる。
【0029】
先ず、取付け台1を上記基台(図示せず)に取付けて、内視鏡37をアーム機構部36の内視鏡保持部363に挿着する。この状態において、第1のスイッチ30がオン操作される(ステップS1)。すると、駆動制御回路31は、第1乃至第5の電磁ブレーキ3,8,17,18,34のロックを解除して移動可能とする(ステップS2)。ここで、外套管32と内視鏡37は、相互間に位置が初期位置を保った状態で、リンク機構部4、上方ロッド9、L字型アーム15、L字型接続部材16をそれぞれ移動調整することにより、3次元空間に移動され、外套管32が患者の所望の体壁に穿刺される(ステップS3)。
【0030】
この穿刺状態において、上記第1のスイッチ30がオフ操作される(ステップS4)。すると、第1乃至第5の電磁ブレーキ3,8,17,18,34は、上記駆動制御回路31を介して制御されて調整位置においてロックされ、上記外套管32及び内視鏡37が穿刺位置に位置決めされて留置される(ステップS5、S6)。
【0031】
次に、ステップS7において、第2のスイッチ38がオン操作される。これに連動して、駆動制御回路31は、第5の電磁ブレーキ34のロックを解除させて回動部材33を回動自在に設定し、ロータリーソレノイド35をアーム機構部36の上記ワイヤ(図示せず)を緩める一方方向に回転させ、該アーム機構部36を自在状に設定する(ステップS8)。ここで、アーム機構部36は、その内視鏡保持部363に保持した内視鏡37の観察視野方向を、外套管32内において移動調整することにより、その観察視野が所望の方向に設定される(ステップS9)。
【0032】
そして、内視鏡37の観察視野を設定した状態で、上記第2のスイッチ38がオフ操作される(ステップS10)。すると、上記駆動制御回路31は、上記第5の電磁ブレーキ34をロックして調整位置に位置決めすると共に、ロータリーソレノイド35を反転駆動して回動部材33を、アーム機構部36の上記ワイヤ(図示せず)を締め付ける他方方向に回転させる(ステップS11)。ここで、アーム機構部36は、移動位置において、位置決めロックされ、その内視鏡保持部363に保持された内視鏡37が、上記外套管32内の調整位置において位置決めされる(ステップS12)。これにより、内視鏡37の調整操作が終了される。
【0033】
このように、上記内視鏡保持装置は、体壁に穿刺される外套管32を移動自在に配して、この外套管32に遊挿される内視鏡37を、外套管32に対して回動部材33及びアーム機構部36を介して移動自在に配し、内視鏡37を、外套管32と一体的に移動させたり、外套管32に対して独立して移動調整可能に構成した。
【0034】
これによれば、外套管32を移動させると、内視鏡37が、所望の相対間隔を保った状態で、該外套管32と一体的に移動させ、その移動位置において、内視鏡37を外套管32に対して移動調整すると、独立に移動されて観察視野の調整及び処置を施すことができることにより、内視鏡37の観察視野調整を含む移動調整を、簡便にして容易に行うことができるため、使い勝手の向上が図れて手術時間の短縮化に寄与することができる。
【0035】
(第2の実施の形態)
図6乃至図8は、この発明の第2の実施の形態に係る内視鏡保持装置を示すもので、上記第1の実施の形態と同様の効果が期待される。但し、図6乃至図8においては、前記図1乃至図4と同一部分について、同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0036】
即ち、上記L字型接続部材16のL字構成部162には、上記外套管32が取付けられると共に、回動部材50が第6の電磁ブレーキ51を介して回動自在に設けられる。この回動部材50は、第6の電磁ブレーキ51のオンオフに連動して選択的に回動可能に設定される。この回動部材50には、一対の回動軸部501,502が所定の間隔に設けられ、この回動軸部501,502間には、湾曲状の案内レール52が架設されて、該案内レール52の端部が回動自在に連結される。そして、この案内レール52の一方の端部は、第7の電磁ブレーキ53が配され、この第7の電磁ブレーキ53のオンオフに連動して選択的に回動可能に設定される。
【0037】
案内レール52には、摺動部材54が第8の電磁ブレーキ55を介して移動自在に取付けられ、この摺動部材54には、ボールジョイント56を介して内視鏡保持部57が取付けられる。第8の電磁ブレーキ55は、そのオンオフに連動して摺動部材54を案内レール52に沿って移動、あるいは移動位置で位置決めすると共に、ボールジョイント56を自在状、あるいは移動位置で位置決め制御する。
【0038】
内視鏡保持部57には、内視鏡37が着脱自在に装着され、その外周部に第3のスイッチ58が操作自在に配される。この第3のスイッチ58は、図7に示すように駆動制御回路311を介して上記第6乃至第8の電磁ブレーキ51,53,55に接続される。この駆動制御回路311には、上記第1のスイッチ30の出力端が接続され、この第1のスイッチ30のオンオフ操作に連動して上記第1乃至第4の電磁ブレーキ3,8,17,18を移動可能なフリー状態、あるいは位置決め制動するロック状態に動作制御する。
【0039】
上記構成において、外套管32及び内視37鏡を、所望の位置に設置する場合は、図8に示す手順で行われる。
【0040】
先ず、外套管32を、保持する取付け台1を基台(図示せず)に取付けて、内視鏡37を内視鏡保持部57に挿着して外套管32内に遊挿させる。この状態において、上記第1のスイッチ30がオン操作される(ステップS20)。すると、駆動制御回路311は、上記第1乃至第4の電磁ブレーキ3,8,17,18のロックを解除してフリー状態として移動可能とする(ステップS21)。ここで、外套管32と内視鏡37は、相互間に位置が初期位置を保った状態で、リンク機構部4、上方ロッド9、L字型アーム15、L字型接続部材16をそれぞれ移動調整することにより、3次元空間に移動され、外套管32が患者の所望の体壁に穿刺される(ステップS23)。
【0041】
この穿刺状態において、上記第1のスイッチ30がオフ操作される(ステップS23)。すると、第1乃至第4の電磁ブレーキ3,8,17,18は、上記駆動制御回路311を介してロックされて調整位置において位置決めされ、上記外套管32及び内視鏡37が穿刺位置に位置決めされて留置される(ステップS24)。
【0042】
次に、ステップS25において、第3のスイッチ59がオン操作される。これに連動して、駆動制御回路311は、第6乃至第8の電磁ブレーキ51,53,55のロックを解除させて回動部材50を回動可能なフリー状態とし、案内レール52を回動軸部501,502まわりに回動可能とし、摺動部材54を案内レール52に沿って移動自在とし、ボールジョイント56を自在状に可動可能とする。ここで、内視鏡保持部57は、回動部材50を回動調整し、案内レール52を回動軸部501,502を中心として回動調整し、摺動部材54を案内レール52に沿って移動調整し、ボールジョイント56を移動調整することにより、その内視鏡37の、外套管32内における位置を移動調整して、観察視野を所望の方向に設定する(ステップS26,S27、S28)。
【0043】
そして、内視鏡の観察視野を設定した状態で、上記第3のスイッチ58がオフ操作される(ステップS29)。すると、上記駆動制御回路311は、上記第6乃至第8の電磁ブレーキ51,53,55をロックし、回動部材50、案内レール52、摺動部材54及びボールジョイント56をそれぞれの調整位置に位置決め固定する(ステップS30,S31,S32)。これにより、内視鏡37の調整操作が終了される。
【0044】
なお、上記第1及び第2の実施の形態においては、内視鏡37を、外套管32内に移動調整自在に連結配置するのにアーム機構部36を用いた連結構造やボールジョイント56を用いた連結構造を配して構成した場合で説明したが、これに限ることなく、構成可能である。
【0045】
(第3の実施の形態)
図9乃至図11は、この発明の第3の実施の形態を示すもので、前記第1及び第2の実施の形態と略同様の効果を期待することができる。但し、図9乃至図11においては、前記図1乃至図4と同一部分について、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0046】
即ち、上記第4の電磁ブレーキ18(図9中では、図の都合上、図示せず、上記図1参照)を介してL字型アーム15のL字構成部152に回動自在に設けられたL字型接続部材16のL字構成部162には、上記外套管32が取付けられる。また、このL字型接続部材16のL字構成部162には、ナビゲーション装置を構成する、例えば3個の赤外線LEDを三角形の頂点に配した第1のLED発光部60が設けられる。
【0047】
一方、上記外套管32内に遊挿されて配される内視鏡37は、取付け部59を用いて、例えば手術台等の基台に外套管32と分離されて取付け配置される。この内視鏡37の支持構造は、例えば上記第1の実施の形態において説明した外套管32のアーム支持構造と略同様に構成される。但し、図9においては、説明の便宜上、上記図1における外套管32のアーム支持構造と同一部分について、同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0048】
即ち、上記内視鏡37を移動調整自在に保持する取付台59には、上記垂直ロッド2が第1のモータ61及び第9の電磁ブレーキ62を介して軸周りに回動可能に配される。この垂直ロッド2には、上記リンク機構部4を構成する旋回アーム6、連結ロッド13の各一端部が略同様に連結される。このうち旋回アーム6は、第2のモータ63及び第10の電磁ブレーキ64を介して回動制御自在に配される。
【0049】
また、これら旋回アーム6、連結ロッド13の各他端部は、上記関節部10,12を介して上方ロッド9の一端部が連結される。そして、この上方ロッド9の他端部は、第3のモータ65及び第11の電磁ブレーキ66を介してL字型アーム15の一端部が回動自在に連結され、このL字型アーム15は、これら第3のモータ65及び第11の電磁ブレーキ66を介して上方ロッド9の他端部に選択的に回動制御される。このL字型アーム15の他端部には、第4のモータ67及び第12の電磁ブレーキ68を介して内視鏡保持部69が回動自在に配され、この内視鏡保持部69は、第4のモータ67及び第12の電磁ブレーキ68を介して選択的に回転制御される。この内視鏡保持部69には、上記内視鏡37が着脱自在に挿着される。
【0050】
また、内視鏡保持部69には、第4のスイッチ70が配され、この第4のスイッチ70は、図10に示すように駆動制御回路312を介して上記第1乃至第4の電磁ブレーキ3,8,17,18、第1乃至第4のモータ61,63,65,67、第9乃至第12の電磁ブレーキ62,64,66,68に接続される。この第4のスイッチ70は、そのオンオフ切り換え操作に連動してこれら第1乃至第4の電磁ブレーキ3,8,17,18、第1乃至第4のモータ61,63,65,67、第9乃至第12の電磁ブレーキ62,64,66,68を移動可能なフリー状態、あるいは位置決め制動するロック状態に動作制御する。
【0051】
上記内視鏡37には、例えば上記TVカメラヘッド370に上記外套管32の第1のLED発光部60と協働してナビゲーション装置を構成する、例えば3個の赤外線LEDを三角形の頂点に配した第2のLED発光部71が設けられる。これら第1及び第2のLED発光部60,71は、図示しない駆動制御部を介して駆動されて赤外線を発光し、その発光した赤外線が所望の位置に配したデジタイザ72で撮像される。
【0052】
デジタイザ72には、図示しない撮像素子が設けられ、この撮像素子で上記第1及び第2のLED発光部60,71からの赤外線を受光して電気信号に変換して信号処理し、生成した画像情報を画像解析してワークステーション(以下、WSと記す)73に出力する。WS73の出力端は、上記駆動制御回路312の入力端に接続され、入力された解析情報に基づいて内視鏡の位置・姿勢を求めて駆動制御回路312に出力する。
【0053】
駆動制御回路312は、WS73からの内視鏡37の位置・姿勢情報に基づいて上記第1乃至第4のモータ61,63,65,67、第9乃至第12の電磁ブレーキ62,64,66,68を制御して外套管32に対する内視鏡37の位置を制御する。
【0054】
上記構成において、外套管32及び内視鏡37を、所望の位置に設置する場合は、図11に示す手順で行われる。
【0055】
先ず、外套管32を、保持する取付け台1を基台(図示せず)に取付けると共に、その取付け台59を、基台(図示せず)に外套管32と分離して取付ける。そして、この取付け台59に連結配置された内視鏡保持部69に対して、内視鏡37が挿着され、この内視鏡保持部69に保持された内視鏡37が、外套管32内に遊挿される。
【0056】
この状態において、上記第1のスイッチ30がオン操作される(ステップS40)。すると、駆動制御回路312は、上記第1乃至第4の電磁ブレーキ3,8,17,18のロックを解除してフリー状態に設定して移動可能とする(ステップS41、S42)。
【0057】
ここで、外套管32は、そのリンク機構部4、上方ロッド9、L字型アーム15、L字型接続部材16をそれぞれ移動調整して、3次元空間に移動される(ステップS43)。この際、外套管側の第1のLED発光部60からの赤外線及び内視鏡側の第2のLED発光部71からの赤外線がデジタイザ72で検出される(ステップS44、S45)。
【0058】
デジタイザ72は、第1及び第2のLED発光部60,71からの赤外線を撮像して画像信号を生成して画像解析し、解析情報をWS73に出力する。WS73は、入力した解析情報に基づいて外套管32と内視鏡37の相対位置・姿勢と、その駆動方向、駆動速度を求めて制御信号及び駆動信号を生成して駆動制御回路312に出力する。駆動制御回路312は、入力したWS73からの制御信号に基づいて第9乃至第12の電磁ブレーキ62,64,66,68を制御し、駆動信号に基づいて第1乃至第4のモータ61,63,65,67を制御して内視鏡37を、外套管32の移動に追従するように移動させる(ステップS46〜S50)。
【0059】
そして、外套管32を患者の所望の体壁に穿刺した状態で、上記第1のスイッチ30がオフ操作される(ステップS51)。すると、駆動制御回路312は、第1乃至第4の電磁ブレーキ62,64,66,68を、調整位置においてロックすると共に、第1乃至第4のモータ61,63,65,67の駆動を停止させ、上記外套管32及び内視鏡37を穿刺位置に位置決めした状態で、留置する(ステップS52〜S54)。
【0060】
次に、ステップS55において、第4のスイッチ70がオン操作される。これに連動して、上記駆動制御回路312は、第9乃至第12の電磁ブレーキ62,64,66,68のロックを解除せて内視鏡37を3次元空間を移動可能に設定し(ステップS56、S57)、ここに、内視鏡保持部69が外套管32内に移動調整されて内視鏡37が所望の観察視野に設定される。
【0061】
そして、ステップS58において、第4のスイッチ70がオフ操作される。すると、駆動制御回路312は、上記9乃至第12の電磁ブレーキ62,64,66,68をロックして調整位置に位置決めし、外套管32及び内視鏡37の相対位置が固定される(ステップS59、S60)。これにより、内視鏡37の調整操作が終了される。
【0062】
この第3の実施の形態においては、内視鏡37を外套管32と機械的に連結していないことにより、上記第1及び第2の実施の形態に比して、さらに内視鏡37の微妙な調整操作も容易に行うことが可能となる。
【0063】
なお、上記第3の実施の形態では、第1のLED発光部60をL字型接続部材16のL字構成部162に配し、第2のLED発光部71を内視鏡37のTVカメラヘッド370に配して、内視鏡37及び外套管32の各位置・姿勢を検出するように構成した場合で説明したが、この配置構成に限ることなく、構成可能である。
【0064】
なお、上記各実施の形態では、制動機構として、電磁ブレーキを用いて構成した場合で説明したが、これに限ることなく、その他、制動構造を用いて構成することも可能である。
【0065】
よって、この発明は、上記実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
【0066】
例えば実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0067】
また、この発明は、上記記述に基づいて、
(1) シースを移動可能に保持する第1の支持部材と、
内視鏡を移動可能に保持する第2の支持部材と、
前記シースと前記内視鏡の移動を一体的に行う第1の操作部材と、
前記内視鏡のみの移動を行う第2の操作部材と、
前記第1の操作部材と前記第2の操作部材の操作状態に応じて前記第1の支持部材及び第2の支持部材を制御する制御部と、
を具備したことを特徴とする内視鏡保持装置を提供することができる。
【0068】
(2) 前記(1)において、
前記第2の操作部材は、前記第1の操作部材の先端部に回動自在に設けられることを特徴とする内視鏡保持装置を提供することができる。
【0069】
(3) 前記(1)において、
前記第1の支持部材と前記第2の支持部材は、分離配置されることを特徴とする内視鏡保持装置を提供することができる。
【0070】
(4) 前記(3)において、
前記制御部は、
前記シースと前記内視鏡との相対位置を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に基づいて前記シースの移動に合わせて前記第2の支持部材を制御して前記内視鏡を移動する移動制御回路部とを備えることを特徴とする内視鏡保持装置を提供することができる。
【0071】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明の内視鏡保持装置によれば、所望とする位置で外套管の位置決めを行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る内視鏡保持装置の構成を示した斜視図である。
【図2】図1の要部を取り出して示した斜視図である。
【図3】図1の制御系を示したブロック図である。
【図4】図1の内視鏡の撮像系を示したブロック図である。
【図5】図1の操作手順を示したフローチャートである。
【図6】この発明の第2の実施の形態に係る内視鏡保持装置の要部を取り出して示した斜視図である。
【図7】図6の制御系を示したブロック図である。
【図8】図6の操作手順を示したフローチャートである。
【図9】この発明の第3の実施の形態に係る内視鏡保持装置の要部を取り出して示した斜視図である。
【図10】図9の制御系を示したブロック図である。
【図11】図9の操作手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1…取付け部、2…垂直ロッド、3…第1の電磁ブレーキ、4…リンク機構部、5…支持部材、6…旋回アーム、7…下方ロッド、8…第2の電磁ブレーキ、9…上方ロッド、10,11,12…関節部、14…保持部、15…L字型アーム、151…L字構成部、152…L字構成部16…L字型接続部材、161…L字構成部、162…L字構成部、17…第3の電磁ブレーキ、18…第4の電磁ブレーキ、24…第1のカウンターウェイト、25…第2のカウンターウェイト、26…シャフト、27…ガイドアーム、30…第1のスイッチ、31,311,312…駆動制御回路、32…外套管、33…回動部材、34…第5の電磁ブレーキ、35…ロータリーソレノイド、36…アーム機構部、361…コマ、362…球体、363…内視鏡保持部、37…内視鏡、370…TVカメラヘッド371…TVアダプタ、372…第1のライトガイド接続部、373…第2のライトガイド接続部、374…リング照明部、38…第2のスイッチ、39…CCU、40…モニター、41…照明光源、411…2分岐型ライトガイド、50…回動部材、501,502…回動軸部、51…第6の電磁ブレーキ、52…案内レール、53…第7の電磁ブレーキ、54…摺動部材、55…第8の電磁ブレーキ、56…ボールジョイント、57…内視鏡保持部、58…第3のスイッチ、59…取付け台、60…第1のLED発光部、61…第1のモータ、62…第9の電磁ブレーキ、63…第2のモータ、64…第10の電磁ブレーキ、65…第3のモータ、66…第11の電磁ブレーキ、67…第4のモータ、68…第12の電磁ブレーキ、69…内視鏡保持部、70…第4のスイッチ、71…第2のLED発光部。72…デジタイザ、73…WS。

Claims (4)

  1. 体壁に穿刺される外套管を移動自在に保持する第1の支持部材と、
    前記外套管内に挿通される内視鏡を保持し、前記外套管に移動自在の支持される第2の支持部材と、
    前記第1及び第2の支持部材を制御して前記外套管及び内視鏡を移動調整する制御手段と、
    を具備することを特徴とする内視鏡保持装置。
  2. 体壁に穿刺される外套管を移動自在に保持する第1の支持部材と、
    前記外套管内に挿通される内視鏡を移動自在に保持する第2の支持部材と、
    前記外套管及び内視鏡の位置情報に基づいて前記第1及び第2の支持部材を制御し、前記外套管及び内視鏡を移動調整する制御手段と、
    を具備することを特徴とする内視鏡保持装置。
  3. 前記制御手段は、第1及び第2の操作部を有し、前記第1の操作部の操作に応動して前記外套管及び前記内視鏡の相対位置を固定した状態で、前記第1の支持部材を制御し、前記第2の操作部の操作に応動して前記第2の支持部材を制御して前記外套管及び前記内視鏡の相対位置を変更することを特徴とする請求項1又は2記載の内視鏡保持装置。
  4. 前記第1の支持部材は、手術台に着脱自在に装着されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の内視鏡保持装置。
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