JP2006090845A - 放熱型流量センサの駆動回路 - Google Patents

放熱型流量センサの駆動回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 強い耐EMIが得られる放熱型流量センサの駆動回路を提供する。
【解決手段】 NPNトランジスタ2のエミッタ端子にヒータ抵抗1を接続し、NPNトランジスタ2のコレクタ端子に抵抗3を接続する。オペアンプ4の反転入力端子にNPNトランジスタ2のエミッタ端子とヒータ抵抗1との間の電位を入力し、非反転入力端子に定電圧Vrを入力する。そして、オペアンプ4の出力電位をNPNトランジスタ2のベース電圧とする。このような構成の駆動回路によれば、オペアンプ4の反転入力端子にNPNトランジスタ2のエミッタ端子とヒータ抵抗1との間の電位が入力されるが、非反転入力端子には定電圧Vrが入力される。つまり、負帰還回路のみの構成により、放熱型流量センサの駆動回路が構成されている。これにより、エアフローセンサの駆動回路が安定した動作を行い、強い耐EMI性能を有する駆動回路とすることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヒータ抵抗を用いて放熱を行い、流体の流量に応じてヒータ抵抗の抵抗値がどのように変化するかに基づいて、ヒータ抵抗の上部を流れる流体の流量の検出を行う放熱型流量センサに関するもので、例えば、エアフローセンサに適用して好適である。
図7に、従来の放熱型流量センサの駆動回路として、エアフローセンサの駆動回路の回路構成を示す。この図に示されるように、従来のエアーフローセンサでは、ヒータ抵抗J1に抵抗J2が直列接続されたラインと、温度検出抵抗J3に抵抗J4が直列接続されたラインとが備えられ、これら各ラインが並列接続されている。これら各ラインにおけるヒータ抵抗J1と抵抗J2との間の電位および温度検出抵抗J3と抵抗J4との間の電位がオペアンプJ5の非反転入力端子と反転入力端子にそれぞれ入力されるようになっている。また、オペアンプJ5の出力電位が電源Vbから各ラインへの電流供給を制御するNPNトランジスタJ6のベース電圧として入力されるようになっている。そして、温度検出抵抗J3と抵抗J4との間の電位V0をエアフローセンサの出力として、エアフローの検出値を必要としている制御回路J7に入力するようになっている。
このような構成の駆動回路によれば、オペアンプJ5の各入力端子への入力電位の電位差に基づいて、オペアンプJ5の出力電位、つまりNPNトランジスタJ6のベース電圧が調整されて、各ラインに供給される電流量が制御される。そして、ヒータ抵抗J1の上部を流れる流体の流量に応じて、ヒータ抵抗J1の抵抗値が変動すると共に、ヒータ抵抗J1の近傍に配置される温度検出抵抗J3の抵抗値の変化の仕方が変わることから、オペアンプJ5の各入力端子への入力電位が変動する。このため、ヒータ抵抗J1の上部を流れる流体の流量に応じて、各ラインに供給される電流量が制御されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特公昭49−48893号公報
近年、電気ノイズ(EMI)の法規制が強化され、耐EMIがより強い放熱型流量センサが要望されている。
しかしながら、上記従来の駆動回路は、オペアンプJ5の非反転入力端子にヒータ抵抗J1と抵抗J2との間の電位を入力する正帰還回路と、反転入力端子に温度検出抵抗J3と抵抗J4との間の電位を入力する負帰還回路とを有した構成となっており、正帰還回路は回路の系が不安定となるために、EMIに弱く、また、発振するおそれもある。このため、従来の駆動回路を採用するのであれば、EMIフィルタを追加するなどの対策を採らなければ法規制で規定された耐EMIを得られず、駆動回路の複雑化およびコストアップを招くという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、強い耐EMIが得られる放熱型流量センサの駆動回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、第1NPNトランジスタ(2)のエミッタ端子にヒータ抵抗(1)が接続され、第1NPNトランジスタ(2)のコレクタ端子に第1抵抗(3)が接続されて構成されていると共に、
第1オペアンプ(4)の反転入力端子に第1NPNトランジスタ(2)のエミッタ端子とヒータ抵抗(1)との間の電位が入力され、非反転入力端子に定電圧(Vr)が入力され、該第1オペアンプ(4)の出力電位が第1NPNトランジスタ(2)のベース電圧として印加されるようになっていることを特徴としている。
このような構成の駆動回路によれば、第1オペアンプ(4)の反転入力端子に第1NPNトランジスタ(2)のエミッタ端子と第1ヒータ抵抗(1)との間の電位が入力されるようになっているが、非反転入力端子には定電圧(Vr)が入力される構成となっている。つまり、負帰還回路のみの構成により、放熱型流量センサの駆動回路が構成されている。
したがって、エアフローセンサの駆動回路が安定した動作を行うことが可能となり、強い耐EMI性能を有する駆動回路とすることが可能となる。
このような駆動回路に対して、請求項2に示されるように、第1ラインと並列的にもう一つ電源(Vb)からの電流供給が行われる第2ラインを備え、この第2ライン上において、互いに直列接続された温度検出抵抗(5)と第2NPNトランジスタ(6)と第2抵抗(7)とを備えると共に、第2NPNトランジスタ(6)のエミッタ−コレクタ間に流れる電流を制御する第2オペアンプ(8)とを備えることも可能である。
この場合、第2NPNトランジスタ(6)のエミッタ端子に温度検出抵抗(5)が接続され、第2NPNトランジスタ(6)のコレクタ端子に第2抵抗(7)が接続されて構成される。また、第2オペアンプ(8)の反転入力端子に第2NPNトランジスタ(6)のエミッタ端子と温度検出抵抗(5)との間の電位が入力され、非反転入力端子に定電圧(Vr)が入力され、該第2オペアンプ(8)の出力電位が第2NPNトランジスタ(6)のベース電圧として印加される。
このような温度検出抵抗(5)を備えた回路構成とすれば、流体の流量−温度特性の補正を行うことも可能となる。
請求項3に記載の発明では、第1PNPトランジスタ(12)のエミッタ端子にヒータ抵抗(11)が接続され、第1PNPトランジスタ(12)のコレクタ端子に第1抵抗(13)が接続されて構成されていると共に、
第1オペアンプ(14)の反転入力端子に第1PNPトランジスタ(12)のエミッタ端子とヒータ抵抗(11)との間の電位が入力され、非反転入力端子に電源(Vb)の電圧から定電圧(Vr)分を低下させた電圧(Vb−Vr)が入力され、該第1オペアンプ(14)の出力電位が第1PNPトランジスタ(12)のベース電圧として印加されることを特徴としている。
このように、第1PNPトランジスタ(12)を用いる場合、ヒータ抵抗(11)と第1抵抗(13)の位置を請求項1に示した構造と逆にしても、上記と同様の効果を得ることができる。
このような回路構成に対しても、請求項4に示されるように、第1ラインと並列的にもう一つ電源(Vb)からの電流供給が行われる第2ラインを備え、この第2ライン上において、互いに直列接続された温度検出抵抗(15)と第2PNPトランジスタ(16)と第2抵抗(17)とを備えると共に、第2PNPトランジスタ(16)のエミッタ−コレクタ間に流れる電流を制御する第2オペアンプ(18)とを備えることができる。
この場合には、第2PNPトランジスタ(16)のエミッタ端子に温度検出抵抗(15)が接続され、第2PNPトランジスタ(16)のコレクタ端子に第2抵抗(17)が接続されて構成される。また、第2オペアンプ(18)の反転入力端子に第2PNPトランジスタ(16)のエミッタ端子と温度検出抵抗(15)との間の電位が入力され、非反転入力端子に定電圧(Vr)が入力され、該第2オペアンプ(18)の出力電位が第2PNPトランジスタ(16)のベース電圧として印加される。
このような構成により、請求項2と同様の効果を得ることが可能となる。
請求項5に記載の発明では、NPNトランジスタ(22)のエミッタ端子にヒータ抵抗(21)が接続され、NPNトランジスタ(22)のコレクタ端子に第1抵抗(23)が接続されて構成されていると共に、
オペアンプ(24)の反転入力端子にNPNトランジスタ(22)のエミッタ端子とヒータ抵抗(21)との間の電位が入力され、非反転入力端子に定電圧(Vr)を第2抵抗(25)および温度検出抵抗(26)で分圧した電圧が入力され、該オペアンプ(24)の出力電位がNPNトランジスタ(22)のベース電圧として印加されることを特徴としている。
このように、オペアンプ(24)の反転入力端子に、定電圧(Vr)を第2抵抗(25)および温度検出抵抗(26)で分圧した電圧が入力されるようにしても、請求項2と同様の効果を得ることができる。
請求項6に記載の発明では、PNPトランジスタ(32)のエミッタ端子にヒータ抵抗(31)が接続され、PNPトランジスタ(32)のコレクタ端子に第1抵抗(33)が接続されて構成されていると共に、
オペアンプ(34)の反転入力端子にPNPトランジスタ(32)のエミッタ端子とヒータ抵抗(31)との間の電位が入力され、非反転入力端子に電源(Vb)から定電圧(Vb−Vr)まで電圧降下する電位点までの間の電圧(Vr)が第2抵抗(35)および温度検出抵抗(36)によって分圧された電圧が入力され、該オペアンプ(34)の出力電位がPNPトランジスタ(32)のベース電圧として印加されることを特徴としている。
このように、オペアンプ(34)の非反転入力端子に、電源(Vb)から定電圧(Vb−Vr)まで電圧降下する電位点までの間の電圧(Vr)が第2抵抗(35)および温度検出抵抗(36)によって分圧された電圧が入力されるようにしても、請求項2と同様の効果を得ることができる。
請求項7に記載の発明では、第1NPNトランジスタ(42)のエミッタ端子に第1ヒータ抵抗(41)が接続され、第1NPNトランジスタ(42)のコレクタ端子に第1抵抗(43)が接続されて構成されていると共に、
第1オペアンプ(44)の反転入力端子に第1NPNトランジスタ(42)のエミッタ端子と第1ヒータ抵抗(41)との間の電位が入力され、非反転入力端子に所定電圧が入力され、該第1オペアンプ(44)の出力電位が第1NPNトランジスタ(42)のベース電圧として印加されるようになっており、
さらに、第2ヒータ抵抗(47)を第1ヒータ抵抗(41)に対して熱結合されるように近傍配置させ、
第2NPNトランジスタ(48)のエミッタ端子に第2ヒータ抵抗(47)が接続され、第2NPNトランジスタ(48)のコレクタ端子に第2抵抗(49)が接続されて構成されていると共に、
第2オペアンプ(50)の反転入力端子に第2NPNトランジスタ(48)のエミッタ端子と第2ヒータ抵抗(47)との間の電位が入力され、非反転入力端子に所定電圧が入力され、該第2オペアンプ(50)の出力電位が第2NPNトランジスタ(48)のベース電圧として印加されることを特徴としている。
このように、第1、第2ヒータ抵抗(41、47)を用い、これらが熱結合するように近傍配置することで、流体の流れの方向に応じて、第1、第2ヒータ抵抗(41、47)の抵抗値変化が異なるようにすることができる。このため、上記構成により、流体の流量のみでなく、流体の流れの方向まで検出することが可能となる。
このような回路構成に対して、請求項8に示されるように、第1、第2オペアンプ(44、50)それぞれの非反転入力端子に、所定電圧として、定電圧(Vr)を第3抵抗(45)と温度検出抵抗(46)とによって分圧して形成した電圧が入力させることができる。このようにすれば、請求項2と同様の効果を得ることができる。
請求項9に記載の発明では、第1ヒータ抵抗(51)と該第1ヒータ抵抗(51)に対して熱結合されるように近傍配置された第2ヒータ抵抗(52)とが直接接続されたラインと、該ラインに並列接続され、第1、第2抵抗(53、54)が直列接続されたラインとを有して構成されたブリッジ回路と、
電源(Vb)からの電流をブリッジ回路に供給すべく、ブリッジ回路に対して直列接続された第3抵抗(55)およびPNPトランジスタ(56)と、
PNPトランジスタ(56)のエミッタ−コレクタ間に流れる電流を制御するオペアンプ(57)とを有し、
PNPトランジスタ(56)のエミッタ端子にブリッジ回路が接続され、PNPトランジスタ(56)のコレクタ端子に第3抵抗(55)が接続されて構成されていると共に、
オペアンプ(57)の反転入力端子にPNPトランジスタ(56)のエミッタ端子と第3抵抗(55)との間の電位が入力され、非反転入力端子に所定電圧が入力され、該オペアンプ(57)の出力電位がPNPトランジスタ(56)のベース電圧として印加されることを特徴としている。
このように、第1、第2ヒータ抵抗(51、52)を用い、これらが熱結合するように近傍配置することで、流体の流れの方向に応じて、第1、第2ヒータ抵抗(51、52)の抵抗値変化が異なるようにすることができる。このため、上記構成により、流体の流量のみでなく、流体の流れの方向まで検出することが可能となる。
このような回路構成に対しても、請求項10に示されるように、オペアンプ(57)の非反転入力端子に、所定電圧として、電源(Vb)から定電圧(Vb−Vr)まで電圧降下する電位点までの間の電圧(Vr)を第3抵抗(58)と温度検出抵抗(59)とによって分圧して形成した電圧が入力させることができる。これにより、請求項2と同様の効果を得ることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態を適用した放熱型流量センサとしてのエアフローセンサの駆動回路
を図1に示す。以下、この図に基づき、本実施形態におけるエアフローセンサの駆動回路について説明する。
この図に示されるように、エアフローセンサの駆動回路には、ヒータ抵抗1、NPNトランジスタ2、抵抗3およびオペアンプ4が備えられている。ヒータ抵抗1がNPNトランジスタ2のエミッタ端子に接続され、抵抗3がNPNトランジスタ2のコレクタ端子に接続されることで、これらヒータ抵抗1とNPNトランジスタ2および抵抗3が直列接続されたライン(第1ライン)が構成されている。このラインには、電源Vbから電流が供給されるようになっている。
オペアンプ4の反転入力端子には、ヒータ抵抗1とNPNトランジスタ2のエミッタ端子との間の電位が入力され、非反転入力端子には、定電圧Vrが入力されるようになっている。そして、このオペアンプ4の出力電位がNPNトランジスタ2のベース電圧として入力されることで、NPNトランジスタ2のエミッタ−コレクタ間に流れる電流量が調整されるようになっている。
また、エアフローセンサの駆動回路には、温度検出抵抗5、NPNトランジスタ6、抵抗7およびオペアンプ8が備えられている。温度検出抵抗5がNPNトランジスタ6のエミッタ端子に接続され、抵抗7がNPNトランジスタ6のコレクタ端子に接続されることで、これら温度検出抵抗5とNPNトランジスタ6および抵抗7が直列接続されたライン(第2ライン)が構成されている。このラインにも、電源Vbから電流が供給されるようになっており、上述したヒータ抵抗1とNPNトランジスタ2および抵抗3が直列接続されたラインに対して並列接続されたものとなっている。
オペアンプ8の反転入力端子には、温度検出抵抗5とNPNトランジスタ6のエミッタ端子との間の電位が入力され、非反転入力端子にも、定電圧Vrが入力されるようになっている。そして、このオペアンプ8の出力電位がNPNトランジスタ6のベース電圧として入力されることで、NPNトランジスタ6のエミッタ−コレクタ間に流れる電流量が調整されるようになっている。
以上のように構成されるエアフローセンサの駆動回路において、NPNトランジスタ2のコレクタ端子と抵抗3との間の電位V1およびNPNトランジスタ6のコレクタ端子と抵抗7との間の電位V1との電位差V0(=V1−V2)がエアフローセンサの出力として、図示しない制御回路に入力されるようになっている。
続いて、本実施形態のエアフローセンサの駆動回路による作動について説明する。
このエアフローセンサの駆動回路では、ヒータ抵抗1の上部を流れるエアの流量がゼロである場合に、エアフローセンサの出力がゼロとなるように設定される。すなわち、ヒータ抵抗1に流れる電流をI1、温度検出抵抗5に流れる電流をI2、抵抗3の抵抗値をR1、抵抗7の抵抗値をR2とすると、I1×R1=I2×R2となるように、抵抗値R1、R2が設定される。
また、ヒータ抵抗1の抵抗値をRh(エアの流量がゼロのときのヒータ抵抗1の抵抗値をRh0)とし、温度検出抵抗5の抵抗値をRtとすると、I1=Vr/Rh0、I2=Vr/Rtの関係が成り立つ。
したがって、以上の各式から、抵抗値R2が、R2=R1×Rt/Rh0を満たす値とされれば、エアフローセンサの出力(V0=V1−V2)がゼロになる。
このような設定が行われた場合において、エアがヒータ抵抗1の上部を移動し、流量が発生すると、ヒータ抵抗1の抵抗値Rhが放熱により低下する。このときのヒータ抵抗1の抵抗値をRht(=Rho−ΔRh)とし、そのときヒータ抵抗1に流れる電流がI1tであったとすると、I1t=Vr/(Rho−ΔRh)となる。
したがって、NPNトランジスタ2のコレクタ端子と抵抗3との間の電位V1は、そのときの電流Itの変化分ΔI1(=I1t−I1)に抵抗3の抵抗値R1をかけた値(ΔI1×R1)だけ変化し、その分、出力(V0=V1−V2)も変化することになる。
そして、流量が増加すると、ヒータ抵抗1の抵抗値Rhの変化分ΔRhが大きくなり、エアフローセンサの出力(V0=V1−V2)も大きくなる。よって、ヒータ抵抗1の上部を流れるエアの流量を検出することが可能となる。
なお、温度検出抵抗5が備えられたラインに関しては、ヒータ抵抗1の放熱の影響を受けて、温度検出抵抗5の抵抗値が変動するため、温度検出抵抗5の抵抗値に応じてオペアンプ8の反転入力端子に入力される電位が変化することになる。換言すれば、温度検出抵抗5がヒータ抵抗1の放熱に基づいてその抵抗値を変化させることにより、NPNトランジスタ6のコレクタ端子と抵抗7との間の電位V2を変化させることになる。このため、温度検出抵抗5によって、流体の流量−温度特性を補正することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態のエアフローセンサの駆動回路では、オペアンプ4の反転入力端子にNPNトランジスタ2のエミッタ端子とヒータ抵抗1との間の電位が入力されるようになっているが、非反転入力端子には定電圧Vrが入力される構成となっている。つまり、負帰還回路のみの構成により、エアフローセンサの駆動回路が構成されている。
したがって、エアフローセンサの駆動回路が安定した動作を行うことが可能となり、強い耐EMI性能を有する駆動回路とすることが可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図2は、本実施形態におけるエアフローセンサの駆動回路の回路構成を示したものである。
この図に示されるように、エアフローセンサの駆動回路には、ヒータ抵抗11、PNPトランジスタ12、抵抗13およびオペアンプ14が備えられている。ヒータ抵抗11がPNPトランジスタ12のエミッタ端子に接続され、抵抗13がPNPトランジスタ12のコレクタ端子に接続されることで、これらヒータ抵抗11とPNPトランジスタ12および抵抗13が直列接続されたラインが構成されている。このラインには、電源Vbから電流が供給されるようになっている。
オペアンプ14の反転入力端子には、ヒータ抵抗11とPNPトランジスタ12との間の電位が入力され、非反転入力端子には、電源Vbに対して所定電圧Vrだけ電圧が低くされた定電圧Vb−Vrが入力されるようになっている。そして、このオペアンプ14の出力電位がPNPトランジスタ12のベース電圧として入力されることで、PNPトランジスタ12のエミッタ−コレクタ間に流れる電流量が調整されるようになっている。
また、エアフローセンサの駆動回路には、温度検出抵抗15、PNPトランジスタ16、抵抗17およびオペアンプ18が備えられている。温度検出抵抗15がPNPトランジスタ16のエミッタ端子に接続され、抵抗17がPNPトランジスタ16のコレクタ端子に接続されることで、これら温度検出抵抗15とPNPトランジスタ16および抵抗17が直列接続されたラインが構成されている。このラインにも、電源Vbから電流が供給されるようになっており、上述したヒータ抵抗11とPNPトランジスタ12および抵抗13が直列接続されたラインに対して並列接続されたものとなっている。
オペアンプ18の反転入力端子には、温度検出抵抗15とPNPトランジスタ16との間の電位が入力され、非反転入力端子にも、定電圧Vb−Vrが入力されるようになっている。そして、このオペアンプ18の出力電位がPNPトランジスタ16のベース電圧として入力されることで、PNPトランジスタ16のエミッタ−コレクタ間に流れる電流量が調整されるようになっている。
以上のように構成されるエアフローセンサの駆動回路に関しても、PNPトランジスタ12のコレクタ端子と抵抗13との間の電位V1およびPNPトランジスタ16のコレクタ端子と抵抗17との間の電位V1との電位差V0(=V1−V2)がエアフローセンサの出力として、図示しない制御回路に入力されるようになっている。
このように構成されたエアフローセンサの駆動回路は、第1実施形態に示したものに対して、ヒータ抵抗11および温度検出抵抗15をPNPトランジスタ12、16の上流側(電源Vb側)に持ってきて、抵抗13、17をPNPトランジスタ12、16の下流側(GND側)に持ってきただけであり、第1実施形態と同様の動作を行う。
したがって、本実施形態で示したエアフローセンサの駆動回路に関しても、負帰還回路のみの構成により、エアフローセンサの駆動回路が構成される。このため、エアフローセンサの駆動回路が安定した動作を行うことが可能となり、強い耐EMI性能を有する駆動回路とすることが可能となる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図3は、本実施形態におけるエアフローセンサの駆動回路の回路構成を示したものである。
この図に示されるように、エアフローセンサの駆動回路には、ヒータ抵抗21、NPNトランジスタ22、抵抗23およびオペアンプ24が備えられている。これらヒータ抵抗21、NPNトランジスタ22、抵抗23およびオペアンプ24の接続形態については、第1実施形態と同様であるが、オペアンプ24の非反転入力端子には、定電圧Vrを抵抗25と温度検出抵抗26とによって分圧した電位が入力されるようになっている。すなわち、温度検出抵抗26により、オペアンプアンプ24の非反転入力端子に入力される電位に対して、流体の流量−温度特性の補正を行うようにしている。
また、エアフローセンサの駆動回路には、抵抗27、NPNトランジスタ28、抵抗29およびオペアンプ30が備えられており、第1実施形態で示した温度検出抵抗5(図1参照)の場所を単なる抵抗27に置き換えたものとしている。そして、オペアンプ30の非反転入力端子に、定電圧Vrを抵抗25と温度検出抵抗26とによって分圧した電位が入力されるようにしている。
このように構成されるエアフローセンサの駆動回路においては、基本的には、第1実施形態と同様の作動を行う。ただし、オペアンプ24、30の非反転入力端子に入力される電位そのものが既に流体の流量−温度特性の補正が行われたものとなっているため、ここで流体の流量−温度特性の補正が行われることになる。このような構成の駆動回路に関しても、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。図4は、本実施形態におけるエアフローセンサの駆動回路の回路構成を示したものである。
この図に示されるように、エアフローセンサの駆動回路には、ヒータ抵抗31、PNPトランジスタ32、抵抗33およびオペアンプ34が備えられている。これらヒータ抵抗31、PNPトランジスタ32、抵抗33およびオペアンプ34の接続形態については、第1実施形態と同様であるが、オペアンプ34の非反転入力端子には、電源Vbから定電圧Vb−Vrまで電圧降下する電位点までの間の電圧Vrを抵抗35と温度検出抵抗36とによって分圧した電位が入力されるようになっている。すなわち、温度検出抵抗36により、オペアンプアンプ34の非反転入力端子に入力される電位に対して、流体の流量−温度特性の補正を行うようにしている。
また、エアフローセンサの駆動回路には、抵抗37、PNPトランジスタ38、抵抗39およびオペアンプ40が備えられており、第2実施形態で示した温度検出抵抗15(図1参照)の場所を単なる抵抗37に置き換えたものとしている。そして、オペアンプ40の非反転入力端子に、電源Vbから定電圧Vrだけ電圧降下する電位点までの間の電圧Vrを抵抗35と温度検出抵抗36とによって分圧した電位が入力されるようにしている。
このように構成されるエアフローセンサの駆動回路においては、基本的には、第2実施形態と同様の作動を行う。ただし、オペアンプ34、40の非反転入力端子に入力される電位そのものが既に流体の流量−温度特性の補正が行われたものとなっているため、ここで流体の流量−温度特性の補正が行われることになる。このような構成の駆動回路に関しても、第2実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。図5は、本実施形態におけるエアフローセンサの駆動回路の回路構成を示したものである。
この図に示されるように、エアフローセンサの駆動回路には、第1ヒータ抵抗41、NPNトランジスタ42、抵抗43、オペアンプ44、抵抗45および温度検出抵抗46が備えられている。これらに関しては、第3実施形態で示したヒータ抵抗21、NPNトランジスタ22、抵抗23、オペアンプ24、抵抗25および温度検出抵抗26(図3参照)と同様の役割を果たす。
また、エアフローセンサの駆動回路には、第2ヒータ抵抗47、NPNトランジスタ48、抵抗49およびオペアンプ50が備えられており、第3実施形態で示した抵抗27(図3参照)を第2ヒータ抵抗47に置き換えたものとしている。この第2ヒータ抵抗47は、第1ヒータ抵抗41の近傍に配置されている。その他の構成、つまりNPNトランジスタ48、抵抗49およびオペアンプ50に関しては、第3実施形態におけるNPNトランジスタ28、抵抗29およびオペアンプ30(図3参照)と同様の役割を果たす。
このように構成されるエアフローセンサの駆動回路においては、流量がゼロのときに、第1ヒータ抵抗41と第2ヒータ抵抗47の抵抗値Rh1=Rh2に設定される。
このエアフローセンサの駆動回路は、基本的には、第3実施形態と同様の作動を行うことになるため、第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
ただし、本実施形態の場合、第2ヒータ抵抗47が備えられているため、この第2ヒータ抵抗47の放熱による抵抗値変化に基づいて、NPNトランジスタ48のコレクタ端子と抵抗49との間の電位V2が変化する。したがって、第1ヒータ抵抗41の抵抗値変化に伴う電位V1の変化と第2ヒータ抵抗47の抵抗値変化に伴う電位V2の変化に起因して変動する出力V0(=V1−V2)に基づいてエアの流量の検出が行われることになる。
このとき、第1、第2ヒータ抵抗41、47が近傍配置されているため、第1ヒータ抵抗41と第2ヒータ抵抗47の放熱による影響を互いに受けるという熱結合が生じる。この熱結合は、第1ヒータ抵抗41から第2ヒータ抵抗47に向かう方向にエアが流れるか、その逆に第2ヒータ抵抗47から第1ヒータ抵抗41に向かう方向にエアが流れるかにより、変化する。
例えば、第1ヒータ抵抗41から第2ヒータ抵抗47に向かう方向にエアが流れる場合、第1ヒータ抵抗41の放出した熱が第2ヒータ抵抗47側に影響を与えることになるため、第1ヒータ抵抗41の抵抗値Rh1と第2ヒータ抵抗47の抵抗値Rh2とが、Rh1<Rh2の関係となる。そして、これらの差(Rh2−Rh1)は、エアの流量が多くなる程、大きくなる。逆に、第2ヒータ抵抗47から第1ヒータ抵抗41に向かう方向にエアが流れる場合には、この関係も逆になり、Rh1>Rh1の関係となる。この場合にも、エアの流量が多くなる程、これらの差(Rh1−Rh2)が大きくなる。
したがって、エアの流れの方向に応じて、出力V0(=V1−V2)の符号の正負が逆となり、かつ、エアの流量が多くなるほど出力V0(=V1−V2)の絶対値が大きくなる。これにより、エアの流量だけでなく、エアの流れの方向も検出可能となる。
なお、ここでは第3実施形態の回路構成に対して、第2ヒータ抵抗を適用した場合について説明したが、第4実施形態の回路構成に対して、第2ヒータ抵抗を適用することも可能である。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態について説明する。図6は、本実施形態におけるエアフローセンサの駆動回路の回路構成を示したものである。
この図に示されるように、エアフローセンサの駆動回路には、第1ヒータ抵抗51、第2ヒータ抵抗52、抵抗53および抵抗54によるブリッジ回路が備えられている。そして、第1ヒータ抵抗51および第2ヒータ抵抗52を直接接続したラインに対して、抵抗53および抵抗54を直接接続したラインが並列接続され、第1ヒータ抵抗51および第2ヒータ抵抗52の間の電位V1と抵抗53および抵抗54の間の電位V2との電位差V0がエアフローセンサの出力として用いられるようになっている。
また、エアフローセンサの駆動回路には、抵抗55、PNPトランジスタ56およびオペアンプ57が備えられていると共に、抵抗58および温度検出抵抗59が備えられている。PNPトランジスタ56のコレクタ端子に上記各ラインが接続されており、エミッタ端子に抵抗55が接続され、これらエミッタ端子と抵抗55との間の電位がオペアンプ57の反転入力端子に入力されるようになっている。なお、抵抗58および温度検出抵抗59に関しては、第4実施形態で示した抵抗35および温度検出抵抗36と同様の構成となっている。
このような構成によれば、第1、第2ヒータ抵抗51、52が備えられているため、これら第1、第2ヒータ抵抗51、52の放熱による抵抗値変化に基づいて、第1、第2ヒータ抵抗51、52の間の電位V1が変化する。したがって、抵抗53および抵抗54の間の電位V2と上記のような電位V1の変化に起因して変動する出力V0(=V1−V2)に基づいてエアの流量の検出が行われることになる。
このとき、第1、第2ヒータ抵抗51、52が近傍配置されているため、第1ヒータ抵抗51と第2ヒータ抵抗52の放熱による影響を互いに受けるという熱結合が生じる。このため、第1ヒータ抵抗51の抵抗値Rh1と第2ヒータ抵抗Rh2との間に、上記第5実施形態で説明したような関係が生じることになる。
したがって、本実施形態に関しても、エアの流れの方向に応じて、出力V0(=V1−V2)の符号の正負が逆となり、かつ、エアの流量の多くなるほど応じて出力V0(=V1−V2)の絶対値が大きくなる。これにより、エアの流量だけでなく、エアの流れの方向も検出可能となる。
(他の実施形態)
上記実施形態に示した各駆動回路は、回路中における代表的な構成部品を示したものであり、この他の構成部品などが備えられたものであっても構わない。
上記実施形態では、放熱型流量センサの一例としてエアフローセンサを例に挙げて説明したが、その他の放熱型流量センサに関しても、本発明を適用することが可能である。
本発明の第1実施形態におけるエアフローセンサの駆動回路の回路構成を示す図である。 本発明の第2実施形態におけるエアフローセンサの駆動回路の回路構成を示す図である。 本発明の第3実施形態におけるエアフローセンサの駆動回路の回路構成を示す図である。 本発明の第4実施形態におけるエアフローセンサの駆動回路の回路構成を示す図である。 本発明の第5実施形態におけるエアフローセンサの駆動回路の回路構成を示す図である。 本発明の第6実施形態におけるエアフローセンサの駆動回路の回路構成を示す図である。 従来のエアフローセンサの駆動回路の回路構成を示す図である。
符号の説明
1…ヒータ抵抗、2…NPNトランジスタ、3…抵抗、4…オペアンプ、5…温度検出抵抗、6…NPNトランジスタ、7…抵抗、8…オペアンプ。

Claims (10)

  1. 電源(Vb)からの電流が供給される第1ライン上において、互いに直列接続されたヒータ抵抗(1)と第1NPNトランジスタ(2)と第1抵抗(3)とを有すると共に、前記第1NPNトランジスタ(2)のエミッタ−コレクタ間に流れる電流を制御する第1オペアンプ(4)とを有し、
    前記第1NPNトランジスタ(2)のエミッタ端子に前記ヒータ抵抗(1)が接続され、前記第1NPNトランジスタ(2)のコレクタ端子に前記第1抵抗(3)が接続されて構成されていると共に、
    前記第1オペアンプ(4)の反転入力端子に前記第1NPNトランジスタ(2)のエミッタ端子と前記ヒータ抵抗(1)との間の電位が入力され、非反転入力端子に定電圧(Vr)が入力され、該第1オペアンプ(4)の出力電位が前記第1NPNトランジスタ(2)のベース電圧として印加されるようになっており、
    前記第1NPNトランジスタ(2)のコレクタ端子と前記第1抵抗(3)との間の電位(V1)がセンサ出力として用いられるように構成された放熱型流量センサの駆動回路。
  2. 前記第1ラインと並列的にもう一つ前記電源(Vb)からの電流供給が行われる第2ラインが備えられ、この第2ライン上において、互いに直列接続された温度検出抵抗(5)と第2NPNトランジスタ(6)と第2抵抗(7)とを有すると共に、前記第2NPNトランジスタ(6)のエミッタ−コレクタ間に流れる電流を制御する第2オペアンプ(8)とを有し、
    前記第2NPNトランジスタ(6)のエミッタ端子に前記温度検出抵抗(5)が接続され、前記第2NPNトランジスタ(6)のコレクタ端子に前記第2抵抗(7)が接続されて構成されていると共に、
    前記第2オペアンプ(8)の反転入力端子に前記第2NPNトランジスタ(6)のエミッタ端子と前記温度検出抵抗(5)との間の電位が入力され、非反転入力端子に定電圧(Vr)が入力され、該第2オペアンプ(8)の出力電位が前記第2NPNトランジスタ(6)のベース電圧として印加されるようになっており、
    前記第1NPNトランジスタ(2)のコレクタ端子と前記第1抵抗(3)との間の電位(V1)と、前記第2NPNトランジスタ(6)のコレクタ端子と前記第2抵抗(7)との間の電位(V2)との電位差(V0=V1−V2)がセンサ出力として用いられるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の放熱型流量センサの駆動回路。
  3. 電源(Vb)からの電流が供給される第1ライン上において、互いに直列接続されたヒータ抵抗(11)と第1PNPトランジスタ(12)と第1抵抗(13)とを有すると共に、前記第1PNPトランジスタ(12)のエミッタ−コレクタ間に流れる電流を制御する第1オペアンプ(14)とを有し、
    前記第1PNPトランジスタ(12)のエミッタ端子に前記ヒータ抵抗(11)が接続され、前記第1PNPトランジスタ(12)のコレクタ端子に前記第1抵抗(13)が接続されて構成されていると共に、
    前記第1オペアンプ(14)の反転入力端子に前記第1PNPトランジスタ(12)のエミッタ端子と前記ヒータ抵抗(11)との間の電位が入力され、非反転入力端子に前記電源(Vb)の電圧から定電圧(Vr)分を低下させた電圧(Vb−Vr)が入力され、該第1オペアンプ(14)の出力電位が前記第1PNPトランジスタ(12)のベース電圧として印加されるようになっており、
    前記第1PNPトランジスタ(12)のコレクタ端子と前記第1抵抗(13)との間の電位(V1)がセンサ出力として用いられるように構成された放熱型流量センサの駆動回路。
  4. 前記第1ラインと並列的にもう一つ前記電源(Vb)からの電流供給が行われる第2ラインが備えられ、この第2ライン上において、互いに直列接続された温度検出抵抗(15)と第2PNPトランジスタ(16)と第2抵抗(17)とを有すると共に、前記第2PNPトランジスタ(16)のエミッタ−コレクタ間に流れる電流を制御する第2オペアンプ(18)とを有し、
    前記第2PNPトランジスタ(16)のエミッタ端子に前記温度検出抵抗(15)が接続され、前記第2PNPトランジスタ(16)のコレクタ端子に前記第2抵抗(17)が接続されて構成されていると共に、
    前記第2オペアンプ(18)の反転入力端子に前記第2PNPトランジスタ(16)のエミッタ端子と前記温度検出抵抗(15)との間の電位が入力され、非反転入力端子に定電圧(Vr)が入力され、該第2オペアンプ(18)の出力電位が前記第2PNPトランジスタ(16)のベース電圧として印加されるようになっており、
    前記第1PNPトランジスタ(12)のコレクタ端子と前記第1抵抗(13)との間の電位(V1)と、前記第2PNPトランジスタ(16)のコレクタ端子と前記第2抵抗(17)との間の電位(V2)との電位差(V0=V1−V2)がセンサ出力として用いられるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の放熱型流量センサの駆動回路。
  5. 電源(Vb)からの電流が供給されるライン上において、互いに直列接続されたヒータ抵抗(21)とNPNトランジスタ(22)と第1抵抗(23)とを有すると共に、前記NPNトランジスタ(22)のエミッタ−コレクタ間に流れる電流を制御するオペアンプ(24)とを有し、さらに、互いに直列接続されて定電圧(Vr)を分圧する第2抵抗(25)および温度検出抵抗(26)を有してなり、
    前記NPNトランジスタ(22)のエミッタ端子に前記ヒータ抵抗(21)が接続され、前記NPNトランジスタ(22)のコレクタ端子に前記第1抵抗(23)が接続されて構成されていると共に、
    前記オペアンプ(24)の反転入力端子に前記NPNトランジスタ(22)のエミッタ端子と前記ヒータ抵抗(21)との間の電位が入力され、非反転入力端子に前記定電圧(Vr)を前記第2抵抗(25)および前記温度検出抵抗(26)で分圧した電圧が入力され、該オペアンプ(24)の出力電位が前記NPNトランジスタ(22)のベース電圧として印加されるようになっており、
    前記NPNトランジスタ(22)のコレクタ端子と前記第1抵抗(23)との間の電位(V1)がセンサ出力として用いられるように構成された放熱型流量センサの駆動回路。
  6. 電源(Vb)からの電流が供給されるライン上において、互いに直列接続されたヒータ抵抗(31)とPNPトランジスタ(32)と第1抵抗(33)とを有すると共に、前記PNPトランジスタ(32)のエミッタ−コレクタ間に流れる電流を制御するオペアンプ(34)とを有し、さらに、互いに直列接続されて前記電源(Vb)から定電圧(Vb−Vr)まで電圧降下する電位点までの間の電圧(Vr)を分圧する第2抵抗(35)および温度検出抵抗(36)を有してなり、
    前記PNPトランジスタ(32)のエミッタ端子に前記ヒータ抵抗(31)が接続され、前記PNPトランジスタ(32)のコレクタ端子に前記第1抵抗(33)が接続されて構成されていると共に、
    前記オペアンプ(34)の反転入力端子に前記PNPトランジスタ(32)のエミッタ端子と前記ヒータ抵抗(31)との間の電位が入力され、非反転入力端子に前記電源(Vb)から定電圧(Vb−Vr)まで電圧降下する電位点までの間の電圧(Vr)が前記第2抵抗(35)および前記温度検出抵抗(36)によって分圧された電圧が入力され、該オペアンプ(34)の出力電位が前記PNPトランジスタ(32)のベース電圧として印加されるようになっており、
    前記PNPトランジスタ(32)のコレクタ端子と前記第1抵抗(33)との間の電位(V1)がセンサ出力として用いられるように構成された放熱型流量センサの駆動回路。
  7. 電源(Vb)からの電流が供給される第1ライン上において、互いに直列接続された第1ヒータ抵抗(41)と第1NPNトランジスタ(42)と第1抵抗(43)とを有すると共に、前記第1NPNトランジスタ(42)のエミッタ−コレクタ間に流れる電流を制御する第1オペアンプ(44)とを有し、
    前記第1NPNトランジスタ(42)のエミッタ端子に前記第1ヒータ抵抗(41)が接続され、前記第1NPNトランジスタ(42)のコレクタ端子に前記第1抵抗(43)が接続されて構成されていると共に、
    前記第1オペアンプ(44)の反転入力端子に前記第1NPNトランジスタ(42)のエミッタ端子と前記第1ヒータ抵抗(41)との間の電位が入力され、非反転入力端子に所定電圧が入力され、該第1オペアンプ(44)の出力電位が前記第1NPNトランジスタ(42)のベース電圧として印加されるようになっており、
    さらに、前記第1ラインと並列的にもう一つ前記電源(Vb)からの電流供給が行われる第2ラインが備えられ、この第2ライン上において、互いに直列接続された第2ヒータ抵抗(47)と第2NPNトランジスタ(48)と第2抵抗(49)とを有すると共に、前記第2NPNトランジスタ(48)のエミッタ−コレクタ間に流れる電流を制御する第2オペアンプ(50)とを有し、
    前記第2ヒータ抵抗(47)は、前記第1ヒータ抵抗(41)に対して熱結合されるように近傍配置されており、
    前記第2NPNトランジスタ(48)のエミッタ端子に前記第2ヒータ抵抗(47)が接続され、前記第2NPNトランジスタ(48)のコレクタ端子に前記第2抵抗(49)が接続されて構成されていると共に、
    前記第2オペアンプ(50)の反転入力端子に前記第2NPNトランジスタ(48)のエミッタ端子と前記第2ヒータ抵抗(47)との間の電位が入力され、非反転入力端子に前記所定電圧が入力され、該第2オペアンプ(50)の出力電位が前記第2NPNトランジスタ(48)のベース電圧として印加されるようになっており、
    前記第1NPNトランジスタ(42)のコレクタ端子と前記第1抵抗(43)との間の電位(V1)と、前記第2NPNトランジスタ(48)のコレクタ端子と前記第2抵抗(49)との間の電位(V2)との電位差(V0=V1−V2)がセンサ出力として用いられるように構成されていることを特徴とする放熱型流量センサの駆動回路。
  8. 前記第1、第2オペアンプ(44、50)それぞれの非反転入力端子には、前記所定電圧として、定電圧(Vr)を第3抵抗(45)と温度検出抵抗(46)とによって分圧して形成した電圧が入力されるようになっていることを特徴とする請求項7に記載の放熱型流量センサの駆動回路。
  9. 第1ヒータ抵抗(51)と該第1ヒータ抵抗(51)に対して熱結合されるように近傍配置された第2ヒータ抵抗(52)とが直接接続されたラインと、該ラインに並列接続され、第1、第2抵抗(53、54)が直列接続されたラインとを有して構成されたブリッジ回路と、
    電源(Vb)からの電流を前記ブリッジ回路に供給すべく、前記ブリッジ回路に対して直列接続された第3抵抗(55)およびPNPトランジスタ(56)と、
    前記PNPトランジスタ(56)のエミッタ−コレクタ間に流れる電流を制御するオペアンプ(57)とを有し、
    前記PNPトランジスタ(56)のエミッタ端子に前記ブリッジ回路が接続され、前記PNPトランジスタ(56)のコレクタ端子に前記第3抵抗(55)が接続されて構成されていると共に、
    前記オペアンプ(57)の反転入力端子に前記PNPトランジスタ(56)のエミッタ端子と前記第3抵抗(55)との間の電位が入力され、非反転入力端子に所定電圧が入力され、該オペアンプ(57)の出力電位が前記PNPトランジスタ(56)のベース電圧として印加されるようになっており、
    前記第1、第2ヒータ抵抗(51、52)の間の電位(V1)と前記第1、第2抵抗(53、54)の間の電位(V2)との電位差(V0=V1−V2)がセンサ出力として用いられるように構成された放熱型流量センサの駆動回路。
  10. 前記オペアンプ(57)の非反転入力端子には、前記所定電圧として、前記電源(Vb)から定電圧(Vb−Vr)まで電圧降下する電位点までの間の電圧(Vr)を第3抵抗(58)と温度検出抵抗(59)とによって分圧して形成した電圧が入力されるようになっていることを特徴とする請求項9に記載の放熱型流量センサの駆動回路。
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