JP2004337242A - パチンコ機の遊技部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】当たり外れ抽選での当たりの発生する確率の分母を大きくでき、かつ、球が抽選部に取り込まれてから当たり外れ抽選結果が得られるまでの時間を短縮できる、球の絡みで当たり外れ抽選を行う遊技部品を得る。
【解決手段】抽選部19を備え、抽選部が1個の球の直径よりも小さな周面間隔を隔てて取り付けられた2つの回転体41,42と、各回転体に設けられた複数の抽選要素46と、各回転体の周面にそれぞれの抽選要素と対応して1個の球の直径よりも大きな対向間隔を形成し得る形態に設けられた切欠部47と、2つの回転体の駆動源と、球ストッパ48と、1個の球が各回転体の切欠部に取り込まれて球ストッパで受け止められた後に切欠部と噛み合うことで2つの回転体を停止させた1個の球が対応する2つの回転体における切欠部の抽選要素の組み合わせ態様で当たり外れ抽選を行う抽選処理手段とを備えた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つの回転体を1つの球で停止させて当たり外れ抽選を行うパチンコ機の遊技部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
円盤面の周方向に沿って複数の遊技球落下孔を設けた抽選用回転体を上下2段に設け、2つの抽選用回転体を用いて当たり外れ抽選を行う抽選装置(遊技部品)を備えたパチンコ機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この抽選装置によれば1/208の確率の当たり外れ抽選を行える。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−99139号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1では、遊技球が2つの抽選用回転体を経由するのに時間がかかり、当たり外れ抽選結果が得られるまでに時間がかかる。
本発明は、当たり外れ抽選での当たりの発生する確率の分母を大きくでき、かつ、球が抽選部に取り込まれてから当たり外れ抽選結果が得られるまでの時間を短縮できて、抽選遊技を可及的に早く処理でき、遊技性を向上することができる、球の絡みで当たり外れ抽選を行う遊技部品を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、遊技盤への取付ベースと取付ベースに取り付けられた抽選部とを備えたパチンコ機の遊技部品において、抽選部が取付ベースの前面に回転可能にかつ1個の球の直径よりも小さな周面間隔を隔てて取り付けられた2つの回転体と、各回転体の前面に周方向に分離配置された複数の抽選要素と、各回転体の周面にそれぞれの抽選要素と対応して1個の球の直径よりも大きな対向間隔を形成し得る形態に設けられた切欠部と、取付ベースの裏面に取り付けられて球を上方から下方に向けて引き込む方向に2つの回転体を回転駆動する駆動源と、2つの回転体における1個の球の直径よりも小さい周面間隔の下方で取付ベースの前面に設けられた球ストッパと、2つの回転体の周面間隔から1個の球が駆動源による2つの回転体の回転駆動で各回転体の切欠部に取り込まれて球ストッパで受け止められた後に切欠部と噛み合うことで2つの回転体の回転駆動を停止させた1個の球が対応する2つの回転体における切欠部の抽選要素の組み合わせ態様で当たり外れ抽選を行う抽選処理手段とを備えたので、当たり外れ抽選での当たりの発生する確率の分母を大きくでき、かつ、球が抽選部に取り込まれてから当たり外れ抽選結果が得られるまでの時間を短縮できて、抽選遊技を可及的に早く処理でき、遊技性を向上することができる、球の絡みで当たり外れ抽選を行う遊技部品が得られる。
また、駆動源の動力を回転体に伝達する機構には駆動源から回転体への動力伝達を遮断するクラッチ部が形成されたものとしたので、2つの回転体の停止後の回転体及び駆動源の負担を軽減できる。
また、クラッチ部がカム体とカムフォロワとカムフォロワ取付体と押圧手段とを備え、カム体が回転体又は駆動源の一方に連結され、カムフォロワ取付体が回転体又は駆動源の他方に連結され、カムフォロワが回転体の径方向と平行な方向に移動可能となるようカムフォロワ取付体に取り付けられる一方、カム体がカムフォロワを係止して駆動源の動力を回転体に伝達する動力伝達係止部とカムフォロワをカム周面上で摺動させる動力遮断部とを備え、押圧手段がカムフォロワ取付体を押圧してカムフォロワを動力遮断部から動力伝達係止部に移動させる構成としたので、2つの回転体の停止直後に動力伝達を遮断できて、2つの回転体の停止後の回転体及び駆動源の負担をさらに軽減でき、また、カムフォロワの位置を動力遮断状態と動力伝達状態とにスムーズに移行させることができる。
また、カム体には動力伝達係止部と動力遮断部との間でカムフォロワを移動させる経路が複数形成された構成としたので、カムフォロワの移動が確実となり、回転体への動力伝達及び動力遮断を確実に行わせることができる。
また、カムフォロワを動力伝達係止部から動力遮断部に移動させる方向の弾性をカムフォロワ取付体に付与する弾性体が取付ベースに取り付けられた構成としたので、2つの回転体の停止直後に動力伝達を速やかに遮断できるようになり、2つの回転体の停止後における回転体及び駆動源の負担をさらに軽減できる。
また、取付ベースには球ストッパで受け止められた球を取付ベースの前側から裏側に誘導排出する球逃がし孔が設けられたので、回転体を停止させた球を遊技盤の裏側に排出することができ、遊技領域の下方に設けられた入賞部品に球が再び入賞しないようにできる。
また、取付ベースの裏側には球逃がし孔を経由して誘導排出された球を検出する球検出器が設けられ、球検出器からの検出信号に基いてカムフォロワを動力遮断部から動力伝達係止部に移動させるよう押圧手段を作動させたので、球と回転体との噛み合いが解消されたことを示す上記検出信号を検出してから動力伝達状態にすることで、動力伝達状態となった時の球による駆動源や回転体への負荷を確実に排除できる。
また、球ストッパが取付ベースに前後移動可能に設けられ、球ストッパが駆動機構を備え、回転体が回転している場合に駆動機構で球ストッパを取付ベースより前方に突出させ、球ストッパで受け止められた球で回転体が停止した後に駆動機構で球ストッパを取付ベースの裏側に後退させることで球を遊技領域外に排出させる構成としたので、回転体を停止させた球を遊技領域の下方に設けられた入賞部品に球が再び入賞しないようにできるとともに、動力を遮断しない構成も可能となる。
また、回転体の回転角度を検出する回転角度検出手段を備え、抽選処理手段が停止した回転体の回転角度情報を回転角度検出手段から入力した後にクラッチ部を動力遮断状態としたので、動力を遮断しない構成やクラッチ部として電磁クラッチを用いた構成も可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】
実施形態1
図1は遊技部品が取り付けられた遊技盤を備えたパチンコ機の正面図、図2は遊技部品の正面拡大図、図3は図2のA−A断面図、図4は遊技部品を裏側から見た斜視図、図5はクラッチ部のカム体とカムフォロワとの関係を示す斜視図、図6はクラッチ部の動力伝達時と動力遮断時の状態を示す説明図、図7は制御ブロック図である。
図1に示すように、パチンコ機の遊技盤1の前面である遊技盤面2にはガイドレール3が設けられ、このガイドレール3で囲まれた領域と遊技盤面2の前側に設けられたガラス等の透視性パネル4との間で遊技球P(以下単に「球」という)が飛び交う遊技領域5が形成されている。遊技領域5における遊技盤面2の中央には本発明の遊技部品としての抽選装置6が設けられ、遊技盤面2において抽選装置6の左右の位置には入賞により後述の左右開閉体15,15を開閉させるための球通過型あるいは球取込み型の入賞部品7が設けられ、遊技盤面2において入賞部品7の下方の位置には入賞部品7への入賞結果を表示する表示装置7aが設けられている。また、遊技盤面2において抽選装置6の下方の位置には可変入賞部品8が設けられている。9は遊技機枠、10は上皿、11は下皿、12は球発射操作装置である。
【0007】
抽選装置6は、図2に示すように、遊技盤面2への取付ベース13の前面14に、一対の左右開閉体15,15で構成された始動入賞口部16、球保留部17、球送り機構18、抽選部19を備える。即ち、始動入賞口部16の真下には球保留部17の球保留通路17Aが形成されており、この球保留通路17Aの下方には球送り機構18が設けられ、球送り機構18の下方には抽選部19が設けられる。球送り機構18は円形平板上の球送り用回転体20を備える。この球送り用回転体20は円板面が取付ベース13の前面14と平行に対向するよう配置されている。球送り用回転体20の円周面21には180度の間隔を隔てて2つの切欠部22が形成されていて、自然流下により球保留通路17Aを経由した球が切欠部22に入り込んだ状態で球送り用回転体20が回転することにより球が抽選部19に送られる。球保留通路17Aを形成する通路壁23から延長して球送り用回転体20の円周面21と対向する球送り機構隔壁24が設けられており、球送り用回転体20の円周面21と球送り機構隔壁24との間の間隔は球1個分の直径よりも短い間隔に形成されている。球送り用回転体20の下方には抽選部19への通路25を形成する通路壁26が球送り機構隔壁24より延長して設けられている。通路壁26から延長して抽選部19の上側を閉塞する隔壁27が設けられ、この隔壁27から延長し抽選部19の左右及び下側を閉塞して抽選部19を区画するとともに球保留通路17Aの通路壁23の上端や中途部に延長して球送り機構隔壁24,通路壁23,隔壁27との間に部品収容スペース28を区画形成する外隔壁29が設けられている。通路壁23の右壁23aの中途部より右斜め下に傾斜して延長する外隔壁29の部分29aとこの部分29aと平行に右壁23aの上端23tより右斜め下に傾斜して設けられる隔壁30とで球排出樋31が形成されており、球排出樋31の終端は終端壁30eで塞がれていて、球排出樋31の終端の部分の取付ベース13及び遊技盤1には球を遊技盤1の裏側に排出するための排出孔17hが形成され、この排出孔17hを介して遊技盤1の裏側に導かれた球は図外の樋を介して回収される。従って、球保留通路17Aには所定の数の球しか保留されず(例えば図2に示すように3個しか保留されない)、所定数を超える球が球保留通路17Aに入ってきても球排出樋31を介して遊技盤1の裏側に導かれて遊技領域外に排出される。尚、上記各壁の前面に透視性パネル蓋32Aが取り付けられ、透視性パネル蓋32Aにより球保留通路17A,球送り機構18,抽選部19,部品収容スペース28の前面が塞がれている。部品収容スペース28には図外の図柄表示器などを設けてもよい。また、通路壁23の左壁23bの上端23uより左斜め下に延長する外隔壁29の部分29bにより、開閉体15,15間に入らなかった球が遊技領域5に導かれる。
【0008】
一対の左右開閉体15,15を駆動するソレノイド32等の駆動源は取付ベース13の裏面13aに取り付けられたケーシング33内に取り付けられており、一対の左右開閉体15,15はソレノイド32の作動軸34で駆動する操作部材35により左右開閉体15,15の動力受軸36を上下に移動することで左右開閉体15,15が回転中心軸37を中心として回転して開閉動作する。
球送り用回転体20を回転駆動させるステッピングモータ38等の駆動源は取付ベース13の裏面13aに取り付けられたケーシング39内に取り付けられており、ステッピングモータ38の回転力が球送り用回転体20の円中心に接続された回転中心軸40に伝達されて球送り用回転体20が回転する。
【0009】
抽選部19は左右に円形平板状の抽選用回転体41,42を備える。これら抽選用回転体41,42は円板面が取付ベース13と平行に対向するよう配置されて円中心を回転中心として回転するものである。これら抽選用回転体41,42は取付ベース13の裏側に設けられたモータ43(図4参照)等の駆動源により球を上方から下方に向けて引き込む方向、即ち、図2の矢印Rで示す方向に回転する。これら抽選用回転体41,42において遊技者側に対向する円板面である前面には円板面の回転中心41a,42aから円周面44に向けて延長する区切線45により複数の抽選要素46が区画されて分離配置されている。各抽選要素46として例えば数字などの図柄が表示されている。各抽選要素46に対応する円周面44にはそれぞれ球が入り込む切欠部47が形成されている。抽選用回転体41,42は球1個の直径より小さい周面間隔aを隔てて横一列に並べて設置されている。即ち、それぞれの回転中心41a,42aが水平線上に位置するように配置される。抽選用回転体41,42間においてそれぞれの回転中心41a,42aを結んだ水平線上よりも下方の位置には取付ベース13から前方に突出する球ストッパ48が設けられており、これにより、通路25の真下に設けられる球1個の直径より小さい周面間(間隔a)に球が自然流下し、この球1個の直径より小さい周面間の位置において球ストッパ48により球が受け止められるよう構成されている。この場合、抽選部19に球が送られてくると各抽選用回転体41,42間において1個の球の直径より大きな対向間隔で対向する2つの切欠部47,47に球が入り込んで球が球ストッパ48の位置まで移動し、抽選用回転体41,42間に形成される球1個の直径より小さい周面間の位置で球が球ストッパ48により受け止められる。この球ストッパ48で受け止められた球が1個の球の直径より大きな対向間隔を形成する2つの抽選用回転体41,42の切欠部47,47と衝突して噛み合うことで各抽選用回転体41,42の回転が阻害され各抽選用回転体41,42が停止する。各抽選用回転体41,42を停止させた1個の球が対応する2つの各抽選用回転体41,42の切欠部47,47に対応した抽選要素46,46の組み合わせ態様により当たり外れ抽選が行われる。例えば、図2に示すように、各抽選用回転体41,42を停止させた1個の球が対応する切欠部47,47の抽選要素46,46が「1」,「1」のように揃うとこれが抽選処理手段としてのパチンコ機の制御装置50で認識されることで当たりと判断され、可変入賞部品8の扉を頻繁に開閉する特別遊技状態とする。従って、各抽選用回転体41,42を停止させた1個の球が対応する切欠部47,47の2つの抽選要素46,46の組み合わせで当たり外れ抽選を行える。
【0010】
なお、1つの抽選要素46に複数の切欠部47を対応させておいてもよい。この場合、複数の抽選要素46を描いた薄葉体を円板面である前面に接着剤などで貼り付けて抽選用回転体41,42における抽選要素46の表示を形成すれば、後に複数の切欠部47のひとつひとつに対応する抽選要素46を描いた薄葉体に貼り変えるようにすることで異なる抽選遊技を提供できるようになる。
【0011】
図3,4に示すように、抽選用回転体41,42の回転中心の裏面には回転軸51が連結され、この回転軸51には当該回転軸51の回転角度を検出するためのエンコーダ52のスリット板52aが取り付けられており、かつ、後述するクラッチ部60及びエンコーダ52を収納するケーシング53が取付ベース13の裏面13aに取り付けられている。このケーシング53に取り付けられた検出部取付体54に発光素子及び受光素子を具備したエンコーダ52の検出部52bが取り付けられている。即ち、原点付きスリット板52aと発光素子及び受光素子から成る検出部52bとで構成されたエンコーダ52(即ち、抽選用回転体41,42の回転角度検出手段)が設けられている。回転軸51とモータ43の回転駆動力を伝達する伝達軸55との間にはクラッチ部60が設けられ、このクラッチ部60により回転軸51と伝達軸55とが接続されて抽選用回転体41,42へ動力が伝達されるとともに回転軸51と伝達軸55とが切り離されて抽選用回転体41,42への動力伝達が遮断される。図4に示すようにモータ43の駆動力は複数のギヤ56,57,58,59を介して伝達軸55に伝達され、これにより各抽選用回転体41,42が図2に示すように球を上方から下方に向けて引き込む方向に回転する。抽選用回転体41,42の伝達軸55,55は出力側ギヤ58,59の軸受部61に軸方向に移動可能でかつキー62を介して出力側ギヤ58,59と一緒に回転するように連結されている。複数のギヤ56,57,58,59を収納する蓋ケース63がケーシング53に取り付けられている。
【0012】
クラッチ部60は回転軸51の後端に設けられた円柱状のカム体64と、伝達軸55の前端に設けられた一端(前端)開放の円筒状のカムフォロワ取付体65と、カムフォロワ取付体65の前端側の周面に180度の間隔を隔てて取り付けられた2つのカムフォロワ66と、カムフォロワ取付体65の前後方向への移動をガイドするガイド体67と、カムフォロワ取付体65の前端側の周面より突出するフランジ68とこのフランジの前面68aに対して所定間隔を隔てて対向するようガイド体67に設けられた対向板70との間に介在された弾性体としてのコイルスプリング71と、ガイド体67に取り付けられてフランジ68を前方に押圧する押圧手段としてのソレノイド72とを備える。ガイド体67はケーシング53内に取り付けられている。
【0013】
カムフォロワ66は図5,6に示すように、内鍔73の一面より突出するように形成されたカムフォロワ本体74と内鍔73の他面よりカムフォロワ本体74とは反対方向に延長するよう形成された軸部75とこの軸部75に挿着されるコイルスプリング76と軸部75の先端に取り付けられた外鍔77とにより構成される。このカムフォロワ66の取付けは、軸部75にコイルスプリング76を挿着した状態でカムフォロワ取付体65に形成された孔78を介してカムフォロワ取付体65の筒の内側から軸部75を外側に貫通させ、軸部75の先端に外鍔77を図外の止めねじなどで取り付ければよい。カムフォロワ取付体65の筒内面における孔78の周りには凹部79が形成され、これにより、後述する動力遮断時に内鍔73が凹部79に嵌まり込んでカムフォロワ66の姿勢が維持されるので、カムフォロワ本体74がカム体64の周面上をスムーズに移動する。また、カムフォロワ66がコイルスプリング76により抽選用回転体41,42の径方向と平行な方向に移動可能となるようカムフォロワ取付体65に取り付けられているので、動力伝達を確実に行える。
【0014】
図5に示すようにカム体64の周面にはカムフォロワ本体74を係止してモータ43の動力を抽選用回転体41,42に伝達する動力伝達係止部80とカムフォロワ本体74をカム体64の周面上で摺動させる動力遮断部81とが形成され、カム体64の動力伝達係止部80と動力遮断部81との間には動力伝達経路82と動力遮断経路83が形成されている。動力伝達係止部80はカムフォロワ本体74がコイルスプリング76の弾性で嵌まり込んで係止する係止溝により形成される。この係止溝は2つのカムフォロワ66に対応してカム体64の周面において180度隔てた位置に形成されている。
【0015】
動力伝達経路82はカムフォロワ本体74が摺動するカム体64の周面である動力遮断部81のどの位置からでもカムフォロワ本体74を動力伝達係止部80に導く経路である。
動力遮断経路83は動力伝達係止部80である係止溝からカム体64の周方向に沿って延長した後にカム体64の軸方向に延長して動力遮断部81に到達するよう形成されたスロープ面で構成される。
【0016】
動力遮断経路83は具体的には図5に示すように動力伝達係止部80である係止溝(一番低い部位A)より高い面Bとこの面Bより高い面Cとが形成されており、この面Bから周方向にそって徐々に高くなっていくスロープ面BCを経て面Cに至った後に面Bより低い動力遮断部81である面Eに至るようにカム体64に周面に形成された経路(即ち図5の経路▲1▼)あるいは面Bから面Eに直接到達する経路(即ち図5の経路▲2▼)である。面Eの高さは部位Aの高さと同じでもよい。面Dは一番高い面であり、カムフォロワ本体74は面Dと面Bあるいは面BCとの間の段差壁DXにより移動が規制される。
【0017】
弾性体としての上記コイルスプリング71は図6に示すように対向板70より後方に突出する支持棒84に嵌め込まれて位置決めされ、一端71aが対向板70に取り付けられ、他端71bがカムフォロワ取付体65のフランジ68の前面68aに接触していて、このコイルスプリング71の弾性力がフランジ68に付与されている。従って、抽選用回転体41,42の回転が停止してもカムフォロワ取付体65は回転し続けるので、カムフォロワ66がコイルスプリング76に抗してカムフォロワ取付体65側に移動してカムフォロワ本体74が動力伝達係止部80より外れる。カムフォロワ本体74が動力伝達係止部80から外れるとコイルスプリング71の弾性によりカムフォロワ取付体65が後方に押圧される。このとき、カムフォロワ本体74は経路▲2▼を経由して動力遮断部81としての面Eに到達するか、あるいは、周方向に移動しているときには面BCと面Cとの間の段差壁Xに当接した状態から経路▲1▼を経由して動力遮断部81に到達する。これにより、カムフォロワ本体74は動力遮断部81である面E上を摺動する状態となるので、動力伝達が遮断される。
【0018】
一方、動力伝達経路82は面E側における面Bと面Cとの段差壁Yを経由してカムフォロワ本体74を動力伝達係止部80に導く経路(即ち図5の経路▲3▼)あるいは動力遮断経路83である経路▲1▼を逆にたどる経路(即ち図5の経路▲4▼)で構成される。ここで段差壁Yは2つの動力伝達係止部80間の周囲領域に渡って連続して形成されている。従って、動力伝達状態とする際に押圧手段としてのソレノイド72の作動軸72aを突出させてフランジ68を前方に移動させることにより、カムフォロワ本体74が動力遮断部81(面E)のどこに位置していてもカムフォロワ本体74は経路▲3▼かあるいは経路▲4▼を経由して確実に動力伝達係止部80に導かれる。
【0019】
したがって、クラッチ部60により2つの抽選用回転体41,42の停止直後に動力伝達を遮断できるので、2つの抽選用回転体41,42及びモータ43の負担を軽減できる。また、カムフォロワ66の位置を動力伝達状態と動力遮断状態とにスムーズに移行させることができる。
また、動力伝達経路82及び動力遮断経路83により、抽選用回転体41,42への動力伝達及び動力遮断を確実に行える。特に動力伝達経路82と動力遮断経路83とをそれぞれ複数設けたので、カムフォロワ66の移動が確実に行われ、動力伝達及び動力遮断動作がスムーズかつ確実となる。
また、動力遮断状態に移行させる際にカムフォロワ66を動力伝達係止部80から動力遮断部81に移動させる方向の弾性をカムフォロワ取付体65に付与するコイルスプリング71を備えたので、2つの抽選用回転体41,42の停止直後に動力伝達を速やかに遮断できるようになり、2つの抽選用回転体41,42の停止後の抽選用回転体41,42及びモータ43の負担をさらに軽減できる。また、コイルスプリング76により動力伝達係止部80に対するカムフォロワ本体74の着脱動作がスムーズになり、動力伝達状態及び動力遮断状態にスムーズに移行できる信頼性の高いクラッチ部60となる。
また、押圧手段としてのソレノイド72を備えたので、カムフォロワ66を動力遮断部81から動力伝達係止部80に確実に移動でき、動力伝達回復動作が確実となる。
【0020】
また、取付ベース13には球ストッパ48で受け止められた球を取付ベース13の前側から裏側に誘導排出する球逃がし孔85(図2参照)が設けられており、この球逃がし孔85に繋がる球排出樋86(図3参照)が取付ベース13の裏面13aに取り付けられ、球排出樋86の終端はケーシングの球排出孔87に繋がれている。これにより、抽選用回転体41,42を停止させた球を遊技盤1の裏側に排出することができ、遊技領域5の下方に設けられた入賞部品に球が再び入賞しないようにできる。球排出樋86には球検出器93が取り付けられている。
【0021】
次に動作を説明する。球保留部17に球が1個も保留されていない状態において、開閉体15,15間を球が通過すると球保留部17の入口に設けられた球検出器90により球通過が検出され、この検出信号が制御装置50に送られて、制御装置50の遊技制御部50aはモータ43を駆動する。モータ43が駆動されると、抽選用回転体41,42が回転する。尚、入賞部品7に球が入ったり通過したりすると、入賞部品7の球検出器91で検出され、この検出信号が制御装置50に送られて遊技制御部50aはソレノイド32を駆動し開閉体15,15を開閉するので、球保留部17に球が入り易くなる。なお、開閉体15,15としては常時閉塞の開閉体を用い、入賞部品7への入賞がない限り球保留部17に球が入りえない構成としてもよい。また、クラッチ部60が動力遮断状態となっているときには、ソレノイド72を駆動してクラッチ部60を動力伝達状態としてからモータ43を駆動する。そして、ステッピングモータ38を駆動して球送り用回転体20を所定角度回転させる。尚、図1においては、球送り用回転体20は切欠部22,22が上下に位置する状態にしか停止しない。従って、切欠部22に球が入ると180度回転する。これにより、球は抽選部19に送られる。この時、抽選部19の入口に設けられた球検出器92により球通過が検出され、この検出信号が制御装置50に送られ、遊技制御部50aは後述する規定時間が経過するまで球送り用回転体20を回転させない。抽選部19に送られた球は2つの抽選用回転体41,42の切欠部47,47に入って球ストッパ48により受け止められ、これにより、球が切欠部47,47と衝突して噛み合うことで上述したように2つの抽選用回転体41,42が停止する。この停止した際にエンコーダ52,52からの回転角度情報に基いて制御装置50の抽選処理部50bで当たり外れ抽選結果を得る。即ち、抽選用回転体41,42が停止した後はエンコーダ52から検出パルスが送られてこないからこれを抽選用回転体停止検出部50cで判断して抽選用回転体41,42の停止を検出できる。停止した2つの抽選用回転体41,42の回転軸51,51の回転角度はそれまでにエンコーダ52から送られてきている検出パルスに基いて認識できるので、この認識した回転角度に基いて1個の球で停止した抽選用回転体41,42の切欠部に対応する抽選要素46,46がなんであるかを抽選要素認識部50dで認識できる。そして、抽選要素46,46の組み合わせが当たりであるか外れであるかが当たり外れ判断部50eで判断され、当たりであれば、遊技制御部50aは遊技機を特別遊技状態に制御する。抽選用回転体41,42が停止してもモータ43は駆動され続けているので、抽選用回転体41,42が球に邪魔されて回転できず抽選用回転体41,42と回転軸51,51を介して接続されたカム体64,64も回転しないのに対して、モータ43により回転し続ける伝達軸55,55に接続されたカムフォロワ取付体65,65は回転しようとするので、カムフォロワ66,66は図5の動力伝達係止部80,80から抜け出て面Bに移動してから経路▲1▼又は経路▲2▼を経由して動力遮断部81(E面)に移動し、動力遮断部81の面E上をカムフォロワ本体74が摺動してカムフォロワ取付体65は回転を続ける一方、カム体64とカムフォロワ本体74との係合は解除されているので、動力伝達が完全に遮断される。
実施形態1では、抽選用回転体41,42の停止直後にクラッチ部60の動力遮断動作と抽選処理部50bによる当たり外れ判断処理が並行して行われ、抽選用回転体41,42の回転停止から動力遮断までの時間が短くなるので、モータ43及び抽選用回転体41,42の負担を少なくできる。
動力伝達が遮断されると、抽選用回転体41,42は無負荷状態となり、切欠部47,47と球との接触状態が解除されて球は球逃がし孔85を介して球排出樋86を経由して図外の球回収樋に回収される。この時、球排出樋86の球検出器93で球排出が検出され、この検出信号が制御装置50に送られ、遊技制御部50aはこの検出信号を受けてからソレノイド72を駆動する。この検出信号が制御装置50に出力されたならば、球による抽選用回転体41,42の回転負荷大の状態が解除されたということであり、動力を伝達してもモータ43の負荷が少ない状態である。従って、この検出信号を検出してから動力伝達状態にすることで動力伝達状態となったときの球によるモータ43や抽選用回転体41,42への負荷を確実に解除できるのでモータ43や抽選用回転体41,42の負担を少なくできる。ソレノイド72を駆動すると作動軸72aが突出してカムフォロワ取付体65を前方に押圧するので、カムフォロワ本体74が図5の経路▲3▼又は経路▲4▼を経由して動力伝達係止部80に嵌まり込んで、動力伝達状態となり、抽選用回転体41,42は再び回転する。この際、動力伝達状態に復帰した後に抽選用回転体41,42が1回転してエンコーダ52がスリット板52aの原点を検出したならば、この検出信号が制御装置50に送られ、これにより、球送り用回転体20を所定角度回転させるようにする。即ち、抽選部19の入口に設けられた球検出器92により球通過が検出されてから、動力遮断状態から動力伝達状態に復帰した後にエンコーダ52が原点を検出するまでの間を規定時間とし、規定時間内は球送り用回転体20を回転させない。これにより、動力遮断後においても回転角度を正確に検出でき、制御装置50は、1個の球が対応する2つの抽選要素46,46を正確に認識できるようになる。
【0022】
実施形態2
また、上記では、固定の球ストッパ48を用いた形態を説明したが、前後移動可能の球ストッパを用いてもよい。即ち、図外のソレノイドなどの駆動機構付きの球ストッパを取付ベース13に取り付け、抽選用回転体41,42が回転している場合にソレノイドで球ストッパを取付ベース13より前方に突出させ、抽選処理部50bが停止した抽選用回転体41,42の回転角度情報をエンコーダ52から入力した後にソレノイドで球ストッパを取付ベース13の裏側に後退させてもよい。この場合、例えば球ストッパの前部に球を引っかけて球排出樋86に導くための立上壁を設けておけば、球を遊技盤1の裏側に導けて遊技領域外に排出できる。本実施形態2の場合、実施形態1と同様にクラッチ部60による動力伝達を遮断してもよいが、動力を遮断しない構成も可能となる。
【0023】
実施形態3
電磁クラッチを用いて動力伝達及び動力遮断を行うようにしてもよい。この場合、例えば、抽選処理部50bが停止した抽選用回転体41,42の回転角度情報をエンコーダ52から入力した後に電磁クラッチを動力遮断状態とし、抽選処理部50bが当たり外れ判断を行った後に電磁クラッチをつないで動力伝達状態とすればよい。
【0024】
実施形態1〜3によれば、当たり外れ抽選での当たりの発生する確率の分母を大きくでき、かつ、球が抽選部19に取り込まれてから当たり外れ抽選結果が得られるまでの時間を短縮できて、抽選遊技を可及的に早く処理でき、遊技性を向上することができる、球の絡みで当たり外れ抽選を行う遊技部品が得られる。
【0025】
尚、抽選用回転体41,42に設ける抽選要素46の数を多くすれば、1/数百程度の当たり確率の遊技機が得られる。また、抽選用回転体41の抽選要素数をZa,抽選用回転体42の抽選要素数をZbとし、抽選用回転体41の回転速度をna,抽選用回転体42の回転速度をnbとした場合、Za/Zb及びZb/Zaが整数にならず、かつ、(Za×na)/(Zb×nb)=1になるように設定すれば(ただし、1抽選要素当たりの切欠部47の数は一定とする)、全抽選要素の組み合わせが実現するので好ましいが、必ずしもこのように設定しなくてもよい。
また、上述したカム体を構成する円柱体にカムフォロワを設け、カムフォロワ取付体を構成する円筒体の内面をカム体としてもよい。即ち、カム体が回転体又は駆動源の一方に連結され、カムフォロワ取付体が回転体又は駆動源の他方に連結された構成とすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の遊技部品が取り付けられた遊技盤を備えたパチンコ機の正面図。
【図2】実施形態1の遊技部品の正面拡大図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】同遊技部品を裏側から見た斜視図。
【図5】同遊技部品におけるクラッチ部のカム体とカムフォロワとの関係を示す斜視図。
【図6】同遊技部品におけるクラッチ部の動力伝達時と動力遮断時の状態を示す説明図。
【図7】同遊技部品を搭載した遊技機の制御ブロック図。
【符号の説明】
1 遊技盤、6 抽選装置(遊技部品)、13 取付ベース、19 抽選部、41,42 抽選用回転体(回転体)、43 モータ(駆動源)、46 抽選要素、47 切欠部、48 球ストッパ、50 制御装置、50b 抽選処理部(抽選処理手段)、52 エンコーダ(回転角度検出手段)、60 クラッチ部、64 カム体、65 カムフォロワ取付体、66 カムフォロワ、71 コイルスプリング(弾性体)、72 ソレノイド(押圧手段)、80 動力伝達係止部、81 動力遮断部、85 球逃がし孔、93 球検出器。

Claims (9)

  1. 遊技盤への取付ベースと取付ベースに取り付けられた抽選部とを備えたパチンコ機の遊技部品において、抽選部が取付ベースの前面に回転可能にかつ1個の球の直径よりも小さな周面間隔を隔てて取り付けられた2つの回転体と、各回転体の前面に周方向に分離配置された複数の抽選要素と、各回転体の周面にそれぞれの抽選要素と対応して1個の球の直径よりも大きな対向間隔を形成し得る形態に設けられた切欠部と、取付ベースの裏面に取り付けられて球を上方から下方に向けて引き込む方向に2つの回転体を回転駆動する駆動源と、2つの回転体における1個の球の直径よりも小さい周面間隔の下方で取付ベースの前面に設けられた球ストッパと、2つの回転体の周面間隔から1個の球が駆動源による2つの回転体の回転駆動で各回転体の切欠部に取り込まれて球ストッパで受け止められた後に切欠部と噛み合うことで2つの回転体の回転駆動を停止させた1個の球が対応する2つの回転体における切欠部の抽選要素の組み合わせ態様で当たり外れ抽選を行う抽選処理手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機の遊技部品。
  2. 駆動源の動力を回転体に伝達する機構には駆動源から回転体への動力伝達を遮断するクラッチ部が形成されたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の遊技部品。
  3. クラッチ部がカム体とカムフォロワとカムフォロワ取付体と押圧手段とを備え、カム体が回転体又は駆動源の一方に連結され、カムフォロワ取付体が回転体又は駆動源の他方に連結され、カムフォロワが回転体の径方向と平行な方向に移動可能となるようカムフォロワ取付体に取り付けられる一方、カム体がカムフォロワを係止して駆動源の動力を回転体に伝達する動力伝達係止部とカムフォロワをカム周面上で摺動させる動力遮断部とを備え、押圧手段がカムフォロワ取付体を押圧してカムフォロワを動力遮断部から動力伝達係止部に移動させたことを特徴とする請求項2記載のパチンコ機の遊技部品。
  4. カム体には動力伝達係止部と動力遮断部との間でカムフォロワを移動させる経路が複数形成されたことを特徴とする請求項3記載のパチンコ機の遊技部品。
  5. カムフォロワを動力伝達係止部から動力遮断部に移動させる方向の弾性をカムフォロワ取付体に付与する弾性体が取付ベースに取り付けられたことを特徴とする請求項3又は請求項4記載のパチンコ機の遊技部品。
  6. 取付ベースには球ストッパで受け止められた球を取付ベースの前側から裏側に誘導排出する球逃がし孔が設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のパチンコ機の遊技部品。
  7. 取付ベースの裏側には球逃がし孔を経由して誘導排出された球を検出する球検出器が設けられ、球検出器からの検出信号に基いてカムフォロワを動力遮断部から動力伝達係止部に移動させるよう押圧手段を作動させたことを特徴とする請求項6記載のパチンコ機の遊技部品。
  8. 球ストッパが取付ベースに前後移動可能に設けられ、球ストッパが駆動機構を備え、回転体が回転している場合に駆動機構で球ストッパを取付ベースより前方に突出させ、球ストッパで受け止められた球で回転体が停止した後に駆動機構で球ストッパを取付ベースの裏側に後退させることで球を遊技領域外に排出させたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のパチンコ機の遊技部品。
  9. 回転体の回転角度を検出する回転角度検出手段を備え、抽選処理手段が停止した回転体の回転角度情報を回転角度検出手段から入力した後にクラッチ部を動力遮断状態としたことを特徴とする請求項2に記載のパチンコ機の遊技部品。
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