JP2004337153A - たばこから異物を除去する装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きさが大幅に小さくなり、清掃のための停止時間を短縮すことによって能力の利用が最適化される、異物除装置を提供する。
【解決手段】回転駆動装置73によって回転可能である多数の掻取りロール2を備え、この掻取りロールがその外周に、材料流から異物を取り除くための掻取り手段42を備え、掻取りロール2がそのロール軸線20回りに回転可能に支承された円筒状支持体を備え、掻取り手段42が円筒状支持体に取り外し可能に連結されている、加工すべきたばこから異物を除去するための装置において、掻取りロール2が内側円筒体3と、この内側円筒体に分離可能に連結されかつ内側円筒体を取り囲む中空の外側円筒体4とを備え、内側円筒体3が回転可能に支承された円筒状支持体によって形成され、外側円筒体4が内側円筒体3に分離可能にかつ相対的に回転しないように連結され円筒部材によって形成され、かつ外周に掻取り手段42を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転駆動装置によって回転可能である並べて配置された多数の掻取りロールが備えられ、この掻取りロールがロール軸線に対して横方向に搬送されるたばこ材料流に係合作用し、かつその外周に、材料流から異物を取り除くための掻取り手段を備え、掻取りロールがそれぞれそのロール軸線回りに回転可能に支承された円筒状支持体を備え、掻取り手段が円筒状支持体に取り外し可能に連結されている、加工すべきたばこから異物を除去するための装置に関する。
この装置は、たばこ機械または紙巻たばこ機械で加工される葉たばこのようなたばこ材料から、異物を除去する装置である。特に、コンジステンシがたばこのコンジステンシに一致する長繊維の構成部分を、材料流から取り出さなければならない。そのために、ロール外側円筒体に取付けられた掻取り手段は特にブラシ、針、小さな連行フックの層またはその類似要素によって形成されている。このような掻取り要素は装置の運転中比較的に早く隙間が塞がる。掻取りロールは使用される掻取り構造体と異物含有量に応じて、例えば1日あたり1回乃至2回の時間間隔で清掃しなければならない。
この種の装置は特許文献1によって公知である。掻取りロールは半径方向に突出する円筒状支持体の条片を備えている。この支持体の小さな連行フックには、コストのかかる帯板状の掻取り要素がボルト連結部によって取り外し可能に固定されている。掻取り要素は取り外して交換可能である。しかし、各々の半径方向条片については個々に手段を実施しなければならない。それによって、非常に時間がかかる。従って、掻取り要素の取り外しと再取付けは実際には、摩耗の場合または掻取りロールの保守整備と再製作の場合にのみ行われる。運転を継続するために不純物を取り除いた掻取り条片と交換することは、長い寿命に基づいて行われない。その代わりに、清掃のために、少なくとも2つのセットの掻取りロールが設けられる。各々のロールセットは所属のフレームに支承され、このフレームはロールを回転駆動させるためのすべての手段を備えている。清掃のために、1つのロールセットがフレームによって水平作動位置から垂直清掃位置にもたらされるかあるいは掻取りロールの2つのセットが装置内に平行に配置され、交互に運転される。交換装置は特許文献2によって公知である。この場合、駆動装置を備えたフレームに支承された2個のロールセットは水平な回転ディスクに回転調節可能に配置されている。いかなる場合でも、この装置はきわめてスペースを必要とし、各々の装置はその駆動装置と共に二重に形成しなければならない。掻取りロールは装置内で清掃されるので、この装置に直接配置した清掃装置が必要である。これにより、装置全体の必要スペースが大きくなる。更に、装置へのアクセスが悪影響を受ける。装置の清掃装置は装置の運転に邪魔になる。これは作業停止時間につながり、除去された物質は事情によっては清掃すべきたばこ内に再び達する。各々のロールセットが関連する移動可能な支承フレームを必要とするので、各々のフレームに設けた駆動装置の構造に関する特別な要求を満足すべきである。
更に、個々のすべての掻取りロールをそれに取付けられた清掃用掻取り手段と共に、装置から完全に取り外し、装置から離れた場所で清掃することが知られている。そのために、掻取りロールはその軸と場合によってはそれに連結された伝動手段とユニットをなして取り扱いおよび運転される(特許文献1)。このようなロールユニットは、特に例えば2mの大きな長さの場合に、大きな重量を有する。装置内の回転駆動装置は、ロールの嵌込みまたは取り外しを可能にするために、特別に形成しなければならない。嵌込みおよび取り外しのために、ロールは回転駆動装置の配置に依存して位置決めしなければならない。
欧州特許第466349号公報 欧州特許第727154号公報
本発明の根底をなす課題は、従来の装置と比べて構造的な大きさが大幅に小さくなり、清掃のための停止時間を短縮することによって能力の利用が最適化され、運転および操作が操作人にやさしい、加工すべきたばこから異物を除去する装置を提供することである。
本発明の課題は、冒頭に述べた装置の特徴に関連して、掻取りロールがそれぞれ、内側円筒体と、この内側円筒体に分離可能に連結されかつ内側円筒体を取り囲む中空の外側円筒体とを備え、内側円筒体が回転可能に支承された円筒状支持体によって形成され、外側円筒体が少なくとも1つの円筒部材によって形成され、この円筒部材が内側円筒体に分離可能にかつ相対的に回転しないように連結され、かつその外周に掻取り手段を備えていることによって解決される。本発明により、回転可能に支承された掻取りロールの本体、内側円筒体が配置と機能に関して、その上に装着されたロール外側体に対して独立して設けられる。それによって、この中空の外側円筒体によって形成されたこの外側体は、単独で、すなわちロール本体を除いておよびロール回転駆動のための駆動手段を除いて設計および操作可能である。内側円筒体の回転駆動構造も、外側円筒体の取り扱い操作および清掃の必要性と無関係である。更に、装置の全体構造は非常に簡単になる。必要スペースと構造体の大きさは従来の装置と比べて小さくなる。複数の部材で形成可能な外側円筒体には実質的に、掻取り円筒体の機能が与えられる。この掻取り円筒体はその外周壁面に、ブラシ面または小さなフックの層の形をした掻取り手段を備えている。内側円筒体は支承と駆動の機能を受け持つ。その結果、外側円筒体は、内側円筒体に簡単に装着可能であるかまたは内側円筒体から取り外すことができ、比較的に長い場合にも容易に搬送可能であり、比較的に軽量で小さく採寸可能な装置である。それに伴う特別な利点は、外側円筒体の迅速かつ容易な交換によって装置の停止時間が短縮されることにある。掻取り円筒体の清掃は、運転現場に悪影響を与えることなく、運転現場から離れた場所で行われ、しかも特にロール装置に対して従来のごとく構造的に適合させる必要のない清掃装置で行われる。全体として、装置の利用性、操作性、使用可能性および形状が、従来の装置と比べて改良される。
本発明の有利な実施形では、外側円筒体が内側円筒体に相対回転しないように連結可能な中空円筒体によって形成され、この中空円筒体が内側円筒体の自由端からロール軸方向にこの内側円筒体に装着可能であるかあるいはこの内側円筒体から取り外し可能である。外側円筒体が相対回転しないように連結された複数のセグメントによって複数の部材からなているときにも、外側円筒体は有利な構造では一体に形成されている。その際、内側円筒体は一端で片持ち支持され、この片持ち支持により、内側円筒体は装置内でのその位置を維持しながら外側円筒体の装着および取り外しのために内側円筒体の他端が露出している。内側円筒体は一種の長い心棒を形成し、この心棒の上に、外側円筒体が自由端面から装着可能であるかまたはその逆に取り外し可能であり、内側円筒体は装置内で変わらぬ位置にとどまるので、この装置はコンパクトであり、特に駆動装置の形成に関して簡単である。円筒体がロールを形成する複合体内で適当な長さにわたって延設されていると合目的である。特に、内側円筒体が外側円筒体内に完全に囲まれている。
内側円筒体は運転のために両端部で、一方では内側円筒体を片持ち支持する軸受と、他方では円筒体端部を開放するために移動可能に配置された軸受によって支承することができる。しかし、本発明の特に有利な実施形では、内側円筒体が一端でのみ回転支承部で支承される。それによって、きわめて小さく構成された簡単な装置が得られる。ロールの駆動端部の装置側にのみ、軸受と駆動手段のためのブラケットが設けられている。他方のロール端部の側には、装置は軸受手段や駆動手段を備えていない。ベルトコンベヤまたは搬送シュートのような排出搬送装置は、ほぼ水平なまたは傾斜した平面内に平行に並べて延設されたロールの下方に省スペース的にかつ容易にアクセス可能に配置することができる。
本発明の有利な実施形では、回転支承部が内側円筒体に連結された駆動軸を備え、この駆動軸が好ましくは内側円筒体に付設された駆動モータに連結されている。すなわち、ロールは好ましくは軸受装置を介して支承され、そして各々のロールのための回転駆動装置が個別的に配置および設計可能であると有利である。
本発明に従って設けられた掻取りロールの部品を、耐荷重性の高い合成樹脂管のような支持強度のある軽量材料で作ると合目的である。
本発明によるきわめて有利な実施形では、内側円筒体と外側円筒体を互いに分離可能に固定するために、装置は内側円筒体と外側円筒体を磁気的に連結する連結装置の一部を含んでいる。このような装置は好ましくは外側円筒体を装着および取り出すために内側円筒体の空いた端部に配置される。この場合、装置は内側円筒体の少なくとも1つの端要素と外側円筒体の付設された少なくとも1つの端要素と磁石手段を備え、この磁石手段は両円筒体の隣接する端要素を相対回転しないように連結して互いに固定している。両円筒体を連結するために、差し込み継手、締付けロック装置等のような連結手段が考えられる。しかし、きわめて簡単に配置、製作することができ、かつ容易に取り扱い操作可能な磁気式連結ロック装置が特に有利である。供される市販の永久磁石手段は非常に大きなロック力を加えることができる。端要素に設けられた取り外し可能な磁気式ロック装置は、内側円筒体への外側円筒体の容易な装着および嵌合を可能にする。なぜなら、外側円筒体の内径を内側円筒体の外径よりも充分に大きく採寸することが可能であるからである。円筒体端要素の一部だけを磁化可能な材料で作ることができる。基本的には円筒体は円形と異なる横断面を備えていてもよいが、円形横断面または円環円筒体が有利である。円筒体連結装置のきわめて有利な実施形では、少なくとも円筒体端要素において、少なくとも1個の磁石手段の要素が、ロール軸線周りにリング状に閉じた延長線に沿って配置される。それによって、外側円筒体は内側円筒体に対する相対的な周方向角度位置に関係なく、内側円筒体上に装着可能である、かつあらゆる周方向位置に磁気的に固定可能である。
本発明による実施形で設けられる磁気的な連結装置は、磁気連結を解除するために、内側円筒体と外側円筒体の磁気連結された部品の間に係合する手動操作可能な開放手段を備えている。この開放手段は把手に連結して設けると特に有利である。この把手は外側円筒体の端要素に配置される。本発明の他の実施形によれば、把手は掻取りロールの軸線に対して横方向に向いた軸線回りに揺動可能に支承されている。この場合、把手は戻し力に抗して作動する揺動部品を備えている。外側円筒体を取り外す際に、把手を掴むことによって開放手段が上記揺動部品によって操作される。この開放手段は好ましくは揺動部品と共に動くことができるピンの形をしている。把手揺動部品は好ましくはばね力に抗して作動する。この種の把手の構造と機能はきわめて有利である。というのは、把手が外側円筒体を取り外し方向に取り外すために、ばね力によって少しだけ後退した揺動によって開放されるからである。
従属請求項は上記の他の合目的および有利な本発明の実施形に関する。次に、本発明の特に合目的および有利な実施形と実施可能性を、図に概略的に示した実施の形態に基づいて詳しく説明する。
図2〜4に関連して図1に示した本発明による装置1は、並べて配置された5個の同一の掻取りロール2と、それぞれ掻取りロールに連結された駆動モータ73を有する回転支承部7と、ロール装置の入口または出口に設けられた、供給装置と排出装置を形成するコンベヤベルト11,12とを備えている。
掻取りロール2はその縦軸線20が軸線平行になるように支承されている。この場合、掻取りロールは装置ケーシング14内に延設されている。ロール軸線20は水平平面10内にある。葉たばこ9をケーシング14内に入れるために、コンベヤベルト11は外側に設けられた掻取りロール2の上方に配置されている。たばこの材料流れ90は掻取りロール2の上側に沿っておよびこの掻取りローラの間を通って延びている。掻取りロール2の下方においてたばこ材料はコンベヤベルト12を経て排出される。ケーシング14は装置1の台13、例えばテーブル上に配置されている。台13とケーシング14は図1において一点鎖線で概略的に示してある。
図2〜4から判るように、各掻取りロール2は内側円筒体3と、この内側円筒体に装着され正確に嵌め合わせられた中空の外側円筒体4とによって形成されている。ロール円筒体3,4は円形横断面または円環横断面を有する。外側のロール円筒体4はロール2の外周壁を形成する。この外周壁の外周の全面に、ブラシ42によって形成された掻取り層43が取付けられている。この掻取り層は掻取り手段を形成する。内側円筒体3は外側円筒体4と同じ長さを有し、この外側円筒体内に完全に収容されている。内側円筒体3と外側円筒体4の間には、図2a〜2cから明らかなように、外側円筒体4が内側円筒体3の自由端面からロール軸線20の方向に装着および嵌込まれることにより、一種の差し込み継手が形成される。内側円筒体3と外側円筒血4の間の嵌め合いは、外側円筒体4が締付け固定されないように、しかし内側円筒体3上に周方向に支承されて装着されるように定められている。
外側円筒体4は図2a,2cにおいて左側の端部が内側円筒体3への装着のために開放しているが、他端は図3から明らかな円形の端板41によって閉鎖されている。この端板は外側円筒体4の外周壁40に固定連結されている。内側円筒体3は中空である。内側中空体は同様に、装置1の自由端が円形の端板31によって閉鎖されている。この端板は内側円筒体の外周壁30に固定連結されている。円筒体端板31,41は図3に基づいて説明する連結装置5によって互いに分離可能に連結されている。それによって、外側円筒体4はロール軸線20回りに相対回転しないように連結してかつ軸方向にスライドしないように連結して内側円筒体3に取り外し可能に固定することができる。
各々のロール内側円筒体3は装置1内で片側が支承部7によって軸方向に支承されている。これにより、図2b,2cから明らかなように、外側円筒体4を支持するための空いた端部を有するロール内側円筒体3を片持ち支持して配置することができる。支承部7は内側円筒体3に固定され相対回転しないロール軸71を備えている。このロール軸はダブルの回転軸受72に支承され、場合によっては図示していないクラッチ手段を介して駆動モータ73の駆動軸に連結されている。各軸受73は装置の台13の支持部分130に連結されたブラケット74を備えている。支持部分130は支承されたロール端部の側で装置1に沿って延設されている。モータ73または図示していない歯車装置部分はブラケット74に取付けられている。内側円筒体3は外側円筒体4の装着状態または取り外し状態に関係なく、装置1内のその支承位置にとどまっている。
支承部7のブラケット74は好ましくは、掻取りロール2の間の軸方向間隔を調節するためにスライド可能に支持部分130に支承され、所望な位置に固定可能である。この連結のために、図示していない普通の締付け支持手段が設けられている。本発明による構造における上記の片持ち支承部7は、ロール2の間の間隔を個別的にきわめて簡単に調節することができ、しかも各々の掻取りロール2の個々の回転駆動装置と組み合わせて調節することができる。
内側円筒体3と外側円筒体4は図3,4に示した磁気式連結装置5によって互いにロックされている。磁気式連結装置5は内側円筒体端板31に取付けられた2個の永久磁石51と、この永久磁石に付設された磁化可能な、外側円筒体端板41の壁部分52とを備えている。掻取りロール2を構成する円筒体3,4の端板31,42の互いに向き合った円形面はその間に一定の半径方向隙間55を有する。この隙間は、ロール軸線20と同心的な板41の円形凹部によって形成された中央の平面状隙間551と、半径方向においてこの隙間に接続する狭い外側の環状隙間552を備えている。円形平面状隙間551の隙間幅は永久磁石の軸方向寸法に一致している。永久磁石は互いに180°の周方向間隔をおいて端板31に固定連結され、円板磁石として形成されている。この付着磁石51によって生じる磁力により、端板41の磁化可能な部分52を介して、磁気的な閉鎖締付け力が加えられる。この閉鎖締付け力は、両端板31,41があらゆる方向で互いに非確実運動的に連結されているかまたは固定連結されている。
内側円筒体3の端板31は平らな板として形成されているが一方、外側円筒体4の端板41はへこんだ円錐状部分を有するプロファイル板として形成されている。内側円筒体3の端板31は軸方向において外周壁30の内部にずらして設けられている。それによって、端板41の円錐状部分が、このずれによって生じた端室に嵌まり込んでいる。端板41は円錐部分から半径方向に突出する環状エッジを介して、例えばボルト連結によって外側円筒体4の外周壁40に固定連結されている。円錐部分は外周区間が外周壁30の内壁面に接触するので、半径方向にセンタリングされる。
磁気連結部を分離するために、ピン53が設けられている。このピンは圧縮ばね54を介して狭い環状隙間552の範囲において端板41の穴に支承されている。ピン53の長さと圧縮ばね54は次のように採寸されている。すなわち、ピン53の頭に押圧力を加える際に、ピンが環状隙間552を経て端板31に達し、端板41が端板31から離されるように採寸されている。それによって、磁気的に連結された部品が軸方向において互いに分離され、外側円筒体4を内側円筒体3から軸方向に引き抜くことができる。
図3から判るように、ピン53は把手装置6を介して操作可能である。この把手装置は端板41に配置された湾曲した把手61を備えている。この把手はそれと端板41との間に把手室を形成する。それによって、把手を用いて楽な操作で、外側円筒体4を内側円筒体3から引き抜くことができ、またそれとは逆にこの内側円筒体に装着することができる。把手61は支承アーム62を備えている。この支承アームによって、把手は、ロール軸線20に対して垂直に向いた軸線60の回りに揺動可能に、端板41から突出する支承部63を用いて端板41のピン53の範囲に枢着されている。揺動支承アーム62は双腕状レバーを形成する。圧縮ばね54が充分に伸長した状態で、双腕状レバーは操作されていないピン53の頭に接触する。それによって、外側円筒体4を軸方向に引き抜く際に把手61が揺動軸線60回りに少しだけ揺動方向Sに一致する引張り方向に揺動するときに、ばね54の力に抗してピンに押圧力を加えてピンを操作することができる。ピンの直線運動に変換される把手61の揺動運動は最小のままである。この揺動運動は、円筒体の磁気連結を分離するために、端板41がピン53を介して端板31から離れるような大きさである。
内側円筒体3と外側円筒体4の正しく閉じた磁気的な閉鎖連結を光学的に示すために、表示装置8が設けられている。この表示装置8は端板31に固定され内側円筒体の軸線方向に外側に延びる軸方向のピン81を備えている。このピン81には、外側円筒体4の軸線方向に延びる中央の貫通穴82が付設されている。ピン81の長さは、両円筒体3,4が軸方向と半径方向の正しい連結位置にあるときに、ピンが端板41の貫通穴82を通過し、好ましくはカラーの印をつけたピンの自由端部が端板41から突出するように採寸されている。
少なくとも端板31寄りの端板41の部分はその全部が磁化可能な材料からなっていてもよい。しかし、端板41を軽量化のために合成樹脂材料またはその類似物によって作るために、磁化可能な材料52からなる閉じたリング部分が端板41に一体化されている。このリング部分は磁石51の有効範囲内に配置されている。いかなる場合でも、磁気連結を行うために内側円筒体3と外側円筒体4の間の相対的な周方向位置は影響を受けない。というのは、磁化可能な部分52は磁石51に関して、それぞれ軸線20の周りに円状に延設されているからである。両円筒体の間のあらゆる相対回転位置において、磁気連結はスナップ止めのように行われる。それによって、内側円筒体3への外側円筒体4の装着はきわめて簡単である。
本発明による装置の側面図である。 2a〜2cは内側円筒体と外側円筒体を備えた本発明に従って支承された掻取りロールの縦断面図である。 掻取りロールの自由端の部分縦断面図である。 図3の掻取りロールの内側円筒体の自由端を示す側面図である。
符号の説明
1 装置
2 掻取りロール
3 内側円筒体
4 外側円筒体
5 連結装置
7 回転支承部
8 表示装置
20 ロール軸線
31,41 端板
42 掻取り手段
51,52 磁石手段
53 開放手段
61 把手
62 揺動部分
71 駆動軸
73 駆動モータ
81 表示要素
82 切欠き
90 たばこ材料流

Claims (15)

  1. 回転駆動装置(73)によって回転可能である並べて配置された多数の掻取りロール(2)が備えられ、この掻取りロールがロール軸線(20)に対して横方向に搬送されるたばこ材料流(90)に係合作用し、かつその外周に、材料流(90)から異物を取り除くための掻取り手段(42)を備え、掻取りロール(2)がそれぞれそのロール軸線(20)回りに回転可能に支承された円筒状支持体を備え、掻取り手段(42)が円筒状支持体に取り外し可能に連結されている、加工すべきたばこ(9)から異物を除去するための装置(1)において、掻取りロール(2)がそれぞれ、内側円筒体(3)と、この内側円筒体に分離可能に連結されかつ内側円筒体を取り囲む中空の外側円筒体(4)とを備え、内側円筒体(3)が回転可能に支承された円筒状支持体によって形成され、外側円筒体(4)が少なくとも1つの円筒部材によって形成され、この円筒部材が内側円筒体(3)に分離可能にかつ相対的に回転しないように連結され、かつその外周に掻取り手段(42)を備えていることを特徴とする装置。
  2. 外側円筒体(4)が内側円筒体(3)に相対回転しないように連結可能な少なくとも1個の一体の中空円筒体によって形成され、この中空円筒体が内側円筒体(3)の自由端からロール軸方向にこの内側円筒体に装着可能であるかあるいはこの内側円筒体から取り外し可能であり、内側円筒体(3)が一端で片持ち支持され、この片持ち支持により、内側円筒体が装置(1)内でのその位置を維持しながら外側円筒体(4)の装着および取り外しのために内側円筒体の他端が露出していることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  3. 内側円筒体(3)が運転位置および停止位置において一端でのみ支承されていることを特徴とする、請求項1または2記載の装置。
  4. 駆動ロール(2)の回転支承部(7)が内側円筒体(3)に連結された駆動軸(71)を備え、この駆動軸が好ましくは内側円筒体(3)に付設された駆動モータ(73)に連結されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の装置。
  5. 内側円筒体(3)が中空円筒体として形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の装置。
  6. 内側円筒体(3)および/または外側円筒体(4)が合成樹脂のような軽量材料によって形成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載の装置。
  7. 内側円筒体(3)を外側円筒体(4)に取り外し可能に連結するために、内側円筒体(3)の部分(31)と外側円筒体(4)の部分(41)を磁気的に連結する連結装置(5)を備えていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載の装置。
  8. 磁気式連結装置(5)が外側円筒体(4)を装着および取り外すために空いた内側円筒体(3)の端部に設けられ、かつ内側円筒体(3)の少なくとも1つの端要素(31)と外側円筒体(4)の付設された少なくとも1つの端要素(41)と磁石手段(51,52)を備え、この磁石手段が両円筒体(3,4)の隣接する端要素(31 41)を相対回転しないように連結して互いに固定していることを特徴とする、請求項7記載の装置。
  9. 磁石手段が少なくとも1個の永久磁石要素(51)と少なくとも1個の磁化可能な要素(52)とを備え、これらの要素(51,52)が互いに向き合うように円筒体端要素(31,41)に配置されていることを特徴とする、請求項8記載の装置。
  10. 磁石手段(51,52)の少なくとも1つの磁石手段(52)が、ロール軸線(20)の周りにリング状に閉じるように少なくとも円筒端要素(41)に配置されていることを特徴とする、請求項8または9記載の装置。
  11. 連結装置(5)が磁気的な連結を分離するために、内側円筒体(3)と外側円筒体(4)の磁気的に連結された部品(31,41)の間に作用しかつ特に手動操作可能である開放手段(53)を備えていることを特徴とする、請求項7〜10のいずれか一つに記載の装置。
  12. 外側円筒体(4)の少なくとも一部を取り扱い操作するための把手(61)が外側円筒体(4)の端要素(41)に配置され、開放手段(53)が把手(61)に関連して操作可能であることを特徴とする、請求項11記載の装置。
  13. 把手(61)が外側円筒体(4)の端要素(41)に揺動可能に支承され、把手(61)が復元力に逆らうように作用する揺動部材(62)を備え、把手(61)を掴んで外側円筒体(4)を取り外す際に、好ましくは揺動部材(62)と共に動くことができるピンの形をした開放手段(53)が、揺動部材によって操作されることを特徴とする、請求項12記載の装置。
  14. 装置が両円筒体(3,4)の間の正しい連結状態を表示するための表示装置(8)を備え、内側円筒体(3)の部分(31)が突出する表示要素(81)を備え、表示要素(81)を収容するための、外側円筒体(4)の対応する部材(41)の切欠き(82)が 、表示要素に付設され、それによって両円筒体(3,4)の正確な嵌め合わせ連結状態が、切欠き(82)への表示要素(81)の係合によって示され、好ましくはピンと貫通穴の形をした表示要素(81)と切欠き(82)が特に円筒体軸線上延設されていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一つに記載の装置。
  15. 掻取り手段(42)が外側円筒体(4)の外周壁の外面に配置されたブラシによって形成されていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一つに記載の装置。
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