JP2004336300A - 増幅器及び電流検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第2増幅器2は、第2オペアンプP2と、抵抗R5と、第1帰還抵抗R6と、第2帰還抵抗R7と、分圧抵抗R8と、ダイオードD2とから構成される。そして、ダイオードD2のアノード側電圧Vaがスレッショルド電圧ThVを越えない場合は、第2増幅器2のゲインG1は抵抗R5及び第1帰還抵抗R6により決定される。一方、ダイオードD2のアノード側電圧Vaがスレッショルド電圧ThVを越えた場合には、第2増幅器2のゲインG2は抵抗R5,第1帰還抵抗R6,第2帰還抵抗R7及び分圧抵抗R8により決定され、ゲインG1より小さな値となる。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、増幅器及び電流検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電流検出装置は、例えば特開2002−303642号に開示されているように、大電流範囲と小電流範囲のそれぞれに対応したゲインを有する複数の増幅器を備えていた。大電流範囲はフェールセーフの検出に使用する範囲であって、小電流範囲は例えば車両用伝達比可変駆動を行う駆動モータの制御に使用する範囲である。これにより、小電流範囲における分解能を向上させることができる。
【0003】
しかし、特開2002−303642号公報に開示された電流検出装置は、複数の増幅器が必要であるため装置の大型化を招来していた。この問題を解決するために、特開2000−31764号公報には、ゲインの切換が可能な増幅器が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−303642号公報
【特許文献2】
特開2000−31764号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開2000−31764号公報に開示されたゲイン切換可能な増幅器は、別途、ゲイン切換のための制御回路を備えている。このように、ゲイン切換制御回路を備えることにより、増幅器及びその増幅器を備えた電流検出装置の高コスト化を招来していた。また、上記公報に開示された増幅器は、入力電圧に応じて自動的にゲインが変更されるものではない。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、ゲイン制御回路等の複雑な回路を必要とすることなく簡易的な構成により低コスト化を図ると共に、入力電圧に応じて自動的にゲインの切換が可能な増幅器及び電流検出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
そこで、本発明者はこの課題を解決すべく鋭意研究し、試行錯誤を重ねた結果、帰還抵抗とオペアンプの反転入力側との間にダイオードを配設することを思いつき、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明の増幅器は、入力電圧と基準電圧との差電圧である基準差電圧を増幅する増幅器において、オペアンプと、第1帰還抵抗と、第2帰還抵抗と、ダイオードとを備え、入力電圧に応じてゲインが切り換わることを特徴とする。ここで、オペアンプは、入力電圧及び基準電圧が入力されている。第1帰還抵抗は、オペアンプの出力側とオペアンプの反転入力側とに接続された抵抗である。第2帰還抵抗は、一端側が前記オペアンプの出力側に接続された抵抗である。ダイオードは、アノード側が第2帰還抵抗の他端側に接続され、カソード側がオペアンプの反転入力側に接続され、アノード側に印加されるアノード側電圧がスレッショルド電圧を越えた場合に電流を流す。
【0009】
つまり、ダイオードのアノード側にかかるアノード側電圧が、ダイオードのスレッショルド電圧に達した場合に、オペアンプの出力側から第2帰還抵抗を介してオペアンプの反転入力側に電流が流れる。そして、第2帰還抵抗に電流が流れない場合は、第1帰還抵抗のみによりゲインが決定される。一方、第2帰還抵抗に電流が流れる場合には、第1帰還抵抗及び第2帰還抵抗によりゲインが決定される。従って、ゲイン制御回路等の複雑な回路を必要としないため、非常に低コスト化を図ることができる。また、ダイオードのアノード側にかかるアノード側電圧は、オペアンプの出力側にかかる電圧、さらにはオペアンプの入力側にかかる電圧に基づき変化する。つまり、本発明の増幅器は、第2帰還抵抗とダイオードとを配設しただけで、自動的に、オペアンプの入力側にかかる電圧に基づきゲインを変化させることができる。
【0010】
また、本発明の増幅器は、さらに、第2帰還抵抗の他端側及びダイオードのアノード側と、アースと、を接続する分圧抵抗を備えるようにしてもよい。つまり、第2帰還抵抗と分圧抵抗との抵抗比により、ダイオードのアノード側にかかるアノード側電圧が変更される。このことは、ゲインの切り換わる切換電圧を容易に変更できることになる。すなわち、電流制御を行う小電流範囲のゲインとフェールセーフを検出する大電流範囲のゲインが切り換わる電圧を容易に変更することができる。また、ダイオードのアノード側にかかるアノード側電圧が分圧されることにより、入力電圧がより大きな場合にも適用可能となる。
【0011】
また、本発明の電流検出装置は、被検出電流が流れるシャント抵抗と、シャント抵抗の端子間電圧を増幅する第1増幅器と、第1増幅器の第1出力電圧と基準電圧との差電圧である基準差電圧を増幅する第2増幅器と、第2増幅器の第2出力電圧に基づき被検出電流を算出する被検出電流算出手段とを備える。そして、本発明の電流検出装置の特徴的な構成は、第2増幅器が、オペアンプと、第1帰還抵抗と、第2帰還抵抗と、ダイオードとを備え、シャント抵抗の端子間電圧に応じて第2増幅器のゲインが切り換わることである。ここで、オペアンプは、第1出力電圧及び基準電圧を入力し、出力側から第2出力電圧を出力する。第1帰還抵抗は、オペアンプの出力側とオペアンプの反転入力側とに接続された抵抗である。第2帰還抵抗は、一端側がオペアンプの出力側に接続された抵抗である。ダイオードは、アノード側が第2帰還抵抗の他端側に接続され、カソード側がオペアンプの反転入力側に接続され、アノード側に印加されるアノード側電圧がスレッショルド電圧を越えた場合に電流を流す。
【0012】
これにより、上述した増幅器と同様の効果を奏する。すなわち、ゲイン制御回路等の複雑な回路を必要としないため非常に低コスト化を図ることができると共に、自動的にオペアンプの入力側にかかる電圧に基づきゲインを変化させることができる。また、アノード側電圧がダイオードのスレッショルド電圧を越えた場合のゲインは、アノード側電圧がスレッショルド電圧を越える前のゲインよりも小さなゲインとなる。これにより、本発明の電流検出装置は、第2帰還抵抗とダイオードとを配設しただけで、適切なゲインの切換が可能となる。すなわち、小電流範囲においては確実に分解能を向上させることができるので、例えば車両用伝達比可変駆動を行う駆動モータの電流制御性を確実に向上させることができる。一方、大電流範囲においては、確実にフェールセーフを検出することができる。
【0013】
なお、第2増幅器は、さらに、第2帰還抵抗の他端側及びダイオードのアノード側と、アースと、を接続する分圧抵抗を備えるようにしてもよい。これにより、ゲインの切り換わる切換電圧を容易に変更することができる。また、ダイオードのアノード側にかかるアノード側電圧が分圧されることにより、入力電圧がより大きな場合にも適用可能となる。
【0014】
また、被検出電流算出手段は、第2出力電圧のうち第2増幅器のゲインが切り換わる切換電圧を含む所定電圧範囲である不感帯領域において被検出電流を算出しないようにしてもよい。つまり、ゲインが切り換わる切換電圧付近は、例えば温度等の影響により第1帰還抵抗及び第2帰還抵抗の抵抗値にばらつきが生じるため、正確に被検出電流を検出することができない場合がある。そこで、被検出電流を算出しない不感帯領域を設けることにより、被検出電流の誤検出を防止することができる。
【0015】
また、被検出電流は、操舵ハンドルの操舵角と転舵輪の転舵角との間の伝達比を可変にする伝達比可変駆動を行う駆動モータに供給される電流であるとしてもよい。この駆動モータは、いわゆるVGRS装置に用いられる駆動モータである。このVGRS装置に用いられる駆動モータは、非常に高度な電流による制御が求められる。一方、大電流が流れた場合のフェールセーフ検出も重要である。そこで、本発明の電流検出装置をVGRS装置に用いられる駆動モータに流れる電流の検出に使用することにより、上述の要求を確実に満たすことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。ここで、本実施形態では、車両用伝達比可変操舵装置(VGRS装置)に用いる電流検出装置について説明する。ここで、VGRS装置について簡単に説明する。VGRS装置は、一端側が操舵ハンドル側に連結され、他端側が転舵輪側に連結されており、操舵ハンドルの操舵角と転舵輪の転舵角との間の伝達比を可変にする装置である。このVGRS装置は、駆動モータと、減速機と、ロック機構と、VGRS用制御部とを備える。そして、この駆動モータの駆動により、減速機を介して上述した伝達比を可変にすることができる。VGRS用制御部は、駆動モータ及びロック機構の制御を行う。
【0017】
次に、VGRS装置に用いる電流検出装置について図面を参照して説明する。図1は、電流検出装置の回路構成図を示す。図2は、電流検出装置における入出力電圧特性を示す。なお、電流検出装置により検出する被検出電流Isは、駆動モータに供給される電流である。
【0018】
図1に示すように、電流検出装置は、シャント抵抗Rsと、第1増幅器1と、第2増幅器2と、マイクロコンピュータ3とから構成される。まず、シャント抵抗Rsは、被検出電流が流れる位置、すなわち、VGRS装置の駆動モータに供給される電流が流れる位置に配設されている。なお、図1に示すZは、VGRS装置の駆動モータ等のインピーダンスである。
【0019】
そして、第1増幅器1は、シャント抵抗Rsに電流が流れることによりシャント抵抗Rsの端子間に発生する端子間電圧Vs(=Is×Rs)を増幅する。この第1増幅器1は、第1オペアンプP1と、抵抗R1〜抵抗R4とから構成される。抵抗R1は、シャント抵抗Rsの上流端子側と第1オペアンプP1の反転入力側とに接続される。抵抗R2は、シャント抵抗Rsの下流端子側と第1オペアンプP1の非反転入力側とに接続される。抵抗R3は、第1オペアンプP1の出力側と第1オペアンプP1の反転入力側とに接続される、いわゆる帰還抵抗である。抵抗R4は、第1オペアンプP1の非反転入力側とアースとに接続される。
【0020】
つまり、第1増幅器1の出力電圧(第1出力電圧)Vo1は、数1に示すようになる。
【数1】
Vo1=−Vs×(R3/R1)
ただし、R1=R2,R3=R4とする。
【0021】
続いて、第2増幅器2は、第1増幅器1の第1出力電圧Vo1と基準電圧(バイアス電圧)Vbとの差電圧である基準差電圧を増幅する。この第2増幅器2は、第2オペアンプP2と、抵抗R5〜R8と、ダイオードD2とから構成される。第2オペアンプP2の非反転入力側には、バイアス電圧を入力している。抵抗R5は、第1増幅器1の出力側と第2オペアンプP1の反転入力側とに接続される。抵抗(第1帰還抵抗)R6は、第2オペアンプP2の出力側と第2オペアンプP2の反転入力側とに接続される、いわゆる帰還抵抗である。抵抗(第2帰還抵抗)R7は、第2オペアンプP2の出力側とダイオードD2のアノード側に接続される。抵抗(分圧抵抗)R8は、第2帰還抵抗R7とダイオードD2の間とアースとに接続される。ダイオードD2は、アノード側が第2帰還抵抗R7及び分圧抵抗R8に接続され、カソード側が第2オペアンプP2の反転入力側に接続される。そして、ダイオードD2は、アノード側電圧Vaがスレッショルド電圧ThVを越えたときに電流が流れ、アノード側電圧Vaがスレッショルド電圧ThVを越えない場合には電流が流れない。
【0022】
つまり、第2増幅器2の出力電圧(第2出力電圧)Vo2は、ダイオードD2のアノード側電圧Vaがスレッショルド電圧ThVを越えない場合は、数2に示すようになる。また、ダイオードD2のアノード側電圧Vaがスレッショルド電圧ThVを越えた場合には、第2増幅器2の第2出力電圧Vo2は第3に示すようになる。
【数2】
Vo2=−Vo1×(R6/R5)
【数3】
Vo2=−Vo1×[{(R6×R7)/(R6+R7)}/R5]
【0023】
すなわち、ダイオードD2のアノード側電圧Vaがスレッショルド電圧ThVを越えない場合における第2増幅器2のゲインG1は数4に示すようになる。一方、ダイオードD2のアノード側電圧Vaがスレッショルド電圧ThVを越えた場合における第2増幅器2のゲインG2は数5に示すようになる。
【数4】
G1=−(R6/R5)
【数5】
G2=−[{(R6×R7)/(R6+R7)}/R5]
【0024】
つまり、ダイオードD2のアノード側電圧Vaがスレッショルド電圧ThVを越えた場合におけるゲインG2は、スレッショルド電圧ThVを越えない場合におけるゲインG1より小さくなる。そして、第2増幅器2のゲインG1は、抵抗R5及び第1帰還抵抗R6の大きさにより決定される。また、第2増幅器2のゲインG2は、抵抗R5及び第1帰還抵抗R6及び第2帰還抵抗R7の大きさにより決定される。
【0025】
また、第2帰還抵抗R7と分圧抵抗R8の抵抗比により、ダイオードD2のアノード側電圧Vaの電圧値が変更される。つまり、ダイオードD2のアノード側電圧Vaは、数6に示すようになる。
【数6】
Va=Vo2×{R8/(R7+R8)}
【0026】
続いて、マイクロコンピュータ3は、A/Dポート、CPU等を備える。そして、A/Dポートには第2増幅器2の第2出力電圧Vo2が入力され、入力された第2出力電圧Vo2がA/D変換される。そして、A/D変換された第2出力電圧Vo2に基づき、CPUにて、シャント抵抗Rsに流れる被検出電流Isを算出する。ここで、CPUでは、被検出電流Isを算出しない不感帯領域が存在する。この不感帯については後述する。
【0027】
次に、上述した構成からなる電流検出装置の入出力特性について図2を参照して説明する。図2は、電流検出装置の入出力特性を示す。具体的には、横軸に示す入力電圧はシャント抵抗Rsの端子間電圧Vsであって、縦軸に示す出力電圧は第2増幅器2の第2出力電圧Vo2である。図2に示すように、端子間電圧Vsが0(V)からVin_a(V)までは、第1増幅器1のゲイン及び上述した第2増幅器2のゲインG1に基づき、第2出力電圧Vo2が決定される。すなわち、端子間電圧Vsが0(V)のときは、第2出力電圧Voが0(V)となり、端子間電圧VsがVin_a(V)のときには、第2出力電圧Vo2がゲイン切換電圧Vo_a(V)となる。そして、端子間電圧VsがVin_a(V)からVmax(V)までは、第1増幅器1のゲイン及び上述した第2増幅器2のゲインG2に基づき、第2出力電圧Vo2が決定される。すなわち、端子間電圧VsがVin_a(V)のときには、第2出力電圧Vo2がゲイン切換電圧Vo_a(V)となり、端子間電圧VsがVin_max(V)のときには、第2出力電圧Vo2がVo_max(V)となる。ここで、第2出力電圧Vo2の最大値Vo_maxは、マイクロコンピュータ3のCPUの耐圧である5Vとしている。そして、図2に示すように、端子間電圧VsがVin_aより小さい場合に比べてVin_aより大きい場合には傾きが緩やかになっているが、これは、第2増幅器2のゲインG2が第2増幅器2のゲインG1より小さいことによるものである。
【0028】
さらに、第2出力電圧Vo2のうち、ゲイン切換電圧Vo_aを含む所定電圧範囲(Vo_a1からVo_a2までの範囲)(図2の斜線にて示す範囲)は、マイクロコンピュータ3において被検出電流Isの算出を行わない不感帯領域であって、予めマイクロコンピュータ3に設定されている。なお、この不感帯領域は、抵抗R1〜R8に応じて決定している。そして、不感帯領域より第2出力電圧が小さい範囲では、駆動モータの電流制御に使用している。また、不感帯領域より第2出力電圧が大きい範囲では、フェールセーフの検出に使用している。これにより、端子間電圧Vsが小さい場合には、駆動モータの高精度な電流制御が可能となり、端子間電圧Vsが大きい場合には、確実にフェールセーフの検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電流検出装置の回路構成図を示す。
【図2】電流検出装置における入出力電圧特性を示す。
【符号の説明】
1 ・・・ 第1増幅器
2 ・・・ 第2増幅器
3 ・・・ マイクロコンピュータ
Rs ・・・ シャント抵抗
R1〜R5 ・・・ 抵抗
R6 ・・・ 第1帰還抵抗
R7 ・・・ 第2帰還抵抗
R8 ・・・ 分圧抵抗
P1,P2 ・・・ オペアンプ
D2 ・・・ ダイオード
Claims (6)
- 入力電圧と基準電圧との差電圧である基準差電圧を増幅する増幅器において、
前記入力電圧及び前記基準電圧を入力するオペアンプと、
前記オペアンプの出力側と前記オペアンプの反転入力側とに接続された第1帰還抵抗と、
一端側が前記オペアンプの出力側に接続された第2帰還抵抗と、
アノード側が前記第2帰還抵抗の他端側に接続されカソード側が前記オペアンプの反転入力側に接続され前記アノード側に印加されるアノード側電圧がスレッショルド電圧を越えた場合に電流が流れるダイオードとを備え、
前記入力電圧に応じてゲインが切り換わることを特徴とする増幅器。 - さらに、前記第2帰還抵抗の他端側及び前記ダイオードのアノード側とアースとを接続する分圧抵抗を備えたことを特徴とする請求項1記載の増幅器。
- 被検出電流が流れるシャント抵抗と、
前記シャント抵抗の端子間電圧を増幅する第1増幅器と、
前記第1増幅器の第1出力電圧と基準電圧との差電圧である基準差電圧を増幅する第2増幅器と、
前記第2増幅器の第2出力電圧に基づき前記被検出電流を算出する被検出電流算出手段と、
を備えた電流検出装置において、
前記第2増幅器は、
前記第1出力電圧及び前記基準電圧を入力し出力側から前記第2出力電圧を出力するオペアンプと、
前記オペアンプの出力側と前記オペアンプの反転入力側とに接続された第1帰還抵抗と、
一端側が前記オペアンプの出力側に接続された第2帰還抵抗と、
アノード側が前記第2帰還抵抗の他端側に接続されカソード側が前記オペアンプの反転入力側に接続され前記アノード側に印加されるアノード側電圧がスレッショルド電圧を越えた場合に電流が流れるダイオードとを備え、
前記シャント抵抗の端子間電圧に応じて前記第2増幅器のゲインが切り換わることを特徴とする電流検出装置。 - 前記第2増幅器は、さらに、前記第2帰還抵抗の他端側及び前記ダイオードのアノード側とアースとを接続する分圧抵抗を備えたことを特徴とする請求項3記載の電流検出装置。
- 前記被検出電流算出手段は、
前記第2出力電圧のうち前記第2増幅器のゲインが切り換わる切換電圧を含む所定電圧範囲である不感帯領域において前記被検出電流を算出しないことを特徴とする請求項3記載の電流検出装置。 - 前記被検出電流は、操舵ハンドルの操舵角と転舵輪の転舵角との間の伝達比を可変にする伝達比可変駆動を行う駆動モータに供給される電流であることを特徴とする請求項3記載の電流検出装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003128226A JP2004336300A (ja) | 2003-05-06 | 2003-05-06 | 増幅器及び電流検出装置 |
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- 2003-05-06 JP JP2003128226A patent/JP2004336300A/ja active Pending
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